&size(20){&color(red){''※ページの性質上、本ページではネタバレをすべて解禁しています(コメント欄含む)''};}; *ページ内目次 [#pagetop] #contentsx(depth=1:2) *利用上の注意 [#m882a457] 現時点では、''ゲーム内における説明・定義に矛盾やずれが発生している可能性が示唆されています。'' 6章1節については9月の中旬ごろになります。これについては、ストーリー部分と今後追加されていくメギドのところで、 どうしても整合性がとれないものが出てきており、ストーリーもクエストやバトルも修正を余儀なくされているからです。 (出典:[[プロデューサーレター vol.7:https://megido72-portal.com/entry/pletter-20180720_07]]) よって本ページの用語に関しても、出典(あるいはプレイヤーの解釈)の違いにより、&color(red){''一義的な説明(異論を挟む余地のない確実な定義)ができない可能性が大いにあります。''}; そのため記載済みの説明に対して異なる説明、あるいは出典が異なる追加の説明が必要な場合には、用語に紐づけている箇条書きを増やすことで対応してください。 またこのような状況にありますため、''なるべく他の方の意見・推論を否定することは避け、複数の意見の並記という形を取ってくださるようお願いいたします。'' ※明らかな誤りの修正は構いませんが、(誤字・脱字等以外は)コメント欄に修正報告を残すことで他の閲覧者の混乱・誤解を招かないようにしていただけると助かります。 **関連ページについて [#lcdd7cf4] 本ページは&color(blue){''「ストーリー・世界観・設定に関する考察」''};を主な目的として用語説明・推定時系列を記述しています。 一方、読み物としての楽しむために用語をまとめたページとして「[[用語集(その他)]]」があります。 また過去に開催されたイベントについては、「[[イベントシナリオ]]」のページにあらすじがまとめられています。 **記入方法 [#m63a2b21] ***ここに用語 [#h22232a0] -ここに用語の説明。なおゲーム内等から単語・文章をそのまま引用していることを示す際には<>で括る。 (出典:ここに出典元を記載) -別の説明を追加したい場合は箇条書き項目を増やして記載。 (出典:ここに出典元を記載) ※同一の説明に対して複数の出典元がある場合は、「出典:出典元A、出典元B…」という形での列挙でOKです。 ''※項目および説明はどなたでも随時追加していただくことができます。'' *シナリオ用語 [#m65b84b1] ※シナリオで登場する固有名詞、地名、設定等についての説明、考察 #region(用語の全目次一覧を開く) #contentsx(depth=2:3,except=利用上の注意|関連ページについて|記入方法|ここに用語) //「except=」のあとに表示させたくない見出しレベル2(**)、レベル3(**)の項目名を記入することで一覧から除外しています。 #endregion //========================あ行======================== **あ行 [#td43a64c] ***アウクトルの谷 [#e73b2860] -ベリアルが長らく隠遁生活を送っていた谷。 #region(詳細) -谷の奥にはペルペトゥムの民が作った豪華な住居跡があり、ベリアルはそこを拠点にしていた。 しかしメギド体となって暴れた際に大破させてしまい、残っていない。 -元は「ヴィータの英雄」、「魔を統べる者」たちのトーナメントが行われていた時代の<最年少の優勝者>のための住処だったという。 なかなか召喚に応じない強大なメギドを、旅の末に(弱みを握って)次々に従え、後にソロモン王になったと石碑に記されていた。 その話は神話として残っているらしく、プランシィは聞き覚えがあった様子。 (出典:42話-3) -プランシィの知る神話では<魔を統べる者が悪魔の弱みを握るために訪れた場所>。 (出典:40話-冒頭) #endregion ***赤い月 [#m2135b4f] -ヴァイガルドの<古き伝承>で語られる災厄の予兆。 #region(詳細) -<ヴァイガルドに赤い月満ちるとき死者の国より軍勢が押し寄せ、世界を滅ぼす最後の戦いが始まる> つまり、赤い月が満ちるとハルマゲドンが始まるとされている。 かつての大戦の激戦地であった<禁忌の地>アンハルト渓谷では子どもの頃から教え込まれ全住民が知っている伝承である。 (出典:17話) -実態はハルマニアとメギドラルを直接つなぐためのゲート。 バラムいわく、それ自体が独立した異空間になっている、この世界に開いた穴。 そこからトンネルを掘るようにメギドラルとハルマニアの両世界へ拡張している。 休戦によって開通途中で凍結されていた。 赤い月が満ちるのはフォトンを得てゲートが拡張している証であり、完全に満ちた時メギドラルとハルマニアが直接つながり、侵攻することが可能になる。 (出典:22話-2) -崩壊後、赤い月の中にいた純正メギドが世界から弾き出されて次元の狭間をさまよっており、 召喚できる可能性を示唆されているが、今のところそうしたメギドは登場していない。(2018年8月11日) (出典:25話-2) #endregion ***アジト [#uacbe4db] -元はハルマが使っていた施設であり、王都の騎士団が駐在して守っていた砦。 ソロモン王を探す旅を始めたブネがシバの女王から借り受けたもの。 #region(詳細) -ここから「星間の禁域」に進入することができ、禁域に飛来する大幻獣(メギドラルの物とは異なる外来の脅威?)を監視、討伐することが使用条件。 禁域は異空間となっているため、ポータルを利用した長距離の瞬間移動が可能になる。 このためソロモン一行はヴァイガルドのどこに居てもアジトに戻ってこられる。 -騎士団が駐在していたことから部屋や調理場や図書室といった施設も充実しているらしく、ずっと居ついているメギドも居る様子。 メギドたちは当番制で見張りや調理や倉庫管理といったアジトの管理を行っている。 (出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」) -禁則事項としてアジトに通じるキーは王都に置いてはいけないとされている。 結果、ヴィータとしての生活が王都を拠点としている一部のメギド(料理屋を出しているフルフルなど)は割りを食っている可能性がある。 #endregion ***アバドン [#t0b993db] -<対ハルマ用の自動戦闘兵器>、かつての大戦で投入される寸前だったメギドラルの切り札。 #region(詳細) -完全に起動した場合は1体で同時にハルマを何体も相手どれるだけの戦闘力を持つ。 ヴァイガルドで起動した場合、フォトンを吸い尽くしながら周囲を破壊し続けハルマゲドンに匹敵する被害を出すところだった。 赤い月に隠されていたアバドンは完全起動する前にソロモンたちが撃破、停止させ、ブネがメギドとして自爆命令を出したことで完全破壊に成功した。 (出典:24話-6) -実はペルペトゥムの近くで一度同型機が試用運転されていた。(プロトアバドン) 大戦時にダメージを受けたためロスト扱いされ、メギドラルの記録からは消されていた。 しかし実際にはまだ稼働することができた。 (出典:43話-1) -なお種族は、<物体>でも<古代兵器>でもなく<神>かつ<龍>。 機械にしか見えないが種族的にはどこか生物めいた印象を受ける。 <神>に該当するのはハルマニアのガーディアン程度。<龍>に該当するのはネイロード等。 --輝龍アシュトレトがドロップする「不浄の灰」がアバドン・プロトアバドンが出現するステージでもドロップする。 龍にまつわる物質なのだろうか。(ただしアシュトレトの種族は<爬虫類>になっている) #endregion ***アルスノヴァ血統 [#n46fb051] -ヴァイガルドに住むヴィータの一定数が保持する特別な形質。 -この形質を持つヴィータには通常ペルペトゥムの民しか扱うことのできないソロモンの指輪を扱うことができる可能性がある。 #region(詳細) -血統と名付けられているが生物的なものではなく、個人が保持する形質は遺伝や男女の接触によって伝染する。 不死者ベリアルによって人工的に作られたものであり、その目的は既にこの世界に存在しないソロモン王を復活させ、メギドラルへの対抗手段とすること。 形質の効果が発現する際には身体にイレズミが浮かび上がり、これが外付けの能力拡張器官となり指輪の能力を発動させる仕組みになっている。 形質と個人の相性には個人差があるようで、常時イレズミが現れている主人公にはその能力が歴代でも最も強く現れていると思われる。 --なお、現在のヴァイガルドにおけるアルスノヴァ血統を持つヴィータの数は約5%。奇しくも召喚による通常時のメギド排出率5%と同じである。 ある意味ブネ達追放メギドが主人公を「引いた」ことによってメギド72の物語が始まったと言えるのかもしれない。 (出典:ベリアルのキャラストーリー、41話) -今までにアルスノヴァ血統であることが明言されたのは以下の人物。 --主人公 --ダムロック(出典:パイモンのキャラストーリー) --マーグラ(出典:パイモンのキャラストーリー) --リングホルダー(出典:アスモデウスのキャラストーリー) #endregion ***アルスノヴァの儀式 [#o69ce079] -古代メギドラルにおいて、トーナメントを勝ち抜いた「魔を統べる者」を正式に「ソロモン王」と認定する儀式。 儀式が完了した者の身体には王の証として、フォトンを操る力場の象徴であるイレズミが施される。 (出典:41話) #region(詳細) -その実態は、ソロモン王をメギドラルの傀儡とするための洗脳の儀式である。 儀式には2つの段階があり、最初に「魔を統べる者」は意識を肉体から切り離され、潜在意識の世界へと放たれる。 それは魔を統べる者にとって心の何処かで臨んでいた「都合の良い理想の世界」であり、造られた世界でもある。 それを自力で看破できた場合、魔を統べる者は「蛆」と呼ばれる母なる存在と相対する。 この時点で魔を統べる者は「ソロモン王」として「認識」され、マグナ・レギオに議席を持つ名誉メギドとなる。 最後に、蛆は何らかの精神攻撃によって洗脳を行うことで、メギドラルもとい蛆の手駒となったソロモン王が完成する。 手段は蛆の機嫌次第であるようだが、主人公は人生で最も辛い記憶であるグロル村の件を追体験することとなった。 --なお、精神が破壊されるまで、少なくとも1兆回は繰り返した前例がある模様 (出典:46話) #endregion ***アンガーストーン [#v3196970] -ベレトが赤い月の崩壊後、幻獣たちを従え軍団を作るに至った要。 石を通じて感情や意思を押し付けることができるが石自体が発信機兼受信器であり、石が大きいほど効果が強く広い模様。 元はメギドラルの兵器である赤い月の、幻獣制御用の備品と思われる。 --この名前はバルバトスがつけた仮称であるため、正式名称が別に存在すると思われる。 (出典:35話) ***アンチャーター [#e4e9e7d1] -護界憲章を部分的に無効化する装置。追放メギドが手にすれば単独で完全なメギドの力を行使できる。 (出典:27話) #region(詳細) -というのは副作用にすぎず、本質は<大いなるバビロン>の起動装置である。 -アンチャーターはバビロンを起動する過程で擬似的な生命を構築するのだが、ヴァイガルドに持ち込まれるにあたって力が大きすぎるために7つに分割された。 ペルペトゥムにてそのうちの1つが起動してしまった際、アンチャーターに生じた生命が護界憲章の記述と矛盾したことでバグを引き起こし、結果として一部の記述が無効化されることとなった。 -4章においてアンチャーターとして扱われたのは上質な遺物を用いた精巧なフェイクである。 現在本物のアンチャーターはヴィータの姿として溶け込み、ヴァイガルドのどこかに潜んでいる。 (出典:48話) --フェイクとはいえ見た目は限りなく文献にもある本物の姿に近づけてあった。 そのため表面に刻まれた文にはバビロンへの言及もある。 バラムがその内容を全く知らなかったことに疑問が残るが、単なるメギド語ではなく古代メギド語で書かれていたなどの事情があるかもしれない。 #endregion ***遺物 [#j6503330] -古代大戦時に持ち込まれ、そのまま遺棄されたメギドラル、またはハルマニア製の武器や道具類。 #region(詳細) -フォトンを溜め込んでいるため、使い捨てにはなるが、追放メギドでも一時的にメギドの力を取り戻すことができる。 あるいは、意図せずメギド体を目覚めさせ暴走に至るケースも。 (出典:プルソンのキャラストーリー) 上質なもの(フェイクアンチャーター等)であれば壊れずに何度も利用可能。 -ヴィータが触れると体内フォトンを狂わされ、体調を崩すケースがある。 (出典:ベリアルのキャラストーリー) -王都でも宝物庫に保管している遺物がある。 ソロモン発見前、ブネがちゃっかり宝物庫からひとつ拝借している。 それ以前に300年程前に遺物を持ち出して除隊された騎士がいたらしい。 (出典:バラムのキャラストーリー) --バラムが追放されてからそう経っていないころに、遺物を持ち出してアスモデウスに挑んだ騎士がいた。おそらくその彼のことを指している。 (出典:アスモデウスのキャラストーリー) -純正メギドであるインキュバスも遺物(黒い箱)を使いメギドの力を行使している。 しかし憲章に引っかかることもなく無事だった。 (出典:イベント「ソロモン誘拐事件・逃走編」) --悪夢編プロローグでのやり取りを見るに、インキュバスはメギドラルでメギド体を封印する処置を受けている。 メギドラルのメギドが持つメギド体と遺物で再現されるメギド体は厳密には違うものなのだろうか。 -遺物そのものにきちんと使用方法が存在しており、特殊なフォトンを見ることのできる道具など、その他にも多岐に渡る道具が存在すると思われる (出典:50話-5) -シトリーの持つハルマニアの槍はそれ自体が大気中のフォトンを吸収・消費することで雷光を生み出すことが出来る。 フォトンをその場で転換するためメギドの力を引き出すことは出来ないが、並のヴィータでも幻獣に対抗出来るようになるほどの技術が込められている。 これはハルマが意図的に残した遺物と思われるが、来るべきメギドラルの侵攻に備えてかは不明。 (出典:シトリーRのキャラストーリー) #endregion ***ヴァイガルド(臨界ヴァイガルド) [#n1cbfb8b] -ハルマニアとメギドラルの中間に位置するヴィータの暮らす世界。 #region(詳細) -シバの女王の居る王都エルプシャフトを中心に未踏地の手前まで広がる辺境地域が主な生活圏と推測される。 -中規模の街から小さな集落や村が各地に点在しており、街道で繋がっている。 移動はもっぱら徒歩か馬車の模様。 (出典:ビフロンスのキャラストーリー) 森林地帯が多いようだが、ガープの出身地や果ての壁の向こうには砂漠地帯が広がる。 -かつてハルマニアとメギドラルの戦争の舞台となり、当時の爪あととして各地に古代の遺物や兵器、メギドラルへ通じるゲートなどが残されている。 -3界図では平面の板状に描かれているが実態なのか伝承なのかは不明。 (出典:OP映像、漫画版1P目) -べリアル追放当時の描写を見るに、全体の文明レベルは数百年変わりない模様。 --移動は馬、武器は剣、王が統治する政治体制など、いわゆる「中世ファンタジー」でイメージされる文明。 -現在エルプシャフト文化圏と滅んだペルペトゥム文化圏しか登場していないため、使用言語は一つしか確認されていない。 ただし、王都から遠く離れた「空白地帯」では全くではないが言葉が通じにくくなる様子。 方言があるものと思われる。 (出典:ベリトのキャラストーリー) #endregion ***ヴィータ [#zce5661c] -ヴァイガルドに住む種族。ハルマを天使、メギドを悪魔とすると人間に相当する存在。 (ヴィータたちの民間伝承でもハルマを天使、メギドを悪魔と同一視するものがあると度々語られる) #region(詳細) -フォトンを「大地の恵み」と呼称しその恩恵に預かっているが、フォトンを直接利用することはできない。 ごく少数の古き血筋のヴィータ以外は、フォトンスポットに集まる動植物を利用する程度に留まる。 (「古き血筋」「フォトンスポット」の項も参照) -基本的にハルマやメギドのことは知らず、幻獣すらも「幻」と呼ぶほど見たことがない。 あまりにもハルマゲドンに対して無力な存在である。 -体内に微量のフォトンを有するものの、やはりそれを自力でコントロールすることはできない。 それが乱されると衰弱し、最悪の場合死に至る。 (出典:ベリアルのキャラストーリー) また生物はフォトンを吸収しやすく、ヴィータが大量のフォトンに触れた場合は流れ込むフォトンに体が耐えられず内から破裂する<フォトンバースト>を起こす。 (出典:13話-4) -主に初期のテキストなどはほとんどヴィータという呼称で徹底されていたが、一部のキャラストーリーや新しいシナリオテキストでは「人間」という言い回しも見られる。 -古代戦争以後残された数々の滅びの予言と近年急増している幻獣の被害によって終末思想に陥る者も多く、葬送騎士団やエリダヌスの影など破滅的な行動を取る場合がしばしばある。 #endregion -呼びかけとしてのヴィータについては用語集(その他)の同項目を参照。→[[ヴィータ>用語集(その他)#nc662055]] ***ヴィータ体 [#ye95b7af] -追放メギドたちの普段の姿、またはメギドラルのメギドがエネルギー節約のために変身している姿(省力体)を指す。 #region(詳細) -転生の手順を踏んだ追放メギドについてはほとんどヴィータそのものであり、遺物のフォトンを利用するか、ソロモンによるフォトンの供給を受けなければメギド体を取ることができない。 なお、通常ソロモンは指輪を利用してメギドにフォトンを供給するが、直接接触することでもフォトンを渡してメギド体に変身させることができる。 (出典:33話-6) -メギドラルではフォトン枯渇の影響により常時メギド体を維持することができなくなっており、個々がヴィータに似せた姿を取っている。 当初は一部の物好きによる実験的なものだったらしい。 枯渇が進むにつれ定着していき、パイモン追放前後くらいには珍しくない程度に増えていた。 現在はアンチャーターの影響により、ヴィータ体を取っていればメギドラルの純正メギドがそのままヴァイガルドに出て来られる状態になっている。 (出典:45話-5) --現在のメギドラルではメギドがヴィータを模倣しているという知識すらほとんど風化しつつあるようで、ヴァイガルドの文化を「メギドラルの真似」、実際のヴィータを「省力化したメギドと同じ姿」と呼ぶメギドまでいる始末である。 (出典:50話-2) -攻略情報としてはイベント等でメギドがヴィータモデルのエネミーとして登場した場合に使用する。 (同キャラのメギド体が同時にエネミーとして配置されている場合がままあるため) #endregion ***エリダヌス [#oe8b702a] -<六夜の悪夢>という伝承に伝わる終末を告げる怪物。 一夜ずつ火、土、風、氷、水、雷の怪物が目覚め人を殺し、七つめの夜に昇る赤い月に魂の光を捧げるとされる。 (出典:18話-4) #region(詳細) -アバドンと同じく古代大戦時に残されたメギドラルの兵器であり、ヴァイガルドで封印されていた。 起動には大量のフォトンを要し、「鍵」となるフォトンを溜め込んだ幻獣が倒されることでそれを吸収して動く。 幻獣が同士討ちを始めるとハルマゲドンの前触れと言われていたのはそのため。 エリダヌスは赤い月を稼働させるためにフォトンを輸送する機能を持っており、輸送が終わると一旦停止しメギドの命令入力待ち状態となる。 (出典:19話) -「智の番人」からエリダヌスがメギドラルの物であることを知ったある古き血筋を引くヴィータが、 それで「世界が救われる」と信じてエリダヌスを復活させようと暗躍する「エリダヌスの影」を立ち上げていた。 (出典:3章全般) --世界が救われるというのは完全な誤解、ではなく、 赤い月の開通によってヴァイガルドを介さずハルマゲドンが起これば、ヴァイガルドの崩壊は免れるのではないかとの考えから。 カマエルも似たようなことを考えていた。 (22話-4) -由来はおそらく星座のエリダヌス座。 星座を構成する星にザウラク、クルサ、アザーが存在する。 名前だけ出たアケルナル、オーブとして存在するジバル、メギドの塔に出現するラナも同様。 またアカマルという星もあり、8話ボスのアカマルの形状が他のエリダヌスと同じことから、アカマルもエリダヌスの一種である可能性がある。 #endregion ***エルプシャフト(王都エルプシャフト) [#ab610c7f] -シバの女王が守る都。古代からハルマニアと友好関係にあり、現在もハルマのガブリエルとカマエルが常駐している。 #region(詳細) -都の統治自体はシバの女王でなく、当代ではシバの父に当たる王が行っている。 そのため、シバ本人は王都を離れ重要事項の調査に出向くこともある。 -王宮とそれを囲む城下町で構成されており、かなり文化レベルが高く、豊か。 王都騎士団が常駐しているためか、治安も良い雰囲気。 住民は寛容で慈悲深いと噂される。 (出典:イベント「嵐の暴魔と囚われの騒魔」) -王立の学院が存在し、シャックスとマルファスが在学していた。 (ソロモンに召喚されてからは休学扱いになっている模様) 学長はシャックスのヴィータの父親である。 (出典:シャックスのキャラストーリー、マルファスのアジト台詞) -王都以外の領地も管轄下にあるのか、領主の不正を王都に通報する描写がある。 (出典:ロノウェのキャラストーリー) -フルフルが店を開いていたり、フォカロルが騎士団に在籍していたりと、縁のあるメギドも多い。 -エルプシャフトはドイツ語のErbschaft(遺産、継承)か。 #endregion ***エルプシャフト騎士団(王都騎士団) [#a5804f83] -王宮に使える騎士団。シバの女王に従うものでもあるため、幻獣討伐の任務に当たることもある。 #region(詳細) -優れた者には敬意をこめて二つ名を送る風習があり、カマエルを「殺意の剛腕」と呼んだり、ブネに「地を裂く剛剣」とつけたのは騎士団のヴィータ。 (出典:ブネのキャラストーリー) あげくのはてには王宮メイドのルネにまで二つ名をつけている。 (出典:バラムのキャラストーリー) -王都だけではなく、地方にも駐在、巡回し治安維持にあたる別部隊が存在する。 が、王都から離れると目が届き切らず、崩壊寸前になるようなケースもある。 (出典:フォカロルのキャラストーリー) #endregion ***エンカウンター [#oa83acc5] -アンチャーターに酷似したハルマニアの技術の産物。 ガブリエルが47話にて使用。その効果は憲章に抵触しない形でのメギドとの交戦を可能とするもの。 #region(詳細) -アンチャーターもヴァイガルドにてメギド体への変身を可能にするためのものと思われていたが、あちらは真の価値が別物であることから完全な対の存在ではない模様。 -アンチャーターの機能がそれであると、ハルマニア側と他の不死者に誤認させるためにアスモデウスが流した情報のモデルがエンカウンターなのかもしれない。 --補足すると、フェイクアンチャーターそのものは真アンチャーターを忠実に再現している。(アンチャーターの項目も参照) ※一番誤魔化したい相手であるメギドラルが残り六つの本物のアンチャーターを所持していること、 プランシィがフェイクの記述から本物のアンチャーターの役目に迫る記述を解読している事から、 物自体がエンカウンターに寄せてあるとすると矛盾する点が出てくる。 -encounterは遭遇・対戦などを意味し、ガブリエルも「交戦許諾、エンカウンターです」と表現している。 (出典:47話) #endregion ***エンゲルシュロス[#Angelsyloss] -「最果ての都」と呼ばれる国。 <エルプシャフト圏内で最も外れに位置する国だが王都との交流は深い>という。 古代戦争の伝承にも地名が残っている程の長い歴史を持つ国。 (出典:イベント「ハルマを夢見た少女」) #region(詳細) -以上はバルバトスのセリフだが、都市=国家という文脈で使われている気配がある。 --パラデイ地方の小国群といい、エルプシャフト圏には都市国家が多いのだろうか。 -古代大戦の時ハルマ陣営の拠点として作られた要塞が元になっているらしい。 -さすが歴史ある国とあって建造物も古く文化遺産のような街並みが並ぶ。 しかしハルマニアに似た印象を感じさせる造形のため、メギド勢は落ち着かない様子。 -来歴からハルマ信仰の強い土地だが、この国の王女はサミアこと追放メギドの[[ヴィネ]]である。 -由来はドイツ語でEngel(エンゲル)=天使、Schloss(シュロス)=城か。 天使の城(城塞)となり意味的にもあう。 #endregion ***大いなるバビロン [#i244ad38] -7つのアンチャーターを起動することで生み出される<人工的な「超存在」>。 設計状態でプールされたままであり、実際に世に現れたことは今までなかった。 (出典:48話-END) #region(詳細) -機能は<超巨大な「ゲート発生器」>であり、自分の周囲をゲート化させる。 ゲートそのものへと変貌するため門のように出入り口を作る訳ではなく、 バビロンが存在する世界そのものをメギドラルまで引き寄せて同化してしまう。 <生きた座標固定マーカー>。 ソロモンが止めようと躍起になっていたハルマゲドンですら次善策であり、 大いなるバビロンを生み出すことで、ヴァイガルドを丸ごとメギドラルに取り込み、ハルマからの干渉を断ち切ることが本来の目的であることが判明した。 (出典:48話-END) --なお、自分の世界が異世界と混ざってしまうのはメギドラル側も同じであるため、マグナ・レギオの中にもこの策をよく思わない者が居る。 メギドラル側も一枚岩ではなく激しい派閥権力争いが生じている模様。 (出典:51話) --また護界憲章によりハルマからの干渉は遮断できる物の、それは同時にメギドラルがヴァイガルドと同じく例外を除きメギドの力を振るえない世界になってしまう事も意味しているため、その事に関しても様々な事情が絡んでいる事が示唆されている。 (出典:49話-冒頭) -存在、命というワードからしても生命体であるらしいが、アスモデウスによれば幻獣でもアバドンのような兵器でもない、とのこと。 (出典:48話-END) アンチャーターがヴィータ化するのはこの部品となる擬似的な命を作成するためである。 -7という数字からしても名前の元ネタはそのまま「大いなるバビロン(大淫婦バビロン)」と思われる。 内容的にどのくらい関連性があるかは今のところ不明。 -5章最終話でようやく詳細が語られたが既に4章で名前は出ていた。 プランシィが断片的に解読したフェイクアンチャーターの記述に「7つ集める」「大いなる道」とあり、道には個々の名前もついていた。 (出典:31話-5) #endregion RIGHT:&size(11){[[ページトップに戻る>#pagetop]]}; //========================か行======================== **か行 [#a2c3c730] ***覚醒ゲージ [#ybfae638] -メギドたちがメギド体に変身して奥義を放つために必要とするフォトンの量。 -システム上2〜6と個体差があるが、シナリオ設定としても個体差があり、メギドたちはそれを認識している。 --モラクスの例えではゲージ1つ分=ステーキ1枚分のフォトン。 自分は奥義を撃つのにステーキ4枚必要と言っている。 (出典:39話-1) ***キャラバン [#jd919d47] -各地を旅して品を仕入れ、売り歩く行商人の集団。 ヴァイガルドでは流通を担う重要な職であり、ソロモン一行の旅の中でもよく出会う。 (つまり、よく幻獣に襲われている) #region(詳細) -グラシャラボラスは召喚前、キャラバンの用心棒をしていた。 -かなり僻地に存在しているアジトにもキャラバンが訪れ、品を売ってくれている。 (ゴルドショップで買えるものがこのキャラバンの持ち込みという設定) 一流のプロキャラバンではあるが、実は王都からの偵察を兼ねた部隊でもある。 (出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」) #endregion ***黒い犬 [#blackdog] -サタンの派閥のメギドたちが好んで用いるヴァイガルドでの活動用偽装ボディ。 なお黒狼は七つの大罪などでサタンに結び付けられた動物の一つである。 (出典:42話-3) #region(詳細) -インキュバス、メフィストは過去にサタンの部下としてヴァイガルドで諜報活動を行っていたらしい。おそらくこのボディも使用していたのではないかと思われる。 --彼らの性格を考慮すると諜報活動もそこそこに酒場に入り浸っていたりしそうなものなので もしかしたらこの偽装ボディを解除してヴィータ体に戻ることも可能なのかもしれない。 (出典:イベント「ソロモン誘拐事件・逃走編」) #endregion ***ゲート [#x102133d] -「門」とも。メギドラルとヴァイガルド、ハルマニアとヴァイガルドなど、異なる世界、空間をつなぎ行き来を可能にする構造物。 ソロモンいわく<フォトンで支えられてるエネルギーの巨大構造物>。 (出典:24話-冒頭) #region(詳細) -フォトンによって動作している。 -赤い月では、出来たばかりで不安定なフォトンを乱すことで破壊した。 -ペルペトゥムの<黒き門>は安定しており、破壊が不可能だったため、指輪でフォトンを操作し、封印した。 また、死亡して魂がフォトンと同化したエイルが門を内側から閉じたことも。 (出典:8話-END) --ゲートの開閉には相応量のフォトンを必要とするため、フォトンが枯渇しているメギドラルでは気楽に開閉できる状態ではない。 そのため、一度閉じてしまえば黒き門のような重要なゲートでもない限りわざわざ再度開かれる可能性は低く、幻獣に侵入されるリスクは大きく低下する。 -ソロモンたちが移動に利用している「ポータル」も小規模な簡易ゲートである。 -6章でソロモンと一時共闘したサルガタナスにより詳しい説明がなされた。 ゲートには生成由来の異なる物が三種類存在する。 自然発生以外のものは物質的な構造を備えているためヴィータでも通行可能。 (出典:52話-4) --<大昔の技術が起源のもの> 元々ヴァイガルドにあったものや古代大戦時に作られた物を発見、再利用している。 堅牢であり維持コストも低い。黒き門のような大きいゲートはこれに該当する。 (古代大戦より以前に元々ヴァイガルドにあったゲートが何なのかは不明) --<次元に無理矢理穴を開けたコストの高い雑なもの> 大量のフォトンを用いれば無理矢理次元に穴を開けることができ、拡張すればゲートになる。 ただし今のメギドラルにその余裕はないため、専ら自然発生の小さな穴を拡張している。 --<自然発生するゲート> 微粒子レベルの極小の空間の穴。 物が通る大きさではないがエネルギー=フォトンは通る。 幻獣は一度フォトンに分解してから送り出せるため必ずしもまともなゲートは必要ない。 理論上はメギドも同じ方法で送り出せるが、フォトンに分解した際の総量が幻獣に比べて遥かに膨大になってしまうため現実的ではない。 ただし魂のみを切り離せば通れるまでに量を削減する事は可能。この場合当然肉体はメギドラルに置いてきているので、別途実体を手に入れる手段を用意する必要がある。 -自然発生したゲートの中に「時間を遡行する」ことができるものが発見され、 メギドラルはそれを研究、改造し狙った地点の過去へ飛ぶゲートを作り出した。 それを用いて生まれたばかりのソロモンをその場で暗殺する計画が進行していた。 --詳しくは[[時間遡行>#timetravel]]の項目を参照。 #endregion ***幻獣 [#v1e4729f] -ヴァイガルドで人々を襲っている化け物。 その正体は、メギドラルがヴァイガルドに送り込んでいる兵隊。 #region(詳細) -知能のないモンスターのように見えて、実際は異世界からの指示を受けて動いている。 ヴィータを襲ってフォトンを奪ったり、フォトンスポットを占領するのはそのため。 (出典:9話-END) -ブネいわく「本来なら幻とされるような獣」。その特徴は様々で動物や昆虫、人型の姿をしているものもいる。 [[シトリー]]はヴァイガルドに来てから数百年以上幻獣と戦い続けている、つまり数百年以上幻獣がヴァイガルドで活動していることになるが、 実在していることを知らない文化圏や、目撃してもサーカスの獣と勘違いする者もおり、幻獣の知識に関しては地域や時代によって格差がある。 (出典:イベント「嵐の暴魔と囚われの騒魔」第01話・4、[[アムドゥスキアス]]や[[アスモデウス]]や[[シトリー]]のキャラストーリー) -基本的に知能は低く、獰猛。 特に強力な個体をリーダーとして行動している場合が多い。 個体によっては多少知能が高いものもあり、言葉を覚えたり話せたりするものもいる。 (出典:32話-5) -幻獣の脳に信号を送る装置を取り付け、意のままに操るケースも稀にある。 (出典:アスモデウスのキャラストーリー、イベント「上書きされた忠義」) -メギドラルにおいては<メギドの成りそこない>と認識されているらしく両者には密接な関係があると思われる。 (出典:[[ベリアル]]、[[プロメテウス]]のキャラストーリー) -食用にすることが可能で、けっこう美味い。一部のメギドは、ソロモンが「小腹が空いた」と言うと「食べてみれば?」と提案してくる。 (出典:17話-4) --一方でまさかのシャックスが「私でも幻獣は食べない」と言い出した。ゲテモノグルメ扱いなのだろうか。 (出典:「ハルマを夢見た少女」) #endregion ***大幻獣 [#s8206dd0] -「星間の禁域」に定期的に飛来する大型の幻獣。 かつては王都の騎士団が監視にあたっていた。(討伐していたのはハルマだろうか) #region(詳細) -アジトはこれがヴァイガルドに出てこないよう監視、討伐するための施設であるため、その任務を引き受ける代わりにアジトを貸してもらっている。 どこから来るのかは分かっておらず、メギドラルとの関係も不明。 (出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」) -種族として「大幻獣」を持つのは討伐クエストに登場する個体のほか、メインクエストに現れた16話のミドガルズオルムと42話の大喰らいペイストの2体。また、ヴィータ体のメギドが力を取り戻したメギド体や暴走して怪物化した姿も大幻獣である。 --その一方、46話のメギドラルで戦うメギドであるはずの追放執行人は怪物の姿だが大幻獣ではない。ヴィータ体のメギドがヴァイガルドでメギド化すると大幻獣となるのか、それとも大幻獣となる一定条件を満たした生物が大幻獣と扱われるのか、未だ不明である。 --メタな話になるがシステム(=護界憲章)で、メギド体を大幻獣に誤認することが「穴」なのかもしれない。 尤もヴィータ体で来訪しメギドに戻ると弾かれる為、誤認する為の条件(転生を経てヴァイガルド産の生物になるなど)はどのみち存在するようだが -各大幻獣(非メギド)もまた著名な怪物や悪魔の名を冠している --輝竜アシュトレト:旧約聖書に登場する異教の神の名。龍の姿をとっているのはアスタロトへとその名が継がれたからか --嵐炎龍フラカン:マヤ神話における創造神。ハリケーンの語源。 --ミドガルズオルム:ヨルムンガンドとも。北欧神話における世界の果てとも言える。北欧神話世界ミッドガルドを取り囲んだ巨大な蛇。 --大樹ユグドラシル:北欧神話における世界そのものでもある世界樹。 --水樹ガオケレナ:ゾロアスター神話における世界海ヴォウルカシャの真ん中にそびえる生命の樹。 --ポルターガイスト:騒霊とも訳される心霊現象。誰の手にも触れないまま物品が独りでに意思を持つように動き回る。 --クイックシルバー:ポルターガイストの英語圏版 --オスカー:おそらく、人の死期を悟る能力に長けた実在の猫の逸話。 --雷獄華ケラヴノス:ギリシャ神話の最高神ゼウスの使う雷霆。 #endregion ***幻獣体 [#r44411a6] -メギドが幻獣のような姿に変身した状態。 本人のメギド体とは別物の戦闘用ボディのようなもの。 #region(詳細) -6章1節においてヴァイガルドに侵攻してきたメギドたちが用いている。 -この仕組みを開発したのはガギゾンだと考えられる。 ブニに改造を施し、幻獣体で戦わせる実験を行なっていた。 (出典:イベント「上書きされた忠義」) --幻獣が護界憲章の力で排除されてないことから、メギドを幻獣に近づけるのも問題ないと推測していた。 実験によってその理論は正しいことが分かり、6章での実用に至っているのだろう。 #endregion ***護界憲章 [#d5c0cfc8] -古代大戦の休戦時、ハルマと良識あるメギドが共に作りあげた不可侵協定。 ハルマとメギドは互いの世界に直接行き来する手段を持たなかったため、 戦争の舞台となり得るヴァイガルドに両者とも来られないようにと定められたもの。 #region(詳細) -表向きは休戦を維持するためのものとされているが、実際はハルマゲドンの危機だけでなく、 内輪揉め、災厄、疫病などの可能性を含んだ「滅びの危機」からヴァイガルドそのものとそこに住むヴィータを守るためのもの。 しかしハルマゲドンが起きて休戦が無効化されれば、護界憲章の守りも消えてしまう。 (出典:22話-5) -エルプシャフト王宮地下に安置されていたが、メギドラルによる襲撃以後移動されたと思われる。 (出典:13話) -護界憲章は指輪による召喚を除き、強大な力を持つハルマとメギド(それに準ずる戦力であるアバドンのような兵器も含む)が<ヴァイガルドに来られない>ように制限するよう書き込まれている。 バルバトスの考察によれば、「存在できない」ではなく「来れない」という記述であったと考えられ、そのせいでアンチャーターの起動により抜け道(制限の緩和)が生まれてしまった。 --「純正メギド」はヴァイガルドに「来れない=存在しない」という前提の記述であるため、追放メギドである不死者がメギド体に変身してもチェックにかからず見逃されている。 --現在、純正メギドであってもヴィータに偽装していればヴァイガルドに出て来られる。 しかし純正メギドが自力でメギド体に変身すれば護界憲章の効果が発揮される。 「存在できない」ではない、とのことから、消滅させられるのではなく弾き出されるだけとも考えられる。 ただし、メギドラルに還されるのではなく、「星間の禁域」のような異空間に飛ばされるとしたら余計悲惨だが……。 (出典:45話-END) -ヴィータに擬態すればメギドラルへ出て来られることは5章でのサタン一派による実験で完全に確認されたが、それ以前にも何らかの理由で偶然これを知りヴァイガルドへ出て来ているメギドが見られる。 --フライナイツであるガギゾンもおそらく3章終了時点で既に知っていた。 しかし功績を立てると言う野心の手札にしようとこの情報を秘匿していたため、5章まで他に知られていなかった模様。 (出典:イベント「上書きされた忠義」) --それまで護界憲章を躱すためにはメギド体を失う必要があると言うのがメギドラルの認識であり、イベントクエストなどに登場した純正メギド達も、多くは予めメギド体を喪失や封印などで、単独では発動できない状態になってから来ている事が示唆および明言されている。なので5章で確認された情報や、ガギゾンが握りつぶしていた情報をより正確に言うなら「ヴィータ体を取ってさえいれば“それ以上なんの処置を施さなくても”ヴァイガルドに出入りする事は可能」と言う事実である。 (出典:イベント「ソロモン王誘拐事件・悪夢編」、プロメテウス、アスモデウスのキャラストーリーなど) #endregion ***コラフ・ラメル [#gbfde518] -かつてのハルマニアとメギドラルの大戦時代に、<メギド側の「協力者」であるヴィータ>であることを示す符丁として用いられていた言葉。 #region(詳細) -言葉の意味については不明だが、古い言葉・誰かの名前・指輪のようななんらかの道具…といった幾つかの推測も示唆されている。 ただし言葉そのものはメギド語ではないとのこと。アナグラムのような暗号の可能性もあるらしい。 (出典:シャックスのキャラストーリー7話) -「ニ」を頭に付けると賢者の石で有名な錬金術師ニコラ・フラメルになることから関連性が高いと思われる。 --ただし、モブキャラクターなどの名付けにダジャレのようなものも多いため、これも単なる名前の元ネタでしかない可能性も。 #endregion RIGHT:&size(11){[[ページトップに戻る>#pagetop]]}; //========================さ行======================== **さ行 [#s4f73667] ***サタン [#scaa55a4] -二大メギドと目されるメギドラルの大物。 #region(詳細) -ベルゼブフと共に大罪同盟を裏切ってメギド8魔星を立ち上げたメギド。 -配下たちを[[黒い犬>#blackdog]]の姿に偽装してヴァイガルドに潜入させ、諜報活動にあてている。 5章で登場した黒い犬はソロモンの周囲に出没し、言葉巧みに一行を誘導した。 --メフィストとインキュバスはかつてサタンの配下であり、ヴァイガルドに潜入していたことがあった。 おそらくその際も黒い犬の姿をとっていたと思われる。 (出典:イベント「ソロモン誘拐事件・逃走編」2話-END) #endregion ***死 [#death] -メギドにも死は訪れる。 メギドのメギド体は<イマジネーションの産物>であるという話もあり、通常の生物とはかけ離れている。 しかし生命体であることには変わりがないのか、メギドラルにおける「死」は割と即物的なものである模様。 #region(詳細) -例示としてはプルフラスの<兄>(義兄弟)アシュレイのサタナキアによる惨殺。 (出典:イベント「プルフラス・復讐の白百合」) -また、メギドラルのとある地方を治めた老領主シアエガは寿命による衰弱によって死亡している。 (出典:アリトンのキャラストーリー) --古参のベリアルやアスモデウスは追放されてなお老いずに生きている。 元大罪同盟のメギドであるサタンやベルゼブフも相当長命である。 シアエガの生存年数は不明だが、(ストーリー上の雰囲気では)ベリアル以上の古老とも考えにくい。 メギドに平均寿命はなく、どれだけ生きるかは個々の力の強弱による可能性もある。 -%%カスピエルの恩人アーバインの外傷(流れ弾)の悪化による死(出展:カスピエルのキャラストーリー)などがある。%% --カスピエルのキャラストーリーはイベント「ソロモン誘拐事件・逃走編」の復刻および修正に伴い内容が変わっているため(カスピエルが純正メギドから追放メギドへ変更)、上記のアーバインはヴィータということになり、死に方のサンプルとしては微妙となった。 -上記の通りメギドにとっても死は不可避のものである。 ただし、ヴィータに転生を果たすことで場合によっては記憶もそのまま引き継ぎ、瀕死、または死亡同然の状況からでもメギド生の続きを得るという構図も生まれている。 (出典:51話) #endregion ***時間遡行 [#timetravel] -51話にて、メギドラルによる時空間への研究結果がサルガタナスにより明かされた。 (出典:51話) #region(詳細) -それはメギド72の世界において「時間は連続していない」。 そして時空間は並列しておらず川の水のように過去から未来へ流れる「個」の集合体であるというものであった。 --連続して並列する時間の中では過去に戻ってある人物を殺害した場合、過去の時点でその人物が死んでいることから現時点でその人物を殺害する理由がなくなり、過去に戻っての殺害自体が引き起こせない事象になると考えられる(俗にいうタイムパラドックス)。 --しかし連続していないバラバラの「個」の主観が集合した時間の中で同じように過去に戻ってある人物を殺害した場合、過去の時点でその殺害に影響を受けた「個」の主観のみが変化を起こして現時点へと時間が進む。 過去の時点で影響を受けなかった他の「個」の主観では殺害が起きなかった過去のまま何も変化がなく時間遡行を行った現時点へと時間が進み、過去で殺された人物が現時点で突然目の前で消えるという現象を目撃することになる。 -その研究結果を得たメギドラルは、主人公の誕生した時間へと時間遡行して過去の主人公のみを殺すことでヴァイガルドを侵略する51話の現時点から主人公のみを消し去ろうとした。 -また、「赤い月が成功する」など周囲への影響が大きい時間遡行を行った場合、影響を受けた全ての「個」が変化を起こして現時点へと時間が進む。 サルガタナスの推測では時間遡行により赤い月が成功した場合、ハルマゲドンが起きてヴィータが滅亡し終えた世界へ変わるだろうというものだった。 --そのため51話でウェパルの魂が17年前へと送られヴィータに転生したアインマールの街では、町の住民たちのほとんどがウェパル(マナイ)が17年前からいる生活を送ってきたという変化を受けた。 実際49話でウェパルを殺害した男がその後52話でアインマールの街を訪れ、殺したはずのウェパルがマナイとして周囲の人間と共に全く違う人生を送っていることに混乱している。 (出典:52話) #endregion ***死者の国 [#vf4c0a70] -ヴィータの葬送の言葉にある国。メギドラルと同一視される場合もある。 #region(詳細) -ヴィータの死生観では、思い残した死者が辿り着く地とされている。 --実は単なる概念ではなく、魂が死後にフォトン化すると肉体から独立して行動し始める場合がある。 ペルペトゥムの民が<時忘れの砂漠>と呼んだ土地では、大地に帰れないまま亡霊のように彷徨うフォトンの残像が多数あり、まさに死者の国そのものの光景が広がっている。 (出典:41話-冒頭) -メギドラルのこともヴィータから「死者の国」と呼ばれている。 幻獣が出てきてヴァイガルドを脅かすゲートは「死者の国への門」という認識。 序盤でゲートを閉じるための生贄になったエイルやベリアルのモノローグなどにその表現が見られる。 #endregion ***シニュム [#k7dbc5ad] -48話のラストにおいてアスモデウスの回想に登場した何者かの名。千年変わらぬ価値を持つと言われていた。 #region(詳細) -また、アスモデウスが<ブラフ>が破られた時<あなたを斃さなければならない>とも発言していることから「起動してヴィータ化しているアンチャーター」の疑いがある。 -もしもこれが起動しているアンチャーターであれば、アンチャーターは大戦時から既に存在していたことになる。 --アスモデウスは斃さなければならない、と発言すると同時に<良い旅を>と言っている。シニュムを止めず、むしろ優しく見送っている。 何故アンチャーターを破壊(シニュムを斃す)ことなくブラフを張ってまでアンチャーターの起動を隠したのかは謎。 今後の展開に深く関わるものと思われる。 (出典:48話-END) #endregion ***シバの女王 [#k37427dd] -護界憲章の守護役として用意された、シバの指輪を用いてハルマを使役するヴィータ。 ソロモン王の対となる存在であり、その力は対等。 王都エルプシャフトで女王の称号を代々受け継ぎ、ハルマニアとの協力体制を今日まで維持している。 (出典:世界観説明) #region(詳細) -王都を守護する<王都の盾>であると同時に世界を厄災から護る<臨界の守護聖女>と呼ばれる。 (出典:8話-END) -トーナメントによる選出であるソロモン王とは違い、エルプシャフト王族の女性の中で継承されていく世襲制である。 シバの女王の称号とともに、本物のシバの指輪を次世代に継承している。 --女王というだけあって王族の中でも女性のヴィータしかなれず、候補は非常に少ないようだ。 (出典:アスモデウスのキャラストーリー) -現在直接的に護界憲章の現物を管理、護衛しているのはエルプシャフトとシバの女王である。 それゆえに時には人命よりも憲章の保護を優先せざるを得ない場合があり、まだ17歳前後の少女である現女王アミーラには辛い判断を迫られることもしばしば。 (出典:16話) -ちなみに、シャックスからの呼称は「シバリン」。 どこからとったのかよくわからない変則パターンである。 (出典:44話-6) #endregion ***主人公 [#h7c5aac5] -このゲームの主人公。本名はプレイヤーが入力可能。 -ゲーム内や公式サイトでは「ソロモン王」と呼ばれることが多い。 #region(詳細) -年齢は17歳前後と思われる。 (出典:マルファスのアジト台詞) --17才で確定。 (出典:49話) -誰にでも分け隔てなく接し、メギドを差別しないため、モラクスを始めメギドたちから慕われている。 どんな相手にもまず対話を試み、メギドの召喚もやむを得ないケースを除き本人の意向を尊重する、実年齢に釣り合わない人格者。 (出典:24話-END、キャラ配布のあったイベントシナリオ等) -とはいえ少年らしい前のめりな部分もあり、意見がぶつかりやすいシバとはしょっちゅう口論になる。 バラムとは仲が良いのか悪いのか取っ組み合いのケンカに発展しがち。 問題行動が目に余ったフラウロスをどついたりすることも。 (出典:22話-END等、44話-END、フラウロスのキャラストーリー) -追放メギドがヴィータの肉体に影響されて思考や感情がヴィータに寄ってくるのとは対照的に、血統の形質が覚醒した影響故か、メギドラルに近い思考回路を有する。 そのため極めて巧妙なメギドラルの作戦を先回りして見抜く場面が多々ある。 (出典:41話-5) -祖父が<先代のソロモン王>(※パイモンがそう呼んでいるだけで定義的には「魔を統べる者」)ダムロックであり、同じくアルスノヴァ血統を自覚していた祖母マーグラの血も引いている。 両親については今のところ描写がない。 (出典:パイモンのキャラストーリー) -物心つくくらいの幼い頃にはパイモンがかつてダムロックと共同生活していたオーパ山の小屋に祖父と暮らしていた。 パイモンについては覚えがないので、すでにダムロックの元を去った後のことと思われる。 (祖母についても一切言及がない) その後何らかの事情で何日もかけ辺境の<他の村>へと移住した。ダムロックはその後間もなく死去している。 (出典:28話) --「彼はもうとっくに死んだろうが」と発言していることからも、パイモンがソロモン誕生以前にダムロックの元を離れているのはほぼ確実と思われる。 (出典:31話-END) -記憶の中のグロル村の老人に<幼く一人だったオマエを受け入れた>と言われており、グロル村へはダムロック死後に移り住んだ可能性もある。 (出典:46話-4) -指輪は祖父から受け継いだものであり、常に身につけておくように言いつけられていたと思われる。 --ソロモンは指輪の機能もメギドの実在も知らなかったにも関わらず、寝る時にも指輪を外さないほど着用が習慣化していた。 (出典:26話-1) --伝承としてハルマゲドンやメギドの存在が語られる世界なので多少は指輪について聞かされていても良さそうなものだが説明はなかったようだ。 まだ幼かったからか、それとも他に事情があったのか。 -現在のヴァイガルドではソロモン王を名乗る男がハルマゲドンを阻止するために旅していることが有名になっている。 (出典:ラウムとアムドゥスキアスのキャラストーリー) -蛇足ながら、現在の「おまかせ」で付く名前はアッシュ、アルス、エール、クロウ、スレイ、ディビット、メイザー、レオ、ヨナ、ヨハン。 #endregion ***寿命 [#n3612895] -ヴァイガルドにおけるヴィータは、現代日本と比べるとかなり平均寿命が短いものと推測される。 メギドについては[[死>#death]]の項目を参照。 #region(詳細) -49話で明かされた主人公の祖母の推定年齢によると、祖父がおそらく50代後半から60代くらいで亡くなっている計算となる。 (妻との年齢差が10以上あれば別だがパイモンのキャラストーリーを見る限りは同年代と思われる) -判明している中で最も長命だったのはベリアルの友人ツイーユか(約80歳弱) 裕福で恵まれた環境で生活できていたため、平均より長命だったと推測される -リリムの夢の中で体感100年を過ごした主人公に、アガリアレプトは「ヴィータが100年も生きるわけがない」と発言している。 (出典:イベント「ソロモン誘拐事件・悪夢編」) -追放メギドも例外ではなく、一部の不老を発現した者以外はヴィータと同様である。 バラムが72人以外の追放メギドは「みんな寿命か、内輪揉めで死んじまった」と発言している。 (出典:48話-END) -盗賊による虐殺などの治安の悪さに加えて幻獣の襲撃もあり、平均寿命の実数値は悲惨なものかもしれない。 通常より頑健な追放メギドであっても、とある連続殺人鬼のように別のメギドに殺害されるケースもあるため油断ならない。 #endregion ***純正メギド [#x50b9f59] -メギドラルから追放されて転生した追放メギドに対し、追放を受けていない普通のメギドのことをこう呼ぶ。 #region(詳細) -本来ならば護界憲章の力により純正メギドはヴァイガルドに存在することはできないが、 メギドラルのメギドはあの手この手でヴァイガルドに来ようと画策している。 -メギドがゲートを通ればヴァイガルド目前で障壁に阻まれてバラバラになるか、 次元の狭間を漂うというのがかつてのメギドラルの「常識」であった。 実際にはヴィータ体になればゲートを潜り抜けてヴァイガルドに来ることが可能。 メギド体になることはできないが、メギドによっては「不死者」並みの力を発揮できる。 (出典:アスモデウスのキャラストーリー) (「護界憲章」の項も参照) #endregion ***召喚 [#b5f5971c] -基本的には「ソロモンの指輪でメギドを呼び寄せる」「シバの指輪でハルマを呼び寄せる」ことを指す。 -文脈によってメギド/ハルマと「契約」することを指す場合と、空間を越えた対象の呼び出しを指す場合とがある。 #region(詳細) -ソロモンの指輪、またはシバの指輪を通じて空間を越え対象を喚び出す技術と言える。 召喚もフォトン操作の一種と思しき描写が多数ある。 (出典:) -距離の最長の実例はおそらく、衛星軌道上にある赤い月からシバの指輪でソロモンたちを召喚したもの。 「指輪を召喚する」「ジニマル(のメギド体)をメギドラルから召喚する」等世界を跨いだ例もあるため、決闘用の指輪であってもかなりの能力を有している模様。 -「指輪の召喚」という本来の召喚対象でないものを召喚する抜け道も確認されているが「座標が固定されない」という欠陥もある模様。 (出典:24話-ENDなど) -メギドを召喚するにはメギド本人の同意がなければ難しい模様。 召喚を拒むメギドは<ある程度弱らせて「意思」の力を折る>必要があるらしい。 (出典:アスモデウスのキャラストーリー3話) --しかし、パイモンはダムロックによって面識もないまま全く違う場所から突然召喚されており、意思も何もない。 設定ブレか、先代というだけあってダムロックの潜在能力が高かったのか不明。 (出典:パイモンのキャラストーリー2話) --パイモンはダムロックとの関係を「腐れ縁」と呼び、それに対してダムロックは<そもそも「縁」がなきゃ、召喚に成功するはずあるか!>と主張している。 召喚当初は反発しあったものの後に二人が唯一無二の親友と呼べるほどの信頼関係を築き上げたことから、 ただ単にパイモンとダムロックの相性が特別に良かったからたまたま召喚出来た、ということなのかもしれない。 (出典:パイモンのキャラストーリー9話 他) ---ダムロック自身、結局パイモン「しか」召喚を行うことは出来なかったらしい。恐らくその生涯の中でただ一度の成功だと思われる。 (出典:パイモンのキャラストーリー9話) -メギドの召喚は本人の魂(本体となるフォトン?)に作用するものらしく、魂の一部を捉えられ操られた状態のメギドは召喚できない。 (出典:イベント「傀儡の王と操られた花嫁」) -一度召喚、契約済みのメギドでも条件が揃えば「再召喚」することができる。 詳しくは[[再召喚>#z15a72af]]の項目を参照。 -決闘用の指輪には呼び出したメギドを「送還」する機能はなく、''徒歩で帰る''必要がある。 王女であるヴィネなど、ヴィータとしての公的な立場がある追放メギドは、周囲をごまかすのに苦労しているようだ。 (出典:ヴィネのキャラストーリー) -ある意味でこの仕組み自体が護界憲章の穴とも言える。 メギドがヴァイガルドでメギド体となることは禁じられており、破れば5章のサタンの一派の実験の通り憲章に抵触する。 しかし召喚を通じてのメギド体への変身は例外として見逃されるため、悪用すれば憲章をかわすことも可能と言える。 --メギドラル側が召喚の悪用にどこまで目をつけてるか現時点のシナリオでは不明。 イベント「ソロモン誘拐事件」では計画者がソロモンに目をつけており、5章ではサタンらが本物の指輪を行使できる傀儡のソロモン王を立てようとしていると推測されることから、関心はあるものと思われる。 --バルバトスはこの点に気づいており、メギドラルにある「本物の指輪」をヴァイガルドに持ち込まれれば、<護界憲章の守りに今度こそ完全な「抜け道」ができる>と発言している。 (出典:46話-冒頭) #endregion ***食事 [#v9882a73] -メギドの食事とはフォトンの摂取のことであり、ヴィータのような食事は必要としない。 (出典:ダゴンのキャラストーリー) #region(詳細) -各メギドには「好物」があるが、「電気エネルギー」「チタン石」など食べ物でないものを食べるメギドが多数存在する。 「食事は取らない」というメギドもいる。 詳細に関しては[[プロフィール一覧(祖メギド体)]]を参照。 #endregion ***親族 [#qab47124] -メギドに血縁関係はないという設定が各所で語られているが、 フリアエのキャラストーリーにて「追放メギドの刑取り下げ願いが親族から出ている」という表現が見られる。 (出典:フリアエのキャラストーリー9話) #region(詳細) -プルフラスとアシュレイのように疑似家族としての親族という表現か、あるいはヴィータ社会化して性別を得た新世代はヴィータと同じく交配による生殖が発生するようになったのかは定かでない。 --ちなみに、フリアエらがヴィータ化社会に染まりきっていること、およそ500年前と考えられる追放刑成立を古代と表現していることから見て、フリアエは推定200才以下の新世代と思われる。 #endregion ***星間の禁域 [#a7f4e374] -アジトから侵入できる異空間。 大幻獣が飛来してくる、世界の外にある次元の狭間。 討伐メニューで戦闘を行う際のマップであり、星の輝く宇宙空間のような場所に見える。 (出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」) ***性別 [#m2135bdf] -メギド達は交配による出産を経ないが、ヴィータ(人間)の真似事が極まったのか、物語現在時点ではヴィータ体における性別意識はかなりヴィータに近い模様。 #region(詳細) -%%特にカスピエルのキャラストーリーではメギドラル中でナンパの文化が存在し、ヴィータ体での性差を前提としたメギド関係が構築されている。%% --まさかのイベントシナリオともども改稿。 ナンパ行為については(おそらく)ヴァイガルドの中での出来事に変わった。 -インキュバスに至ってはメギドの能力として女性に限定した効果を持っている。 メギドラルに性別の概念が定着して以降に生まれたメギドではないかと推測される。 -追放メギドは通常のヴィータと交配することが可能。 追放メギドの子に常人と何か変化があるかは現時点では不明。(出典:フォラスのキャラストーリー) #endregion ***葬送騎士団 [#q704f5c2] -1章で暗躍していた集団。 辺境に現れた幻獣「黒き淵の鋏手」に生贄を与えることでメギドラルへ還そうと考えていた。 (出典:6話) #region(詳細) -港町リートゥスから近い岬にある洞窟にメギドラルのゲートが存在し、そこから出入りしていたフォトン回収部隊の幻獣が辺境を襲っていた。 騎士団の目的はこのゲートを閉じること。 (出典:7話) -ゲートの番人かつフォトン運搬役の幻獣「黒き淵の鋏手」に充分な量のフォトン(生きたヴィータ)を与え、鋏手がフォトンを持ち帰るためにゲートを開くのを待っていた。 そこへフォトンを操作できる古き血筋のエイルを送り込んでゲートを閉じる算段だった。 --エイルは実際には自力でフォトン操作ができなかったため、殺害されてゲートに放り込まれた。 その魂はフォトンと同化し、最終的には目的通りゲートを閉じることに成功する。 (出典:8話) -騎士団は拉致した生贄のみならず自らの命も幻獣に差し出し全滅した。 おびただしい犠牲を出し、1章からいきなり酷いことこの上ない所業を見せつけたが、結果的には当初の悲願を遂行したことになる。 -ミカエルいわく「智の番人」に異界の知識を与えられた結果、強く感情を揺さぶられて道理が歪んでしまい、暴走した人々。 要するにバラムの悪影響である。 (出典:18話-END) --(理解しやすいようにか「儀式」等やけに装飾はされているものの)幻獣やゲートについてかなり正確な情報を持っていたのはこのため。 #endregion ***ソロモン王 [#c95c996a] -護界憲章の守護役として用意された、ソロモンの指輪を用いてメギドを使役するヴィータ。 (出典:世界観説明) #region(詳細) -より厳密な定義を言えば、<アルスノヴァの儀式>を経て母なる白き妖蛆に認識されたものがソロモン王であり、 儀式を経ていないメギドの使役者は<魔を統べる者>と呼ばれる。 (3章段階でも事情を知っているミカエルなどは主人公を「ソロモン王」ではなく「統べる者」と呼んでいる) この区別はメギドのプライドによるものであるが同時に、魔を統べる者の中でも特に優秀な者を洗脳し手駒にするためでもあった。 魔を統べる者としての才能は、本来であればペルペトゥムの民しか持ちえないものである。 (出典:41話) -現代のメギドの認識では<ヴァイガルドに置かれた、メギドの現地指揮官>。 ヴィータだが王と呼ばれていた、という言い回しとも合わせ、ソロモン王の「王」とは一軍団を率いる上位メギドを指す王と同等の意味と考えられている様子。 (出典:イベント「ソロモン王誘拐事件・悪夢編」プロローグ) #endregion ***ソロモンの指輪 [#b9e93573] -魔を統べる者に与えられる、メギドを使役する力を持った指輪。 メギドの召喚や命令、フォトンの操作、また対になるシバの指輪の召喚(出典:13話-3)が可能。 #region(詳細) -指輪1つにつきメギド1人に対応し、主人公は5つの指輪を嵌めているため同時に5人まで召喚可能と思われる。 (出典:ゼパルのアジト会話) --2018年9月22日のTGS生放送にてプロデューサーからも5人だから5つになったと発言があった。 -<本物>の指輪と<決闘用>の指輪が存在し、主人公が嵌めているのは決闘用の指輪である。 決闘用というのは、ソロモン王を決める際の魔を統べる者同士の闘技を目的としたもの。 戦闘能力は同等だが召喚力が桁違いであり、決闘用の指輪は追放メギドの召喚ですら確率に左右されるのに対し、 本物であればヴァイガルドにメギドラルからメギドを直接召喚したり強制送還することも可能になる。 本物の指輪は現在メギドラルにあり、決闘用の指輪はヴァイガルド内に複数存在していると思われる。 主人公のものはかなり状態が良いらしい。 (出典:41話、46話、パイモン、ウェパルのキャラストーリー) --本物の指輪は、パイモンの聞いた話では<王都を滅ぼしたついで>にメギドラルが回収したとのこと。 王都とはおそらくペルペトゥムのことであり、指輪を回収したのは大罪同盟かと思われる。 それがそのまま現在メギド8魔星の手に渡っていると考えられる。 (出典:パイモンのキャラストーリー3話) -現在のヴァイガルドにおいても「ソロモンの指輪」は伝説の秘宝としてある程度の知名度があるらしく、情報屋がその所有者の情報を商品に出来るほどの価値は有しているようだ。 (出典:パイモンのキャラストーリー 6話) -主人公の祖母であるマーグラは大昔から代々この指輪を探し求めており、全財産を差し出してでも手に入れたかったらしい。 (出典:パイモンのキャラストーリー 10話) #endregion RIGHT:&size(11){[[ページトップに戻る>#pagetop]]}; //========================た行======================== **た行 [#wf6943c9] ***(大幻獣) [#cbfc2bff] -→[[か行>#s8206dd0]]「幻獣」直下に記載。 ***大罪同盟 [#gb768f30] -アスモデウスがかつて所属していたメギドラルの有力者で結成された機関。 今は分裂崩壊し、そこからメギド8魔星が出てきた。 (出典:48話-4) #region(詳細) -読みは<デッドリーシンズ・アライアンス>(Deadly Sins Alliance) -アスモデウスは(元ネタと思われる)七つの大罪のモチーフで「色欲の悪魔」に相当する。 既にシナリオに名前が出ているベルゼブフ、サタンも入っている他、[[プロデューサーレターvol3:https://megido72-portal.com/entry/pletter-20180223_04]]で言及されていたルシファーも該当する。 また、同じく大罪の悪魔とされるレヴィアタンの名前がすでに悪魔の時計(真)にあることが確認されている。 -本来の役割はペルペトゥムを滅ぼしたという<罪を継承>し、事実が広まりハルマゲドンを誘発しないよう、<秘密を維持する>ことだった。 (出典:48話-冒頭) #endregion ***(中央) [#b878c930] -→[[ま行>#p3ae7d84]]「マグナ・レギオ」参照。 ***追放 [#v7a713da] -メギドの魂だけをゲートからヴァイガルドへ送り込み、ヴィータとして転生させる刑罰。 -近年では従来通りの転生を経ず、メギドの力だけを奪われてヴァイガルドへ追放されるケースも見られる。 #region(詳細) -メギドとしてのプライドを折られるのみならず、いずれ訪れるハルマゲドンに巻き込まれて死ぬことまでを含めた実質的な処刑と言われる。 また、ヴィータとして生きても通常より遥かに長命となってしまい、絶望的な孤独を強いられることも罰なのだろうとベリアルは考えている。 (出典:ベリアルのキャラストーリー) -<中央>が行う刑とされる。 メギドラルに対する忠誠が足りない者、中央に逆らう者に適用されるらしい。 (フライナイツが私的に関与しているという疑惑もある) 当初は「議会での協議の上決定」されていた様子だが、(出典:ベリアルのキャラストーリー) 近年は「配下を見せしめに皆殺しにする」(出典:ブネのキャラストーリー) 「騙し討ちにして捕らえ、強制追放する」(出典:イベント「死者の国の4冥王」)など、 手段を選ばず大義もなくなってきている。 -追放刑自体は<古代よりメギドラルの法に定められた正統な裁き>らしい。 しかし近年<中央の意向>により有力メギドが次々追放されたことから一般メギドに不安が広がり、撤廃を求める運動が起こっている。 フリアエの認識では「(中央とは必ずしも関係なく)重罪者に適用される極刑」である。 (出典:フリアエのキャラストーリー) --追放刑はべリアルがヴィータに転生したことが確認されたため成立したものである。 すなわちべリアルは古代から生き続ける追放メギドということになる。 (出典:べリアルのキャラストーリー7話) -カスピエルはソロモン誘拐計画の時点で既に追放処分を受け、ヴィータとなっていた。 しかしヴァイガルドで生まれ直した訳ではなく、インキュバスらと共にゲートを通って来ている。 --「生まれ直し」自体はなされているようなモノローグがあったため、ヴィータの中に胎児として魂を放り込む以外にメギドラルでヴィータ化させる技術が確立している可能性がある。 (出典:イベント「ソロモン誘拐事件・逃走編」3話-4) ---※ただしこの辺りについては復刻開催での修正などによりやや曖昧になっている。 カスピエルのキャラストーリーが復刻に合わせ修正され、インキュバスらとの出会いがヴァイガルドでの出来事に変わっていた。 従来通りに子どもから育ち直した後二人と知り合ったとも解釈できる。 --アリトンも裁判で追放刑を受けヴァイガルドに降りているが、子どもから育ち直した様子はない。 自らの意思でメギドラルを出てきたニバスやプロメテウスなども、同じような方法でメギドの力を破棄してきたのかもしれない。 -執行の際は<魂のランタン>と呼ばれる籠にメギド体から離された魂のみを収容され、黒き門からヴァイガルドへ移送されていた。 (出典:49話-END) --上記の通りアリトン等についてはこの手順を踏んでいるのかやや疑問が残る。 #endregion ***追放メギド [#j7903776] -メギドラルで追放刑を受け、ヴィータとして生きるメギドのこと。 #region(詳細) -悪魔の時計(祖)に刻まれる72柱は基本的に殆どが追放メギドとなる。 悪魔の時計(真)に刻まれるメギドは追放者も居るが、自ら興味本位や何かの目的で出向いてきたりして転生の手順すら踏んでいない者も割と多い。[[純正メギド>#x50b9f59]]の項目も参照 //--特に自分の意志で出てきたことを語っている(匂わせている)テルミナスメギドたちはメギド由来の超常能力も駆使しており謎が多い。 -任務によりヴィータ体でヴァイガルドに侵入したが、放置されてそのまま追放メギドになってしまったムルムルなど、 「追放刑と転生を経ていない純正メギドかつ追放メギド」の者もいる。 (出典:ムルムルのキャラストーリー) -ただし追放メギドと言う言葉は、正確には単に追放されたメギド全般を指している訳ではなく、魂をヴァイガルドに送られヴィータに転生したメギドの事を指すため、ウェパルや上記のムルムルの様にこの過程を経ずに追放されたメギドは、たとえヴィータの身体を持とうとも「追放されたメギド」ではあっても「追放メギド」ではない。 (出典:51話・6) -多くの追放メギド(特に転生メギド)は成長が止まったり常人ならざる力を発揮してしまったりすることから、 ヴィータ社会で迫害を受け、見世物にされたり捕縛されそうになったりするケースが珍しくない。 そのためアスモデウスは迫害行為をはたらくヴィータたちを虐殺していた。 (出典:アスモデウスのキャラストーリー) パイモンも自分を追い回すヴィータから逃げ回る日々を送り、ヴィータを憎悪していたと語っている。 (出典:パイモンのキャラストーリー4話) --逆に常人ならざるとは言えども「天才」や「達人」の枠程度に収まるのなら個性として受け入れられているパターンもある。 (出典:ストラスのキャラストーリー) #endregion ***強さ [#a6f2e2a2] -見た目ではあまり変わらないハルマ、(ヴィータ体の)メギド、ヴィータだが、戦闘力や頑健さにおいてハルマとメギドは超人的な能力を持つ。 #region(詳細) -普通のヴィータでは、ほとんど幻獣を倒せない。 (出典:9話-END) -追放メギドの強さはメギドによって個人差がある。 基本的にはソロモンの指輪によってメギド本来の力を取り戻すのだが、「素」で覚えのある者は指輪の支援なしでもある程度幻獣と戦える。 (出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」) --指輪の支援があればバルバトスが瀕死の人間を癒すなど、ヴィータの領域を超えた特殊能力も発揮できる。 (出典:18話-2など) --特に「不死者」は指輪の力がなくても、石を砕く破壊力や不可視の障壁で身を護るなど、特別な力を行使可能。 -遺物を使えば追放メギドがメギド体を取り戻すことができるが、 ソロモンの指輪という「同じ力」があれば対抗可能であり、ソロモン王一行はメギド体メギドを次々と撃破している。 (出典:35話-3~最新話まで) -シバの女王が召喚する純正ハルマは追放メギドより強く、凄まじい性能差を誇る。 (出典:12話-2) --その中でもミカエルは、ガブリエルやカマエルより上位の力を持つ。 (出典:22話-5) -完全起動したアバドンは「追放メギドごときの力では束になっても勝てない」「複数のハルマとでも互角に戦える」くらい強い。 (出典:24話-6) -ヴィータの中でも「超人」的な存在は不死者と互角に戦える強さを持つ。 (出典:アスモデウスのキャラストーリー) #endregion ***天空の眼 [#qf5c5b8e] -ハルマが用いている上空からの偵察手段。 #region(詳細) -シバら王都のハルマ勢はこれにより果ての壁の向こうに巨大な幻獣が存在し、ゲートが稼働していることを知った。 -しかしこれは王都の物ではないらしく、自由に使える訳ではないと言う。 シバの濁した言い方から、ヴァイガルドにはシバの女王に協力するが従属しないハルマの別勢力が存在しているとバルバトスは推測した。 (出典:38話-END) #endregion ***転生 [#o0bc5fb5] -メギドが魂だけの状態でヴァイガルドにたどり着き、ヴィータとして生まれ変わること。 #region(詳細) -生まれた直後はメギドの記憶が残っている場合があり、赤子か幼児の頃に自分はメギドだと名乗るケースがある。 それ故に捨てられる、虐待されるなど悲惨な目に合うメギドも居る。 (出典:モラクスのキャラストーリー) 一方で両親が我が子の言葉を信じ、メギドであることを含めて受け入れ大切に育てられる場合も。 生まれた家庭によって残酷なほどに境遇が変わる。 (出典:クロケルのキャラストーリー) -ヴィータとして成長するうちにメギドの記憶を忘れてしまい、普通にヴィータとして生活していたメギドも多数居る。 しかし魂に刻まれた記憶は強力なのか、何かのきっかけに思い出すことも多い模様。 --[[ジズ]]については作戦として追放される際、強制的に記憶を消されている。 それでも本来の名だけは覚えており、両親のつけた名ではなくメギドの名を名乗っている。 しかし、他の記憶については二度と戻ることはないだろうと言われている。 (出典:イベント「嵐の暴魔と囚われの騒魔」) -上記の様にメギドとしての記憶の影響は大きいが、逆にヴィータとして生きた経験もメギド自身に強く影響する。 そのためラウムやロノウェと言ったメギド時代とは強烈なギャップのある人物も生まれている。 --シトリーは転生前の仕掛けにより、覚醒と同時にヴィータ時代の記憶を失ったが、『料理』がどんなものであるかを感覚的に覚えており、好物も曖昧ながら記憶していた。 またヴァイガルドでの倫理観も理解が早く、ヴィータ時代の記憶や人格が完全に塗り潰されることなく残っていることがわかる。 (出典:シトリーRのキャラストーリー) --成長に伴う記憶だけでなく、ヴィータの肉体を持つことそのものの影響も大きい。 例外的に転生を経ずヴィータの死体に魂を同化させていたウェパルも、そのヴィータが好いていた相手に好意を抱き、それがヴィータの記憶であると自覚していた。 (出典:ウェパルのキャラストーリー) -追放メギドは前世のメギドとしての名前とは別に、現世のヴィータの親が付けた名前を持っていることになるが、 ヴィータ人生のどこかで名乗りを変えたのか、メギド名をヴィータとしても使用している者が多く、 ヴィータ名とメギド名を同時に使用しているのは子供のメギドが中心である。 --判明しているヴィータ名については[[追放メギドたちのヴィータ名>用語集(その他)#vitaname]]を参照。 -[[シャミハザ]]は転生に失敗したレアケース。 本来ヴィータの胎児に宿るはずのメギドの魂が、既に生まれて充分成長していた少年ジルベールの肉体に引っかかり、魂が混ざってしまっている。 (出典:シャミハザのキャラストーリー) -追放刑の様に魂だけをヴァイガルドに送られるという方法でなくとも、純正メギドがヴァイガルドで死亡し魂だけになった場合でも、その後ヴィータとして転生が可能である。 だが純粋なメギドの魂が一度ヴィータの魂に混じると<もう死んでも転生できない>。 つまりメギドからヴィータへの転生は一度しか行われないのだが、言い換えれば''純粋なメギドの魂は何度も転生できる''とも読める。 [[メギド>#megido]]の項目も参照。 (出典:51話-6) --蛆が都合の悪いメギドを抹殺せず追放しているのは二度と転生させず完全に滅ぼすためか。 #endregion RIGHT:&size(11){[[ページトップに戻る>#pagetop]]}; //========================な行======================== **な行 [#nd2c59e5] RIGHT:&size(11){[[ページトップに戻る>#pagetop]]}; //========================は行======================== **は行 [#z113b378] ***母なる白き妖蛆 [#cbb59e32] -全てのメギドの起源であり、際限なくフォトンを食らう存在。 #region(詳細) -メギドラルが疲弊し、ハルマゲドンを引き起こそうとする元凶、「本当の敵」であると実際に相対した主人公は推測した。 物理的な世界とは隔てられたより高位の存在であるような描写がなされており、メギドにその存在を認識することは難しい。 マグナ・レギオに所属するメギドはいずれも無意識に蛆の干渉を受けている。 (出典:46話) -「干渉」から逃れるため、アルスノヴァの巫女べリアルを追放したらしいことから、アルスノヴァの系譜のメギドから何らかの制御をかけられていたと思われる。 (出典:べリアルのキャラストーリー7話) #endregion ***ハルマ [#q2a1d6c7] -シバいわく「超人類」。 (出典:11話-冒頭) -フォトン文明を極め、発展をなくし、永遠の停滞を続ける「老いた種族」。 #region(詳細) ヴァイガルドとそこに住むヴィータを守護しているのは、種族として極めて若いヴィータに進化の可能性を見出し、 そこにあやかって己の種族を再び繁栄させるため、とミカエルは語っている。 護界憲章を設置したのも、「希望」であるヴィータが滅ばないようにするため。 (出典:22話-5) -カマエルによると本気を出すと姿を変えることが可能で、バルバトスは「ハルマはメギド体と同様のハルマ体を持つ」のではないかと推測している。 (出典:第47話・END) -現在ゲーム中に登場しているハルマは全て男性だが、[[インキュバス]]は「ハルマニアの女だけは苦手」と語っており、女性が存在するかは不明。 (出典:[[インキュバス]]のアジト会話) -マルバスが自分を「美しすぎてハルマ」だと自称していることと、 パイモンのアジト会話の「メギドよりハルマのほうが女の子受けがいい」という発言から、一般にハルマは美しいようだ。 -OP映像のラストでは背から生えた翼で飛行している姿が見られる。 シナリオ中では今のところそのような描写はない。 (出典:OP映像) -主人公たちとはハルマゲドンを止めるためシバの女王を通じて協力する立場にあるが、 一般的なメギドとハルマは、会えば殺し合うくらい仲が最悪であり、 メギドラルと戦う現在でも共闘に不満があったり、警戒している追放メギドも多い。 (出典:第6話・4とグレモリー、フリアエ、ウォレフォル、カイム、ガミジン、ガープ、ジニマル、ハルファス、フラウロス、ブニ、ベレト、ボティス、マルファス、ラウムのアジト会話) --実際の所、シバの女王とソロモン王が不仲ではないため成り立っている関係ともいえ、警戒する心理も理解できないものではない。 ---本来のソロモン王が失われている現状ではハルマの方がメギドに対してやや優位である。 もしもハルマ側がその気なら、メギドの日のように一同に集った追放メギドたちを一網打尽にすることも不可能ではなかったかもしれない。 ---とはいえ、今のシバの女王と王都のハルマに対してはそこまで心配している者は居ないと思われる。 #endregion ***ハルマゲドン [#tb862701] -メギドとハルマの最終戦争。 これが一度勃発してしまえば、メギドラルとハルマニアに挟まれたヴァイガルドは今度こそ滅亡してしまうと考えられている。 #region(詳細) -紛らわしいが、1000年前の戦争については「古代大戦」等と呼ばれ、ハルマゲドンとは区別される。 ハルマゲドンはあくまで今後起こる危険のある、滅びをもたらす最終戦争である。 (出典:世界観説明等) -この最終戦争を阻止するため、ハルマもメギドもヴァイガルドに侵入できないよう定めたものが護界憲章である。 しかし、フォトン枯渇にあえぐメギドラルはヴァイガルド、ハルマニアに侵攻してこれを確保せしめんとあの手この手を用いてハルマゲドン誘発を図っている。 --実はそれすら二重構造になった次善策であり、本来の目的は大いなるバビロン起動による護界憲章そのものの強奪と判明した。 [[アンチャーター>#e4e9e7d1]]の項目等を参照。 (出典:48話) #endregion ***ハルマニア(輝界ハルマニア) [#v002206d] -3界の一つ、ハルマたちが治める世界。 ミカエルいわく「フォトン文明を極めた結果、これ以上の進展がなくなり停滞した世界」。 #region(詳細) -メギドラルも同様にかつてはフォトン文明を極めた世界だったらしい。 (出典:22話-6) -古代の王都エルプシャフトはハルマニアと頻繁に行き交うほどの蜜月状態だったことから、王都近郊の地下迷宮にハルマニアへのゲートが残されている。 (出典:11話-3) しかし現在のハルマニアは原則としてヴァイガルドに不干渉で、事情を知らない一般ハルマはヴィータを見たことすらない。 (出典:11話-冒頭) #endregion ***フォトン [#photon] -生命エネルギーのようなもの。 古き血筋を引く一部のヴィータは実体として視認することができる。 #region(詳細) -フォトンが水や食物に含まれていると、味が良くなったり、病気や傷の治癒効果を持つことがある。 フォトンを含む水で治癒した人体が元より強靭になる例もある。 ただしヴァイガルドの生物はフォトンを体内に取り込み、その影響を受けはしても、それ自体を消費して生命を維持している訳ではない。 なので本質的な意味では不必要なのではないかとする説もある。 (出典:シャックス、モラクスのキャラストーリー) -アスモデウスのキャラストーリーでは特殊能力と呼ぶべきレベルの効果を人体にもたらしうる事が発覚した。 (不死者であるアスモデウスをして反応するのが難しい瞬発力や、複数人の命を結んで建造物倒壊による圧死からも蘇生する、"残機制"とでも呼ぶべき擬似的不死の実現など) (出典:アスモデウスのキャラストーリー) --特にこのアスモデウスのキャラストーリーに登場するイモータルについては「土地のフォトンが意思を持ってそのように操作した」とすら言える状態である。 これについてはソロモンが赤い月にて「フォトンは生きている」と発言していることとも関連が考えられる。 ソロモンは赤い月にあるフォトンに「ヴァイガルドへ還れ」と呼びかけることで、不可能と思われる量のフォトン操作を成し遂げた。 (出典:24話-5) -ヴィータたちはフォトンという呼称を知らないが存在は感じており、「大地の恵み」と呼ぶ。 また、死んだヴィータの魂はフォトンとなって大地に還元される(恵みの光となる)ことも察しており、<魂よ、安らかなれば大地に還り、豊穣の恵みを思い残すならば死者の国へと去れ>という葬送の言葉がある。 (出典:3話-END) --そしてそれはかなり的を得ており、フォトン化した魂が上手く大地に還元されなかった場合、<フォトンの残像>となって実体を持ち、彷徨うことがベリアルによって明かされた。 (出典:41話-冒頭) -フォトンは「光」の性質を持っており、収束、増幅させることが可能。 特定の方法で収束させたフォトンのレーザー光線はメギドやハルマでも視認できなくなる。 (赤外線レーザーのようなものだろうか) この仕組みは「空白地帯」に隠されたアバドンの在りかを示すマーカーとして利用されていた。 (出典:ベリトのキャラストーリー) -通常の追放メギドはフォトンを視認できない。純正メギドならばフォトンを視認することができる。 (出典:イベント「ソロモン誘拐事件・逃走編」5話-END) #endregion ***フォトンスポット [#b0dffe45] -フォトンが地表に湧き出しているポイント。水源の近くであることが多い。 フォトンスポット周辺では動植物の生育がよくなるため町や村が存在することも多い。 (そのためフォトンを回収してまわる幻獣の群にしばしば襲撃される) (出典:4話等) #region(詳細) -これはフォトンが多いと植物がよく育ち、それを餌にする動物も集まってくるため生活しやすいと言う間接的な恩恵によるもの。より直接的にヴィータに恩恵を齎している事もあるが、やや珍しい例であるようだ。 --余所から食料を仕入れる流通が整っていれば、フォトンが全くない枯れた土地でも村を興して発展させていく事は可能である。簡単な事では無いが、成功させれば幻獣にあまり見向きされずに済むというメリットを得る事も出来る。 (出典:バフォメットのキャラストーリー) -生活に適したフォトンスポットにはすでにほぼ全ての場所が集落となっているようで、新たに町や村を起こす機会は減っている模様。 (出典:ベリトのキャラストーリー) 幻獣に襲われても故郷を捨てる決断がなかなか下しにくいのも、おそらくその辺りの事情が絡んでいる。 --一方で生活に適さない森の奥地のような場所では動物・幻獣がフォトンスポットの主と化している。 メギドの日イベントでは空席となった主の座を巡って一騒動があった。 主となる恩恵には強化も含まれるらしくピヨピヨは主になることで大分気が大きくなっていた。 一方都市のフォトンスポットは主が居ないのかと言うと、アスモデウスのキャラストーリーに登場したイモータルはこれに該当するのではないだろうか。 #endregion ***(フォトンバースト) [#gb5e572d] -→[[ヴィータ>#zce5661c]]の項目を参照。 ***フォトンベルト [#maee587c] -[[未踏地>#mitouchi]]における原生生物の突然変異現象を引き起こした原因。命名はバルバトス。 #region(詳細) -フォトンが密集し高濃度になっている地域を指す。 4章の未踏地では堕ちた赤い月の断片に付着した大量のフォトンがこれを引き起こした。 加えて[[アンガーストーン>#v3196970]]の存在により、原生生物たちが明らかに攻撃性に特化した変異を遂げた結果、未踏地は深刻な危険地帯となってしまった。 (出典:26話-2) -5章の「霧の海」でも似た現象が起こっている。 こちらはそこで停止中だったプロトアバドンが原因。 起動後に燃料として使用するために引き寄せていたものが密集して霧状になっていた。 #endregion ***(フォルマウス4冥王) [#jac5803f] -→[[まつろわぬ諸王>#ib8f458a]]の項目を参照。 ***不死者 [#p1e05005] -追放メギドの中でも生前大きな実力を持ち、その名残でヴィータに転生しても能力の一部を行使可能な追放メギドの総称。 #region(詳細) -「不死者」という名前から紛らわしいが、長命は1つの特徴にすぎず、あくまで単独で能力を扱えることが不死者の定義において重要である。 --アイムのように数百年単位で生きながら能力を持たない普通の追放メギドもいる。 逆にベレトは外見相応の年齢であるが、通常の追放メギドを超えた能力を持つため不死者と呼ばれる。 -ヴィータの裏社会でアスモデウスがそう呼ばれていたのが起源であり、元々は彼女1人を指す肩書きであった。 パイモンが確認した範囲ではストーリー配布の6人が該当する。 (出典:21話、29話) -ちなみに年齢は以下の通り。 ベリアル>アスモデウス>バラム>バエル>パイモン>ベレト (出典:45話) -元ネタ的にはソロモン72柱の中でも、地獄での地位が「王」とされる者たちがメギド72での「不死者」と呼ばれる配役になっている。 (ただし何故かその中でプルソンだけは漏れている。) --王道の熱いキャラストーリーを持つことから、プルソンも元はメインに近い重要キャラの予定だったのでは、と考察するファンもいるが現時点では特にそういった描写はない。 ただし6章では召喚キャラもシナリオに登場するようになったため、今後何らかの設定が明らかになる可能性はある。 -「不死者」と呼ばれていない追放メギドの中にもメギド由来と思われる超常の能力を発揮している者がいる。 これらのメギドは近年追放されたメギドのため、不老の力も持っているのかは不明である。 --ジズ:本人の負の感情に反応して周囲に嵐が起きる。 メギドラルが意図的に改造を施して転生後のジズが暴れるように残した能力であり、それを望まないジズは笛の音で感情をコントロールすることで日常生活を保っていた。 主人公に召喚されたことでメギドの能力を抑えることに成功し、暴走は収まったようである。 (出典:嵐の暴魔と囚われの騒魔) --シャックス:本人に関わった周りが何らかの「不運」を受ける。 あまりにもはっきりとその現象が起きるためにバエルは7人目の不死者ではないかと疑っている。 メフィストはこれを逆手に取り、ギャンブルの対戦相手をシャックスに応援させることで逆に「不運」に見舞わせるというイカサマ(?)に利用した。 (出典:39話、メフィストのキャラストーリー) --ナベリウス:動物を意のままに操ることができる。 調教の訓練をするうちに動物の気持ちが分かるようになったらしいが、その能力は調教の範疇を超え、動物はおろか虫ですらナベリウスの意思に従う。 本人も感覚的に出来たことであり技術だけではない力が働いていると思われる。 (出典:ナベリウスのキャラストーリー1話) --ハーゲンティ:関わった者に金運を呼び込む。 この能力もまた他人にギャンブルで使われており、シャックスとハーゲンティが相対した際には不運と金運が互いに相手の能力を打ち消し合った。 (出典:メフィストのキャラストーリー) -バルバトスの回復能力など、通常の追放メギドもソロモンの指輪があれば超常の能力を発揮することができる。 また、インキュバスの女性を操る能力やリリムの夢を操る能力、不死者アスモデウスと渡り合ったアクター(出典:アスモデウスのキャラストーリー)など、純正メギドは不死者でなくとも能力の一部を使用可能な者がいる。 #endregion ***フライナイツ [#k8fc41a5] -ベルゼブフ配下の親衛隊の名。 #region(詳細) -入隊試験があるらしく、軍団のようなものと推測される。 (出典:プルソンのキャラストーリー) -他の軍団から貯蔵フォトンを徴収しようとしたりと強権的。アンドレアルフスいわくフライナイツに逆らった者は追放される。 (出典:マルコシアスのキャラストーリー) -名前はおそらく文字通り「蝿の騎士団」 -現状、構成員で名前が挙がっているのはガギゾン。 #endregion ***古き災厄の魔女 [#AncientCW] -ヴァイガルドの一地方で語り継がれていた幻獣。 #region(詳細) -イベント「背中合わせの正義」で登場した。 ローブをまとう口の裂けた女性のようなシルエットでまさに不気味な魔女。 -やや時系列があやふやな存在。 様々な場面で「幻獣が現れるようになったのは比較的最近の時代」と思われる描写がされているが、それ以前から存在が確認され伝承として謳われているように解釈できる。変わり種の幻獣。 --ただし(汎用背景のせいか)、魔女の住み着いていた場所は古臭さを感じさせないものになっている。 -長い時代を経ていることから大戦時代の兵器として送られた幻獣の一種と考えられるが、このイベント以降の登場はない。 メギドラルでも忘れられている代物なのかもしれない。 #endregion ***古き血筋 [#d6f5b4a7] -大地の恵み(フォトン)を視認、操作することができるヴィータ。 #region(詳細) -この能力は遺伝する様だが確率は低いらしく、現在はかなり数が減っている模様。 -ある程度のフォトン操作が可能なため、地中からフォトンを引き出し村のために使っている例が多い。 主人公もグロル村で暮らしていた頃はそうして村のために能力を使っていた。 -中にはメギドラルへのゲートを稼働、開放させてしまったケースも。 (出典:21話-3) -サルガタナスによるとこれは自然発生した能力ではなく、<超古代に何者かが「人為的に」作り出した''改造ヴィータ''>だとする説があるらしい。 フォトンを消費できない種族にも関わらずそれが視える能力を持つのは不自然だというのがその理由。 (出典:ウェパルのキャラストーリー11話) --アルスノヴァ血統もある意味べリアルの手による改造ヴィータと言えるので信憑性は低くない。 プランシィがアルスノヴァ血統の話を聞いた際には、<それも「稀少な古い血筋」>と似たような表現をしている。 #endregion ***ベルゼブフ [#q6ac35f5] -サタンと共に大罪同盟を離反し、アスモデウスを追放した大物メギド。 #region(詳細) -母なる白き妖蛆に仕え、蛆を守るためにフライナイツを組織している。 過去に蛆に相対し、心を折られ従順にさせられた模様。 (出典:46話、48話) -2章の王都攻略計画においてヴィータの操作を指揮していたのがフライナイツのガギゾンと判明している。 つまりは王都攻略計画を率いていた張本人であった可能性も高い。 (出典:イベント「上書きされた忠義」プロローグ) #endregion ***ペルペトゥム(廃都ペルペトゥム) [#lbb17fcc] -かつてメギドラルと同盟関係にあり、代々ソロモン王を輩出していた民の住んでいた都。 #region(詳細) -しかしアンチャーターが起動してしまい、護界憲章を一部無力化してしまったことから、 それが露見しハルマゲドンが起こることを阻止するため、口封じとして(おそらく大罪同盟の創始者に)滅ぼされた。 (出典:48話-冒頭) 大罪同盟は同時にアンチャーターの破壊も目指していたが、逃げられてしまい失敗している。 (出典:48話-3) -ソロモン王は候補となる<魔を統べる者>のうち、トーナメントで勝ち抜いた最も優秀なヴィータが選ばれていた。 ランクマッチ、フリーバトルで舞台になるマップはおそらくそこで使われていた闘技場と思われる。 -ペルペトゥムはラテン語でperpetuum、意味は「永久の、永遠の」。 永久に栄えるはずの都だったのだろう。 #endregion ***ポータル [#ue5f3160] -ハルマニアの技術で作られた小型の<ゲート発生装置>。 #region(詳細) -ヴァイガルドを旅して回る主人公たちのためにシバの女王から与えられたもの。 これを使用することで、ヴァイガルドのどこにいても<位相空間>(辞書通りなら長さの概念がない空間)を通ってアジトに戻ることができる。 -元々は「星間の禁域」に行くための門。 星間の禁域の出入り口はアジトにあり、<位相の鍵>(キー)を持たずにポータルに入った場合は単純に禁域に進入することになる。 -キーは二つに分割することができ、一つを飛び先の場所へ設置しておくことで、対の片割れを持ってポータルに入った場合行き先が禁域でなくキーの設置場所となる。 キーは複数存在するため、旅の途中に使う他にも、王都近くの衛星都市や、現在も実家でヴィータの家族と暮らすメギドたちが利用しやすい各所に置かれている。 -ポータルを通れるのはソロモンと召喚されたメギドのみ。 指輪がただのヴィータを召喚することができないのと似た理由と考えられる。 ただ幻獣が侵入する事も稀にあるため、この制限は必ずしも絶対という訳ではないらしい。 (出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」) --要するにフォトンに干渉できる存在なら通行できるということかもしれない。 --通常人工的に作られたゲートはヴィータでも通行可能とのことなので、ポータルに関しては意図的に無関係のヴィータを巻き込まないよう制限がかかっているとも考えられる。 -これを利用すれば主人公発見後、辺境から長距離を旅して王都まで向かう必要はなかったように思われる。 が、この設定が明らかになったイベントシナリオはユーザーから寄せられた疑問に答える形で後から製作されたもののため、シナリオ当初にはなかったものと推測される。 --辻褄を合わせるなら上述のイベントでの説明中にシバからソロモンが「王都の衛星都市に連絡路としてキーを置くように」と指示されているため、そこで初めて許可が下りたものとも考えられる。 --アジトの使用条件と本来の役割、更に上記の様に通行制限が絶対ではない事を考えると、指輪の支援がない=大幻獣への対抗手段がない状態の追放メギドに貸与するのは、全滅や大幻獣のヴァイガルドへの侵入のリスクを鑑みると難しかったと言う事情もあったのかもしれない。 --6章でハルマ勢共々アンチャーター捜索に全力を上げることになった関係で、王都と各主要都市に直通で行き来するためのポータル設置が許可された。 (出典:49話-冒頭) #endregion ***墓地 [#e4ba1141] -ヴィータの死生観では死者は恵の光となって大地に還るため、死者を墓地に埋葬する風習はヴァイガルドにおいて稀。 #region(詳細) -痩せている土地に遺体を埋めて恵が宿るのを祈るのが基本だが、一部のヴィータの中には死者を近くに埋葬し祈りを捧げたいと考える者もあり、墓地が作られている街や村も存在する。 しかしやはり珍しく、文献に特記されるようなものらしい。 (出典:イベント「怒れる勇者とプチマゲドン」) -王都でもフォトンバースト事件であまりに多大な犠牲者が出たショックから、墓地が作られた。 (遺体が残らなかったので鎮魂碑という表現の方が近いが) -よって墓守はヴァイガルドにおいて珍しい職業となる。 ビフロンスも夫や他のヴィータたちの眠る墓地を管理しているが、(その雰囲気も相まって)かなり怪しまれている。 (出典:ビフロンスのキャラストーリー) #endregion RIGHT:&size(11){[[ページトップに戻る>#pagetop]]}; //========================ま行======================== **ま行 [#v3d852ee] ***マグナ・レギオ [#p3ae7d84] -メギドラル社会をまとめあげ、社会全体の方針を決定している総合機関。<上位支配層>とも。 <無数のメギド軍団の代表で運営される最高議会>。 (出典:41話-4) #region(詳細) -特に有力なメギドが構成員となる。 「中央」と表現されるものはおそらくこれを指している。 -議席を得るためには<母なる白き妖蛆>の承認を受ける必要がある。 そのため構成員となるメギドはみな無意識のうちに蛆の影響下におかれる。 --当初から蛆の傀儡だった訳ではなく、少なくともべリアル追放前、ソロモン王が健在の時代は メギドたちが己の意思を持ってまともに運営していたらしい。 (出典:べリアルのキャラストーリー7話) -承認さえ得られればヴィータにも議席が与えられる。 トーナメントを勝ち抜いた<魔を統べる者>は議席を与えられることで準メギドとして認められ、正式にソロモン王となる。 --メギドラル側が傀儡のソロモン王を擁立した場合、主人公の立場が曖昧になると考えた一行はメギドラルへ急行、先手を打ってアルスノヴァの儀式を行った。 このことから、ソロモン王のための議席は一つしかなく、議席が埋まっている間は他のソロモン王を立てることはできないものと思われる。 (出典:46話-冒頭) -バラムも追放前はマグナ・レギオの議席を持っていた。 (出典:アスモデウスのキャラストーリー) -大罪同盟崩壊前は同盟によって<制御>されていたという。 (出典:48話-冒頭) アンドレアルフスも「大罪同盟が仕切ってた頃はマシだったんだろうが」と発言しており、 同盟崩壊後から強権的な面を強めたものと思われる。 (出典:マルコシアスのキャラストーリー) -メギドラル時代のマルバスはマグナ・レギオに属し、戦士として多くの戦果をあげていた。 その際、マグナ・レギオの構成員が集まる街でヴィータ体を使用した生活をしていた。 ここではマグナ・レギオは組織というより「街」そのものを指すニュアンスで話されている。 「理想郷」であるという表現も見られる。(既にディストピアめいているが) (出典:マルバス (ラッシュ)のキャラストーリー4話、8話) -名前の由来はラテン語のMagna(偉大な)Legio(軍団)からか。 -マグナ・レギオのメギドはそれぞれが固有の強い目的意識のもとに生きているところがあるため、ヴァイガルド侵略の手段一つとっても一枚岩ではない。 (出典:6章1節など) --ベルゼブフ派のガギゾンは自らが功績を立てるために他を出し抜くような行動を取っている。 (出典:イベント「上書きされた忠義」) --サルガタナスは大いなるバビロン計画が自身目的に合わないことから、マグナ・レギオの作戦を潰す行動に出ている。 (出典:51話) #endregion ***魔術・魔法・魔力 [#ufaa4847] -フォトンの恩恵による文明を築いているヴァイガルドだが、 フォトン以外に魔術や魔力といった表現が使われたり、それに関連した職業に就いたキャラが存在する。 例えばオロバスやデカラビアは魔術師である。 #region(詳細) -フォラスは魔術に関する学会の発表を王宮で行っており、 そのとき発表内容に関連した「魔術系統のデメリット」について質問され回答している。 魔術は怪しいオカルトではなく、系統立った学問の一つとして存在しているようだ。 (出典:フォラスのキャラストーリー) -ヴィータは土地に根差す形でのフォトン(大地の恵み)を認識しているが、詳しい知識があるわけではない。 フォトンとその関連技術をヴィータの言葉で魔力・魔術などと呼称しているのか、 それともフォトンとは別に魔力の概念が存在するのかは不明。 -贈り物には「魔力の濁り水」や「〇元素の魔法薬」といったアイテムが存在し、「魔力を高めるという」と説明文に書いてある。 -メギドストーリー中にも「魔法薬」というアイテムが登場し、飲んだ者の精神を変調させるなどの不思議な効果を発揮している。 (出典:オリアスとデカラビアのキャラストーリー) -幻獣を追い払うプロメテウスの歌に関しては、市長が「歌に魔力が含まれているから」と説明している。 (出典:イベント「嵐の暴魔と囚われの騒魔」) -ヴァイガルドの知識を持たない純正メギドのダゴンが、フルフルの料理の腕前を指して<まるで魔法だわ>と発言している。 魔法という表現はメギドラルでも使われているものと思われる。 (出展:ダゴンのキャラストーリー) -主人公一行や裏社会の人間など、フォトンやメギドラルに関して知識がある人物は、 バルバトスの癒す力やアスモデウスの不可視の障壁などの異能に対しては、 「メギドの力」や「不死者の力」、あるいは単に「力」と呼称することが多い。 #endregion ***まつろわぬ諸王 [#ib8f458a] -メギドラルにおいて中央に従わない者たちを指す。 #region(詳細) -「王」はマグナ・レギオに議席を得る程の実力者が冠する称号らしいことから(出典:アスモデウスのキャラストーリー)、それに匹敵する力を持ちながら従わない中央の難敵。 -具体的には〈フォルマウス4冥王〉のことを指す。 〈死を紡ぐ策王〉アマイモン、〈彷徨う死の王〉ガープ、〈魂なき軍団の王〉コルソン、〈蒼海の滅王〉ジニマルの四名。 --ガープは基本的に単独で動き、遭遇した敵を容赦なく葬ることからこう呼ばれた模様。 四名とも他者からつけられた二つ名と推測される。 --「フォルマウス」の意味についてはよくわからない。造語だろうか? -そうした難敵であるがゆえに中央は騙し討ちという手を使いこれを瓦解させた。 ガープはアマイモンらによって中央に「売られた」と思い込まされ、アマイモンは中央の軍勢に囲まれているガープを指して「寝返った」と吹き込まれ信じてしまった。 (出典:イベント「死者の国の4冥王」) #endregion ***魔を統べる者 [#uf0f0320] -ソロモンの指輪を所持、扱うことができ、ソロモン王となる素質を持つヴィータのこと。 #region(詳細) -古くはペルペトゥムの民が何人も魔を統べる者としてソロモン王候補者となっていた。 魔を統べる者同士メギドを使役して決闘し、勝ち残ったもっとも優れた者がソロモン王となるための儀式に臨む資格を得た。 ただし、儀式に失敗した場合待っているのは死の定めであった。 (出典:46話) -ペルペトゥム滅亡以後は魔を統べる者の素養を持つヴィータは居なくなったが、追放されたベリアルにより魔を統べる者になりうる「アルスノヴァ血統」が生み出された。 やがて時間をかけて伝播したアルスノヴァ血統のヴィータの中から時折ヴァイガルドに残された決闘用の指輪を手にしてそれを扱える者が出てくるようになった。 現在ゲーム中で実際に登場した魔を統べる者は主人公、主人公の祖父ダムロック、アスモデウスのキャラストーリーに登場した「リングホルダー」の三名。 #endregion ***未踏地 [#mitouchi] -いわゆる辺境。 未踏地と称する場合は主人公の出身地グロル村などがある地域よりも更に奥地を指す。 (出典:25話-2) #region(詳細) -未踏、とはいうもののそこに人は住んでおり、「エルプシャフト文明圏」から見てのある意味一方的な呼び名である。 -古い文献などではエルプシャフト文明圏に匹敵する文明圏があった、と伝えられている。 (出典:26話) --5章で廃都ペルペトゥムを中心とした文明圏のことと判明する。 -4章、5章はこの未踏地を舞台として話が進む。 -エルプシャフト文明圏から見て「南」に位置する模様。 砂漠が存在するのもプロトアバドンが残されてる何らかの爪痕というだけでなく、気候的な問題もあるのだろうか。 (出典:ウェパル(バースト)のキャラストーリー) #endregion ***港町(49話) [#g209c341] -メギドラルの侵攻を受け、王都から救助司令が下った目的地。 名も分からない普通の港町だがシナリオに深く関わる土地。 (出典:49話) #region(詳細) -一行は49話で初めて訪れたが、実はウェパルがサルガタナスの実験で訪れた町だった。 -ウェパルのキャラストーリーに登場したこの国(※)の王子ジオは主人公の祖母マーグラの祖父に当たる。 (※当時はこの近くの王都を中心とした都市国家があった様子) パイモンが聞いた話ではその後ジオの一族は国を捨て、町だけが残ったらしい。 -襲撃を受け、一行が駆けつけた時には既に人気の少ない状態だった。 --メギドラルのメギドに親族を殺害された住民の一部は、ソロモンの存在によって無関係のヴィータが巻き込まれたのだと憎悪を向けるに至ってしまう。 彼らはソロモンを厄災の元凶としつつ、被害にあうヴィータたちを救おうと避難などの支援を行う組織を起こしている。 -紛らわしいが52話で登場するアインマールとは別の町。 --こちらの名前の由来はおそらくドイツ語のeinmal。 Es war einmalで「昔々あるところに……」という語り出しのフレーズになる。 52ボス戦のシナリオタイトルは「物語の中へ」となっている。 #endregion ***無限回廊 [#j9abc91a] -廃都ペルペトゥムを隠し、容易に到達できないようにするための仕掛け。 バラムいわくアスモデウスが仕掛けたもの。これを抜ければメギドラルへのゲート「黒き門」とペルペトゥムへ行ける。 #region(詳細) -ペルペトゥム周辺が透明な結界のようなもので覆われており、それに触れると無限回廊へと引きずりこまれる。 普通に歩くとどんなに行っても無限に砂漠の景色が広がりどこへも到達できない。 出入り口の門は一つだけ存在し、そこへ向かって歩くとそうかからずに元来た方の外へは出られる。 -実は無限空間ではなく、一定の距離を持った一つのブロックがその正体。 1ブロック分を歩いて端をまたぐと、ブロックがループして反対側の端に出る。 またぐ瞬間に「(頭が?)前後どちらの方向を向いていたか」のチェックがかかり、一定回数判定が行われた所で出入り口の門が出現する仕組み。 -通常生物は前を向いて歩き続けるが、それでは門の通じる先は元来た無限回廊の外となる。 門の通じる先をペルペトゥム側にするには、「一定回数連続して後ろ向きにブロックをまたぐ」必要がある。 連続せずにどこかで向きが変わると判定はリセットされる。そのため、偶然振り返っただけ等ではたどり着けない。 (出典:44話) -なお、バラムはこの仕掛けが自力では解けず、一週間歩き続けた。 #endregion ***メギド [#megido] -メギドラルに暮らす種族。 #region(詳細) -<全てのメギドを生み出したメギドラルの「蛆」>「母なる白き妖蛆」によって、「アルスノヴァの祭壇」があった場所で生み出されたとされる。 ※現在も全てのメギドを直接生み出しているということなのか、原型を生み出したということなのか現在のところははっきりしない。 (出典:46話-3) -個々で特徴的な姿をしており、性格も非常に野心的、好戦的な者から全く争いを好まない者まで多様性に富む。 -悪魔の時計には真と祖という区別がつけられているが、アルスノヴァの儀式におけるベリアルの祝詞の中にその二つが含まれている。いわく、 <彼の地に呼ばれし絆のメギド…メギドラルの意思に加護されし「真」なるシュディムの系譜> <この地より出でて異界に集う「祖」の系譜> --続く詠唱でソロモンの指輪を持つヴィータを王に戴くのが「祖」だとされているため、ソロモンの指輪での召喚に応じるのが「祖のメギド」だと考えられ、「この地より出でて異界に集う」というのも、召喚によりヴァイガルドへ集うことと思われる。 蛆の承認によってソロモン王は準メギドという扱いになるため、「資格があるならば(儀式を受ける魔を統べる者は)祖の系譜となる」という意味だろうか。 --秘属アルスノヴァという名称も見られるが、シュディムのように特定のメギドを指す言葉なのかは不明。 --「祖の系譜=アルスノヴァの系譜」と読み替えてよいとすると、蛆の発言※からするに、祖72柱のメギドたちは「祖の系譜であったが故に追放された」と考えられる。 ※<あたしの「仔」でありながら逆らった「最初のメギド」、その系譜にまつわる者がまだ生き残っていたなんて> (アルスノヴァの儀式を行う者=アルスノヴァの系譜のメギド。儀式が行われてヴィータの意識に触れる機会が来たので、「全て追放したはずなのに生き残りが居た」と分かった) -肉体(メギド体)よりも「魂」そのものが重要な本体であるようで、魂さえ健在ならばメギド体を別途保管したりヴィータの死体に潜り込ませたりと自由である。 --メギド体もヴィータ体も本人の魂に紐付いた像(イマジネーション)であるため、追放メギドでも指輪によってメギド体に変身でき、またヴィータに生まれ変わってもメギドラルで使用していたヴィータ体の見た目通りに成長する模様。 ---シトリーの場合、使っていたヴィータ体に寄っていくように最初からギミックが仕込まれていた。 (出典:シトリー(ラッシュ)のキャラストーリー1話) --記憶も「魂」に記録されているように見える描写が多々ある。(転生の項目等も参照) また、[[イポス]]がアジト会話にて(かつての大戦の跡地に)「俺は前にも、ここに来た…」と非常に意味深な呟きをする。 (出典:イポスのアジト台詞) もしもこれが単なる既視感ではないとしたら、イポスは「大戦時に生きていたメギドが数百年後にもう一度メギドとして転生した」魂を持っている……のかもしれない。 #endregion ***メギド語 [#p74508c0] -メギドラルにおいて使われている文字または言語体系。「メギド文字」とも。一般的なヴィータには読むことができない。 #region(詳細) -追放メギドであるマルファスは読むことができたが、メギドラルの言葉を忘れているシャックスは読むことができなかった。 (出典:シャックスのキャラストーリー5話) -アンチャーターに刻まれた文字を解読していることから、プランシィはある程度メギド語を読めるものと思われる。 (出典:4章) -当然だがメギド語が読めることとメギド語で書かれる内容を理解するのは別である。メギドラル時代のマルバスは友人のカソグサが書いた文書を読んでいたが内容が難しすぎて読めなかったようだ。 (出典:マルバスRのキャラストーリー) #endregion ***メギド体 [#f85344ad] -メギドの本来の姿。 多くは異形の怪物のような姿であるが、物体的であったり人型に近かったりとバリエーション豊か。 #region(詳細) -ガブリエルによるとメギド体は<個々のイマジネーションの産物>であるという。 魂がメギドのままならイマジネーションは残っており、そのためフォトンの供給があれば一時的にメギド体へ戻れるとのこと。 (出典:ブネのキャラストーリー17話) --メギド体を生み出すイマジネーションが本人の意思に沿った形をしているわけではない。 マルバスは周りのメギドから醜いと言われる己のメギド体を気にしており、それが美しいハルマに憧れるきっかけの一つとなっている。 (出典:マルバスRのキャラストーリー) -とはいえ、メギド体を「引き剥がして魂だけにする」「別に保管しておく」というような表現も見られ、詳細は不明。 (出典:ウェパルのキャラストーリー、イベント「死者の国の4冥王」) -「フォトンの残像」である「亡者」とほぼ同じと言われているため、メギド体はフォトンで構成された像のようなものとも解釈できる。 (出典:41話-冒頭) -メギド体はヴィータ体よりはるかに高い戦力を持つ。 --カスピエルたちは「ソロモンたちが指輪の力でメギド体で応戦してくる」ことを理由に正面対決を避け、策を弄していた。 (出展:イベント「ソロモン誘拐事件・逃走編」) --フリアエはメギド体を発動させた罪人メギドを、指輪の支援もなくヴィータ体のまま叩きのめしている。 裁判官は伊達ではないらしい。 (出典:フリアエのキャラストーリー) #endregion ***メギド72(軍団名) [#q7161ea9] -5章最終話にてソロモン王が結成した軍団の名称。 #region(詳細) -この軍団の結成によりソロモン王はメギドからなる軍団を率いる「王」となり、メギドラルに対して明確に脅威を及ぼせる存在となった。 曲者揃いの追放メギド72名(および様々な理由で仲間に加わった真メギド)からなる正に「多様性」の軍団であると言える。 --なお、この軍団結成は「ヴァイガルドで最強の軍団を旗揚げする」というモラクスの夢が叶った瞬間でもある。 (出典:48話-END) -「72」はバラムが把握している現在ヴァイガルドに残った追放者の祖メギド総数。 それ以上に仲間は増やしていくつもりだが、軍団名には追放された者の人数を冠することで、メギドラルに敵対するという意思を表している。 #endregion ***メギド8魔星 [#x00a43b3] -大罪同盟から分裂して生まれた組織。 現メギドラルで最強と目されるサタン、ベルゼブフの2大メギドが大罪同盟を裏切る形で立ち上げた。 #region(詳細) -6章1節までのメインシナリオでは「サタン」「ベルゼブフ」の名前が上がっている。 また、[[シトリー(ラッシュ)]]のキャラストーリーで「マモン」の存在が確定した。 -一部が裏切った、割って作ったという表現から、当時の同盟メンバー全員が8魔星という訳ではない可能性もある。 元大罪同盟メンバーであったがゆえに「アンチャーター」の存在など重要機密を一部把握しており、現状では勝算が見つからないほど強大な敵である。 (出典:48話-4) -関連性があるかは不明だが七つの大罪は改定される前は八つの枢要罪であるとカウントされていた。即ち、「暴食」、「色欲」、「強欲」、「憂鬱」、「憤怒」、「怠惰」、「虚飾」、「傲慢」。このうち虚飾と憂鬱が傲慢と怠惰に統合され嫉妬が追加された。 虚飾に該当するのは666の獣に座る大淫婦バビロン。それぞれに対応する悪魔も諸説はあるが「ベルフェゴール」「ルシファー」「アスモデウス」など錚々たる面子である。 サタン、ベルゼブフ、マモンもこの大罪の悪魔の中に名前が挙がる。 -……なのだがアスモデウスがこっちに来ているので8が示すのが枢要罪の場合色欲の代打が必要になる。異説によっては「リリト」が配置されることもあるが。 -シャックスのうろ覚えではあるが、「タンタン」「ゼブゼブ」「ノムノム」が存在するらしい。タンタンとゼブゼブは前述のサタンとベルゼブフとして、ノムノムとは誰なのだろうか。ちなみに名前に「ノム」が付く悪魔は「エウリノーム」など非常に少なく、有名どころ(wikipediaに個別記事があるような)の悪魔には1人もいない。 (出典:シャックスのキャラストーリー) #endregion ***メギドラル(宵界メギドラル) [#w804699a] -3界のうち1つ、メギド達が住む世界。 -力こそが是とされる世界であり、実力のあるメギドが集団を組織して軍団を作り、それらが常に武勲を立てようと武力衝突を繰り返している。 彼らにとって戦争こそが日常であり、軍団が2つ存在すれば戦いを始めるのがごく自然なことである。 (出典:シャックスのキャラストーリー) #region(詳細) -近年ではフォトンの枯渇問題から少々事情が変化してきている部分もある。 フォトン節約のため平時はヴィータの姿をとり、その影響で文化もヴァイガルドのものを真似るようになっている。 軍団が生活共同体を兼ねているようで、中には温泉街などの観光地も存在する。 争いを好まないメギド同士による共同体は、外見上ほぼヴィータの集落と変わらない。常に好戦的なメギドに介入される危険がある点を除けば、であるが。 (出典:フリアエ、アリトン、コルソンのキャラストーリー) -メギドはメギドラルでの地位に応じて「上位メギド・下位メギド」などと呼称される。(上級・下級と表記される場合もある) -メギドラル全体の社会をまとめ上げるため、各軍団の長が集まって構成されたものが「マグナ・レギオ」である。 また、それに従わぬ者たちが「まつろわぬ諸王」と呼ばれる。 他には独立した司法機関として裁判所が存在する。 (出典:シャックス・フリアエのキャラストーリー、イベント「死者の国の四冥王」) -四季が存在しないのか植生の問題かは不明だが、どうやら『紅葉』という現象がメギドラルには存在しないようだ。 (出典:ガープの秋のログインボイス) #endregion RIGHT:&size(11){[[ページトップに戻る>#pagetop]]}; //========================や行======================== **や行 [#g4feb79f] ***夢見の者 [#y1d7008f] -メギドラルに存在する異能の中立軍団。 <無意識が作り上げた夢という「別次元」の世界に入り込む能力>を持っており、 精神を切り離して飛ばし、ゲートを使わずに異世界ヴァイガルドにいるヴィータの夢に入り込むことができる。 #region(詳細) -メギドラルに急速に広まったヴィータ文化は、ほぼ夢見の者がその能力で持ち帰った情報が元になっており、 そうした情報を提供する見返りとしてメギドラルで唯一中立性を保っている。 実装されているメギドの中では、[[リリム]]がここに所属している。 (出典:イベント「ソロモン誘拐事件・悪夢編」1話-プロローグ) -「追放されたメギドはヴィータに転生する」という知識がメギドラルにもたらされたのも、最初の追放メギドであるベリアルが転生していることを、彼女の友人の夢を通して夢見の者が見つけたからである。 (出典:ベリアルのキャラストーリー) -何らかの理由により夢に閉じ込められると目覚めなくなり、そのまま死に至るらしい。 --精神力の強いヴィータの夢には厄介な門番が出現することがあり、それに倒された夢見の者は死ぬ。 --主人公の夢には不死者(バラム、パイモン、ベレト)の姿を取る強力な門番が居り、主人公の夢に派遣された夢見の者は全てこの門番に殺されているとアガリアレプトは推測した。 そのおかげで「中央」はソロモン王について詳しく把握しておらず、行動も筒抜けにはなっていない模様。 (出典:イベント「ソロモン誘拐事件・悪夢編」5話-2) #endregion RIGHT:&size(11){[[ページトップに戻る>#pagetop]]}; //========================ら行======================== **ら行 [#f0c9b860] ***ラクエウスの秘筒 [#tf1b0330] -メギドやハルマにも肉眼で視認できないようフォトンを特殊加工(収束)させた光を見ることができる道具。 (出典:50話-6) #region(詳細) -もう少し詳しい仕組みについては[[フォトン>#photon]]の項目を参照。 -ベリトのキャラストーリーで先に登場しており、アバドンの在り処を示すマーカーとして利用されていた。 (出典:ベリトのキャラストーリー) -コラフ・ラメルのマスターは組織の出資者でもある<世界最高齢の金持ち>から秘筒と情報の提供を受けたという。 --キャラストーリーの内容からしてベリトのことで間違いないと思われる。 #endregion ***再召喚(リジェネレイト) [#z15a72af] -契約状態にあるメギドが新たな力を開放し、改めてソロモンの支配下に置かれ召喚されること。 元の人物と性格や素体の部分などは変化しない。 (出典:イベント「傀儡の王と操られた花嫁」2話-END) #region(詳細) -通常の召喚時には指輪が赤く光るが(出典:5話-1等)、再召喚時には青く光っている。 -通常の召喚は基本的に指輪の主であるソロモン(魔を統べる者)の意思、希望によって行われる。 召喚される側のメギドの意向とは関係なく、ある程度の拘束力を持つが、メギドがはっきりと召喚を拒む意思を持っている場合は上手くいかず、弱らせて意思の力を折る必要がある。 ([[召喚>#b5f5971c]]の項も参照) -再召喚はソロモンの意思だけではなく、メギド側に「召喚されたい」と願うなんらかの強い意思の力が働くことが条件となる模様。 メギドとソロモン両者の意思が一致した、より「深い」契約となる。 --再召喚初出となるフラウロスの場合、致命傷を負ったことから「死にたくない」と強く願ったため、生きるためにハルマゲドンを阻止する意思があると指輪に見なされ再召喚に至っている。 (と、フラウロス自身が考察していた) --これ以降の例を見るとハルマゲドンに立ち向かう意思が重要なのではなく、メギドが己の本質を正しく認識することが指輪に認められるキーであるように思われる。 マルバスは自身が醜いメギドである事を本心から受け入れた結果、フラウロスは自分が強い生への執着を持っている事に気付いた結果、ゼパルも直接の描写はないが内面の変化に指輪が呼応する予兆を見せるシーンがあるなど、メギド自身の内面の変化に指輪が呼応している節がある。 --しかしあるキャラが瀕死に陥った場面では、メギドの意思に指輪が呼応した様子はなくソロモン側の意思によって再召喚を試みている。 フラウロスと違い生への執着があった訳ではなさそうだが、約束を果たせず終わってしまう事への未練はあったということだろうか。 最期の約束をソロモンが強い意思で受け止めた事で双方の意思が結び付き、再契約が成立したと考えられる。 (リジェネレイト後のキャラ説明にも軸にしている物が約束である、との一文がある) ---再召喚のトリガー自体は複数あっても、それが成功するかは別問題ということかもしれない。 この例についても一か八かの「最後の賭け」のような手段として使っている。 そもそもそんなに簡単に出来るものなら全員とっくに再召喚していてもおかしくない。 メギドが望んでもソロモンが承認しなかった場合や、メギドが一切の未練もなく死に至った場合では、再召喚は失敗するのかもしれない。 -再召喚時にはヴィータ体、メギド体ともに外見も召喚時とは異なる姿となる。 --<内面の変化、あるいは強烈な自己認識>の作用により、召喚を通じて別の姿が引き出されたためとバルバトスは推測した。 -リジェネレイトの結果、メギドラル時代の記憶がよりはっきりすることがある模様。 (出典:マルバス(ラッシュ)のキャラストーリー) --バルバトス等のように元々メギドラルでの知識を全て持っているように見える者も多い。 ヴィータとして生きるうちに忘れていた記憶もメギドを自覚してから取り戻されているため、メギド時代の記憶が欠落しているのはマルバスのように追放前に何らかの操作を受けている可能性がある。 再召喚によりメギドの魂が更新される際、記憶に対する細工が外れるのかもしれない。 #endregion RIGHT:&size(11){[[ページトップに戻る>#pagetop]]}; //========================わ行======================== **わ行 [#y4f6273c] ---- RIGHT:&size(11){[[ページトップに戻る>#pagetop]]}; //========================推定時系列======================== *推定時系列 [#s3a8f442] -''?〜1000年前'' --メギドとハルマがヴァイガルドの地にて初邂逅する ---記録にはないが、<双方とも何者かによって「召喚」された>と伝わっている (出典:6話-5) --メギドとハルマの大戦争が勃発 -''1000年前(出典:世界観説明)'' --休戦協定、護界憲章の成立 --初代ソロモン王、シバの女王成立 -''1000年~約900年前(出典なし。推定)'' --エルプシャフトとハルマニアの蜜月期 --「マグナ・レギオ」の成立 --「魔を統べる者」のトーナメント、ソロモン王選出のサイクルが続く --大いなるバビロンの起動により護界憲章を強奪する計画の始動? (あるいは、この時点では護界憲章の強奪とは別の目的で)アンチャーターが作成される? ---48話のシニュム=アンチャーターであった場合、アンチャーターは約1000年前から存在する -''約900年~約800年前(出典なし。推定)'' --ペルペトゥムでアンチャーターが起動し、護界憲章に誤作動が生じる --アンチャーターの事実を隠ぺいするため、ペルペトゥムが滅ぼされる ---ミカエルによると<千年近くも昔の話>でありアスモデウスは<さすがに当事者ではない> (出典:48-冒頭) ---また、ベリアルが<自我を持ち活動を始めた頃にはすでに滅んで久しい>くらい前の時代 (出典:42話-3) --大罪同盟の成立 -''約800年~約700年前(出典なし。推定)'' --母なる白き妖蛆によるフォトンの占有、及びメギドラルの枯渇が始まる? -''約700年~約600年前(出典なし。推定)'' --アスモデウスが大罪同盟の盟主となり、<罪を継承> -''約600年~約500年前(出典:ベリアルのキャラストーリー「数百年以上」※)'' //--※べリアル、蛆に対して何らかの反抗を起こしたか //蛆が儀式の中で<あたしに逆らった「最初の仔」>と発言 //※ベリアルではなく、より以前のアルスノヴァの巫女の話である可能性も高い //(出典:46話-4) //蛆の発言を読み返したところアルスノヴァとは言っていなかったため保留 --&color(blue){ベリアル、初の追放メギドとなる}; ---この時点ではヴィータに転生することは知られていない --ベリアル追放から約40〜50年後、追放刑の成立 ---ベリアルが「夢見の者」に発見された結果、追放でヴィータに転生することが判明し刑として成立した (出典:べリアルのキャラストーリー7話) ---ベリアル発見のきっかけは友人のツイーユであり、ツイーユと知り合ったのはベリアルの弟死去と同時期 弟は平均寿命かそれよりやや若くで亡くなっていると推測される --アルスノヴァ血統計画の開始 -''約500年~約400年前(出典なし。推定)'' --大罪同盟の崩壊 --メギド8魔星の台頭 --ベルゼブフ、フライナイツを結成 --&color(blue){オリアス追放};はこのあたりか ---プロフィールに<ハルマゲドンを初めて予言した人物として、古い伝承にも登場している>とある (出典:オリアスのプロフィール文) ---追放されたアイムは村人へハルマゲドンについて忠告してしまっている オリアスがハルマゲドンを初めて予言したというのが真実ならば、 彼女はアイム以前に追放されたことになるかもしれない? (出典:ベリアルのキャラストーリー7話) --&color(blue){アイム追放};はこのあたりか ---アイムの「議会でハルマゲドンに反対して大暴れして追放された」より ハルマゲドンを起こすという方針がメギドラルという世界で周知されたのはこのあたりだろうか アイムの話では大罪同盟崩壊直後からハルマゲドンの話が持ち上がっている様子 ---ベリアルは、父親を装っていた弟の病死から約70年後に「見た目どおりの年齢」のアイムと出会った 弟の年齢は大雑把に見積もらざるを得ないが、2人の年齢差は約80~120年程度と推定できる (出典:ベリアルのキャラストーリー7話、8話) --&color(blue){シトリー自らヴァイガルドへ転生}; ---&color(darkorange){メギドラル社会におけるヴィータ体習慣の発祥}; メギド8魔星のマモンが好んでヴィータの姿を取っており、シトリーにもヴィータ体を取るよう要請している (出典:シトリー(ラッシュ)のキャラストーリー1話) 「何者かがメギドがヴィータ文化に馴染むよう意図している」というカソグサの仮説より、 マモンが蛆の影響を強く受けており率先してヴィータ体を使用していた可能性も考えられる (出典:マルバス(ラッシュ)のキャラストーリー) ---マモンの企み(提案)に乗り、表向きマモンに処罰される形で追放 ---シトリーのキャラストーリーでは「300年以上前」とされていたが、 マモンとの会話でベリアルにしか言及がなく、アスモデウスの追放については触れられない アスモデウス追放後ならそれは不自然と思われるため、最低でもそれより以前 ベリアル転生判明直後くらいまで遡る可能性も十分ある (出典:シトリー(ラッシュ)のキャラストーリー1話) ---シトリーもハルマゲドンの名前を普通に出しているが、村人には何ら理解されていなかった このあたりの条件はアイムと近いと言える また、シトリーの覚醒直後はまだ幻獣の活動が少ない時期である様子 (出典:シトリー(ラッシュ)のキャラストーリー2話) ---この100年後に本格的な侵略の気配が見え始める --ベリアル、追放されたアイムと邂逅、ペルペトゥムへ移動しアルスノヴァ計画本格始動 ---この時点で<技術的にはほぼ完成>状態 --&color(blue){アスモデウス追放}; ---追放される前のアスモデウスがアイムに「いずれそっちへ行く 反撃の準備をしておけ」 とベリアルへの伝言を残しているため、アスモデウスの追放はアイムより後だと思われる (出典:ベリアルのキャラストーリー7話) ---メギドラルからヴァイガルドへの侵攻、幻獣を利用したフォトン回収が始まったのは追放以後 (出典:21話-END) --&color(blue){ウァプラ追放};はこのあたりか ---「ヴァイガルドを研究することでフォトンを効率良く回収できるようにするのが役目だった」 また「その研究の過程でヴァイガルドに肩入れし過ぎてハルマゲドンに全面的に反対して追放された」という ---アスモデウス追放に伴い、幻獣を利用したフォトン回収に関連する研究を行っていたのではないかと思われる (出典:ウァプラのキャラストーリー3話) --アスモデウス、アンチャーターを精巧に模したフェイクを遺跡へ配置し、 ヴィータ間にもそれとなく情報を流す偽装工作を行う (出典:45話-END) -''約400年~約300年前(出典なし。推定)'' --新世代を除く作中の大方のメギドはこのあたりには誕生しているか ---コルソンに対し「数百年メギドラルで生き抜いた」という言及がある (出典:イベント「死者の国の4冥王」) --メギドラルの枯渇が急激に進み始める (フライナイツによる蛆へのフォトン献上が加速したため) --&color(blue){バラム追放}; ---&color(darkorange){メギドラル社会におけるヴィータ体習慣の浸透-1}; ヴィータ体で過ごすメギドがちらほら出現し始める ただしこの時期はまだ一部の趣味人のみだった (普通のメギドはヴィータの形を取ることに嫌悪感を持っていた) (出典:45話-5) -''約300年~約200年前(出典:バラムのキャラストーリー「300年前」)'' --アスモデウスのキャラストーリーの出来事 (バラムのキャラストーリーの証言と合わせて約300年前) ---非戦派や力をあまり持たない一般メギドの追放が見られる ---この時点でアスモデウスは確実に100年以上生きている (出典:アスモデウスのキャラストーリー1話) ---バラムはすでに調停者としての活動を始めているが、 見た目相応の年齢であり不死者の条件を満たしている自覚はない (出典:アスモデウスのキャラストーリー9話) ---アルスノヴァ血統の形質が発現しつつあり、指輪保持者の魔を統べる者が出現している (出典:アスモデウスのキャラストーリー) ---エルプシャフト騎士団の古い記録に残る「宝物庫から遺物を持ち出して除名された騎士」は ここで登場する「アヴェンジャー」のことか (出典:バラムのキャラストーリー5話) --アスモデウス、当面「黒き門」防衛に専念する方針を固める ペルペトゥム周辺に「無限回廊」の仕掛けを考案し設置、ペルペトゥムを拠点とする (出典:アスモデウスのキャラストーリー9話) --このあたりからベリアルはアウクトルの谷に引きこもり出歩かなくなる ---「300年くらいはそっち(ペルペトゥム)に行ってない」ためアスモデウスの仕掛けた無限回廊を知らなかった (出典:44話-冒頭) --ガブリエルがハルマニアからヴァイガルドへ召喚される ---「かつて宝物庫から遺物を持ち出して除名された騎士」の古い記録について、 「ガブリエルが直接知らねぇってことは、少なくとも300年は昔」とカマエル談 (出典:バラムのキャラストーリー5話) --&color(blue){バエル追放}; ---&color(darkorange){ヴィータ体習慣の浸透-2}; メギドラル社会で省エネなヴィータ体で過ごすメギドが微妙に増えてくる (出典:45話-5) -''約200年~約100年前(出典なし。推定)'' --&color(blue){パイモン追放}; ---&color(darkorange){ヴィータ体習慣の定着}; メギドラル社会で省エネなヴィータ体で過ごすメギドはそこそこ増えて珍しいものではなくなる (出典:45話-5) ---なお、パイモン自身はヴィータ体を使用していなかった模様 両親が<イケメンに生んでくれた>と発言していることから現在の姿は転生後に得たものと考えられる (出典:パイモンのキャラストーリー4話) --メギドラルの疑似ヴィータ社会化が進む --&color(blue){バルバトス追放};はこのあたりか ---幻獣の侵略も噂に聞く程度で比較的平和だった時代を知っている (出典:バルバトスのキャラストーリー) ---少なくとも50年前にバラムが感知しており、<追放されたのはもっと前だろ>とのこと (出典:49話-5) --フォトン確保のため護界憲章強奪またはハルマゲドンへ向けた準備が活発化 --ウェパルのキャラストーリーの出来事 ---サルガタナスによるヴィータの死体を利用したヴァイガルドへの侵入実験 ---ヴァイガルドを見たウェパルは「メギドラルとあまり変わらない」という感想をこぼす フォトンも枯渇しており、この時点で既にヴィータ社会に近づきつつある様子 (出典:ウェパルのキャラストーリー1話、2話) ---49話の会話により100年±誤差10年程で確定 子孫が全員24才で子を持った計算で想定する場合ジオの誕生は113年前 --&color(blue){インプ追放}; ---後に死亡し、フォトンにより防腐処置された死体が残った -''約100年前~現在'' --ウェパル、ゲートの中で100年間凍結 -- &color(red){約65年前、主人公の祖母誕生}; ---祖父ダムロックも同年代と思われる --50年前、バラムがバルバトスの追放を認識する ---長寿の噂などを足がかりに感知するとのことから、 バルバトスのキャラストーリーの出来事はこのあたりかもしれない(少し疑われている) --約45年前、パイモンがダムロックに召喚される ---当時はまだ幻獣も少なく、今より平和で楽しかったとパイモンが証言している --幻獣の存在が伝承ではなく現実の脅威としてヴィータに認識される程度に侵略が進む -- &color(red){41年前、主人公の父誕生}; ---ブネによる推定(24才の時に主人公が生まれた想定) ちなみに、もしこの想定で正しいとすると存命なら追放されてからのブネと同い年となる --41年前、&color(blue){ブネ追放}; --大半の祖メギドがこの50年間で連続追放 --30年ほど前から更に加速 ---祖メギドプロフィール一覧から見ても外見年齢とプロフの実年齢が釣り合っていそうなものが大半 30才以上はブネ、イポス、フォラス、グレモリー、アンドレアルフスのみ --&color(red){17年前、主人公誕生}; ---この情報は何者かによって場所と日時と共にメギドラルへリークされているらしい (出典:51話-3) --15年前、&color(blue){ベレト追放}; ---&color(darkorange){ヴィータ体習慣の常態化}; メギドラル社会でメギドが省エネなヴィータ体で過ごすことはもはや当たり前となっている (出典:45話-5) ---街の構成、娯楽などの文化もヴィータと相違ないレベルになっている ヴィータ社会が元になっていると知らないメギドも存在する程 (出典:イベント「死者の国の4冥王」ジニマルの発言) --ブネのキャラストーリーの出来事 ---ブネ、王都のシバの女王と接触。王都勢は追放メギドの存在を認識する ---ブネは王都から活動支援を得て、ソロモンの指輪と指輪保持者捜索の旅へ --モラクスのキャラストーリーの出来事 ---モラクス、ブネの旅に合流 --数年前、バラムのキャラストーリーの出来事 ---ブネはこの時点ですでに王都のシバの女王に接触している またモラクスとバルバトスが合流済み --数年前、&color(blue){ウェパル、ヴァイガルドへ}; ---バラムの証言から到着後すぐにハルマゲドン阻止のためソロモン王を探し始めたと思われる その後間もなく一行に合流 (出典:49話-5) --シャックスのキャラストーリーの出来事 ---シャックス、一行に合流 --主人公発見、本編開始 ※「数百年」を300~400年程度と仮定し、「数百年以上」を500年以上とした。 現在~実装範囲におけるイベントシナリオの時系列は[[イベントシナリオ]]を参照。 RIGHT:&size(11){[[ページトップに戻る>#pagetop]]}; //========================参考資料======================== *参考資料 [#s077b5ee] 現状、もっとも世界観が詳細に示されている公式情報は2018年7月2日のメギドの日にポータルにて公開された記事である 「[[これからのメギド!7月以降の企画を紹介!!:https://megido72-portal.com/entry/from-now-on-20180702]]」における「改めて世界観説明」と思われます。 そのため参考資料として下記に掲載いたします。 #region(メギド72の世界観) 物語の舞台は臨界ヴァイガルド。万物のエネルギーフォトンに恵まれ、この地の民ヴィータは平和に暮らしていた。 しかし、かつてこの世界は巨大な力を持つ輝界ハルマニアと宵界メギドラルの大戦争の舞台となり、崩壊寸前にまで追い込まれてしまった。 その過ちを繰り返さないため設立された休戦協定「護界憲章」が生み出す力は、双方の世界ともヴァイガルドへ侵入することを厳しく制限した。 さらにそれをヴァイガルドの中から監視し守らせるため、非力なヴィータが異世界の者を使役できる指輪が作られた。 そしてメギドを使役できる者ソロモン、ハルマを使役できる者シバにそれぞれ指輪が与えられた。 その後ヴァイガルドの地は千年の平和な時を過ごした。 シバの役目は代々女王の称号とともに受け継がれ、王都エルプシャフトは繁栄した。 しかしソロモンの王都ペルペトゥムは、いつしか謎の崩壊の末に指輪を受け継ぐ者も姿を消し、人々の記憶からも消え去っていた。 そんな中、王都周辺の村々が幻獣に襲われ、人々の間に恐怖が蔓延った。 全身に謎の模様と家伝の指輪をもつ主人公も幻獣に襲われ、出会った旅人に助けてもらうことになる。 彼らはメギド。メギドラルが企むヴァイガルド侵攻、そしてハルマとの最終戦争「ハルマゲドン」に反対したため、ヴァイガルドへと追放されていた。 自分にフォトンを見る力、そしてメギドの能力を引き出す力があることを知った主人公は、この世界を滅ぼすハルマゲドンを阻止すべく、ソロモンとして彼らと行動することとなる。 既にヴァイガルドには有力なメギドも追放されており、不死者としてそれぞれの思惑を抱き、時を待っていた。 彼らが生み出した「アルスノヴァ血統」に由来する主人公の力は、メギドラルの侵略に対抗する切り札となるのか。 護界憲章の力を失わせるという「アンチャーター」を、誰が手にすることになるのか。 そしてメギドラルの中央組織「マグナ・レギオ」、その中心にいるとされる「メギド8魔星」のサタン、ベルゼブフの思惑は…? 彼らの裏切りにより崩壊した「大罪同盟」のメンバーたちは、どこに消えたのか…? 遥か異世界に座する母なる白き妖蛆と、それを支援する謎の組織「フライナイツ」はどう動くのか!? 今後のメギド72のストーリーもご期待ください!! #endregion RIGHT:&size(11){[[ページトップに戻る>#pagetop]]}; *コメントフォーム [#j5d30d68] #pcomment(コメント/用語・設定考察,reply)