※ページの性質上、本ページではネタバレをすべて解禁しています(コメント欄含む)
ページ内目次 †[編集]
キャラクターに関する設定・小ネタ・元ネタなどのまとめです。
ストーリー・世界観・設定等の考察を目的としたものに関しては、「用語・設定考察」のページにまとめられています。
その他の小ネタについては「用語集(その他)」のページにまとめられています。
編集者の方へ †[編集]
- キャラの中傷になりそうな内容は掲載しないようご注意ください。
- 元ネタについて等の記載時は他サイト・他文献の丸写しにならないようご注意ください。
- 性能に関する記述はプレイヤー間で話題となる小ネタ的な面やキャラ設定につながるものに留め、実際の運用に踏み込む詳細な記述は各キャラ個別ページに記載するようお願いします。
- 既存の記述を文ごと削除・コメントアウトする場合はコメント欄で相談、報告を行って下さい。
または記事中にコメントアウトで理由を記載してください。
修正と違って編集意図が分かりにくいため、ご協力をお願いします。
- 誤字脱字や主旨を変えない言い回しの修正、出典誤りや明らかな誤読に基づく記載の修正については報告不要です。
編集用ページ †[編集]
記載量が多いため、バックアップ容量が増加しすぎないよう編集ページを分割しています。
お手数ですがプレイアブルキャラクターの内容を編集したい場合は以下のページにアクセスしてください。
キャラクター図鑑(祖メギド)・キャラクター図鑑(真メギド)
なお、このページからは見出し横の†(短剣符)をクリックすると、各ページの項目にすばやく移動できます。
テンプレート †[編集]
プレイアブルキャラクターの編集テンプレートは以下をコピーしてお使いください。
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| | テンプレート
|
//IDは悪魔の時計に記載されるスペル、頭大文字
***真XX:キャラクター名 [#Name]
-【性能・キャラストーリー】
//個別ページへのリンク
[[キャラクター名]]・[[キャラクター名(スタイル)]]
-【キャラクター設定・小ネタ】
//プロフィール概略(一、二行程度)
○○○○な人物。
//折り畳み内小ネタ等。フォーマットは用語集と同じです。
#region(詳細)
-シナリオからの情報
(出典:○話・1)
-キャラストーリーからの情報
(出典:○○のキャラストーリー)
-イベントからの情報
(出典:イベント「○○」)
--補足情報
#endregion
|
その他のNPCや一覧のフォーマットは用語集の表記法と同じです。
+
| | 詳細編集のヒント
|
折り畳み内の小ネタについて、記載する内容や位置に迷った場合は以下を参考にしてください。
※ルールではないため必ず当てはまらなくても問題ありません。
※第一階層の順序目安であるため、枝で補足する内容についてはこの限りではありません。
- ①キャラクターの概要
- 加入経緯や初出時の情報、戦う動機などキャラクターの最も特徴的な面について
- ②メイン、イベントシナリオ上での活躍について
- ③キャラストーリー、ボイスから読み取れる情報について
- ログインボイスやアジト会話
- 他キャラとの関係性など
- ④衣装、モーションなど外観から考察できるキャラクター造形
- ⑤システム面から考察できるキャラクター造形
- シナリオで触れられていたり、キャラクター性とリンクしていると思われる性能面の特徴について
- スキル、奥義やマスエフェクトの日本語訳、元ネタなど
- ⑥その他の小ネタ
- 生放送などで言及された開発秘話
- プレイヤー間でよく話題になること
- ※極一部でしか通用しないようなネタの記載は避けてください
- ⑦原典の悪魔等、ゲーム外の情報
|
参考資料 †[編集]
一部のキャラクターについては公式の企画で設定やこぼれ話が公開されているものがあります。
以下のページにまとめられているため参考にしてください。
プレイアブルキャラクター †[編集]
主人公、およびユニットとして使用できるメギドについて。
※序列順
ヴィータ †[編集]
- このゲームの主人公。本名はプレイヤーが入力可能。
- ゲーム内や公式サイトでは「ソロモン王」と呼ばれることが多い。
当ページ内で「ソロモン」と表記されているものは基本的に主人公のことを指す。
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| | 詳細
|
- 元はごく普通の善良な少年。基本的なプロフィールは以下の通り。
- 年齢は17歳。
(出典:49話)
- 身長は172cm。
成長期の割に小食らしい。(そのせいでしょっちゅう小腹を空かせている)
(出典:メギド質問箱・回答No.01)
- その人柄とは少々ギャップのある露出多めの派手な服装をしているが、これは今は亡きグロル村時代の悪友たちに乗せられたもの……とのこと。イレズミを生かしたイケてるファッション、らしい。
何でこの格好?と思ったプレイヤー諸氏はリンク先必読。
(出典:メギド質問箱・回答No.01)
- 誰にでも分け隔てなく接し、メギドを差別しないため、モラクスを始めメギドたちから慕われている。
どんな相手にもまず対話を試み、メギドの召喚もやむを得ないケースを除き本人の意向を尊重する、実年齢に釣り合わない人格者。
(出典:24話・END、キャラ配布のあったイベントシナリオ等)
- とはいえ少年らしい前のめりな部分もある。
- そのため、意見がぶつかりやすいシバとはしょっちゅう口論になる。
バラムとは仲が良いのか悪いのか取っ組み合いのケンカに発展しがち。
また問題行動が目に余ったフラウロスを勢いあまってどついたりすることも。
(出典:22話・END等、44話・END、フラウロスのキャラストーリー)
- 未踏地探索やメギドラル遠征の際には初めて訪れる土地を前にして飛ばしすぎ、ブネに叱られる羽目になっている。
ブネからは<「見たことない土地」ではしゃいじまうタイプ>と言われてしまった。
(出典:61話・3)
- 他にもベリトが話した「世界で一番危険な本」について「わくわくする」と言ってみたり、やや冒険家志向がある。
(出典:イベント「死を招く邪本ギギガガス」)
- 上流階級の社交場のマナーやメギドラルの文化なども積極的に学ぼうとし、たとえ理解が難しい場合でもそれ自体を否定はせずその場や相手を尊重する。固定観念から偏見や無礼があったと感じた場合は素直に謝る。
- のだが、何故か敬語だけはほぼ使わない。使おうと思えば使えるのかは不明。年上のメギドや王女のシバは勿論タメ口で、王様にも多少丁寧になる程度。
初対面の人間に対しても仲の良い男友達のようなノリで話すため、相手に(なんだこいつ)と思わせてしまうこともある。
だが、ある程度話してみれば無礼な人間ではないことがわかるので、まともに付き合ってみてソロモンに悪感情を抱いたままという人物はほぼいない。誰に対しても平等で態度を変えないのだとも言える。
- これに関しては、こういった礼儀作法やマナーを学ぶ前に闘いに身を投じることになった結果らしい。
辺境の村で過ごしていた頃は目上の人間と相応の態度で話す、という経験をしたことがなかったため、現在は旅すがら礼儀を学んでいるところ。
(出典:【メギドの日】メギド質問箱)
- 基本的には明るく前向きで社交性も高いが、悩みごとを一人で抱えて沈み込む内向的な面も見える。
- 仲間たちがメギドの塔探索に出払って留守番している時にはポータルの側で蹲まり、<みんながいないと、いい年して大して役に立たない暇な男なんだな…>などと悶々と考え込むなどしていた。シバに連れ出されるまで毎度そんなことをしていたらしい。
(出典:イベント「悪魔の塔を攻略せよ」)
- 探索時にも「この後の予定はどうしようか」などとこぼす。
1人のプライベートな時間の使い道が分かっていないのかもしれない。
- 追放メギドがヴィータの肉体に影響されて思考や感情がヴィータに寄ってくるのとは対照的に、血統の形質が覚醒した影響故か、メギドラルに近い思考回路を有する。
そのため極めて巧妙なメギドラルの作戦を先回りして見抜く場面が多々ある。
(出典:41話・5)
- 祖父が<先代のソロモン王>(※パイモンがそう呼んでいるだけで定義的には「魔を統べる者」)ダムロックであり、同じくアルスノヴァ血統を自覚していた祖母マーグラの血も引いている。
両親については今のところ描写がない。
(出典:パイモンのキャラストーリー)
- 物心つくくらいの幼い頃にはパイモンがかつてダムロックと共同生活していたオーパ山の小屋に祖父と暮らしていた。
パイモンについては覚えがないので、すでにダムロックの元を去った後のことと思われる。
(祖母についても一切言及がない)
その後何らかの事情で何日もかけ辺境の<他の村>へと移住した。ダムロックはその後間もなく死去している。
(出典:28話)
- 「彼はもうとっくに死んだろうが」と発言していることからも、パイモンがソロモン誕生以前にダムロックの元を離れているのはほぼ確実と思われる。
(出典:31話・END)
- 記憶の中のグロル村の老人に<幼く一人だったオマエを受け入れた>と言われており、グロル村へはダムロック死後に移り住んだ可能性もある。
(出典:46話・4)
- 指輪は祖父から受け継いだものであり、常に身につけておくように言いつけられていた。
(出典:世界観説明、36話・END)
- ソロモンは指輪の機能もメギドの実在も知らなかったにも関わらず、寝る時にも指輪を外さないほど着用が習慣化していた。
(出典:26話・1)
- 伝承としてハルマゲドンやメギドの存在が語られる世界なので多少は指輪について聞かされていても良さそうなものだが説明はなかったようだ。
まだ幼かったからか、それとも他に事情があったのか。
- 現在のヴァイガルドではソロモン王を名乗る男がハルマゲドンを阻止するために旅していることが有名になっている。
(出典:ラウム、アムドゥスキアスのキャラストーリー)
- 中には転生前に何らかの理由で現代の「ソロモン王」の存在を知り、その記憶を取り戻したためにソロモンを探していたのではないかと思われるメギドも居る。
(出典:7章1節)
- 「おまかせ」で付く名前はアッシュ、アルス、エール、クロウ、スレイ、ディビット、メイザー、レオ、ヨナ、ヨハン。
- 村で暮らしていたからにはある程度のことは自分でできないと、と火打ち石での着火や馬車の運転など色々なことを器用にこなす。
その手際を狩人のレラジェに感心されたり、当たり前のように御者を任される場面もあった。
(出典:イベント「悪夢を穿つ狩人の矢」、「呪いの指輪と猛き迅狼」)
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祖メギド †[編集]
悪魔の時計・祖に名前が刻まれるメギド。
ほとんどが追放・転生メギドとなる。
目次 †
祖01:バエル †
- 【性能・キャラストーリー】
バエル・バエル(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
強力な力を持つ不死者の一人。
子どもの姿のまま成長が止まってしまっている。
+
| | 詳細
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- 元は「雷将」と呼ばれた強力な上位メギドだった。
- 追放後ヴィータに転生したものの、あまりの力の強さゆえなのか、子どもの時点で成長が止まってしまう。
- そのため他の不死者以上にヴィータ社会での生活に困難を抱えていた。
単独では生活することもままならず、かと言って成長しないことで自分の正体が露呈してしまうため、同じヴィータとは長く暮らすことができない。
- 養子として子どものない夫妻に引き取られては、数年ごとに自分からその家を離れるということを繰り返していた。
(出典:バエルのキャラストーリー)
- 子供の姿のまま長年を過ごしているメギドは他にクロケルとコルソンがいるが、何かと幼さの目立つ彼女たちと比べて精神的に成熟した振る舞いをする。
「魂は肉体に引っ張られる」と言う描写が多いメギド72においてはかなり珍しい例かも知れない。
- ある時変わり者の学者、プランシィと出会い、彼女の「弟」として行動を共にするようになる。
- 古代文明に興味を持ちメギドについても理解しているプランシィなら自分の正体を知っても受け入れてくれるかもしれないばかりか、呪いのような不老現象を解消する手段を発見してくれるかもしれないと期待している。
その時が来れば正体を明かすつもりだが、今のところは徹底的に「ただの可愛い弟くん」であることを貫いている。
- 「その時」はプランシィの危機に対し、目前でメギドの力を用いると言う形で訪れる。
時系列としては10章以降であり、この項目追記時点では未来の出来事である。
(出典:「不死者バエルの切なる願い」)
- プランシィのことは本当に大切な姉として想っているようで、かすり傷一つでも負わせたら殺すと本気で脅してくる。
また、彼女が居ないところでも常に「お姉ちゃん」と呼んでいる。
- 虐待を加える仮親からから逃げ出し、行き倒れていたバエルを拾い匿ったのがプランシィ一家であった。
(出典:【メギドの日】メギド質問箱(2021年))
- 化け物だと迫害された過去もあってかプランシィの前ではメギドであることを隠し続けていたが、マキーネに捕らわれた彼女を救うためメギドの力を行使する。騒動に乗じてプランシィの元から去ろうとするが、追いかけてきたプランシィの説得で和解。これまで通りの生活を続けられることとなった。
- 「しょせん「化け物」なんだ ボクたちなんて…」という言葉から、迫害によって受けた心の傷の深さが窺える。
(出典:イベント「不死者バエルの切なる願い」)
- 現在名乗っている偽名は「コラン」。
由来についてはコランの項目を参照。
- 雷将の知能も性格も色濃く残しているが、普段は見た目に合わせ無邪気で素直な少年を演じている。
アジトに居てもそれは変わらない。演技を止めるのはプランシィが傍にいない確証がある時のみ。
- ただし星6絵では本性を隠さなくなり、表情がかなり邪悪な感じになる。
- 何故か袖も破ける。
- この表情のまま猫を被ったクエスト会話を繰り広げる。
- 成長が止まっていることを知られているのも一部のメンバーだけであり、事情を知る者が迂闊なことを言いかける度に視線で抗議している。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」、イベント「暴走児バラキエル!」)
- あくまで不死者であることと本性を隠しているだけで、追放メギドであることはアジト内では周知されており、追放前の記憶を失っていることにしている。
(出典:メインストーリー82話)
- いつの間にか彼の夢に入り込んでいたリリムには正体を知られている。
ただし、リリム本人はそれを口外するつもりはない模様。
(出典:バエル(カウンター)のキャラストーリー)
- 腹黒と言われ表の顔と裏の顔のギャップが激しいが、子どもの姿で数百年を生きることになってしまったことも重い一因。
親切に養育してくれた何人ものヴィータたちを裏切り続けていることに苦しみを感じており、人を超越した存在として生きるにはある意味根が善良すぎた。
- プロフィールでは「ソロモンさえ利用して返り咲きを狙う」と言われており強化時など時たま何か企んでいるような物言いもするが、実際のところ既に野心は枯れているようでありヴィータとして普通に生きて死ぬことを望んでいる。
「メギドのプロフィールは信用ならない」と言われる一因である。
- 追放前は誰も姿を見たことがないメギドとして有名だったらしい。転生後の不死者会議にも使者によって意志を伝える形で参加していたようだ。
- 当時は拒絶区以外ではメギド体でいることが当たり前の時代であり、メギド体が極小の群体であるバエルを実際は近くにいても視認できなかったという可能性もある。
(出展:マモンのキャラストーリー)
- 約200年のうちにできたバナルマの制度も馴染みが無く、弱い者が死んで淘汰されることこそ戦争社会だとして、「甘やかしすぎだ」と断じていた。
- しかし力を持ちながらも幼く好戦的なバラキエルを見ているうち、正しい資質を発揮させるために導いてやる必要性を感じ取っていく。バラキエルが単独行動の果てに幻獣にやられそうになった時にも救いの手を差し伸べ、彼女に共闘のやり方を戦闘の中で教える。
(出典:イベント「暴走児バラキエル!」)
- メギド体は多面体の頭部に6つの脚を持つ虫のような姿…というよりバクテリオファージ(細菌ウイルス)そのもの。
- 元ネタでは「胴体が蜘蛛の姿」とされているので、それもイメージしていると思われる。
- 詳細が公表されている中では最小サイズのメギドであり、また無数の群体の姿を取れる点が非常に異質である。
- 悪魔バエル(=バアル)はパレスチナ地方を中心に広く信仰された豊穣の神バアルが、旧約聖書において異教徒の神として貶められた存在と見られる。
バアルの尊称である「バアル・ゼブル」はベルゼブブに、ペオル山の主神(もしくはバアルそのもの)の名を持つ神「バアル・ペオル」はベルフェゴールに転化したとされる。
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祖02:アガレス †
- 【性能・キャラストーリー】
アガレス・アガレス(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
とある森で番人として暮らし、周囲のヴィータから畏れられていた人物。
自分の信じる運命に従って行動する。
+
| | 詳細
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- 見事なアフロヘアーが特徴の男性。二振りのトマホークを用いて戦う。
少数民族のシャーマンの元に生まれ、代々住処の森とそこに隠された古代遺跡を守っている。
- とかく「運命」という言葉にこだわる運命論者。眼の前に起きることを運命と受け入れ、あるがままに生きる男。
- しかし彼にとって運命は切り開くものである。降りかかる苦難は試練と捉え真っ向から立ち向かう。眼前の試練を避けて通ろうとはせず、もし罠があればわざと作動させた上で突破する。
(出典:プロフィール、ハーゲンティ(バースト)のキャラストーリー)
- 普段の発言は知的で落ち着いているが戦闘となると勇猛果敢。戦闘時のテンションはかなり高い。
- プロフィールでは無益な殺生は行わないとされているのだが、キャラストーリーでは遺跡の財宝を狙い森に侵入した盗賊を尽く殺害している様子が描かれている。
本人曰くそれもまた運命とのこと。
- 付近の村では守り神アガレス様と畏れられており、森には村人も立ち入らない。このため、フォルネウスやデカラビアのように実はヤバい奴に列せられることも。
- 部族の森を守ってきた戦士であり、神聖な森への侵入者を滅ぼすことは「無益な殺生」ではないのだろう。ヴィータとしてのアガレスは二十六歳であり、「アガレス様」は古くから怖れられているようなので、歴代の「アガレス」も同様のことをして森を守っていたのだと考えられる。
(出典:アガレスのキャラストーリー)
- ハーゲンティ(バースト)のキャラストーリーにも登場。彼の運命的なルーツが明かされる。
- アガレスの(ヴィータとしての)先祖はかつてメギドラルへと迷い込み、メギドラルに居た頃のアガレス(メギド体)と遭遇した。
そこはアガレスの狩場だったために不興を買い、あわや殺害されかける。
- しかし同時に付近から迷い込んだハーゲンティ(メギド体)の介入により一命を取り留める。当時のアガレスは「この出会いもまた運命」と呟いた。
ハーゲンティの威光(物理)から彼女を「黄金の王」と勘違いしたアガレスの先祖は、一連の体験から「己の運命に従え」との導きを得るのだった。
- 一族のため新天地を探している途中だったアガレスの先祖は、運命に従い帰還した森付近に一族を呼び寄せた。
そしていつか再び「黄金の王」に見えるために、地下に広大な遺跡を残したのだった。
- 特殊な名付けをする部族の出身であり、族長「双子の水龍」の息子として生まれる。
- この部族では<部族最強の戦士となった者に「黄金の王」の聖地である森の守護者の名にあやかり、『アガレス』の称号を与えてきた>。
部族の伝承などに興味がなかったはずなのに、幼少期の頃から自ら「アガレス」と名乗りだしたとのこと。幼い頃にメギドの記憶を取り戻したのだろう。
このことと、「黄金の王の寵愛」を受けていると思わせる強さから、族長はアガレスを「森の守護者アガレス」の生まれ変わりなのだと確信している。
- 「『アガレス』という名を知るはずがない」という意味合いで族長が話しているので、名乗りだした当時現役の「アガレス」は空席だったのだろう。単にその時実力が一番というだけでは「アガレス」には不足なのかもしれない。族長曰く<お前ほどの強さに到達した者は1人としていない>。
- 族長はアガレスを除いて部族は滅びの運命にあると予言した。そしてその予言通り、幻獣に襲われた部族はアガレスを除いて全滅した。アガレスは自分の部族を守る事は出来なかった。
- 祖先を同じくする部族からは、個人としての名である「羽ばたく鰐」(元ネタは原典の悪魔アガレスの姿)と呼ばれている。「アガレス」と呼ばれないまでも一定の敬意を持たれているのかその言葉は重く受け止められる。
(出典:イベント「折れし刃と滅びの運命」、アガレス(カウンター)のキャラストーリー)
- もともと運命論者だったアガレスの言葉が一人のヴィータを導き、巡り巡ってアガレス自身がその言葉に従って生きた一族の末裔として転生することとなった。
これもまた数奇なる運命の巡り合わせである。
(出典:ハーゲンティ(バースト)のキャラストーリー)
- 転生は「適した受け入れ先」があってこそ成功すると言った推測もソロモン達によって言及されている。
この推測が正しいとすると、運命論者のアガレスが「運命を信じる一族」と言う受け皿に収まるのは必然であったのかも知れない。
プロフィール通り、「運命は切り開くもの」である。
- 「運命」とは「結果」であると考えており「では運命とは避けられないものなのか、滅びの運命に抗うのは無意味なことなのか」と自問し、イベントストーリーを経て「抗うことに意味はある。運命は乗り越えられる」「全力で抗った末に得た結果こそが『運命』」であると悟り、リジェネレイトを果たす。
(出典:イベント「折れし刃と滅びの運命」)
- 「石の遣い」に殺された父親の死は無意味で父親は間違っていたのかと問いかける子供に対し、
<いいや、間違っていない 彼の死は多くのものを動かした …決して無意味な死ではない むしろこの村で一番の功労者だ>と互いに信じる運命を根拠とした確かな事実を告げ、子供を慰めると同時に父親への誇りを取り戻させた。
- <運命に身を委ねることは放棄ではない…闘争なのだ>とのこと
(出典:アジト台詞)
- 髪の外周はおよそ173cm(より正確には173.5…cm)
(出典:メギド質問箱・回答No.05)
- ニスロクとの出会いで料理に興味を持ったが、向いていないようで、できあがったものは「運命に従って材料を投げ入れていた」ものの方がマシだったようだ。
(出典:アガレス(カウンター)のキャラストーリー)
- 進化素材を見てもリジェネ前に比べ食品を要求するようになっている。星5.5から星6に進化する際にはなんと鍋料理を4種類も要求されるなど、大分大きな影響を受けたようだ。
- メギド体は仮面を被り、翼を生やした人の姿。ヴィータ体同じようにトマホークを持っている。
- 星6で表情が変わる為、仮面に似た頭かもしれない。また、クチバシも確認でき、鳥人の可能性がある。
- 悪魔アガレスはクロコダイルに乗りオオタカを連れた老人の姿をしている。鳥人風のいでたちがオオタカと老人、鋭い牙がクロコダイルの要素だろう。
|
祖03:ウァサゴ †
- 【性能・キャラストーリー】
ウァサゴ・ウァサゴ(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
貴族としての誇りを重んじる女性。
現在は実家と縁を切り旅をしている。
+
| | 詳細
|
- ノブレス・オブリージュを地で行く性格で、上から目線ながら貴族として無力なヴィータを守らねばならないという使命感に満ちた人物。
「貴族とは如何なる困難にも己の力で立ち向かうもの」「身分の有無ではなく気高い精神の持ち主こそが貴族」という信念を持っている。
- ヴァイガルドへの転生後は下級貴族の家に生まれ、エリザと名付けられる。
ある時女癖の悪さで有名なある大国の皇子に縁談を無理やり成立させられそうになり、権力を振りかざす彼とそれに媚びへつらう父の姿に嫌気がさしたため、自ら地位を捨て家を出ると宣言した。
(出典:ウァサゴのキャラストーリー)
- 自身が追放メギドであることは隠しておらず、家柄をかさに迫ってくるものには「メギドの大貴族である自分の足元にも及ばない」と言い放っている。
- ヴィータとしての育ての親である父に対しては情も残っているようで、家を捨ててなお自分に付き従おうとした従者には後の世話を任せるために残らせている。
- 後々、病気の父ベルガを訪ねた故郷ルラールで経験した一連の出来事で、貴族の責務を果たすためにも力が必要だと考え直し、跡を継ぐことを決意した。
その際の意識の変化により、リジェネレイトの兆候を自ら感じ取りソロモンの元へ向かう。
(出典:イベント「逆襲のバンキン族」)
- 戦闘能力に関しては「貴族の嗜み」として剣術を身につけている。腕前は相当なもので、大国の剣術大会の優勝者を相手に互角で戦えるほど。
(出典:ウァサゴのキャラストーリー)
- 得物は釵(三叉の刺突用短剣)で、戦闘中は何故か自傷するようなモーションが目立つ。メギドクエストやPvPで戦闘開始と同時に自害するのは誰もが見慣れた光景であろう。
- プロフィールに曰く「庶民であるソロモンに力を取り戻してもらったことに納得していない」らしく、実際やや素直でない物言いも散見される。
しかし基本的には彼を認めているようでもあり、後述するように恋愛感情すら抱いているようにも見える。
端的に言ってしまえばデレの多いツンデレである。
- クエスト中例によって小腹を空かせるソロモンに行儀悪を叱りつつも食べ物を分けようとするなど責任感が転じてか世話焼きな部分も見せる。
- 自身のパートナーとなる男性にも「如何なる困難にも己の力で立ち向かう気高い精神」を求めている様子。
(出典:ウァサゴのキャラストーリー)
- その点でソロモンを意識しているような節もあり、オフの彼に付き添おうとしたり紅葉狩りに誘ったりクリスマスの予定を若干緊張した様子で聞き出そうとしたりもしている。
(出典:ログインボイス、クエスト内会話)
- 側から見るとそう映るのか、ソロモンと夫婦であると誤解されることもしばしばある。
(出典:イベント「心惑わす怪しき仮面」「メギドラルの悲劇の騎士」)
- ヴィータに転生する前から、メギドラルの特権階級である「貴族」であったことが本人の口から明かされた。
- 立場上は彼女も上位メギド同然なのだが、彼女は上位メギドと呼ばれることを拒んでいる。
(出典:イベント「メギドラルの悲劇の騎士」)
- メギドラル時代のウァサゴは拒絶区画(レジェ・クシオ)に館を持っていた。その後も放置されており、メギドラル遠征中、拒絶区画に潜入していたアモンが拠点としていた。その際に偶然助けたガギゾンとルシファーを匿っている。
(出典:85話・5)
- アモン曰く「あんたの住んでた家、なんか臭かった」らしい。「廃墟なら仕方ないですわ!」とのこと。
(出典:90話・冒頭)
- 出奔してしばらくの間は本当に橋の下で暮らしていたことがあるらしい。下級の貴族の出身でありながら泥臭く逞しい一面を持つ。
ルラール領の森が燃やされた後も、植樹活動を領民に任せるのではなく自身も土にまみれながら率先して行った。「貴族たるもの民の模範とあるべき」を実践することで、途方もない作業にやる気の無かった領民の心を動かし、新たな領主としての務めを果たした。
(出典:イベント「逆襲のバンキン族」、ウァサゴ(バースト)キャラストーリー)
- メギド体は白い毛皮の熊。額に元ネタであるソロモン72柱の魔神ウァサゴの紋章が描かれている。
- 好物は産卵のために川を遡上する魚で、川に手を突っ込み打ち上げて腹からかぶりつくとのこと。完全に鮭を取るヒグマ。
|
祖04:ガミジン †
- 【性能・キャラストーリー】
ガミジン・ガミジン(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
「負け犬」を自称するやさぐれた男。
自虐的で愛想も悪いが、いざという時には意地を見せるタイプ。
+
| | 詳細
|
- ヴァイガルドでは傭兵として身を立てている。
追放メギド特有の高い身体能力もあり、指輪なしでも幻獣とある程度渡り合えるほどの実力の持ち主。
しかし普段は仕事を受けもせずツケもロクに払わないで酒場に入り浸る荒んだ生活を送っており、「掃き溜めのガミジン」と馬鹿にされていた。
(出典:ガミジンのキャラストーリー)
- 仕事を受けなかったのはソロモンからの呼び出しに備えて体を休めていたのもあるが、当然何も知らないヴィータ達はそれを働かない言い訳としか思っていなかった。
- しかしある時成り行きで知り合ったイルセという女性と交流する中で自分を見直し、病を患いながらも貧困から医者にもかかれずにいた彼女のため金を稼ごうと奮起する。
結局イルセの命を救うことはできなかったが、それをきっかけに彼女の讃えてくれた「負け犬としての意地とプライド」を示すために戦うことを決意した。
- 以降は仕事も進んで受けるようになり、相変わらず酒浸りではあるがツケは溜めていない様子。
(出典:ガミジンのキャラストーリー)
- ソロモン達のことは「勝ち組」と称しており、負け犬の自分とは違うと皮肉交じりに言うことが多い。ただしイルセとの出会いと別れを経てからは傭兵の仕事はきっちりとこなしている。
- アジトにおいても不真面目というわけではなく、メフィストがカジノの一件でソロモンを連れ出した際にはお目付け役としてブネに頼まれ、メフィストの素行を監督していた。事件が片付いた後はブネやフォカロルに代わりメフィストへソロモンを騙して連れてきたことに対しての罰をきっちりと与えていた。
(出典:イベント「カジノ!―勝利の方程式― 」)
- 武器は身の丈ほどもあるトゲ付きの棍棒だが、棍棒と言うよりは野球のバットのような構え方をする。
巨大な鉄球を打ってぶつけるなど、使い方もバット寄り。
- 特性は確率で敵の遠距離攻撃を無効化し反撃するというもの。システム上普通の反撃扱いなので演出的には普通に殴り返すだけだが、恐らく本来は「打ち返す」のをイメージしたものだと思われる。
- シナリオにおいても砲撃タイプのマキーネとの戦闘時、オリエンスやレラジェといった射撃要員とともに召喚され、ミサイルを打ち返すというとんでもない荒業を見せつけた。
(出典:イベント「美味礼讃ノ魔宴・前編」)
- 「序列4番」を「4番バッター」に掛けているのでは、という推測がファンの間でされている。
- メギド体は馬の頭を持つ跪いた男の姿。元ネタとなったソロモン72柱の魔神ガミジンほぼそのままのデザイン。
- 奥義では跪いたままスライドし攻撃する。かなりシュールであり、どこか不気味である。
|
祖05:マルバス †
- 【性能・キャラストーリー】
マルバス・マルバス(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
自分でも自分のことを可愛いと言って憚らない美少女。
いつかハルマになるのだとかたく信じている。
+
| | 詳細
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- 自称ハルマ。キャラクターを語る場においてハルマとあったら、それはほとんどの場合マルバスを指している。
- 「美しい自分は実はハルマなのではないか、とイカレたことを主張して追放されたメギド。」とあるように、追放前からそんなことを言っていた。
(出典:マルバスのプロフィール)
- メギドラルで活動していた頃、他メギドをあの悍ましいメギド体でいきなり襲っては「わたし、かわいい?」と聞き、答えられないメギドを容赦なく倒していた。
口裂け女。
(出典:マルバスRのキャラストーリー)
- 中央相手に戦果を上げていた反逆者(まつろわぬ者)の軍団を単独で壊滅させ、フライナイツにも一目置かれるなど相当な武闘派。追放メギドとなった現在でも杖一つで人攫いの集団を叩きのめす程の戦闘力がある。
(出典:マルバス、マルバスRのキャラストーリー)
- 自己愛が非常に強い性格。
(出典:マルバスのプロフィール)
- 周囲は皆マルバスを愛していると信じて疑わず、その上自分自身は戦う気0となかなかにいい性格をしている。
- ただし根っから自分のことしか考えていないというよりは、あえてそのように振舞っていると思われる節もある。(後述)
第一印象では自己中心的に見えるが、自分のために無断で貴重品を持ち出したヴィネに対し「友達なんだから一緒に謝る」と言い出したり、追放されてしまったカソグサを想って深く悲しんだりと友達想いな面がしばしば描写される。
(出典:イベント「ハルマを夢見た少女」、マルバスRのキャラストーリー)
- ネフィリムのおかしな行動に気付きソロモンに相談する、純正メギドでありながらアガシオンが睡眠をとっていたことを不審に思うなど、周りの様子を的確に把握する観察眼を持ち合わせている。
かつて武闘派であった名残だろうか。
(出典:イベント「この手にかつての栄光を」)
- メギドラルで因縁の敵であるハルマを名乗れば追放されるのも当然だろう、と思われていたのだが……。
- イベント「ハルマを夢見た少女」でハルマになりたいと願うようになった理由が掘り下げられた。
「自分のメギド体が非常にコンプレックスだった」ことが明かされ、プレイヤーに衝撃を与えた。
他にも「これでハルマになれるかも」という所で「これに失敗すればもうハルマになれる夢を失ってしまう」という不安に怯えていたり、実は非常に繊細な少女であった。強い自己愛に溢れた台詞の数々もコンプレックスの裏返しである。
- 自分勝手に振る舞うためソロモンからはよくツッコミを受けるが、一癖も二癖もあるアジトの仲間達を前にすると相対的に常識側に回りがち。根の優しさと洞察力の高さもあり、スコルベノトがモラクスの正装服に良かれとリボンを付けてしまった際にはモラクスが嫌がるだろうからと(後で直しておかなくちゃ…)と気遣いを見せていた。
(出典:イベント「ガープの結婚」)
- 「ハルマ」という存在は研究者メギドのカソグサの窮地を救った際に教わった。
自分の強さを美しいと心から評してくれたカソグサをしてハルマはメギドの美醜感覚でも美しいものであると知り、強く憧れたことがハルマ化願望の始まり。
この件がきっかけでカソグサとは友人となった。
だがカソグサが研究の過程で上位存在(蛆)に気付きかけた為に追放、自身も思い出の品を取り出す為にカソグサの家に向かった際に研究資料を目にしてしまい、フライナイツに目をつけられ同団の精鋭達と交戦、連携の前に敗北し追放される事となる。
- 何の根拠もきっかけもなく自分はハルマと言い出した根っからの狂人という訳ではなかった。
この一連の記憶は追放時に封印されており、リジェネレイトを果たす事で取り戻したもの。
(出典:マルバスRのキャラストーリー)
- カソグサとの交流を忘却した事で、追放後はハルマへの憧れが心の支えとなっていたと思われる。
- 可愛らしいヴィータの見た目から変身する禍々しいメギド体は非常にインパクトがあり、広告にも採用されていたりする。純正メギドの価値観においても一種の才能と呼ばれる程醜いようだ。
(出典:マルバスRのキャラストーリー)
- そんなメギド体からハートマークが乱舞する様はとてもシュール。
- 氷の結晶のような杖を武器にしているが、ゲーム内の属性は地である。
- ラッシュ版の勝利モーションでは自撮りをしているかのようなモーションが見れる。
ヴァイガルドにカメラの類があるのだろうか。
- ラッシュ版の覚醒スキルでは白くてふにゃふにゃした柱状で断面が星型の謎の物体を敵に投げつける。
それがなんなのかは作中でも全く言及されておらず未だに正体不明。
プレイヤーからはちくわぶや鳴戸巻きなどと呼ばれている。
- ちなみに技名はミスティックマター(神秘的な物質)。とりあえず謎だということは伝わってくる。
- 各種書物では「強壮なライオンの姿」とされる。見た目的に通じるものはないが、疫病をもたらす/癒す力を持つとされるので回復技の充実はここからだろうか。
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祖06:ウァレフォル †
- 【性能・キャラストーリー】
ウァレフォル・ウァレフォル(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
二刀流のシミターを扱うワイルドな女性。
ソロモンに召喚されるまでは盗賊団の頭として活動していた。
+
| | 詳細
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- 弱肉強食をモットーとしており、弱者に対しては容赦しない。
(出典:プロフィール)
- ……と言われており実際強さに拘る物言いも多いが、別に冷徹な人物というわけではなくむしろかなりの人情派。
チンピラに絡まれている酒場の娘を助けたり、その母親が病気だと聞いてその日の稼ぎを全て酒代として払うなど、不器用ながら困っている人を放っておけないたちである。
(出典:ウァレフォルのキャラストーリー)
- 弱きを助け強きを挫くというと日頃の信念と矛盾しているようだが、力のない者をいたぶって悦に入るようなのは強者の振る舞いではない、ということだろう。
どちらかと言えば強者を下して自分の強さを示すことに価値を見出している節がある。
- 金持ちから盗むなら小金にしておいたほうが後腐れがなくていい、と語るなど盗賊らしく強かでリアリストな面もちゃんと持っている。
(出典:イベント「美味礼讃ノ魔宴・前編」)
- 率いていた盗賊団は主に遺跡荒らしで稼ぎを得ていた。団員達もウァレフォルの人柄に惹かれて集まったためか気のいいものが多く、アウトローながらそこまで悪質なことには手を染めていなかった様子。
(出典:ウァレフォルのキャラストーリー)
- ただし中には不満を持つ者もいたようで、ウァレフォルが首領の座を退いた後に力ずくで団を抜け、悪質な強盗まがいで稼いでいた。
ウァレフォルとしては元部下の不始末を人任せにするわけにもいかず、直接赴いて成敗した。
(出典:クロケルRのキャラストーリー)
- 多くの団員達をまとめ上げるためか規律に厳しく、フォカロルほどではないものの説教癖がある。
- 毎度のように小腹を空かせるソロモンにも説教するが、携帯食を持ってこなかった準備の悪さの方を指摘するなど目の付け所は割と鋭い。
(出典:クエスト内会話)
- フォカロルが愛剣エクス・マキナを壊してしまった自責の念から落ち込んでいる間、彼に代わってアジトの説教役を務めていた。
しかしながらクズフラウロスをはじめとする問題児たちの面倒を1人で見るには流石に荷が重かった様子。
(出典:イベント「折れし刃と滅びの運命」)
- 盗賊業からは既に足を洗っているものの、宝箱や探索には心惹かれるようだったり団員達との毎日を懐かしんでいたりといい思い出になっている様子。
(出典:クエスト内会話、アジト会話)
- 酒好きであり、ブネやベリトなど他の酒飲み達とアジトで飲み比べをすることもある。
(出典:イベント「悪魔の勝負師と幻の酒」)
- しかし実は言うほど酒に強いわけではなく(むしろ弱い方らしい)、大酒を飲むのは意地になっている部分が大きい。
そのためやりすぎると歩けないほどふらふらになってしまう。
(出典:ウァレフォルのキャラストーリー、二周年・メギド質問箱)
- 公私のメリハリはしっかりつける方で、ソロモンには厳しいことも言う一方サシで飲みに誘うなど個人的には気安い関係を築いている。
酔い潰れて介抱されるなど彼の前では普段まず見せないような姿を晒しており、深く信頼していることが伺える。
(出典:ウァレフォルのキャラストーリー)
- 文化的な感性が高く、音楽を好んだり四季の変化を楽しんでいたりとやや意外な面も見える。
- ログインボイスではなかなかに詩情豊かな表現で季節の感想を伝えてくる。
愚痴っぽくなるメギドが多い梅雨の季節にすらその風景を楽しんでいる。
(出典:ログインボイス)
- カードゲームに興じていた所へバルバトスも参加すると聞き、それでは「音楽がないままか」と一言。
ガミジンから「音楽なんか分かるクチか」と言われて「賑やかな方が好きなだけだ」と答えているが、ログインボイスを聞く限りはそれだけでもなさそうに思える。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- 四肢を失ったメギドに対して「今召喚しても、欠損されたまま召喚されるのでは」と言った推測がなされ、根拠として「ウァルフォルはあのまま召喚された」と引き合いに出されたことがあるため、眼帯の理由はファッションや弱視ではなく欠損だと思われる。
(出典:イベント「メギドラルの悲劇の騎士」)
- 後に目の負傷の経緯が明かされ、盗賊時代にイポスの傭兵団と交戦し、イポスに付けられた傷と判明。
お互い配下の被害も大きい戦いだったが、双方とも相手への恨みより「受けるべきでない依頼を受けてしまった」という後悔が先立つ戦いだったようだ。
それでもわだかまりが全くないわけではなく、アジトなどではお互いに干渉を避けていた。
(出典:イベント「変わる心、変わらぬ心」)
- ソロモンに対してはあまり裏社会に関係を持つべきではないと考えており、イポスが上述のウァレフォルとの痛み分けの原因であるチェルノボグから新たに依頼を持ち掛けた際も「まだ懲りていないのか」とイポスに苦言を呈した。
- メギド体は人面の獣。獲物としてあえて強そうな相手を選ぶなど、弱肉強食にこだわる点は今と変わらない様子。
- 元ネタはソロモン72柱の魔神ウァレフォル。メギド体とほぼ同じ人面のライオンという姿をしている。
人々に盗みを働くよう誘惑したり、盗賊と和解させる力を持つなど、何かと盗賊と関連づけられる悪魔であり、メギドでのキャラ付けもその点を元にしているのだろう。
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祖07:アモン †
- 【性能・キャラストーリー】
アモン・アモン(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
年齢に見合わぬ暗い目をした少年。
両親から虐待を受け、孤児院に身を寄せていた。
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| | 詳細
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- 両親から虐待され続けたことで、メギドとしての誇りをすっかり失ってしまった少年。
- メギドラルでメギドとして生きていた頃は「勇猛果敢で仲間の信頼を集めていた」。
(出典:公式HPキャラクター紹介より)
- 彼を慕う仲間を率いて戦果を上げる勇猛なメギドだった頃は夢に見ることもあるらしい。
(出典:リリムのキャラストーリー)
- 生きるために様々な暗い仕事に手を付けていたことが示唆されている。
- ヴィータの姿では身軽な動きと大ぶりのナイフを自在に操り戦うインファイターであり、バトルにおいても敵のフォトンを奪い取る・暗がりの中から敵を確実に葬り去るという戦闘スタイルが表現されている。
- 基本的には必要以上に他者との交流を持とうとしない性格であるものの、買い出しに連れ出されても拒否せず付き合う、ソロモンが財布を盗まれれば取り返しに行くなど、
召喚によって父親から引き離してくれたソロモンには内心で強く感謝し、それなりに報いたいと考えている様子が伺える。
(出典:アモンのキャラストーリー)
- (もっとも、戦闘中に小腹がすいたなどと脳天気なことをいうソロモンには「フンッ! 幻獣の腹の足しにされちまえ!」とかなり辛辣)
- 年齢が近いためか、セーレやモラクス、ブエルといった年少組との会話が多い。脳天気であったり考え方が合わない彼らの行動に苛立ったり呆れたりといった描写はあれど、決して疎ましく思っているわけではないようだ。
(出典:アモン(ラッシュ)のキャラストーリー)
- 彼らからは「ただなんつーか、おまえは無暗に誰かを傷つけたりはしねーから…」(モラクス)「そっか! やっぱりアモンさんは思いやりのある人だね!」(セーレ)と評されている。
(出典:アモン(ラッシュ)のキャラストーリー)
- ヴィータの持つ「家族」という概念に興味を持ったリリムによって自分の夢を覗かれた際は彼女に向かってナイフを投げつけるほどに怒りを顕わにしているが、彼に安らいで欲しいというリリムの訴えを考え直して受け入れる柔軟さも持っている。
(出典:リリムのキャラストーリー)
- また、ソロモンや仲間のメギドたちが対象でなくとも、きっかけがあればやりすぎない範囲で干渉することも少なくない。
親に虐待されている子供に複数回遭遇しているが、いずれもその境遇を抜け出す手助けさえしている。
(出典:アモンのキャラストーリー、アモン(ラッシュ)のキャラストーリー)
- 前述の境遇であるため学校などの教育機関に通っていた様子は見られないものの、
アジトで勉強の面倒を見たマルファスが褒めるなど、勉学の面の素質も示唆されている。
(出典:ソロモン王と秘密のアジト)
- 母親から育児放棄されていた影響か、料理の心得がある。
焼き魚を適切な火加減で焼く、アミーに料理当番の代打を頼まれる、フルーレティに料理を褒められる、といった描写がある。
(出典:アモン(ラッシュ)、フルーレティのキャラストーリー、魔獅子と聖女と吸血鬼)
- 音楽に関してはオリエンス曰く「へったくそ」。クロケルやグシオン、アスラフィルと相当な面子に教わっていたが、才能が無いのか、はたまたただ未熟なだけか。
(出典:85話・5、84話・END)
- アモン本人は「教えた連中がヘタクソだからこうなったんだろ」と主張している。グシオンやアスラフィルは軍団屈指の演奏者なのだが…
演奏技術はともかく教え下手だった可能性は(特にアスラフィルは)否定できない。
- その後のイベントではついに父親が登場し、真剣に己の所業を悔いて息子に謝罪したいと乞い願うようになった彼を見て深く葛藤する。
- 最後には激情を吐き出しつつも、ひとまずではあるが、父親や過去との自分なりの落とし所を見つけるに至った。
その際の葛藤や気持ちの整理が、リジェネレイトのきっかけになったようだ。
(出典:呪いの指輪と猛き迅狼、魔を呼ぶ狂気の指輪)
- 6章3部では、リジェネレイト後のラッシュの姿でストーリーパートに出演している。
- アモンの中で「リュカ」という過去のヴィータの自分は呪いになっており今でも過去に受けた虐待がフラッシュバックし彼を苦しめていた。そんな中で、アモンは父であるライオと再会してしまう。アモンは彼の「償い」である金の受け取りを拒否し、代わりに今すぐここで死ぬように強要した。しかしライオに死ぬ勇気は無く生きている間にリュカに償いをさせて欲しいと懇願する。なら代わりに殺してやると短剣を向けるアモンだったが寸前でライオを殺すことはできなかった。どんなに酷い親だったとしても断ち切れない血の繋がりがあること。そしていつかはその絆と対峙しなければならないと居合わせたダンタリオンは両者の対話を見届けることを決める。
- ライオの命はアモンの手にかからずとも「呪いの指輪」の影響で間もなく死を迎えようとしていた。死なないでと訴えるライオを慕うキャラバンの面々を見てアモンは戸惑う。そんなアモンに「これもまた真実だ」とダンタリオンは語り掛ける。過去に許されぬ仕打ちを行ったことも真実であれば、例え薄っぺらい上っ面だったとしても今のライオは悔い改め息子への償いを果たそうとしている。そのことを少しだけ、アモンにも考えて欲しいとダンタリオンは伝える。
- 死に瀕した父親と対話するアモンに、ライオの口から出たのは本当にすまなかったという今生の別れの言葉であった。アモンはそれを拒否する。やり遂げたように死ぬなんて許さない。俺に憎まれながら、この先も苦しみながら生き続けろとアモンは叫ぶ。ライオが言葉にする「リュカ」という息子の名もアモンは否定する。<アモンだ!そう呼べよ!お前の息子リュカは死んだ!俺は…アモンだ!>赤の他人の俺に一生恨まれて生きろと言った瞬間アモンはリジェネレイトの光に包まれた。
- リジェネレイトしたアモンは瞬く間に「呪いの指輪」の力に染まる黒いネズミたちを駆逐、再召喚で消費されたフォトンで「呪いの指輪」も粉々に砕け散る。そしてライオは呪いから解放され一命を取り留める。ライオの命を救ったアモンはもう二度とあんたと会うことも無いだろうと赤の他人となった父親に決別の言葉を告げて去っていく。
- これを機にアモンの立ち絵はリジェネレイトした状態で固定され、バーストの姿は出てこなくなる。「一度命を落とした」またはそれに近い条件で不可逆のリジェネレイトを果たすメギドはいるが、それと同じく不可逆のリジェネレイトを果たした意味は非常に重い。
- 自分にとって、また償いに縛られるライオにとっても「リュカ」は「呪い」であった。リジェネレイトに際して過去の呪いを断ち切る為に「リュカ」を殺したのはアモン自身であり、「リュカは死んだ」という意味の表れとなって不可逆のリジェネレイトを起こしたと解釈ができる。
- 赤の他人となってようやく少しだけライオへの歩み寄りを見せたアモンは彼のことを「あんた」と呼んだ。それはアモンが関心のない者には使わない呼び方であった。
- 母親もまたリュカ(アモン)を言葉で傷付けてきた。暴力を振るう父親からリュカを連れて逃げたのは母親であったがリュカにはいつも「お前さえ生まれなければ」と言い続けてきた。もともと身体が丈夫ではなかったようで、ライオから逃げ出して間もなくリュカを残し死去したようである。
- 軍団メギド72がメギドラル入りした際は、単独で拒絶区画へ侵入し、バナルマ明けのメギドを装って懲罰局の情報を探っていた。
- その過程で懲罰局トップのルシファーと遭遇し、彼女を連れ出したガギゾンと共に行動する。
- 2019年にはナベリウス、ハーゲンティとともに正月衣装が販売された。獅子舞を模した装束で、バースト、ラッシュのいずれのアモンにも着せることが可能。
アモン(ラッシュ)の方にこの衣装を着せると、普段は隠れている勝利ポーズの際の口元がどうなっているのかを確認することができる。
- 元ネタは40の軍団を率いる強力な悪魔でありながら、温厚で友情に厚い事で知られる地獄の侯爵アモン。日本では「デビルマン」の主役としても有名。
- その姿は蛇の尾を持つ火を噴く狼で、人の姿を取ると頭が犬の牙がある鳥(ワタリガラスかゴイサギ)の男性になる。
火属性の要素は前者、メギド体は後者のイメージだろうか。
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祖08:バルバトス †
- 【性能・キャラストーリー】
バルバトス・バルバトス(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
シナリオ中心メンバーの一人。
美形で女好きのナンパな吟遊詩人だが頭の切れるパーティの参謀。
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| | 詳細
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- 普段はキザで自分の美しさを自負するナルシストキャラだが、内面は情熱的であり意外と熱血漢。
女性を見かければ口説いてかかるが、基本的には落ち着いた年長者として振る舞う。
- 本人いわく見かけでは分からないヴィータの内面を知るため積極的に他者と接している。
対象が何故か女に偏っている点をブネから指摘されるが「それは気づかなかった」とすっとぼけている。
(出典:バルバトスRのキャラストーリー)
- 吟遊詩人としての経験から伝承や噂などに造詣が深い。
その知識量と本人の頭の回転の早さから状況の分析、考察、推理にあたることが多い。
- また、新しい発見の名付けをすることもしばしば。
アンガーストーン・フォトンベルト・メギドクエストの例を見るに、英語でそのまんまの意味の命名を好む傾向にあるようだ。
- しばしば路銀稼ぎに酒場で歌を披露していたりする。
王都からの支援がなければ貧乏暮らしのソロモン一行にとって経済面での大黒柱的存在。
(出典:イベント「呪いの指輪と猛き迅狼」)
- 頼まれなくても自分から歌い出す場面も見る。
場繋ぎにステージへ放り出された時にも動じず歌い始めた。
(出典:イベント「魔を呼ぶ狂気の指輪」)
- アジトでも気ままに歌ったり演奏の練習をしているらしく、夜中うるさいと苦情が聞かれる。
(出典:アミー、グシオンのアジト台詞)
- 20代くらいの若い青年に見えるが、既に80年ほど生きている「長命者」。
(出典:バルバトスRのキャラストーリー)
- それを隠す意味も兼ねて、流れの吟遊詩人として各地を渡り一所に留まらないように生きてきた。
(出典:バルバトスのキャラストーリー)
- このことは仲間たちにも隠していた。
(出典:49話)
- メギドラル時代は元々かなり好戦的であり、音楽は相手の不意をついて殺すための武器として利用していた。
それをある謎の「女メギド」にたしなめられ、音楽、芸術、表現について教わるうちに「表現者」として生きたいという意志が芽生える。
(出典:バルバトスRのキャラストーリー)
- 奏者としての才能もあるが、どちらかと言えば詩人としての適性の方が高そう、と女メギドに評されている。
- これにより戦争を放棄するようになり、武勲により得た議席も剥奪されて追放されるに至る。
ヴィータ体で出会った謎の女メギドについては「名前を思い出せない」「消えるように姿を消す」などどうやら「ただのメギド」とは思えない曲者。
「妖蛆」のような上位存在(あるいは蛆そのもの)の疑いもある。
(出典:バルバトスRのキャラストーリー)
- 他のメギドと比べると自分の「個」についてかなり具体的に自覚がある。
<死して尚、語り継がれるようななにかを残すのが俺の「個」… 武勲は手っ取り早い>と語っていた。
(出典:バルバトスRのキャラストーリー)
- 「個」のあり方をメギドラルの戦争社会に適応させていたと言えるが、実際のところ、吟遊詩人として詩や物語を後世に残すことの方が「個」の目的意識に叶っていたようである。音楽や語り部としての才能を持っていることからも、こちらの方がバルバトスというメギドの本来のあり方だったのだろう。
- 長命者だがヴィータの寿命である80歳で一度命が尽きかけた。
そのままこの世を去ろうとしていたバルバトスの元へソロモンが駆けつけ言葉を交わしたことでリジェネレイトを果たし、世界の謎を解くまでは生き抜くと決意を新たにする。
自らが「長命者の壁」と呼んでいた枷も突破したようで以後も若々しい見た目のまま活躍を続ける。
(出典:バルバトスRのキャラストーリー)
- リジェネレイト後は打って変わって純粋なアタッカーに変貌する。本人曰く「『嵐』の側面を持つ荒々しい自分」を召喚したためか。
- リジェネレイト後は楽器をオカリナからマンドリンのような弦楽器に持ち替える。この楽器の受け取りに訪れたテノルの街で人の気配の消えた中に現れた「ソナタ」という女性にバルバトスも「ストラ」という偽名を使い行動を共にする。
- ソナタの正体である純正メギド サタナイルに対し、自身も追放メギドのバルバトスであることを明かす。任務中の険しい表情、そして共に音楽について話をした時の優しい表情どちらが本物のサタナイルなのかを見極める為にバルバトスはソロモンからの召喚に応じずにサタナイルと行動する。サタナイルの本心が戦争を嫌い芸術を愛するものだと知ったバルバトスは彼女をソロモンと対峙させない為に撤退するよう説得を重ねる。しかしサタナイルの唯一の部下アリキノの死によってサタナイルとソロモンの対立は避けられないものとなってしまう。バルバトスは彼女を守る為に敢えてソロモン達と敵対するサタナイルの味方をする。バルバトスが間に入ったこと、アリキノが生きていたこと、そしてアリキノとの決着をつけたことでサタナイルとソロモンは和解する。サタナイルを裏切り、しかしサタナイルを想い死んでいったアリキノを大地に還す為にバルバトスは「大地のソナタ」を奏でた。
(出典:イベント「キミに捧げし大地のソナタ」)
- 転生した先は温かい家庭だったようで、心優しい少年として成長した。
母親は病弱で、よく看病していたらしい。
(出典:イベント「紡ぎ紡がれし想い」)
- それ故にとある村で記憶の混濁した老女に息子と間違えられた際、母親を思い出して強く拒めず、数日間彼女の息子「ヨハン」として振る舞う羽目になった。
- 元ネタはソロモン72柱の魔神バルバトス。
狩人の姿をしており、トランペットを構えた4人の王を引き連れて召喚に応じる。奏者の才能があるという設定はこれが元ネタだろうか。
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祖09:パイモン †
- 【性能・キャラストーリー】
パイモン・パイモン(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
シナリオ加入する不死者の一人。趣味はナンパ。
主人公の祖父、「先代ソロモン王」ダムロックに召喚された唯一のメギド。
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| | 詳細
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- 4章にてソロモンたちが訪れたアンチャーターがあるはずの遺跡で待ち構えていた。
ソロモンたちと交戦後、負けを認めると自分を召喚するようにとソロモンを促す。
(出典:28話)
- いずれアンチャーターを探しにソロモンがやってくると考え、かつて暮らしたオーパ山に拠点を構えて待っていた。
- 単独でメギドの力を行使し、それぞれ独自に活動している不死者たちを無力化する方法の「チュートリアル」を実演してみせることが目的。
ソロモンの実力が確認できれば、最初から召喚に応じるつもりだった。
- それというのも、元々指輪を所持していたソロモンの祖父である「先代」ダムロックに召喚されたメギドだったため。
二人のアルスノヴァ血統の子孫であるソロモンはダムロックより更に強力な能力を有しているだろうと考え、彼の成長を待っていた。
(出典:パイモンのキャラストーリー)
- ちなみにダムロックは指輪適合者である「魔を統べる者」だが「ソロモン王」ではない。
(用語集を参照)
しかし、ベリアルから厳密な定義を聞いた後も「先代(ソロモン王)」と呼び続けている。
パイモンにとっては、ダムロックも「ソロモン王」だったのだろう。
- 性格は軽く、老若問わず女性を見るやバルバトス以上に誉め言葉を並べて口説き始めるナンパ男。
- とはいえそれは表の顔であり、元は気性の激しい荒々しさを持つ人物。
咄嗟の場面では普段の作ったキャラが飛んでしまい、ウェパルには「アンタ一瞬人格変わってなかった?」と指摘されている。
(出典:39話・5など)
- ダムロックと出会うまでは不老のこともありヴィータから迫害や追跡を受け、ヴィータを憎悪していた。
(出典:パイモンのキャラストーリー)
- ダムロックに召喚された直後は非常に荒い口調でダムロックに突っかかっている。
しかし指輪の力で逆らえず、当初の二人の関係は険悪だった。
- しかし当のダムロックが根っからポジティブのしょうもないナンパ男だったため、呆れたパイモンはかえって肩の力が抜ける。
- ダムロックと競い合うようにナンパを始めたところ板につき、すっかり趣味になる。表向きの人当たりの良い態度はこの時身に着けたもの。
- 結果的に、ダムロックとは対等に接せられるケンカ友達のような付き合いとなる。
パイモンにとってはウェイトの重い思い出らしく、ことあるごとにダムロックを思い出しては過去を語る。
- ちょうど現在のソロモンとバラムの関係に近く、二人のやりとりを見ては遠い目をして微笑んでいたりする。
- ダムロックと後にその妻となるマーグラという二人のアルスノヴァ血統と共に、指輪を守るため未踏地のオーパ山でしばらく共同生活をしていた。
- しかし、パイモンはソロモンの父が生まれた後~ソロモン誕生までの間にダムロックの元を去っている。
バルバトスはそうせざるを得ない「何か」があったのでは、と睨んでいるが、パイモンの口からは特に事情は語られていない。
(出典:29話・1、49話・5)
- ナンパはあくまで趣味・楽しみであり、決まった相手は作らない(または作ったことがない)らしい。
「元カノですか?」というマルコシアスの問いに「そういう立場の女性は存在しない」と答えている。
(出典:31話・冒頭)
- ウェパルからは「最っ低」との一言をもらっているが、「友人の嫁に手なんか出すか」と言っていたりでまともな部分も垣間見えるため、その真意は分からない。
(出典:49話・5)
- 非常に爛れていたと伝わる「ビルドバロック」についても「好きにはなれそうにない」と話しており、ナンパ好きとは言え節操なしの遊び人という訳ではないらしい。
(出典:64話・冒頭)
- かつて自分がダムロックに楽しいことを教わったように、若い男の子にも楽しい遊び(パイモンの場合はナンパや賭博場)を知って欲しいと思っている。その為、アモンやモラクスやセーレに声をかけることが多い。また、組織的な意味でも若手に戦果を上げて欲しいという意図があり、単独行動に向いているアモンに任務を与えるなどしている。アモンからはナンパこそ断られているものの指揮官クラスの中でも特に慕われる存在となっている。
(出典:2周年質問箱)
- 出会って間もない頃にシャックスに対して割と強めの弄り方をしてしまったことを反省している。その後も気に掛けることがあったが、ふとメギドラルのキノコを渡してしまったことがシャックスが昏睡状態に陥るきっかけになってしまった。その際には強く責任を感じゲートの周囲のキノコを片っ端から集めてくると名乗り出ている。
(出典:イベント「ソロモン王と悪魔の鏡」)
- 不死者の例に漏れず育成には手間がかかり、高難易度の大幻獣素材はもちろんのこと需要が高く数も拾いにくいため枯渇しがちなゴールドパウダーを総計69個も要求してくる。
他にも同程度要求してくるメギドはいるのだが、パイモンの場合育成序盤から一度に2桁単位で要求してくる上最初に仲間入りする不死者であるため印象に残りがち。
プレイヤーからは「金粉吸引おじさん」ともあだ名されている。
- なお、ヴァイガルドの麻薬密売人は捜査の目を逃れるためゴールドパウダーに麻薬を混入させて偽装することがあるらしい。
(出典:ストラスRのキャラストーリー)
まあ、パイモンの場合ゴールドパウダー単品ではなく装飾品等の素材として要求してくるので本当に吸っているわけではないと思われるが。
- ゴールドパウダーは香辛料であり、麻薬のたぐいではない。ちなみにパイモンは昔食べた辺境の料理を再現するため時折厨房に立つとのこと。ダムロックとの想い出を懐古しているのだろうか。
(出典:メギドの日(2020)カウントダウン)
- メギドラル時代は「猛将」と呼ばれ200近くの部下を従える有力な軍団長だった。
また当時マモンの副官をつとめていたサレオスとは好敵手の関係であり「涙の大河」で度々戦争を繰り返しては引き分けていた。
(出典:81話)
- 後述の通り厳格だった故に軍団員からはあまり快く思われていなかったらしく、追放が決定したと同時に軍団から追い出されすぐさま後釜を立てられている。
その時の部下たちの目はあまりに冷ややかだったとは本人の弁。
- かつての部下であるウェンディゴも追放されて、数奇な運命の巡り合わせでパイモンと意外な形で再会することとなる。
(出典:イベント「When'd he go into there?」)
- メギドラル遠征中にバラムと彼の部下が敵対した場面を見て、自分ももし、かつての部下と再会して敵対することになった時、本当に戦えるのだろうか?と葛藤を秘めていた。
- しかし、ウェンディゴの持つ特異な「個」は、ヴァイガルドを破滅にいざなう非常に恐ろしいものであった。パイモンはソロモンに、自分の部下だった過去や仮に転生したウェンディゴが善良な性格だったとしてもそれでもこの世界から排除しなければならないと厳しい姿勢を見せた。
- 最終的に「世界平和」を謳うウェンディゴと敵対、かつての部下だろうが、そして友であったとしてもヴァイガルドを脅かす存在には決して容赦はしないという自身の覚悟を示し、リジェネレイトの光に包まれる。
- メギド体は女騎士。元は厳格な性格で、個の主張を押しとどめてメギドラルのため身を捧げるタイプだったらしい。
ヴィータの姿に関しては、「美形に生んでくれてありがとう、とヴィータ両親に深く感謝してる」とアジト会話で語っている。
(出典:パイモンのプロフィール、アジト会話)
- またメギドラル時代はその見た目通り女性的な口調で話していた。今の男性的な話し方は転生後身についたものと思われる。
(出典:81話・冒頭)
- 同じ女性的な見た目のメギド体かつ口調だったサレオスとの口論の様子はさながらキャットファイト。
- メギドラル遠征においてはメギド体で活躍する機会も多い。またソロモンやアスラフィルなどメギド体に乗せて飛ぶこともあった。(メギド体の身長は2.5m程なので抱きかかえているのだろうか)
- イレーザーとなったアムドゥスキアスにアスラフィルを連れて威力偵察を行っている。アスラフィルの音の衝撃にバリアが減退することを実証し、メギド体による高速戦闘と戦争巧者としての経験の差を見せつけ半身を得たアムドゥスキアスに対する反撃の緒戦を征している。
(出典:90話・2)
- フライナイツのエウリノームとの砲撃戦では、エウリノームの居場所を突き止めたソロモン王を乗せて砲弾を躱しつつ一気に敵陣を突破した。
(出典:93話・6)
- 懲罰局との戦争の佳境にアスモデウスと共に戦場に参戦。2大メギドのメギド体の登場により、戦場にいた別軍団のメギド達を対懲罰局との戦いに巻き込むのに大きな影響を与えた。アスモデウスと共に<皆殺しタイムだ!>と掛け声を上げている。
(出典:96話・5)
- 元ネタであるソロモン72柱の悪魔パイモンは「女の顔をした男」と言われているが、これを「ヴィータ体は男だがメギド体は女」という形にアレンジしたものと思われる。
- かつてのパートナーであるダムロックとの思い出を胸にソロモンを見守る姿から一部のプレイヤーには「未亡人」とも呼ばれている。
- 悪魔パイモンは召喚者に地位を与えるとされる。ダムロックがパイモンを召喚したことで、ダムロックは「ソロモン王」という地位(厳密には「魔を統べる者」であるが)を得たとも言える。
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祖10:ブエル †
- 【性能・キャラストーリー】
ブエル・ブエル(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
魔法のステッキを携えた天真爛漫な少女。
自分がメギドであることは周囲に隠している。
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| | 詳細
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- 魔法のステッキや攻撃モーションなど、いわゆる魔法少女的なキャラクター。
普段は家から学校に通っており、ソロモンに呼び出されると急いで誰もいないところに隠れて召喚に応じている。
- 家ではブエルの名は使わずに、一貫してモニカというヴィータ名で通している。
- ヴィータの勉強が難しいとこぼしていたり、召喚されるようになってから宿題がたまるなど学校生活には多少苦労しているようだ。
- ちなみに召喚で移動できるのは呼び出しのみのため、帰り道は毎回家まで徒歩である。
(出典:ブエルのキャラストーリー、探索台詞、イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- ソロモンのことを「お兄ちゃん」と呼ぶ妹系キャラでもある。
…というのは家でソロモンとメギドのことを隠すために使っている呼び方。メギドやソロモンの前では普通に「ソロモンさん」と呼ぶことも多い。
逆にモニカとして暮らしている間はモノローグですらほとんど「お兄ちゃん」になっており、人前でソロモンの名前が出ないよう徹底している。
- 家族に自分がメギドであることを知られないためにお兄ちゃんと呼んでるようだが、それがかえって両親に誤解を生みちょっとした騒動になったことも。
(出典:ブエルのキャラストーリー)
- 「おにいちゃんと呼ばれたいメギド」ピックアップにも当然名を連ねている。
イベント「ドキドキメギドの保健教室」でネタにされた際は他のピックアップメギドと一緒にノリノリでガミジンをお兄ちゃんと呼んでいた。
- ヴィータとしての暮らしに満足していることもあり、メギドとして自立しておらず子供らしく両親に甘えたい年頃。
- さらに夢の中ではソロモンに召喚されない暮らしを楽しんでいる姿が描写され、リリムに夢を覗かれたことで「お兄ちゃん」というワードを思い出しかけて強い忌避感を覚えている。
(出典:リリムのキャラストーリー)
- 「戦うのはそこまで好きじゃない」とは本人の弁だが、戦うべき敵には立ち向かう芯の強さもある。
(出典:イベント「カカオの森の黒い犬」)
- 転生後も普通の子供として生活していた為か、直接的な戦闘は苦手としている。
性能面でも後列のサポートを得意とする為か、前衛が多いメンバーで行動していた際には、あまりやることが無いと話していた。
(出典:イベント「カカオの森の黒い犬」)
- その為、大規模な作戦でメギド達が出払う際にも後方に待機していることが多い。
アジトに待機していた為、アドラメレクがアジトに襲撃した際には無情にもその暴力の餌食となってしまった。
(出典:55話)
- メギドラル遠征には参加していないが、軍団が2世界の行き来に使用していたゲート付近の「中継ハブ」に待機しており、同じく詰めていたグレモリー領の守備隊員達と和気藹々としていた。
(出典:77話)
- 懲罰局との戦争においてはアジトからの増員として戦いに参加している。
懲罰局へ復讐心のあるリストに名を連ねていた可能性は低いが、召喚された際には仲間のみんなの役に立ちたいという想いで戦場に立っていたようだ。
フォトンの分配(スキル)、増幅(奥義)によって自力でフォトンを取り込めない追放メギド達にフォトンの供給役として目立った活躍をする。
ネルガルからは永久機関と称される程だったが、自身の限界を超えた為、気絶するように眠りにつく。
その後はネルガルに守られながら無事に戦争を乗り切る。
(出典:96話)
- 生来の明るい性格からか、他の追放メギドからも愛されているようだ。
(出典:アジトセリフ)
- 常に一歩引いた立ち位置のアモンを輪の中に引き戻したり、疲れから詩的表現がマシマシになったアムドゥスキアスの翻訳をしたりと、特に子供組と仲の良い描写が多い。
- メギド体は五本の腕をはやしたヒトデの姿。地獄の辞典に出てくる有名な五本足の姿の絵と、ヒトデの姿という別の説を組み合わせたものと思われる。
- 「食事に貝類が出ると真珠が入っていないか探してしまう」ほどに真珠が大好きらしく、星6進化までに青真珠を13個も要求する。
(出典:メギドの日(2020)カウントダウン)
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祖11:グシオン †
- 【性能・キャラストーリー】
グシオン・グシオン(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
良家で育ったお嬢様で、お父さんが大好き。
自信満々で大変な負けず嫌い。
+
| | 詳細
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- 勝ち負けや優劣に非常にこだわる性格。
端的に言えば、とにかく「煽る」。場面や敵味方を問わず、自分の優位性をアピールすることは忘れない。初召喚時のセリフ、「他のみなさんより、お役に立ちますよ!」は彼女のキャラクター性をよく表している。
- とはいえ言動に嫌味ったらしさや陰湿さは感じられない。フラウロスと張り合ったりするなど、精神的には見た目どおり(12歳)幼い。
仮に自分より優秀な相手がいたり、苦手なことがあったりしても真っ向から立ち向かおうとする気概がある。
- 大変な努力家でもあり、ヴィータとして通う学校では全教科100点を取り続け、運動でも優秀な成績を収めている。
常に自信満々な言動にもきちんと裏付けがあるのである。
(出典:グシオンのキャラストーリー、イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- この性格・主義はメギド時代からのもの。
常に強者たらんとしていた軍団長だったが部下の反逆によって敗北・追放の憂き目に遭い、メギドからヴィータに立場が変わっても二度と敗北しないことを決意し、実践している。
一人称が「我」であるなど話し方もかなり厳つかった。
(出典:グシオンBのキャラストーリー)
- 記憶を取り戻す前(ヴィータの人格)は「素直な良い子」だったらしい。
幸い、ただの反抗期のように認識されたので性格の変化も特に不自然には思われなかった様子。
(出典:グシオンBのキャラストーリー)
- ヴィータとしての名はアネット。
父親には非常に懐いているようで、会話にも度々登場する。
- 父の名はアルバート。
グシオンが言うだけのことはある、爽やかで親切な好人物であり、アネットのことを溺愛している。
とある領主の下で財務局長を務めている。
悪人ではないがお世辞にも有能とは言えない領主と領民の間を上手く執り成し、街にとって本当にいい税金の使い方をさせる大変有能な人物。
(出典:イベント「忌まわしき「蒼の組曲」」、グシオンBのキャラストーリー)
- 実は記憶を取り戻した当初はむしろアルバートを見下していた。
「親」であり幼い自分が生きるためには従う必要があることをちゃんと認識しながらも呼び捨てにしていたほど。
しかし、命の危機に陥ったところを彼の人徳と行動に救われたのを期に、助け合うことの価値を知ると共に彼への評価を改め、心から慕うようになった。
(出典:グシオンBのキャラストーリー)
- 「将来の夢とかありますか? 私は「お嫁さん」ですね だれのかは教えませんけど」
…………その真意は彼女のみぞ知る。
(出典:アジト台詞)
- 無能な領主と直接文句を言ってくる領民の両方に頭を下げ、自分の提案なのに手柄は領主のものにしてしまう父親の姿を見て、情けないと思っていたのが大きな原因。
そこにヴィータの少女としての反抗期と追放メギドの人格の再統合が重なり、情けない父親を自分とは無関係な他人として扱うようになったのだと思われる。
- 記憶が戻った当初「アネットの人格は消え去った」と思っていたが、ユフィールの説明でもわかる通り追放メギドの人格は完全にメギドのものに塗り変わるわけではない。
むしろ、「情けない父親を見ていやな気分になる」「病気の母親を本気で心配して自分の命の危険を顧みずに薬草を探しに行ってしまう」「年相応の少女らしく子供っぽい」など「アネット」としての人格は色濃く残っている。
追放メギドの人格について知識がなかったのもあるが、「グシオン」と「アネット」は別のものだと考えていたかったというのが大きいと思われる。
父親の自分への愛情と、領主を含めた街の人間から人望を集めている事実(メギド時代の自分が部下からの裏切りによって追放されてしまったことからも)を確認し「グシオン」の反抗期は終わった。
- 自分がメギドであることを家族(ひいては周囲)には徹底して隠している。
- 竪琴を武器として用いる。演奏の腕前も高い。
一方で歌は苦手らしい。克服に尽力していないはずもないので、よほど才能に恵まれていないのだろうか。
(出典:グシオンのキャラストーリー、イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- 竪琴はごく最近父親にプレゼントされたものであるが、追放前から楽器に関わり長命者、表現者として腕を磨いているバルバトスに対して奏者として「私より下手」と言いきる程に自信を持っており、事実それに見合う技量がある。
そのバルバトスも音楽祭に出場するプロの音楽家たちをして、劣等感を抱かせるほどの技量がある。
全力を出してなんとかではあるが、アスラフィルの本気の演奏についていけるというだけで凄まじい実力であることがわかる。
(出典:アジト台詞、イベント「忌まわしき「蒼の組曲」」)
- ヴィータとして最も自信のある奏者としての腕前が自分よりも優れているアスラフィルへの劣等感と、アスラフィルの実力と人柄を認め、より努力し追い抜く事を宣誓、リジェネレイトを果たす。
(出展:イベント「忌まわしき「蒼の組曲」」)
- 「天才」であるアスラフィルに対し、リジェネレイト版の召喚時キャッチコピーやメギドクエストの素材は「秀才」を前面に押し出している。「努力の天才」を自称する彼女には相応しい肩書きと言える。
- なお、アスラフィルとはライバル視すると同時に、父親であるアルバートの誕生日に贈る曲を合作する、勉強を教える等良好な関係を築いている。
(出展:メギドの日カウントダウン、アジト台詞)
- 奥義はプレイヤー間で「グシオンパンチ」と称されることがある。
これはかつての演出カットでは奥義演出は単純に途中まで再生されてカットされる仕様だったことにより、ちょうど拳を突き出したところでダメージ演出に移行していたことに由来する。
- 現在では仕様が変わったため、演出カットの場合パンチの場面は見られなくなっている。
- バースト版奥義では美しいフォームのグシオンキックを披露してくれる。
なおこちらも演出カット版では見ることができない。
- メギド体は雷獣の姿。鵺(ぬえ)と呼んだほうがピンとくる人もいるかも知れない。
一見ライオンのようにも見えるが頭部は猿、手足は虎、尾は蛇である。
- 悪魔グシオンの姿に関する記述は「体格のいい紫ローブの男」だったり、書物によってCynocephalus/Zenophalus(犬頭)とかXenophilus(外国人・外国文化)の姿だと書かれていたり、或いはヒヒの姿で描かれたりと謎が多い。
メギド体は「ヒヒ」と「外国文化」の要素に加え「正体が分からない」という点を抜き出した結果、正体不明の代名詞でもある猿頭の日本妖怪・鵺になったのだろう。
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祖12:シトリー †
- 【性能・キャラストーリー】
シトリー・シトリー(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
ハルマゲドンに反対するため自らヴァイガルドにやってきた伝説の女戦士。
雷電を放つハルマニア製の槍を操る。
+
| | 詳細
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- 彼女はメギド8魔星・マモンの個人的な知り合いだった。
ハルマゲドンに反対するため、マモンの手引きで追放される形でヴァイガルドに来訪する。
当初は異世界を犠牲にするほど堕ちたメギドラルへの憤怒で戦っていたが、
やがてヴァイガルドを守ろうという意識が湧いてくるのであった。
(出典:シトリーRのキャラストーリー)
- 武器としてヴァイガルドに来てから拾ったハルマニア製の槍を使用している。
純粋に槍として優れた切れ味を誇るほか、フォトンを利用して雷電を放つ能力があり、ヴィータの身で幻獣と戦えるようになる優れものである。
- 「拾った」とは当初の彼女の言だが、実際にはちゃんと捜して入手したものである。
(出典:シトリーRのキャラストーリー)
- 追放時にマモンの手で確実にメギドの記憶を取り戻すように細工が施されており、記憶を取り戻した彼女は躊躇なく生家を出奔した。
その細工の影響で、通常の追放メギドとは異なり、記憶を取り戻すまでのヴィータとしての意識は消え去ってしまっている。
そのため、持っていたはずのヴィータ名は回想でも「○△□」とぼかされている。
(出典:シトリーRのキャラストーリー)
- 性格は生真面目で戦士としてプライドが高い。弱者には優しく、不真面目な者や誇りを感じられない行為に対しては苛烈である。
また、ヴァイガルドの食べ物が大好きで美味しいものには目がない。
- 食べ物を粗末にしたインプへの怒りとヴァイガルドを守る決意によってリジェネレイトを果たす。
(出典:イベント「怒れる勇者とプチマゲドン」)
- 数百年前、クノスペの街で雷(サンダー)で幻獣を倒し、返り血で真っ赤になっていた姿が「サンタ」伝説の元となった。
(出典:イベント「魔を呼ぶ狂気の指輪」)
- 幻獣を倒す中でシャミハザと知り合い、彼を弟子にしている。(ジルベールを弟子にしたという方が正確か)
(出典:シャミハザのキャラストーリー)
- 指輪の支援なしでも幻獣と渡り合える腕に覚えのある追放メギドも少なくないが、彼女の戦闘能力はハルマニアの槍と300年以上に渡り単独で幻獣と戦ってきた戦闘経験も相まって幻獣の群れや大型幻獣をも打ち倒せるほど。
- その強さと伝説性から「不死者」ではないかとソロモン(及びプレイヤー)に思われた事もあるが、単独で力を使えないため、分類としては寿命が長いだけの「長命者」だと思われる。
不死者ではないかとソロモンに聞かれたとき、「不死者の概念はヴィータが考えたものなのでよくわからない」と答えている。
(出典:イベント「魔を呼ぶ狂気の指輪」)
- 元ネタはソロモン72柱の悪魔、シトリー。
人を裸にする能力を持つとされ、「外殻を外すことで真の力を発揮する」というプロフィールや進化すると鎧を脱ぐのはそれが元ネタか。
- 命令に応じて美しい人の姿を取るともされ、前述の裸にする能力と合わせて「鎧を脱ぐと美しい人の顔」というメギド体になったのだろう。
- 勇者→ヒーロー、というイメージからか特撮ヒーローを思わせるようなモーションが随所に見受けられる。
- 特にリジェネレイト版では顕著。スキル等で液体に変化するのは「仮面ライダーBLACK RX」のバイオライダー、奥義での頭上に円を描くモーションは「牙狼」の鎧召喚シーンが元ネタと思われる。
- 通常版でも奥義でジャンプする際の動きが若干ライダーキックの前動作っぽくも見える。
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祖13:ベレト †
- 【性能・キャラストーリー】
ベレト・ベレト(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
シナリオ加入する不死者の一人。
奴隷にされていたがメギドの人格が覚醒し、魔王となってヴァイガルドを征服しようとした。
+
| | 詳細
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- 憑依元になった奴隷の少女は奴隷商人たちからムクチと呼ばれており、本来のヴィータの両親のつけたであろう名は不明。
奴隷ではあるものの商品ではなく、奴隷商人たちがこき使う雑用係のような存在だった。
- 呼び名の通り無口で無愛想ながらも指示に従いつつほかの奴隷たちの面倒を見るなど、温厚な性格だった。
- メギドとしての覚醒で人格は大きく変容してもそうした本質は失われておらず、魔王を名乗って獣の軍勢を形成しつつも、仲間であった元奴隷のヴィータたちはベスティエ街に匿って守ることまでしていた。
(出典:メインストーリー第30話)
- メギドの力に目覚めた時点で奴隷の身分では無くなっているのだが、それからもなぜか奴隷のようなみすぼらしい服装であり続ける。
- 年頃の娘らしからぬ尊大な口調は、奴隷商人の口調を真似てのこと。
- 儂(わし)という一人称はメギドの人格が目覚めてから使い始めているもので、もともとの一人称は「私」。
(出典:ベレトのキャラストーリー)
- 奴隷であった頃は自分の感情を無理に飲み込んでいたが、メギドの人格に語りかけられた時ついに「怒り」が爆発する。
それ以降、とても怒りっぽい性格が顕著となる。
- にもかかわらず、他者の意見や要請が妥当だと思えばそれを意外なほどあっけなく受け入れる素直な一面もある。
「儂が幻獣の強さなどいちいち知るわけなかろうっ! …だが貴様の言うとおりだと思う」
(出典:メインストーリー第37話)
- 仲間との連携にも協力的で、当初は異義があっても納得できる説明をされれば積極的に役割の遂行に務める。我を張って連携を崩してしまうようなこともない。
この素直さが転生前から持っていた傾向なのか、メギドとして目覚めた際にヴィータの魂を吸収したことで獲得したものなのかは不明。
- 素直ですぐ怒るせいかツッコミ役やおちょくられ役が回ってくることがあり(もちろん些細なことで怒りすぎてツッコミを入れられることもある)、設定からしてボケ倒す役割を担うベリアルとは好対照と言えるかもしれない。
- 不死者としては例外的に年齢が判明している(15歳)。メギドとして覚醒したのがメインストーリー中のことで、時系列がはっきりしているためだろう。
- そのため長命性を発揮しているかどうかは未確定だが、アスモデウス曰く「メギドの力を振るえるが短命、というメギドはいなかった」とのこと。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- なぜか廃墟が好き。居心地がいいらしい。
(出典:メインストーリー第37話)
- ソロモン王誘拐事件前編ではソロモンの夢の世界を防衛する防衛機構のような存在が不死者たちの姿を借りて現れており、第一階層の門番がベレトの姿で登場していた。
ベレト本人ではない(あくまでソロモンの意識にはそう見えたという)存在だが強力で、メギドラルがソロモンに対して偵察に放った「夢見の者」をことごとく討ち取って帰還不能(=死亡)にしていたことが明らかになる。
- ある日ペルペトゥムを訪れたキャラバンの護衛のため外に出ていた時、アッハーズの生息地付近を通ったことで毒に侵されてしまう。
そして彼女を感染源にペルペトゥム内でメギド達が次々と毒に侵され、メギド72総出で対処する事態に発展した。
(出典:イベント「ソロモン王と幻獣図鑑」)
- 最終的にはアッハーズを倒し中和剤を作ったことで多くのメギドは助かったが、ベレトだけは中和剤を使用しても容態が戻らなかった。
アッハーズの毒は魂に付着するものであり、それにより毒の成分とベレトの魂の一部が同化したことが原因ではないかと推測され、召喚を駆使することで引き剥がすことに成功、無事に快復した。
- その時の召喚で引き剝がされた魂の一部がベローナである。
当初ベレトは魔王である自身の中からこんな愛らしいものが出てきたことを認めないと怒っていたが、メギストスがベタベタと触れまくることに対し怒ると共にベローナと名付けて彼から引き離すように連れて行った。
何だかんだ言いつつ元々は自身の一部であったため愛着が湧いたのであろう。
- ペルペトゥムと交易を結んでいた商人に買われた奴隷として、かつての奴隷仲間達と再会する。
幸せそうな彼らの姿を見て、何かモヤモヤとするものを感じていたベレトだったが街が卵から孵化した大量の幻獣に襲われた際に、自分たちの命よりも商材の安全を確保する為に奴隷の彼らも危険に晒す商人、またそんな主に恩義があるからとただ従う奴隷達に怒りを爆発させる。
ベレトが感じた怒りは、主だけではなく未だに奴隷と言う枷に自らを貶める彼らにも向けられたものだった。
その後、軍団のメギド達、またベレトの怒りを受け目を覚ました奴隷達やその主も奮起し街を守るために協力、力を合わせて街の破滅を防ぐことに成功する。
「自分の怒りで誰かの背中を押すことができる」そのことに新たな自身の可能性を感じたベレトは嬉々としてソロモンの元へ向かいリジェネレイトを果たした。
(出典:イベント「母なる海とメギドたち」)
- メギド体は巨大なカエル。原典の伝承におけるベレトが「オーケストラが鳴り響く中現れる」など少々やかましい印象があるのを翻案したのだろうか。
- 直接対決となるステージ36はメインストーリー中盤最大の壁として悪名高い。全プレイヤーが一度は詰まると言っても過言ではないだろう。
追撃スキルで取り巻きに追従して高攻撃力でガンガン殴りかかってくる上、取り巻きを先に落としても奥義で蘇生させてくるとスキがない。まさに魔王。
- 召喚され仲間になると能力がまるっきり別物になる。クラスまで変わるのはベレトだけである。
- しばらく後にバーストファイターのアムドゥスキアスが敵として出現することになるが、こちらはメギド体も異なる文字通り別物なのでまた少し話が異なるか。
- 元ネタでは「召喚されるのを嫌がり、召喚されると口から火を吹く」と言われている。召喚者すら殺しかねない憤怒の存在。
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祖14:レラジェ †
- 【性能・キャラストーリー】
レラジェ・レラジェ(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
カメレオンのピーターを友に、山で暮らし狩人として生計を立てている。
弓の名手として名を知られている。
+
| | 詳細
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- 獣の行動や急所といった生態を知り尽くした狩猟の専門家。
- 獣特効の特性やフォトン破壊効果の覚醒スキル、即死効果の付属する奥義など、戦闘データにもそれが表現されている。
- 狩人としての知識を活かし、幻獣の足跡から追跡を行うことも。
(出典:63話・1)
- 弓使いとしての名は若くしてかなり知られているらしく、キャラストーリーではわざわざ世界最強の弓使いを自称するヴィータ・スヴェンが「伝説の弓使いレラジェ」を探して訪ねてくるほど。
(出典:レラジェのキャラストーリー)
- もっとも、彼女自身は弓使いというより狩人としての自認が強いらしく、特に自分の弓の腕前を世の中に主張する気はないようだ。
(出典:レラジェのキャラストーリー)
- 狩りに関しては罠しか使わない主義だが、弓矢同様に一流らしく、本気を出して工夫した罠はオセですら捕獲する。
(出典:レラジェ(ラッシュ)のキャラストーリー)
- 弓矢は幻獣と戦うための手段に限定しているようで、フルフルに依頼されて幻の黄金シギの捕獲に挑んだ際には難度が極めて高い獲物に対して非殺傷型の投網付き二連仕掛け矢を製作している。
(出典:レラジェ(ラッシュ)のキャラストーリー)
- リジェネレイトイベント「悪夢を穿つ狩人の矢」で過去について掘り下げられることとなったが、これが復刻時に全面改稿、設定が別物になりキャラ側のプロフィールや台詞も変更されるという異例の事態となった。
- 以下は復刻版での設定。
幼少期、「レラジェ」という名だけは覚えているものの、それ以外の(ヴィータとしても)記憶が定かでなくわけもわからないまま山に放り出されており、偶然出会った狩人ナスノに縋り、助けを請う。
気まぐれにそれを受け入れたナスノと過ごすうちに狩人の技を着実に身につけ、弓に関しては達人のナスノも驚くほどの成長を見せるが、ナスノは猛獣オーマとの戦いで行方知れずとなってしまう。
レラジェは一人彷徨い、死の恐怖を実感したその時にメギドの記憶に目覚め、今に至る。
- 気さくな性格なこともあり、ソロモンからも同年代の女友達のように扱われることが多い。売り言葉に買い言葉で口喧嘩になることもしばしばあるが、ソロモンが10代の少年らしい感情を吐き出せる貴重な相手でもある。メギドラル遠征中も少数で孤立したソロモンと行動を共にして、以後も持ち前のサバイバビリティで偵察から食料調達まで幅広くサポートする。
- リジェネレイト体(ラッシュ)では和装モチーフに変わり、ステータス構成もほかのメギドたち同様に大きく転換した。
- 悪魔特効スキル、一定値以下まで点穴の発動・消費を抑制する特性がつくなど、攻撃しながらも研ぎ澄ませた一撃を狙うスタイル。
手数で攻めるラッシュのような性格のカウンターから転じて、ラッシュでありながらバーストにも近い性格となっている。
- 2019年最初のイベントでの配布だったこともあってか、覚醒スキルの演出が極めて目出度い。
- 和装については当初は劇中における理由付けは全く語られていなかったが、復刻版で「ナスノの姿が元になっている」という設定になった。
- お供のピーターも舞扇ピーターの名称でイベントショップに並び、ラッシュ向けの悪魔系特効、攻撃後チャージ追加というなかなかの性能で実装された。
- かつてメギドラルに居た頃、議会からとある上位メギドの護衛を任されていた。
しかしその上位メギドは殺され、その責を問われ追放されることとなった。詳しい経緯についてはアドラメレクの項目を参照。
(出典:80話・2)
- 軍団には属していなかったらしくアンドラスには「どこの軍団にも所属しない必殺の狙撃手」と呼ばれている。
- メギドラル時代にもメギド体ヴィータ体共に弓を武器としていた。同じく弓を主な武器として幻獣のハンティングを行っていた軍団ワイルド・ハントからスカウトを受けているが、獲物をいたぶって楽しむワイルド・ハントのメギド達とは感性が合わず断っている。
(出典:イベント「獣たちの集う場所」)
- 元ネタでは「緑色の服を着て弓矢を持つ狩人」の姿。彼女のメギド体そのものである。
- ヴィータ体の原型をとどめない異形に変身するメギドがほとんどの中、レラジェはメギド体とヴィータ体で外見的特徴がほぼ一致する。
- 進化するごとに段々と怯えたような表情に変わっていくという、この手のゲームでは珍しい変化を辿る。
- これに関しては謎が残るが、「悪夢を穿つ狩人の矢」でそれらしい要素には触れられている。
初回版のシナリオでは、「無意識の中に強い恐怖心を抱いている」という設定がこれに関連付いていた(と思われる)が、
復刻版ではこの設定が削除されたため、代わりに「メギドの記憶を取り戻すまでは泣き虫で、今もふとした時に涙がこぼれることがある」という設定がこれに関連付いていると思われる。
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祖15:エリゴス †
- 【性能・キャラストーリー】
エリゴス・エリゴス(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
荒くれ者の集う辺境の街を守る番長。
喧嘩無敗の実力を誇る、義理堅い姐御。
+
| | 詳細
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- 『ドラゴンブレス』総長、エリゴス。
喧嘩無敗の腕っぷしを誇り、その拳で幾人もの男どもを打ち負かしてきた最強の女。
──最強の女番長エリゴスによる血と涙と青春のドラマ、その序章より引用。
(出典:エリゴスのキャラストーリー)
- ドラゴンブレスは辺境の街を守る自警団のような役目を果たしている。
構成員は皆どこかから流れてきた荒くれ者たちだが、エリゴスの強さと情の深さに惚れ込み次々と彼女の舎弟となっていった。
- そんなドラゴンブレスの縄張りにダークスレイヤーと名乗る集団が喧嘩を仕掛けてくる。
王都から流れてきた彼らはキング(本名はジョン)というアタマに率いられていた。
キングはエリゴスと異なり卑劣な男で、彼女を罠にはめドラゴンブレスの壊滅を狙う。
- エリゴスはキングにタイマンを挑み、最終的にはダークスレイヤーをドラゴンブレスの傘下に引き入れるに至る。
その詳細は是非エリゴスを仲間に迎え入れ、自らの目で確認してほしい。
- エリゴスは後に<ヴァイガルド中の荒くれ者たちを一挙に束ねる最強のアウトロー組織>を構築する。
(出典:エリゴスのキャラストーリー)
- アンチャーター捜索作戦においてはその人脈を駆使して活躍している模様。
(出典:53話・1)
- 非常に高い戦闘力を持っていることがうかがわれるが、性能的には耐久寄りのステータスと技構成になっている。
これはキャラストーリーを読めば分かることだが、彼女が振るうのは敵を倒すためではなく、仲間と街を守るための拳であることを表現しているのだと思われる。
- 耐久型ステータスとキャラクターのギャップから、珍しくストーリー中での戦闘力の描写が安定しないキャラクターでもある。ザガンと共に「攻めと守りのスーパーコンビ」を組んでいる一方、アリトンやゼロ師匠には攻撃の軽さを指摘され、追放メギドの中でも普通ではない強さのストラスには直接対決を挑み敗北したこともある。
- アリトンから受けた指摘とストラスへの敗北からゼロ師匠の下へ修行に向かったエリゴスは、「高潔なるエリゴス」時代に謎のメギド(アマゼロト)に襲撃され死闘の末撃退した際に用いた「呼吸」を思い出したことでより攻撃的な戦い方を身に着け、リジェネレイトを果たす。
(出典:Bエリゴスのキャラストーリー)
- 実際にラッシュ版は低いHPと高い防御力で攻撃を引き寄せるという対人AIを前提にした設計から長らく不遇の性能でもあったのだが、専用霊宝の実装によりラッシュ版も耐久型でありながら高いダメージを出せる性能へと変わった。
- 低い攻撃力に対してダメージを伸ばす特性の虫特攻が不思議がられていたが、虫の姿をしたメギド・インガセクトがエリゴスの追放と深く関わっていたことが語られた。
(出典:79話・2)
- ギギガガスの一件以来、アムドゥスキアスとも仲が良く彼女に手伝ってもらい「水面を歩く」特訓をしていた。バリアをエリゴスの足元に張って水を弾きながら歩くというものであったが、フルーレティの指摘通り2歩進んだ時点で回数バリアは消えて池に沈んでしまった…。そのエピソードを聞いたブネ達からもアホすぎる…とツッコミを入れられるが、同時にアムドゥスキアスが歳相応に無邪気な遊びができる良い関係であることにも触れられている。
(出典:イベント「ソロモン王と悪魔の鏡」)
- アマゼロトが軍団入りしてからは師匠と弟子として登場することも多い。意地の悪い師匠からはよくお小言やスイーツを買いに行かされたりしている。内心で不満を持つと師匠から「エリゴス…あなた今~と思いましたね?」と心の内を読まれるのはお約束。
- かと思いきや、心の内を読まれる先手を取って「~と思ったよ!」と自分から言ったり弟子エリゴスも進歩を続けている。
(出典:イベント「険しく長き筋肉の道!」)
- メギド体は聖騎士、あるいは戦女神とも言える美しい姿。アジト内セリフでもアジトに騎士がいないのを不思議がるセリフがあり、騎士に何かこだわりがあるのかも知れない。
- メギドラル時代はその見た目の麗しさと正々堂々とした騎士然とした思想から「高潔なるエリゴス」と呼ばれていた。当時は話し方も貴人のように上品であり、今の姐御口調は転生してから身についたようだ。
(出典:イベント「死を招く邪本ギギガガス」)
- 悪魔エリゴスの姿は「槍を持った美しい騎士」とされ、メギド体のイメージそのままである。
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祖16:ゼパル †
- 【性能・キャラストーリー】
ゼパル・ゼパル(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
花嫁衣裳のようなワンピースに身を包んだ少女。
幸せな結婚を夢見るおてんば乙女。
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| | 詳細
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- ヴィータの両親がとても仲睦まじく、自分も両親のように幸せな結婚をすることに憧れている。
ヴィータ名はアンナ。
- しかしまだ15歳である。
街で開かれていた婚活パーティーに突撃して相手にされず、むくれたりなどもした。
(出典:ゼパルのキャラストーリー)
- ズバズバ物を言う性格。
ガブリエルを見て本人の目の前で「清潔感だけね、バツ」などと言い放ったりする。
(出典:ソロモン王と秘密のアジト)
- 戦闘時のボイスでも「キライなんだってば!」「冗談は顔だけにしてよね!」となかなかの物言いが飛びだす。しかもアタッカーなのでしょっちゅう耳にする。
- ソロモンと出会う2年前、ある小国の領主シャルルに目をつけられ、求婚されてしまう。(当時13歳のはずなのだが…)
そこへ偶然居合わせたフラウロスを半ば強引に巻き込み、別件で利害が一致したフラウロスによりシャルルは追い払われてゼパルは難を逃れた。
(出典:フラウロスB、ゼパルCのキャラストーリー)
- 動機はクズだったが結果的にちゃんと助けてくれたため、ゼパルはフラウロスを恩人と思っており、勝手に懐いている。
フラウロスはゼパルを鬱陶しがっているが邪険にもできず、ゼパルに引きずり回されている。
(出典:イベント「傀儡の王と操られた花嫁」「魔を呼ぶ狂気の指輪」)
- シャルルがゼパルに目をつけたのは厳密には妻としたいというより「可愛いお人形さん」が欲しかったため。
そのためシャルルは手に入れたゼパルに洗脳を施し傀儡にしてしまった。
(出典:イベント「傀儡の王と操られた花嫁」)
- 洗脳されて「シャルル様愛してる!」などと発言しているにも関わらず、その直後「でも気持ち悪いから近寄らないでね!」と笑顔でバッサリ言い切るあたりゼパルはゼパルだった。
- 一方で幻獣化の薬を過剰摂取するシャルルを心配して警告もしていた。
薬の影響でシャルルが跡形もなく消滅したことを知り「飲んじゃダメだよって言ったのになぁ」と呟いている。
洗脳が解けた後にも残っていた記憶であり、本心から親切で言っていたのではないかと思われる。
- 結婚を夢見るため、他人の恋愛話にも食いついてくる。軍団内で既婚者のフォラスは追いかけまわされた挙句、妻との馴れ初めを話すこととなった。
(出典:フォラス(カウンター)キャラストーリー)
- 自分が想像の中の相手と結婚をしている姿を思い浮かべると、テンションが高まり、よく人の背中をバシバシと叩く。
- そんな彼女のトレードマークでもある花嫁衣裳についてだが、
ゼパル(カウンター)のキャラストーリー冒頭では花嫁人形のモデルの仕事(という口実)でドレスを着せられており、おそらくこのドレスを着たまま街から逃走したものと思われる。
……この格好のままで2年間逃げ続けていたのだろうか?
- ガープにイーナとの結婚を勧めるアマイモンやフォラス達の会話に入ってきた際には、ゼパルが結婚話に食いついてガープを頑なにさせないかソロモンから不安がられた。しかしゼパルは意外にもイーナのいる前でガープに結婚の話は出さなかったと言う。「だって絶対にガープは結婚なんて必要ないって言うじゃん」それはイーナさんが可哀想過ぎるからイーナの前で結婚の話を出さなかったというゼパルの配慮にソロモンとガープは驚く。結婚もしていない相手が無事に帰ってくるか不安を抱えて待つのって普通のことじゃない。ガープはもっとイーナさんに感謝した方が良いよとゼパルは言う。そもそもイーナさんが本心では結婚を待ち望んでいるのかちゃんと本人と話をしたのか?とゼパルは言葉の連撃でガープを追い込んでいく。
こうしてガープとイーナの結婚の火付け役としての重要な役割を果たした。
(出典:イベント「ガープの結婚」)
- 結婚に憧れているからこそ、二人の結婚式ではウェイトレスとして働く側へと回っていた。
(出典:メギドの日2021 カウントダウンイラスト)
- 右頬に目立つ十字傷が付いている。本人はあまり気にしていないようである。
- 実はこの傷、メギドの記憶を取り戻す前のお転婆娘だったアンナが通りすがりの殺人鬼によって人質に取られた際に傷付けられたものであった。
(出典:メギドの日2022 質問箱「メギドこぼれ話を教えて!(7/22公開)」)
- しかし傷付けられたアンナに芽生えたのは恐怖ではなく「闘争心」であった。殺人鬼が他に隠し持っていたダガーを引き抜くとアンナは果敢に殺人鬼に斬りかかり、怯んだ殺人鬼は村人達によって取り押さえられることとなる。
- ゼパルにとってはそんな幼少期の体験から今も残るその傷を勝利の証として誇らしくさえ思っている。そして「いつか理想の結婚相手が現れたら、この傷のことをどう思うだろう。」ということを内心わくわくしているようだ。
- メギド体はツタのような触手が生えた多腕の兵士。
- ハートマークが目立つ槍、玉座のような胴体、☆6で追加される薔薇の意匠などを見るに、モチーフはトランプ兵(と、ハートの女王)と思われる。
- 元ネタでは赤い兵士の姿で現れるとされ、このあたりから着想を得たものと思われる。
- リジェネレイト後はより女性的なフォルムに変化し、カラーリングもピンクが基調となっている。
- 精神的な変化とは特に相関性のない能力を得たり水属性になったりするメギドも多い中、
メギド体の変化に関して言えば「お嫁さんになりたいという願望を汲んで女性体になる」という非常にわかりやすいリジェネレイトであるとも言える。
- ちなみに足らしきものはあるのだが、リジェネレイト体の☆6進化前を除き一本しか生えておらず、ぴょんぴょんと跳ねて移動する。
リジェネレイト体の☆6進化前には二本生えているのだがやはり跳ねる。
何のためについているのか。
- 元ネタのゼパルは召喚者が望む女性を連れてきたり、男性に恋心を植え付けることができる。この辺りが結婚願望に繋がっているのだろうか。
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祖17:ボティス †
- 【性能・キャラストーリー】
ボティス・ボティス(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
セクシーなボディスーツに身を包んだ女傭兵。
信頼を尊び裏切りを憎む復讐者。
+
| | 詳細
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- かつてはメギドラルのために尽くしてきたが、何かしらの理由で身に覚えのない罪を着せられ追放されてしまった。
(出典:プロフィール)
- 転生後はスラム街に生まれ天涯孤独のまま育ち、メギド時代に培った戦闘技術を活かして傭兵稼業で食いつなぐ生活を送っていた。
その強さと情け容赦のない仕事ぶりから「死神」の異名を持つ。
(出典:ボティスのキャラストーリー)
- かなりアバンギャルドな見た目とは裏腹に、至って情深く誠実で献身的な性格の持ち主。
誰かに信頼され必要とされることを喜びとしており、常に全力でそれに応えようとする。
- それが祟って騙されやすくもあり、メギドラルでの件に加えて追放後も恋をした男にヒモ生活を許した挙句借金のカタに売られている。
(出典:ボティスのキャラストーリー)
- そもそもヒモ男を甘やかしてしまうタイプでもあり、メギドの塔では探索に飽きたインキュバスを宥めすかしていた。曰く「駄々をこねる男の人って褒めるとやる気を出すわよ…?」。
サキュバスとムルムルからは<この人意外とヤバイ方向にダメだ>と心配されている。
(出典:イベント「悪魔の塔を攻略せよ」)
- 一方でその献身を裏切るものに対しては非常に恨み深い。端的に言うならば「重い女」である。
- 特にメギドラルに対する恨み憎しみは並々ならぬものがあるようで、オフの間は暗い部屋で一人延々と恨み節を書き綴っているらしい。
(出典:クエスト内会話)
- 恋人に売られた際も炎に焼かれ虫の息になりながら彼を殺そうとする執念を見せたが、この時はすんでのところで幸せな記憶が蘇り殺せなくなってしまった。
(出典:ボティスのキャラストーリー)
- イベント「トーア公御前試合」冒頭で、またもやダメ男を拾って世話を焼いていることが発覚。しかしそのダメ男の正体は、かつて「不敗の騎士」として名を馳せたマケルー=ジャンの凋落した姿だった。
- 「御前試合で優勝し、(その賞金で)ボティスへの恩を返す」と再起に燃えるマケルー。しかし、その御前試合に「トーア公暗殺阻止の護衛役」としてボティスも出場することに。
- 仲間たちからの信頼に応えるためには、マケルーの志を阻まなくてはならない。板挟みに葛藤するボティスだが、最終的にはマケルーを打倒し任務を果たす。
- 「信用を得るために自分を殺して相手に尽くす」ことを繰り返してきたボティスだが、その献身が逆に「相手を尊重していない」ことに気づいたのだ。
- お互いに信用できる者なら一方的な献身は必要なく、真の信頼は相手を対等に扱うことでこそ育まれると気づいたボティスはリジェネレイトを果たしたのだった。
- 召喚後はソロモンの信頼に応えようとしている反面、上記のようなことがあったせいかヴィータに対してはやや不信感を持っている様子。
(出典:クエスト内会話、アジト台詞)
- ある種の信頼を確認し合える行事だからかバレンタインとホワイトデーには乗り気な様子を見せる。
一方エイプリルフールは当然といえば当然だが大嫌いなようで、「もう誰も信じられない」とまで言っている。
(出典:ログインボイス)
- メギド体は鎧を着た剣士の姿。長髪の美男子であり、オロバスやパイモンとは逆のパターン。
- 剣を持ち角を生やしている点は元ネタであるソロモン72柱の魔神ボティスそのまま。
- 奥義使用時は華麗に
変なポージングを決める。これは往年のアニメ「キャッツアイ」のEDのパロディだと思われる。
- なお原典では敵対者とすら仲を取り持つ、即ち信頼を意のままにする悪魔である。その悪魔が裏切られたり信頼を尊んだりするキャラクターになろうとは……。
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祖18:バティン †
- 【性能・キャラストーリー】
バティン・バティン(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
巨大な人工ヒルを携えた美女。
有能な看護師だがその治療には大変な激痛が伴う。
+
| | 詳細
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- バカな人間を嫌い、だいたい常時冷ややかな表情を浮かべている。
苛烈な毒舌家で仲間にも容赦がない。
- キャッチコピーにドSとあるように、悪意のない相手にも自分が楽しむために嫌がらせのように毒舌を挟み込んでいる節が多々ある。
(出典:アジト台詞、探索中台詞、ウェパル(B)のキャラストーリーなど)
- 治療している相手が上げる悲鳴を聞くのが大好きで、基本的に傷を抉りこむような痛い治療しか行わない。
- ただし腕は本当に良いため治癒は早いらしい。
「1日一回ガーゼを変えるように」など後の指導もまともに行う。
(出典:バティンのキャラストーリー)
- 仲間たちもバティンの腕は評価しているが、痛すぎるのでどうしてもという場合にしか頼ろうとしないらしい。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- さすがに子どもに対してはわざと痛い治療はしないらしい。
泣かれるとうるさいから、とのことだが。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- プロフィールによると普段は主に戦地などで傷病者の治療に当たっているらしい。
ただ普段プライベートの話をしないこともあり、召喚されていない間の過ごし方や出自についてはあまり詳らかでない。
はっきり描写のあったところでは王都の騎士団の健康診断係を任されており、そちらでも仕事柄怪我の多い騎士達をその痛すぎる治療で慄かせている。
(出典:バティンBのキャラストーリー)
- ただ痛い治療ばかりするのは自分の楽しみのためだけではなく、あえて痛い思いをさせることでケガや病気への恐れを知ってもらおうという意図もある。
そのため自分の気を引こうとわざと怪我をするような考えの浅い患者に対してはわざわざ痛い治療などせず簡単に済ませてしまう。
ドSで冷めた性格なのは確かだが、患者には医療従事者として彼女なりの愛情と思いやりを持って接しているようだ。
(出典:バティンBのプロフィール、キャラストーリー)
- バティンをナンパしようとした男や、王都の新米騎士ナンパス目線でも非常に美人な女性であることが強調されている。おかげで男性から言い寄られることが多いようだ。当のバティンはそんな男たちに辟易しており、非常に辛辣である。
(出典:バティン、バティンBのキャラストーリー)
- そんな中でも見た目ではなくバティンを仲間として理解を示しているソロモンには<わたし、あなたのそういうところ、好きですよ>と好意を示している。
(出典:バティンのキャラストーリー)
- ヴィータに転生したこともあり、自身が女性であるという自覚は強い。
知恵のキノコを食べて昏睡状態に陥ったシャックスを軍団で世話すると決まった際には、寝たきりの身体から垂れ流される排泄物は同じ女性である自分が処理すると名乗り出た。その上で、そんな姿をソロモン達に見せたくないというシャックスの心情を思い測って面会謝絶も言い渡した。
(出典:イベント「ソロモン王と悪魔の鏡」)
- 一見勘違いされやすい性格をしているが、仲間を死なせたくないという治療者としての精神はメギドラル時代から持っており、所属していた軍団でも回復役として戦場に立っていた。しかし、バティンの想いをよそに戦争に明け暮れるメギド達は回復されるやいなや戦場に飛び出していき死んでいった。「鈍感なバカ」が嫌いな理由もそういったかつての経緯があるのかもしれない。
そんな自身の想いをつゆ知らず、ソロモンから仲間たちが怖がるから痛い治療は止めて欲しいと頼まれ、バティンは苛立ちを募らせる。(ソロモンは仲間から誤解を受けやすいバティンを思っての言葉だったのだが)
一度は自分の治療の仕方に葛藤を覚えるも、治療者の少ない場面で大量の幻獣に襲われ無茶な戦いを強いられるソロモン達を目の当たりにし
「治した途端に戦い赴き救えない命、だったらその戦う相手すら自分が排除すればいい」という結論に至ったバティンはクリオロ村での戦闘中にリジェネレイトを果たし力に転じた新たな能力で瞬く間に幻獣を一人で薙ぎ倒していった。
(出典:イベント「カカオの森の黒い犬」)
- どういう経緯があってかは不明だが、本人曰く「親がいない」らしい。
育ての親となったヴィータはバティンにとっての医術の先生でもあるらしく、王都の騎士団に出向いているのも彼(?)に頼まれたから、とのこと。
そんなところに口利きができるあたり、高名な人物なのかもしれない。
(出典:バティンBのキャラストーリー)
- 人体の特に筋肉の医療的な知識を豊富に持つハックが軍団にやってきてからは、彼にその知識を教わっていた。ハックの持つ知識を確かなものと認めており、オキタエルがその知識を嘲笑って否定して見せた時にはオキタエルが偽の知識でヴィータ達を唆していることを見破った。
- その知識を学ぶきっかけとなった弟子への想いも認めており、マルチネが迷いの中にいた際には厳しくも静かな口調でハックの想いを悟らせる言葉をかけた。
(出典:イベント「険しく長き筋肉の道!」)
- ソロモンのことは自分の理解者だと思っている様子。
- ソロモンが「患者の悲鳴」を聞きつけて自分の居場所を探し当てたことに対し、嬉しそうな様子を見せている。
(出典:バティンのキャラストーリー)
- 怪我をしたまま帰ってきたソロモンを、治療を頼まれようとしていたアンドラスから強引に取り上げて手ずから手当している。パイモンの口ぶりから察するに、どうやら心配していたらしい。
ちなみに、やはりお仕置きレベルに痛い治療だった模様。
(出典:64話・冒頭)
- リジェネレイト後は言動のそこかしこにソロモンへの好意が滲み出るようになっており、妙に際どいことを言って彼を困らせる場面も。
当然ドSな彼女の愛情表現は痛みを伴うものでもあり、怪我をしようものならお説教と共に念入りに念入りに治療をされることとなる。
(出典:イベント「カカオの森の黒い犬」、バティンBのキャラストーリー)
- 棘が大量に覗いている何やら恐ろしい筒状の武器は人工ヒル。
毒素を取り除くなどの目的で意図的に血を抜くための道具。
- そんな治療が行われていたのは中世の話で、現代では非常に限られた場合にしか用いない方法らしい……ヴァイガルドの医療レベルはいかほどなのだろうか。
- 人の腹を貫通しそうな大きさなので流石に武器として持っているだけだと信じたい。
- リジェネレイト後は巨大な注射器に持ち替え、より現代的な看護師のイメージに。
スキルもリジェネレイト前は敵のHPを吸っていたのに対し敵を回復させるものになっており、それぞれ武器のイメージに沿ったものとなっている。
- 夏季のログインボイスでは自分が火属性だということを話してくれる。
- β版で明確な地水火風雷氷の6属性が設定されていた頃の名残らしく、彼女はボイスにもそれが残っている珍しい例といえるだろう。
- 当初は特に火に関連したスキルや特性などは持っておらず事情を知らないソロモン王達を困惑させていたが、リジェネレイト後は赤いナース服を着込み性能もあのアスモデウスに劣らないほどの大火力火属性アタッカーに。
一転して火属性を前面に押し出したキャラとなった。
- なお火属性の理由はおそらく原典において「ルシフェルの側近。地獄の業火の扱いはルシフェルに次ぐ」といった描写から来ていると思われる。一方で悪魔としての権能は薬草学と転移と火とは無縁のギャップがある。
- メギド体は開花した巨大な植物。
- 奥義の名称(ポレン・ヒーリング)は、おそらく英語で花粉を意味するpollenから来ていると思われる。
治癒の作用がある花粉を飛ばしているのだろうか。
- ちなみにメギド体での好物は悲鳴を上げる生物で、あえて治療して長く生かしながら養分を搾り尽くすというえげつない食べ方をしていたらしい。
看護師という今の職業を考えると色々示唆的ではあるが、今の彼女は痛い思いをさせるのが好きでこそあれ患者にはある種誠実に向き合ってもいる。
そのあたりは育ての親となった「先生」の教育の賜物、なのかもしれない。
- 悪魔バティンの「蒼白い馬に乗る、蛇の尾がある筋肉質な男」という要素はどこにもないが、薬草の能力を優先したのだろう。
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祖19:サレオス †
- 【性能・キャラストーリー】
サレオス・サレオス(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
坊主頭に僧侶風の格好をした青年。
川で渡し守をして暮らしている。
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| | 詳細
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- 渡し守をしながらソロモン王を探す旅をしていた。
- 渡し船の仕事はソロモンに召喚されて以降は中断しているらしく、アジトでは時折船の心配をする台詞が見られる。
(出典:アジトセリフ)
- 操船の腕前は凄まじく、河川用の小船に乗ったまま滝を落ちてもそのまま沈まず運行を続けてしまうほど。
(出典:サレオスのキャラストーリー)
- マモンに自ら提言して、ソロモンの存在を知った上で意図的に追放されてきたらしい。
- シトリーと同じくメギドとしての意識を連続させるギミックが施されていたが、ギミックが発動する前にヴィータとして一度死んでしまい、メギドとヴィータの意識が融合することでなんとか復活したという経緯でギミックが不発になってしまった。
(出展:81話・4)
- 至って温和・温厚な性格で、クエスト中のソロモンとの会話でも比較的優しい反応を返してくれる一人。
- 飄々としてとらえどころのない部分もあり、渡し船を乗っ取ろうとした盗賊「狂剣のカヒム」をのらくらとかわしながら逆におとなしくさせてしまう。
(出典:サレオスのキャラストーリー)
- 「大船に乗った気でいてくれ」(戦闘開始時)「ちょっと水増しするぜ」(支援スキル)など、渡し守らしく船や水に関する言い回しが多い。
- 戦闘中に敵に与えたダメージが小さい場合、PTのメンバーが「効いていないのか!」といった趣旨の発言をすることがある。
大体は焦りをにじませることが多い中、サレオスはかなりぼそっと「水さして悪いが、効いてないぞ」と言ってくれる。
冷静さを失っていないのは確かだが、どちらかといえばマイペースと表現したほうが的確かもしれない。
- ……と、軍団の中でも平和で良識的なポジションを得ている彼だが、7章でメギド8魔星・マモンの副官であったという爆弾設定が飛び出した。
(出典:66話・2)
- 冥河主サレオスとの二つ名を持ち、パイモンとは好敵手の間柄だったらしい。
- このことを知っていたパイモンはずっと自分を避けているサレオスを密かに怪しみ、追跡していた。
- メギドラルで皆がバラバラになった隙に単独行動をしようとしたサレオスはこれをパイモンに見咎められ、突っかかられることになる。
- ただ、パイモンを避けていた理由について、企みのようなものが無かったわけではないものの、本当の理由は<照れくさかった><古い友達に会えた気がして>とのこと。
腹を割って話し合い、パイモンとの関係はヒュトギンから<仲良いぞ>と言われるような気の置けない間柄に落ち着いた。笑いながら転生前の思い出を語り合っている。
(出典:81話・冒頭〜1)
- 転生前については「記憶が曖昧」などと含みのある回答をしてはいるものの、現在マモンと「繋がっているわけではない」「俺は、ソロモンの、味方だ」と断言、強調している。
- 実際はきつい口調で詰め寄るパイモンから言い逃れる為の言い訳で、記憶ははっきりしていた。ただし、断言した「ソロモンの味方」であることは嘘ではなかった。
- 転生前は女性口調であり、メギドとしての役目の為かヴィータ体を取ったことがなかったものの、もしヴィータ体になったならば女性の姿だったと考えられる。
(出展:81話・冒頭)
- 冷静で慎重な性格ゆえに一歩引いたところから物事を見るような態度を取りがちであり、間が悪いと判断した際には知っている情報をあえて隠すこともある。
そのためマモンの件もあってやや怪しく見えてしまうシーンが増えてきている。
(出典:イベント「守りたいのは、その笑顔」)
- ただし声音を聞き分けることで心理を見抜けるサタナイルからは「素直で明るい人」という評価をもらっている。ヒュトギンやバラムのように内心を悟らせない喋り方を心得ている訳でもない。
- イヌーンはかつてサレオスの面倒を見た幼護士であり、そのためか<師匠>と呼んで敬語で話す。
(出典:81話・2)
- 遅きに失してしまったが、ソロモンとマモンが雌雄を決する直前に、ようやくマモンへヴァイガルドでの25年間にわたる調査報告を行う。
ヴァイガルドは豊かな土地であること、ヴィータの社会は自分たちの常識とは大きく異なること、ヴィータによって追放メギドは迫害を受けたこと、それをヴィータであるソロモン王とシバの女王達が収めたこと、ヴィータの中にもメギドという存在を受け入れる機運が育ちつつあること
そして、メギドの武力による侵略は、それをさせまいとする勢力の阻害を常に受け続けるため利益は低いこと、メギドとヴィータが手を取り合えばより大きな利益を生むこと
故に魂の侵略と呼ぶべきエクソダスは即刻中止するべきである。
それがサレオスが転生してから公平な目線でヴァイガルドを見てきた報告内容であった。
(出典:83話・6)
- 「せめて1年前に聞けていれば」、サレオスの報告はマモンにそう言わしめる内容であった。
この報告を終えてサレオスは正式にマモン軍を抜ける。
サレオスはマモンから不興を買っていたと思い込んでいたが、マモンはサレオスのことを嫌っていたわけではなかった。
ただ「嘆きの大河」から動こうとしない副官にわざわざ出向くのが面倒くさかったというのが真相である。
- 実験材料や一部のメギドの食料とするためにメギドラルで極秘裏に「飼育・生産」されているヴィータ「ペクス」の存在も知っていた。
(出典:イベント「守りたいのは、その笑顔」)
- これもマモンの副官という地位に居た故か。
- ただしそこまで詳しくは知らないらしい。
そして〈ヴィータの観点ではあれはクソ〉と思うものの〈よくわからないものを感情的に否定するのは好きじゃない〉と言い、これをどう扱うかについては明確な「答え」を持っていない。
- ソロモンにこのことを黙っていたのは、こういう情報を先に得ることでもうじき訪れる予定のメギドラルに対して先入観を持ってほしくない、自分の目で見てメギドラルという世界を評価してほしい、という思いからの行動だった。
- 「涙の大河」の動くメギドの遺骸たちを落ち着かせる為に発生したメギドだった。
(出展:81話・4)
- 「集合意識から個として発生する動機=『個』」なので、これがすなわちサレオスの『個』なのだと考えられる。自分の『個』をはっきり自覚している。
- 大河に沈んだ動く遺骸たちからはメギド時代から現在まで主と認められており、河から呼びだして言うことを聞かせることが出来る。
- もうすぐ死んでしまうメギド達に対し「遺骸と融合してやれない」ことを申し訳なさそうにしていた。『個』の影響で「死者を慰める」ことに執着があるのかもしれない。仏僧に似たキャラクターデザインもこれと絡んでいると思われる。
- 他人を石ころのように扱う者を嫌うとともに、「自分を石ころのように扱う」者も嫌いだと言う。
(出典:イベント「守りたいのは、その笑顔」)
- 侮辱されても何も言い返せずただ自己を犠牲にして周囲を庇うネフィリムに怒ったことをきっかけにリジェネレイトを果たしている。
- サレオスのメギドクエスト対戦相手はアロケル、ロノウェ、ザガン、ベリト、ボティス。「悪魔の鏡」の設定は後から出たものであるため偶然かもしれないが、HPを減らして強くなるアロケル、ベリトと他者を攻撃から庇う盾役が並んでいる。
- 特にボティスの素材は大量に要求されるため印象深いが、彼女は自己犠牲的に相手に尽くし倒してしまう人物筆頭である。
- 日本の仏僧を強く思わせるルックスにファッション。
- マスエフェクトには「袈裟まで憎い」と名付けられており、デザインが仏僧ベースなのは間違いのないところだろう。
- スキルが「臨兵闘者皆陣烈在前」という名前で使用時にも印を切ったり、戦闘突入時にも「三途の川に送ってやる!」と意気込んだり(覚醒スキルも「三途の川渡し」)する。
- リジェネレイト後の特性に至っては遂に「仏の顔も三度」と"仏"の名詞が飛び出した。
- ヴァイガルドでは宗教自体が知識者でもぴんと来ないレベルで普及していないが、仏教に近いものがあるのだろうか?しかし上記の通り、本人の仕事はあくまで渡し守である。
- 祖19(いっきゅう)であることと、日本でトップクラスに有名なお坊さんが関係あるのかは不明。
- 何より目立つのは全進化段階のイラストで光り輝く立派なハゲ頭。
自らネタにしているフシがあり、髪型(?)に関するネタがたまに披露される。
- 「俺の頭をチラチラ見るな タオルでキュッキュと、磨いてみるか?」と言ってきたりする他、奥義では「これを見ろ! 怒髪・天を衝くぜぇぇ!!」と叫ぶ。
- 特性は敵を暗闇状態にすることがある「後光アタック」。目くらましに使えるほど強い光なのだろうか。
- サラがアジトにいる時、坊主頭の人物が彼女の頭髪を睨んでくるので怖いと訴えてくることがある。
ハックは実装時期も時系列的にもサラの加入からしばらく後になるため、該当するスキンヘッドの人物は当初サレオスしかいなかった。それがサレオスだとは断言されていないが、サレオスだとしたら何を思ってアナキスを観察していたのか…
- 特徴的な禿頭は本人がこまめに剃っているもの。ちゃんとツヤツヤになるまで磨くまでしているらしい。
もし伸ばしていたら眉毛と同じ色とのこと。(出典:【2周年】メギド質問箱)
- メギド体の外見は口の中にドクロを溜め込んだ、おどろおどろしい巨大な水竜。
説明文によればドクロは身体と融合しているらしい。仏僧のような装束の人物が化身する姿としてインパクトは十分だろう。
- 地獄の辞典などでは「宝冠を被り、ワニに乗った温和ながら雄々しい兵士」として描かれる。宝冠は上述の光り輝く頭、ワニはメギド体、温和かつ雄々しいのはその性格とバーサーク……なのだろうか。
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祖20:プルソン †
- 【性能・キャラストーリー】
プルソン・プルソン(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
ヒーローに憧れるやや前のめり気味な少年。
考古学専攻の学生であり、メギドとしてもヴィータとしても色々な意味で若い。
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| | 詳細
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- メギドの記憶を失い普通の学生として生きていたが、ある時からメギドの自分が夢に現れるようになった。
町長がメギドラル製の遺物を持ち込み、それに釣られて幻獣が街を襲撃したことをきっかけに、遺物を使ってメギド体に変身してしまい覚醒する。
(出典:プルソンのキャラストーリー)
- ヴィータとしての名はエルデ。親友のミハエルと共に勉学のため親元を離れ下宿している。
親友も街の人々も大変善良で、彼らに愛されて育ったプルソンはヴァイガルドを大切な故郷と認識しており、追放に怒り暴れて街を破壊する「メギドの意識」に抗った。
- メギドの力を振るって尚、(遺物がヴィータを化け物に変える呪いの品と勘違いされた事もあり)周囲には街を救った英雄として扱われた。本人は「追放メギドにはシリアスさが足りない」とこぼすが、虐待や親に捨てられる、腫れ物扱いも少なくない追放メギドの中でヴィータとして極めて恵まれた環境で育っている。
(出典:プルソンのキャラストーリー、アジト台詞)
- なお、この時の出来事は後に「英雄プルソンと呪われし遺物」として書籍化されたらしい。
(出典:アムドゥスキアスBのキャラストーリー)
- この時の大暴走については自分からは話していなかったようだが、いつの間にか仲間たちに知れ渡っていた。
また、この一件でプルソンはシバたちハルマ勢に借りがあると思っている。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」、63話・1)
- この後両親に「自分はメギドだったんだ!」と興奮気味に話したが両親の反応は「ふーん」程度のものだった、とのこと。
(出典:【2周年】メギド質問箱)
- メギドラルでは属していた軍団の団長に勧められベルゼブフの配下「フライナイツ」に志願した。
しかし「古く大いなるもの」への忠誠心が足りない、とされかえって追放される結果に。
- フライナイツが追放を取り仕切る懲罰局に私的に口利きして追放させたことが明らかになっている。
(出典:イベント「二つの魂を宿した少年」プロローグ)
- ガギゾンが実験の被験者をヴァイガルドに捨てているのをごまかすため目くらましに追放をねじ込んでいるというような話もしており、「大いなるもの(妖蛆?)」への叛逆心を持っているというのが本当かどうかははっきりしない。
- 自分の持つ力で世界の役に立ちたいと思っていたり、自分のメギド体がカッコいいと思っていたり、やや自意識過剰気味で若々しい。
(出典:プルソンのキャラストーリー、アジト台詞)
- 年齢は不明だがメギドとしても若いらしい。
(出典:プルソンのプロフィール)
- 功を焦って前に飛び出がちなプルソンともっと慎重になるべきだと苦言を呈するロノウェとのやり取りを見たシトリーには「いいわねぇ、熱血チーム。嫌いじゃないわよ」などと言われている。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- ちなみにロノウェとは不仲ではなくむしろ英雄譚「ジャスティス・フォース」の決めポーズについて延々議論したりする仲。
(出典:マルコシアスBのキャラストーリー1話)
- アジトではポータル出入り口を見張る当番に入っている様子。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」「ドキドキメギドの保健教室」)
- ソロモンに召喚されてからはアジトに常駐しているのか、家を出た後連絡をしていないらしい。
(出典:アジト台詞)
- というのは格好つけてやや大げさに言っているだけで、実際にはソロモンに召喚され協力することになったことなどは一度実家に帰って報告したらしい。そもそも既に学校に行くため家を出ていたので戦うために家を飛び出した訳でもない。
(出典:【2周年】メギド質問箱)
- 考古学を専攻しているようだが、その筋からなのかフォラスと知り合い。
持っている武器はフォラスの発掘調査を手伝っていた際に偶然手に入れた物。
(出典:1周年記念開発者コメントリレー・アートディレクター)
- <自分こそ真のヒーローだと考えているプルソンが、この武器を手にした時「これはもう必殺技を作るしかない!」と秘密の猛特訓で編み出したのが「グランドドライバー」と「オーラテンペスト」でした。>とのこと。
技名も自分で考案したもの。
- やや華奢な体格かつ中性的な顔立ちから女の子に見間違えられることしばしば。
- 未だ男女の見分けが微妙なハックはともかく、女好きの気があるベルフェゴールにも初見で女の子だと勘違いされてしまっている。
(出典:イベント「美味礼讃ノ魔宴・後編」、7章1節)
- メギドラル時代はフォトン解放区「メギドラルの大盾」内の洞窟にて、とあるメギドの実験により発生。
常にメギド体のままでいることが許される戦争の楽園とも呼ばれる特例区であり、そこから出ないまま戦争を繰り返す日々を過ごすうちにフライナイツおよび妖蛆との接触を行い、結果として追放された。
(出典:「プルソンのわくわくメギドラル日誌」ことプルソンBのキャラストーリー)
- そんな経緯を持つため、若いメギドの中ではかなり珍しいヴィータ体を持たずに追放されたメギド。
(出典:9章1節)
- プルソンのメギドとしての生が短かったからなのか、エルデがメギド体に変身した経緯が特殊だったからか、主人格はエルデにあり、メギドとしてのプルソンの記憶はほとんどなかった。
- そのためストーリーとしては9章となるメギドラル遠征中では故郷の世界を懐かしがるメギド72の仲間たちに対して、若干の寂寥感を覚えていた。
(出典:9章1節)
- なおリジェネレイトを果たした後、彼もプルソンの記憶にある「メギドラルの大盾」に戻ってきたときははしゃいでいた。
(出典:94話・冒頭)
- 同じく過去の記憶を持たないアムドゥスキアスへの共感と、過去のプルソンを知るエウリノームとの邂逅を経て「自分との対話」のための修行に出る。
短期間の修行ではあったが、過去の強いプルソンに戻れればと望んだエルデに対して、現在のエルデが持つ成長しようとする意志こそが俺の得た強さだとプルソンは語る。
未来の「まだなったことのない理想の自分」こそが真に強いプルソンであり、それを共に志すことでリジェネレイトの兆候を見せる。
(出典:87話・3話など)
- 悪魔プルソンの姿は獅子頭の男。獅子頭の要素はメギド体の胸の意匠に反映されているが、胸に獅子頭のある鋼の巨人というと彼が好きそうなスーパーロボットの姿が頭をちらつく人もいるかもしれない。
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祖21:モラクス †
- 【性能・キャラストーリー】
モラクス・モラクス(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
シナリオ中心メンバーの一人。
ケンカと肉が大好物の少年。ソロモンをアニキと呼んで慕う。
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| | 詳細
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- バトルマニアで強い相手とケンカをしたがるワンパク少年。
パーティでは斥候のように動き、行く先で幻獣を見つけては真っ先に飛び出す特攻隊長。
- 生い立ちもあって教養はほとんどなく、シャックスと並んで「分からん担当」。
バルバトスら知識チームが語る解説についていけず「分かんね」というパートボイスがしょっちゅう再生される。
- ただしバトルマニアゆえ、戦闘・戦争に関することであれば理解は早く、
敵の行動で戦術的に不審な点を見つけると疑問を呈したり、時には有識者サイドに立つことさえある。
強大な幻獣などの強敵がいる方角がなんとなくわかるなど、戦闘に関しては野性的な天性の勘を備えている。
- 理屈が分からないだけで勘と察しは良く、他人の感情の機微にも敏感。
ソロモンの悲しみや孤独に寄り添い、涙をこぼすことさえある。
- 「頼りにされる」ことに強い喜びを覚え、ソロモンから何かを任されたり褒められたりするたびに目を輝かせる。
(出典:54話・2等)
- これもキャラストーリーを読めば非常に切実な想いであることが分かる。(後述)
- 頼られること自体は勿論、働きを正当に評価してもらうことにも強いこだわりがある。
そのため大きな結果を出したにも関わらず評価してもらえなかった時は声を荒げる一幕も。
(出典:16話・END)
到底人に好かれるタイプではない元上司サルガタナスのことも、役に立てばちゃんと評価してくれたという一点から嫌いじゃないと語り、仲間入りの際は大いに歓迎した。
(出典:53話・3、59話・END)
- メギドの記憶をはっきりと残して生まれてきてしまい、普通はまだ言葉など覚えていないはずの赤子の頃に「自分はメギドのモラクスだ」と発言してしまう。
(出典:モラクスのキャラストーリー)
- そのため村人から不気味がられ、親に捨てられてしまった。
その後成長するうちにメギドの記憶は忘れてしまい、ある村でフォトンスポットである「奇跡の泉」を外敵から守る番犬として「飼われて」育ってきた。
- 文字通りの犬扱いをされて育てられたが、泉を守ってほしいと「頼りにされている」ことを支えにして前向きに生きていた。
その境遇には納得しているつもりだったが、ある時ブネが村を訪れたことで視野が広がり、彼の運命が変わる。
(出典:モラクスのキャラストーリー)
- 最後の最後までモラクスを「バケモノ」扱いした村人たちを見て、ブネはモラクスに「ヴィータ全員がこういうやつという訳ではない」と教えた。
自分たちが探そうとしている「魔を統べる者」もきっとメギドに理解を示すはずだ、という言葉を神妙に聞いていたモラクス。
そしてやがて出会うことになる彼の「王」は、「奇跡中の奇跡」と言わしめるほどメギドの自分たちを尊重してくれる「アニキ」だった。
(出典:24話・END)
- 焼いた肉が大好物。常にお腹を空かせており、二言目には肉が食いたい!と叫ぶ。
- 単純に食い盛りの少年であるという理由もあるだろうが、それだけではなく、「肉を貰える」ということはモラクスにとって「頼られている」ことを意味する。
- 村で飼われていた時代、泉を狙う部外者を撃退する等何か働きを認められた時、村長の娘マリーから褒美に「重ね肉」という料理を与えられていた。
- しかしそれは余り物の傷んだ肉を重ねて誤魔化した残飯同然の代物。
マリーはどうせ気づかないと侮っていたが、モラクスはそれも薄々理解した上で喜んで受け取っていた。
(出典:モラクスのキャラストーリー)
- 「料理とはいえないもの」を食べたことがあるセーレに同調し、何か悟ったような顔を見せたこともある。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- 上記のことからソロモンを人一倍慕っており、いつでも絶対にソロモンの味方であることを崩さない。
- グロル村の仇を討ってからソロモンが休む間も無く旅を続けていることを気にかけ、水着を入手して休息を取ってもらおうとするなど健気な様子を見せる。
(出典:イベント「届かぬ心、モラクスの願い」)
- ソロモンがメギドを差別しないのはアルスノヴァ血統であることとも関係なく本人自身の性格だと聞いて、その信頼はますます深まった模様。
(出典:41話・5)
- メギドラル時代は、小さな軍団の軍団長をしておりサルガタナスをはじめ他の有力メギドの下で任務を受けることが多かった。
ちなみに、ヴィータ体はこの頃からちびっこかったようだ。
(出典:イベント「其は素晴らしき戦士の器」)
- 様々な軍団や戦場に関わる機会が多かった為か、メギドラルのメギドや軍団に関する知識は意外と幅広い。
ベヒモスの存在や、遠征中にはセンチュート戦争に自分達が巻き込まれた可能性にも逸早く気付いた。
(出典:イベント「呪いの指輪と猛き迅狼」、86話)
- 無料召喚の1枚絵にオーブ幻獣らと一緒に写っている。
「1日1回無料だぜ!」
- このことから、この無料召喚を特に「モラクス召喚」と呼ぶことがある。
数日に1回、ピックアップ召喚が無料になるのと区別する意味もある。
- 2021年4月28日のアップデートをもって画像がモラクスからソロモンに変わりこの名称は適当ではなくなってしまった…
- 2021年8月30日のアップデートで画像が一度ソロモンから再びモラクスへと戻ったが、不具合だったようですぐに修正された。
- メギド体は斧を持った牛頭の大男。まさにミノタウロスといった様相で、技名からも意識していることが窺える。
- なお悪魔モラクスは「男の頭の牡牛」という逆の姿だが、『悪魔の事典』においてモラクスと関連付けられる古代中東の神モレクが牛頭の男神なので、こちらのイメージを採用したのだろう。
- 後にモレクの名が8魔星の1人として明らかになった。
上述の通り原典において密接な関連があるが今後何か関りが判明することもあるのだろうか。
(出典:79話・5)
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祖22:イポス †
- 【性能・キャラストーリー】
イポス・イポス(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
傭兵として数多くの戦いを潜り抜けてきた人物。
個の戦闘力だけではなく、指導力や集団をまとめ上げる能力も優れている。
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| | 詳細
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- 確かな実力を持つプロの傭兵。
優れた剣士であると共に戦術立案も得意であり、兵士の士気を高める隊長としての素質を備える。
- 条件が揃えば剣のみで中型の幻獣を撃破できる程の腕前。
- 「魔獅子の傭兵団」と呼ばれる傭兵団を率いて活動している。
高い対価を要求するがその代わり受けた仕事は必ずやり遂げる。
- 2章で王都が幻獣に包囲された際には依頼を受けて防衛戦に参加していたらしい。
ソロモンとはそこで出会い、召喚されるに至った。
(出典:イベント「魔獅子と聖女と吸血鬼」)
- 名前が判明しているメンバーとして茶色コート青年の総伝令リム、傭兵グラフィックのナンとセン、騎士グラフィックのフレイザとブルーナが居る。
- 繋げて読むとイポスのメギド体によく似た「マーライオン」の製作者の名前になる。フレイザー・ブルーナーはマーライオンのデザインを描いた人物であり、リムナンセンはそれを形にした彫刻家。
- 実は召喚される前に、ウァレフォルの盗賊団と戦ったことがある。
互いに数十人の死者を出すほど激しい戦いだったが、結局痛み分けに終わった。
そのため、アジトでもウァレフォルとはやや距離を置いている。
(出典:サレオス(カウンター)のキャラストーリー)
- 傭兵団の総伝令リム曰く<陽気でいながらも常に物事の利害と向き合っている神経質な現実主義者>。
しかしその本性は逆境の中でこそ燃え上がる生粋の傭兵であり、手負いになってからが本気と謳われる「魔獅子」である。
(出典:イベント「魔獅子と聖女と吸血鬼」)
- 劣勢だろうが致命傷を負っていようが倒すべき敵がそこにいる限り彼は足を止めない。臆するどころか笑みを浮かべさえするその戦いぶりは常軌を逸しているとも言える。
若い頃はそうして戦いに明け暮れ数々の伝説を残し、「魔獅子のイポス」と畏怖された。傭兵団の団員たちは皆そんな伝説の傭兵に憧れて集ってきた者たちである。
- そんなイポスでも吸血鬼事件で幻獣に囲まれ団員を庇って致命傷を負った際には、自分の命を諦めそうになっていた。
しかし意識が遠のく中リムから「魔獅子はこんなところでくたばったりなどしない」と言われたことで目を覚まし、手放しかけた魔獅子の本性を蘇らせる。間に合ったソロモンにより再召喚を受け、リジェネレイトしたことで一命を取り留めた。
- ギャンブル好きで、宵越しの金は持たない主義。
そのため傭兵稼業で稼いだ金はほとんど残っていないらしく給金を弾んでくれ…などと懇願してくる。
(出典:アジト台詞)
- しかしアミーの話によると軍団での活動に個々人への給料は悲しいかな出ていない。
(出典:アミーのアジト台詞)
- ソロモンを大将と呼び、自らは軍団の戦闘員たちをまとめる現場隊長を務める。
- 6章ではアンチャーター捜索別働隊の実質的なリーダーとなり、活躍する場面が多い。
以降のメギドラル遠征でも率先して指揮を取っており、戦闘の経験も相まって、非無課金キャラでありながらメインストーリーで出番の多いメギドの1人。
- クエストクリア時の取得経験値を増加させる特性を持っている。
そのため彼を所持する大抵のプレイヤーは新規メギドのレベル上げ用パーティに入れて連れ回している。
通称イポス幼稚園。
- シナリオ上でも幻獣に襲われた孤児の世話をし、剣の稽古をつけている。
成長した彼はとある街で強力な傭兵団を結成し、凄腕の剣士として街を守っている。
(出典:イポスのキャラストーリー)
- 年齢は37と公表されている。
しかし古代大戦の跡地に対して「来たことがある…」と呟いたり、数百年前に使われていた戦術を提案したりと若干疑問点がある。
(出典:アジト台詞、イベント「悪魔の塔を攻略せよ」)
- 数百年前の「当時」を知ってるわけじゃないよな?とのベリトの探りには「さぁな」と一言流している。
- 実は転生前のメギドラル時代に何らかの理由でヴァイガルドを訪れていたらしい。ちょうど数百年前、初代トーア公が独立を果たそうと活動していた頃。
当時の政治状況やヴィータの使っていた戦術を知っている辺り、ヴィータに混ざっていた、または近くで活動していたものと思われる。
(出典:イポスCのキャラストーリー)
+
| | 9章ネタバレ注意
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- 追放前のイポスがヴァイガルドに赴いた経緯は、ミカエルの依頼でヴァイガルドに赴くことになった大罪同盟時代のアスモデウスの護衛として、ということが明かされた。
大罪同盟崩壊前から生きていた、作中屈指の古メギドということになる。
(出典:92話・3)
- ヴィータ体に慣れていなかったのかどうかは不明だが、初陣で当時のトーア公にボロ負けしたらしい。
「トーア公、悪魔を退ける」と伝説にも残っている。
(出典:93話・3)
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- 悪魔イポスの姿はライオン・ガチョウ・ウサギの要素が混ざった姿。
前述の通りメギド体はマーライオンで、翼の意匠もあることと水鳥→魚の置き換えと考えればガチョウ要素はあるのだが、ウサギだけはどこにもない。
こじつけるなら魚もウサギも「はねる」生き物には違いないが。
- 某動画投稿サイトでは、とあるメギドユーザーによる強すぎるイポスへの愛を非常に高い編集技術で表現した動画が投稿されている。インパクト抜群の内容から一部で人気がある。
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祖23:アイム †
- 【性能・キャラストーリー】
アイム・アイム(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
家庭的で優しく、ベレトにすら懐かれる面倒見の良いお姉さん。
実はアスモデウスより先に追放されている最長クラスの長命者である。
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| | 詳細
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- おっとりとして穏やかな優しい性格だが、一度怒らせるとなかなかに苛烈。
ハルマゲドンに反対し、「議会で大暴れしてやった」結果追放されたとのこと。
(出典:ベリアルのキャラストーリー)
- メギド体のまま入場できたその議会場をなんと<たった一人で暴れて破壊し尽くした>らしい。
そのため、現在は議会場にはヴィータ体でしか立ち入れない決まりになっている。
そのエピソードにより、伝説的なクラッシャー・「議会場潰し」アイムとしてメギドラルでも語り継がれているようだ。
(出典:58話・5)
- 議会場に居るのは議席持ちという、列強の上位メギド達である。
それらが破壊し尽くすまで手を出せなかったというのだから後の世代のメギドがその二つ名にビビるのもさもありなん。
- 追放から数百年後、ソロモン王と共に統一議会に再来した際にはアスモデウスやベリアル、パイモン・バラムが著名人として畏れつつも称えられる中、
彼女自身の名前は挙がらなかったものの「伝説の議会場潰し」「超危険メギド」「そんなのが入っていたら最悪…いや、災厄だぜ…」とひたすら恐れ評される声を聞いて「やっぱりムカッと」きていた。
(出典:100話・2)
- 戦争は許さない、その意志を見せた者に容赦はしないと言い切る。
敵対した純正メギドを徹底的に叩きのめし、冷静にトドメを刺している。
(出典:58話・5)
- 追放前からハルマゲドンに反対するほど圧倒的にヴィータに好意的な彼女だが、ベリアルからは「メギドラルのメギドに対して敵意が強すぎるきらいがある」「ヴィータに心が広いのはその反動かも」と指摘されている。
- その会話の流れで「共存を目指してヴァイガルドにメギドラルの街を作ってしまおう」「そのために邪魔な護界憲章も内緒で壊しちゃいます?」など、「平和過激派」とでも呼ぶべき提案を行いベリアルを絶句させていた。
- 追放後比較的早く、はっきりとメギドの記憶を取り戻しており、周囲のヴィータたちにハルマゲドンについて警告していた。
- その結果ヴィータから魔女扱いされ、捕らえられ見世物として虐待されていた。
その噂を聞きつけたベリアルはヴィータたちを一掃、アイムを救出したが、ヴィータ社会で生きることに限界を感じ隠遁を決める決定打となる。
(出典:ベリアルのキャラストーリー)
- アイム自身はヴィータとの関わりを完全には断たず、できるだけ長居を避けつつ、関わりすぎないようにしながらも一般人として過ごしてきた。
(出典:アイムのキャラストーリー)
- 100年程前には天災か何かの理由で住んでいた家を失い、吸血鬼伝承の残るとある街に身を寄せていた。そこで問題に真摯に立ち向かう性格から街で起こったトラブルを次々と解決し、結果その街で「聖女様」と呼ばれ自身も伝承として残ることとなった。
(出典:イベント「魔獅子と聖女と吸血鬼」)
- 街の中央にはフライパンを持ち温和な顔をした聖女様の石像が建てられていた。
100年ぶりに買い物で街を訪れたアイムもこれにはびっくり。
- ちなみにアイムは何をしたかというと「襲ってきた猪型の幻獣を海に誘導して落とし撃退する」「貝毒について警告する」「街から資源を奪う密猟者を懲らしめた弾みで荷車の魚をぶちまける」といった内容。
- 年月が経つうちに盛られてしまっており、アイム自身は大したことなんてしていないのに…と困惑気味。しかし、幻獣退治に加えて密猟者たちをおそらく単独で壊滅させているのは十分大したことであろう。
- 聖女ゆかりのその街が幻獣に襲われた際には、聖女伝説にすがりつき広場から逃げようともしない町民に困惑するも、自分を頼りにしてくれた街の人々に危害を加える幻獣達に怒りを爆発させてリジェネレイトを果たす。新たな能力「ハイドロボム」で文字通り幻獣達を爆発させた。
その後、アイムの戦う姿に感銘を受けた町民により新たな聖女としてリジェネレイトしたアイムを模した「モップの聖女様」の石像が建てられることとなった。
- 長い年月を経るうちに人との関わりを避けがちになり、何にも干渉せずひっそりと暮らすようになっていった。
しかし自ら幻獣に立ち向かいハルマゲドンに対抗しようとしていたヴィータの傭兵団「盾の団」に出会ったことでその心境が変化する。
(出典:アイムRのキャラストーリー)
- 盾の団は街を襲う幻獣の群れを辛うじて追い返した代わりに壊滅し、全員死亡することとなった。
団長のエミリアを看取ったアイムは彼らの遺志を継いでヴァイガルドを守ることを決意し、追放メギドだったエミリアことカソグサから聞かされた「ソロモン王」を探し召喚されることを望むようになった。
- 趣味・特技が家事であり料理が得意。
- バレンタインやハロウィンなど各種イベントでは毎回手作りお菓子を用意してくれる。
(出典:ログインボイス)
- ベリアルからその料理の腕を当て込まれ、旧ペルペトゥムでの建国作業班に引き抜かれた。
(出典:49話・1)
- アジトでも家事方面で活躍することが多く、フルフルと共に台所に立つなど炊事の仕事をこなす。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」、「キミに捧げし大地のソナタ」)
- 企画当初のシナリオでは最初に選んで仲間にできるキャラクターの一人という想定だったらしい。
(出典:メギド1周年開発者コメントリレー(シナリオライター))
- その設定を引き継いだのか、主人公が召喚した「6人目」のメギドであることが確定した。なんと、ガープ・マルコシアスよりも先である。
(出典:アイムRのキャラストーリー)
- 武器はフライパン。本人も「調理器具」と言い切り、何の曰くもない、正真正銘のフライパン。
フライパン自体を投擲したり、炎をフライパンに乗せて投擲したりという実にエキセントリックな戦い方をする。
そして、こんなナリでゲーム中では(でも?)かなりの攻撃性能を誇るバリバリのアタッカーである。
- ストーリー中ではフライパン一つで打撃や防御といった格闘戦までこなしている。
(出典:58話・5)
- ヴィータを小さな石の投擲一発で昏倒させる、複数の幻獣を次々ボコボコにしていく等、本気を出したアイムの戦闘力は彼女に加勢するようにと召喚されたフラウロスをして「俺たち必要か?」と言わしめる程。
(出典:イベント「魔獅子と聖女と吸血鬼」)
- (ただし、石の投石はフライパンという手を延長させる道具で遠心力を強化させればさもありなん。テニスのサーブが女性でも200km/hを越すのと同じ理屈なのでフォトンがどうとかではなく下手すると普通に死にかねない)
- そしてリジェネレイト体で手にしたのはモップとバケツ。料理の次は掃除、もし次があったら何になるのやら……。
- メギド体は尻尾に火を灯した黒猫。脂の乗った魚が好物で、炎で炙って骨だけ残して綺麗に食べるらしい。
- 魔神アイムの姿は人・猫・蛇の頭を持ち毒蛇にまたがった人の姿。メギド体は猫の要素が強く、蛇の要素は円錐形の尻尾が爬虫類的なことぐらいだろうか。
- 元ネタはソロモン72柱の魔神アイム。火の扱いが得意な点は同じだが、こちらは手に持った松明で街に放火して回るという物騒な悪魔である。議会で大暴れした時などはそういう事もやっていそうではあるが。
- 原典のアイムはエジプト神話の女神バステトにルーツがあるとされるためか、星6の衣装は全体的にどことなくバステトを思わせるデザインになる。
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祖24:ナベリウス †
- 【性能・キャラストーリー】
ナベリウス・ナベリウス(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
動物を自在に操ることができる元旅芸人一座の調教師。
自分自身もご主人さまに尽くすタイプで忠犬・番犬を自称する。
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| | 詳細
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- 動物を自由自在に操る能力を発揮できる。
不死者と言うほどではないが、シャックスの不運を寄せる能力のように、メギド由来の能力であることが疑われる。
(出典:ナベリウスのキャラストーリー)
- 一度心に決めた相手にはどんなことがあろうと尽くしてしまう性質らしく、一座では酷い目にあっていた。
にも関わらず、ソロモンの軍団に加わってからは自分に首輪をつけてほしいなどとソロモンに迫る。
あまり懲りていない。
(出典:ナベリウスのキャラストーリー)
- 台詞はどれも調教師または忠犬らしさを押し出したものになっている。
モーションも犬っぽい動きが多い。
- ソロモンにもまさしく犬のように懐いており、先述の首輪宣言のようにはたから見ると誤解されそうな物言いをする事も。
- 散歩をデートと言われても否定しないあたり全くの無自覚ではないのかもしれない。
(出典:クエスト内会話)
- 元はショーの演者だったためかマルコシアスの誘いで参加した演劇ではなかなか小慣れた演技を見せていた。
(出典:マルコシアスBのキャラストーリー)
- 言いつけを守り、走り回る様は正に犬。
メギドラル遠征においては各部隊の伝令役として積極的に働き回っておりシーンの端々に登場する。目立つ活躍こそ無いものの情報伝達が生命線の軍事行動において重要な役割を担っていた。
(出典:7~9章)
- 懲罰局との戦いの最終局面においてはオセ、レラジェと共に偵察を行い、懲罰局の拠点の居場所を尽き止めている。
(出典:95話)
- 遠征中は何かとメフィストと行動する機会も多い。最初はギャンブル狂いのメフィストに振り回されていたが、フォトン解放区での戦いの終盤になる頃には役目を終えて高みの見物をしようとするメフィストを鞭でしばいて戦場に引っ張り出していた。
メフィストのメギド体や元黒い犬であることを考えると調教師と獣…と呼べなくもない。
(出典:93話、96話など)
- ヴァイガルドに来て長いとプロフィールにはあるが公開された年齢は20歳。
- ハタチという設定のためか正月に有料スキンの振袖が実装され、成人の日のお祝いツイートに登場した。
(出典:公式ツイッター)
- メギド体は巨大な三つ首の犬。いかにも凶悪そうな外見でギャップが激しいが、それでいてやることは攻撃ではなく味方の支援である。
- 好物は犬らしく肋骨あたりの骨つき肉。三つ首が同時に飲み込むとむせてしまうため代わりばんこに食べるらしい。
- 元ネタはソロモン72柱の魔神ナベリウス。カラスの悪魔と言われるが、同時にギリシャ神話の地獄の番犬ケルベロスと同一視される存在でもある。メギド体や犬らしい言動はそちらをイメージソースにしているのだろう。
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祖25:グラシャラボラス †
- 【性能・キャラストーリー】
グラシャラボラス・グラシャラボラス(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
立派なポンパドールスタイルが特徴的な青年。
「レジェンド」「伝説」が口癖の気のいい特攻野郎。
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| | 詳細
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- 見た目も口調もヤンキー的だが性格は気さくで人に好かれる。
- ただし口下手気味で誤解されることも多い。
(出典:イベント「魔を呼ぶ狂気の指輪」)
- 本職はキャラバンの用心棒。小型の幻獣くらいならソロモン王の助けなしに打倒することができるらしく、腕はかなりのものと思われる。
また、御者も兼ねることができるらしい。
(出典:グラシャラボラスのキャラストーリー、イベント「さらば哀しき獣たち」)
- 名前が長いため周りから「グラシャ」とあだ名で呼ばれている。
アリトンまでそう呼んでいるので自分から名乗って呼ばせているのかもしれない。
(出典:イベント「キミに捧げし大地のソナタ」)
- ただし、グラシャラボラスは<メギドにしては名前を間違われることに寛容>と語っており、メギドにしては珍しいケースと思われる。
(出典:イベント「さらば哀しき獣たち」)
- 逆に自分もダンタリオンを「ダンタ」と呼んでいたりする。
(出典:イベント「魔を呼ぶ狂気の指輪」)
- ニバスからは「グラさん」と呼ばれる。
(出典:イベント「魔を呼ぶ狂気の指輪」)
- 力仕事担当なのか、アジトでは買い出しなどを引き受けている様子。前述の通りキャラバンの護衛が本職なので、荷運びの腕に覚えがあるのかもしれない。
(出典:イベント「魔を呼ぶ狂気の指輪」「キミに捧げし大地のソナタ」)
- レラジェの依頼でフルフルの要望した幻の鳥の捕獲作戦にナベリウスと共に協力している。
- 仲間のためとあらば二つ返事で協力し、最後に損な役目が回ってきても不平は言いつつ逃げずに引き受ける。
そこでほかの誰かを探して押し付けようという発想をしないところが彼の美点といえるだろう。
(出典:レラジェRのキャラストーリー)
- 6章2節の襲撃戦で大活躍を見せる。
劣勢のフォカロルとカスピエルの元へ駆けつけ加勢し、窮状を打破するキーとなった。
- グラシャラボラスは「バーストトルーパーに防御貫通」のマスエフェクトを持っている。
フォカロルとカスピエルはバーストトルーパーであり、グラシャ到着のタイミングから「敵に攻撃が通るようになった」。
- 奥義は全体高倍率と引き換えに自身が戦闘不能になる自爆技。
その名も「ピリオドの向こうへ」。伝説を作って散っていく漢。
- ただしこれで敵が全滅した場合、ピリオドなど忘れたと言わんばかりにグラシャの勝利ポーズ演出が入る。
- 専用霊宝の実装により、奥義時にオーラを消費することで戦闘不能を回避できるようになった。なお自身も実質専用オーラの伝説のオーラを会得。実にグラシャらしい。
- シナリオでは悪運が強いのか、特攻をしかけても何だかんだで勝ち残っている。
- リジェネレイトの経緯はまさに伝説。盗賊や幻獣の徘徊する荒野を1日で往復し、馬と人を無事送り届けて見せたが、自身は雷を操る幻獣との戦いで瀕死になってしまう。が、偶然通りかかったデカラビアに召喚され、偶然リジェネレイトを果たした。
- ソロモン以外のアルスノヴァ血統によってリジェネレイトを果たした数少ないメギドである。
- デカラビアに偶然召喚された後、彼の起こした反乱における戦力として強制力に従わされる形で、ベリアル共々ソロモン達と敵対することになる。
(出典:イベント「デカラビア、最後の咆哮」)
- 当初は強制力で従わせるのではなく、デカラビアから純粋に協力するように言われるが、グラシャラボラスは計画の話を聞いた上で、「お前のやり方では世界は守れない」としてデカラビアの行動を否定する。
- デカラビアの理念に共感こそしなかったものの、彼の「滅び」に対する秘めた強い心情を感じ取り、デカラビアもまた「熱く生き直している」一人だとして理解を向ける。
- 強制力で従わされる最後まで協力者とはならなかったが、その後も「同じヴィータ」として軍団に監視を受けるデカラビアのことを何かと気遣う様子が描かれている。
- デカラビア達が王宮に侵入する地下道にて、追ってきたソロモンと操られた状態で対峙、ベリアル同様に戦闘で倒された後にソロモンの元へ再び召喚されて帰還を果たす。
- ソロモンの元へ「戻る」という気持ちが強く反映されたのか、リジェネレイト状態だったグラシャラボラスの姿はリジェネ前へと戻っていた。本人は「過去の自分が嫌なわけじゃねえ」とどちらの姿もありのまま受け止めている。
- 拘束された際はフルカネリとも会話をしており、彼らの「第三勢力」の理念をきちんと理解したその上で協力はしないと真っ向から言い切っている。
- ヴィータがマキーネによる武力で均衡を保つことが、メギドラルと戦争を続けるよりも建設的だと説得するフルカネリ
グラシャラボラスはそれを理屈ではなく気に入らないと言った上で、それらしい理由を付けるとしたら
<デカラビアのやり方は「誰も」見てねえからだよ>、自身の「理想」が正しいとつっ走っているデカラビアを、昔の俺みたいにと言い、グラシャラボラスはヴィータが必ずしも与えられた「力」を正しく行使できる者ばかりではないということを説く。
- グラシャラボラスは未熟な種族に未知の力を与える危険性を、ある過去の話に置き換えて「俺の体験じゃない」として話し始める。
それは、貧乏ながらも弱者同士で助け合って生きていた町の話である。
ある日、町にやってきた金持ちが気まぐれな善意から貧しい人達にお金を配って回った。
だが、その金持ちが町を去った後、貰った金を奪い合い町では殺戮が起こった。
- 金持ちが与えた「余計な力」によって子供も女も容赦無く殺されていく。
戦争社会のメギドですら普通は越えない倫理的な一線を容易く越えてしまう…そんなヴィータという種族をメギドのグラシャラボラスはどこか一線引いた視点で見ていた。
- グラシャラボラスはメギドの記憶を早いうちから取り戻しており、ヴィータを明確に下等生物であると思っていたことが語られている。
そしてその上で下等生物だから見下すわけではないと言い、「犬をかわいがっているからといって、犬と人を同等に感じているわけでは無い」のと同じだと、より明確な自身のメギド感を露わにしている。
- 話は遮られたが、町を出てから出会った「善き」ヴィータ達の交流が今のフレンドリーな彼を形成したことが窺える。
- 悪魔グラシャ=ラボラスはグリフォンの翼を持つ犬の姿で、『地獄の辞典』ではネビロスがたまに使う乗り物扱いされている。
メギド体がメカメカしい犬の姿で排気用のマフラーが付いているのは、乗り物扱いから車やバイクなどのイメージが取り入れられたのだろう。
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祖26:ブネ †
- 【性能・キャラストーリー】
ブネ・ブネ(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
シナリオ中心メンバーの一人。
自身を追放したメギドラルへ復讐するため、ソロモン王を探し出した。
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| | 詳細
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- メギドラルでは強力な軍団をまとめ上げ一勢力を誇っていたが、中央に陥れられ、部下を全員幻獣の餌にされたあげく追放されるという凄惨な目に遭った。
(出典:ブネのキャラストーリー)
- そのうちブニだけはガギゾンの実験材料として引き取られたため生存し、後に助けられてソロモンの軍団に加わる。
(出典:イベント「上書きされた忠義」)
- ヴィータとして生きていた頃には妻子が居たが、メギドの記憶に目覚め、家族を捨ててソロモン王を探す旅に出てしまった。
そのことは誰にも話していないようだが、調停者には知られている。
(出典:バラムのキャラストーリー)
- 話の流れでバルバトスには息子の存在を打ち明けている。
(出典:64話・1)
- 妻は後に別の男性と再婚している。
息子のシオにはブネのことを一切語ろうとしないが、一方でシオがブネを貶すような発言をすると強く叱られたらしく、一概に嫌ってしまっているわけではないようである。
シオは本編時点でもまだ子供であり、ブネが去ったのは相当幼い頃になるらしく記憶はほとんどない。
(出典:イベント「不死の幻獣と失いし過去」)
- メギドラルに強い復讐心を抱き、単独でソロモン王を捜索していた。
- ブネは元々ソロモン王の存在を知らず、メギドラルへ一矢報いるための手掛かりを求めて自ら王都に訪れた。騎士団と協力して幻獣を倒したことでシバの信頼を得、神話に聞く「魔を統べる者」ソロモン王とソロモンの指輪が反撃の手掛かりになるとの情報をもらう。
(出典:ブネのキャラストーリー4話、17話)
- シバの女王たちは追放メギドの概念をブネとの接触により初めて認識している。重要なシーンである。
- 傭兵としてヴィータの騎士団に参加した事がある。現在もその外見から「傭兵」や「傭兵崩れ」に勘違いされるシーンが多い。
(出典:イベント「届かぬ心・モラクスの願い」「プルフラス・復讐の白百合」)
- ヴィータとしては既に41歳になっており、ユフィールから「常態者」である(いずれ老いて死ぬ)と診断されている。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- プロフィールの公開されている祖メギドでは最も背が高い偉丈夫(195cm)。また、年齢の判明している常態者としては最年長となる。
- 年齢もあって性格はかなりヴィータそのものに近くなっており、ウェパルからは「おっさんくさい」との評価までもらう始末。
(出典:53話・1)
- 見た目こそ筋骨隆々のいかにもパワー型なのだが、実は攻撃力が大分低く、ゲーム的にはむしろ妨害・耐久をこそ得意とするタイプ。
「この体はすぐ息が上がりやがる」とこぼすこともあり、ヴィータとしては衰えが来ていることを感じさせる。
(出典:勝利ボイス)
- その理由としては肉体面の衰えもあるが、(メギドの記憶が覚醒する前から)長らく純粋なヴィータとして戦ってきたため、フォトンを使った戦い方に慣れていなかったというのも大きい。
アルマロスの手解きを通してリジェネレイトした後は、純粋なステータスとしては全メギド中1位の攻撃力を得た。
(出典:イベント「不死の幻獣と失いし過去」)
- その後、専用霊宝の追加によって通常版でも並外れた一撃必殺の破壊力を獲得した。
技術や心構えの問題だったのがちゃんとフィードバックされたと取れなくもない。
- ブネ自身は把握していなかったが、ブネの軍団はアルマロスの傘下の軍団の更に傘下の軍団であった。ヴァイガルドを訪れたアルマロスと遭遇して、初めてその縦構造を知ることになる。
- その際に、彼女自身をも陥れた強大な存在、デミウルゴスの名を知らされる。ブネはやっと辿り着いた自分が倒すべき仇敵の名を叫び慟哭、その瞬間リジェネレイトの兆候を発した。
(出典:イベント「不死の幻獣と失いし過去」)
- 何かとアルマロスからは可愛がられており、軍団メギド72の獲得した議席と引き換えにフォトン・コードをブネに渡そうともしていた。見返りが重い上に要であるオリエンスが復活したため流れたが、その議席もブネに渡すつもりだったらしい。
(出典:97話・1、6)
- 酒好きで、バルバトスやガープを連れ酒場に入り浸る場面がしばしばある。
ウァレフォルやベリトと飲み比べをすることも。
(出典:イベント「悪魔の勝負師と幻の酒」)
- コラフ・ラメルにはアジトよりも良い酒が揃っていると聞いて目の色を変えている。
(出典:53話・1)
- 53話ではへべれけで現れたマルコシアスを叱責していたが、自分も作戦が終了した訳ではない小休止中に深酒して起きてこなくなる失敗をしていたりする。
(出典:イベント「キミに捧げし大地のソナタ」)
- 他、フラウロス(アガリアレプトRのキャラストーリー)メフィスト(ハーゲンティBのキャラストーリー)、カスピエルやウァラク(イベント「ドキドキメギドの保健教室」)と飲めるクチの相手とはだいたい付き合いがある様子。
- メインメンバーの中では(表向き)最年長のまとめ役。
皆の意見を総括し、ソロモンに決断を促す。
- リーダーとして有能ではあるがやや短気ですぐに声を荒げがちなところが玉に傷、とはバルバトスの評価。
- よくソロモンに何か頼まれている。「ブネ…頼めるか」
- なお、ソロモンがブネに頼むシーンは数あれど、
「ブネ、頼めるか?」とメインクエスト中に実際に言ったことは8章2節現在で一度もない。
(出典:公式生放送「シルバーウィーク特別企画 メギド72-autumn festa- [知識の秋] クイズ メギマニア」)
- 3章をクリアしたときの一枚絵でなぜか妙に大きく(並んでいるマルコシアスの2倍くらいに)描かれている。通称3メートルのブネ。
真相としては、単にもっと横幅があったイラストをスマホサイズに収めた結果遠近感がおかしくなってしまっただけなのだが。
- 悪魔ブネの姿は人・犬・グリフォンの3つの頭を持つドラゴン。メギド体はほぼドラゴン要素で占められている。
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祖27:ロノウェ †
- 【性能・キャラストーリー】
ロノウェ・ロノウェ(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
正義を貫くことを心に誓っている鎧姿の青年。
性格は非常に真面目で熱血漢。
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| | 詳細
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- メギド時代は残虐だったと自分でも語っており、戦争ではなく「メギド狩り」をして惨殺して食べるのを好んだという衝撃の過去を持つ。
特に上位メギドを好んで襲ったらしい。追放理由もそれを咎められてのもの。
(出典:メギド体プロフィール)
- ただし元々の判決では追放刑ではなく枯れた土地への放逐。
それを追放刑へと変更するよう懲罰局からねじ込まれたとフリアエが証言している。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
アドラメレクの一計である可能性もある。アンドラスの項目を参照。
- 殺し合いが日常のメギドラルなのに特別罪として咎められるのもやや不思議だが、「領主殺し」が追放刑の判決を受けているため(出典:フリアエのキャラストーリー)、上に逆らうことに厳しい法があるのかもしれない。
また「非戦期間」なるものもあるため(出典:バルバトスRのキャラストーリー)、それを破るなどもしていた可能性がある。
- 後にアドラメレクによって嵌められた追放刑であったことが明かされる。
ロノウェの「メギド喰らい」から連鎖的に巻き込まれたレラジェ、ラウムそしてアンドラスと追放後に18歳となっているこの4人は因縁によって結び付いていた。
(出典:80話)
- 何も知らなかったとはいえ、自分が追放を受けた発端の相手がロノウェ、そしてアンドラスであったことにレラジェとラウムは激昂する。
フライナイツが仕掛けた幻覚の霧の罠も作用して、4人は一触即発の状況となる。それを収めたのがウトゥックの「喝」であった。
- 過去がどのような因縁であれ、今はソロモン王を支えるべく手を組んだ仲間ではないのかと諭され、場は収まる。ロノウェが全ての非を詫びるが、そもそもがアドラメレクの仕掛けた策略であることをアンドラスは説明する。
- 4人共ヴィータとしての今を受け入れていたこともあり、ロノウェだけを責めるものは誰もいなかった。その後の4人はメギドラル遠征の最終局面まで離脱することなく戦い抜く。
- ヴィータに転生してから「正義」という価値観を学んだことで、今はメギドラル時代の自分の行いを正義に反する物と考えて深く反省している。
- 追放の判決を出した裁判官であるフリアエにアジトで再会した際、自らの罪を認めて過去のことを謝罪しに来たらしい。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- このことからメギドの力を行使することにはやや躊躇いがあり、なるべくヴィータとしての力だけで戦えるよう鍛錬を積んでいる。
(出典:強化時ボイス等)
- 蛹体の協力者アーライを「非常食として食べる」という例え話を持ち出してしまった拍子に、自分の「個」が「増えすぎたメギドや幻獣を減らす」という意思に由来するものかもしれないと気付き嘔吐してしまった。
(出典:70話・5)
- 自分の個がメギドを殺して数を減らすことにあるのなら、今の戦いでやっていることも同族喰いをしていた時と本質は変わらないのではないか、と深く葛藤している。
- 正義を求めることは過去の自分自身を否定することにもなると自覚しており、その複雑さと向き合う思慮深さも持ち合わせている。
- と、ここまでは年齢よりも大人びた印象を受けるが、英雄譚に夢中になりプルソンと二人熱心に決めポーズについて議論するなど意外な面も見せる。
(出典:マルコシアスBのキャラストーリー)
- このハマりようを見ていると、ロノウェが「ヴィータになってから学んだ正義という価値観」の出所とはもしや……?
マルコシアスの成長過程と同じ道を辿った可能性もあるのかもしれない。
- 趣味は特にないらしい。所持金はほとんど特注品の鎧や武具に費やしているとのこと。
(出典:クエスト中会話、アジト台詞)
- バレンタインではお返しに苦労する程毎年たくさんチョコを貰うらしい。
(出典:ログインボイス)
- 端正な顔立ちや人当たりの良さ、人助けを繰り返す旅をしている事を考えれば納得である。
- 人助けの旅の中で、女性から言い寄られることは実際多いようである。領主の娘アマンダを幻獣から助けた際にも、彼女から熱烈に好意を寄せられた。(但し、彼女には裏の顔があったのだが…)
(出典:ロノウェのキャラストーリー)
- プルソンがイレーザーとなったアムドゥスキアスの前に何度も現れて戦っていた際には、とうとう苛立ち攻撃対象をプルソンに切り替えたアムドゥスキアスを見て、「しつこいのは嫌われるからな」と呟いた。
それを聞いたアロケルやラウムから「ちゃっかりそういう面もわかるんですね」や「参考になるじゃねぇか」と弄られていた。ラウムに続いて生真面目なジルベールにすら「なりますね」と弄られる。
(出典:89話・5)
- そんな彼のメギド体は、皮が剥げたような頭に灰色の肌、ゾンビを彷彿とさせる人型である。大きさこそ他のメギドと変わらないが、マルバスにも似た恐怖を感じる怪物の姿であり、かつて彼に襲われた上位メギドも恐ろしく感じたであろうと思われる。
- 『地獄の辞典』のロノウェ(ロンウェー)は杖を持ち尻尾の生えた鬼のような怪物の挿絵で描かれており、尾のある人型のメギド体はここが由来かもしれない。
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祖28:ベリト †
- 【性能・キャラストーリー】
ベリト・ベリト(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
長命者であり、生きるのに困らないだけの財を相続した御曹司。
傲慢強引な俺様暴君。
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| | 詳細
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- 有り余る金に任せ、適当な取り巻きを集めては連日盛大なパーティーを開いて気ままに過ごしていた。
(出典:ベリトのキャラストーリー)
- 趣味は珍品や秘宝のコレクションであり、金に物を言わせて欲しいものは何でも手に入れてきた。
- 単に買い付けるのみならず、宝を求めて自ら冒険に出向くのも楽しみの一つ。
執事のジルを連れあらゆる場所へと赴いていた。
(出典:ベリトのキャラストーリー、イベント「死を招く邪本ギギガガス」)
- 入手した瞬間の高揚感とコレクションしたという事実を目的にしているところがあり、所有したものに興味はなくなってしまう。
コレクションはろくに手入れも使用もせず、必要とあればすぐ人に譲り渡してしまう。
(出典:ベリトとベリト(バースト)のキャラストーリー)
- ヴィータ名はボルフ・ブルナース。
同じく富裕階級の家の出であるアムドゥスキアスとは血縁があり、彼女はベリトの甥の孫に当たるらしい。
(出典:イベント「死を招く邪本ギギガガス」)
- 悪魔としてのベリトにはボルフリという別名があり、それを由来としていると思われる。
またブルナースはかつてベリトが崇められていた場所(シェケム)の現在の地名、ナーブルスから取ったか。
- メギドの記憶はかなりきちんと保持している様子。
- 子どもの頃追放メギドのギガスが残した「読むと悪魔になる」邪本ギギガガスを読んだことでメギドの記憶が覚醒した。
詳細はイベントシナリオを参照。
- 側にはジルという有能な老執事を従えていた。
しかし、ベリトは長命者であり、ジルはベリトの「幼馴染」であった。
奴隷として売り飛ばされそうになっていたジルをベリトが金で買い上げ、そのまま自分仕えの執事として侍らせていた。
- そのため、ジルはベリトの従者であるにも関わらずやたらとベリトに辛辣。
慇懃な態度のままベリトをプールに突き落とすなど日常茶飯事。
幼い頃から振り回され続けたことを根に持っておりチクチク嫌味を言う。
ベリトは怒りながらもジルが有能すぎるゆえに生活のあらゆる面をジルに投げ出しているせいで強く出きれず、またジルの口が上手いので大体劣勢に終わる。
- 非常に複雑で多少歪んでいるとも言えるが、根本的にはベリトにとってジルは特別思い入れのあるヴィータであった様子。
- 「屋敷が退屈」という発言や「(大切なものに)お別れをしろ」と促す場面など時折「らしくない」言動を見せることがあることから、召喚に応じた時点で既にジルは故人となっているのではないかという推測がされていた。
(出典:アジト台詞、イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- 後にイベントで存命ではあるが「世界最高齢」として知られる程の年齢であり、いよいよ寿命が目前となっていることが明かされた。要介護となり屋敷を離れ施設で暮らしていた。
ジルは世間的には自分が「ブルナース当主」であるということにし、そのまま老衰を迎えて死ぬことで、長命者であるベリトが自分亡き後活動しやすくなるようにと考えていた。
(出典:イベント「死を招く邪本ギギガガス」)
- 大切に思い合っていたものの一筋縄ではいかない互いの性格もあり、少しずつすれ違ったままだった。
<あいつの人生まで俺様の所有物にしないため>彼の最後は見届けまいとし、彼が老いてからの余生には関わらないようにしていたようだが、「物語の最後を見届けなければ後悔する」というアムドゥスキアスの言葉に促され、ベリトはジルに会いに行く。そしてただの執事と主人というだけでなく、数々の冒険を共にしてきた「ダチ公」なのだと改めて直接伝えるに至った。
(出典:イベント「死を招く邪本ギギガガス」)
- 最後の語らいの内容はイベントで追加されたソロ曲「永遠意光 〜Twilight」の歌詞で描写されている。
- 態度は横暴で自分勝手、自信家と取っ付きは非常に悪いが、他者に対し深い情を抱く人物であることがうかがえる。
- 不運な巡り合わせで命を落としたもう一人の幼馴染ナジムの顛末を知った際にも涙している。
(出典:イベント「死を招く邪本ギギガガス」)
- 商人アキナイとも何だかんだで付き合いが続いている。
- 仲間たちとの関係も軽口を叩き合いつつ良好であり、共に「冒険」している際には楽しそうな様子を見せる。
- 普段はジルの影に隠れて(かつ自堕落をしているため)分かりにくいが、なかなかの知恵者。
- 辺境の「空白地帯」でひっそりと起動しかけていたアバドンを発見し、辺境にばら蒔かれていた「ラクエウスの秘筒」のからくりを見抜いている。
(出典:ベリトのキャラストーリー)
- ストーリーの長さとやっている内容からしてメインシナリオの一部かイベントシナリオ一個に相当しそうな豪華なキャラストーリーである。
- この時手に入れた「ラクエウスの秘筒」は全て破壊されたが、後に再入手したのか地下組織「コラフ・ラメル」に譲っている。
コラフ・ラメルには資金とメギドラルの情報も提供しているらしい。
(出典:50話・6)
- ただし近年当主として表に立っていたのはジルであるため、ベリト自身は直接関わっていない可能性が高い。
- かつての誰かを思い出させるような、あらゆる「汚れ仕事」を涼しい顔でこなす執事のアリトンのことは警戒している様子。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- しかしソロモンは真っ直ぐアリトンを信用してしまっているため、大っぴらに避けることもできずもどかしく思っている。
- その後多少打ち解けたのか、執事執事と呼んでは便利に使おうとし、アリトンからはあなたの執事ではないと言い返されたり若干フランクになっていた。
- 冒険でテンションが上がっているのを見抜いたり、友人の死に一人になりたがっているのをさりげなく察したりなど、ウァラクからも「よく分からない」と言われたベリトのことをアリトンはいつのまにかしっかり理解している。
(出典:イベント「死を招く邪本ギギガガス」)
- 読むと死が訪れると言われるギギガガスの邪本、その正体は追放メギド ギガスの魂を追い続け、邪本に憑りついた幻獣の群れであった。邪本を滅ぼす為には幻獣が潜むその本の最後のページまで読み切る必要がある。幻獣討伐をソロモン達に任せて、ベリトは文章という情報を通して自身の意識に語り掛けてくるギガスとの対話を試みる。ギガスの「魂は生まれ変わる」という持論を否定して見せるも、ベリトは今まさに命尽きようとしている幼馴染のジルを思い浮かべた。邪本に憑りつく最後の幻獣を討ち倒したソロモンの呼びかけに応えるように現実へと意識を戻すベリトは青の衣に身を包む姿にリジェネレイトしていた。
- 奥義の技名が「ワールドイズマイン」。
「世界は俺のもの」といった意味合いでベリトらしい名前だが、この言葉は某電子の歌姫の有名曲の題名としてよく知られており、どうしても「あのフレーズ」が浮かぶというプレイヤーも少なくない。
- そこを拾ったのかは定かでないが、2019年のエイプリルフール企画「嘘★魔違(まちがい)召喚」でジルのセリフ内の「ベリト」が「姫」に置き換えられる間違いが仕込んであった。
- 悪魔ベリトは赤い衣服と王冠の兵士という姿で、金属を黄金にする力を持つ。メギド体もヴィータ体もこのイメージから発展させていったのだろう。
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祖29:アスタロト †
- 【性能・キャラストーリー】
アスタロト・アスタロト(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
本性がメギド故に何でもできてしまう為、平和なヴィータとしての生活に飽きていた女性。
民俗学から武器の開発までこなす天才だが、最近はソロモンに構ってもらうことばかり考えている。
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| | 詳細
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- 外見は、街行く若いヴィータ男性が思わず目を向け、時には声をかけるほどのグラマラスな才媛。
- ただし、男女の交流を期待して声をかけた彼らにはエキセントリックすぎる本性が襲いかかる。
(出典:アスタロトのキャラストーリー)
- 退屈な日常に倦み、非日常を強く求める。ヴァイガルドの滅亡を意味するハルマゲドンすら、彼女にとっては非日常への欲望を満たすであろう候補の一つに過ぎない。
- ソロモンに召喚される以前は、非日常を求めるあまりハルマゲドンを自ら起こす方法さえ模索していた。
(出典:アスタロトBのキャラストーリー)
- ソロモンと出会ったことで、世界滅亡を真剣に食い止めようと行動する少年の存在を知る。
- ハルマゲドンを阻止するという刺激を与えてくれるソロモンを気に入っており、あの手この手で構ってもらおうとする。
- 収録ボイスではソロモンに対するアピール・アプローチが非常に多い。
- 彼の役に立ち、気を引き、あわよくば人目をはばからずイチャイチャしたいとすら主張しているが、さすがに彼の意向を無視して既成事実を作るような暴走にまでは及んでいない。
- (どさくさにまぎれて彼の手を掴んで強引に自分の胸に触らせていたりはする)
(出典:アスタロトBのキャラストーリー)
- 隙あらばソロモンに引っ付きお近づきになりたいアピールをする。
幻獣を追っている時だろうがおかまいなしである。
- そんなアスタロトのあからさまアピールに対してソロモンはというと、「アスタロト、今そんなことしてる場合かな…?」と冷静である。
(出典:イベント「魔を呼ぶ狂気の指輪」)
- 行動原理は興味本位、気の向くままといった趣でありながら、一度課題に取り掛かれば幅広い知識と柔軟な思考で深く的確な洞察を見せる。
(出典:イベント「怒れる勇者とプチマゲドン」、アスタロトBのキャラストーリー)
- 一方、その解決能力に反して自分の見落としにしばらく気づかず行動し続けてしまうことも多く、ヴィータの少年コリンとともに考えなしに森に入り込んで迷ってしまう一幕も。
(出典:アスタロトのキャラストーリー)
- 思弁・考察を広げる能力は極めて高いにもかかわらず、そこに欠けているものに気づくのが遅れることがある、ということかもしれない。
- 知識においては分野領域を問わない天才だが、中でも科学技術系を特に得意とするらしい。
アジトの知識人の中でも<理系の知識はピカイチ>とフォラスに評価されている。
(出典:ベリトBのキャラストーリー)
- リジェネレイトに際しては、ソロモンに対する思慕のさらに核となっていた、非日常を求めて行動する己の核心を強く自覚することが引き金となったらしい。
- 奥義でダンス、勝利で転びそうになってエビ反りなど、エキセントリックさには磨きがかかった。
- (バーストの奥義で変身直前に取るポーズは「まいっちんぐマチコ先生」(えびはら武司・1980)が元ネタらしいが、製作側によって明言されているわけではない)
- メギドラル遠征には参加していないが、ソロモン達遠征隊がマモンの策で彼女の拠点としている城に閉じ込められた際には知識を頼りに召喚を受けている。
マモン城に仕掛けられた罠の機構が水蒸気爆発によるものだと見抜いたアスタロトは自身のメギドの力で装置を凍結させて無力化した。
装置を守る幻獣そのものにも爆発する仕掛けがあったかもしれないとして、安易に幻獣を倒していたソロモン達に苦言を呈する姿も見せる。
(出典:82話・5)
- 後にヴァイガルドに先に帰還し、遠征中に蛆からもたらされたメギド発生のメカニズムと、蛆とカトルスという上位存在の対立構造をアジト内に共有し、知識層のメギド達で蛆への対抗策を議論した。
(出典:94話・1)
- 現行のアプリではスマートかつグラマラス、と言ったボディラインになっているが、β版では顔の輪郭もややふくよか、横長気味のデザインだった。
(当時のデザインは「メギド72」「β版」などのインターネット検索で探すことができる)
- アジトセリフやバーストのキャラストーリーで体型に関して言及することがあるのはその名残らしい。
- なお現行版でも「戦闘訓練を受けているような女性ではないので、肉感は柔らかく、あまり鍛えられていないぽっちゃりした感じ」とされており、比較的肉感的なデザインを意識されてはいるようだ。
(出展:2018年メギドの日記念 開発者コメントリレー)
- メギド体は長大な龍の姿。ラッシュでは口から強烈な凍気を、バーストでは胸部の環状の意匠から電撃のリングを打ち出す。
- ラッシュ時のアジトセリフから、空を飛ぶことが出来るらしい。
- 原典の悪魔アスタロトは多くの文献に名を残す有名どころの一角。
- 竜に乗った天使の姿で現れると言われるが、メギドにおいては上述の通り自身が竜そのものの姿をしている。ソロモンを乗せて飛んでみたいと言うのはその点を意識したところもあるだろうか。
- 幅広い教養学の知識を持ち、それを召喚者に授けてくれるとも言う。インテリな理系女子となっているのは恐らくそのため。
- 起源はアスタルトもしくはアスタルテという女神であり、ギリシャ神話のアフロディーテやメソポタミア神話のイシュタルと根を同じくすると言われている。
愛の神や豊穣神としての色が強く、豊満な体つきをしているとされる。
- 常にソロモンにお熱で、時にはお色気も駆使してアピールを繰り返す点はそういった大元のイメージと重なる部分がある。
- ちなみにヘブライ語ではアシュトレトと呼ばれていた。同名の大幻獣とは名前のルーツを同じくする存在だが、ゲーム上のつながりは特に無い。
強いて共通点を挙げるならどちらも龍の姿をしていることと奥義が凍結効果のある範囲攻撃ということくらいか。
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祖30:フォルネウス †
- 【性能・キャラストーリー】
フォルネウス・フォルネウス(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
ヴァイガルドを旅して回る天才を自称する美青年。
ソロモンを親友として慕うクールだが熱い男。
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| | 詳細
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- カトルス教の教えを広めるため各地を旅してまわっている。
ヴィータに村を発展させるための助言を請われた場合もアドバイスを惜しまない。
一見軽薄なナルシストにも見えるが、彼の活動は迷えるヴィータを真の幸福に導くための強い信念によるものである。
(出典:フォルネウスのキャラストーリー)
- 自身を「君の親友となるメギド」と称し、ソロモンに対しては友好的に振る舞う好青年。
- アンドラスの解剖発言やビフロンスの死発言には「発想がヤバいよ、わきまえてくれないか」と引いていた。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- 本人の失言といかにメギドにとってヴィータ体が窮屈かという実演によりソロモンが縄で縛られ、周囲の悪ノリにより責めがエスカレートした際には仲裁に入り、縄を解いた。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保険教室」)
- …と、ここまではソロモンに親友として接する良識を持った人物に見えるが…
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| | 詳細
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- その正体はカトルス教の教祖である(明言はされていないが、公式の宣伝で教祖の肩書が付けられた)。
キャラストーリーではある村を舞台に、ヴィータを「真の幸福」へと導く様子が描かれている。
- フォルネウスは村長の相談役として村に入り込み、そのカリスマと政治的手腕でまたたく間に村を発展させていく。
そうして恩を売る間に彼はカトルス教の拠点も建てさせる。その後更なる発展を唄って住民に重い税を課し、職や居場所を奪った住民をカトルス教に引き込んでいった。
やがて村長がカトルス教の危険性に気がついた時は、もはや手遅れだった。
最終的にはカトルス教信者とそれ以外の住民の対立が殺し合いに発展、最終的に村は滅んでしまったがフォルネウスはどこ吹く風であった。
- それどころか、村が滅ぶという結果については満足していた様子。実のところ、ヴィータを破滅へと導くことこそ彼の本懐だったのである。
(出典:フォルネウスのキャラストーリー)
- メギド72のディレクターだった宍倉氏の考察するところによると、
「フォルネウスは誰よりも生命の本質を理解しており、死は終わりではなく肉体からの解放であり先延ばしにする必要のない審判だととらえている」らしい。
つまり彼は方便でもなんでもなくヴィータ達を死に追いやることを救済であり幸福に導く行為だと思っているのだという。
(出典:一周年記念開発者コメントリレー・No.1)
- ソロモンに対しては「魂の美しさ」を見出しているようで、友愛の情そのものは確かなもののようだ。
- そういった背景故に、フラウロスやアンドラス、デカラビアといった面々を抑えて「実は一番ヤバい」と公式Twitterの広告で宣伝されてしまっている。
- フラウロスは紛れもなくクズだが邪悪というほどでもない人間臭い小悪党で、アンドラスは危うい面もあるものの倫理観や常識、良心は人並みに備えており人道を外れるような真似はしない。
やる事の悪質さではどっこいかそれ以上のデカラビアも自覚的に悪として振舞ってはいる。
多くのヴィータを死に追いやりつつ、それを善行だと信じ切っている節のある彼は確かに「一番ヤバい」と言えるかもしれない。
- アジトではあくまでナルシストだが友愛を重んじる好青年として振舞っており、基本的に裏の顔を見せることはない。
しかし少なくともバルバトスは薄々感じるものがあるようで、デカラビア共々「何を考えているかわからなくて危なっかしい」と警戒している。
(出典:イベント「見習い女王と筋肉の悪魔」)
- 「キミに反抗的なメギドは処分しようか」等黒い一面の垣間見える発言がポロっと出てくることもある。
(出典:アジト台詞)
- 原典の悪魔フォルネウスは修辞学(弁舌)に優れ、友愛の情を操る力を持つ悪魔だとされる。
ソロモンへの友情を語る一方、言葉巧みにヴィータ達を死に導く彼のイメージにはぴったりだと言える。
- 召喚された際は海の怪物の姿を取るという。メギド体が深海魚風のシーサーペントといった姿なのも納得である。
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| | 8章ネタバレ注意
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- 8章では、カトルス教が行ってきた所業が軍団メギド72に露見。元凶でもあるフォルネウスはソロモンに追われる事になる。
- メギドが本来帰属するカトルスに、ヴィータや追放メギドは帰属することができない。メギドの記憶を取り戻し、とあるヴィータの生き様を見て絶望したフォルネウスが考案したのが、カトルス教団を作り、<ヴァイガルドにヴィータ独自の「彼の世界」を作り出すこと>だった。
- フォルネウスにとっては、死後にカトルスに帰属し評価されることができないことは「真の幸福」ではない。
しかし、ヴァイガルドにはカトルスのようなシステムが存在しない。そのため、ヴァイガルドにカトルスという魂の「帰る場所」を作り、仮にヴィータが死に絶えても世界の意図でヴィータが生まれるようにして、ハルマゲドンにも対抗できるようになることを想定していた。
- 追放メギドの中ではオロバス程度しか知らなかったメギドの発生プロセスやカトルスについての詳細を把握しており、追放前には<意識がそっち寄りって珍しいぜ>と評されている。
(出典:73話・冒頭)
- 追放メギドはヴィータに転生した影響で思考がヴィータ寄りになるが、フォルネウスは変わらなかった。そのため、彼の世界を作り出すためにヴィータを素材と見ることに抵抗を感じなかった。
- ヴァイガルドに住むヴィータを守りたいソロモン一行と、カトルスを生み出すために大量のヴィータに死んで欲しいフォルネウス。お互い相容れない状況に、フォルネウスはソロモンたちに「生まれて初めて、自分の意思で戦争を起こす」。
- ボスとして戦うフォルネウスは味方版の性能を踏襲しつつボスとして見合うものになっており、非常に高い攻撃力で殴ってくる取り巻きと合わせて厄介な相手。遺物の力でメギド体に変身することも可能。
- フォルネウスがソロモンを「親友」と呼ぶ理由は、言うならば「お互いに帰る場所が無いから」。
- 例えヴァイガルドにカトルスが産まれたとしても、それはメギドが帰属すべきカトルスではない。ソロモンも、かつて暮らしていた旧グロル村にはもう帰れない。その状況に、フォルネウスは無意識ながら共感していた。
- 戦闘の直後、成り損ないがヴァイガルド各地に突如発生。これに対抗するために、フォルネウスは自身の防壁を張る能力をフォラスに全体化してもらい、成り損ないの弱体化に成功する。
- しかし、防壁を張り続けるためにはフォトンを効率良く吸収し続ける必要があり、そのために選んだ手段がフォトンバーストだった。成り損ないから世界を守ることこそできたものの、結果として肉体が耐えきれず、フォルネウスは死亡してしまう。
- …かに思われたが、死亡する直前に自分を迎えに来たと言う、かつて自身が破滅させた村の「村長クン」に導かれて魂だけの存在となる。
- そこでメギドラルの第三計画を巡り暗躍するフライナイツの存在、そしてヴァイガルドのカトルスは既にその雛形と呼ぶべき存在をかつての古代大戦による「世界への刺激」で形作られていたことを知る。
- 本来、フォルネウスはカトルス教を率いて行った自身の責任を、「自身がメギド72を去る」ことで軍団に示そうとしていた。しかし、ヴァイガルドのカトルスとの対談で、ソロモンとマモンとの戦争の漁夫の利を狙うフライナイツが、ヴァイガルドに8章2節のもの以上の成り損ないを送り込もうとしていることを察する。
フォルネウスは、その真意をソロモンに伝えるべく、魂だけの不安定な存在でメギドラルに渡り接触を試みる。
- ソロモンに気配を察知されることには成功するが、フライナイツの仕掛けた幻惑の罠とタイミングが偶然被ってしまい、接触には失敗する。魂の存在すらも消えかける寸前、偶然にもメギドラルのソロモン王の召喚に巻き込まれ召喚される。その際にリジェネレイトも果たした。
(出典:8章2節、8章3節)
- 最終的には自身を召喚したメギドラルのソロモン王に連れられ、メギド72からは姿を消すことになる。
- メギドの日イベントや周年イベントで味方メギドが全員集合する場合には、一度死亡してリジェネレイトした経歴を持つウェパルやフェニックス同様、リジェネレイト後の姿で登場している。9章3節時点ではメギド72に復帰する目処は立っておらず、どのような経緯で戻ってくるのかは謎。
- ヴァイガルドのカトルスには追放メギドの魂を還元することでメギドラルの情報も得ており、その魂の一人である既に命を落とした追放メギド カソグサによってフォルネウスはソロモン達も知り得ないメギドラルの第三計画「エクソダス」についての真相を知ることとなる。
(出典:79話)
- ソロモンとマモンの軍団はフライナイツの思惑により戦争状態に陥っていた。サタンと共にソロモン達の元へやって来たフォルネウスによって第三計画「エクソダス」にフライナイツが暗躍しており、強引な手段を取ってマモンの秘密の一つである「魂の炉」を奪取しようとしている事実を伝える。ソロモンとマモンの軍団は共通の敵を認識し、両者の対立は解消されるに至った。
(出典:83話)
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祖31:フォラス †
- 【性能・キャラストーリー】
フォラス・フォラス(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
元研究者メギドであり、追放後もヴァイガルドの文化や歴史を研究している男性。
優秀な研究者、追放メギドの知恵袋にして、家族を深く愛する良き父、良き夫でもある。
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| | 詳細
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- 本人曰く荒事は苦手で、事あるごとに自身はインドア派であるとこぼす。
- ワーストクラスの攻撃力、メギドの塔でも戦闘が苦手な点などに設定が反映されていると言える。
- …が、サポート性能はゲーム中でも屈指。スキル・覚醒スキル・特性・MEいずれも強力無比であり、一つだけ取っても採用を検討できるほど。
その性能と本人のインドア派アピールのギャップはソロモン王達の語り草である。PvEだけでなくPvPでも高い人気がある。
- 8章2節では、そのサポート性能を存分に発揮。
次々出現する成り損ないへの対抗手段として、全体化の能力をフォルネウスの障壁にかけ、ヴァイガルド全域に効果範囲を広げた。
フォルネウスの身体にはかなりの負担が掛かっていたが、負けず劣らずのサポートをしたフォラス自身は無傷。何かがおかしい。
(出典:78話)
- 追放メギドという存在そのものに興味を示しており、追放メギド同士が結婚したらどうなるか気になっている様子。
ちなみに自分の結婚も元々は興味本位だったらしい。
(出典:プロフィール、アジト台詞)
- しかしその結果現在は家事育児にも熱心な良き父となった。
ジャガイモの皮むきを楽にする豆知識すら持っている。
何故なら「だってお父さんだもん、俺」。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- その一方で自分が本当に妻や娘を愛しているのかについて葛藤していた。
しかし死にかけたときに「再婚して自分のことを忘れて生きている彼女たちの姿」を想像した時、それを許せないことに気づいて愛を自覚、リジェネレイトを果たす。
(出典:イベント「そして灯火は静かに消える」)
- 妻の名前はセレナ、娘の名前はアリス。
娘のことは「アリスちゃん」と呼んで溺愛している。
(出典:フォラスのキャラストーリー)
- 愛妻家らしく、普段からちょくちょく話題に嫁さんが登場する。
- なお家族には自分がメギドであることを隠しており、仲間のことも紹介していない。
家を空けるのも仕事のためと聞かされており、彼が戦っていることを家族は知らない。
(出典:メギド質問箱・回答No.05)
- 戦闘不能時には「嫁に伝言」を託けてくるのだが……何と説明したものか考え込まざるを得ない。
(出典:戦闘不能時ボイス)
- フォラス自身も仮に自身が戦いで死亡した場合、セレナとアリスにどう伝えるかについて時々考えているようだ。
(出典:イベント「そして灯火は静かに消える」)
- 子煩悩なこともあってアジト内の子どもメギドたちにも優しい様子。
- ジズにも懐かれていてよく寄ってくるらしい。
(出典:メギド 質問箱・回答No.03)
- メギドであることを隠しているブエルやバエルは、探索に参加したりすることをフォラスの実施する体験学習に連れて行ってもらっていることにして誤魔化している。
(出典:イベント「悪魔の塔を攻略せよ」)
- 妻と娘を愛する反面、その愛着といったい何なのか、愛情は本物でもどこかでその観察すら楽しんでいるメギドの自分がいるのではないかという疑念を心の奥底では持っていた。
二人を愛することに疑ってはいなかったものの、荒廃した漁村の灯台で出会った追放メギド ウコバクからメギドが本心から誰かを愛せるのか?という核心を突く問いに答えを窮し、自身の愛情への疑念を吐露する。
- 状況はメギドラルへ移り、愛する兄と死別したウコバクは生きることを諦め、メギドラルの地で果てようとする。ウコバクの生を諦めさせたくないソロモンとフォラスの想いにより、ソロモンがゲートを守る間、ウコバクをギリギリまで説得するフォラスだったが、ウコバクに襲い掛かる幻獣から彼女を庇い瀕死の重傷を負ってしまう。自分を生かせようとしてくれたフォラスを死なせない為にメギド体のウコバクに運ばれるフォラスが朦朧とした意識の中で見たものは妻セレナと娘アリスの幻覚であった。
- その幻覚とは、いつも自身が考えていた「俺が死んだら二人はどうなるんだろうか」というその後であった。見知らぬ貴族風の男と仲良く暮らす二人を見て、自分がいなくなってもきっと新しい誰かと再婚して家庭を築く……そんなの認められるか!!!という凄まじいセルフキレによって自分が如何に単純に二人のことを愛していて誰にも渡したくないと思っているのかを強く自覚した。
それに呼応してリジェネレイトの光に包まれたフォラスはソロモンの指輪により重傷からも復活を遂げる。
(出典:イベント「そして灯火は静かに消える」)
- メギド体は大きなハンマーを武器にした巨人のような風貌。インドア派とは打って変わって戦闘力溢れる見た目となっている。
- 彼のステータスでは活かし難いがゲージ5で単体5.25倍の防御無視は中々の攻撃性能である。ダメ押しフォラスの一撃で窮地を脱したという経験があるプレイヤーもいるのではないだろうか。
- 悪魔フォラスは逞しい人間の姿で現れるとされ、メギド体が大男なのはここからだろう。
あらゆる薬草や宝石の知識を授けるともいい、ハンマーを持っているのは宝石の能力からの連想か。
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祖32:アスモデウス †
- 【性能・キャラストーリー】
アスモデウス・アスモデウス(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
シナリオ加入する不死者の一人。
元大罪同盟の盟主であり、多くの秘密と強大な力を持つ混沌の化身。
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| | 詳細
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- 非常に強大で古代から生き続けるメギド。
転生してもその力は衰えを見せず記憶も人格も完全にメギドであり、ヴィータらしさはほとんどどこにも見当たらない。
- 他のメギドたちから「規格外すぎる」と言われるほど。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- 「途中まで成長して丁度いいところで止まった」と言っているので一応本当に転生はしている模様。
しかし「メギドラルに戻ったら」というような仮定の話を何の注釈もなしにしたりとやはり常時メギド目線。
- 初登場は第3章。ソロモンと直接顔を会わせてはおらず、ミカエルと邂逅したのみである。
アスモデウスはミカエルの前に姿を現して「エリダヌス」の残り3体も動き出したことを伝える。
また、ミカエルはアスモデウスが追放されていたことをこの時初めて知る。大罪同盟の崩壊や不死者が水面下で行動していることなど今後の展開に繋がる会話シーンである。
(出典:24話・END)
- ペルペトゥム滅亡の秘密を守る大罪同盟の盟主であったが、ベルゼブフやサタンら後のメギド8魔星の裏切りに遭い、追放される。
- 追放されることは事前に察知しており、先に追放されたアイムにベリアルへの伝言を託している。
元から反撃する気満々である。
(出典:ベリアルのキャラストーリー)
- 当初はバラム同様、追放メギドのコミューンを作る為に行動していた。目的はマグナ・レギオへの反撃と懐柔で真逆であるが。
追放メギドか迫害されている噂を聞きつけては周囲のヴィータを虐殺して回っていた。「不死者」の名はこの頃に圧倒的な戦闘力を持ち、何年経っても老いる事ないアスモデウスに恐怖したヴィータから付けられたもの。
- 追放メギドを助ける(本人曰く甘やかす)のを辞めた後は廃都ペルペトゥムを拠点に構え、ソロモンの軍団に加わるまでは単独で数百年メギドラルとの攻防を続けていた。
- ヴァイガルド、メギドラル問わず多くの刺客と交戦しており、恐ろしく戦闘慣れしている。
不死者の力が行使できない状況であっても、身体能力と戦闘勘で驚異的な戦闘力を発揮する。
(出典:アスモデウスのキャラストーリー)
- 遺跡にアンチャーターのフェイクを置き、ブラフを張っていた張本人。
- バラムやパイモンも知らなかったアンチャーターの事実に通底していた。
これはそもそもアンチャーターが大罪同盟の存在に深い関わりがあるものなので当然のこと。
- ブラフに関して、48話の最後で意味深な回想シーンが見られる。
普段とまるで違う穏やかな態度で「シニュム」と呼ばれる人物と会話している。
- アスモデウスの発言を信じるならばシニュムはヴィータとして生きているファーストアンチャーターである。
(出典:60話・3)
- ストーリー上での立ち位置の重要さに加え、その圧倒的な強さと尊大さ、そして時に理不尽なまでの苛烈さから多くの印象を強く残す人物のため、プレイヤーの間でその力を表現するようなあだ名がたびたび付けられる。
- 48話にてついに手加減抜きのアスモデウスと対峙することになる。
本人歌唱によるボーカル付きの専用曲「混沌より愛をこめて」(歌詞はこちら)が流れる中、形容しがたい威容を誇るアスモデウスに立ち向かうステージはラスボス戦のような趣きすらある。
- 体力減少で行動全体化や永続状態異常である煉獄の炎など目を疑うスペックに圧倒される。
そんなラスボス同然の存在を打ち倒した暁にはアスモデウスもソロモンを(ある程度)認め、仲間として協力してくれるようになる。
- 驚くべきことに仲間になっても弱体化せずラスボス然スペックをほぼそのまんま引っさげてくる。
敵の時は強かったのに味方になったらスケールダウン……のような妥協は一切ない。
弱いアスモデウスなど存在しないのだ。
- 仲間入り以降も相変わらず尊大かつ苛烈で敵にも味方にも容赦ない。
しかし贈り物を受け取ったり回復をしてもらう際には素直に感謝し、仲間の実力を認めるようなことも言うなど、意外と礼節やチームワークをわきまえているところも見せる。
- ただしチームワークについては「他のメンバー全員で自分をフォローすること」と思っている節があり、「仲間など炎の薪にすぎん」という発言も。
MEの確率かばう付与はその点を意識して設定されたものとのこと。バーストならジズだろうがクロケルだろうが容赦なく薪にしてしまうあたりアスモデウスはアスモデウスである。
(出典:一周年記念コメントリレー、ローディング中台詞)
- 暴力的な一面ばかりが取り沙汰されがちだが、メギドラルの計略を見抜ける高い知性と、芸術などの文化的素養も備えている。
誰が呼んだか「混沌の理性」という二つ名もある。
- 奥義と勝利モーションで何故かパーフェクトなジョジョ立ちを決める。
- メギドは自らのメギド体の威容をもって相手を圧倒するのが古くからの由緒正しい振る舞いであり、アスモデウスにはヴィータに転生してもその意識があるためポージングで威圧している、ということらしい。
(ヴィータ姿自体も気に入っておりそれを見せつけている面もある様子)
(出典:【2周年】メギド質問箱)
- キャラクターとは直接関係ないが、声の担当がマルバスと同じ。メギドの兼役の中でも特にギャップの強烈なものとして知られる。
- 「行くぞ……皆殺し☆タイムだ」
(出典:スキル使用時のボイス)
- 元ネタはソロモン72柱の魔神『アスモデウス』。
ゾロアスター教の悪神アエーシュマと起源を同じくし、七つの大罪における『色欲』を司るとも。大罪同盟の元盟主であったり、豊満なバストを持っているのはこれに由来しているのだろう。
また、丁寧に応対したものには天文学の知識などの様々な報酬を与えるとされており、彼女の素直な一面の元ネタなのかもしれない。
- ゴエティアにおいては牛・人・羊・ガチョウ・毒蛇などが混じり合った姿で地獄の竜に乗っているとされる。数多の目・口・触腕などで構成されたメギド体との共通点は少ないが、どちらも混沌としているのは間違いない。
口から火を噴くともされているので、火属性の由来はここだろう。
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祖33:ガープ †
- 【性能・キャラストーリー】
ガープ・ガープ(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
シナリオ中心メンバーの一人。
砂漠の闘技場で剣闘士として生き抜いてきた誇り高き男。
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| | 詳細
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- 砂漠地帯にある違法闘技場で生まれ、剣闘士として生きてきた。
幼い頃からメギドの記憶を取り戻しており、周囲のヴィータたちとは距離を置いていた。
(出典:ガープのキャラストーリー)
- ある時見世物のため持ち込まれた幻獣により闘技場は崩壊。
支配人も観客も剣闘士たちもほとんどが殺されてしまう。
最後に残った剣闘士たちが時間を稼ぎ、ガープと彼を密かに慕っていた世話係の娘イーナを外に逃がした。
- この時の幻獣がソロモンのグロル村を襲った「村喰らいの双貌獣」であり、イーナに背中を押されたガープはこれと決着をつけるため辺境へと旅に出た。
- この一連の戦いの中でヴィータたちにも矜恃があることを知り、またイーナという守るべき存在も得る。
- のちにイーナとは結婚。更に、彼女の体にはガープが守るべきもう一つの命も芽生えていた。
(出典:イベント「ガープの結婚」)
- それでもまだヴィータは脆弱であると感じており、軟弱な姿を見ては呆れたような態度を見せることしばしば。
- まだ未熟なソロモンにも厳しい苦言を呈することがしょっちゅうある。
しかし常に侮ったり見下したりしている訳ではなく、適切な判断を下したり、仲間たちの提案より優れた行動を取った場合はしっかり褒めてくれる。
- メギドラルでは「まつろわぬ諸王」と呼ばれる、中央に従わない有力メギドだった。
- 同じまつろわぬ者であるアマイモンらと「フォルマウス4冥王」として同盟を組み「彷徨う死の王」の二つ名で畏れられた。
- しかし中央の奸計によりお互いに裏切られたと思い込まされ、アマイモンらと決裂してしまう。
そして中央に捕らえられた末追放された。
後に彼らがソロモン王と同盟を組もうとヴァイガルドにやってきた際、誤解は解消された。
詳細はイベントシナリオの「死者の国の4冥王」を参照。
- 贈り物をした時の「お前は俺の母親か!」という迷言のインパクトがあまりにも大きく、プレイヤーからは「息子」と呼ばれ可愛がられている。
- 「ガープの結婚」では回想で本当の母親が登場。
闘技場で働く世話役であり、ガープがメギドの記憶を取り戻して以降は母親を拒絶するようになったが、それでも母親はガープのために、あらゆる手段で尽くし続けた。
しかし我が身を顧みなかった母親はある時倒れ、そのまま死んでしまう。
その最期を看取ったガープは、自分が内心では紛れもない「母親への思慕」を抱いており、それをメギドの誇りにかけて拒絶したかったのだと自覚した。
- つまり「お前は俺の母親か!」は、「母親=何かと世話を焼いてくるもの」という認識がガープにあるからこその台詞……ということになるのだろう。
- ヴィータ名は「セクトル」。
古代ローマの剣闘士の一種が元ネタと思われる。セクトルの装備は短剣と盾であり、ガープのスタイルと通じるものがある。
- リジェネレイトの明確な描写は無く、アジトへ訪れた際にフォラスに生まれてくる自分の子供の名前を付ける相談をしていた頃にはリジェネレイトを終えていた。
- ラッシュのプロフィールにも書かれているように、イーナとの結婚、そして新たなる命の存在とリジェネレイトするきっかけとしては十分であろう。
(出典:ガープ(ラッシュ)キャラストーリー)
- 覚醒スキルは「ジールバッシュ」。自分のHPが低いほど威力の上がる火属性攻撃。
セリフ・モーションはかっこいいが盾役故に攻撃力が低いため中々高火力が出しにくく、初期盾キャラ故に多くの初心者が覚醒ゲージを溜めてしまい「かばうを使うつもりで体力が高い状態でジールバッシュを打ち、必然的に低威力を体験する」ことからよくネタにされている。
ただし「ガープ以外全滅」というような状況では逆転の一手となりえるので捨てたものではない。剣闘士は血で滾る…見せ場はここからだ!
- たまに間違える人がいるが「シールドバッシュ(shield Bash=盾での一撃)」ではなく、「ジールバッシュ(zeal Bash=熱意の一撃)」。
- 6章終盤でついに本編にも登場。ゲーム性能を再現して消耗しきった姿からの必殺の一撃として繰り出された。
- 『地獄の辞典』のガープ(タプ)の挿絵は角と蝙蝠の翼を持つオーソドックスな悪魔の姿で、肩車して人を乗せている。
スフィンクス的なメギド体との共通点は少ないが、星6で多腕になるのは挿絵で人を乗せている→二人分の腕、ということかもしれない。
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祖34:フルフル †
- 【性能・キャラストーリー】
フルフル・フルフル(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
長い間追放メギドと気づかれずに色々な街を転々としながら料理店を営む、常に眠そうな女性。
店の味は「悪魔的」に評判だが、本人が寝たがりでサボっているために店を開けていないことの方が多い。
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| | 詳細
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- 料理が得意という個性ゆえか、イベントや他のキャラクターのストーリーへの出演が多い。
バラム、ダゴン、インプ、レラジェ(ラッシュ)など。
- 料理の腕前は(ちゃんと起きてさえいれば)最高で、フルフルが夕食当番の時は軍団員が全員アジトに集結するほど。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- 王都にかまえた店の名前は「フライング・ヴェニソン」。フルフルの元ネタが空飛ぶ鹿の姿をしていることからとっていると思われる。
- 常人よりもかなり睡眠をとっているはずなのだがいつでも眠たそうにしている。
戦闘中ですらうたた寝している始末で、戦闘が終わったら睡眠不足を解消するためにまた寝るつもりらしい。
(出典:クエスト中会話)
- 召喚では「夜ちゃんと寝てない疑いのあるメギド」としてアロケルと共にピックアップされた。
- 大切な料理の煮込み作業を3日間寝ずに取り組むなど、料理に対してはやはり真剣である。
(出典:レラジェ(ラッシュ)のキャラストーリー)
- 年齢不詳の長命者。ただの店のマスターというだけでなく、バラムとも知り合いであり裏の仕事にも手慣れている様子をうかがわせる。
(出典:バラムのキャラストーリー)
- 普通のヴィータよりも寿命が長いため、街を転々としながら人の中に溶け込んでいる。美食の追求からヴァイガルドの常識を無視してに好き勝手に振る舞っていたダゴンに対しては、(自分の周りでトラブルを起こさせないために)料理の先生になることを申し出る。
(出典:ダゴンのキャラストーリー)
- メギド時代、ヴィータの料理の文化について知る前から、食材を煮たり焼いたり試行錯誤して調理していた生粋の料理人。
- ヴィータ体での食事の内容に拘るメギドは現在においてもごく一部の変人のみであるが、彼女の料理に感銘を受けたメギドも存在する。
ニスロクはその一人であり、バナルマ時代に彼女の料理を食べたことで料理人を志すようになった。
(出典:イベント「師の想い、弟子の想い」)
- そのようなことをしていた理由は、ヴィータ体が普及し始めた過渡期においてヴィータ体でしかできないことを無意識に求めていたため。
- メギド体での戦争は好んでいたがヴィータ体での戦争には馴染めず、戦争に代わり心を駆り立てる何かを求めていた。
- 追放刑もヴァイガルドで料理をするために自分で望んだものであった。
もっとも、実際にヴィータになった後は料理以上に睡眠を好むようになったようだが。
(出典:フルフル(カウンター)のキャラストーリー)
- 眠っていても戦闘ができるようにという何ともフルフルらしい要望でネルガルに自身の新たな武器を作ってもらっていた。眠っていても自動で動くアーム型の電線が伸びたバックパックを新たな力としたこと、またヴァイガルドで対峙することになったリャナンシィがガンコナーの弟子であることを知り、夢の中でガンコナーとの出会いの記憶を呼び起こし、弟子のリャナンシィにもあの時「美味しい」と感じた味を共感して欲しいという想いからリジェネレイトを果たす。
(出典:イベント「師の想い、弟子の想い」)
- メギド体は細長い腕を持ち、大きな角を生やした巨大な悪魔のような風貌。その禍々しい姿は小柄なヴィータ体とのギャップとなっている。
- 悪魔フルフルは上述の通り翼の生えた鹿(正確には肩から胸までと腕は人)という姿。メギド体の枝分かれした角は鹿角のイメージだろう。
背中に生えたパイプのようなものは翼か、もしくは『悪魔の事典』に記述のある炎の蛇の尾のアレンジだろうか?
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祖35:マルコシアス †
- 【性能・キャラストーリー】
マルコシアス・マルコシアス(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
シナリオ中心メンバーの一人。
シスター風の格好をした女性だが聖職者ではなく、正義の心で悪を貫く魔物ハンター。
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| | 詳細
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- 魔物狩りの依頼を受けやってきた辺境のリーゼ遺跡で、巨人型幻獣を追い詰めていた。
しかし他の幻獣にも取り囲まれ、一緒にいた村の自警団を逃がすため囮となり重傷を負っていた。
そこへソロモンたちが駆けつけ指輪が反応して召喚、メギドの力を取り戻したことで一命を取り留める。以後ソロモン一行の旅に加わり、最前線で戦うことになる。
(出典:5話・2)
- 「正義」を絶対の信条とし、この世の悪を決して許さない。
自分の追放は何かの間違いであると信じ、正義を示せばメギドラルもそれを認めて追放を取り消すだろうと考えていた。
そのために「魔物ハンター」を名乗り、追放メギドを見つけては勝手に処刑する「悪魔狩り」を行っていた。
(出典:マルコシアスのキャラストーリー)
- しかし、間違いなく悪人でクズだが問答無用で処刑するほどの邪悪ではないフラウロス、善良なハーゲンティと邂逅し、自分の行いを顧みるようになる。
そこに幻獣に襲われ負傷したアンドレアルフスと出会い、追放が私的な目的で行われており冤罪で追放されたメギドが多くいる事、現在のメギドラルには正義が無い事を知らされる。
メギドラルこそ悪である、と認識したマルコシアスはアンドレアルフスと共に幻獣を打ち倒し、ハルマゲドンを阻止すべく、追放メギドではなく幻獣を狩る魔物ハンターとして再出発するのであった。
- ソロモンたちとの旅の中で成長したマルコシアスは同胞を処刑してきたことに罪悪感を覚えるようになり、無意識のうちに葛藤し苦しんでいた。
自分の正義を見つめ直し、変わりたい自分を思い描くことでリジェネレイトを果たし……そうになったが一度失敗して「デビルマルコシアス」略してデビマルに変身してしまう一幕も。
軍団の仲間たちの助けも有り、元の姿に戻った。その後、自身の在り方にも整理がついたようで程なくしてリジェネレイトを果たしたようである。(描写は不明)
マルコシアスBのプロフィールを読むに、この姿は「仲間と連携して戦う「真・魔物ハンター」バージョンのマルコシアス。
ソロモン王に出会わないまま、職業として魔物ハンターへの道を歩み続けていたらなっていたであろう、別の可能性の姿…」らしい。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- 「悪魔狩り」の一連の行動及び殺害した追放メギドは調停者であるバラムにマークされていた。マルコシアスが処刑した追放メギドはどれもヴィータに多大な害を成す凶悪な者達であり、彼女が手を下さなかったらバラムが同様の処置を取っていたとの事。
彼女自身も善良な追放メギドを処刑してしまった場合は不死者の力を用いて殺害する可能性もあったが、彼女が一線を越える事無く価値観を改めた為にバラムはマルコシアスを一目置くようになったらしい。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保険教室」)
- 「正義」の二文字はもはやトレードマークであり、台詞もキャッチコピーも何かにつけ正義が入る。
- 「正義は勝つ!至言ですね!」や「あなたが善、私が正義です!」など印象に残るボイス多数。
- リジェネレイト版は召喚での実装となったが、その際のピックアップは「激★魔宴召喚」ではなく「激★正義召喚」に書き換わっていた。
- 王都の孤児院出身。
院長であるババかあさんの教育により幼い頃から勧善懲悪の熱血英雄譚に親しんだ結果、立派な悪魂爆殺ジャスティスガールに成長する。
(出典:マルコシアスのキャラストーリー、激★正義召喚バナーキャッチコピー)
- ババかあさんはマルコシアスがメギドであると言うことは知っているがイマイチ理解はしていなさそうな様子。
- 成人しても孤児院に残り、魔物ハンターの収益を寄付したり子どもたちの面倒を見たりしている。
召喚されて旅に出てからも同じで、休暇時には帰郷する。
長く空けてしまったことを気にして、久しぶりに会う子どもたちのために演劇を企画したりと、皆の良いお姉さんである。
(出典:クエスト会話、マルコシアスBのキャラストーリー)
- やや短絡的で思い込みの激しいきらいがあり時に暴走気味にも見えるが、基本的には良識的な好人物。
他人の意見に耳を傾けられる柔軟さや客観性も持っている。
- 悪魔狩りに走っていた頃もその点は同じで、ハーゲンティに出会った際は彼女の反省の弁を聞いて矛を収め、さらに極貧生活で飢え死にしそうという身の上を知ってお金を都合すると約束してあげている。
(出典:マルコシアスのキャラストーリー)
- 王都に到着した際に「追放メギドの知り合いが二人いる」と話しており、ソロモンにハーゲンティとフラウロスを紹介したのはマルコシアスだと思われる。
(出典:シャックス(バースト)のキャラストーリー)
- お人好しで正義感の強いソロモンとは意見が合いやすく、彼を強く信頼している。
寄り道すべきか否かで一行の意見が分かれる中彼の背中を押すことも多々。
- お酒は結構飲む方で、アンドレアルフスと飲みに行ったりなどしているシーンがちらほら見られる。
- メギドたちの中でもしっかり者の印象があるが、そんなイメージからは意外なことに潰れるまで飲んでしまいがち。
酔いが進むと典型的なへべれけ口調になり呂律が回らなくなる。
(出典:【2周年】メギド質問箱、53話、イベント「折れし刃と滅びの運命」)
- ゲーム的には特性の悪魔特効が目を惹く。そもそもが悪魔を題材にするゲームだけあって刺さる相手はなかなか多く、高めの攻撃力と高倍率の奥義もあいまって強力なボスキラーになる。
特に戦力の揃わない序盤にガープと並んでお世話になったプレイヤーは数知れず。
- メギド体は立派な翼を生やした筋骨隆々な狼の獣人。前述した奥義の強力さもあってなかなかのインパクト。
「私の本性は獣!」の口上とともにボスを沈める勇姿が目に焼き付いているプレイヤーも多いだろう。
「私本性獣嵐如破壊力」と略されることも。
- 元ネタはソロモン72柱の魔神マルコシアス。
とても誠実で嘘と曲がったことが大嫌いという驚くほど悪魔らしくない性格の持ち主とされており、悪を憎み正義にこだわるメギドでのキャラ付けと重なる。
- また堕天使でもあり、ソロモン王に「天界に帰りたい」と漏らしたという逸話がある。
冤罪を晴らそうと追放メギドを狩っていた件についてはそちらを参考にしたものと思われる。
- その姿はグリフォンの翼と蛇の尾を持つ狼。メギド体は狼というより狼男だが、翼や長い尾などはほぼそのままのイメージだろう。
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祖36:ストラス †
- 【性能・キャラストーリー】
ストラス・ストラス(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
何事も平穏に、普通に生きることを望む少女。
しかしなまじ力があるせいで非日常的な戦いに巻き込まれがち。
+
| | 詳細
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- メギドラルにいた頃から非戦派だったらしく、ハルマゲドンを否定したかどで追放されている。
そのためヴィータのいち市民としての平穏な生活を気に入っており、このまま普通に一生を終えたいと思っている。
(出典:プロフィール)
- 周囲の人間関係には大変恵まれており、友人達はいまいちヴィータとのズレを隠しきれていない彼女を(追放メギドという素性は知らないながら)恐れも嫌いもせず変わり者として受け入れている。
騎士団へ入った後もチンピラやゴロツキ連中から恐れられる一方で街の人々には慕われ応援されている。
(出典:ストラスのキャラストーリー、ストラスRのキャラストーリー)
- しかし追放メギドゆえの身体能力の高さが祟り、ソロモンに召喚される前から腕自慢の連中に戦いを挑まれるなど何かと面倒ごとに巻き込まれていた。
- 友人からは「喧嘩無敗のストラス」とあだ名されている。
- またストラス自身メギド的な価値観を色濃く残しており、危害を加えてくる相手には割とためらいなく暴力でやり返してしまうのもそこに拍車をかけている。
いざとなれば命を奪うことさえ厭わない危うい一面もあり、友人に絡んできたチンピラを叩きのめした際には殺す寸前で引きとめられ事なきを得ている。
- 非戦主義とは言っても「好んで暴力を振るわない」のであって必要とあらば容赦はしない、という感じ。転生して日が浅いのもあってか他の追放メギド達と比べても割とメギド寄りの思考をしている。
- 当人も自分が身体的にも精神的にもヴィータの「普通」からズレていることは自覚しており、「普通じゃない」と思われることへの恐れを抱いていた。
(出典:ストラスのキャラストーリー、イベント「その交渉は平和のために」)
- メギドラルにおいても相当な実力者だったようで、マグナ・レギオから送り込まれる刺客達を片端から返り討ちにしていた。
あまりの強さと容赦のなさから「普通じゃない」「規格外の怪物」と恐れられており、転生後もそれを引きずっていたようである。
(出典:ストラスRのキャラストーリー)
- 挙げ句の果てにはピックアップ時に「隠れスケバン」と銘打たれてしまったことも。
- そのためソロモンに召喚されて戦うことには消極的で、強くなるたびに普通から離れていくことを嘆いている。
- 間の悪いことに召喚時は行列に並んでいたらしい。
- 店を開きたがったり野菜を作ろうとしたり、模様替えに予算が下りないか聞いてきたりと、アジトでは戦いの合間の平穏を楽しもうとしている様子。
(出典:アジト会話)
- 季節のイベントも積極的に楽しんでいるが、恋愛に疎いせいかクリスマスには予定がないと焦っている。
(出典:ログインボイス)
- 一方でヴァイガルドの平穏を守りたいという気持ちもあり、まったくもって戦いに非協力的というわけでもない。
(出典:強化時セリフ、クエスト内会話)
- 学校を卒業し進路に迷っていた所、その強さを見込まれて、武力で知られるエルプシャフト領トーア公国の騎士団にスカウトされる。
(出典:イベント「その交渉は平和のために」)
- その中で自他共に認める変わり者の画家バルゼィことバールゼフォンと交流し、自分を見つめ直す。
- スカウト自体はトーア公国の独立戦争を未然に阻止するための王都密偵による作戦の一部だったが、騎士として友人や人々の平穏な暮らしを守ることも自分が望む「普通」だと気づいたストラスは作戦終了後も騎士団に在籍することを決める。
- この時の決意に反応してリジェネレイトの兆候が発現。
迷わず自らソロモンのもとへ向かい、リジェネレイトを果たした。
- 騎士団に入ってからはますますその勇名を轟かせており、不良グループや犯罪組織を一人で叩き潰した功績から「百人潰しのストラス」と新たな二つ名まで頂戴している。
- 順調に「普通じゃない」逸話を積み上げており、街道を塞ぐ落石をハンマー一撃で粉砕したうえその場所が「ストラススポット」なる名所と化したり、訓練のために重い鎧を着て疾走する姿をトーア騎士団の最終兵器「ストラスストライカー」と呼ばれたりしているらしい。
しまいには悪の秘密結社の構成員1万人相手に1人で無双し、囚われの王子様を救い出して一夏の甘い時間を過ごした……という筋の「ストラスロマンス」なる小説まで出版されたらしく、トーア公国を中心にヒットしているとのこと。
当人の望みとは裏腹にすっかり有名人になってしまったようだ。
(出典:2周年記念・メギド質問箱)
- また懲らしめた不良達には更生を願って優しく接しており、彼らからも姐さんと呼び慕われている。
本人にその気はないのだが、柄の悪い連中には本当にスケバン扱いされるようになってしまった。
(出典:ストラスRのキャラストーリー)
- 容易く家屋の壁を蹴破り、恐らく3mを超える壁を軽々超えるほどの飛び抜けた身体能力や暴力への嫌悪がありながら力を振るう事を躊躇しない点は同じ追放メギドであるエリゴスから見ても異質らしい。
(出典:エリゴスBのキャラストーリー)
- やや自覚は薄いようだが容姿に優れていることを度々言及される。
街のチンピラ曰く「上玉」、バールゼフォン曰く「べっぴん」、王都の密偵曰く「おきれいだと思います」。特にこの密偵についてはソロモンが追加の人員を召喚しようという話になった時「ストラスさんだといいなあ……」と考えていることから気がある様子。
(出典:ストラスRのキャラストーリー、イベント「その交渉は平和のために」、イベント「美味礼讃ノ魔宴・前編」)
- 一方で当の本人は「強いより可愛いって言われたい」とよく嘆いている。
(出典:進化時台詞)
- トーア公国騎士団に所属してからはめきめきとその頭角を現す。本人の意思とは別に…。
既に騎士団の中で敵う者はおらず、年功序列ではなく強い者が騎士団を率いるというトーア公国の伝統にならって次期騎士団長のポストも目前に迫っている。もちろんストラス本人は「普通」の騎士団員でいることを望んでいるが…。
(出典:イベント「トーア公国御前試合」)
- トーア公国の武を競う祭典「鉄血祭」にも騎士団を代表して出場することとなる。また、この催しに乗じて新トーア公シュタールの暗殺計画が企てられていることもヒュトギンが掴んでおり、暗殺阻止の役目も担っていた。
- とはいえ本人は大勢の前で目立ちたくないと出場には消極的であり、一緒に参加したボティスに勝ちを譲る話を事前に持ち掛ける始末である。
その後、なるべく目立たないように勝ち進もうと控えめな戦い方をするも、暗殺計画に加担していた、正体は純正メギドであるバロールとトーナメントで当たる。
- 戦闘開始後すぐにストラス、そしてバロールは両者共に相手が只者ではないことを見抜く。バロールの本気の猛攻を受けてストラスは彼がトーア公の暗殺を行おうとしている相手であることを確信する。<「普通」じゃないと思われても、この人には勝たないと…!>とストラスは目つきを変える。
観戦していたアマゼロトに「実にいいですね」と言わしめた本気のストラスはバロールを圧倒する。
バロールも自身の腕を犠牲にして勝ちを捥ぎ取ろうとした決着の瞬間、ストラスは転倒しバロールの一撃を貰い敗北してしまう。
- この転倒はバロールを勝たせるために共謀していたメギドのザミエルが放った「魔弾」による妨害工作であった。
こうしてストラスは鉄血祭で敗退してしまうが、その後も勝ち残ったボティスに対戦相手のアッシュの足の速さに対する対策法を一度で見抜きアドバイスするなどの助力となった。
- プレイアブルキャラとしての性能面では低確率ながらスキルにスキル追加が付いているのが特徴的。
現在は修正済みだが当初は1ターン中1キャラに積めるフォトンの累計数に上限がなく運次第で永遠にスキル攻撃が可能だったので、「ストラスなら理論上どんな敵でも1ターンで倒せる」と言われていた。普通ではない。
- メギドクエストで敵に出てきた場合、油断していると1ターン目からスキルを連発されて一方的にスナイパーを潰されたりすることも。
- リジェネレイト後はゴリゴリの点穴アタッカーに変貌。「みんなの平穏のために自分が戦う」というスタンスからか他メンバーの点穴を
カツアゲ徴収して自分が殴るというスタイルに。
余計スケバンっぽくなったともっぱらの評判。
- 武器は槍だが、穂先が幅広で柄に大きな持ち手がついているなどスコップのような形をしている。
- 「私の武器は庭仕事もできますよ」という発言があるため、本当にスコップであると思われる。
(出典:クエスト内会話)
- 余談ながらスコップは日用品として使われる一方でリーチが長く殴ってよし突いてよし切ってよし盾にしてよしの万能武器でもあり、軍隊でも緊急時の白兵戦用武器として扱われることがある。塹壕を掘るのにも使われ、塹壕内や密林での近接武器では取り回しの良さや利便性、携帯のしやすさから最適武器とされることもある。
本人は平穏な日常を求めているのに戦いに駆り出されがちなストラスにはぴったりの得物と言えるかもしれない。
- 戦う意思を固めたリジェネレイト後はアサガオの葉を模した槍に持ち替えている。
- バースト版の奥義を除き、技名は基本的に四字熟語で統一されている。
モーションもカンフーアクション的なものが多く、全体として中華風なイメージでまとめられている。
- ラッシュ版の奥義モーションでは見事な飛び蹴りを披露する。
一瞬空中で静止してポーズを決めるあたりはカンフーというよりライダーキックのようにも見える。
- 余程の理由(一度肉体が死ぬ、及びそれに匹敵する精神的な影響)が無い限り、基本的にリジェネレイトを果たした後も、しばらくすれば元の姿(=シナリオ上の立ち絵)に戻ることが多いが、ストラスは少し特殊である。アジトや私生活では元のバーストの姿で登場し、トーア公国騎士団の公務で登場する際はラッシュの姿となる。
- というのも、ラッシュの衣服はトーア公国騎士団の女性団員服なのである。
無骨な鎧に身を包む男性団員と違い、随分と華やかである。
- メギド体はカブトムシ(リジェネレイト後はクワガタ)とフクロウを混ぜ合わせたようななんとも言い難いもの。
- カブトムシのように木を見張り、フクロウのようにそこに集まってきた虫やトカゲを食べていたらしい。
- 元ネタであるソロモン72柱の魔神ストラスもフクロウの姿をした悪魔である。薬草学の知識を持つといい、ガーデニングに興味があるような言動はここから来ているのかもしれない。
『地獄の辞典』では王冠を被ったフクロウの挿絵が入っており、カブトムシ・クワガタの要素は王冠を兜と置き換えての連想だろうか。
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祖37:フェニックス †
- 【性能・キャラストーリー】
フェニックス・フェニックス(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
長い黒髪が印象的な物腰柔らかで礼儀正しい青年。
家業を継いで処刑人の仕事をしている。
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| | 詳細
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- 一人称は「私」で常に丁寧な口調で話す。
顔立ちや髪型もあって中性的に見える青年。
- 体型もぱっと見は細身に見えるが、モデルをよく見るとはっきり割れている腹筋の影が服に写っている。
罪人に苦痛を与えないようにと考えているため、生半可にならないよう日頃から鍛えているものと思われる。
- 性格はメギド時代からひかえめで礼儀正しかったと言われている。
(出典:プロフィール文)
- ヴィータとなってもそれは変わっていない。
基本的にいつも冷静で落ち着いた印象を受ける。
- ただし、それは仕事柄努めてそうしようと振舞っている部分もある。
戦闘中など予期せぬことがあると少し崩れて素の表情も覗く。
自由奔放に生きてきた罪人の語る言葉に動揺してイラつく場面もあった。
(出典:戦闘中ボイス、フェニックスのキャラストーリー)
- 処刑の仕事は減っているらしく、本業が暇で助かると呟いている。
(出典:アジト台詞)
- 様々なメギドのキャラストーリーでバリエーション豊かな凶悪事件を拝めるのだが、ヴァイガルドの治安は多少良くなってきているのだろうか。
- 同じ(と言えるのかは微妙だが)処刑人のアラストールからは一目置かれているようで、敵を取り逃がしたことに対し意外そうな反応をされていた。
(出典:イベント「悪魔の塔を攻略せよ」)
- イベントで明かされたヴィータ名は「ルイゼット・ヤミダ」。
(出典:イベント「忌まわしき「蒼の組曲」」)
- ルイゼットはギロチンの別称、ヤミダは江戸時代の処刑人「山田浅右衛門」が由来と見られる。
- 領国トウラクで処刑人を務めてきたヤミダ家の長であり、歴代のヤミダの中でも最高の腕を持つと評されている。
(出典:イベント「忌まわしき「蒼の組曲」」)
- 人を断罪しその命を奪う重い役目を負う故に、<斬れぬ刀(剣)は折らねばならぬ>、すなわち罪人を誤認したり逃亡を許したりといった失敗を犯した者は死をもって責任を取るという過酷な掟が定められている。
- 仕事には誇りを持っていたが、人から忌まれる職業であることも自覚していた。
そのため大切な仲間の一人として接してくれたソロモンには感謝している。
- 同イベントで、かつて自身の無実を訴えながら処刑を受けた罪人がアントーンによって操られていた冤罪人だったことを知ったフェニックスは、無実のヴィータに入り込み羽虫の本体は生き続けるアントーンを自身の体内に取り込みその身を焼いた。誤った罪人を処刑した者は自らの死をもって責任を取るというヤミダ家の掟に従い、アントーンを道連れにしてルイゼットは死亡する。
- しかし、フェニックスというメギドの持つ類稀なる蘇生能力により付近の火山の火口へ不時着、フェニックスの復活を確信したソロモン達が迎えに行くシーンでこのイベントは締めくくられる。
- 他にも少数いる「実際に死亡したことがある」メギドの例に漏れず、この後の時系列でバーストの姿のフェニックスは出てこなくなる。ソロモンの指輪でリジェネレイト前の姿で召喚することもできるが、一部メギドはその姿に戻すことはできないと4周年の質問箱にて語られている。
- カトルス教の所業がメギド72に露見した際には、いざという時にはフォルネウスを処刑するようフォカロルに頼まれていた。
- フェニックスの意図とは関係なくフォルネウスは死亡してしまうが、その後フォルネウスは奇妙な経緯を得て復活。その後はフォルネウスの行動に対し、フェニックスが警戒するという独特の関係性が構築されることになる。
- 4周年カウントダウンはフェニックス(カウンター)で始まり、最終日はフォルネウス(バースト)で締められている。
- カウンターの勝利モーションでは読書をする。「静」の動きが美しい。
実は読書家である。但しアンドロマリウスやアムドゥスキアスのように本を読み漁るのではなく、一冊の本を時間をかけてゆっくりと読み進めるのが好きらしい。
物語はあまり読まない。好んで読むのは自叙伝や評論、そして詩集である。
(出典:メギドの日2020質問箱、4周年カウントダウン)
- デザインを担当した高木氏は当初フェニックスを女性キャラと勘違いしていたらしい。
プロデューサーから男性キャラだと指摘を受け、表情や体型を調整して軌道修正したとのこと。
中性的な雰囲気になったのはその名残もあるのだとか。
(出典:シシララTV・メギドの日カウントダウン前夜祭、52:25頃)
- メギド体は火の鳥フェニックスのイメージそのまま。悪魔でも不死鳥でもフェニックスは火の鳥とされているため、素直に踏襲したのだろう。
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祖38:ハルファス †
- 【性能・キャラストーリー】
ハルファス・ハルファス(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
巨大な斧を抱えた小柄な少女。
自己主張が弱くとても優柔不断で、決断を人に委ねがち。
+
| | 詳細
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- とにかく何をするにも迷うたちで、とっさの判断が必要な時でさえつい考え込んでしまう。
- 良くないことだという自覚はあり、何でも自分で決められるようになりたいと思っている。
しかしなかなか直すことができず、時に仲間からやんわりとお叱りを受けてしまうことも。
(出典:進化時台詞、ハルファスのキャラストーリー)
- ゲーム的にも優柔不断な点が反映されているのか、狙う相手を決める必要のない列・全体攻撃がメインで単体攻撃は出足の遅い覚醒スキルが中心、そして状況判断に時間がかかるからか素早さは全メギド中最下位、といった性能になっている。
- 信頼する相手に対して依存心の強いところもあり、急な決断はソロモンにお願いすると言っている。
これについてはソロモンも少々困惑気味な表情をしていた。
- ただ日頃は自分が何をしたいかもあやふやなことを思うと、自ら望んで「ソロモンに決めてもらう」という選択ができたこと自体が異例とも言える。
そういう意味では自身の優柔不断さも受け入れてくれたソロモンに対する最大限の信頼と好意の表れとも解釈できる。
(出典:ハルファスのキャラストーリー)
- パン屋に追われる泥棒を見て、「せっかく作ったパンを盗まれたパン屋」と「貧困から家族のために盗みを働いてしまった泥棒」の両者の立場を考えるなど、ものを多面的に見ている。
それ故に決断が苦手という節もあるようだ。
(出典:ハルファスのキャラストーリー)
- 最近では悩んだソロモンに相談役を頼まれることがある。ソロモンが気づいていなかった物事の一面や選択肢を提示することができ、結果的にソロモンの決断を促すことが出来ている。物事を多面的に見ていることがソロモンの助けになっている。
- 優柔不断な点はメギドラル時代もそうだったようだが、転生後に過酷な幼少期を過ごしたことで悪化してしまったとのこと。
- 両親は武器屋だが二人とも既に他界しており、得物の大斧はその形見。
メギドで「過酷な幼少期」といえばまず虐待が思い浮かぶところだが、今のところ親とどういう関係だったかについては明らかになっていない。
ただ少なくともハルファスの側は両親を大切に思っているようで、「もし生きていてお腹を空かせていたら二人のために泥棒もしてしまうかもしれない」と語っている。
- 物置部屋を「昔の家に似てて落ち着く」と言っているあたり暮らし向きが良くなかったことは間違いなさそうである。
(出典:プロフィール、ハルファスのキャラストーリー)
- 両親は街の人々に殺され、店は焼かれたため今はもうない。
(出典:【3周年】メギド質問箱)
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| | イベント「汝、罪人なりや?」ネタバレ
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- ヴィータとしての名前は「アリン」で、上述してる通り貧乏ながらも武器屋で両親に育てられた。
武器はそこまで売れず貧乏ながらそれも平和の証と考え穏やかに過ごしていたが、盗賊団が襲来することが判明し他の町の自警団に武器を無料で融通するように町長から頼まれる。
だが盗賊来襲の情報を知った町の人々が武器を求め来訪、そこに急襲した盗賊団と雇われた自警団も集まり武器屋一帯は文字通りの乱戦状態と化した。
ハルファス自身は地下室に隠されたが、両親は乱戦に巻き込まれ死亡、武器屋は燃やされ誰も持って行かなかった巨大な斧だけが残された。
取り残されたハルファスは数日後、自ら残された斧を持って放浪の旅に出ることとなった。
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- 「決められない」のは何も考えていないのではなく、むしろ物事を広く深く捉えることに長けている。その思考能力の高さはメギドラル遠征において遺憾なく発揮される。また、牙の内海での罵美優蛇との戦争となった際に「退くか」「戦うか」を迫られたソロモンに対し、<いい結果を、作るの どっちに決めるじゃなくて… ソロモンさんが決めた方を私たちで「よくする」から>という言葉をかけソロモンの迷いを断ち切る助力となった。
(出典:65話・5)
- ソロモンが罵美優蛇の陣地で「魚」しか召喚できなくなった際にも、リヴァイアサンとの戦闘でその現象がリヴァイアサンを召喚しきれていない為に発生しているものだと尽き止めた。
(出典:68話・END)
- 牙の内海の戦争の大詰めの際にも「海を取り戻す」という理想が先行し、作戦の具体案を何一つ提示できなかったソロモンが頼ったのがハルファスであった。うまくまとまらない頭の中の考えをハルファスに聞かせ、ハルファスの「決めた」物事に対する遂行能力をヒントに二人で戦略案を錬る。そうして次元海溝ゲートから海の水を戻しマグナ・レギオの軍団を一気に水責めにするという戦術的にも後の戦略的にも利益を得る勝算に辿りつく。
(出典:69話・5、70話・冒頭)
- 遠征中、サタンから「俺の元に来ないか?」と誘われた際にはハッキリと断っている。ソロモンの元に来て少しづつ自分で「決められる」ようになっていることをサタンからも好意的に捉えられていた。
(出典:83話)
- 小柄な体格に似合わず相当な怪力の持ち主で、大斧を軽々と振り回して戦う。
- 本人曰く「一番大きいのを選んだ」とのこと。
(出典:クエスト内会話)
- この斧の重さは半端ではなく、実戦レベルでこれを振り回せるのは他にブネとモラクスくらいと明かされた。
昏倒したアンドレアルフスとロノウェを両肩に担いで走って逃げたこともあるらしい。
(出典:メギド質問箱・回答No.05)
- ぼんやりふんわりしているリリムとは波長が合うのか一緒にいる姿を見かける。
- 料理を取りに行きもせず遠巻きに見ている二人をアガリアレプトがまとめて世話していた。
妙に面倒見たくなる「生存競争弱者コンビ」なのだとか。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- メギド体は爆撃機とモモンガの合いの子と言った感じ。物々しくも可愛らしい外見で、ギャップ重視なデザインが多いメギド体にあって珍しくヴィータ体とイメージが一致する。
- 体はかなり小さい方で、ヴィータ体の身長とメギド体の全長が同じ。
- 奥義ではレーザーやミサイルを派手にぶっ放して地上を爆撃する。
メギドラルでは焼くとパンのように膨らむ木の実を好んで食べていたようで、爆撃して程よく焼けたものを拾っていたそう。
- 変身する際は先に尻尾が生え片手だけ変わる演出が入る。かわいい。
- 元ネタはソロモン72柱の魔神ハルファス。戦争に関係する権能を持つ悪魔で、武器弾薬の満載された城塞都市を作り上げたり軍勢をどこでも好きな場所に送り込むことができるという。
ヴィータとしての生まれが武器屋であることや、メギド体に爆撃機の要素があるのはそういった原典におけるイメージを元にしたものなのだろう。
姿はヒメモリバトともコウノトリともいわれるが、滑空できるとはいえモモンガというのはかなり大胆なアレンジである。
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祖39:マルファス †
- 【性能・キャラストーリー】
マルファス・マルファス(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
王都にて学業に励む優秀な学生。
皮肉屋だが根は善良で、周囲の尻拭いをさせられがちな苦労人でもある。
+
| | 詳細
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- 冷静で頭の回転が速く、勘も鋭い。かつ多方面に博識と大変優秀。
- そのためメインシナリオでも活躍する機会が多い。
三界とフォトンに関するバルバトスの仮説に理解を示しつつ疑問を提示したり、医学の知識があるためアンドラスから助手を頼まれたりしている。
(出典:53話・5、56話・2)
- 「優秀な学生である」ことは幾度となく強調されているが、学生として何を専攻・研究しているかは明らかでない。
- 学校では休み時間に「ハルマゲドン考察」という本を読んでいた。
ただし本人曰く「暇つぶし」とのことなので研究対象かどうかはやはり不明。
(出典:マルファスのキャラストーリー)
- リジェネレイト後は建築家を目指し、建築に関する本を徹夜で読み漁る姿が見られる。
(出典:マルファスBのキャラストーリー)
- シャックスとは同じ学校の生徒であり、その縁もあってか彼女周りの事件に巻き込まれることが多い。
シャックス特有の距離感や鳥頭っぷり、トラブルメーカー具合に辟易する一方で、どんな苦境にもメゲないタフさなどには一目置いている。
(出典:シャックスのキャラストーリー、50話・END)
- シャックス共々現在は休学中。
(出典:アジト台詞)
- 困っている相手は見ていられなくなるのか割と誰にでも世話を焼く傾向にあるため、行動の一部始終が危なっかしいシャックスのことはむしろ自然と一番面倒を見ることに。
- 関わりたくないのに手助けしてしまう自己矛盾で思考が不具合を起こすのか、シャックスが喋り始めただけでも慌てふためく。ソロモンはそんなマルファスのことを、優秀なのに<シャックスのひとピヨでガタガタになる>と思っている。
(出典:63話・3)
- 普段からシャックスをぞんざいに扱っているものの、迷惑をかけられることに困っているだけであり、彼女自身を嫌ったり憎んだりしている訳ではない。
- それどころか危ない目に合いがちな彼女のことを心配している様子が見て取れる。寄生キノコを食べて昏倒した際には〈僕が悪いのか!?一緒に…〉(ついていかなかったからこんなことになったのか)と自責するようなことを口走ってすらいる。
(出典:イベント「ソロモン王と悪魔の鏡」)
- 6章2節時点では、コラフ・ラメルでパイプ役を兼ねてアルバイトをしている。
(出典:53話・6)
- バイトをする中で料理をマスターに仕込まれたらしく、7章1節時点ではすっかり料理上手の一員になっている。
- アジトにおいてはアモンやブエル、キマリスといった年少組の勉強を見る講師のような役目も負っている。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- 美形であると度々言及される。学校では女子生徒の話題や注目の的になり、プランシィはコラフ・ラメルはマルファスが働いていると女性客が増えるのでは、と予想した。
(出典:マルファスのキャラストーリー、53話・6)
- ヴィータ体に翼が生えているのは召喚後メギド体になった時の影響らしい。
- 建物との融合で失われたマルファス本来のメギド体の一部が表面に現れたものではないかとソロモンは推測している。
(出典:65話・1)
- 質問箱の回答によると「軽い召喚事故」。
意識すれば消すことができるが、逆に言えば意識しないと消せないということであり、寝ている間に翼が出てしまったせいでベッドから転がり落ちたことがあるらしい。
(出典:【2周年】メギド質問箱)
- 元ネタは建築の力を持つカラスの悪魔・マルファス。
ヴィータ体に翼が生えていて(故にカラス野郎と呼ばれることもある)、メギド体が巨大な建造物なのはそれに由来していると思われる。
- メギド体を構成している建物はかつてヴァイガルドと交流が絶えた後それを懐かしんだメギドが作った建物群ビルドバロック。融合タイプのメギドであるマルファスは発生直後から建物に執着し、ビルドバロックを取り込んでいった結果建造物のようなメギド体が出来上がった。
(出典:63話・END)
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祖40:ラウム †
- 【性能・キャラストーリー】
ラウム・ラウム(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
かつては凶暴なメギドとして知られたが、厳格なヴィータの両親による教育の結果善良な人物となった。
だが荒々しいケンカ腰の口調は治らず、強面なのもあって誤解が絶えない。
+
| | 詳細
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- 軍団内でも最も善良かつ真面目と言っても過言ではない好青年。
にも関わらず鬼の形相と言われてしまう人相の悪さに加え常に怒鳴るような口調で喋る癖があり人を怯えさせてしまいがち。
- 幻獣の被害にあったヴィータの所へボランティアに行きたい、など大変立派な事を言っていても「オラァ!」などという語尾がついてしまう。
そして誤解されてもあまり腹を立てたりしないので訂正もさしてすることなく、誤解されっぱなしとなる。
(出典:アジト台詞、ラウムのキャラストーリー)
- ソロモンや仲間を労わり、気配りする台詞や描写も多いが、やはり口調は荒々しい。
善意で料理をよそおうとするも臆病なアンドロマリウスを怯えさせてしまったことも。
(出典:アジト台詞、イベント「ドキドキメギドの保険教室」)
- アンドロマリウスについては(顔は怖いが)実はいい人?と認識を改められ打ち解けることができた様子。
アンドロマリウスが本の市へ出かけた際には荷物持ちにつきあわされている。
(出典:イベント「死を招く邪本ギギガガス」)
- 約束は決して違えず、ニスロクにも認められるほどテーブルマナーも良い。
いつも人助けをすることを考えており、ソロモンに呼ばれれば必ず駆けつける。
- 都合の悪い時はその意思を伝えればソロモンも無理に召喚することはないのだが、着替えが途中だった時でも断らずに召喚されてきたこともあったとか。
(出典:イベント「美味礼讃ノ魔宴・後編」)
- ヴィータ名はアルフォンソ。
父が一代で財を成し、裕福な家庭で育つ。
(出典:イベント「美味礼讃ノ魔宴・後編」)
- 父の名はステファーノ、母の名はジュリアナ。
元から富裕層だった訳ではないためか、話し方などは庶民的。むしろステファーノのノリは息子とそっくり同じヤンキー調である。
- 両親には今でも頭が上がらないらしく、まめに手紙を書いているようだ。
(出典:アジト台詞)
- 父は古き血筋を引いており、ラウムにもその力は受け継がれている。
そのため転生メギドだがフォトンを見ることができ、ソロモンが拾いこぼしたフォトンを指摘することがしばしばある。
- バースト版で確率チャージフォトン追加の特性があるのはこのためらしい。
- メギドであることは両親に隠していたが、メギド体に変身して暴走してしまった事故の際に露見する。
グレモリーから追放メギドについて説明を受けた両親が最終的に息子を信じメギドであることを受け入れたため、以降は両親からも「本当の名前」であるラウムと呼ばれるようになった。
長年の負い目から解放されたことと、暴走した状態から元に戻ったことからリジェネレイトを起こし、その場にいたソロモンに再召喚を受けた。
(出典:イベント「美味礼讃ノ魔宴・後編」)
- 中々慣れないのか、ステファーノは間違えて「アルフォンソ」と呼んでしまって「ラウム」と言い直すことも。
ラウムはどちらでも構わないと言うのだが、ステファーノは<ちゃんとした名前で呼びてェ><そのほうが混乱もねェ>と譲らない。
(出典:ラウムCのキャラストーリー)
言葉通りの理由でもおかしくはないが、前述の事故の際にラウムは<転生する時に本当の「アルフォンソ」の魂を取り込み殺してしまっている>負い目を吐露していることもあり、罪悪感を意識させないためにあえてヴィータ名を避けているのかも知れない。
- 彼も18歳であり、アドラメレクによるハルマ挑発計画の実験台である可能性がある。
アンドラスの項を参照。
- 通常のヴィータよりも戦闘力に優れる追放メギドの中でも、衛兵の集団を軽々打ち倒す、不死者と同様の力を持ったメギド相手に短時間とはいえ互角に渡り合うなど、指輪の支援のない「素」での戦闘力の高さが目立つ。
(出典:ラウムのキャラストーリー、50話・END)
- アジトでは力自慢を活かしてか、買い出し係を買って出るらしい。
(出典:イベント「キミに捧げし大地のソナタ」)
- 好きな食べ物はドーナッツ。
(出典:イベント「美味礼讃ノ魔宴・後編」)
- 子どもの頃からの好物のようで、メギド体で暴走してしまった際、母からこれを食べさせられたことでヴィータの心が蘇り事なきを得る。
- 進化時にもカエルドーナッツを要求してくるタイミングがある。
いかつい槍や服に腕輪、ボスの素材が並ぶ中ぽつんと右上に置かれた可愛いカエルのドーナッツはインパクトがあり、プレイヤー間でもよく話題になっていた。
- メギド体はまるまるとした獣脚類のような姿をしている。星6の姿ではズラリ細かい歯が並んでいる。
- 狂犬という異名を持つがとても犬には見えない。あくまで気性を表した呼び名なのだろう。
ステファーノも彼のメギド体を見て<4,5メートルの猪のような化け物>と表現しており、犬とは思われていない。(出典:イベント「美味礼讃ノ魔宴・後編」)
- メギドラルでは主にモグラ型幻獣を食性としており、ニスロクによって料理されたモグラ・マグラを食べたことでメギド体に変身して暴走する事件へと繋がってしまった。
(出典:イベント「美味礼讃ノ魔宴・後編」)
- 追放されてからもこの食性の感覚は残っており、メギドラル遠征でも活躍した。
「ウゴロモチ」の地下からの奇襲に先んじて気付きソロモンに伝え、討ち倒した後は遠征隊の大切な食料となった。
フライナイツの砲撃を受けた際には、サタナキアの発案で「貫穿土竜」が巣穴とする大きな地下道を見つけ出し、軍団の窮地を救っている。
(出典:61話、91話)
- ちなみに悪魔ラウムはカラスの姿をしているという。獣脚類は鳥の祖先ではあるし、色も黒なのでメギド体との共通点は無くはないか。
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祖41:フォカロル †
- 【性能・キャラストーリー】
フォカロル・フォカロル(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
元王都騎士団所属の軍人。
自他に厳しく怠惰を嫌い、常に小言が絶えない説教魔人。
+
| | 詳細
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- 召喚前は王都の騎士団に在籍していたが、他人に厳しく当たりすぎて「協調性が欠けている」とされ、地方で崩壊寸前になっている駐在騎士団に左遷される。
(出典:フォカロルのキャラストーリー)
- しかし幻獣から逃げるので精一杯の騎士団を鍛え上げ、立派な軍隊に成長させた。
自分自身も他者を信頼することを学び、得た物があった様子。
- メギド素材の二つ名「鬼教官」はこの辺りのエピソードを思わせる。
プレーヤーからもよく「教官」と呼ばれている。
- 最初は疎ましがられた隊の人々にもすっかり慕われるようになり、やるべきことができたからと辺境へ去ったフォカロルは別れを惜しまれていた。
- その後赴任した辺境の村でも寄せ集めだった隊員たちを鍛え上げ騎士団と呼べる隊にしあげている。
ここでも村人や部下から大変慕われることになり、愛剣の修復のため再訪した際には自分から頼まずとも協力を申し出てもらっている。
(出典:フォカロルRのキャラストーリー)
- ヴィータたちのみならず、メギド72の軍団員たちをも鍛え上げている様子。
- 前線に出る機会が少ないサポーターや年少組にも出来るだけ訓練を積むよう勧めている。戦闘を好まない者も多いこの層には、やる気が出るようにと訓練を行うごとにフォカロルスタンプなるものを与えている。
(出典:イベント「ソロモン王と悪魔の鏡」)
- 集めた場合の特典は、メギド質問箱にて明かされた。
+
| | その特典とは?
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本来はスタンプを集めてもこれといった報酬は無かったのだが、マルコシアスとハーゲンティを始めとした一部メギドに抗議され、方針を変更。フォラスとソロモンに密かに相談し、フォカロルスタンプを一杯に溜めた者には、ソロモンから「まだ誰ももらったことのない極上の贈り物」をもらえるのはどうだと提案し、いずれ実行に移されるらしい。
現状フォカロルスタンプを集めきった者はいない。また報酬の内容も他のメギドには伝えていないようだ。
(出典:【メギドの日】メギド質問箱)
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- とにかく何かにつけ説教が飛んでくる。アメはほとんどない。
物を贈っても「媚びを売るな!」に「顔色を伺うな!」。
戦闘不能の昏倒直前まで説教し足りないとこぼす始末。
- 贈り物時に「貴重品を勝手に配るな!」と怒られることがあるがこれには理由があり、フォカロルがアジトの所有物の在庫管理をしているため。
正当な理由や報告なしに数が減っては困るのである。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- ただし、使うべき時と判断した場合はその限りではない。
(出典:56話・1)
- 辺境騎士団時代、指導の手腕に感嘆した隊長から素性を問われて「ちょっと幻獣退治が得意で、ちょっと人より口うるさい…それだけの男だ」と自称していた。
もっとも、実際には説教魔神の自覚はあることが窺える発言もしている。
(出典:フォカロルのキャラストーリー)
- ログインボイスでは春夏秋冬四季折々の時節を感じるお説教が聞ける。
梅雨に雨を降らせるのは空の仕事なので文句は禁止。
(出典:ログインボイス)
- バレンタインやクリスマスと言った皆が楽しむイベントでは水を差さないよう説教を控えようと心がけてはいる様子。
- ホワイトデーにはクッキーをちゃんと用意してくれる。説教カード付きだが。
- 在庫管理の他、アジトを経由した情報連携役もこなす。
基本的にアジトに常駐していそうな様子。
(出典:49話・1)
- 指摘された協調性の他は兵士として非常に有能であり、確かな判断能力と戦闘力を持ち合わせている。
- 無人島で一人仲間とはぐれ遭難した時も状況を冷静に分析して生き抜き、無事仲間と合流を果たしている。
(出典:ウェパルBのキャラストーリー)
- ヴァイガルド防衛戦においては随所でその場の人員を取りまとめ、各人に指示を出している。
(出典:6章全般)
- 覚醒スキル「フェイタルブレード」はしっかりと強化を重ねて使えば大変爽快な技で、愛用者が多い。
フォカロルを召喚または星6進化させたタイミングでフェイタルブレーダーを名乗り出すプレーヤー多数。
- ちなみに特徴的な武器の名称は「エクス・マキナ」。フェイタルブレードはあくまで技名である。
- フォカロル自身も愛剣たるエクス・マキナに対して非常に強い思い入れを持っており、それを用いて放つフェイタルブレードを「絶技」と呼んでおり、
奥義を差し置いて自分のアイデンティティの一つと認識している様子。
(出典:イベント「折れし刃と滅びの運命」、78話・6)
- 星6で武器が「グラン・ヴィント」に進化するが、これは一度壊れてしまったエクス・マキナを職人との協力の元蘇らせた新たな姿である。
(出典:フォカロルRのキャラストーリー)
- 思い入れの深さもあり、酷使しすぎて壊れてしまった際には説教も出なくなるほどに凹み、自分を責めていた。
(出典:イベント「折れし刃と滅びの運命」)
- さすがに見かねた仲間達が新しい武器を贈ろうとしたが効果は無かった。紹介された武器はそれぞれ
・200人のヴィータをなます斬りにしたいわくつきの逸品の剣(ウァレフォル)
・古代に実際に使われた、上部が開く仕掛けの拷問器具(フルカス)
・処刑器具の、痛みもなく一瞬で死に至る針(アラストール)
と、明らかに贈り主の趣味が反映されている。
特に武器ですらないフルカスには、傷心のフォカロルでも<…拷問器具と武器を履き違えるな>とキレの無いツッコミを入れた。
- デオブ村での一件の後、改めてネルガルも呼びエクス・マキナの本格的な修復を行う。修復に必要な部品を集める為に訪れたエクス・マキナを拾った古代遺跡では副産物として別の武器の残骸も入手する。
上述の通り、エクス・マキナはネルガルや職人たちの手でグラン・ヴィントとして蘇り、一緒に持ち帰った残骸も修復され「フライ・クーゲル」と名付けられ、弾丸を撃ち出す機械の槍としてフォカロル第二の武器となった。
- 明確なリジェネレイトを発した描写は無く「武器を持ち換えた」ことによる戦術的変化の側面が強い。但し、王都の騎士として過ごした地でかつての部下と再会し協力を得たことや、多くの人々の手によって自身の武器が蘇ったことなど、フォカロルの内面に、より信頼関係を大切にする変化があったことも伺える。
- フォカロルとソロモンはアジトに潜入していたプーパを発見する。敵意は無く、強くなるためにやってきたプーパ達をフォカロル教官は鍛え上げることとなる。
(出典:イベント「メギド??~オレたチの勝算~」)
- 教官の厳しい特訓に耐え抜いたプーパ達であったが、物忘れが激しく覚えた戦術を忘れてしまうかもしれないと不安がる。そこで教官のとった秘策こそ「歌」であった。メロディに乗せた戦術を歌うことで教えた戦い方を忘れないようにする為のその歌を今まさに教官は歌おうとしていた…。
+
| | 真相
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ソロモンの見ていた夢オチである。
しかし歌はしっかりと覚えており、アジトの仲間の前で(夢の中の)フォカロルが歌った「フォカロル教官の戦術指南道場」を楽し気に歌うのであった。
|
- メギド体は美しい鳥を思わせる姿。ただフェイタルブレードの存在からあまり積極的に見られることのない少し残念な存在であった。
- リジェネレイトしたラッシュ版では2ゲージの割に大きめの効果と、スキルフォトンを追加する性質からメギド体を見る機会は多い。
- 悪魔フォカロルはグリフォンの翼を持つ男の姿で、風と海を思いのままにする力を持つという。メギド体は翼と風の要素が強く反映されている。
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祖42:ウェパル †
- 【性能・キャラストーリー】
ウェパル・ウェパル(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
「面倒くさい」が口癖の冷静沈着な初期メンバー。常に寄り道しがちなソロモン一行のブレーキ役となる。
その生い立ちやソロモン一行に加わった理由など、謎が多い。
+
| | 詳細
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- その正体は転生を経ていない追放メギド。
元々は親友のサルガタナスと共にメギドラルに美しい海を取り戻すため、彼女の実験に協力していた
- その内容はヴィータの死体を使ってヴィータ体となりヴァイガルドへ行き、「古き血筋」のヴィータを探して素材としてメギドラルへ持ち帰るというもの。
しかし使用したヴィータの肉体の影響から、目当ての古い血筋であったジオに対してメギドではありえない「恋」をしてしまい、サルガタナスの実験よりもジオの命を優先してしまう。
その結果サルガタナスと仲違いを起こし、ジオを助けることに成功するもメギドラルへの反逆として追放刑に処され、100年間凍結されたうえでヴィータの死体を素体にしたままヴァイガルドへと追放された。
100年後のヴァイガルドに来たウェパルが見たのは、とうにジオのいなくなった世界と「人魚と男が出会い、そして離れ離れになっても男は人魚を待ち続けた」という伝承だった。
- ウェパルがソロモン一行と共に行動するのはハルマゲドンを止めてこの「物語」をヴァイガルドに残すと自分に「約束」したためである。
(出典:ウェパルのキャラストーリー)
- 性格は口癖通りの面倒くさがりで、一行が寄り道するたびに愚痴を言って本来の目的に引き戻す。一行で議論が始まると(ほとんどが寄り道のため)大抵の場合反対側に回る。
一行のおかしな行動や論理の不備などを見つけると「バカなの?」という静かな罵倒と共に的確な指摘が行われる。
乙女心も意外とあり、バルバトスやパイモンが軟派な行動を見せるたびに「最低」と言うのもお約束。
- そんな彼女だが「海」だけは例外で、ヴァイガルドの海を見るためなら寄り道にも積極的になる。
- ウェパルが議論中などに「嫌な予感」と口にした場合、大抵それは的中する。
- メギド体が人魚の姿であることもあり、泳ぎが得意で水や海に関わるやりとりが多い。食事の際は肉よりも魚を食べたがる。
- メギド体の能力なのか、フォトンの力を使えば水を出せるようだ。
(出典:ユフィールのキャラストーリー)
- 悪魔ウェパルもやはり人魚の姿とされている。『地獄の辞典』ではセイレーンの姿とも。
海や船に関わる能力を持ち、何かにつけ水に縁が強い悪魔である。
- ガブリエルは自分と同じくヴィータの価値観に左右されない存在としてソロモン一行の中でウェパルのことを高く評価してる節がある。
+
| | 6章1節以降のネタバレ
|
- 49話にて、主人公がジオの子孫であったという衝撃の事実が判明。
直後、メギドラルの侵攻で「ソロモン王」を敵と勘違いした一般ヴィータの凶行から主人公を守るために身を挺して致命傷を負い、「約束」を主人公に託して死亡する。
- …しかし、51話にてサルガタナスがソロモン一行の元に現れ、死んだはずのウェパルの魂はサルガタナスがウェパルのかつてのメギド体を素材に作った道具を用いて魂を呼び戻したことで未だその手に残っていることが判明する。
ヴィータへの転生は一度しかできないことだが、転生を経ていないウェパルの魂であれば、ヴァイガルドに放つことで通常通り転生させることができるのであった。
主人公とサルガタナスが一時共闘を決めたことで、時間遡行ゲートを用いてウェパルの魂を17年前のヴァイガルドへ送ることに成功する。
- ウェパルはマナイという名前で転生し、17年間ヴァイガルドで暮らした時間を経て「転生した追放メギド」として再びソロモン一行と共にすることになる。
- 性格は大枠では大差ないように見えるが、ヴィータとしての人生経験を得たことによる変化が所々に見られ、主人公と食事をしに行くようになったり、シャックスからも「優しくなった」と指摘されている。上記のガブリエルからは「奇跡のバランスは失われた」と評されている。
- 多くのメギド達の、その場で「着替え」を行うものとは違い、全く別の肉体を持つウェパルの魂を再召喚した為か不可逆のリジェネレイトとなっており、一部例外を除き以後のストーリーでラッシュの姿のウェパルが登場することは無くなる。
- 骸体となったヴィータの少女や、転生したマナイというヴィータの肉体の影響もありジオやソロモンに恋愛感情を覗かせる場面が多々ある。
(出典:ウェパルRのキャラストーリー、53話、71話ほか)
- 再召喚して軍団に復帰してからは明確にソロモンの近くにいるらしく、酔ったマルコシアスからはシバの女王との間に「愛憎のハルマゲドン」が巻き起こると言われていた。
(出典:53話・2)
- 親友だったサルガタナスから見てもソロモンの近くにいない方が「珍しい」らしい。
(出典:イベント「母なる海とメギドたち」)
- 懲罰局との抗争の最終局面にはアジトから先に召喚されていくモラクスに対して「ズルい!ソロモン私もーー!!」と叫んでいた。
(出典:96話)
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祖43:サブナック †
- 【性能・キャラストーリー】
サブナック・サブナック(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
小さい体と全身を覆えるほどの大盾が特徴的な人物。
召喚される前は自警団を率いており、守る事に強いこだわりを持っている。
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| | 詳細
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- ヴィータとしての名前はアーサー。
ある日故郷の村が盗賊に襲われた際、子供を奪われることを危惧した両親により床下にかくまわれる。
おかげで見つかることはなかったものの、隠し通した両親は盗賊達に殺されてしまった。
(出典:サブナック(バースト)のキャラストーリー)
- その後近くに住む老夫婦によって発見されるまで言いつけを守り床下に隠れていた。
助け出されたときに両親の死を悟りショックを受けると共に、自分を守るために死んだ両親を誇らしく思う。
その時の感情がきっかけでメギドとしての記憶を思い出し、サブナックと名乗るようになると同時に成長が止まった。
- 故郷の村では自警団の団長を務めており、戦士としての自負は強い。
- ソロモンに召喚されたことでアジトに身を寄せるようになるが、故郷の自警団のことは気にかかる様子。
(出典:アジトセリフ)
- キャラストーリーではそこに関してが描かれ、単独で幻獣に苦戦するサブナックを助けるべく団結して果敢に戦う故郷の人々の姿を見て、自分が留守の間も村は問題ないと確信する。
(出典:サブナックのキャラストーリー)
- この自警団は元々サブナックが作ったもの。
盗賊に襲われ絶望していた人々に対し、小さな体の自分でも戦えることを示し自分たちで村を守ろうと人々に呼びかけ、励ました結果自警団と呼べる規模になった。
再び襲ってきた盗賊達の撃退にも成功している。
(出典:サブナック(バースト)のキャラストーリー)
- 人々を鍛え自警団を作った功績から村の人々からは英雄として尊敬されている。
サブナック本人は自分1人では何もできず、がんばったのはみんなであり自分は少し背中を押しただけだと言って英雄扱いは大げさだと思っているようだ。
- もちろん最初から慕われてたわけではなく。盗賊に襲われたばかりの頃、全てを諦めていた村人達からは無駄なことだと非難される。それでもサブナックは一人小さな身体を鍛え続けた。その行動が気に入らない者も増え始めたある日、一人の男がサブナックにつっかかり喧嘩となる。
サブナックは自分を気に入らない者全員を相手取り、自身からは「手を出さない」戦いをして翻弄する。サブナック自身が小さな身体でもここまで強くなれたことを示したことで、村人達の中にも強くなれば盗賊団から村を自分達の手で守れるという希望を抱かせることとなる。
- 年齢は長らく不明だったが、19歳だということが判明した。
(出典:イベント「逆襲のバンキン族」)
- 見た目と年齢が一致しないことからも分かる通り彼もまた長命者の1人(と思われる)。
最初の頃は背が伸びなくなっただけだと思っていたが、19になる頃にはどこかで成長が止まったものと思い始めたとのこと。アジトでクロケルと出会って以降はそれを確信した。
- 転生メギドや長命者といった概念を知らないヴィータの目には鎧を着込んだ子供としか映らないらしく、時折相手にされず不貞腐れることも。
(出典:サブナックのキャラストーリー)
- トレードマークである盾はお気に入りの一品。
(出典:アジトセリフ)
- 重量感や安定感に素晴らしさを見出しているようだが、それはそれとしてソロモンがプレゼントする黄土の騎士盾なども快く受け取ってくれる。
- 贈り物のグラフィックを見る限り、☆3で持っているのが「グランドシールド」、☆6のものが「恒星の大盾」らしい。
- 無機物のメギド体は修復が難しく、メギドラル時代は板金加工の得意な幻獣と共生していた。
(出典:プロフィール一覧(祖メギド体)、62話)
- 自身の軍団は持っておらず、メギドラル時代はマグナ・レギオから指示された戦争を繰り返す日々だった。
(出典:サブナック(バースト)のキャラストーリー、62話・END)
- 幻獣たちは「バンキン族」を名乗るアライグマに似た獣人型の一族。知性があり平和主義で、語尾に「モフ」をつけて喋る。
平和主義であったためにバンキン族はいつも他の幻獣に追い立てられていた。
そのため「メギド体の内部を住処として提供しさらにバンキン族の安全を守る代わりに、戦争で傷ついたメギド体を修復する」という協定を当時のモフ長であったツヤダシと結び共生の道を選ぶ。
- この協定によってバンキン族を守るために戦争を避けるようになった。
元々マグナ・レギオからヴィータ体になるように命じられていながら拒否し続けていたこともあり、これらの事が原因で追放されたとサブナック自身は考えている。
- マグナ・レギオに拘束される際は協定に基づき、バンキン族を逃がすためにメギド体がボロボロになっても微動だにせず敵の攻撃を受け止め続けた。
- バンキン族達からはサブナックの旦那と呼ばれ親しまれている。
元々は先代のモフ長であったツヤダシによる呼称。
(出典:62話・END)
- メギドラルからヴァイガルドへ一時的に帰還する際、ツヤダシの子アーライからヴァイガルドにもまだ残っているバンキン族の話を聞く。
もし出会うことがあればサブナックを探す必要がないことを伝えるように頼まれ、彼らと話をする時に警戒心を解くためのものとしてツヤダシの兜を受け取った。
(出典:イベント「逆襲のバンキン族」)
- これは後にキバの女王達によってサブナックの鎧に作り直され、衣装にもなっている。
衣装としては鎧だけではなくバンキン族とお揃いの鍋のような兜や彼らの顔を象った大盾なども持っている。
(出典:衣装「おおきなモフ長」)
- ヴァイガルドに戻った後、ソロモンと同行中に紆余曲折を経てヴァイガルドのバンキン族と出会うことに成功する。
詳しくはイベントシナリオの「逆襲のバンキン族」の欄を参照。
(出典:イベント「逆襲のバンキン族」)
- 密猟者に捕らわれたバンキン族のトイシを助け出すため、ソロモンにトイシが捕らわれている檻の中に自分を召喚して欲しいと頼んだ。
座標がずれた場合、檻が体を貫通するかもしれないという危険な行為だったが、自分のためにヴァイガルドまでやってきてさらに命を落とす覚悟までしてくれたことに応じたいという思いと、小さい体だからこそ守れるものがあることを誇らせて欲しいという思いをソロモンに伝え、見事成功させトイシを助け出した。
(出典:イベント「逆襲のバンキン族」)
- その際に今まで小さくして成長が止まった自身の体を恨んできたことを吐露すると共に、小さな体だからこそ守れるものがある場面に遭遇したことで、自らの体を誇りに思えるようになったことでリジェネレイトを果たす。
- リジェネレイト後のメギドクエストには無理やり子供の肉体に魂を押し込まれたアガシオンや軍団最年少にしてバナルマのバラキエルがいる辺り、同じく小さな体で戦っているメギド達に何らかのシンパシーを感じているのかもしれない。
- メギド体はずんぐりした円盤状の物体から上半身をはやした巨大な鉄巨人。
- 前腕がなく、両手首から先だけが宙に浮いている状態で、奥義演出ではこれが味方の前に降りてきてガードしてくれる。
- 祖メギドの中では体長・重量ともにヴィネに次ぐ堂々の2位。
- 悪魔のサブナックは青白い馬に乗った獅子頭の武装兵の姿で、高塔・城・街などを建造して武器で満たすことができるという。
巨大なメギド体に無数の武具を搭載しているのはこれが由来だろう。
胸に人の顔が複数あるのは城・街の表現か。弧を描くように突き出した武器は獅子のたてがみのシルエットを意識した可能性もある。
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祖44:シャックス †
- 【性能・キャラストーリー】
シャックス・シャックス(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
シナリオ中心メンバーの一人であるいつも元気で明るくキノコが大好きな少女。
極度の鳥頭かつ考えなしに衝動や興味に従って動くため、一行のトラブルメーカーである。
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| | 詳細
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- 「鳥頭」の称号が定着しきっている程何でもかんでもすぐに忘れる。
重要な作戦もさっき聞いたばかりのこともサッパリ忘れて頓珍漢なことを言う。
メギドラル時代のことも中途半端にしか覚えていなかったり覚え違いをしていたり散々である。
- チュートリアルの初召喚時にはブネから「ドン引きするアホ女」呼ばわりされてしまっている。
(あんまりな呼称だが実際迷惑をかけまくっているので致し方ない節はある)
- バルバトスなどによる状況整理についてこられず「どゆことどゆこと〜?」と割り込んでくることしばしば。
しかしそのおかげで改めて分かりやすく解説し直してもらえるので、同じくついていけていないプレイヤー的にはありがたい。
- 6章では別働隊に入ることが増えたため思ったタイミングで「どゆこと〜?」が聞こえてこなくなり、若干調子が狂うメンバーも。
不運引き寄せ体質も相まってトラブルメーカーではあるが、同時に無邪気なムードメーカーでもある。
- ヴィータの父が王都にある王立学院の院長を務めている。実は良家のお嬢さん。
ブネの旅に加わるまでは自身も学生として通い、植物の研究をしていた。
- 専攻である植物については本当に詳しく、森の木々の育成状態からフォトンの異常を察知したり、戦いに巻き込まれて植生に変化が生じてしまわないか心配したりと急に難しい言葉で饒舌に語り出す。
- 専門分野以外の成績及び学習意欲はよろしくなく、マルファスのノートを強奪して試験を乗り越えようとしていた。
(出典:シャックスのキャラストーリー)
- この頃からシャックスに迷惑をかけられまくっており厄介ごとに巻き込まれるマルファスはシャックスを毛嫌いしている。が、なんやかんや突き放しきれず面倒を見てしまうこともあり、シャックスからは懐かれている。
そのせいで周囲からはシャックスを上手く扱える人物と思われてしまっており、6章ではソロモンからシャックスをサポートしてコラフ・ラメルで情報収集を行うよう直接指名されてしまった。
- 母親については長らく具体的な言及がなくプレイヤー間でも様々な憶測を呼んでいたが、リジェネレイト後のキャラストーリーでその事情が語られた。
- メギドの記憶を持つ娘の言動に戸惑いながらも、いじめられる彼女を守ろうとする優しい母親だった。
だがある時、シャックスと子供達がもみ合いになっているところに割って入って止めようとしたところ押し退けられて転び、頭を強く打って植物状態に陥ってしまった。
- 転生後のシャックスが植物やキノコに興味を持っていたのは、「脳の機能を修復する手助けになる植物」を見つけて母を助けようとしていたためでもあった。
- 仲間たちのことは大切に思っている。誰とでも仲良くしており、大半の仲間たちをあだ名で呼ぶ。
- バルバトスが死期を悟って遺言を残し去った際に大号泣したり、フェニックスが敵を倒すために我が身を犠牲にしたのを目の当たりにしてショックを受けるなど、仲間の死に直面した際には流石にいつもの調子を保ちきれなくなる。
(出典:バルバトスRのキャラストーリー、イベント「忌まわしき『蒼の組曲』)
- 「ハルマになりたい」というマルバスの夢に理解を示して応援しており、エンゲルシュロスを来訪した際は別行動中もずっと彼女のことを気にかけていた。
(出典:イベント「ハルマを夢見た少女」)
- 鳥頭だが仲間の名前を忘れたり間違えたりすることはない。
また、個々人をよく観察して理解している。
(出典:57話・2)
- つまるところシャックスはアホなのではなく、自分が興味を持てないものは覚えないし忘れるという極度のマイペースなのだと思われる。
- ただし、やはりメギドとしては知性がやや低かったと思われる。軍団長を勤め上げられていたのは寄生キノコの補助によるところが大きかったことが判明した。
(出典:イベント「ソロモン王と悪魔の鏡」)
- メギドラル時代、フォトンを分解して生きる寄生キノコを口にしたことで、フォトン化したキノコが脳に貼り付き本人の力よりも高い知性を得た。
(出典:イベント「ソロモン王と悪魔の鏡」)
- このキノコは寄生した宿主が死ぬと再び実体化し、次の宿主を待つ。そうして寄生を繰り返して知性を強化していき、いつしか究極の知性を獲得した「知恵のキノコ」となることを目的に生きている生物。
- 寄生キノコ(のフォトン)は長らくシャックスと共生していたが、シャックスが追放され転生したことで切り離された。
そのせいでシャックスは知性が強化されていた時のこと(軍団長だったこと等)をはっきりと思い出すことができない。
- メギドラルに出かけてきた際にパイモンが見つけた似た種の寄生キノコを口にしてしまい、かつてのように一時的に知性が強化された際、忘れていた記憶が一気に押し寄せ処理しきれず昏睡状態に陥る事故が起きた。
ソロモン王と悪魔の鏡ではその時の顛末について語られている。
- キノコには知性しかなく、意思や精神を持っているわけではない。そのためキノコに寄生され知性が強化されていてもシャックスはシャックス自身であることに変わりはない。
- なお、このキノコは一気に多量に摂取するとその分キノコ由来のフォトン器官も高度なものとなる(要するに知性強化の効果も高い)。
それだけなら問題はないのだが、キノコの供給が追い付かないとこの高度なフォトン器官が一気に崩壊し、宿主本来の知性にまで(まともに言葉すら発せないほどの)悪影響が及ぶ。高度な演算をしているコンピュータが途中で一気にメモリを切り離されてフリーズしてしまうようなものだろうか。
(出典:シャックスBのキャラストーリー)
- そのため、メギドラル時代では時々発狂するシャックスに軍団員がキノコを食べさせていた。
- 戦争には特に興味がなく、メギドラル時代は軍団を持っていたものの基本的に逃げ回っていた。
- が、欲しい物を手に入れるためなら積極的に行動する。
ぬいぐるみを拝借しようとしてコルソンにちょっかいを掛け、揉めたことがあったらしい。
(出典:イベント「死者の国の4冥王」)
- シャックス軍団は別名「欲しいモノ全部持ってく団」として知られていた。基本的な行動動機が「欲しいものを手に入れるため」という軍団だったらしい。
(出典:イベント「ソロモン王と悪魔の鏡」)
- 既にまつろわぬ諸王の一人として力をつけていたコルソンといい、後述のゲート・エクスプローラーといい、一体どんな方法で戦ったのか強敵相手に勝ち星をあげている。
- 地図を奪ったまではよかったが、その後は……(後述)
- 軍団は子育て旅団で共にバナルマ期を過ごし育った仲間たちが、バナルマ卒業と共に一緒に立ち上げたものらしい。
ピヨピヨの項目も参照。
(出典:イベント「ソロモン王と悪魔の鏡」)
- 追放されたのは<珍しいキノコかなんか探して、よりによって「不可侵軍団」に戦争仕掛けた>ためだと判明。
むしろ処刑されなかったことが不思議なくらいのことをやらかしていたらしい。
(出典:60話・5)
- プロフィールでは<禁忌のように避けられ、はれものに触るように扱われていた彼女が追放されたのは、当然のことだった。>などと言われているのだが、実際に伝わっている話とかなり違う。
- ゲートを発見、維持管理するという特に重要な不可侵軍団「ゲート・エクスプローラー」に戦争を仕掛けたためと判明。
(出典:63話・2)
- しかも戦利品としてゲートの位置が記載されたメギドラルの地図という機密情報まで手に入れている。その情報はシャックスのイマジネーションの内に正確な形で残っており、メギド体が持っている鞄から飛び出た巻紙がそれ。メギド体になることで実際に地図を閲覧することが可能になる。
- ゲート・エクスプローラーは土地が枯れることも気にせずフォトンを使いきることを許されており、地図を奪われたことで部隊全員がメギド体を取ってシャックス軍団を襲撃、シャックス以外の軍団員は全て殺害された。生き残ったシャックスはゲート・エクスプローラーに逆らった者の末路を見せしめるため懲罰局に引き渡され追放されることになった。
(出典:イベント「ソロモン王と悪魔の鏡」)
- どうも偶然とは思えないほどシャックスに関わった人物は不運に襲われる。
あくまで本人ではなく周囲が酷い目にあう大変厄介な性質。
- シャックスに応援された途端ポーカーの手札が悪くなったり、シャックスが通った直後足場が崩れてしまったり。
メフィストは完全にシャックスの固有能力と思っており、バエルはシャックスが力を使える不死者なのではないかと疑っている。
(出典:メフィストのキャラストーリー等)
- 他人が不幸な目にあうことはシャックスも少し気にしている様子。
この件をあまりしつこくいじられると「ひどいひどい!」とべそをかきだす。
また自分がそばに居ても誰もヒドイ目にあわないため「ここはいいアジト」とこぼしている。
(出典:アジト台詞)
- 無邪気が過ぎて時に残酷なほどであり、爆弾発言が多い。
- 横暴を働くヴィータに向かって「腐ったフォトン袋かぁ、いらないいらない」と言い放ったその台詞はプレイヤーに強烈なインパクトを与えた。
(出典:19話・3)
- 「エリダヌスの影」の司祭を捕まえた際は自白作用のあるキノコがあるよ!と目を輝かせつつ提案。
流石にそれは一線を超えているのでダメだとマルコシアスに止められている。
- メギドラルの戦争社会も「そういうものでしょ?」というようなあっけらかんとした態度で解説し、普通のヴィータとは感性が違うことをうかがわせる。
しかしメギドらしいのかというとそうでもなく、メギドにありがちな力でのし上がる野心を持っている訳ではない。
ガブリエル曰く「悪魔的なヴィータ」。
- 洗脳されていたゼパルが正気に戻った際、「あのままだったら殺すしかないもんね!」と笑顔であっけらかんと言い放つ一幕も。
上に挙げた通り仲間の死にはしっかり動揺しているので、単にあまり深く考えず口にしているだけかもしれないが。
(出典:イベント「傀儡の王と操られた花嫁」)
- メインストーリー冒頭でソロモンの住むグロル村が滅ぼされたシーンの一枚絵では泣いてしまいバルバトスに慰められる姿が描かれている。
が、日頃の言動から「ソロモンに釣られただけなのでは」「目にゴミが入ったのでは」等と邪推するプレイヤーも割と多かった。
- 前述したように仲間を思う気持ちは強く、決して共感性や情の皆無なサイコパスではない。
リジェネレイトの実装と2周年イベントのシナリオで過去と内面が大きく掘り下げられたことで、現在ではかなり見方が変わってきている。
ただ興味関心が薄かったり印象の悪い相手には生死含めドライな面があるのも確かではある。どちらかといえばソロモン個人への同情という面が大きくはあるのかもしれない。
- 「戦争は楽しい」「欲しいものは奪う」というメギドとしての価値観を転生後も引きずっていたせいでヴィータの子供達に馴染めず、幼い頃は疫病神と呼ばれいじめの対象にされてしまっていた。
紆余曲折あり今では明るい性格を取り戻しているものの、当時はいつも泣いており、時には生きる事を放棄しかけるほどに傷ついていた。「軍団のみんながいなくて寂しい」とも泣き、軍団員を殺された心の傷を転生後も負っている。
(出典:シャックスBのキャラストーリー)
- いじめられていたシャックスを守ろうとした母親が、事故で植物状態になってしまう。
- ほぼ唯一の心の支えであった母親までも奪われたシャックスを立ち直らせるため、植物の研究をして母親を治療出来る薬を見つけようと、父親に提案された。このことが今も続くシャックスの植物への関心と情熱となった。
- 寄生茸のことを思い出したことで「軍団長としてのシャックス」を取り戻し、母親を救う希望も見出したことでリジェネレイトを果たす。リジェネレイト後の姿と力は軍団長時代に持っていたものとのこと。
- 左手で武器(ナタ)を振るうため、左利きなのだと思われる。
- 花粉症持ちらしく、春は「くしゃみが止まらん止まらん」とのこと。
(出典:ログインボイス)
- 当然というべきかメギド体も鳥の姿で、メギド体には珍しくデフォルメされたような愛らしいひよこである。
また、奥義ではピヨピヨが飛び回り、補助しているようにも見える。
また、奥義で飛び回るひよこはただのエフェクトというわけではなく、普段からシャックスの周りにいる様子。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- 原典の悪魔シャックスもコウノトリや野鳩など鳥の姿をしていると言われている。
盗みが得意で、他人の知覚能力や思考力など概念的なものまで奪うことができるらしい。
- 不幸を呼ぶメギドとされているのは他人の運を奪ってしまうからか、あるいは知覚能力を奪われれば身に迫る不幸にも気付けず対処もできない…ということか。
鳥頭なキャラも思考力を奪うという点から連想されたのかもしれない。
- 幻獣からの避難でバタつく街を移動中、どさくさに紛れて店先からリンゴを一個頂戴している。
本人は全く意識していないが完全に火事場泥棒。
(出典:54話・3)
- なお代金は居合わせたロノウェが立て替えたと見られ、後に徴収しようとシャックスを探していた。
サブナックからも「ほんと悪魔的だよな」と評されている。
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祖45:ヴィネ †
- 【性能・キャラストーリー】
ヴィネ・ヴィネ(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
ハルマ信仰が色濃く王都との繋がりが強い小国、エンゲルシュロスの王女。
心優しく思慮深い人物で、悪に臆する事なく立ち向かう強さを持っている。
+
| | 詳細
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- 清廉潔白な理想主義者かつ博愛主義者であり、深い慈愛の心の持ち主。
- 高貴な身分ながら誰に対しても分け隔てなく接し、貧民街の子供達とも対等の友達になっている。
(出典:ヴィネのキャラストーリー)
- その点はメギドラル時代から変わらないようで、誰もが幸せに生きる権利を持つと主張して追放されたとのこと。
恐らくハルマゲドンにも反対していたのだろう。
(出典:プロフィール)
- 物腰柔らかにしてしとやかな深窓のご令嬢――のようにも見えるが、こっそり城を抜け出して自分の国を見て回るなど日常茶飯事のおてんば姫でもある。
- 実のところ自発的に抜け出すことはあまり多くなく、ソロモンに召喚され城から姿を消していたことを誤魔化すために放蕩な姫を演じている。
ただそれを理由に自由に出歩くことを楽しんでもいる。
(出典:ヴィネのキャラストーリー)
- いざという時には後方でじっとしているよりも危険を承知で前に出たがる性分で、我を通すためなら時に手段を選ばない。
その点では彼女もまたメギドらしい面のある人物なのだとも言える。
(出典:ヴィネRのキャラストーリー)
- 剣とおみ足を振り回して踊るなど、リジェネレイトにあたってはそうした活発さが強調されているのかもしれない。
- クエストで連れ回していると時々息切れしそうだと遠慮がちに訴えてくることがある。箱入り娘らしく体力にはやや不安があるようだ。
(出典:クエスト中会話)
- エルプシャフトの王女であるシバと近い立場で、ソロモンに召喚された現在でも王女としての職務も続けている。
- ヴィータ名はサミアと言い、追放メギドという事実を隠していることもあり公的な場ではそちらの名で通している。
一方お忍びで遊び歩く際には王女という身分を隠すためにヴィネと名乗っており、状況によってうまく二つの名を使い分けている。
(出典:ヴィネのキャラストーリー、イベント「ハルマを夢見た少女」)
- ソロモン以外に仲間のメギドたちもそのことは知っており、王女ということで多少遠慮することはあれど、それなりに心安い関係が保たれているようだ。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」「ハルマを夢見た少女」など)
- 民を思い国の繁栄を喜ぶ良き姫君であり臣下からも「脱走癖を除けば真面目すぎるくらい真面目」と評されている。
しかし時に真面目が行き過ぎ、揉め事が起きた際に相手が水に流すと言っても謝ると言って譲らなかったり、「困窮していても盗みはいけない」と示すためにその辺の雑草を食べてみせるなど奇行に走ることもあるのが玉に瑕。
(出典:ヴィネのキャラストーリー)
- その人柄からシバにも信頼されており、風邪で寝込んでしまった彼女に頼まれて1日限りでシバの女王代理を務めたこともある。
カマエルと兵士達の喧嘩や大規模な幻獣の襲来など多くのアクシデントに見舞われながらも見事にその大役を果たしてみせ、当初はメギドということで敵視していたガブリエル達ハルマでさえも最後にはその活躍を認めて感謝の言葉を述べている。
(出典:ヴィネRのキャラストーリー)
- この際人に任せるのではなく自分の力で危機を乗り越えたい、という決意を抱いたことでリジェネレイトを果たす。
- 服装はエキゾチックな意匠を織り交ぜてデザインされており、強いて言えば中東のお姫さまのイメージが盛り込まれているか。
- β版では金髪だったらしく、今の藍色がかった黒髪に変更された理由は明かされていない。
- 勝利モーションもまさに姫君といった気品と可憐さを醸し出すもの。
サポーターのため狙ってトドメを刺さないとなかなか拝めないのが残念。
- バースト版はスカートをふわりとさせ一回転。口に手を当て悪戯っぽく微笑む。可愛い。
- ラッシュ版はカメラの方角を間違えたか、はたまた見られていることに気づいていなかったのか、ちょっとはにかんだように微笑みつつ優雅に手を振ってくださる。可愛い。
- スキルでは祈ることで味方を回復し、覚醒スキルではエキゾチックな手振りで味方全体のゲージを増やし、攻撃力を上げる。
それぞれの武器を手に戦うことの多いメギドたちの中では珍しいスタンスと言えるだろう。
- もっとも、再召喚によってラッシュのスタイルを獲得した際は大振りなシミターを操っての剣舞を披露している。
- 実はリジェネイト前から武器(刺剣)自体は携帯しており、戦闘中に抜くことはないが腰に佩いている。贈り物でも固有の名前のついたエストックを贈ることができる。
- ヒーラーとしてのスタイルはとにかく回復量に特化しており、覚醒補助もあるものの、とにかく味方が倒れないように支え続けるという性格が強い。
武力はないが、ひたむきな献身によって仲間を守るヴィネというメギドをよく表現しているといえるだろう。
- 覚醒補助と強力な全体回復奥義という構成はマルバスに近く、そのせいというわけでもないだろうが、彼女とは仲が良い。
- 一見控えめでおしとやかだが意外と頑固で肝が据わっており我の強いヴィネに対し、マルバスは振る舞いこそわがままで奇矯だが内面はとても繊細であり、なにかと対照的な面のあるコンビでもある。
- イベント「ハルマを夢見た少女」では、彼女の出身であるエンゲルシュロス公国と、そこに根付いたハルマ信仰、そしてヴィネの親友であり、自らをハルマと称してきたマルバスとの関係が描かれる。
- 心優しく献身的で、それでいて芯の強さと大胆さも兼ね備えた、ある種「理想のお姫様」を体現したような人物だが、バースト版のME名は「傾国の美女」。
あまりそういう柄には見えないが、前述したメギドラル時代の惨劇、あるいは「ハルマ信仰の強いエンゲルシュロスの姫が追放メギドである」という事実そのものがある意味国にとっての危機だからではないか、という推察も。
- シバの女王代理を務めた際はその優しさと気遣いから臣下の心をすっかり掴んでしまい、シバの復帰後にあのカマエルにまで「今しばらくの間くらい代理でいてもらっても良かったかもしれない」とこぼさせている。
当のヴィネ自身は自分に入れ込みすぎた兵士を諌めるなど真面目に事に当たっており、人を操って楽しむような悪辣な真似は決してしないが、時に人心を惑わせかねないほどの魅力を持ってはいるようだ。
(出典:ヴィネRのキャラストーリー)
- 国を荒廃させた妲己・主君殺しを誑かした貂蝉が有名なために悪名だと勘違いされやすいが、美しすぎるために君主が骨抜きになる、または他国から狙われる原因となり得るほどの美女を指す表現でもある。
MEの名前は他者からの命名と思われるものも多いため、実際に王女であることも合わせて吟遊詩人辺りが軽い気持ちで名付けたのではないだろうか。
- メギド体は城郭を背負った巨大なカメ。甲羅部分からは砲身が多数生えていてそこから無数の光条を撃ち出すが、効果は純粋なHP回復となっている。
- 「☆6の姿」ではメギド体の砲身から火線と思しき火花が爆ぜているのが見えるが、もしかしたら攻撃目的の砲撃も可能なのかもしれない。
- 体長24.9m、体重482tは共に祖72の中では1位。ちなみに現代の地球で最大の動物がシロナガスクジラ、体長25m体重140t(北半球、メス、成体の標準)である。
- メギド体プロフィール公開では、硫化水素で背中に住んでいた臣下が全滅したという衝撃の過去が語られた。
うっかり硫化水素が充満する火山のガス溜まりに入り込んでしまったか、あるいは高温の硫化水素が排出される海底の熱水噴出孔群に倒れ込んでしまったか……
いずれにせよメギドラルの過酷な自然環境を想像させる逸話である。
- 元々は臣下から献上されるものなら喜んでなんでも食べていたようだが、全滅してからは孤独に海岸の泥を食べて生きていたらしい。
転生後、雑草を食べても平然としていられたのはその経験があったからかもしれない。
- 悪魔ヴィネは黒馬に乗り毒蛇を持ったライオンの姿だが、メギド体は前述の通り巨大なカメ。反映されているのは黒い色ぐらいだろうか。
塔や家を建てたり壁を破壊したりといった建築関係の能力、海を乱す能力を持つため、こちらの要素が強く意識されているのだろう。
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祖46:ビフロンス †
- 【性能・キャラストーリー】
ビフロンス・ビフロンス(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
喪服のような黒いドレスに大鎌を携えた、死神じみた装いの婦人。
若くして夫をなくし、以来墓守の仕事をして暮らしている。
+
| | 詳細
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- 夫の死に立ち会ってから「死」という現象そのものに惹かれるようになったという女性。
セリフの端々に死の文字が踊り、敵に対しては死に様を見せてくれなどと好戦的な挑発も見せる。
- 大変物騒だが人の死を喜んだり面白がったりしている訳ではなく、理不尽に奪われた命に対しては心を痛め、敬意を持って追悼する。
「看取ってやれない死は、ただ寂しく、痛ましい」らしい。
(出典:54話・3)
- 幻獣などの敵と相対する時…すなわち「死」を感じられる場面とそれ以外とで声色がかなり異なる。
普段は物静かでどこか陰気さもあるが、戦闘となると勇ましい。
- 雰囲気がありすぎて誤解されやすさの塊だが、基本的に常識ある大人でとても親切な人物。
夫が亡くなった場所を墓地とし、以来そこを守っている。
街道沿いの屋敷と墓地を一人で管理している働き者。
(出典:ビフロンスのキャラストーリー)
- 召喚に応じて屋敷を離れる日が増えているせいで一人では手が足りないのか、最近墓地が荒れ気味らしい。
(出典:クエスト中会話)
- ヴァイガルドの死生観においては墓という存在自体が稀で、墓守をしているというだけで奇異の目で見られ、ともすれば不審に思われる様子。
(出典:イベント「怒れる勇者とプチマゲドン」)
- 亡き夫と結婚したのはビフロンスがメギドの記憶を取り戻す前である。
(出典:2020年メギドの日 質問箱「メギドこぼれ話を教えて!」)
- メギドの記憶を取り戻したとは言え、ヴィータとして夫を愛していた記憶が消えるわけではなく、遠くなった過去を今もなお自分の一部として繋ぎ止めためにも墓守を続けていた。
- 重傷を負った記憶喪失の少年に「ジャン」と名付け、匿ったことから暗殺メギド アザゼルの軍団との戦いに巻き込まれた。
戦いの中でアザゼルという存在を生かす為に、自らの命を軽々しく投げ捨てるその無意味な「死」に対し憤りを露にし、「価値ある死を与えてやる」という想いのもとリジェネレイトを果たす。
攻撃手段の自爆で命を散らせたアザゼル達に簡素ではあるが、墓を立ててやるなど、死にゆくものに対するビフロンスの真摯な姿が描かれていた。
(出典:イベント「生と死と、それぞれの個と」)
- 自分が不気味がられることについては気にしていないどころか若干面白がっている節がある。
死体や幽霊といったネタを絡めた(本気か冗談か分かりにくい)冗談を言って場を微妙な空気にしたりする。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- 本人が言うには<愛想のいい墓守のほうが不気味だ>とのこと。
グレモリーに流石にその物言いは少し控えた方がいいと言われても、<善処しよう>と言った口でそのまま死に絡めた表現が出てくる始末。
(出典:76話・冒頭)
- ハックとは戦闘の息はぴったりだったが、反りが合わないのか露骨に邪険にしていた。
様子を見ていた酒場のおじさん曰く、<ガハハ系が嫌いなんじゃ…>
(出典:78話・6)
- キャラストーリーは通常・リジェネレイト共にクローズド・サークル物のミステリーやサスペンスに近い。
確かに事件に巻き込まれやすい名探偵キャラも「死神」と呼ばれることがあるが……。
- 禍々しい大鎌を持ち戦闘にも使用するが、これは本来は草刈り用の鎌らしい。一人で広い敷地を管理しており、日々の仕事の大変さをジャンには愚痴をこぼしていた。
(出典:イベント「生と死と、それぞれの個と」)
- メギド体は巨大な骸骨。自身のヴィータ体によく似た姿の描かれた棺桶を担いでいる。
- このヴィータ体によく似た意匠は、偶然かもしれないし、今のヴィータの姿が魂の影響を受けて似たのかもしれないし、あるいは記憶を取り戻す前にヴィータとして夫を愛していた頃の姿をメギド体のどこかに残しておきたいという強い願いなのかもしれない。と、質問箱で暈されつつも語られている。
(出典:2020年メギドの日 質問箱「メギドこぼれ話を教えて!」)
- 元ネタはソロモン72柱の魔神ビフロンス。死体を入れ替えたり墓場の蝋燭に火を灯すと言われ、ネクロマンシーや降霊術と関連づけられるなど、何かと「死」と関わり深い悪魔である。
- 姿に関する詳しい記述は無く、『地獄の辞典』の挿絵は髪のない人の顔のみ。
ただ、名前がラテン語で双頭(bi=二つ、frons=額)を意味し、メギド体に骸骨と女性の部位があるのはこの辺りが反映されているのかもしれない。
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祖47:ウヴァル †
- 【性能・キャラストーリー】
ウヴァル・ウヴァル(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
「幻獣を狩る者」として知られる戦士。
メギド時代の記憶を失っており、機械のように無感情に行動する。
+
| | 詳細
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- メギド時代の記憶を失っている上、本人の経歴も不明という謎多きメギド。
幻獣を狩ることに関してのみ感情的に執着するが、その理由は不明である。
「攻撃を開始する」「最終段階に突入した」など、戦闘中の口調は人というよりまるでロボットのよう。
- 特性もまさに「キリングマシーン」と「敵を倒す機械」を感じさせる名称。
- 幻獣に対して見せる嫌悪は他のメギドと比べると並々ならぬものがある。
- 幻獣と見れば一匹足りとも残さず殲滅すると宣言し、即座に飛び出していってしまう。
戦闘に使えるオーブですら、元は幻獣かもしれないと聞くと「幻獣なら要らん」と放り投げてしまうほど。
(出典:イベント「さらば哀しき獣たち」)
- 感情がないわけではなく、幻獣への嫌悪以外にも仲間への信頼などはきちんと持っている。
「思考は自分の領分ではない」と割り切り、自分を律しているようだ。
(出典:イベント「さらば哀しき獣たち」)
- 不死者のような特殊な力を持っている描写が無いにもかかわらず、生身で大型の幻獣を撃破する戦闘能力を持っている。ゲーム性能的にも攻撃力はトップクラスである。
(出典:ウヴァルのキャラストーリー)
- 戦闘に呼ばれていない状態を「使われていない道具」と呼び、召喚されて以降は戦闘以外ではアジトで常に待機してるようだ。
(出典:アジト台詞)
- アジト内では「道具」としてしっかり活用されているようであり、メギド全員に料理をふるまう際には台所で野菜を切る仕事を任され活躍していた。
しかし調理現場があまりに過酷であったため、終わったあとには自らを「ジャガイモを狩る者」と呼ぶようになってしまった…。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- その正体は秘密組織アブ・ラメリにより後天的にメギドの魂をおさめるために育てられた人間であると判明。ノインという名がつけられ、戦士としての訓練を受けていた。
(出典:イベント「其は素晴らしき戦士の器」)
- 1度ヴィータに転生したメギド・ウヴァルの魂を強制的に引き剥がし、器たるノインにおさめたものが今のウヴァルである。実質2度の転生を経ているという、他にない転生メギド。
1度の転生でも記憶を失う者、自己を確立できない者が後を絶たないように、2度の転生によってメギド時代のほぼ全ての記憶を失っていた。
- アブ・ラメリが世界を守るため戦う組織だと聞かされ育ったが、実際はメギド(ヴィータの思う想像上の悪魔)を信奉する狂信者の集まりだった。反感を抱いた彼女はアブ・ラメリから離反、一人で組織を解体に追いやり、幻獣を狩る者と自らを名乗って、今度こそ世界を守るため戦う旅に出る。
- ノインとはドイツ語で9番目を指す。他のアブ・ラメリの構成員もドイツ語の数字を基にした名がつけられている。
- かつて自身が壊滅させた秘密組織アブ・ラメリのリーダー ヌルは生き延びており、再編した組織の手によりウヴァルは攫われ意識を失う。組織の持つ装置によりウヴァルの魂を抜かれたノインは仮死状態に陥ってしまうが、助けに駆けつけたソロモンやベヒモスの呼びかけにより復活を果たす。その際にメギドのウヴァルの魂との対話も果たしたこともあり、リジェネレイトを遂げる。自身が過去に行ったアブ・ラメリへの殺戮をソロモンと仲間に明かすノインだが、軍団のメギドの「今」を大切にしたいソロモンの考えや、ウヴァルが誰よりもひたむきにヴァイガルドを守るために戦い、無口でも優しい心根を持っていることを皆も分かっていることもあり、軍団に帰還を果たす。
- メギド達のメギド体は全体的にヴィータより大型のものが多いが、ウヴァルのメギド体はヴィータ体の174㎝よりもさらに小さい156cmである。
- 悪魔ウヴァルはラクダの姿で現れ不完全なエジプトの言葉を話すという。
メギド体ではエジプトで聖虫とされるスカラベがモチーフ。同じく、可憐に舞う蝶をイメージされているとのこと。
メギド体は基本、左右非対称のデザインが多いが、ウヴァルは左右対称に安定した美のデザインがなされている。
(出典:デザイナーだより vol.50_01)
- ラクダの要素はリジェネレイト後の覚醒スキルのモーションで、ヨガの「ラクダのポーズ」を取るという形で拾われている。
(出典:デザイナーだより vol.50_01)
とはいえ武器持ち・浮遊状態など本来のヨガと条件が違うため、大きく上体を逸らす以外の部分はかなりアレンジが入っているが。
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祖48:ハーゲンティ †
- 【性能・キャラストーリー】
ハーゲンティ・ハーゲンティ(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
富を象徴する黄金の輝きを放つメギドだったが、追放されてヴィータとなってからはすっかり貧乏になってしまった少女。
根っからのポジティブさもあり、貧しくも逞しく生活している。
+
| | 詳細
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- 「お金持ってないアタイでも、勇気なら持ってる!! タダだから!」
(出典:ボイス「ボスと遭遇・1」)
- 得物は農作業用と思しきピッチフォークで、本人によれば拾い物とのこと。
(出典:ボイス「クエスト中の会話・5」)
- フォトン奪取もこれで行っている。ピッチフォークは西洋では労働の象徴であり、戯画化された悪魔がよく持っている武器でもある。
- とにかくたくましく、貧困極まる逆境にめげることもなく、お金を求めて行動を続けるバイタリティを持つ。
- その溢れる行動力は時に他者を巻き込み翻弄する。(具体的にはソロモンと行動していてもよくはぐれる)
(出典:ハーゲンティのキャラストーリー、ハーゲンティ(バースト)のキャラストーリー)
- 誰が相手でも恐れることなく話し、なんだかんだで意気投合してしまうなど、図太さと人懐こさ(恐らくは天然)によるコミュ力は図抜けている。
- 「
人さらいただのおっちゃん」(ハーゲンティのキャラストーリー)、ライオ一行にベヒモス(イベント「呪いの指輪と猛き迅狼」)、トレジャーハンターのザワーク&ラウト(ハーゲンティ(バースト)のキャラストーリー)など、とにかく絡む。
- 15歳という若さでこれだけの行動力を持ってるにもかかわらず、残念ながら経済的な財産には恵まれていない。(頼れる仲間は多い)
- 賞金稼ぎ、メイド、キャラバン、トレジャーハンターと様々な仕事を転々としている。
(出典:ハーゲンティのキャラストーリー、呪いの指輪と猛き迅狼)
- 傍には小さな謎のハニワを従えており、戦闘でも連携する。
ゴルドを消費して放つ確率全体フォトン破壊の覚醒スキルの存在から、稼いだお金はハニワたちへの報酬に消えている可能性が一部のファンによって指摘されている。
- トレジャーハントに成功して大金を得たこともある。
なお、その儲けは世話になっている人に奢りまくって一晩で使い切ってしまうなど、根本的な金銭感覚や計画性のなさが貧乏の原因。
(出典:ハーゲンティBのキャラストーリー)
- 目先のゴルドに釣られて、損得勘定が上手くできないことも多いようだ。
節制と貯蓄に一言あるアルマロスにも、1ゴルドを拾うためにアジトでのタダ飯を逃した事を説教されていた。
(出典:アルマロスのキャラストーリー)
- 行動力とバイタリティの魔手は仲間たちのいるアジトにも伸びる。ハーゲンティは日頃の食事はアジトに隠してある菓子などで食いつないでいると証言しているが、非常食を備蓄しておいたイポスや菓子を隠しておいたシャックスなど、他のメギドたちのアジトセリフを合わせると実態が推察できる内容となっている。
フリアエさんこいつです
(出典:アジトセリフ)
- 一人称が「あたい」、ソロモンのことはボスと呼ぶ。
(出典:ボイス「召喚」「バトル開始・2」など)
- ボイス担当がマルコシアスと同じ。マルコシアスが凛々しい成分が多いのに対し、ハーゲンティはとにかくコミカルで、声色の変化球も多い。
- 戦闘突入時には「うひょ〜!おっかね〜!」(言うまでもないが、お金とおっかないと掛けている)ということがあるが、これはギャグを飛ばす余裕なのか、本当に幻獣に脅威を感じているのかは不明。
真剣でありながら常時コミカル補正がかかり気味なハーゲンティのコミカルとシリアスの境界線を、余人が知る術はない。
- かように底抜けに明るく悩みなどないかのように見える彼女だが、アジトでは「…なんで他の追放メギドはお金持ちの家に生まれたんだろうね…」と呟くことがある。
(出典:アジトセリフ)
- 時には食うにも困るほどの極貧生活を送っているものの、見た感じはとても健康そうでありなかなかのスタイルの持ち主。
- サイズが合わなくなった服をそのまま着ているのかやや露出が多く、割と目のやり場に困る格好になってしまっている。
- ただし色気はコミカルな物言いやモーションに相殺されている感がある。
- イベント「呪いの指輪と猛き人狼」ではリジェネレイト体が実装された。お金が大事だと主張しながらも自ら命がけで幻獣からライオたちのキャラバンを逃がすために戦い、重傷を負って死にかけての再召喚となった。
- リジェネ後は純粋な金銭的価値とはまた異なる「宝探し」をモチーフに再構成されており、スキルチェインを特徴としたより味方の支援に向いた性能となった。
ハーゲンティ(バースト)に限った話ではないが、チェイン可能な味方が多ければより効果が強まる。
- リジェネ版スキルの演出は「となりのトトロ」(宮崎駿・1988)の1シーンが元ネタではないかと言われているが、明言はされていない。
- 2019年には衣装スキン「日雇ゐ貧乏給仕」が実装された。大きなリボンと振り袖に裾長のスカートと、印象が大きく変わる。
よく見ればツギハギが多くストッキングには穴も空いているが、それでも普段の布地の少ない衣装と比べると冬には過ごしやすそうではある。
- メギド体はインカなどの中米の古代文明に見られる金の装飾がモチーフと考えられる。
- カウンターでは無数の金貨を天から降らせて敵全体に暗闇を付与し、バーストでは口から宝石の雨を噴射して味方全体の攻撃力を上げ、チェインする。
- バーストの奥義演出ではキャラクターモデルの芝居が増え、滑稽になりつつそれを気にせずひたむきに行動する彼女の性格が表現されている。
- 悪魔ハーゲンティは金属を黄金に変える力があり、ここから金ピカの外見になったのだろう。
なお姿はグリフォンの翼を持つ雄牛。こちらの要素はあまり見受けられない。
- プレイヤー間では名前を縮めてハゲと呼ばれてしまうことも。サレオスもその外見的特徴からハゲと呼ばれることがあるため混同に注意。
- 後に同じく禿頭のハックが追加されたが、こちらは作中でも用いられるオヤジと言う呼称が用いられるためあまりハゲ仲間としては扱われない。
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祖49:クロケル †
- 【性能・キャラストーリー】
クロケル・クロケル(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
10歳で成長が止まった長命者。思考もやや幼く見えるが、時折思慮深さも覗かせる。
「奇跡の子」を自称し、マラカスを振り回して世界を救う。
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| | 詳細
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- 「10歳くらいから歳を取らなくなった」と言われており、両親はそんなクロケルを「奇跡の子」と呼んだ。
(出典:クロケルのキャラストーリー)
- 奇跡の子であるからにはきっと世界を救うような感じの使命を負っているに違いない!ということで、クロケルは親元を離れ使命を探しに旅に出た。
お腹を空かせてダウンしていたところへソロモンが駆けつけ、以後召喚に応じるようになった模様。
- 「年老いた両親」という発言もあり、両親は存命。
クロケルの実年齢は推定で最長60歳程度と思われる。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- クロケル(ラッシュ)のキャラストーリーでは、実際に年老いた両親が登場する回想が描かれた。
- 世界を救う使命を帯びた奇跡の子、という文句は、10歳で成長が止まってしまった彼女がいずれ孤独になり迫害されるかもしれないことを強く懸念した両親の発案であった。
- クロケルはその意図を汲み、世界を救い、人々に平和と幸せをもたらしまくるために旅立つのだった。
(出典:クロケル(ラッシュ)のキャラストーリー)
- 上記の通り「奇跡の子」という謳い文句はあくまでも両親がクロケルを守るための方便なのだが、実際に数多くの奇跡と呼んで差し支えない偉業を達成している。
- 空腹で行き倒れたところを偶然通りかかった人に発見される*6、領土間で起きた戦争を単独で解決する、燃え盛る集会所から子供達を逃がし、自身は逃げ遅れるもののソロモンの召喚によって生還する、などなど。
(出典:クロケルのキャラストーリー、90話・1)
- キャラストーリーは初期実装メギド屈指の癒し枠とされる。
- 「〜なのです」という特徴的な語尾で話す。
また、毒舌とまではいかないものの天然でパンチ強めなツッコミが飛び出がち。
ソロモンに対してもビシバシ厳しく当たる。
- 決め台詞は「骨バキバキの顔ボコボコにしてやるのです」。
しかもバキバキとボコボコに溜めが入る力強い発音。
- ボイスだけで実に3箇所も使われている。シナリオ登場時にも言う。
- 敗北時やクエスト道中など、時折「なのです」口調を使わない時がある。
またF-ポップのメッセージでもよっぽど嬉しかったのかこの「なのです」口調がたどたどしい。
案外子供として振る舞う為の体面なのかもしれない。
- 得物は何故かマラカス。リジェネレイト後はハンドベルに持ち替える。
楽器を選択した理由は不明だが、「みんなと演奏会をしたこともある」と言っており単純に演奏が好きな様子。
(出典:イベント「キミに捧げし大地のソナタ」)
- バースト版のモーションではマラカスを振って衝撃波のような物を出しているが、これもフォトンを籠めてダメージを出しているのだろうか。
- リジェネレイト版ではベルにフォトンを籠めてぶん殴って攻撃している。物理。
これで幻獣にも「ゴイーンと響く」らしい。
- なお、とある人物からは「『情緒』もクソもねえ、でたらめなベルの音」とまで評されている。演奏のためではなく、戦闘中だったとは言えども散々な言われよう。
(出典:イベント「キミに捧げし大地のソナタ」)
- このハンドベル、かなり重たい代物であるらしく、奥義モーションで手放した際には地面にめり込んでいるのが確認できる。
- 贈り物としての名称は「ボコバキベル」。
落とせば地面にめり込むような重量の楽器でもしも顔面を殴打されたら、バキバキのボコボコ程度では済みそうにない。
- よくホームシックにかかり、家族に会いたい、帰りたいとこぼす。
(出典:アジト台詞、クエスト中会話)
- 実家から通うメギドも居る中、アジトに常駐しているような言い方である。
使命を果たすために頑張っているためだろうか。
- 両親の顔を見てしまえば二度と旅立てなくなると確信しており、そのため使命を終えるまでは故郷に帰ることなく、普段から各地を旅して困った人を探しているようだ。
(出典:クロケル(ラッシュ)のキャラストーリー)
- ゲーム中の性能として、バースト版はとにかく素早さが高いことが挙げられる。ただでさえ速いのに特性で更に速くなる。そのため、サービス開始時から実装されていながら特性込みの素早さは全メギド中1位。
- 幻獣を見つけると一番に飛び込んだり、素早さ依存攻撃を持つブリフォーと共に軍団の連絡係をしたりと、その素早さがシナリオで拾われることもある。
(出典:イベント「彼の者、東方より来たり」「不死者バエルの切なる願い」)
- 悪魔クロケルは天使の姿で現れ、命じれば水を温める・激しい水音の幻聴を聞かせる・温泉の場所を教える。
白い人型のメギド体は天使のイメージ、覚醒スキルの滞水は水の力から、マラカスやベルなどを鳴らして戦うのは幻聴を聞かせる力からだろうか。
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祖50:フルカス †
- 【性能・キャラストーリー】
フルカス・フルカス(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
「忌まわしき魔女」の異名を持つ、メギドの力を取り戻した事で暴力に溺れるようになった女性。
その実生き場所と生きがいを求めており、ある一件から自暴自棄になっていた際に召喚して目標を与えてくれたソロモンには協力的。
+
| | 詳細
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- キャラストーリーでは彼女が召喚前に自暴自棄になっていた出来事について語られる。
- フルカスは敵対した兵士レオに「美しい」と言われたことで自分の中に未知の感情が湧き上がるのを感じ、それは話に聞いたヴィータの"恋"という感情だと考えた。
いくら戦っても満たされなかった心の渇きをレオならば満たしてくれるのではないかと考えたフルカスは、半ば脅迫気味に彼と恋人関係になる。
しかし彼が提案する二人での穏やかな生活を思い描くよりも、彼と剣を交える時の方が満ち足りた気分になることに気付き、恋人関係を破棄してレオと殺し合いを始める。
死闘の果てにレオは自分もまたフルカスとの戦いを楽しんでいたことを吐露し、彼女との出会いに感謝を述べて死亡。
自分の喜びは戦いのみ、住処は戦場のみと断じた彼女は新しい戦場を求めて立ち去る。しかしレオから受けた"傷"は深く、胸に大きな穴が空いたような痛みは治らなかった。
(出典:フルカスのキャラストーリー)
- 後の回想でもフルカスにとってこの時レオに対して抱いた感情はあくまで命を懸けた殺し合いをしたいというものであり、本物の恋ではなかったという認識のようだ。
(出典:イベント「恋は拷問、愛は処刑」)
- 生まれて間もなくの頃に野盗に家族を殺されており天涯孤独の身。
また、メギド72は家族のような仲間だと思っている。その仲間をもってしても恋の前には抑止力にならなかったようだが。
(出典:イベント「恋は拷問、愛は処刑」)
- インプのイタズラで土入りミートパイを食べた際には、ミートパイ作成者のフルフル・犯人のインプ・通りすがりのアンドロマリウス・蛮行を咎めたシトリーと名目があれば誰彼構わず武器を振るう暴走ぶりを見せる。
ただ、シトリーが「滅殺ッ!!」などと言いながら攻撃を仕掛けた時には「私より殺意に満ちてる」と呆れていた。
(出典:インプのキャラストーリー)
- 拷問好きと処刑好きで趣味が合うのかアラストールと意気投合している。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- まさに典型的なメギドと言うべき残虐性を発揮している彼女だが、
彼女はメギドラル時代は「誇り高き戦士」で、今は「以前とかけはなれた存在」らしい。
(出典:フルカスのプロフィール)
- 嗜虐趣味なところが目立つ一方、クエスト中空腹を訴えるソロモンを厳しく諌め、仲間が倒れれば神妙に敵討ちを誓うなど、今でも根は割と真面目で冷静。
ヴィータの身で生きることにやり場のない思いを抱えてもいるようで、それを晴らそうとするうちに暴力に溺れてしまったのかもしれない。
(出典:クエスト中会話、掛け合いボイス、アジト台詞)
- ヴィータ体がメギド体に比べて制約が多いという話を聞いたときは深く同意していた。
元々嗜虐性は持ち合わせていたと思われるが、自身がヴィータの体という状態に縛られているからこそ、反発心の裏返しとして逆に相手を痛めつけたいという欲がかつてより更に強まっているのかもしれない。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- ある日骨董店で出会った青年マジョルドと拷問具の話で盛り上がり、久々に感じた胸の高ぶりから彼に恋をしたのだと確信し、軍団を抜ける旨を記した手紙を旅立つ際に側にいたアラストールに託して彼のもとへと向かった。
(出典:イベント「恋は拷問、愛は処刑」)
- マジョルドの情報を得るため店主に対し拷問すらせんという勢いで迫ったり、軍団から抜けることを手紙という簡素な形で伝え一方的に探さないで欲しいと述べるなどかなり勢いに任せた行動を取っている。
恋という感情につき動かされた結果なのだろう。
- マジョルドに拷問をされた際には苦悶の表情を浮かべるどころか自分の体を使って主に自分の価値を示せと言いむしろ喜んでいた。
(出典:イベント「恋は拷問、愛は処刑」)
- それどころか拷問を受けている側にも関わらず逆に攻め方を提案したり教えたりしている。
拷問中にソロモンから召喚があった際には「邪魔するな」という意思を送っているほど。
- 愛する者に付けられた傷なら戦場で受けた誉れ傷にも勝と述べたり、私の体を使ってのし上がれと言ったり恋をした相手にはかなり献身的。
- 拷問卿からの指示ではなくマジョルド自身が本心から拷問を望んでいたことを知った際は拷問に興じている身でありながらその稚拙な技術に激怒する。
手本として彼に拷問の何たるかを直接教えようとしていたところ、ソロモンに召喚されリジェネレイトを果たす。
(出典:イベント「恋は拷問、愛は処刑」)
- この場面だけであると若干彼女の心の変化は分かりにくいが、その後の言葉やアジト内での台詞、リジェネレイト後のプロフィールから考えるに「相手を傷つけるには自身が傷つく覚悟が必要であり、そしてそのことを自身の身をもって相手に教えなければならない」という思いがリジェネレイトの契機となったようだ。
(出典:イベント「恋は拷問、愛は処刑」、アジト内会話、フルカス(カウンター)のプロフィール)
- リジェネレイトしてからは傷ついてからでも相手を倒そうとする面が強くなったとソロモンから言われている。
(出典:フルカス(カウンター)のキャラストーリー)
- フルカスにとって拷問とは相手の心を折り相手の持っている「真実」を暴く行為であり、その「真実」とは彼女にとって情報や秘密だけではなく秘められた感情や普段見せない表情も含まれる。
そして恋もまた、相手のそういった「真実」を知ろうとする感情である。
よって彼女にとって「拷問」と「恋」はとてもよく似ているものなのだ。
(出典:イベント「恋は拷問、愛は処刑」)
- 「拷問のコツだと?相手の気持ちになることだ恋と同じだな」とのこと。
(出典:アジト内会話)
- 最終的にはマジョルドを操って拷問を行っていたナブールも操られていたマジョルドにも興味を失い、彼女の二度目の恋は終わりを告げた。
(出典:イベント「恋は拷問、愛は処刑」)
- 死に際になって命乞いを行うナブールに対して彼の拷問は独りよがりの暴力に過ぎず拷問が好きなのではなく安全圏から痛めつけるのが好きなだけと切り捨て、とどめをアラストールに譲っている。
マジョルドに関しては正気に戻った彼からプロポーズを受けているがなにひとつ心が騒がないという理由で振っている。
- ある日、メギドラルに乗り込んだ際に捕虜になった時のことを考え拷問訓練を行わないかという提案をする。
訓練の内容も既に考えており、互いに宝をある場所に隠しそれを奪い合うという疑似戦争を行うこと。そして隠し場所を聞き出すのに相手チームを捕虜とし拷問するというものである。
(出典:フルカス(カウンター)のキャラストーリー)
- 拷問の内容は暴力的なものは禁止されたが、逆に言えばそれ以外の方法は許容された。
フルカスが例に挙げたものを述べるとアムドゥスキアスに対し目の前でお気に入りの本のページを破いたり、未読の本の結末を読み上げるといったような行為。
- この訓練はバラムの策略によりご破算となってしまう。
バラムは宝の隠し場所を スコルベノトだけが知っている状態にし、あえて彼が捕虜になるようにしむけた。
結果、拷問を嫌がった彼は一瞬で宝の隠し場所を吐いてしまう。
- 拷問をする前に勝手に真実を喋られたせいで心を折ったという快感がないどころか敗北感すら味わわされるという屈辱を受ける。
その後、訓練が終わった後もどうにかスコルベノトを拷問の場に乗せることはできないかと彼を観察するようになった。
- 一方で彼の武器を見て拷問が好きなのだろうと話しかけることもあった。
当の本人はヒラヒラしていてカワイイからという全く別の理由なのだが。
(出典:イベント「ソロモン王と幻獣図鑑」)
- 純粋に好意を向けられることにはあまり慣れていないのか、贈り物には戸惑っているような、若干照れてもいるような反応をする。
大変可愛い。
- レオの恋人になろうとした際に彼を臆面もなく「ダーリン」と呼ぶなどどこか無邪気で純粋なところもある。これはマジョルドに対して呼びかける時にも使っていた。
贈り物も育成序盤では武器や防具ばかり欲しがる一方で後半になるとアクセサリー類の要求が多くなってくる。
少女趣味なところのあるファッションセンスといい、なんだかんだで乙女心もきっちり備えているのかもしれない。マジョルドの元に手土産を持っていく際は当時まだ流行というほどではなかったバレンタインのチョコレートを持参するなどもしていた。
(出典:フルカスのキャラストーリー、イベント「恋は拷問、愛は処刑」)
- スコルベノトからリボンを「カワイイ」と褒められた際には「センスは悪くないようだ」と評価している。
(出典:スコルベノトのキャラストーリー)
- メギド体は鉄の処女の開口部が花(もしくはヒトデ?)のようになった姿。自身の渇きを血で満たそうとする彼女のイメージにぴったりのモチーフである。
- 原典の悪魔フルカスも残忍な性格の持ち主とされる。
青ざめた馬に乗った槍を持つ老人の姿をしていると言われており、ヴィータ体がかなり血色悪く見えるのはその点を意識したものと思われる。
- メギド体からはかけ離れているようだが、残忍な性格と槍という武器から無数の棘で処刑する鉄の処女へと発展させたのだろうか。
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祖51:バラム †
- 【性能・キャラストーリー】
バラム・バラム(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
シナリオ加入する不死者の一人。
追放メギドたちがヴァイガルドで生きていきやすいよう、「調停者」として単独で暗躍していた。
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| | 詳細
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- 初出は3章。エリダヌスを追うソロモンたちの前に突如現れた胡乱な青年。
その正体は各地でヴィータたちにメギドラルの知識を吹き込んでいた「智の番人」バラムだった。
(出典:3章後半)
- 追放されたメギドがヴァイガルドで生きやすい社会を作ることがバラムの目的。
追放メギドを守るためにメギドラルとハルマニア両方の力を削ぎたいと考えており、そのためにメギドラルが衰弱しきる前にハルマゲドンを起こさせたい考えだった。
- 赤い月が起動すればハルマニアとメギドラルが直通になり、ヴァイガルドを介さずハルマゲドンをやらせることができると考えていた。
「エリダヌスの影」はそんなバラムにけしかけられたヴィータたちの集団である。
- 1章の「葬送騎士団」も「智の番人」活動に影響されたもの。
この件での犠牲者はおびただしく、ソロモンに想いを寄せた?少女「エイル」もその一人。
- この点についてはバラム本人にも思うところがある模様。
(出典:53話・2)
- 4章では幻獣に追われた一般ヴィータのフリをして一行に潜り込み、アンチャーターの奪取を図った。
胡散臭いことこの上ない変装姿だったが、まんまと騙し果せて逃げた。
(出典:36話)
- この時名乗っていた偽名「ウルグス」はラテン語で「群衆」を意味するvulgus。つまりモブ(のフリ)。
- 5章で満を持して加入する。
その際にぶちまけたソロモンに対する負け惜しみの長文罵倒台詞はまさかの全文ボイス付き。
通称フルボイス罵倒。
(出典:44話・END)
- その後はお互い軽口を叩き合うケンカ仲間の間柄になり、ソロモンにとっては今までのメンバーの誰とも少し違う関係の相手となる。
そんな二人にかつての自分と先代ソロモン王ダムロックを重ねたパイモンは一人思い出に浸っていた。
- 6章時点で多くの仲間が集まっている状態でもソロモンはバラムとばかりつるんでいるらしい。
(出典:53話・2、バルバトスRのキャラストーリー)
- 力と知識を持っていても単独行動の多いアスモデウスより「一緒に行動して戦ってくれるバラムの方を頼りにしちゃう」とソロモンから言われ、満更でもない顔をしている。
(出典:57話・2)
- 軽薄で狡猾そうに振舞っているが根本は真面目なところがあるようで、裏表がなく強い意志をもって向かってくる相手(ルネやソロモンなど)にはやや押されがちになる。
- 300年間地道にコツコツ一人で活動を続けていたり、少ない手がかりからあちこちに散らばる追放メギドの所在を洗い出していたりマメな印象を受ける。
(出典:49話、バラムのキャラストーリー)
- 赤い月でのソロモンとの口約束も裏切ることなく、因縁があり危険なシバの女王とハルマたちの元へ伝言を届けに行っている。
- 志は高く、良くも悪くも様々な実績を積み上げている割には300年もの間協力者もなく独りで活動している。
パイモンからは「追放メギドのトップになってメギドラルとのパイプを作ろうと必死」だが、「目的の割に人望がない」とばっさり断じられていた。
(出典:29話・4)
- しかし本人にその自覚はないのか(はたまた皮肉か)、メギドの塔隊長に選ばれると「やっぱ人望だな」などとのたまう。
ソロモンから人望がないと指摘された時も「人望あるよっ」と反論しているので本当に自覚がないのかもしれない。
(出典:44話・END)
- メギドクエストでVSバラムを選択すると本来5人いるはずの敵編成が何故か5人に足らず、エラー終了するという人望がないバグまで発生した。(2018年5月26日)
- 協力ではなく他者を「利用」していることについては自覚している。
(出典:50話・5)
- 女性に対しては基本的に名を呼ばず「カノジョ」(鳥頭のカノジョ、等)と言う。しかし呼び名はブレることもある。
- メギドラル時代から野心家で着々と地位を築いており、「マグナ・レギオ」にしっかり議席を獲得していた。追放された理由は不明である。
(出典:アスモデウスのキャラストーリー)
- 追放前に持っていた軍団もそれなりの勢力を誇っており、常勝だったらしい。
バラム追放後数百年経つ中で当時の団員は寿命や戦死で世を去っていたが、そのうちの一人アッキピテルは生き残ってのし上がろうと戦争を続けていた。
(出典:72話)
- ヴィータ達の画策したアスモデウス討伐に参加して以来彼女とは犬猿の仲。
陰険狡猾な智謀タイプ故に反りが合わないのだろう。
常日頃から「乾燥ワカメ頭」「怪獣ワケワカメ」「アスモデウスラバカ」等々ボロクソに言っている一方、向こうからも「アジトにいる気に食わん奴」として名指しされていたりする。
(出典:アスモデウスのキャラストーリー、アスモデウスのアジト台詞)
- メギド時代の悪食を転生後も引きずっているのか、コラフ・ラメルの店で<マヨネーズ絡めただけ>のパスタや<ミルクに炭酸入れたヤツ>を注文するなどおかしな味覚をしているような描写がいくつかある。
他にも絶品とされるフルフルのミートパイに手土産以上の価値を見出さなかったり、大幻獣の食べる謎のお菓子を進化素材に要求したりなど。
(出典:メギド体プロフィール、53話・冒頭、53話・2、バラムのキャラストーリー)
- 「最近では魚卵のシロップ漬けを作ったり、生牡蠣をプリンの上に乗せたり、パウンドケーキに酢をかけたり、やりたい放題」らしい。
マヨネーズパスタや炭酸ミルクより悪化しているように見えるのは気のせいだろうか。
(出典:メギド質問箱・回答No.05)
- 生牡蠣プリンに至ってはコラフラメルのマスターに作らせ、店を訪れた仲間たちにすすめては全員から酷評を食らうということを繰り返していた模様。
(出典:ニスロクのキャラストーリー)
- あまりに酷いその味覚について「舌がメギドラル」などと陰で言われてしまっているらしい。
(出典:ニスロクのキャラストーリー)
- なお本人はこの評価を若干気にしているとのこと。自分のレシピは本心から美味しいと思っている様子。
- 攻撃時、手に持ったナイフは見せびらかして脅すばかりで直接攻撃に使うのは何故かバンダナから伸びる鎖の方。
- しかもこの鎖、手を触れずに動かしているように見える。
- アスモデウスに煽られた際には、平静を装っても<鎖がピクピク震えてる>とヒュトギンから指摘されている。
感情と連動でもしているのだろうか……?
(出典:イベント「悪魔の塔を攻略せよ」)
- こちらはメギド体に変身し、変身を解いた後にも故意的に物体として残すことができたメギド体の一部。
加工すると金属のようになったため、刃の形に削り出し、武器として使用しているとのこと。
元はバラムの一部分だったことから、手を使わずとも動かせるようになっている。
(出典:2020/7/16発売分のファミ通/P107)
- 当初バラムの通常攻撃モーションはゆったりと歩いて近づき鎖を突き刺してくるものだった。シナリオ上初めて対峙する人型ボスであり、陰険な策士らしいじっとりとしたいやらしさを感じさせる演出だった。
- が、遅すぎてストレスが溜まるとプレイヤーからは大ブーイングを喰らい、「バラム走れ」とよく言われていた。ギミック性の強いステージで何度か敗北、再挑戦する人が多かったのも原因。
- アップデートにより飛びかかるモーションに変更。テンポは上がったが変わってしまうとそれはそれでちょっと寂しいという声もあった。
- なお、同じくとことこ歩いていたサブナック、レヴィエルがゆっくり飛んでいたリリムも同時にモーションが変更されている。
演出カット版奥義のタイミングが変わりグシオンパンチがなくなったのもこの時。
(出典:4/26アップデート内容)
- 悪魔バラムは雄牛・人・雄羊の3つの頭と蛇の尾を持ち、熊に乗ってタカを連れている。
それらの要素を分解して再構築した結果が、多頭の蛇・胸に人の顔・翼のような腕のメギド体なのだろう。
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祖52:アロケル †
- 【性能・キャラストーリー】
アロケル・アロケル(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
若くして凄腕剣士として知られる天才肌の少年。
大変な面倒くさがりであり、優秀な能力と要領の良さは専らサボりや楽をする為に使われる。
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| | 詳細
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- 元々旅暮らしをしていたが、途中で歩くのが面倒になって山奥の小屋に居着くなどしている。
評判通り剣の腕は確かで傭兵崩れの山賊達を一人でのしてしまえるほどなのだが、普段はその腕を振るう気は全くない。
家に山賊が押し入ってきても相手するのが面倒だからと抵抗もせずに有り物を寄越すなど、その姿勢は筋金入り。
(出典:アロケルのキャラストーリー)
- フルフル同様、バトル時にスキルで自ら睡眠状態になる。リジェネレイトした姿ではこの「自ら睡眠状態になる」スキルは無くなっており、その点はフルフルと異なっている。ただしバトル中に眠らないぶん、日常で感じる眠気は倍になるようだ。(出典:アロケル(R)のアジト自由台詞)
- バティン曰く、寝顔を見ていると腹が立って腕に力が入るらしい。スキルで味方の攻撃力が上がるのはそのせいか。
(出典:ウェパル(B)のキャラストーリー)
- アジトでは自室以外でも所構わず睡眠をとっている様子。
寝落ちには一家言あるのか、マルコシアスが心労による疲れからうたた寝してしまった際に反応したり、ジズとコルソンが保健教育についてこれず眠ってしまった際は対抗意識を燃やした。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」、「ドキドキメギドの保険教室」)
- 「夜ちゃんと寝てない疑いのあるメギド」としてフルフルと共にピックアップされたことも。
- リジェネレイト後のアジト台詞によると、自分の部屋以外の方がよく眠れるとのこと。
自分の部屋ではあまり眠っていないのだろうか…
(出典:アロケル(R)のアジト自由台詞)
- よく眠っている姿が見られるが、本人曰く「寝るのが好きなわけではなく、寝るのが一番楽なだけ」らしい。
(出典:アロケル(R)のアジト自由台詞)
- このアロケルの眠り癖は、メギドラル時代に受けた刑罰をやり過ごすための行動が発端になっているようだ。
+
| | かつてのアロケルとその行く末
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かつてアロケルはチェルノボグというメギドが率いる軍団に所属していた。
当時から相変わらずだったサボり癖で軍団のメギドからの評判は良くは無かったが、チェルノボグの発案で副長に任命される。
ある時、ハルマゲドン派にありながら即時開戦に否定的な立場だったアルマロスと同盟関係にあるチェルノボグが懲罰局に狙われ、チェルノボグ軍団は懲罰局によって壊滅させられる。
唯一生き残ったアロケルは、散っていった仲間の一人から託された「仇討ち」を果たすべく修行を積み、懲罰局のメギドを10人殺害するという快挙暴挙に出る。
復讐の末に捕縛されたアロケルに課せられた刑罰は、光の差さない牢獄で僅かな食事とフォトンのみを与えられ続けるというもの。
光も音も無い孤独の中で心が壊れ、「二度と懲罰局には逆らわない」という後悔を抱えて彼の世界へ還ることを目論んだ陰湿な処刑法だった。
与えられる食事やフォトンも最低限に満たず、飢餓によって肉体も徐々に変質していき、上記の精神崩壊を加速させる仕組みになっていた。
アロケルはこの刑罰に対し、肉体と精神の活動を極限まで停止させるという方法…つまりは眠ることで対抗した。
極限状態でアロケルの肉体も何らかの変質を起こしたのか、睡眠中は食事やフォトンの摂取すらほぼ不要となり、むしろ体調が改善するようになった。
そうして眠りの中で時を過ごし、50年以上経過したある時、「この方法では処刑不可能」と判断され、アロケルは追放刑に処されることとなる。
復讐の末に50年もの幽閉刑ののち追放刑に処されたことで、アロケルは「あの復讐には意味なんてなかった」と考えていたが、追放されていたチェルノボグと長い時を経て再会。
50年の幽閉と追放の果てに再びチェルノボグと戦うことができる日が訪れたことで「あの復讐にも意味があったのかもしれない」と自分の復讐を肯定する想いが生まれ、アロケルはリジェネレイトを果たす。
(出典:アロケル(ラッシュ)のキャラストーリー、イベント「変わる心、変わらぬ心」)
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- 戦闘時も剣を構えず明後日の方向をのんびり眺めており、とことんやる気を感じられない。
とはいえいざ攻撃となれば素早い身のこなしを見せる。武器は左手で振るっており、左利きと思われる。
- その剣の腕は確かだが、剣は誰かに教わったわけではない、適当に振っているだけと明言している。(アロケルのアジト自由台詞)
ただし、メギド時代にチェルノボグの剣を半ば強制的に見せられており、その後ひとりでその動きを練習したことから、師匠?みたいな人はいたとも言及している。(出典:イベント「変わる心、変わらぬ心」)
- 眠りたがりにも関わらずメギドラル遠征には参加している。させられたのかどうかは分からないが…。(あるいは追放前に請け負った「仕事」を果たす為かもしれないが)
言う程寝てばかりでもなく、時にはソロモンに有力な助言も与えている。その場に居合わせた仲間達からはすごいアロケル…<ずっと起きてる!!>と妙な褒められ方をしていた。
(出典:73話・END)
- メギド体の食性から影響を受けているのかは不明だが、時折相手の内面を抉るような物言いをすることがある。
「メギドの発生」を目撃して嘔吐するソロモンに対して、メギドと幻獣の母体が同じだったことや、ヴィータとは異なる生物であること、どこにショックを受けたのか執拗に質問をした。
(出典:73話)
- ソロモンに対する悪意ではなく、アロケルの単純なソロモンの感じ方への興味からの言葉であったが、余計にタチが悪いとバラムからは思われていた。
- 「成り損ない」に対するソロモンの動揺を目の当たりにした際にも、ヴィータって弱いなぁと言葉を漏らしていた。転生はしているものの極めてメギド寄りな観点を持っていることが見受けられる。
- 自分も今やその脆弱なヴィータであることを認識したからこそ、後に「仕事」を放棄する彼なりの理由付けの1つになっている。
- 追放刑を受けた際に、ある上位メギドから「仕事」を依頼される。
(出典:アロケル(ラッシュ)のキャラストーリー)
- それはロノウェの暗殺であり、軍団で知り合ってからはずっと暗殺の機会を伺っていた。
そもそも果たす義理も無いし、隙は全然見せないし、殺したら殺したで他の仲間への説明が面倒だからという彼らしい理由で暗殺そのものは非常に消極的であった。しかし、メギドラル遠征中の乱戦で丁度二人きりになったアロケルはロノウェの隙を見つけてしまう。
仕掛けるアロケルだったが咄嗟にロノウェも防御し、アロケルの彼への殺意が明るみとなる。
(出典:75話・3)
- F・F・Pとの乱戦中だったこともあり、一触即発の状況は直ぐに幻獣達の邪魔が入って中止となる。F・F・Pとの決戦後、ロノウェの暗殺の依頼を受けて転生してきたことを明かすアロケル、そしてアロケルの側からこの軍団で遺恨は無しということにしましょうと呑気な提案をする。元々、機会があれば果たそうかなというくらい適当だったこともあるが、ソロモンの軍団に入り、追放メギド達と出会ってヴィータに転生した以上はもう純正なメギドには戻れないことをアロケルが確信した為である。
(出典:75話・END)
- 仮にロノウェ暗殺成功の功績でメギドラルに戻れたとしても、ヴィータの身体の追放メギドとして生きていかなくてはならない。それなら今の暮らしの方がマシだというアロケルなりの根拠で、暗殺を受けていたという過去と仲間として今後もやっていくというロノウェに対する筋を通した。
- その後の遠征においても、少数任務でロノウェと行動する機会が多い。アムドゥスキアスを追跡するグループになった際は、小リーダーを務めるロノウェの頑なになりがちな考えに茶々を入れつつ柔軟な方向へと誘導する働きをした。洞察力においてもイレーザーとなったアムドゥスキアスの「完全無敵バリア」の範囲の狭さと、衝撃が本体に伝わる弱点となりうるバリアの穴に最初に気が付くことになる。
(出典:89話・4)
- 性格を反映してか、ゲーム的にも全体的に追い詰められて初めて真価を発揮するような技が多い。
特に奥義の「復讐剣バルムンク」は最大11.5倍というとんでもない倍率が目を惹く。
HP10%以下という条件は非常に厳しいものの、うまく決まった時のダメージは圧巻。まさにロマン砲。
- スリップダメージと引き換えに強力な攻撃バフを得られるバーサークや自傷ダメージを与えつつ無敵を張れるCメフィストが登場し、実用性が高まったことで近頃はじわじわと愛用者が現れつつある。
フェイタルブレーダーならぬバルムンカー達は今日もあの手この手で最大ダメージを競い合っている。
- 本人曰く「疲れ切った時の方が無駄のない動きができる」らしい。肉体的な限界が近づくほど技が冴え渡るようだ。(出典:アロケル(ラッシュ)のキャラストーリー)
- 上述の通り見た目も性格もお気楽な雰囲気を漂わせているのだが、メギド体は赤い6つの目と鋭い牙を持つ真っ黒な獣人という非常に恐ろしいもの。
おまけに「眠っている獣に密かに近づいてメッタ刺しにし、痛みと恐怖に悶えているところを捕食する」という凄惨極まる食事法を好んでいたもよう。
- 「復讐剣」という不穏な名を持つ奥義といい使用時の意味深なセリフといい星6イラストなどで見せる瞳にハイライトが入っていないところといい、まだ何か裏に闇を抱えていそうな雰囲気がある。
- 原典の悪魔アロケルはその目を覗いた者に自分の死に様を見せるとされている。
普段糸目で瞳の見えないアロケルだが、奥義などで少し本気を出した時には目が見える。
つまり奥義を食らった者は死に様を見る……というより身をもって死に様を知る羽目になるという所か。
- 悪魔アロケルの特徴は「馬に乗った、燃えるような眼の、赤い獅子頭の兵士」なのだが、メギド体を見ると「ケンタウロス型の馬の体、武装した人の上半身、赤い目、ライオンの頭蓋骨に似た顔」と元ネタの要素を拾いつつアレンジしていることが窺える。
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祖53:カイム †
- 【性能・キャラストーリー】
カイム・カイム(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
ソロモンを主と称し、何かと持ち上げては周囲を貶す話し振りが特徴的な男性。
従順な従者と道化を演じているがその実ヴィータ不信であり、ソロモンの事も主として相応しいかを見定めている。
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| | 詳細
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- ソロモンのことを「我が君」と呼び、本物の君主に仕えるかのように接する。
- ソロモンの眼前、仲間の追放メギド相手であっても侮辱同然の発言は一切躊躇する事はない。
- 「当たり前です その鳥頭には脳みその代わりにお花畑でも詰まっているのですか?」(シャックスに対して)
(出典:カイムのキャラストーリー)
- 「おお、盗賊風情に大きな顔をされるとは…王の居城に威厳はないのか」(ウァレフォルに対して)
- 「おお、私にも! 友愛に飢えた小娘は媚の売り方を知っていると見える」(ムルムルに対して)
それが原因でムルムルに皮肉を吐かれた事も。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- ヴィータの「狂人」に、誰にでも分け隔て無く接し、周囲に愛される人物であった母親を殺害されている。
そのためか、ヴィータ全体に失望し、蔑むような発言を漏らすこともある。
(出典:カイムのキャラストーリー)
- 旅の中で出会った、母親と似た雰囲気の女性であるリタには思う所があったのか自身の経験からなる忠告を贈った。
- リタに語ったところによれば、花が好き。ストーリーの内容を考慮すれば、恐らく珍しいストレートな本心を語ったと思われる。
- メギド時代の好物は雛鳥。集団繁殖地で産まれたばかりの雛鳥を惑わし、刷り込みを行なってついてきた雛鳥を一羽ずつ喰らったとの事。
- 疑う事を知らない純粋な存在を好んで食していたカイムが、ヴィータに転生してからは逆の立場で大切な人を奪われるのは皮肉である。
- そうしたメギドでありながら、現在のカイムは本質的には決して冷酷ではなく、信愛を抱いた人物の死を嘆き、怒りを表明して戦うことのできる人物となっている。
ラウムやロノウェなど、元は粗暴・残忍なメギドでありながらヴィータの両親の教育で性格が善良に変化した例もあるので、カイムの母親もそうしたヴィータだったのかもしれない。
- 捕食対象と見るか、守られるべきものと見るか、形は違えど「愚かではあっても純粋なもの」を好むという意味では一貫しているため、
或いはそれが彼の個なのかもしれない。
- かつては異端審問官として活動していた時期があったという。
(出典:イベント「そして灯火は静かに消える」)
- 召喚時のキャッチフレーズも「敵に試練を与える異端審問官」である。
- ただし、ヴァイガルドの正式な異端審問会は王都の管理下にあるハルマ設立の組織で、審問官は「異端として迫害されているヴィータを保護する」といった職務を負う仕事である。カイムが活動していたのはこちらなので、その言葉からイメージされるような迫害を行う側ではない。
現実でイメージされる魔女狩りのような行為を行っていたのは、異端審問の概念を曲解したヴィータ達が私的に設立した地方の審問会だったという。
なお、公的な異端審問会は既に解体されている。
(出典:イベント「汝、罪人なりや?」)
- かつてヴァイガルド各領地で自発的に行われてきた異端審問を禁じるに至った「トルケーの惨劇」に関わった異端審問官の一人である。
(出典:イベント「汝、罪人なりや?」)
- そもそもカイムが異端審問官となったのは、王都公認ではない「自称審問官」達に連れ去られ、行方知れずの母親を探すためであった。
同じ異端審問官のベルナールの協力もあり、トルケーの町に母が収監されていることを知り、2人で潜入調査を行う。
- しかし、捕らえられた異端者達は「死んだ方がマシ」な程の凄惨な拷問を受け続けていた。カイムは母親と再会を果たすも、最後に成長したカイムを一目見た母はその場で息を引き取る。
葛藤の末、二人は王都への協力を待たずに異端者たちを解放する。
だが、異端者達の抱えてきた恨みは非常に強く、自称審問官もそれ以外の町民もカイム達さえも見境なく襲い掛かる暴徒と化した。
果てにトルケーの町は火に包まれ、多くの命が失われる惨劇となった。カイムはベルナールに逃がされる形で生存するが、ベルナールはこの一件で死亡扱いとなる。
- 死別したと思われたベルナールは生きており、惨劇を目の当たりにした影響からか極度に悪魔を憎むようになる。
各地の異端者を捕らえ凄惨な拷問にかける自称審問官の悪行を、今度はベルナール自身が行うようになっていた。
カイムは彼の真意を確かめるべく復興されたトルケーの町に向かうが逆に捕まってしまい、拷問を受ける。
(出典:イベント「汝、罪人なりや?」)
- カイムは拷問を意にも介さずベルナールにかつての頃から自分は悪魔(=メギド)であったことを告げる。しかしベルナールはそれすらも悪魔の虚偽の話だとカイムの言葉を否定し続ける。
後にソロモン達により助け出されたカイムは、パラジスをその身に宿し攻撃性を増したベルナールと対峙する。
- 戦闘になる直前、カイムはベルナールに最後の説得を試みる。
かつてのベルナールはヴィータの善性を信じる気質の持ち主であった。
善性を信じるが故に惨劇を起こしたヴィータの過ちを認められないベルナールのすがった対象が異端者に憑りつく「悪魔」という実在しない存在である。
しかし、本当の悪魔とはそのような邪な存在を「絶対」であると思い込み、人を殺めることを正当化する自身の心そのものだとカイムは話す。
- そしてその「悪魔」は、かつての自分にも宿っていた。
母からの「誰も恨んではいけない」という最期の言葉を受けながらも、母を死に至らしめた者達への復讐の衝動をカイム自身も抑えることができなかったことを告白する。
カイムは惨劇を起こした責任が自分にあるとして自らの命だけで愚かな行為を止めにして欲しいとベルナールに願う。
- しかしカイムの言葉は届かず、ベルナールに寄生したパラジスは最終段階に至り、幻獣化する。
拷問の傷もあり満身創痍のカイムであったが、人の道を外れたかつての「友」にこれ以上の殺戮をさせないのも自分の役目だとソロモンに告げ、リジェネレイトを起こしベルナールにトドメを刺す。
- メギド体は、仮面を被った身長329cmの巨大な道化師。
奥義演出において、変身前に自ら糸あやつり人形のようになって自分の杖から垂れ下がる動きは、ユーモラスでありつつも不気味な印象を与える。
☆6では片腕で逆立ちをするようになり、メギド体の仮面の形相はより禍々しく変わる。
- 奥義のセリフが3通りあるが、β版の名残か、うち2つは火属性を強く意識した内容となっている。
現行では火の気を伴うような技ではないため、人によっては少し違和感があるかもしれない。
(出典:ボイス「奥義・2」「奥義・3」)
- ヴァイガルドの異端審問官は火炙りを用いて魔女と見做したヴィータを処刑することがある様子。本来は火炙りで敵を焼き尽くす奥義だった可能性もある。
(出典:イベント「そして灯火は静かに消える」)
- リジェネレイトで狂炎を扱うようになり、奥義も火ダメージ技になったため違和感はなくなった。
- 「地獄の辞典」(コラン・ド・プランシー)の図版では、剣を携えた黒い鳥の姿で描かれている。
人の姿を取る場合、鳥の髪飾りと孔雀の尾をつけた姿になるというが、「地獄の辞典」の挿絵では何故か鳥の着ぐるみのおっさんである。
メギド体が道化師なのは、後者のふざけたような姿からの連想だろうか。
- ラテン語版「悪魔の偽王国」ではmerulae(クロウタドリ)の姿で現れるとされており、異端審問官時代の暗号名はこれが由来と思われる。
- 地獄の辞典では「人の姿で現れる時は、燃え盛る石炭・燃えさしの中から答える」とされており、火属性の要素はここからだろう。
また優れた弁論家でもあり、様々な動物の言葉や水音まで理解できるようにする力がある。カイムの言葉巧みな部分はこういった要素から来ているのだろう。
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祖54:ムルムル †
- 【性能・キャラストーリー】
ムルムル・ムルムル(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
「ぼっちメギド」を自称する妖艶な踊り子。
元はメギドラルの調査員だった。
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| | 詳細
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- ヴァイガルドの内情を探るためにメギドラルから派遣されたが、ヴィータに好意的な調査結果が上級メギドの意に介さず、反旗を翻したとみなされ追放される。
(出典:ムルムルのキャラストーリー)
- …のだが、キャラストーリーの描写がまるで転生を経ずに捨てられたかのようで、長らくプレイヤー間で物議を醸していた。
- 転生しているとする根拠としては、確実に転生を経ていないウェパルとは違い転生日(8月30日)とヴィータ年齢(19歳)の設定が存在することなどが挙げられる。(ウェパルは両方不明)
- 転生していないとする仮説の根拠には、<仲間…助け合い… それがヴィータたちの助け合う幸せなの…!?>と、自身もヴィータとして19年過ごしてきたとは到底思えないような発言などが挙げられる。
- 後のイベントにて、追放メギドであることが正式に判明。
夢に誘い込んで記憶(情報)を食う幻獣「夢喰い」に転生後の記憶を食われ、ソロモンと出会う直前までのヴィータとしての記憶をほぼ失っていた。
- 逆に追放直前の記憶は残っていたため「追放刑を経ずにヴァイガルドの森に放り出された」と考え、自身を「転生していない純正メギド」だと思い込んでいた。
- ムルムルに調査任務を命じた軍団長の名前はファルファレロ。
ハルマゲドンへの士気を高めるために「ヴィータなど取るに足らぬ生物である」と言う当然の結果を伝えるだけの簡単な任務だったはずだが、ファルファレロの想定と異なりムルムルはヴィータに共感してしまった。
その結果ムルムルは追放され、ファルファレロも部下を信用できなくなってしまった。
(出典:イベント「君はもう、1人じゃない」)
- 孤独に森を彷徨っていた自分を拾ってくれたソロモンに対しては強い恩義を感じているようで、いつも健気に尽くそうとしている。
少々依存気味でもあり、「結構必死だなぁ」と自嘲することも。
(出典:レベルアップ時セリフ、探索時セリフ、強化時セリフ等)
- 戦乱に巻き込まれて家族や兄弟を失ったヴィータ達を思って怒りを燃やすなど、思いやりが強く優しい性格の持ち主でもある。一方、激しい気性も備える。
(出典:アジト台詞)
- 怒りは強くはっきりと表に出すタイプ。
仲間を貶したカイムに水を渡し、これを被って頭を冷やしたら?と皮肉をかますなどなかなか大胆。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- フラウロスに怒り喧嘩を始めてしまったラウムに対し桶で水をぶっかけ、「アジト内での私闘は御法度」だと真っ先に警告し、「ここに居る全員と戦争する気?」とまで厳しい口調で言い放った。
(出典:イベント「ソロモン王と悪魔の鏡」)
- 酒場で暴れん坊に絡まれた際、お店の事を気遣って躊躇をしたもののしっかりと相手を拒絶し啖呵を切った。
(出典:ムルムルCのキャラストーリー)
- ことあるごとに自らをぼっちと称するが、踊り子としてヴィータたちに取り入った経験もあってかコミュニケーション能力は人並み以上にはあり、各種イベントストーリーなどでも誰かと一緒にいる場面が多く客観的にはぼっちとは言い難い。
- 放置されっぱなしの贈り物までぼっちと呼んだり、大事なことをメモすると「ぼっちじゃない感じ」になると言い出したりと、ぼっちを意識するあまりに変な表現をしてしまうことも多々。
(出典:アジト台詞)
- 公式の性能紹介でも<自称ぼっちメギド>と書かれており、ぼっち発言が実態に伴わないものであることは公式見解の模様。
- この「自称ぼっち」については、自身が純正メギドであるという思い込みによる「本当の事を打ち明けていない」と言う後ろめたさからの距離感と、それに伴う疎外感が原因だったようだ。
(出典:イベント「君はもう、1人じゃない」)
- このように周りから見るとぼっちではないのだが、メインシナリオに登場した際にはメギドであるためにヴィータと思考がすれ違うというぼっちらしさを示す描写が入った。
- 彼女にとってはメギドの姿が本来の在り方で、踊り子の姿は元々ヴィータに偽装するための「そのように振舞っている」だけのものであり、それを魅力的と言われても戸惑うばかりであった。
そのヴィータ体に惚れた騎士のレイデンから向けられる恋愛感情にもメギドであるために最後まで気づくことがなく、最後はレイデンを「最初のヴィータの友だち」と認識するに至った。
- ブネは王宮の騎士と仲がいいと言っていたが、この時までムルムルは彼らを「友だち」と認識していなかったことがわかる。
- このようにメギドのムルムルではなく踊り子姿のムルムルとして周りから見られていることが本人が「ぼっち」と言い続けている理由だと思われる。
(出典:56話)
- そんな彼女だが、複雑な経緯で失われていた過去の記憶を取り戻し、胸を張ってメギド72の軍団員を「仲間」と呼べるようになったことでリジェネレイトを果たす。
(出典:イベント「君はもう、1人じゃない」)
- 自己評価の低さが端々の描写から見受けられる。
- 追放される前の任務中は自分はヴィータよりも上位の生物だという態度が若干透けている言動であり、自信をなくしたのは追放されたことが原因か。
(出典:ムルムルのキャラストーリー)
- ヴィータとしての自分の容姿がとても優れているという自覚があるのに、ホワイトデーには「あたしがもらえるわけないけどね…」とこぼす。
(出典:ムルムルのキャラストーリー、ホワイトデーログインボイス)
- パーティに配属されると「あたしなんかでいいの?」と言う。
- ヴィータとして美しいと言われてもあまり嬉しくなかったという告白からも、優れた容姿は本人にとっては自信に繋がらない様子。
(出典:56話)
- とはいえ、臆病なのではなく上にもあるようにどちらかと言えば激しい気性の持ち主。一度戦闘になれば勇敢であり「あなた(ソロモン)が居れば戦える」という主旨の台詞を言う。
- ヴィータとしての名前はマリーナ。
記憶の大半を失ったこともあり、今はムルムルに芸名を変えたと言う事にしている。
(出典:ムルムルCのキャラストーリー)
- ムルムルの踊り子としての実力はメギドラル諜報員時代の頃から非常に高く、ヴァイガルドに来て瞬く間に権力者に取り入る事ができるほど。
(ヴィータの前で舞うだなんて屈辱)と胸中でこぼすシーンもあり、舞に対するプライドも持っているようだ。
- 芸術が忌避されるメギドラルでは他のメギドに隠れて踊りっており、他者に踊りを披露したのは諜報任務でヴァイガルドに来たときが初めて。
- 当時は「飛んだり跳ねたりするだけ」だったらしい。
(出典:ムルムルCのキャラストーリー)
- 四周年で公開された特別映像4th Anniversary Special Movieでは、シバの女王やコルソン(&とらまる)、ダンタリオン、スコルベノトと共に踊るシーンがある。
姿勢から振り付けの魅せ方など、他のメギド(子供ばかりだが)とは格が違うのが伺える。
- 「夢喰い」から取り戻す事ができたヴィータ転生後の僅かな記憶でも、母の歌に反応する幼いころの記憶や、彼女が踊り子としてヴァイガルドを渡り歩いていた事など芸術への関心や適正が垣間見える。
- 悪魔ムルムルはトランペットの音と共に現れる音楽の魔神とされており、これがメギド体の由来だろう。
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祖55:オロバス †
- 【性能・キャラストーリー】
オロバス・オロバス(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
いつも不気味な骨の被り物をしている変わり者の魔術師。
山奥で隠遁生活をしているマイペースな世捨て人。
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| | 詳細
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- 召喚されるまでは誰にも存在を知られておらず、年齢も追放の理由も不明とメギドとしても謎の多い人物。
(出典:プロフィール)
- 浮世離れした暮らしをしているせいかかなり独特な感性を持っている。
好奇心旺盛で世の様々な物事を観察しているが、不気味なルックスもあって悪意なくトラブルを起こしがち。
- 被り物をしているのは魔術師としてのミステリアスさを出すためらしい。こだわりは強く食事中すら外さないままでいる。
- というのが本人の主張だが、戦闘中など3Dグラフィックでは被り物と服の隙間に明らかに人間の首ではないモノが見えてしまっている。
星6になると角が長く伸びてねじくれた形になり、片目が真っ赤に染まって大きく見開かれるなどますます異形になったりもする。
……本当に被り物なのだろうか?
- もともと古くから生きてきたメギドのため、ヴィータ体にはそもそも馴染みがなかったらしい。
追放刑を受けて転生できたのは奇跡的なことらしいが…本当に転生に成功しているのかどうかは、とても怪しい。
(出典:【2周年】メギド質問箱)
- 仮面を外してその中を見たフルーレティは気絶したうえに素顔について覚えていないという。
曰く"理解しがたいものを見ちゃって脳が混乱したみたいな…”
(出典:オロバスCのキャラストーリー)
- 家出の少女エリーを保護した際には誘拐犯と勘違いされ、騎士団まで出張る騒動に発展してしまった。
(出典:オロバスのキャラストーリー)
- しかしあまり懲りてはいないらしく、今でも街中で子供を観察しては石を投げられ、女性を観察しては恋人らしき男性に追われしている様子。
(出典:アジト会話)
- 世捨て人ではあるものの別に俗世間が嫌なわけではなく、むしろ街暮らしは街暮らしで快適だと思っており山から降りることもある。
特にヴィータの食文化がお気に入り。
(出典:オロバスのキャラストーリー)
- 見た目の恐ろしさや謎の多い素性とは裏腹に人好きのする穏やかで気さくな人柄であり、気が向けば子ども向けの演劇に参加したりもする。
(出典:マルコシアスBのキャラストーリー)
- エリーはその浮世離れぶりに引いたり呆れたりしながらも「変な奴だけど優しい」と懐いていた。
オロバスはオロバスでちゃんと面倒を見ており、親元に戻ろうとしない彼女を気遣ったりもしている。
(出典:オロバスのキャラストーリー)
- 口調もどこかのんびりとして和むものが多い。
術をかけつつ「途中で飽きるんだよな…」などとボヤキのようなものも。
奥義時の「私もメ〜ギドなのだ!」は威厳を見せつつもどうにもちょっと間の抜けた発音で愛嬌があり人気。ラインスタンプにも採用されている。
(出典:戦闘時ボイス、公式ラインスタンプ)
- 軍団内では知識・調査班に入っておりエンブリオやメギドの塔についての考察を披露している。
- いったいどこに引きこもって研究しているのか前線の話がほとんど耳に入っておらず、とっくの前に終わったソロモン暗殺未遂の件も後から聞き「彼は無事なんだろうか?」などとトボけた感想を漏らしている。
(出典:イベント「悪魔の塔を攻略せよ」)
- メギドラルに関する古い知識を多数所持しているがそれらの大半を常識と考えており、他の軍団員にとっては重要な情報であっても彼自身はそれを重要だとは捉えていない。
そのため、聞かれて初めて「知らなかったのかい?」みたいな反応をしながら教える、というのが一種の定番となっている。
(出典:第75話・1など)
- ハーゲンティからは「オロバス博士」と呼ばれている。彼女が持ってくるお宝の鑑定をしてあげたりしているらしい。
(出典:イベント「魔獅子と聖女と吸血鬼」)
- 実は「メギドラルの中央議会がアルス・ノヴァからマグナ・レギオに移行した当時からずっと存在していたメギド」とのこと。
ベリアル・アスモデウスと同じ時代を生きていた、作中でも屈指の大メギドということになる。
- 上二人と異なり、ヴァイガルドに来てからではなくメギドラルに居た頃から誰よりも長命だったらしい。
追放時期は不明だが、大罪同盟に並びうるメギドラルの生き証人なのかもしれない。
(出典:【2周年】メギド質問箱)
- 「ビルドバロックが自分の発生時期である」と本人の口から語られた。
登場メギドの中では、ベルフェゴールがだいたい同時期。
(出典:ルシファーのキャラストーリー)
- 大罪同盟時代のルシファーが出会った際にも既に世捨てメギドのような存在となっており森の奥でひっそりと暮らしていた。ルシファーが情報を集めていたヴィータに関する知識をオロバスは有していなかったが、逆にヴィータ体に興味を持ち、彼の知識にあるままにヴィータ体をこの時初めて取った。
(出典:ルシファーのキャラストーリー)
- その姿はフォトンをろくに得ていない「まつろわぬ者」のようであり(要するにゾンビのような)、ルシファーからもちゃんとヴィータ体を形成できるメギドから教わる必要があることを言われる。
- その後のオロバスが誰かから教わってヴィータ体をきちんと取れたのかどうかは不明である。ただ、今の姿を見れば……。
- 技のモーションでも自身の吐いた煙から幻獣を作り出して攻撃するが、これは幻獣オクトパロスが自身の吐いた「墨」を己の知識を投影した姿に変えて疑似的な命を宿すという技を真似たものである。何故そんなことが簡単にできるのかはさておきオロバスが攻撃技で召喚する幻獣は全てこのように疑似的に作られている。
(出典:イベント「知の幻獣と悲しき対話」)
- メギド体は二又の槍を持った異形のケンタウロス。物憂げな顔つきの美少女。
変な被り物(?)をした美声のおじさんが人外美少女に変身する様はインパクト抜群。しかも声はそのままである。
- 一部がヴィータに似た姿のメギド体はウェパルやボティスなども該当するが、オロバスは顔立ちが特にヴィータ寄りなのが特徴的。
- 「私の姿がヴィータに少し似ているのはビルドバロックと深い関係があるらしい」とのこと。
(出典:ルシファーのキャラストーリー)
- 8魔星エウリノームとは旧友の間柄。
「異世界に興味があるから追放してくれ」と、オロバス自らエウリノームに掛け合ってヴァイガルドに転生したらしい。
- エウリノームが8魔星であったことを知っており、追放と言う事象が広く知れ渡っていないような会話だったことから推察するに、オロバスが追放されたのは本編開始前500年から300年ほど前の時期であろうか。
(出典:106話・4)
- 悪魔オロバスは馬の姿で現れ、召喚者の命令に応じて人の姿を取るとされており、これがケンタウロス型のメギド体の由来だろう。
- ただし『地獄の辞典』における挿絵は「頭が馬、体が人」でありメギド72とはパーツの配置が真逆。
- 過去・現在・未来のあらゆる事物について答える、神学における真理や創世における真実を教えてくれるとされる。
9章4節時点では仲間が知らない過去の知識を皆に教えるポジションに収まっており、ストーリーの進行とともに原典の役割に近づいている。
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祖56:グレモリー †
- 【性能・キャラストーリー】
グレモリー・グレモリー(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
顔に向こう傷を残した強面の女傑。
強さを求め、自ら陣頭に立ち周囲を率いるリーダー気質。
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| | 詳細
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- ヴァイガルドでは領主を務めている。
とにかく仕事熱心で、朝からほとんど休みも取らず書類仕事から剣の訓練、街の見回りに有事の対応までやっている。
その働きぶりと親身な態度から領民には非常に慕われている。
- あまりにワーカホリックすぎるため、「渡り鳥のように脳を半分ずつ休ませているから寝る必要がない」という冗談を本気で受け止められてしまった。
(出典:グレモリーのキャラストーリー)
- 貴人ゆえかバレンタインや七夕といった庶民の風習や行事には疎い様子。
しかし関心を持っているようで積極的に作法やルールを尋ねてくる。
(出典:ログインボイス)
- 治めている土地はライヒ領という。
(出典:イベント「美味礼讃ノ魔宴・後編」)
- ラウムの父とは元からの知り合い。材木商だった彼に屋敷の修繕を依頼したことがあったとか。
(出典:イベント「美味礼讃ノ魔宴・後編」)
- 剣の腕前も凄まじく、騎士団の団長や教官など本職の人間ですら敵わず側から見ていて「どっちが稽古をつけているのかわからない」と評されるほど。
(出典:グレモリーのキャラストーリー)
- メギドラル時代は現在とは反対に戦いを人任せにするタイプだったようだが、追放を機に自分が強くなって戦わねばならないと考えを変えたとのこと。
そのためか強さに拘る言動が多く見受けられる。領主としての極端な働きぶりもそこに起因するものかもしれない。
(出典:プロフィール)
- メギドであった頃はろくに戦争もせずにいた。それを咎められた為、追放されたらしい。
(出典:イベント「デカラビア、最後の咆哮」)
- 戦闘中は前に立って仲間を守り鼓舞するような凛々しく語気の強い言動が多いが、アジトや領民達の前では穏やかで余裕のある振る舞いをする。おそらくはこちらが素なのだろう。
- 目下の相手に面と向かって侮辱されても声を荒げず冷静に応対するなど度量はとても広い。
(出典:グレモリーのキャラストーリー)
- かつてのような文化的な生活を恋しがっている面もあるようだ。
(出典:クエスト内会話、アジト会話)
- よく目立つ顔の向かい傷については、力試しのためにやっていた決闘でついてしまったものとのこと。
(出典:アジト会話)
- どういうわけか「春色乙女」、「キューティーヴァイオレンスナンバー5」等の所謂トンチキピックアップとの縁が多い。
- キューティーヴァイオレンスナンバー5については、よく集まって雑談する5人の女性で何か特別なチームになれないか……とグレモリーが提案したことで結成(?)された。
なお命名は通りかかったバラムがノリでつけたもの。酒が入っていたらしい彼女らが強く反対もせずにふわふわしているうちにバラムに本決定にされ吹聴された。
(出典:イベント「悪魔の塔を攻略せよ」)
- メギド体は白い肌をした彫像のような貴婦人。ほとんどヴィータと変わらないような姿をしているが全長5m超とかなり巨大。
- 椅子に腰掛け扇を片手に優雅に微笑んでいるが、星6になると涙を流して嘆いているような表情になる。
今のところ詳細は語られていないが、追放に際して「自分が全て守らなければならない」と考えを変えるに至るだけの悲劇があったことを暗示しているのかもしれない。
- 元ネタはソロモン72柱の魔神グレモリー。珍しい女性の悪魔であり、ラクダに乗った貴婦人の姿をしている。メギド体のイメージほぼそのままである。
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祖57:オセ †
- 【性能・キャラストーリー】
オセ・オセ(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
「豹の化身」を自称する野生の美女。
自然の掟に従い、山奥で気ままに暮らしていた。
+
| | 詳細
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- 年齢は不明とされており、長命者である可能性が高い。
ヴィータの間では山に潜む伝説の「人食い魔女」とみなされ、恐れられていた。
(出典:プロフィール、オセのキャラストーリー)
- ただし人食いというのは誤解で、本人曰くヴィータなんて食べないとのこと。
(出典:オセのキャラストーリー)
- 同じ山には幻獣も住み着いているためそちらと混同されたのかもしれない。
- 獣のように自然の中で本能のままに生きることを好み、ヴィータの社会とは距離を置いている。
語り口は基本的に理性的で落ち着いており大人のお姉さんといった雰囲気だが、価値観や思考回路は完全に野生動物のそれ。
- 抜群のスタイルに肌もあらわな服装、どこか思わせぶりな言動…とぱっと見にはまさに「女豹」と言った感じ。
ダメージを受けると妙に艶かしい喘ぎ声を漏らし、「岩みたいに固い」「気持ち良さそう」と何か誤解を受けそうな発言も散見される。
が、その内面は比喩抜きの「雌豹」、すなわち逞しく野に生きる獣である。このあたりのひねったキャラ付けがメギド72らしいところ。
- 曰く「服着てるのもイヤ」らしい。日頃露出の多い格好をしているのはそのせいだろうか。
- アジトにも野性味を求めており、洞窟に引っ越さないか提案してきたりもする。
(出典:アジト会話)
- 豹の化身と名乗っているのもヴィータと関わらないためのハッタリとのこと。
(出典:プロフィール)
- メギドラル時代もあまり俗世に興味を持たずに生きてきたらしく、ハルマゲドンや追放メギドに関しては何なのかよく知らないらしい。
なんなら自分が追放メギドという認識も薄い。
(出典:アジト会話、プロフィール)
- ただし幻獣はソロモンの指示抜きでも倒すべき敵とみなしており、山にいた頃も単身で戦っていた。
流石に指輪のサポートがないととどめを差すには至らないものの、一時的に無力化できるくらいの実力はある。
(出典:オセのキャラストーリー)
- 季節のイベントについては一通りの知識は持っている様子。
しかしバレンタインにカカオの実を用意したりそのお返しに毛皮を要求したり、クリスマスには生の鳥肉を勧めてきたりとやっぱり全体的に野生動物感覚。
- 以前はヴィータのことを自然に反する生き方をしていて気持ち悪いと感じ、同族と見て敵視はしないながらも嫌っていた。
しかしある時山で助けた学者に誘われて実際にヴィータの街を見たことで、街やヴィータにもまた違う素晴らしさがあると考えを変えている。
(出典:オセのキャラストーリー)
- 獣のようなメギド体でメギドラルの西に位置する「野獣の森」で野生の赴くまま生きていた。しかし、戦争社会に参加せずメギド体を取り続けるオセを追放刑に処すべく、懲罰局に依頼された幻獣狩りを生業とする軍団ワイルド・ハントに狙われることとなる。オセはその軍団員のほぼ全てを殺し軍団長エルドラコの喉元を食いちぎるまで抵抗するも最後の最後で力尽きてしまう。意識を失ったオセは懲罰局に接収され、次に気が付いた時にはヴァイガルドの地に転生していた。
- ゲイボルグ、セタンタとの出会いから巻き込まれた軍団ワイルド・ハントとの戦いにおいて因縁の相手、エルドラコと再び相見えることとなる。フォトン希薄化装置を使用された際には、「少ないフォトンで一番メギド体になりやすい」という自身の性質から危険な囮役を買って出る。囮となり矢を受け傷付きながらもメギド体で駆けまわるうちに、かつての野生に身を置く中で常にギリギリの命のやり取りをしていた自分の生き方を思い出していく。その研ぎ澄まされた感覚をより実感する為に、治療を拒み血を流した身体でかつて自身を追放へと追いやったエルドラコを遂に狩られる側へと追い詰めていく。エルドラコとの決戦後、瀕死のエルドラコに自らの手でトドメを刺す。自身の因縁に決着をつけた後、リジェネレイトを果たした。
(出典:イベント「獣たちの集う場所」「狩人よ、獣の前に跪け」)
- レラジェから見た目の年齢と、追放された時期が合わないことを指摘された際には「自分の年をいちいち考える獣はいない」と真相を暈したものの、プロフィール年齢にも「不明」とある通り、長命者にあたる追放メギドだと思われる。
- ソロモンのことは「野生的」だと感じており、力を取り戻してくれた恩もあってかなり好意的。
ソロモンの目的を助けるのが自分の喜びとも語っており、どことなく主従の力関係を認めた獣のようでもある。
(出典:召喚時セリフ、クエスト内会話)
- クエスト中能天気に無駄話を始めるソロモンにもキツいことは言わず、むしろ肝が据わっていて好きと言ってくれたりお揃いの武器を勧めてきたりする。
やたらと小腹を空かせ、ガープ曰く「飢えた獣みたい」なソロモンとは波長が合うのかもしれない。
- ただし過度のスキンシップにはちゃんと釘を刺してくる。気は許していてもベタベタ触られるのは好まないあたりやはり野生的。
(出典:タッチ時ボイス)
- 動物的な感覚で生きているだけに裏表がなく、好意ははっきり口に出す。
他意なくさらっと「好きよ」と言うので時に男性をドギマギさせてしまうことも。
(出典:クエスト内会話、オセのキャラストーリー)
- メギド体は頭だけ骨になった豹のような姿。暮らしぶりは今と大差ないらしい。
- ちなみにメギドラルには豹がいないらしく、オセとしてはヴァイガルドに不思議な縁を感じているそう。
(出典:アジト会話)
- 元ネタはソロモン72柱の魔神オセ。豹の姿をした悪魔。
- オセの力を受けた人間は自分を王や教皇だと思い込んでしまうという。
メギドのオセは自身を「山の王者」としているが、もしかするとその点を意識しているのかもしれない。
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祖58:アミー †
- 【性能・キャラストーリー】
アミー・アミー(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
生まれ育った貧民街で仕立て屋として生活している女性。
思い切りが良く、何事も「バッサリ」解決したがる。
+
| | 詳細
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- 何につけても思い立ったが吉日とばかりに即断即決即実行。
熱意と行動力がありすぎて、アミーが張り切るとあまりロクなことにならないとご近所からはやや困った目で見られている。
(出典:アミーのキャラストーリー)
- ただし肝が座っていて腕っぷしも強いため、自分で招いたトラブルは自力で解決する。
真っ直ぐで筋の通った性格であるため、同じ貧民街の住人とは不仲ではない。
ただどうしても厄介ごとを引き起こさないかと不安がられてはいる。
- 仕立てに使う糸をそのまま武器にしている。
その腕前は尋常ではなく、襲いかかるギャングたちをあっという間に縛り上げる程。
(出典:アミーのキャラストーリー)
- バトルモーションでも糸を投げつけ絡ませる立ち回りが印象的。
勝利モーションでヨーヨーを戻すように糸を仕舞う様がカッコいい。
- 武器の糸には鋼が織り込んであるようで、ニスロクにバッサリ切られた時は動揺を隠せなかった。
(出典:イベント「美味礼讃ノ魔宴・前編」)
- エルプシャフト周辺とは違う文化を持つ地域の出身らしい。
- ダゴンのために「シュウマイ」を作っていた。シュウマイは各地を行脚して美味しいものめぐりをしているダゴンでも食べたことがなく、アイムやフルフルも作ったことがない料理とのこと。
(出典:イベント「ソロモン王と悪魔の鏡」)
- アミーの住む貧民街が舞台になった際表示されていたステージ名は「呉都ファデン」。
「呉」は中国のことを指す。衣装といいシュウマイといい、中国風の文化を持つ地域と考えられる。
(出典:イベント「美味礼讃ノ魔宴・前編」)
- プロフィールには「遊牧民」とあるがシナリオ中でそう感じさせる描写は特に出てこない。
- 数年前、遊牧民として訪れたファデンにて、織物の技術に惹かれ、町に残り仕立て屋の店を出すことを決意する。
父親からは治安の悪さを理由に反対されたが、3年の期限以内に成功することを条件に居住の許しをもらえた。
貧民街に住んでいるのは、家賃が安いかららしい。
(出典:イベント「彼の者、東方よりきたり」)
- 家事もテキパキこなすものの考えるよりも先に手が動くタイプなのであまり効率化はしていない。
ウヴァルと共に大量のジャガイモを愚直に捌き続けていた。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- 後でフォラスから簡単に皮を剥く方法を教えられ、「先に言ってよ!」と文句を言っている。
- アジトでは食事や洗濯など家事を担当している場面が多い。
- なかでも衣服の修繕は本職が仕立て屋とあって一手に引き受けているようで、手合わせで無闇に服をボロボロにしていく不届き者共には怒声を飛ばしている。
(出典:フォカロルRのキャラストーリー)
- メギド体は首なし騎士。デュラハンとも。自らの首と大きな剣を抱えている。
原典の悪魔アミーは大槍と生首を持った男の姿をしていると言われており、「生首を持っている」という点を「自分の首を抱えたデュラハン」という形に翻案したのだと思われる。
何にせよ何事もサッパリ切り捨てる彼女にはお似合いの姿かもしれない。
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祖59:オリアス †
- 【性能・キャラストーリー】
オリアス・オリアス(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
三角帽にローブ姿で箒に腰掛けて空を飛ぶ、典型的な魔女の格好をした予言者。
現在は魔法の研究をする傍らヴィータ達に助言を与えている。
+
| | 詳細
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- 「さあ、前へと進みましょう。世界を変える資格を持つものよ!」
「…はあ〜疲れた! やっぱり、あの喋り方は疲れるわ!」
(出典:探索開始ボイス、オリアスのキャラストーリー)
- 長命者の一人であり、ハルマゲドンを最初に予言した人物としてヴァイガルドの古い文献に名を残している。
(出典:プロフィール)
- 正体の露見を恐れ各地を転々としたり、あるいは実際に迫害を受けたりすることも多い長命者だが、彼女はヴィータ達に「不死の予言者」と呼び慕われ受け入れられている様子。
(出典:オリアスのキャラストーリー)
- メギドラルに居たころから予言の力を発揮しており、追放されたのもハルマゲドンを否定するとともに<得体の知れぬ「予言」とやらで多くの者をいたずらに惑わせた>ためだとのこと。
(出典:イベント「美味礼讃ノ魔宴・前編」)
- この時自分の一部をサンとムーンとして切り離した影響からか、これ以降自分自身にまつわる出来事は予言することができなくなっているらしい。
- ヴィータ達の前では物静かで超然とした予言者らしい振る舞いを貫いているが、素はややがさつでおっちょこちょいな人間臭い人物。
- 何かと思いつきで動きがちで、薬草を取りに入った森の中で迷ってしまったりお化けに本気で怯えてしまうなど抜けたところがある。
またかなり自堕落な面もあり、家事などはほぼ全てサンとムーンに任せきり。
食生活の偏りが原因で予言ができなくなってしまったこともある。
(出典:オリアスのキャラストーリー、イベント「美味礼讃ノ魔宴・前編」)
- 森で迷っていたところ使い魔達の連れてきてくれた村人に道を聞くはずが散歩中だと誤魔化して帰してしまうなど、ヴィータ相手には見栄っ張り。
- 一方で「村人と違って恥ずかしくない」らしく素性を知る相手には割と厚かましい。サンには「その他人任せな発想がむしろ恥ずかしい」と突っ込まれている。
- しかしダメ一辺倒ではなく、それまで失敗続きだった魔法薬の調合をここ一番で成功させるなど、やる時はやるタイプでもある。
(出典:オリアスのキャラストーリー)
- この辺りの性格を反映してか星3までのイラストでは引き締まった顔をしているが、星4以上になると気楽そうな笑顔になる。
モーションも勝利時に得意げに笑ってピースするなど、どこかシリアスになりきれない、コミカルでお茶目なものが多い。
- ソロモン達の前ではやや体面を気にしているのか真面目な印象を受ける。
ただ別によそよそしくしているわけではなく仲間としては打ち解けており、「考えなしばかりだけどいい人も多い」と感じていたり一緒に占い用のカードを使ったゲームに興じていたりする。
(出典:アジト台詞)
- 「軍団の予言者」として頼れる自分を演出しており、ズボラな部分は隠している。
そのため一時予言の力を失った際にも威厳をなくすことを恐れてそれを言い出せず、無理矢理誤魔化すはめになった。
(出典:イベント「美味礼讃ノ魔宴・前編」)
- ある日、突然予言の力を失った際には、予言もできない自分なんて軍団に居られないと焦燥感に駆られ力を元に戻そうと奔走する。その最中に黒いネズミ退治に行動するソロモン達と合流、その際にも予言ができる体を装っていた。
- ソロモンに同行していた料理人のメギド ニスロクに自堕落な食生活による不摂生が原因で体内のフォトンのバランスが悪くなっていることをずばり言い当てられてしまう。ニスロクの性格上、他の軍団メギドに広まることは無かったが、生活を改めることを自省した。同時に振る舞われたクリス・マウスのフォトン受容器官を使った料理を食べたことで体内のフォトンも改善、リジェネレイトを果たすと同時に予言の力も取り戻した。
- 不摂生を治したらリジェネレイトできたという何ともな再召喚であるが、予言の力を失っても自身のできることを模索し、ニスロクが料理の為に幻獣を傷付けず殺したいと要望した際には自身の「ねずみ化」の能力でそれに応えるなど、ニスロクにとっては「礼賛」するべき相手に違いない。結果的に相手の為に、自分の行った行為が自分に返り、リジェネレイトを果たしたと言える。
- 見栄っ張りな性格はその後も変わらず、アジトの料理当番になった際には見栄を張り料理ができる体で皆にそれっぽく指示を出すも大失敗、アジトを火事にする寸前の一大事を起こしてしまう。
それに反省したのはオリアスに任せきりにしてしまった当番のメギド達も同様で、今度は皆でアンドロマリウスから借りた料理の本を見てシチューを作ることに成功する。
こうして少なくともシチューは作れるようになったオリアスは、以前から常々誘われていた村の集まりにも顔を出しシチューを振る舞う程度には社交性を身に付けるに至った。
(出典:オリアス(カウンター)キャラストーリー)
- 使い魔としてサンとムーンという2匹の黒猫を連れている。
色々と足りていないオリアスを陰に日向に支えており、猫使いが荒いと言いながらときには自分から力になろうとしたりとなんだかんだで信頼し合っている。
(出典:オリアスのキャラストーリー)
- そんな2匹だがその見た目は大きなおはぎとでもいうべき、とても猫には見えないまんまるフォルムである。
実はこの2匹はオリアスが自分自身を切り離して作り出した分離体であり、文字通りオリアスの一部。
オリアス本人だけ見ると自堕落な部分が多いが、これは彼女のしっかり者としての部分がサン・ムーンに多く分けられてしまったことが原因のようだ(少なくともサンはそう考えている)。
そういう意味では、オリアスとサン・ムーンの1人と2匹で一人前と言えるだろうか。
(出典:イベント「美味礼讃ノ魔宴・前編」)
- ヴィータのことは愚かで好きになれないと言っているものの、本心では自分を慕い受け入れてくれる彼らを愛している。
- 病にかかったある娘のことを予言した際、本当なら村の医者では治療できず死んでしまうはずのところを無事に治ると父親に伝えて安心させた上でこっそり自分で治療薬を調合して渡すなど、根は相当なお人好し。
ハルマゲドンの危機が迫る中、いつか人々が笑顔になれる日が来ることを願っている。
(出典:オリアスのキャラストーリー、アジト会話)
- メギド体はなんとも表現し難い、大きな一つ目かコアのようなものを持つ無機的な機械のような姿。
- 変身能力を持ち、メギドラルでは猫に変身して野ネズミを狩ったり羊にミルクを分けてもらったりしていた。
わざわざ変身して食事をしていたのは、単にメギド体に口がないせいでそのままだとものを食べられなかっただけらしい。
(出典:メギド体プロフィール、イベント「美味礼讃ノ魔宴・前編」)
- 指輪の支援なしで予言をする、ねずみに変身する、空を飛ぶ、魔法薬を作る、雪を降らせるなど、魔法としか思えないような力を多数持つ。
- なお予言の能力については「生物の脳は、時空観測機そのものですから誰にでもできると言えばできます」とのこと。
ヴィータにも稀に予言能力者が居るらしい。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- 元ネタはソロモン72柱の魔神オリアス。
- ゲーム中で予言者とされるのは原典のオリアスが星に詳しく占星術と結び付けられる悪魔だからだろう。
- また人を変身させることができるともいい、メギド体の変身能力やスキルのねずみ化はこの点に由来しているのかもしれない。
- 馬に跨り2匹の大蛇を連れた獅子の姿とされているが、メギド体にはあまり反映されていない。
天球儀のようにも見える姿は占星術のイメージを優先した結果か。
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祖60:ウァプラ †
- 【性能・キャラストーリー】
ウァプラ・ウァプラ(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
目つきと口の悪い白髪の青年。
ヴァイガルドの自然を愛する気難しい男。
+
| | 詳細
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- メギドラル時代はいわゆる自然保護官を務めていた。
- 本来の役目はフォトンの回収効率を高めるためにヴァイガルドを研究することだったのだが、その中でヴァイガルドの自然そのものに思い入れを抱くようになる。
そのためハルマゲドンに全面的に反対し、追放を受けた。
(出典:プロフィール、ウァプラのキャラストーリー)
- 転生後も行動原理は変わらず、ヴァイガルドの自然を守るため幻獣狩りに勤しんでいる。
ソロモンの支援無しでも一人で幻獣を打ち倒せるほど「素」の戦闘能力が高い。
(出典:ウァプラのキャラストーリー、55話・2)
- 年齢が不明とされており、ユフィールによる長命者への例えである「接ぎ木」に好感を持つなど長命者と考えられる描写が多かったが、リジェネレイト実装で70年ほど生きていることが判明した。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」、ウァプラRのキャラストーリー)
- ヴィータとしての職業は貴族の当主で、ある一帯を治めている領主。
(出典:ウァプラのプロフィール、ウァプラRのキャラストーリー)
- フォトンの乱れから森の異変を察知する描写があり、貴族として財を成しているなど、祖先が「古き血筋」の可能性がある。
(出典:ウァプラのキャラストーリー)
- ヴィータ嫌いなのに領主の仕事を続けているのは自然保護活動の資金を得るため。
高貴な身分にも関わらずやはりヴィータは基本的に嫌いであり、屋敷にはディオという名の使用人をたった一人雇っているだけ。
(出典:イベント「見習い女王と筋肉の悪魔」)
- しかし幻獣に襲われた領地の村娘であるマルチネを普通に家まで送り届けたりするあたり、領民のことをちゃんと保護する姿勢も見える。
(税を納める)「金ヅル」だからと口では言うが、悪態を尽きつつもヴィータを見捨てない場面は他にもちらほら散見される。
- 子ども時代からランパント家に仕えウァプラとは30年来の付き合いがあるディオからは「口の悪さの割に実は案外お優しい」などと言われてしまっている。
(出典:ウァプラRのキャラストーリー)
- 使用人を増やすか悩んだ結果、仲間の誰かにやらせればいいのだと思い付きアクィエルを使用人経由で雇用し、領内の指定した森の管理をしてもらっている。
(出典:2019年「メギドこぼれ話」、イベント「ソロモン王と幻獣図鑑」)
- ヴァイガルドを愛する一方、そこに住むヴィータ達のことは自然を壊す存在とみなして嫌っている。
- ヴィータの数が多すぎるから少しは減らした方がいいとこぼしたり、町や村が荒廃していると痛快だと語ったりとなかなかに過激。
(出典:アジト会話)
- ソロモンへの当たりもかなり強め。贈り物をして「クソウゼェよ」とまで返してくるのは彼くらいのものだろう。
- どうやらほぼ口癖のようなものらしく、ストーリー中でも何かにつけて口にする。
(出典:イベント「見習い女王と筋肉の悪魔」)
- アジトも自然を壊して作ったものなのであまり気に入らない様子。
(出典:アジト会話)
- 家畜や闘牛といった、動物を「利用」する概念は当然ながら嫌悪の対象。
だが、それを生業とする者たちの真摯さを目の当たりにして、多少は許容する気持ちも生まれているようである。
(出典:イベント「見習い女王と筋肉の悪魔」)
- 牛乳をヴィータが飲むことも嫌悪していた。マルチネの飼っていた乳牛も酷い扱いを受けているなら野に解き放つつもりでいた。しかし、家畜が今更野生に戻れるはずがないというザガンの言葉や、幻獣の襲撃に遭った牧場で必死に牛たちを守ろうと努めるマルチネの姿を見て考えを軟化させる。マルチネのメギド時代に関わる一連の事件が済んだ後は、自身の領民であるマルチネの為に牧場の修繕費用を援助している。
また、マルチネと牛たちの関係性には思うところがあったのか、この縁以降はマルチネの牧場の牛乳を定期的に購入している。忌み嫌っていた家畜の牛乳をはじめて飲んだ際には「うまいじゃねぇか」と感想を述べた。ウァプラにとってはこの受容は大きな意味があり、牛乳を飲んだウァプラは使用人ディオの目の前で光に包まれリジェネレイトを果たす。
- 食肉用の家畜は、肉1kg当たり数十kgの餌を必要とする効率の悪さを「割に合っていない」と特に嫌っているらしい。
(出典:ベリアルBのキャラストーリー)
- しかしながらヴィータを自ら手にかけるようなことはしていない。
むしろ目の前で危機に陥れば守ってやるくらいの情はちゃんと持っている。
- 完全に異物でしかない幻獣とは違い、ヴィータは愚かではあってもあくまでヴァイガルドの一部だと見なしているのかもしれない。ヴィータが食べるために動植物を狩る事も希少種や生態系のバランスへの配慮があれば咎めない。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」、ウェパルBのキャラストーリー)
- 相手が誰であろうとその点は区別なく、幻獣狩りの最中に森を荒らす密猟団に出くわした際も彼らを徹底的に叩きのめしはしたものの命は奪わなかった。
(出典:ウァプラのキャラストーリー)
- 一見苛烈で冷たく見えるが根底には弱者への優しさがあり、それが自然を守ろうとする行動にも繋がっている。その思いの真摯さは諸事情あって同行していた密猟団のメンバーさえ自然と改心させるほど。
(出典:ウァプラのキャラストーリー)
- しかし森林破壊を企てる領主、動物虐待が横行するオークションの主催者及び参加者のことは殺害しようと企てていた。
(出典:ウァプラRのキャラストーリー、イベント「復讐のバンキン族」)
- メギド体は原典の悪魔にかなり忠実な、グリフォンの翼が生えたメスライオン。ヴィータ体とは対照的に穏やかな顔つきをしている。
(出典:デザイナーだより vol.18)
- 行動方針はメギドラル時代もだいたい同じだったらしく、自身のテリトリーを侵す幻獣だけを狩り殺して捕食していたそう。
- ヴィータ名はグリプス・ランパント。「グリプス」はラテン語でグリフォン、「ランパント」は紋章用語で「後ろ脚で立ち右脚を前方に出す姿勢(=強い力を意味する)」のことを指し、ベルギーの国章などに見られるようにライオンの図柄についてよく使われるもの。
(出典:ウァプラRのキャラストーリー)
- ちなみに父の名は「レオス」であり親戚には「ヒッポ」が居たりと一族は皆ライオンやグリフォンが連想される名前がついている模様。
- 「俺の怒りはヴァイガルドの怒りだ!」というちょっと大仰な奥義使用時のセリフが印象的。「主語全体化おじさん」なんてあだ名で呼ばれることも。
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祖61:ザガン †
- 【性能・キャラストーリー】
ザガン・ザガン(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
どんなに凶暴な暴れ牛もいなしてみせる天才闘牛士。
サバサバした性格の活発な女子。
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| | 詳細
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- 故郷の街で天才闘牛士として活躍していた。
実は幼い頃からメギドの記憶を持っており、幻獣と戦わなくてはならないという思いから鍛錬のために始めたのがそのきっかけ。
しかし闘牛そのものが楽しくなり、この生活を続けたいと考えるようになっていた。
(出典:ザガンのキャラストーリー)
- おそらく闘牛士としての実力は才能に加えメギドの身体能力が発揮されていたものと思われる。
- ある時牛に混ざって持ち込まれてしまった幻獣に立ち向かい、何とか倒したものの苦戦したことから闘牛を止めて旅に出る。
- 追放前からヴァイガルドに存在するソロモン王を知っており、更には一緒に戦いヴァイガルドを守ることを目的にしていた。
(出典:ザガンのキャラストーリー)
- 王都から情報提供を受けたブネ達以外でソロモンを探していたメギドは他にはマモン陣営のサレオスがいる。元はサタンが直に確認した、ヴァイガルドに召喚者(当時はダムロック)つまりソロモン王が存在するという情報が関係している。その情報を知ったマモンはサタン派に第三計画「エクソダス」を伏せたまま、魂の移住先であるヴァイガルドに向けられるハルマゲドン計画を抑える戦力としてソロモン王を味方につける為に、ソロモン王の情報を持った追放メギドをサレオス以外にも何人か追放メギドとして送り込んでいる。
(出典:81話・2)
- ザガンが転生後すぐに全ての記憶、ソロモン王の知識、そしてヴァイガルドを守る目的を思い出せたのもマモンが持つ「ギミック」が正常に作動したと考えれば辻褄が合う。
但し、ザガンがマモンと面識があったという描写は無く、実際にどういう経緯で追放されてきたかは不明確である。
- フライナイツの策で追放メギド達が幻覚の霧でそれぞれの過去や因縁を思い出してパニックを引き起こした際には、トゲアリトゲナシトゲトゲサボテン(メギド体ザガンの好物)という平和な幻覚を見ていた。
(出典:80話・2)
- 自分に誇りを持っており、不正を嫌う。
八百長を持ちかけられた際には激怒している。
(出典:ザガンのキャラストーリー)
- ハルファスをダシにしてサボろうとしたフラウロスを素早く見咎め、「しれっと帰ろうとするな!」と叱責している。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- そのあたりで性格が合うのか、エリゴスとは意気投合している様子を見せていた。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保険教室」)
- メギドの塔探索においてもエリゴスに誘われ斥候に出ている。
二人して未知のエリアにワクワクしておりやはり仲が良さそう。
(出典:イベント「悪魔の塔を攻略せよ」)
- ヴィータとしての名前も同じザガン。
母親が妊娠中に「ピンと来て」名付けられたという。
- 胎児にメギドの魂が宿った際にメギドの意志が母親に影響を与えたものらしい。
マルチネも同じように母親からマルチネと名付けられている。
(出典:イベント「見習い女王と筋肉の悪魔」)
- 追放前はムチャリンダ率いる軍団「ラスト・スタンディン」に所属していた。
- ザガン自身の追放にラスト・スタンディンは関与しておらず、確執はない模様。
再会したムチャリンダからも「うちの軍団を幾度も戦争で救ったメギド」として高く評価されている。
- デザインもモーションもまさに闘牛士そのものなイメージでまとまっている。
- ムレータ(赤い布)を構え、敵の攻撃をいなすことからダメージカットタイプの盾役となっている。
- 味方につければ頼もしいが、メギドクエスト等で敵に回すと非常に厄介。ひとたびスキルフォトンを渡したが最後、生半可な攻撃は全て「効かないねぇ」されてしまう。
メギドクエストではラッシュPTでの速攻が有効なだけに余計刺さりがち。
- 脱帽して華麗に一礼する勝利モーションやボス遭遇台詞などもショーの主役らしさを感じさせる演出。
- 奥義モーションでは自分自身がムレータを突き抜けて突進してくる牛に変貌する。
- 悪魔ザガンはグリフォンの翼を持つ雄牛の姿。メギド体が牛なのはそのためだろう。
翼の要素は星6のメギド体に見られる。
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祖62:ウァラク †
- 【性能・キャラストーリー】
ウァラク・ウァラク(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
幻獣により故郷や家族を失った人々を迎え入れ、キャラバンとして旅をしている女性。
ハルマゲドンを阻止し、ヴィータの平和と笑顔を取り戻す為に戦う。
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- 子ども好きで優しく、包容力と慈愛に溢れたお姉さん。自分でも自分を「お姉さん」と言う。
- 年齢も28才とアジトでも年長の方。
メイクもバッチリきめており、大人の女性といった雰囲気。
(出典:プロフィール一覧(祖))
- 子どもたちと接する時にはちゃんとしゃがんで目を合わせてあげている。
ちなみにソロモンも同じくしゃがんであげているようだ。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- 上品ながら露出度が高めな踊り子風の衣装を着ている。
キャッチコピーにも「踊り子」とつく。
- しかし職業が踊り子という訳ではない様子。
ただ実際踊りは得意なようで、クノスペの降魔祭では急遽プロメテウスのバックダンサーを務めた。
(出典:イベント「魔を呼ぶ狂気の指輪」)
- 何故か飛行属性を持ち、ふんわりと宙に浮いている。頭の羽は飾りではなく本物なのだろうか……。
メギド素材には「天女」と書かれており、正にダンサーのイメージがあるムルムルに対してウァラクは天上の踊り子というイメージ。
- 自分がキャラバンで生活していることから、アジトに来るキャラバンにも興味を寄せている。
(出典:アジト台詞)
- そのためか、アジトに来るキャラバン(ゴルドショップの商品を入荷しているキャラバン)は王都の偵察部隊を兼ねていると知っていた。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- 子育て旅団のフィロタヌスとは旧知の仲である。ウァラクがメギドラル時代は自身が拾った発生直後のメギドを子育て旅団へ預けることはあったものの、ウァラク自身がバナルマを育てたりすることは無かった。
追放後にキャラバン隊の中で孤児を拾い育てる経験を通して子育ての素晴らしさに目覚めた。
(出典:イベント「暴走児バラキエル!」)
- ソロモン達の言うことを聞かないバラキエルをうまく懐かせたり
ソロモンの軍団のことを反メギドラルだと危ぶんでいたフィロタヌスに対して、ソロモン達はあくまでハルマゲドンやヴァイガルドへの脅威に対し戦っているだけであって必ずしもメギドラルそのものと敵対しているわけではないことを説明し、結果的にフィロタヌスとバラキエルの仲間入りの助力となった。
- メギド体は赤子の姿をしており、その赤子が被った王冠は、パイプオルガンのような無数の装飾でかたどられた黄金の玉座と一体化、赤子のための揺り籠となっている――といった複雑なデザイン。
- 「地獄の辞典」(コラン・ド・プランシー、1863年版)の図版では双頭・有翼の龍にまたがる有翼の少年の姿で記載されている。
- 赤子部分はただ収まっているだけだったが、☆6では一気に躍動的になり、自らラッパを手にしてさえいる。
- この特徴のためか、後の「響撃」の実装で奥義について、大協奏時に響撃属性が追加、混乱効果が2→3ターンに延長されるアップデートが施された。
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祖63:アンドラス †
- 【性能・キャラストーリー】
アンドラス・アンドラス(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
常に未知を探求しているマッドサイエンティスト。
何かと解剖したがり怪しまれやすいが、悪人ではなく軍団を支える優秀な医師の一人。
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| | 詳細
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- 弱冠18歳で「名医」として名が知られている。
金持ちの家から「各界の著名人」の一人として誕生日パーティーの招待状が送られてくるほど。
(出典:アンドラス、サキュバスのキャラストーリー)
- 基本的に専門は解剖であって生きた患者の診察ではない。
- しかし当然知識は豊富であり、軍団では医療班の一人として活躍する。
- 常々ヴィータの解剖がしたいと思ってはいるが「解剖するために殺したりなんかはしない」と断言しており、治療を求められた相手を見殺しにしたりするようなことはない。
重篤な患者を前にして「解剖より先にやれることはやってやりたい」とも。
(出典:アンドラスのキャラストーリー、56話・冒頭)
- ただしどこかで偶然新鮮なヴィータの死体が手に入らないかな〜?くらいのことは思っている。
(出典:アンドラスのキャラストーリー、アジト台詞)
- 自分が怖がられたり気持ち悪がられたりすることを面白がっており、わざと子どもを脅かしたり不気味な解剖ジョークを飛ばしたりすることがしばしばある。
(出典:アンドラスのキャラストーリー、アジト台詞)
- 総じて善良な人物であると言って差し支えないのだが、前述の解剖願望やジョークのせいもあり、医者としては信用されているがいち人物としては仲間のメギドに懐疑的に見られたり少々ぞんざいな扱いを受ける描写が多い。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保険教室」「悪夢を穿つ狩人の矢」、インプのキャラストーリー)
- 転生後にアンドラスの記憶が戻る前はエミーという名前の(比較的)善良な少年だった。
- エミーはアンドラス同様に解剖の欲求を常に抱える変人だったが、両親や親友のためを第一に思う善良な性格であった。医学生として活動していた時期にメギド同様にヴィータの解剖を望むアンドラスの魂と直面したことで融合し、今の性格となった。
ヴィータの解剖をする機会を常に窺っているが実行には移さないという矛盾した性格は、メギド時代のアンドラスとヴィータのエミーが融合した結果現れた姿と思われる。
今のアンドラス自身もヴィータを解剖できない自身の性格をもどかしく思っている。
(出典:アンドラス(カウンター)のキャラストーリー、アンドラスのキャラストーリー)
- そのため、ジョークや悪趣味な言動で相手の精神状態を測ることでヴィータの精神を解剖しようとしているようだ。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- アドラメレクによると、危険なメギドをヴァイガルドに送り込むことによりハルマを挑発する計画で追放されたメギドの一人。
(出典:56話・2)
- 彼と年齢が近い(=同時期に追放された)メギドも同じ計画で追放されている可能性がある。
彼と同じ18歳には「壮絶な戦いぶり」のフェニックス、「凶暴かつ残虐なメギド」ロノウェ、
「メギドラルでも屈指の乱暴者」ラウム、「メギドラルを二分する騒動を起こした」デカラビアがいる。
(出典:それぞれのメギドのプロフィール)
- 本人曰くヤバイ奴だという評価は誤解であって「みんなにもそう伝えてくれるとうれしいなぁ」とのことだが、追放前に知識欲のままにメギドの解剖を行い続け追放されるに至ったのは事実である。
(出典:アンドラス(カウンター)のキャラストーリー)
- 18歳追放メギドのうちアンドラス、ロノウェ、レラジェ、ラウムの4人はアドラメレクの画策でハルマゲドンを起こすことを意図されて追放を受けたメギド達であることがメギドラル遠征中に判明した。
(出典:80話・2、3)
- 発端は「メギド喰らい」のロノウェが襲おうとした上位メギド、その護衛に失敗したレラジェ、そしてロノウェの襲撃を受けて瀕死だった上位メギドを解剖し殺害したのがアンドラス、ラウムはたまたまその周辺をテリトリーにしていたため半ば巻き込まれる形で追放刑を受けている。
奇しくも誰も相手のことを認識していないまま追放を受けソロモンの召喚を受けている。
- アンドラスに関しては「上位メギドと呼ばれる存在が通常のメギドとどう違うのか解剖して調べたかった」という非常に彼らしい理由で関与している。
当然ながら、その上位メギドの死によって追放刑を受けたレラジェを激昂させた。
- フライナイツの罠で受けた幻覚もあり、上記の恨みつらみで一触即発の状態に発展するがその場に居合わせたウトゥックの「喝」によって冷静さを取り戻す。罪を擦り付けられたレラジェ達だけでなく上位メギド殺害の真犯人のアンドラスまでもが追放を受けている。つまり最初から全員が意図されてメギドラルに嵌められていたことを認識する。今ではヴィータとして生き直しているという共通した境遇や、ソロモンという全員にとっての精神的支柱の存在もあり、諍いの火種は解消された。
- それでも殺し合うのなら死体を解剖したいから俺のいるところでやってくれとアンドラスのいつも通りの反応に、レラジェやラウム達からも「発端のメギド喰らいより、こいつの方がヤバイんじゃないか?」と言われていた。
- メギドラル遠征ではユフィールがヴァイガルド待機組であったこともあり、軍団の治療の中核を担う。
- 特にフォトンの「異能」の回復術では傷は塞げても、体内で損傷した部位の治療には外科的な医術が必要となる為、遠征中に軍団が半壊の危機に瀕した際にはソロモンからの指輪の支援も受けつつアンドラスが主となって重傷者の治療に当たっている。
(出典:88話、89話など)
- 懲罰局との戦争においては、ブネの「再生」にも尽力している。その後のイポス、バラムに対しても同様の施術を行い身体を再生させるために力を尽くした。
(出典:95話、96話)
- とにかく人体の構造や変化に興味が尽きないらしく、リジェネレイト現象にも強い興味を示し研究している。
(出典:イベント「悪夢を穿つ狩人の矢」)
- リジェネレイト前後で血液を比較しようとしたりしている。
(出典:イベント「悪夢を穿つ狩人の矢(修正版)」)
- 致命傷を負ったことをきっかけにリジェネレイトしたフラウロスの例から、自分の手首を切断してみるなどというとんでもない実験を行ないユーザーに衝撃を与えたが、この描写についてはイベントシナリオの修正に伴い削除された。
修正後も血液分析という肉体的な観点から研究を行なっていたが、レラジェのリジェネレイトを目撃したことで精神面に着眼点を移した模様。
- データは着々と集まっているようで、マルコシアスのリジェネレイトの兆候を言い当てている。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- 結果自分の腹を搔っ捌くという前代未聞の奥義モーションを引っさげ自らもリジェネレイトを果たした。
- 線の細い見た目に反してかなり頑健であり、アドラメレクの暴行に周りが軽々吹っ飛ばされる中、アンドラスだけはその一撃を受けても踏み止まって立っていた。
(出典:56話・2)
- アザゼルが仕掛けた発破の爆風を至近距離で食らった際も、重傷ではあるが自分で自分を治療するに足るほど意識がはっきりしていた。
(出典:イベント「生と死と、それぞれの個と」)
- 特製プロテイン(特性)のおかげか。
- システム的にも、ヒーラーのステレオタイプである「耐久低めの後衛」に真っ向から挑戦する超耐久特化ステータスであり、数々の高難度ステージを単騎駆け可能なことで有名な男。
- どういうわけか、奥義モーションではアイドルのように派手な動きを披露しつつメギド体に変身する。
- サキュバスのキャラストにおいて、彼女の男を誑かす手管に(観察対象を集める手段として)興味を示していた為、そこからかもしれない。
- メギド体はヴィータ体に近いがペストマスクを思わせる頭をしており、胴体が緑色の液体で満たされている。星6では手術を始める医師を思わせるモーションで、尻尾である注射針の先を飛ばしてくる。
- 悪魔アンドラスは鳥頭の天使の姿で、ペストマスクが鳥のくちばしに似ていることからメギド体のデザインに用いられたのだろう。
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祖64:フラウロス †
- 【性能・キャラストーリー】
フラウロス・フラウロス(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
大剣と蛇腹剣を携えた青年。
性格は粗暴で自己中心的で傍若無人、一言で言えばクズ。
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| | 詳細
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- クズ。
(出典:プロフィール、アジト台詞、クエスト内会話、ログインボイス、フラウロスのキャラストーリー、イベント「傀儡の王と操られた花嫁」、他多数)
- 追放の理由は単に素行が悪かったせい。
自分から出奔していたりハルマゲドンに反対した結果だったり上層部の思惑ありきだったりと何かしら込み入った理由で追放された者も割といる中、ある意味貴重な正統派追放メギドである。
(出典:プロフィール)
- ヴァイガルドでもその点は全く変わらず、勝手気ままに暴れまわっては周囲に迷惑をかけ人の恨みを買っている。
- ソロモンの軍団入りしてからもずっとその調子のため本気でソロモンと衝突しかけたこともある。
(出典:フラウロスのキャラストーリー)
- 日頃の行いが行いのため何かやらかすと仲間からもボロクソに言われがち。
ハルファスをダシにしてサボろうとした際は普段礼儀正しく人当たりのいいフェニックスや「みな誇り高き戦士のはず」と追放メギドの仲間を尊重するウァサゴにまで「最低のクズ野郎」「クズにしか見えないクズ」と言わしめている。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- 単に自分勝手というだけでなく、とにかく人を困らせるのが大好き。
梅雨には人に泥水をかけ七夕には大雨を祈り実りの秋には収穫を横取りし年末には大掃除を邪魔する。年中無休でクズである。
(出典:ログインボイス)
- 金目のものにも目がなく、預かるふりをしてネコババする気満々。プレゼントも宝石や貴金属の類を多く要求してくる。
- あちこちの店でツケを溜めている。そもそも金を払う気が一切ないらしく、持ち金のある時でも当然のようにツケて帰っている。
ツケのせいで店が潰れると言われるほどだが当の本人はどこ吹く風。
挙げ句の果てには住んでいる街の全ての店で出禁を食らう始末で、今はよその街まで行って飲んでいるらしい。
(出典:イベント「傀儡の王と操られた花嫁」、アジト台詞(バースト版)、2019年メギドの日カウントダウンこぼれ話)
- 「ツケ未払いズボン」なるロクでもない名前の贈り物まである。どんなズボンだ。
- ヴィータとしての名はユーゴだがそう呼ばれると怒る。
(出典:フラウロスB、ゼパルCのキャラストーリー)
- 全くもって言い逃れのできないクズではあるのだが、平気で村や国を滅ぼすようなシャレにならない危険人物も中には見受けられる追放メギド達の中において、軽犯罪の常習犯な彼はある種等身大のクズとも言える存在。
見ようによっては非常に前向きでぶれない姿勢や無邪気で妙に愛嬌のある言動も手伝ってどこか憎めず、プレイヤーからは「愛すべきクズ」とも評される。
- 追放メギドを狩っていた頃のマルコシアスに狙われた際、自分のことを「この世界の基準では悪だろうが問答無用で始末されるほどの巨悪でもない」と評している。
メギドラル基準でも悪だったから追放されたという点は置いておくにせよそんなに的外れな話ではない。
- マルコシアスの方も「どこに出しても恥ずかしい悪人だったがドス黒い邪悪さではなかった」と感じており、自分の行いを見直すきっかけの一つにもなった様子。
(出典:マルコシアスのキャラストーリー)
- ソロモンの軍団でも問題児扱いこそされているが本気で嫌われたり避けられたりして孤立はしておらず、アジトで仲間とゲームに興じたりグシオン相手にくだらないことで大人気なく張り合ったりと気安い付き合いができる程度には受け入れられている。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- 良くも悪くも(主に悪い意味で)悪ガキがそのまま大人になったような人物。誰が呼んだか「27歳児」。
- 意外なことに贈り物を受け取る際にはちゃんとありがたそうにお礼を言う。
- ギャハハ!という笑い方やインプと同レベルな程度の低いイタズラを好む幼稚な印象とは裏腹に、頭の回転は意外と早く内心では周囲の状況を冷静に見ている様子が時折見受けられる。
- 上記のマルコシアスに対する応答、他の者があまり気にしていないソロモンの指輪の強制力に対する警戒、家主の窮状とゼパルの被害に繋がりがあることを素早く見抜く、等々第一印象を覆される描写多数。
(出典:イベント「傀儡の王と操られた花嫁」、フラウロスBのキャラストーリー)
- また、ヴィータの悪い側面については熟知しているようで、ソロモンたちが善良さゆえに信じてしまうような建前や嘘を見抜くこともある。
(出典:イベント「この言葉、君に届け」など)
- 戦いとなると勇猛で頼もしい面もある。実力もあり一般のヴィータでは相手にもならない。
が、逆に言えば好き放題やっていてもヴィータには止められないということでもある。「オレがメギドっていうのはヴィータにとって最大の不幸かもしれねぇ」というのは本人の談。
(出典:アジト台詞(バースト版))
- サボりたがったり面倒だと悪態をついたりする割に呼ばれればきちんと駆けつけ戦い、シナリオ的にも登場頻度が高め。
- その点についてだけは仲間からも信用がある様子。
召喚に応えるかは気分次第と言うフラウロスにソロモンは「オマエはちゃんと来てくれるよ」と断言しており、ラウムからも文句を言いながらも「ちゃんと付いてきたしきっちり戦いやがる」などと言われている。
(出典:イベント「傀儡の王と操られた花嫁」「ソロモン王と悪魔の鏡」)
- 軍団がヴァイガルド中に展開していた防衛戦においても、アジトで見張りという名目でサボ…待機していた。しかし、そのアジトにいたことで襲撃してきたアドラメレクと最初に交戦することとなる。
(出典:55話)
- 急にポータルのゲートから現れた部外者に容赦なく不意の一撃を入れており、アドラメレクを怯ませるもののソロモンの指輪の支援が無いヴィータと純正メギドの圧倒的な力の差の前に敗北する。一撃を喰らわされた腹いせか徹底的に攻撃を受けており、後にコラフ・ラメルにアンドロマリウスによって運び込まれた際にはアンドラスから医術で治せても失明は免れないと診察を受けた。
(出典:56話)
- その後、サルガタナスからもたらされた携帯フォトンによってアンドラスのメギドの力を使い肉体を再生させる。アドラメレクへの戦意は失っておらず、決死の覚悟で反撃に出るマルファスの言葉にも戦う意思を見せた。
- とはいえ戦って死ぬつもりも無く、そこそこで死にかける前に逃げ出して以後は勇敢に戦って死んだ軍団員として戻ってこないつもりであることを悪びれもなく語る。クロケルからは「最速で死んだと伝えるです」と辛辣なことを言われていた。
- それが配慮なのかフラウロス的思考からなのかは不明だが、上記の自分が死んだ(ことにする)情報を戦闘に参加せずに生きてソロモンに伝えろと、メギドの記憶を持たない非力なアムドゥスキアスに託している。
- 洗脳されたゼパルに騙し討ちを受け致命傷を負い、強く「こんなところで死にたくない」と願ったことでリジェネレイトを果たす。
(出典:イベント「傀儡の王と操られた花嫁」)
- シナリオ的にもゲーム的にも彼こそが記念すべき初のリジェネレイト実装メギド。
実装当時は「今ならクズが無料!」とよくわからない売り文句で(ネタ半分に)ご新規様を誘うプレイヤーも。
- フラウロスのリジェネレイトの時系列は2章後~3章で禁忌の地に到着するまでの間である。これを皮切りにソロモンに召喚を受けたメギドは続々とリジェネレイトを果たしていく。但し、後にも先にもリジェネレイトという現象に指輪に命を掴まれたという「恐れ」を抱いたのはフラウロスただ一人である。
- ギャンブルは嫌いではないとは本人の談で、各種イベントストーリーやキャラストーリーでも賭け事に臨んでいる様子がよく見られる。
ただし良い引きをすぐ顔に出してしまったり、イカサマを企んだ結果逆に利用されて負けたりとあまり強くはない。
(出典:イベント「傀儡の王と操られた花嫁」、「ソロモン王と秘密のアジト」、インプのキャラストーリー)
- 窃盗や恐喝の類で収入を得、ツケのできる店しか行かないことで日常の支出もあまりないはずだが、常に金欠。
上述のギャンブルでの負け分のほか、女性に奢った挙げ句肝心なところで逃げられるなどしていることが原因と考えられる。
(出典:プロフィール、マルコシアスのキャラストーリー)
- メインを張ったイベント「傀儡の王と操られた花嫁」ではBGMの冒頭のスキャットが「クーズ♪」に聞こえると話題になった。
- 後に判明した曲名は「Lovable Debris!」。和訳すれば「愛すべきクズ!」。聞こえるどころか本当にクズと言っている可能性が濃厚になってしまった。
- 当楽曲はサントラ「メギド72 -ost-」にも収録された。
歌詞カードにはタイトルの下に一言「クズ!」の表記。
クズの歌で確定となった。
- メギド体は豹の頭を持つ獣人。なかなか正統派にカッコいいルックス。
- しかし好物は「生を謳歌する若々しい獣」。それも一口二口かじって捨ててしまうらしい。メギド体でもクズ。
- 前述の通り金目のものに目がないが、宝箱に関しては中身よりも箱そのものの方がわくわくするらしい。つまり箱に入りたがる猫である。
(出典:クエスト内会話)
- ☆6になるとヴィータ体に豹の耳が付き、ピョコピョコ動くこともある。
- 勝利モーションではピョコピョコ音(SE)も鳴っている。豹の耳がない☆5.5以下でもなぜか鳴る。
- 原典の悪魔フラウロスは炎のような目を持つ豹の悪魔で、敵対するもの全てを焼き尽くす能力を持つという。
一方「どんな質問にでも正しく答えられるが召喚者が魔法陣の中にいないと絶対に嘘をつく」「悪魔達が堕天したいきさつについて嬉々として語る」などのクズエピソードにも事欠かない。悪魔は大体そんなものではあるが。
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祖65:アンドレアルフス †
- 【性能・キャラストーリー】
アンドレアルフス・アンドレアルフス(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
常にやる気のなさそうな態度で「面倒くせぇ」が口癖のダウナーな男。
しかしいざ頼まれれば断れず、最後まで面倒を見きってしまう性格。
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| | 詳細
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- 王都の地下道を寝床として路上生活をしていた。
そこへ悪徳キャラバンが持ち込んだ幻獣と遭遇して怪我を負い、孤児院で助けられる。
ここでマルコシアスと出会い、以後長い付き合いとなる。
(出典:マルコシアスのキャラストーリー8話)
- ソロモンの召喚に応じ、軍団に(知らぬ間に)加入した後も何かと組んで行動する機会が多い。
「なんだかんだで、おまえと背中合わせが多いよな」とは本人談。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- マルコシアスとは飲み仲間でもある。
(出典:53話)
- 普段呼びかけは「マルコシアス」だが53話のみ「マルコ」とあだ名で呼んでいる。
- 怠惰に過ごしている割に侮れない戦闘能力を有しており「本気を出せば」素手で幻獣と渡り合える程。
(出典:アンドレアルフス、マルコシアスのキャラストーリー)
- ソロモンが「デカい」と怯むほどの大型幻獣を支援もなしに一撃で撃破した事も。
(出典:アンドレアルフスのキャラストーリー)
- その腕と「性根は熱い」ことをマルコシアスに買われ、「魔物ハンター」の相棒に抜擢されてしまう。
ストーリー中では嫌だ面倒くせぇと拒否していたが後の話を見るに結局手伝ってあげていた模様。
(出典:マルコシアスのキャラストーリー、イベント「背中合わせの正義」)
- マルコシアスが遠方からの依頼のために王都を離れ旅に出た後は、元のように人の依頼をこなして日銭を稼ぐ便利屋稼業で生きていたらしい。
- そんな中、子どもを攫う「魔女伝説」の調査依頼で動いていた際、ソロモン一行に出会いマルコシアスと再会。協力して事件を解決し、召喚に応じるようになる。
(出典:イベント「背中合わせの正義」)
- ソロモンの軍団は全体的に覇気があり前向き傾向が強いため、消極的でネガティブな目線を持つアンドレアルフスは貴重でもある。
- 各地へのポータル設置策を信用しきれず警戒しており、6章2節の襲撃時には予備策として馬を手配していたのが大当たりする。
(出典:55話・2)
- メギドラル時代、「フライナイツ」と私的に揉めたことがある。
(出典:マルコシアスのキャラストーリー)
- フライナイツが追放に関わっていると睨んでおり、マルコシアスの追放もフライナイツからフォトンを要求され断ったためだと見ている。
- 全てではないがフライナイツが追放に口を出していることは確定しているため、慧眼と言える。
(出典:イベント「二つの魂を宿した少年」)
- 大罪同盟が仕切っていた時代には正義があったと語っている
為、追放される前は350歳以上のメギドであったと思われる。
後にバナルマ時代の描写がされ、200歳以下であることが確定した。
(出典:イベント「復讐の悪魔と怨讐の魔人 」)
- メギドラル時代、「理術研究所」で警備の任務に当たっていた。
(出典:イベント「背中合わせの正義」)
- 実の所面倒見が非常に良い性格で、何だかんだ正式に頼まれずとも自分から手を貸してしまう場面も多い。
(出典:アンドレアルフスのキャラストーリー、マルコシアスBのキャラストーリー)
- やる気がなさそうにしているのはそうでもして敢えて距離を取っていないとあらゆることに首を突っ込むことになってしまうから……という面もあるのかもしれない。
- 子どもと接するのも嫌いではなく、マルコシアスの孤児院に居る子どもたちにも懐かれているらしい。
(出典:【2周年】メギド質問箱)
- 特定の家と定職を持たず便利屋稼業で食いつないでいるが、かなりの綺麗好きで身なりも騎士と間違えられる程度には整っている。
(出典:アジト台詞、アンドレアルフスのキャラストーリー)
- 厳しい台所事情を嘆いたりソロモンに金を無心するメギドもいる中、それらしい台詞は無く食事や酒の会計を自分から持つと申し出る場面もあり、金払いはかなりいい方。
(出典:イベント「背中合わせの正義」、57話・END)
- バナルマ時代に同じ子育て旅団で共に切磋琢磨したメギド アリオクとの縁で東の理術研究院に警備員として配属される。また、その際の上司が幼子に身を変える前のアガシオンであった。
(出典:アンドレアルフスCのキャラストーリー)
- コシチェイの謀略で東の理術院は解体され、自身もその前に理術院を辞め、さらに追放刑を受けていたためアリオクやアガシオンとは長らく離別した状態となっていた。しかし、それぞれ別のきっかけで再会を果たし、共にソロモンの軍団に身を置くこととなる。
(出典:イベント「この手にかつての栄光を」、「復讐の悪魔と怨讐の魔人」
- アリオクとはヴィータで言うところの「幼馴染」に近い間柄である。バナルマ時代は共に武器を持たず徒手空拳の戦闘スタイルで肩を並べていた。
(出典):アンドレアルフスCのキャラストーリー)
- しかし、アリオクは戦争ではなく研究の道を志すようになる。
口ではアリオクの決めた道を受け入れるアンドレアルフスであったが、本心ではバナルマが明けた後も同じ軍団で共に肩を並べて戦いたいという願望を持っており、バナルマ明け後に所属した軍団で一人戦っていても身が入らず、果てには軍団を辞めてどこにも所属しないメギドとなってしまう。
- そんなアンドレアルフスを迎え入れたのが東の理術研究院の所長となっていたアリオクであった。
警備員として所属を果たしたアンドレアルフスはアリオクと共に戦えることもあるだろうと内心では期待を寄せていた。
だが実際には、研究に没頭するアリオクとは殆ど顔を合わせる機会もなく、自分が必要となる荒事も滅多に起こらないアンドレアルフスにとって退屈な日々が続く。
- やがて、アンドレアルフスは理術研究院を去ることを決める。表向きはもっと戦争に参加したいからというものであったが、去り際に自身に会いに来たアリオクにはここに来れば共に肩を並べて戦えると思っていたこと、そして何よりも「アリオクの下につく」ことが自分にとっては許せないという本心を打ち明ける。その後、アンドレアルフスは謂れの無い罪で追放刑を受けることとなる。
- アリオクと再会後、彼女からガントレット式の銃を託される。本来はアガシオン用の装備であったが、そのアガシオンの姿が変貌してしまったため代わりとしてアンドレアルフスに手渡された。
(出典:イベント「復讐の悪魔と怨讐の魔人」)
- 右手を失い、かつての戦い方ができなくなってしまったアリオクが、これからアンドレアルフスと再び共に戦えるようにと、本当は最初からアンドレアルフスのために作っていたものではないかとアガシオンは推察している。
背中を預けられる相棒であるマルコシアスを模擬戦の相手に選んだアンドレアルフスは新しい武器の感覚を掴むために猛特訓を開始する。
(出典:アンドレアルフスCのキャラストーリー)
- 「今の俺」と「今のあいつ」じゃ嚙み合わなくても、「この先の俺」と「今のあいつ」なら再び肩を並べて戦えるかもしれない…
アンドレアルフスも特訓を進めていく中で、アリオクが渡した武器に込めた思いを理解していく。
- 特訓の末、アンドレアルフスはリジェネレイトを果たす。
新たな能力、託された期待に応えることをめんどくさそうに感じながらも、
ようやく果たせる共に戦う未来に喜びの表情を浮かべていた。
- 序盤のシナリオ配布キャラのストーリーに準主役で登場し、メインシナリオでも活躍する祖メギドでありながら、イベント配布であり入手が難しかったが、2019/12/06より該当イベントが常設されるようになった。
- 悪魔アンドレアルフスは孔雀の姿をしており、メギド体が鮮やかな色の鳥なのはそのためだろう。
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祖66:キマリス †
- 【性能・キャラストーリー】
キマリス・キマリス(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
「さいきょーのメギド」を自称するシャーマン風の装いをした少女。
心身ともにやや幼いが、強さを求めてひた走る暴走少女。
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| | 詳細
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- ウンガン島という離島の出身。当時はエディリというヴィータ名があった。
両親のもとで大事に育てられていたが、5年ほど前に島内のゲートから現れた幻獣に島が滅ぼされそうになった際両親に船に乗せて逃がされ、オクルス島という別の島に流れ着いた。
ウンガン島は別名「呪い島」とも呼ばれており、そこからやってきたキマリスも「呪い子」と呼ばれオクルス島民から迫害を受けていたが、オンジという老人だけは彼女を差別せず育ての親として面倒を見てやっていた。
(出典:イベント「暴走少女と一つ目幻獣の島」再復刻版、イベント「暴走少女と呪いのシナズ島」)
- しかしある時オクルス島を乗っ取ったサイクロプス三兄弟に背中の皮を剥がれてオンジが重傷を負ってしまう。
そのため瀕死のオンジを島から逃がし、自身は島に残って皮を取り返そうとしていた。
- その後オンジをソロモン一行が発見し、その証言を聞いて島に調査にやってきたことで彼らと出会う。
(出典:イベント「暴走少女と一つ目幻獣の島」再復刻版)
- 一行の協力を受けて三兄弟を倒し皮を取り返すことはできたものの、オンジは治療のかいなく命を落としてしまう。
そのため島に残る理由は無くなったと感じ、ソロモンの召喚に応じて同行することを決めた。
- 本来の故郷であるウンガン島での記憶については追放メギドとして覚醒した際の混乱もあり極めて曖昧なものになっていた。
しかしある時から度々当時のことを夢に見るようになり、島に特有の動く死体「シナズ」の調査のためにソロモン一行と島に赴いたことで当時の記憶を取り戻す。
調査中自爆幻獣の不意打ちを受けて死にかけるも、臨死の際にオンジと両親の魂との対話を経て「死は終わりではなく、大切な人達はみな自分の中で生きている」と気づき、リジェネレイトを果たした。
(出典:イベント「暴走少女と呪いのシナズ島」)
- ウンガン島では王都周辺とは異なる言語が使われており、キマリスもオンジに共通語を教わるまではそちらの言葉で話していた。
そのため記憶を取り戻してからは時折ウンガン島の言葉が口をついて出るようになっている。
- プロフィールに「主人公に対し好意的ではない」とあるが別にそうでもなく、遊びに連れて行けとせがむなど割と普通に懐いている。
(出典:アジト出迎え台詞)
- 年齢は10歳で、セーレと並んで(年齢が明確な中で)最年少の追放メギド。
食べるのと暴れるのが大好きなわんぱく者で、「どこーん」「ばっきーん」と擬音を口にしながら戦う。
しかしメギドらしく戦いに関しては頭が回り、わりと難しい言い回しも普通に使えるなど、子供らしくはあっても単に無知なだけというわけでもない。
- 難しい言い回しについてはマルファスなどから教わっているらしい。「案ずるよりウマゴヤシ(産むが易し)」など若干間違って覚えている言葉もあるが、意味はちゃんと理解して使っている。
(出典:イベント「暴走少女と呪いのシナズ島」)
- 年頃もあってか食欲旺盛。ヴァイガルドの食べ物を気に入っており無限供給を望むと語っている。
探索時にも美味しいものを見つけると意気込んでいたり、小腹を空かせるソロモンに同調したりもする。
(出典:クエスト内会話、探索出発時台詞、アジト会話)
- 記念すべきメギド72の第一回イベントで配布されたメギドだが、イベントが二度目の復刻に際し内容が完全新規と言っていいほどに書き直された為、バックボーンや加入の経緯も大きく修正されている。
- 一度目の復刻までは幻獣から得られる「オーブ」の力を求める旅の中でソロモンと合流するという流れになっていた。
オーブの力を得る為にサイクロプス三兄弟を追いかけソロモン達を振り回すなど、「暴走少女」らしい活躍を見せていた。
- 一方改定後のシナリオでは活発さはそのままながら自身とサイクロプス兄弟の力の差を理解し悔しさを覚えたり、ソロモン達に逃げるように警告するなど、シナリオがシリアスに傾いた影響もあって「暴走少女」というほど破天荒な描き方ではなくなっている。
- マンガボックスで公開されている漫画版メギド72にもソロモンやメインメンバー共々登場する……が、何故かゲーム本編とキャラ付けが全然違っている。
- オーブを求めて旅をしていた点は改定前のイベントシナリオと同じなのだが、ヴィータ年齢相応に無邪気な本編に比べてかなりクールで大人びた性格で、一歩引いたところからソロモンの器を見極めようとする思慮深いメギドといった感じのキャラになっている。
- 「とんだ蛮勇だな」「愚者の采配だ」等々厳しい台詞をソロモンに浴びせるシーンが本編との落差からネタにされることも多々。
- 一方でこちらのクールでかっこいいキマリスが好きというファンも割と多い。
- 悪魔キマリスは黒馬に乗った兵士の姿で、アフリカの全悪霊を統率しているという。
甲冑のような姿のメギド体、死者特効やネクロのような死者に関連する能力、ヴィータ体の異国情緒のある衣装などはその辺りが由来だろうか。
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祖67:アムドゥスキアス †
- 【性能・キャラストーリー】
アムドゥスキアス・アムドゥスキアス(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
ゴシックドレスに身を包んだ夢見がちな少女。
同年代のヴィータの間では浮いた存在だった。
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| | 詳細
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- 召喚時のキャッチコピーは「中二病スナイパー」。
14歳、黒いドレスや傘、オッドアイ(両目色違い)に片方だけの黒い翼、技や特性のネーミングなど「いかにも」な要素はてんこ盛り。
さぞかし言動も、と思いきや…
- 実際はソロモン王を健気に慕う少女と言ったところで、よくある中二病キャラとは明確に別物。
セリフには詩的な表現が目立つが世界観的に浮くものでもなく、
個性が爆発しているメギド達の中では相対的にかなり大人しい部類に入る。
- 探索中のソロモン王のどんなつぶやきからも優しく話を広げてくれる数少ないメギドの一人でもある。
(出典:クエスト内会話)
- 普段は比較的普通に喋っているのだが、ソロモンの前だったり、
疲労したり焦ると中二病セリフの割合が増えていき、最悪翻訳が必要なレベルになる。
よくある「普段は悪魔や堕天使として振舞っているが、焦ると常人としての素が出る」タイプの逆で、中二病口調の方が素のようだ。
ヴィータは外向けの振舞いで、メギドの人格が本性なのでこういう変化を起こすのだろう。
- 勝利時モーションの締めでは思い出したかのようにそれっぽいポーズを決める。
- 背中の片翼はソロモンに召喚されてから生じたもの。メギドの力が、心の願望を反映して具現化したらしい。
意識していれば消せるようだが、時折日常生活に支障をきたすこともある。軽い召喚事故のようなものだろうか。
(出典:【2周年】メギド質問箱)
- ヴィータとしての名はソーラ。裕福な家に生まれる。
自分がメギドであることを親に打ち明け、拒絶こそされなかったものの理解は得られていなかった。
召喚により家を出奔した形になるが、親からは家の呪縛を断ち切った、彼女を必要としてくれる者が現れたのだと、前向きに喜んでくれているようだ。
それでも実家には時々帰っており、親との関係は良好であると思われる。
(出典:アムドゥスキアスのキャラストーリー、アジト会話、イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- 同年代の子どもたちとはもともと感性がずれていたらしく、浮いた存在だった。
自分がメギドであると打ち明けてからは更に加速し、仲間内から排除されるほどになっていた。
最終的に彼らとは嘲笑された挙げ句永遠に別れることとなるが、それでも友達と思っていたようだ。
- メギドとしての記憶さえ不確かであり、自分自身でも思春期の妄想に囚われただけのヴィータなのではないかと思い悩む。
もしも彼女がメギドでなかったなら、懸念どおりにまさしく「中二病」の少女となっていたことだろう。
ゆえにメギドとして召喚し、必要としてくれた…いわば彼女を救い出してくれたソロモン王には多大な信頼を寄せているのである。
(出典:プロフィール、アムドゥスキアスのキャラストーリー)
- 探索から帰って来た時真っ先に出迎えるべく、アジトの入り口でいつも奥ゆかしくソロモンを待っている。
召喚されてからは友達も増えたようだ。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- 後のアップデートでボディタッチを繰り返した際の反応を見られるようになったが、割と難色を示すメギドが多い一方で彼女はものすごく嬉しそうな反応をしてくれる。
- メギド体は頭部だけのユニコーンのような姿。メギド時代の記憶はほとんど失っている。
一方、召喚以前からソロモン王に従うことを夢として見る、ハルマニアに憧れを抱くなど、メギドとしての出自には謎が多い。
(出典:アジト会話)
- フライナイツの口利きで追放されたことが判明している。
同じくフライナイツに拘束され追放されたマルバスが一部記憶を封じられていたことから、アムドゥスキアスも記憶に何らかの手を入れられている可能性がある。
(出典:イベント「二つの魂を宿した少年」)
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| | 8章3節ネタバレ
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- 霧の中で幻覚を見せる幻獣の能力に晒された時、メギドラル時代の記憶の一部が蘇る。
その中で研究者らしきメギドに<オマエは失敗だった><メギドとは、蛆の仔を奪わぬ限り生まれ得ないものなのか><純粋に彼の世界からの魂を器に受け取っただけでは…>といった事を言われている。
(出典:80話・1)
- メギド体プロフィールの「何者かの用意した霊水に浸かり」という記述がSF的な培養液内の人工生物を彷彿とさせることもあり、
彼女は他の大多数のメギドの出生プロセスである「幻獣の誕生にカトルスから送られた魂が割り込んでメギドになる」という過程を経ず、
人工的なメギド体に直接メギドの魂が入り込んで生まれた特殊なメギドだったものと思われる。
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| | さらに9章1節ネタバレ
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サタン派の研究機関によって、人工のメギド体に直接カトルスの魂を受け入れ、幻獣の性質を持たずに生まれた人造メギドであるアムドゥスキアスは、本来メギドが持つ闘争心や「現状を変えようという意思」が異常に乏しい個体だった。閉ざされた研究施設で「どこか遠くへ行きたい」という願いを抱えたまま、それを許されず生きていた。そのため上記のように失敗作と断じられ、欠けた闘争心を補うための「半身」が作り出された。半身と合体することで闘争心を有する一般的なメギドになることを期待されたが、アムドゥスキアスは半身との合体を強く拒絶する。半身と合体して一介のメギドになれば、自由にどこへでも行ける。だが、代わりに戦争をしなければならない。アムドゥスキアスはそれを何よりも嫌がったのだ。持て余された半身は移送途中でフライナイツに奪われ、後にアムドゥスキアス自身もフライナイツの手に落ちる。半身と合体しないことで役立たずとして処分されそうになったが、団長であるエウリノームの一存で追放刑に処されることになる。追放によって自我に変化があれば、半身との合体が可能になるかもしれないという目論見だった。
そして、その作戦は功を奏した。メギド時代の記憶を殆ど持たない(誕生から追放までの殆どの期間を研究施設で過ごしてきたため元々そう多くの記憶がある訳ではないが)追放メギドとなったアムドゥスキアスは、自分に欠けているメギド時代の記憶から、不完全な「欠けている」今の自分から「ちゃんとした」自分になることを望んでいた。そんな中、アムドゥスキアスは自身が発生した泉――その枯れ果てた跡地を目撃することで、一気に記憶を取り戻す。記憶の奔流の中で自我があやふやになり、忘我のままに泉の跡地を歩き回るアムドゥスキアス。記憶の整理が済まないうちに、エウリノームがけしかけたアムドゥスキアスの「半身」が現れる。欠けている自分を補う物を、半身を目にしたアムドゥスキアスは、それと同時に思い出す。ソロモン王に見いだされ、救い出されたと思っていた夢の元になった記憶――エウリノームによって、研究施設という閉ざされた世界から外に連れ出された際の記憶を。
欠けた自分を補う「半身」を受け入れたアムドゥスキアスは、時間経過で消滅せず、何度でも攻撃を無効化する「完全無敵バリア」を持つフライナイツの尖兵「イレーザー」としてメギド72の遠征隊に襲いかかり、遠征隊を壊滅させた……。
- 「半身」の外見は、馬の身体に人間の上半身のような胴体が付き、そこから黒い翼を生やした首無しの騎士。言うなれば有翼・首無しのケンタウロスである。
欠けている首の部分に首だけのユニコーンのようなアムドゥスキアスのメギド体が収まることで完全体になる。
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| | 9章2節ネタバレ
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欠けた自分を補う「半身」を受け入れたアムドゥスキアスは、半身によって植え付けられた闘争心と取り戻した記憶によって、ソーラとは異なるメギドとしての人格『アムドゥスキアス』を覚醒させていた。『アムドゥスキアス』による遠征隊蹂躙の間、ソーラの心は泣き叫んでいた。『アムドゥスキアス』は、ソーラが大切に思っているメギド72の仲間たちこそ「私が私になれなかった」原因だと考え、覚醒と同時に「本当の私になるため」に遠征隊を消去しようとしたのだ。遠征隊が壊滅し、親近感を抱くプルソンまでもが倒れたとき、ソーラの心は限界を迎え、『アムドゥスキアス』に吸収されるように消えてしまった……。
ソーラの記憶が自分に流れ込んでくるのを感じた『アムドゥスキアス』は「本当の私」になった(遠征隊攻撃の目的を達成した)と判断し、遠征隊への攻撃を切り上げて去って行った。
その後アムドゥスキアスを追いかけたプルソンと『アムドゥスキアス』が対話する。かつてのアムドゥスキアス、すなわちソーラこそが本当のアムドゥスキアスであるかのように、ソーラの方が価値があるかのように語るプルソンに苛立ちを覚える『アムドゥスキアス』は、とうとうプルソンの消去を優先して追いかけてくる。そこで偶然にもソロモン達に遭遇し、その戦闘において完全無敵バリアが破られてしまう。退避した『アムドゥスキアス』は根城としている古い遺跡に帰り、そしてヴィータ体に「戻る」。メギドらしからぬその感覚に、『アムドゥスキアス』は、消去したはずのソーラが自分の中で生きていることに気づいた。
かつての自分自身であるソーラを否定して手に入れた「イレーザーとしての生き方」という新しい世界。それが正しかったのかと自問自答を繰り返す『アムドゥスキアス』に、ソーラを取り戻さんとするメギド72が迫る。完全な筈の自分ではなく、ソーラが望まれている――『アムドゥスキアス』は、それに納得していた。『アムドゥスキアス』にソーラの記憶が流れ込んで来た時、『アムドゥスキアス』が手に入れた新しい世界よりも、ソーラが過ごしてきた日々の方が豊かで大きなものであることを知った。『アムドゥスキアス』が持っているのは、ただメギドであるという事実と、エウリノームに必要とされたことだけ。それでも『アムドゥスキアス』は、メギドとして生きて死ぬことを、自分の「戦争」を最後までやり遂げたいと願い、メギド72と対峙する。全力でぶつかり合った末に敗れた『アムドゥスキアス』は、メギドらしく戦争に生きたわずかな時間を否定されることを拒み、自分のままに消滅することを望んだ。一方でソロモンに、自分と一緒に消えようとしているもう一人の自分――ソーラを召喚で救い出すことを望んだ。
- ソーラ自身も『アムドゥスキアス』を否定したわけではなかった。欠けていた自分ではない、自分のなりたかった自分。それが『アムドゥスキアス』だったのだ。ソーラがソーラに戻るということは『アムドゥスキアス』を殺すということ。自分の意志で戦争をしている「やっと成れた本当の自分」を殺すくらいなら、自分が消えた方がいい。――自分の中にある「帰りたい」という想いさえ押し殺して。
本当は帰りたい、でも自分を殺したくない。だから自分の中の想いごと『アムドゥスキアス』と一緒に消える。そうしようとしたソーラを救い出して欲しいと『アムドゥスキアス』はソロモンに願った。「もう一度生まれてくることを望んであげて欲しい」と。
- 望まれて生まれることこそあれ、自ら生まれることを望んでそうできるものは居ない。だから準備不足で慌ただしく空っぽのままに生まれて、足りない、歪んだものになる。足りない、歪んだ部分をどのようにして埋めるか――ソーラの中の思い出は、その歪みを満たすものだったと『アムドゥスキアス』は語る。歪んでいるからこそ、足りないからこそ、それを埋めたくて必死に生きる。「満足は私たちの生を殺す」と。
「あなた自身の歪みを大事にして」と別れを告げる『アムドゥスキアス』からその名を引き継ぎ、ソーラでありアムドゥスキアスである少女は、ソロモンから、仲間たちから望まれて「もう一度生まれた」。
- 白かった元のメギド体とは対照的に、リジェネレイト後のメギド体は黒に染まっている。黒き半身の影響を受けたのだろうか。
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- メギドラル遠征から帰還後は、色々覚えているせいかプルソンに放った言葉のあれこれを思い出しあまりの気恥ずかしさにゴロゴロしていた。
(出典:アムドゥスキアス(バースト)のキャラストーリー)
- 色々覚えていることもあり、アジトの仲間にも遠慮がちになってしまっていたが、気を使ったプルソンの提案でプルソンが暮らしていた町へ遊びに行くことになる。
- その晩、アムドゥスキアスは自身がメギドのアムドゥスキアスではない今の「自分」の在り方に答えが出ていない不安を明かす。
かつてエルデとプルソン2つの在り方に葛藤したプルソンは結局メギドのプルソンにはなりきれなかったこと、でもそれが今の自分であり、そして様々な経験がこれからの自分を変えていくことをアムドゥスキアスに話す。「満足は自分たちの生を殺す」アムドゥスキアスがソーラに話した言葉を、エルデもプルソンから受け取っていた。足りない「歪み」は人それぞれ、同じはずの2人のアムドゥスキアスの中でも違っていた。
「あの」アムドゥスキアスとキミとは違うのかもしれないけど、町に同行したジズの耳を珍しがるヴィータから咄嗟に庇おうとしたアムドゥスキアスが以前と変わらない優しさを持っている。<キミはキミになれなかったわけじゃなくて…ただ、なるようにして今のキミがある>ということをプルソンは伝えた。
- 翌日、アムドゥスキアスとプルソンとジズは彼女の故郷へ寄り道する。アムドゥスキアスが訪れたのはかつて、友達になりたくてなれなかった3人の子供たちが命を失った場所であった。もし自分が普通の女の子であったなら友達になれたかもしれない。ソーラとしての人格はこの時の思い出をずっと割り切れずに心に抱え続けていた。そして遠征中に起こしたことをソロモンやアジトの仲間が何事も無かったかのようにしてくれたとしても、決して忘れてはならないこととして自身を責め続けている。それをプルソンは「自分を見つめ直すための碑」と表現してくれた。1人で来れなかったこの場所に、似たものを抱えるプルソンがいたから来ることができた。
- 今の自分の歪みを大切にして生きていくことが、メギドのアムドゥスキアスが自分に委ねてくれたことにも繋がる。「満足が生を殺すなら、後悔は生を生むはず」――「自分」の在り方に少しだけ答えが出せたアムドゥスキアスはアジトへと帰還する。そこにはアムドゥスキアスの帰りを待ち続けていたソロモンやベリト、仲間たちの姿があった。
- 身長は132cmと、14歳にしては非常に小柄。(参考までに、同い年のブエルは148㎝)
他のメギドを見る限り本作の身長設定は現代人の基準から特別離れているわけでもなく、発育不良になりそうな育ちでもないので、なかなか特殊であると言える。
(出典:メギドの日カウントダウン・ヴィータ体プロフィール公開)
- 悪魔アムドゥスキアスはユニコーンの姿で現れるとされ、『地獄の辞典』の挿絵では頭だけユニコーンの人型。
メギド体が首だけのユニコーンなのはこれが由来だろう。
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祖68:ベリアル †
- 【性能・キャラストーリー】
ベリアル・ベリアル(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
シナリオ加入する不死者の一人。
「最初の追放メギド」であり、「魔を統べる者」を蘇らせたアルスノヴァの巫女。
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| | 詳細
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- 元はアルスノヴァの儀式を司る巫女であり、非常に有力なメギドだった。
- そのため追放されたことはメギドラルに大きな衝撃をもたらし、広く知れ渡る。
(出典:シトリーRのキャラストーリー)
- 魂だけでヴァイガルドに渡った結果、ヴィータとして転生する。
しかし少女の姿以上に成長することはなく、その後優に数百年以上を生き続ける。
- ベリアルがヴィータに転生したことが夢見の者の偵察によって発覚し、これ以後追放が正式に刑として確立する。
(出典:ベリアルのキャラストーリー)
- 数百年以上アウクトルの谷に隠遁しており、パイモン曰く「世の中にまるで興味がない。」
(出典:29話・3)
- ソロモンが来るまで数十年単位で喋っていなかったらしく唇から血が出ていた。
(出店:40話・END)
- 口数が少なく、やや天然ボケ気味でぼんやりとした物言いが目立つ。
- その一方で「火力があるものがいい」と言う理由でボウガンを用い、
メギド体で自分の住んでいた居住地跡も破壊してしまうなど「大雑把」という言葉がよく似合う一面が見られる。
(出典:ベリアルのキャラストーリー、42話・3)
- 追放メギド達の名前を間違えては誤魔化したり、膝枕を要求したり意外とお茶目。
- 最年長の追放メギドというのもあり、一部のプレイヤーから「ベリアルおばあちゃん」などと呼ばれることも。
- 大地の恵みが見える追放メギドの一人。
- この能力でヴィータの少年ツイーユの母親が体内フォトンを乱され体調を崩していることを即座に見抜き、原因となった遺物を回収して治療した。
- またこの事件をヒントに、フォトンをコントロールできるように設計されたヴィータを人為的に生み出せないかと考え、研究を始める。
これが「アルスノヴァ血統」としてベリアルの思惑通りに拡散、数百年の時を経て現在のソロモンという高い完成度の「魔を統べる者」を生み出すに至る。
- 研究の動機はベリアルの孤独を和らげるためであったが、アイムからアスモデウスの伝言を受けたことで「メギドラルへの反撃」も兼ねられるよう調整された。
- ある時まではヴィータに混ざって街で暮らしていた。
ちょっと変わりものの少女「フラウ」として街の人々からも親切にされていたが、
内心は異界から来た「異分子」であることを悟られ、迫害を受ける事を強く恐れていた。
(出典:ベリアルのキャラストーリー)
- 両親の亡き後ベリアルの「弟」は彼女を自分の娘ということにして正体を隠していた。
メギドであることもすべて聞かされていたようで、自分がいなくなった後の事を考え彼女の金策にと噛み菓子(ガム)を開発している。
- 「弟」の妻は自分の娘ではないベリアルと関わることを拒み彼の死ぬ間際に去ってしまっている。
- 弟が病で死去した後は、母親を助けたことをきっかけに友人となった少年ツイーユに保護されて生きていた。
ツイーユもベリアルの理解者となり、「古き血筋」を持つ子孫を残しベリアルとコンタクトを取る方法を秘伝させた。
- そのツイーユの孫の名が「コラン」であり、バエルの偽名の由来。
(出典:バエルのキャラストーリー)
- ツイーユの死後、未踏地を越えアウクトルの谷に隠居。ツイーユに託したコンタクト方を頼りに「魔を統べる者」の来訪を待ち続ける。
- 奥義モーションで前述の噛み菓子を膨らませる。
- 噛み菓子は古代ペルペトゥムの習慣を参考に発明したお菓子。樹液と砂糖を混ぜて固めてある。
「弟」の存命時は未完成であり、後にツイーユが改良したものを市場に広めヒット商品にした。ツイーユはこれで一財を築いている。
(出典:ベリアルのキャラストーリー)
- ツイーユの一族が衰退した今でもヴァイガルドの市場に出回っているようだ。
(出典:アンドレアルフスのログインボイス、イベント「生と死と、それぞれの個と」)
- 味はベリアル曰く「おいしくない、イマイチな味」。
ほどほどに味がして、わざわざ褒めるほどにはおいしくないが、口寂しさを紛らわすにはちょうどいい味と語る。
(出典:イベント「生と死と、それぞれの個と」)
- ヴィータの姿を見分けることができない。
ヴィータはどれも同じに見える、と言うが単に見分けがつかないというレベルではなく本当に全く同じ姿で認識されている。
(出典:ベリアルのキャラストーリー)
- ベリアル視点では全てのヴィータが中年男性のモブグラフィックで表示されることで表現されている。
持ち物や服も身につけた瞬間認識しなくなるらしい。老若男女問わず全て同じであり、
ゾッとすると同時にベリアルの孤独の一端が視覚的に伝わる強烈な表現。
- ゲーム内の表現の都合上そうなっているというわけではなく、実際に全てのヴィータが同一の中年男性として見えているようだ(背丈などの個体差はある)。
また、ヴィータの姿でも絵に描いてしまえばそれは物として認識されるため、間接的にだがどのような姿をしているかを知ることはできる。
バールゼフォンによる似顔絵でアイム・ベレトの姿を知れたときは素直に喜んでいた。
(出典:バールゼフォンのキャラストーリー)
- 原因としてメギド体の頃の「フォトンで見分ける癖」が残っている事が挙げられている。
ヴィータは体内のフォトンを扱えない為、違いが分からないという仕組み。
- 本文中では「現状を受け入れたくない」という心理から認知機能に障害が出ていることも一因であることが示唆されている。
これ以外にも襲撃を受けた際にまだ執れる手段は合ったと思われる状況で一つしかない貴重な遺物を使ってメギド体になるなど、内面には臆病な心を持っていることが窺える。
- そのため「見分けることができる」相手に特別な思いを抱く。
- 現在見分けられる描写があるのはツイーユとソロモンのみである。
ただしツイーユの母も体調を崩してる間のみ見分けることが出来た。
- ソロモンには「魔を統べる者」としてだけでなく自分を孤独から「解放する者」として期待を寄せており、
王となった暁には何千何万の群衆に紛れていても見分けてみせるとまで宣言している。
(出典:46・3)
- アルスノヴァ血統であり、召喚者の資質を宿していたデカラビアの企みによって彼の持つソロモンの指輪に上書き召喚されてしまう。ヴェステン公国においてデカラビアがソロモン達と対峙した際には指輪の強制により無理矢理メギド体で戦わされてしまうこととなった。戦闘後、デカラビアが撤退したことでソロモンによって再び召喚を受ける。その召喚時にソロモンが自分の魂に触れる感触を温かいと感じたことによってリジェネレイトの兆候を発する。
(出典:イベント「フルカネリ、最後の計画」)
- その後すぐにはリジェネレイトできずにいたようで、再び同じ感触を確かめる為にしばらくソロモンと一緒に行動して何度も召喚を試していたらしい。そのおかげでペルペトゥム組のメギドが続々とアッハーズの毒に倒れた際には難を逃れることができた。アッハーズ討伐の際には、ソロモンの召喚に応えるかのように遂にリジェネレイトを果たす。
(出典:イベント「ソロモン王と幻獣図鑑」)
- ヴァイガルドを「牢獄」「メギドにとっての死者の国」と形容する一方四季折々の変化を楽しんでいるようで、
季節の趣を感じては「ヤバい」と呟いている。
- 冬は雪に埋まるらしい。
- 梅雨に関しては「悪くはない」と評するに留めている。
(出典:ログインボイス)
- メギド体は直立した巨大なロボットのような節足動物といった感じの風貌。
- 本人も気に入っていたらしく「なかなかの威容だ」「メギドラルではブイブイ言わせていた」と自画自賛している。
(出典:ベリアルのキャラストーリー)
- 友人であったルシファーからも(巫女としての永久議席に乗じて)あちこちで結構ブイブイ言わせてると思われている。何をしてるんだ。(92話・5)
- メインシナリオのステージ40で対決する際はミサイルとレーザーの猛攻撃で点穴と強化解除の恐ろしさをこれでもかと見せつけてくる。
- 元ネタはソロモン72柱の魔神ベリアル。聖書などにも登場するビッグネームの一角。
- ゴエティアでは燃える戦車に乗った天使の姿とされる。
昆虫のような巨人風のメギド体とは繋がらない気もするが、ビームやミサイルらしきものを放ち隕石を落とす姿は炎と兵器のイメージから発展したものと言えなくもないか。
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祖69:デカラビア †
- 【性能・キャラストーリー】
デカラビア・デカラビア(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
黒衣に三角帽といったいかにもな風体をした魔術師。
滅びに美を見出す危険人物。
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| | 詳細
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- 人民の洗脳・支配や都市の壊滅など凶悪な犯罪行為に手を染めており、ヴァイガルド史上最悪の犯罪者として指名手配を受けている。
(出典:デカラビアのキャラストーリー)
- 滅びに美を見出し、特に醜いものほど美しく散っていくという考えの持ち主で、それゆえ<この世で最も醜い存在であるヴィータに滅びの種を蒔いている>のだそうだ。
(出典:デカラビアのキャラストーリー)
- 魔術師らしく、魔法薬の製造を得意とする。
とある国(ヴェステン公国)の井戸に洗脳薬を流し込み、国民全員を傀儡としたことがある。
(出典:デカラビアのキャラストーリー)
- ただし、ヴェステン公国は政治が腐敗しきって久しく、拠点・資金源として乗っ取られたことで結果的に国情は改善することとなった。
(出典:イベント「フルカネリ、最後の計画」)
- メギド時代から毒物を扱っていたが、ヴィータとして薬屋の家に生まれたことが薬学の知識を身につける要因になった。
(出典:デカラビア(バースト)のキャラストーリー)
- 薬草の類の扱いを覚えた為か、ラッシュ版では植物特攻の特性を持つ。
- と、ひとしきり述べた通り良くも悪くもアクの強い人物の多い追放メギド達の中でもぶっちぎりに「ヤバい奴」の1人。
その上同じく「ヤバい奴」の代表格であるフォルネウスとは違い重犯罪者として顔も名前も割れている上にアジトでも特に猫を被ったりはせず悪党らしく振る舞っている。
いったいどういう経緯で出会って召喚されたのか大変気になるところである。
- 一方ハルマゲドンでヴィータが滅ぶことは望んでおらず、横からぶち壊しにするつもりでいる。滅ぼすなら自分の手でということか、あるいは自分を追放したメギドラルに対する報復か。
(出典:クエスト内会話)
- プロフィールに曰く「ハルマゲドンに怯えるヴィータに助言して混乱を収める」こともあるらしい。
実際に作中時間の2年前、バラムがその様子を目撃している。
(出典:イベント「フルカネリ、最後の計画」)
- ハルマゲドンを阻止するという一点では目的が一致しているため、ソロモンへの接し方は偉そうだが意外と穏当で友好的。
しかし一人でいる間は悪巧みをしているようだったりソロモンを悪の道に誘いたがっているような物言いもあったりとやはり油断ならない。
逆に言えば彼なりにソロモンに一目置いているという事でもあるのだろうが。
(出典:アジト会話、ログインボイス)
- 前後編イベント「フルカネリ、最後の計画」と「デカラビア、最後の咆哮」では、フルカネリ商会の裏にいたメギドがデカラビアと判明。彼がどのようにヴァイガルドを「滅ぼす」のかが明らかになった。
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| | イベントネタバレ注意
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- イベントでは追放メギドでありながらアルスノヴァ血統に目覚め、ソロモンの指輪を扱うことができることが判明した。
シバの指輪を扱えたマルチネという前例もあり、追放メギドがヴィータである以上、十分に考えられうる可能性ではあった。
- イベント内では、ヴィータの区別がつかないベリアルや、幻獣に襲われ行き倒れていたグラシャラボラスを召喚し、指輪で操っていた。
- 指輪は遺跡探索によって2つ(指2本分)発見しており、同じく形質持ちのフルカネリと1つずつ分け合っていた。
- フルカネリの指輪で独自にリジェネレイトを果たしている。リジェネレイトにソロモンが関わっていない稀有な例。
- 「無力な正義ではヴァイガルドを"救う"ことはできない」と語っており、滅びとは矛盾した思想でソロモン一行を混乱させた。
- デカラビアの目的は、マキーネを利用してヴァイガルドをメギドラルやハルマニアに匹敵する「第三勢力」にすること。ハルマに守られてばかりの状況を「滅ぼし」、メギドやハルマからヴィータを「救う」ことが彼の理念だった。
- 武力となりうる「遺物」の類を探している最中、偶然純正メギドのタムスと遭遇してマキーネの存在を知ったことでこの計画が完成するに至った。
もっとも、純正メギドは計画上追い出すべき対象なので、最終的には切り捨てるつもりだった。
- デカラビアの目論見はシバの女王を人質に取り、ガブリエルらハルマをヴァイガルドから追放する寸前まで行ったが、ギリギリでソロモンに食い止められる。
- 最終的にはフルカネリがデカラビアを庇い全ての罪を背負ったこと、ソロモン不在時のアルスノヴァ血統としての活躍が期待できることなどを建前として、変わらずメギド72に腰を据えることになった。
- メギドラル時代はハルマゲドン派と大いなるバビロン派の下部軍団を言葉巧みに操り、共倒れにさせようとしたが失敗。
- フォトン不足の原因の一つであるメギドを大量に殺すことでフォトン不足を解消しようとした。
- アドラメレクは、武力ではなく言葉の力でメギドラルを滅ぼそうとした気概を評価し、デカラビアを追放することで彼に裁きを与えつつ、ヴァイガルドで活動させることでハルマゲドンのきっかけを作ってくれることを期待した。
- デカラビア自身はハルマゲドンが起きることを望んではいないのか、ヴァイガルドに追放されてから起こした上記の行動も含め、ハルマゲドンを起こさせない方針は徹底している。
- 真相が明かされてみれば、いささか過激で急進的な思想を持つ(そしてそれを実行に移して大騒動になった)だけで、言うほど「悪」でもなかったというのが実際のところと言える。
彼のものとされた凶悪犯罪についても、(少なくとも劇中で語られた範囲では)公国乗っ取り以外は状況証拠による濡れ衣ばかりであった様子。
(出典:イベント「フルカネリ、最後の計画」「デカラビア、最後の咆哮」、デカラビア(バースト)のキャラストーリー)
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- ビフロンスやソロモン曰く、言葉巧みに他人を混乱させることを好むものの、デカラビア自身は嘘をつくことはないという。
(出典:イベント「デカラビア、最後の咆哮」)
- アジトにおける彼の立ち位置は「親切な助言役」といったところ。
アジトに幻獣が侵入した際は、ポータルキーの設置箇所が幻獣の支配下であった可能性を指摘したり、
マルコシアスのリジェネレイトに危険性を見出しやめるよう進言するなどなかなか慧眼である。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」、「ドキドキメギドの保健教室」)
- 努力を尊び怠惰を嫌うところがある。
(出典:各種季節ログインボイス)
- 悪の美学にこだわるだけあってか、アジトがあることを喜んだり、ソロモンに支配者らしくないからマントくらい羽織れと言ったりといわゆる「お約束」を大事にするような面もある。
(出典:アジト会話)
- 特徴的な「ククク…」という含み笑いもその一環らしく、気分がいい時には普通に笑う。
(出典:ボス勝利時ボイス)
- メギド体は底面が星型の浮遊する錘体という奇妙で無機質なもの。アポロチョコを上下ひっくり返したようなものとでも表現すればよいだろうか。
- 有毒生物を光とともに吸い上げ内部でキューブ状に加工して食べるなど、生物というよりはまるでUFOか何かのような特徴を持つ。
- よくある話だが「この力を前に生きていられるか」と言いつつ奥義は妨害系でダメージが通らない。
- リジェネレイト後の奥義も味方への支援技でありやはりダメージは無い。
- メギドラルには、とあるメギドが放った氷弾に魂が宿ってメギドとして発生したという伝説が存在し、そのメギドはデカなんとかと名乗ったという。
(出典:【3周年】メギド質問箱)
- これが事実なら軍団内に事実上のデカラビアの親がいる可能性もある。
その場合はオリアスが最有力候補とも言われているが、実際どうなのかは定かではない。
- 故郷は(旅立とうと考えていた矢先に)盗賊団の襲撃により壊滅、両親や幼馴染も殺されている。
(出典:デカラビア(バースト)のキャラストーリー)
- 思想の過激さに反して感性はかなりヴィータ寄りであり、実際にそれを指摘される一幕も。
(出典:イベント「そして灯火は静かに消える」)
- <ヴァイガルドにメギドもハルマも不要>と断じる一方で、自分を含めた追放メギドはヴィータ側に数えており、
追放メギドの中でも特にアイデンティティをヴィータ側に置いているものと思われる。
- 元ネタはソロモン72柱の魔神デカラビア。五芒星の姿をした悪魔というかなりユニークな存在で、メギド体はこれをアレンジしたものだろう。
- ヴィータ名の「セーマン」は陰陽道由来と言われる五芒星の印のこと。
ドーマンセーマン(セーマンドーマン)で有名だろう。
- メギド72と同じく悪魔や天使をモチーフとしたRPGの大御所である女神転生シリーズでは一つ目を持つヒトデという姿で登場する。
メギドではブエルがこれによく似た姿をしているため、一部プレイヤーの間では「ブエルのセリフを喋るデカラビア」あるいは「デカラビアのような口調で喋るブエル」というネタが見受けられる。
- 余談だが後に実装されたリジェネレイト版は、なんとスタイルどころか特性までブエルと同じ(ターン終了時覚醒+1)である。
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祖70:セーレ †
- 【性能・キャラストーリー】
セーレ・セーレ(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
小さな体に大きな冒険心を宿した少年。
メギド時代から変わらない好奇心とヴィータの父親の影響もあり、冒険や探検が大好き。
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| | 詳細
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- 「ここまで来て怖気づかないよね? 冒険開始だ!」
(出典:ボイス「クエスト開始・2」)
- 中東や中央アジアをイメージさせる衣装をまとった少年。
- 好奇心と行動力が服を着て歩いているような性格で、とにかく興味が出たなら行動してしまう。抑えきれない冒険への衝動と表現するべきか。
- 冒険のネタを探しに単独でも街に情報を集めに行くなど、10歳にして冒険家としての素養は十分すぎるほど。
- ただ、背格好は見たままの子供なので大人は相手にしてくれないらしい。
(出典:クエスト中の会話・6)
- 戦闘時の武器はシンプルなナイフ。
- 本人は「僕にはまだ…大きな武器は無理だもん」と語っており、体格さえ十分ならそうした武器を扱ってみたいという希望を匂わせるのは実に男の子。
(出典:クエスト中の会話・5)
- ただし、覚醒スキルでは見事なナイフさばきを見せる。しかたなく使っている武器とは思えない熟練ぶり。
- キャラストーリーはベリトに並ぶ長さで、ヴァイガルドに今も残る古代戦争の痕跡を探し求めるセーレと父ダディオ、彼らを襲う
まずい圧縮食料脅威とドタバタホームコメディの盛り合わせとなっている。
- キャラストーリーの途中で、父親以外の人物が作った料理を口にする機会を得る。その時に生まれて初めてまともな料理を味わい、食べている間は終始「うまっ! うまっ! うまっ!」としか言えないほど感動していた。
(ただし、自分で作る料理もろくに味見もしないで仲間に振る舞ってしまうなど、感動に反して自ら調理する方向には好奇心が働かなかったようだ。)
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- ラッシュのモンスターからのレアドロップ率が50%上昇するという特性のお陰で、素材集めの冒険に連れ出すプレイヤーは多い。
- ラッシュのみと限定されている理由は不明だが、恐らく初期メンバーにカウンターが多く、育成の素材集めを緩和するための措置なのかもしれない。
(「メギドクエスト」では、カウンターメギドの進化素材を落とす対戦相手はラッシュメギドとなっている)
- 現在においてもカウンターやバーストに対して同様の特性を持つメギドは実装されていない。
- ダディオと地下世界の冒険で知り合った遭難者の生き残りソナンが後にダディオと結婚、セーレの義理の母親となる。更にその後、ダディオとソナンの間にマーレという娘が誕生し、セーレはお兄ちゃんとなった。
(出典:ベリト(バースト)キャラストーリー)
- なお、ダディオも実の父親というわけではなく、実の両親に関しては現状全く描写されていない。
- 精神面は見た目とは裏腹に成熟しており、勢いで突き進むダディオを冷静な目線で見ていることもある。家族も概念として認識しており、マーレが生まれたからボクはお兄ちゃんにならないといけないという考えから、「お兄ちゃんらしさ」を模索していた。
- そんな経緯もあり、ジズが再び力の暴走を始めた際には不安を解消するべくセーレが「お兄ちゃん」代わりになることを提案する。
当初はジズを妹のように守って上げることでお兄ちゃんらしさを身に付ける、マーレのための行為であった。
- しかし、ジズの力の暴走は深刻さを増していく。暴走の原因を探る為に入ったジズの夢の世界でひとときの冒険気分を満喫するも、ジズに最後に突き付けられたものは「この世から消える」という選択肢であった。
それはメギドラルのジズとの人格統合により、未だ心の奥底に残るジズの心の傷や不安から守るというひとつの救済方法でもあった。
更に心が弱っていたジズ自身も、自分が消えてしまった方がいいとメギドラルのジズとの統合を受け入れてしまう。
- ソロモンと仲間達にも漂うどうすることもできないのかという空気、それを打ち破ったのはセーレの「嫌だ!!」という叫びだった。
<あの子は…まだ子供なんだよっ! ボクたち追放メギドは、子供でもまだメギドとしての自覚があるけど… あの子は違うっ!あの子はヴィータの子供となんにも変わらないんだよ! だけどさ、それを正しく導くのが大人の役割ってもんでしょ!>、<それにさ、この冒険の間はボクはジズのお兄ちゃんをやるって約束したんだ! お兄ちゃんだって、たまにはワガママを言う権利はあるよね! ボク、このままあのジズと二度と会えないなんて… 絶っっっっ対に嫌だからっ!>
メギドではあるが、まだ子供のジズ、それを正しく導くことこそ大人の役割だとセーレは説く。そしてセーレ自身がボクがジズの「お兄ちゃん」だからと、初めて言った大人の理屈ではない子供のワガママ、その言葉にソロモン達も今のジズを助けたいという想いを固める。
- かつてのジズとの対峙、そして彼女の想いもあり、今を生きるジズは安定した状態でリジェネレイトを果たす。
そんなジズにこれからもボクはジズのお兄ちゃんだよと約束をして、セーレはダディオたち家族の元へ帰る。
ジズにも伝えた心からの「生まれてきてありがとう」の言葉をマーレに伝えられたセーレはリジェネレイトの輝きに包まれた。
(出典:イベント「小さな君に、伝えたいこと」)
- 「ゲーティア」によれば、26の軍団を率いる地獄の貴公子。
- 同書によれば地上のあらゆる場所にほんの数秒で移動し、富をもたらし、隠された秘宝や奪われた財産を見つけ出す手助けをしてくれるという。
そのあたりが、冒険に胸を躍らせる少年というキャラクターへと繋がったのだろう。
- また、悪魔らしからぬ温厚な性格で、有翼の馬にまたがった美男子であるとされている。
- 「ランプの魔人」と命名された奥義の演出では、まさに異国の民話に登場するランプの魔人そのもの(ただしゲーティアなどでの記述を反映してか、顔立ちは柔らかな印象の美男子)の姿で登場する。
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祖71:ダンタリオン †
- 【性能・キャラストーリー】
ダンタリオン・ダンタリオン(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
幼い少女の身でありながら、記憶を取り戻して老練な人格が形成されている追放メギド。
追放前は高齢のメギドだったようで、他者を「若い者」と呼ぶ事もしばしば。
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| | 詳細
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- 「若いくせに滅亡ばかり考えよって…もっと未来を考えんか!」
(出典:ボイス「ボスに挑戦・2」)
- 12歳でありながら、ソロモンに召喚される以前からメギドとしての記憶を取り戻していた少女。
- 台詞の端々に、12歳という肉体年齢に見合わぬ老人節が滲む。
一人称は「儂」。二人称は「おぬし」。
- 実家などで普通に過ごしている時は、年相応の少女のように振る舞い、幼くして老成した口調や価値観などおくびにも出さない。年の功は伊達ではないということか。
- 肉体年齢が彼女に近い10代前半のメギドはほとんどは素早さのステータスが高く設定されているが、ダンタリオンは圧倒的に遅く設定されている。
そもそも素早く走るのが苦手なようで、ソロモンがダンジョンを走って探索している間によく息を切らしている。
(強力なバフ奥義を持ちながら高い攻撃力やHPの代償として、というゲームバランス的な理由もあるだろうが)
(出典:ボイス「クエスト中の会話・3」)
- 転生前は現在の少女の面影はあるものの成人男性に見えるヴィータ体だった模様。
曖昧な扱いになりがちなメギド時代のヴィータ体設定にわざわざ専用立ち絵が用意された特例である。
(出典:イベント「見習い女王と筋肉の悪魔」)
- 転生前から、メギドラルでは異端中の異端である親ハルマの思想を持っていた。
- 追放刑を受けてヴィータに転生し、ソロモンと契約することで初めてハルマと接触したと思われるが、特に障害に阻まれることもなく、普通にシバたちと茶会の場を設けていることが判明した。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- ヒュトギンのキャラストーリーにおいて古代大戦でハルマとメギドを調停したメギドの派閥「対話派」の中でも古参のメギドであったことが明かされた。
- 実家は商売をしている。商売敵を自称する男が事業に敗れて逆恨みし、娘の誘拐を企てる程度には商売がうまく行っているらしい。
- 両親に対しては娘に注ぐその深い愛情を敬愛し、感謝もしている。
- そしてダンタリオン自身も二人を強く愛してはいるが、それとは別に「呑気」とも評している。
(出典:ダンタリオンのキャラストーリー)
- 昔の海賊を彷彿とさせる特徴的な帽子は三角帽子(さんかくぼうし、Tricorne,トリコーン)と呼ばれるもので、18世紀の欧州やアメリカで大きく流行したらしい。
- ちなみに、ゲーム内のダンタリオンへの贈り物としての名称は「アストレアハット」。
純真さや正確さをも象徴するという古代ギリシャの正義の女神の名を冠していると思われる。
メギド体や☆6の姿では天秤モチーフのパーツもあるので、恐らく何らかの関連があるのだろう。
- 武器は巨大なブーメラン。これを全身で振り回すことで投擲して強力な列攻撃を行うが、今のところ彼女がそれを用いるに至った理由については語られていない。
- これも贈り物としては「ロコブーメラン」(☆3)、「スティクスホーク」(☆6)と名前がついている。
- スティクスホークはそのまま取れば「女神スティクスの鷹」という意味に読めるが、偶然にもメンガタスズメと呼ばれる胸部に人面模様のある蛾が存在し、こちらが英名を"Hawk"moth、学名をAcherontia "styx"という。
- ダンタリオンについて、ゲーティアにおける記述を要約・抜粋する。
- 36の軍団を統べる強力で偉大な地獄の大公。
- 「数多くの表情と、全ての男女の顔」を持つ男の姿をしている。
- 彼女のメギド体のデザイン、メインは巨大な書物から両手首と顔をはやした双角の老爺だが、その頭部の周辺に血涙を流す小さな人面が並んでいる。
- 右手には本を携えている。
- 人の似姿を生み出し、それを幻影として世界中のどこにでも映すことができるという。
- 彼を訪れる者に芸術と科学のすべてを授け、内密の相談相手となってくれるとされている。原文では" all Arts and Sciences unto any"となっている。
- ダンタリオンの奥義の名称は「エンシェントアーツ」。戦のワザマエ的な意味のアーツではなく、芸術の方を意味している可能性もあるのだろうか。
- 全ての男女の考えていることを知っており、想いのままにそれを変えてしまうこともできるとされている。
- キャラストーリーでは老成した思考と経験を元に、(もともと善良に近い性格だったとはいえ)自分を誘拐しにやってきた父の自称ライバルの思考を手に取るように把握し、説得して改心させてしまう。
エスパーのような読心ではないが、相手の考えを見通して翻意させるという解釈がなされているとも取れなくはない。
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祖72:アンドロマリウス †
- 【性能・キャラストーリー】
アンドロマリウス・アンドロマリウス(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
非常に憶病な読書好きの少女。
いつも大きな本を抱え、モノクルを着用している。
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| | 詳細
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- 16歳で職業は司書。
- 就職している追放メギドとしては最年少だったが、のちに同年齢のストラスが騎士団に務める事となった。
- アジトでも図書室に入り浸りっぱなしらしい。図書室の常連と呼ばれている。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- ヴィータとしてもメギド名のアンドロマリウスを名乗っており、
友達に「マリー」とあだ名をつけられているが、これはモラクスのキャラストーリーに出るモブヴィータと同じ。
(出典:アンドロマリウスのキャラストーリー)
- ユーザー間でもこのあだ名が時々使われる一方、あちらのマリーもかなり語り草になる人物なので話題の混同には注意である。
- メギドラル時代には優れた記憶容量を活かして「知識階級」を務めていたメギド。
- 「知識階級」とは、全体的に記録が苦手なメギドたちの代わりにさまざまな情報を扱うメギドの事。
大昔にはオクトパロスと言う幻獣がこの役割を担っていた。
(出典:イベント「知の幻獣と悲しき対話」、「君はもう、1人じゃない」)
- 追放時点で膨大な知識を記録していたが、その知識量は追放先であるヴィータの幼子が耐えられるものではなかった。
そこで自身の知識の大半を封印して眠りにつき、マリーの肉体が負荷に耐えられる成長するまで待っていた。
- 意識が覚醒してから数日後、夢の中で記憶(情報)を食べる幻獣からマリーを逃すため、自らの体を囮とする。
せっかくの知識は殆ど食われてしまったが、最後の知識としてマリーに新たな戦い方を伝えてリジェネレイトの兆しを与える。
- この封印されていた人格は「ワシ」「なのぢゃ」など、年寄りくさい言葉遣いが特徴。
若者言葉はわからんとも言っていたので、それなりに長生きしたメギドだったと思われる。
- 追放された理由は「難癖のようなもの」だったらしい。
(出典:イベント「君はもう、1人じゃない」)
- 「彼の地」に持ち帰られると蛆にとって不都合な情報があったのだろうか。
- 知識階級のメギドの中でも飛び抜けて戦争をしてこなかった為なのか、メギドのアンドロマリウスも戦闘力は皆無である。夢の中でマリーと分離した際にも幻獣と交戦せずに逃げ回っていた。夢の中の身体でも直ぐに息を上げてしまい、これをアンドロマリウスは精神的な運動不足と称していた。
(出典:イベント「君はもう、1人じゃない」)
- 基本的に後方で待機していることが多く、戦闘に関しては非常に消極的である。この気質が仇となりアドラメレクがアジトを襲撃した際には幼いメギド達を護ろうとするも一緒にその暴力の餌食となってしまった。アドラメレクの腹部への一撃で息ができなくなり床をのたうち回る程ダメージを受けるが、カスピエルとアガリアレプトが稼いだ時間で子供達を連れてアドラメレクや追っ手のメギドから逃げることに成功する。
(出典:55話)
- 脱出先のコラフ・ラメルでアンドラスに特に損傷の酷いジズとアムドゥスキアスを治すように願うが、最早手の尽くしようがない事実と、この中ではアンドロマリウスだけしか治せる見込みが無いという現実を説明された際には泣き崩れてしまう。
- その後コラフ・ラメルにまで侵攻してきたアドラメレクにその場で応戦するマルファス、アンドラス、ラウムまでもが沈められてしまう。絶体絶命の危機にヴィータ体のアドラメレクを行動不能にまで追いやったのが今まで泣き崩れていたアンドロマリウスであった。
同じヴィータの身体なら効果があるはずと放った黒コショウや唐辛子の粉を顔面に受けたアドラメレクは悶絶する。
- <私だってメギドなんですぅっ!>と自ら叫ぶように、追い詰められた際の芯の強さは他のメギドに決して劣らない。持ち前の知識でアドラメレクを追い詰め、逆上した彼が改造メギド体に変身して騒ぎを大きくしてしまったことで中立を保っていたサルガタナスが介入し、絶体絶命の追放メギド達が窮地を脱する起点となる。
(出典:56話)
- イベント「君はもう、1人じゃない」ではメギドラル時代のアンドロマリウスの人格と邂逅する。夢の中の世界で2人して大量の幻獣に襲われる危機に瀕した際にも、マリーの方がここで死んで本が読めなくなるくらいなら戦うと言い出す辺り、ヴィータのマリーが元々持っている気質なのだと思われる。
- マリーの「成長」がメギドのアンドロマリウスの人格を目覚めさせるきっかけとなったが、当イベントの時系列は6~7章間である。もしかするとアジト襲撃の際にアンドロマリウスが見せた度胸が彼を呼び覚ました要因になったのかもしれない。
(出典:イベント「君はもう、1人じゃない」)
- 危険な場所を避けたがり、クエストに連れて行くと終始帰りたそうにする。
(出典:クエスト中会話)
- しかし知的好奇心が勝った場合は未知の場所へも自らついていったりもする。
(出典:ウェパルBのキャラストーリー)
- 優勢になると調子に乗りやすい一面もある。「テンションあがりますね!」「超強いじゃないですかぁ!」
- コラフ・ラメルに入り浸っているメギドの一人。
知識人チームで世界についての考察が盛り上がり、ここを知識サロンにしたいなどと言っている。
(出典:53話・6)
- ただ自分はあまり知識人として必要とされていないと感じており、不服に思っているようだ。
(出典:アジトセリフ)
- 意外にも「王都は人が多いのがいい、地方の村は陰気で嫌」という価値観を持つ。
(出典:アジトセリフ)
- 特に言及は無いが、魔導書にメイスを掲げることで魔導書の内容を実体化するような魔法を使う。同じく本を使うフォラスに比べると知識を武器にしているというより単純に魔法を使っているようだ。
- 悪魔アンドロマリウスは大蛇を連れた人の姿で現れる。
これを反映してか、メギド体の椅子の肘掛けには蛇が巻きついている。
- 本人曰く「座りっぱなしで椅子と体が同化した」らしく、発生時点では椅子はメギド体の一部ではなかったと思われる。
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真メギド †[編集]
悪魔の時計・真に名前が刻まれるメギド。
追放・転生メギドもいるが、何らかの理由でそのままメギドラルから出てきた純正メギドも多い。
目次 †
真01:リリム †
- 【性能・キャラストーリー】
リリム・リリム(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
背中に翼を持つフード姿の小柄な少女。
夢の世界を渡り歩き、その世界を支配する異能の持ち主。
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| | 詳細
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- 夢から情報を集めるメギドラルの中立組織「夢見の者」の一員で、その中でもリリムは特に強力な夢見の力を持つ。
だが、強力すぎる力の制御に意識の大半を割かなければならず、そのせいでいつもぼーっとしている。
(出典:開発者コメントリレー)
- 特に力に目覚めたばかりの頃は、制御が効かずいつも他人の夢に引きずり込まれていた。
優しい夢より悪夢のほうが引き付ける力が強いため、悪夢に苛まれてばかりいたが、とある夢で踊り子のシエラと出会いダンスを教わったことで、意識のまどろみを振り払い力をうまく扱えるようになった。
(出典:リリムRのキャラストーリー)
- 手に持つ人形の名はレヴィエル。
アタック時に浮遊して突撃したり、各種攻撃技で巨大化して殴りかかったりするよくわからない存在であるが…
- その正体はリリムの別人格。
リリムの苦痛が強くなったときに表に現れ、彼女を守護する役割を担っている。
ただしリリム本人からは遊び相手程度にしか意識されていない。
(出典:開発者コメントリレー)
- ソロモン誘拐事件「女」チームの一員として登場。
ソロモンの深層意識に働きかけるための夢の世界を構築したが、夢の番人(ベレトの姿)に妨害を受け失敗、チーム一同がソロモンに命を助けられる。
リリムがダメージを負ったことで夢世界の維持および記憶保持ができなくなり、誘拐は失敗に終わったが、ソロモンに助けられた記憶の断片が残っていたため仲間に加わることとなる。
(出典:イベント「ソロモン誘拐事件・悪夢編」)
- 夢の世界に働きかけ、幸せな夢を見せることを使命としているが、夢だけでなく現実にも幸せを齎したいという願いからリジェネレイトを果たす。
(出典:イベント「夢見の少女が願う夢」)
- 上述の通りダンスが好きで、勝利モーションでもパラパラやアニメーションダンスを踊っているほか、暇な時にはレヴィエルと一緒にダンスの練習をしたりしている。
(出典:リリムRのキャラストーリー)
- バースト版の勝利ダンスの元ネタは「NIGHT OF FIRE」と見て間違いないだろう。
- 元ネタはユダヤ教の悪魔リリム(リリンとも)。サキュバスのような夢魔的性質の他、新生児を襲うともされる。
夢見の力は夢魔の側面、子供用木馬のようなメギド体は新生児を襲うという伝承からか。
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真02:ニバス †
- 【性能・キャラストーリー】
ニバス・ニバス(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
サーカス団で芸を披露している道化師。
一流の道化師を目指し、人々を笑わせるためヴァイガルドへやってきた。
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| | 詳細
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- 人を笑わせることが一番の幸せという根っからの道化師であり曲芸師。
そういう性格のためメギドラルが肌に合わず、自らヴァイガルドへやってきたらしい。
- いつどうやって出てきたのかは不明。
何の処置もしていない自然体の純正メギドであるとは言われている。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- そのまま出てくるにはヴィータ体を限りなく本物に近づける必要があり、場合によっては訓練が必要(ベルフェゴールのキャラストーリー参照)だが、ニバスはヴィータの姿を「可愛い」と褒められて素直に嬉しそうにしていたりと素でヴィータにかなり近づいている模様。
(出典:ベリトBのキャラストーリー)
- やはりと言うべきかヴァイガルドへ渡る手引をしたのはベルフェゴールであった。
「修行」の末ヴァイガルドへ渡っても問題ないほどのヴィータ体を手に入れたようだが、3年という短期間でそれを成し遂げている。
なおベルフェゴールは名前を明かさなかったらしく、ニバスからは名も知らぬオジサンとして認知されている。
(出典:イベント「守りたいのは、その笑顔」)
- メギドラルでは落ちこぼれだったと話し、落ち込むと自らを下級メギドだと言って卑下する。
(出典:ニバスのキャラストーリー、戦闘不能時台詞)
- サーカス団に所属して芸を披露していたが、ヴィータとしては活動し始めたばかりだったため体が慣れず失敗ばかりしていた。
(出典:ニバスのキャラストーリー)
- 前は超一流の道化師だったと主張しているため、メギド体でもパフォーマンスをしていたということだろうか。
- ある街で出会った少年ピーノの特訓と励ましによりめきめき上達。
病気により希望を失い笑わなくなってしまったピーノの妹スララのため、街を綱渡りで横断するという命がけのパフォーマンスを成功させるに至った。
- 召喚後も変わらずサーカス団に所属しており、クノスペの降魔祭ではステージに立った。
- アドリブの腕も上がっており、空中から召喚されたメギドたちが大量に降ってきた怪現象も「仕込み」だということにして上手く乗り切った。
(出典:イベント「魔を呼ぶ狂気の指輪」)
- その芸を見込まれてベリアルからペルペトゥム復興班に指名された。
遺跡の端っこでも日々芸の練習をしている模様。
(出典:49話・1、6章3節)
- これにより団には常時同行できなくなり、公演には呼ばれた時に駆けつける臨時ゲストのような扱いにしてもらっている模様。
(出典:ニバスBのキャラストーリー)
- ボケや芸につきあってくれるためソロモンとは仲良し。
(出典:メギド質問箱)
- どんな相手にも基本的に敬語で話すことが多いニバスだが、ソロモンに対しては気さくにタメ口で会話している。
(出典:イベント「守りたいのは、その笑顔」)
- ジャグリングが一番得意であると言い、武器もジャグリングクラブ。
(出典:アジト台詞)
- 勝利モーションでは複雑なアクションを鮮やかに決めてくれる。
さすがに開発スタッフでは再現できなかったらしく、プロの映像を参考に作られている。
(出典:開発者コメントリレー)
- リジェネレイトでは手回しオルガン(オルゴール)を携えているためかクラブは置いてきた様子。
代わりに頭上のアタックフォトンを引っ掴んで敵にぶん投げる。スキルフォトンの方はオルゴールにねじ込んで動力にしてしまう。
- 本人の性格はこの通りハルマにすら笑ってほしいなどと考える程メギドらしくない平和な人物、なのだが。
- 性能的には実装から長らく攻撃力単独1位であったゴリゴリのアタッカー。(後にブネBに抜かされた)
特にその攻撃力×等倍以上の超火力で4本投げつけてくるラブリージャグラーが凶悪の一言。
殺人ピエロと畏れられている。下級メギドとはいったい……。
- 6章3節では話術と奇襲を駆使して純正メギドと渡り合った。
「悪くない攻撃をする」と評価されており、実はメギドラルでも戦闘能力はそう劣ったものではなかったらしい。
但し、勧誘を蹴ってどこの軍団にも属さず何の戦果も上げていなかったため下級メギドと呼ばれていた。
(出典:60話)
- プロフィールでは「組織の中では軽んじられていた」とされており、「組織」という表現の解釈にもよるが多少矛盾する。
プロフィールがアテにならない前例は多く、かつ本編の方が後発なのでどちらかが正しいとすれば本編の方か。
- リジェネレイトでは手回しオルガンを入手し、協奏メギドに転身。サポーターになった。
- しかしシナリオ内での強さの描写は相変わらず、可愛らしくも怪しいオルゴール音を響かせながら背後に忍び寄り軽い打撃の一発で強盗を昏倒させる手腕を見せつけてくる。
(出典:ニバスBのキャラストーリー)
- ヴァイガルドに来る際に、ゲートを借りる代わりに謎のオジサンからヴィータらしさの手解きを受ける。
わずか数年でヴァイガルドで生活できる水準のふるまいを身に付けた。芸の極め方にも時折覗かせるが、根は非常に真面目な気質である。
そのせいか、いつしか人を笑顔にする芸と言う手段を一本でも多くのジャグリングを投げたり、少しでも難しい芸を行うといった手段が目的になってしまうようになる。おまけに王都ではアスラフィルの演奏が人気を集め、ニバスの芸は「飽きられて」しまう。
- アスラフィルに付き従えば新たな芸の境地が開けるかと付いて回るうちに、メギドラルからやってきたネフィリムとペクスの少女キノミ、そして彼女たちを追うコシチェイとの戦いに巻き込まれていく。戦闘に積極的ではないニバスはキノミを笑わせようと芸を披露するが、「家畜」として生きてきたペクスの少女にそもそも笑うという概念すら存在せず、ニバスが芸をして笑わせようとしていることすら気付けない。
当初は笑わないキノミに音を上げていたニバスだったが、次第にこの少女に「世界には楽しいことがたくさんある」ということを知って欲しいと想うようになる。コシチェイの放ったプーパとの戦闘が近づく中、ソロモンに自分は戦闘に参加せずネフィリムから引き離されて泣くだけのキノミを笑顔にさせたいと訴える。それこそが自分の戦いなのだとソロモンに伝え、ニバスはキノミを笑顔にするべく様々な芸を披露するのだが、依存の対象であったネフィリムが(ずっと一緒にいてはキノミの為にならないという想いから)自身の元から離れていき、絶望の中にあったキノミにニバスの卓越した技巧の芸は意味を成さない。
そんな時、偶然にもニバスの芸を見て感激したヴィータから大きなオルゴールが届けられる。見知らぬ箱をグルグルと回すと音が鳴る不思議な現象に、泣いていたキノミは薄っすらと興味を示す。今度はと、キノミにオルゴールを回してもらおうとするニバスは回し過ぎたオルゴールの暴走に巻き込まれて盛大にズッコケてしまう。その様を見たキノミは思わず笑いを浮かべた。ユフィール曰く「オルゴールを注意深く見ていた緊張状態が、ニバスのズッコケで緩んだ反応で笑顔が生まれた」という笑いのメカニズム、それを知ったニバスは「緊張と緩和」という新たな芸の境地に至ると共に、「誰かを笑顔にしたい」という自身の本来の想いを取り戻す。心穏やかになったキノミを見届けると、その新たな芸をいち早くソロモンに披露したいと願うニバスにリジェネレイトの反応が起こる。
ニバスの指輪への反応を感知したソロモンによってリジェネレイトした状態で召喚された。オルゴールを「武器」にしたニバスは再生能力を有するコシチェイの改造メギド体への攻撃手段として協奏メンバーの「勝算」となった。
(出典:イベント「守りたいのは、その笑顔」)
- その後、オルゴールも使ったニバスの芸は見ている人達の方向を向き、また好評を得るようになる。「緊張と緩和」というメカニズムを理解する一助となったおとぼけなゲート掘り幻獣トーポのことも師匠と慕い、この後も頻繁にヒュトギンから借り受け連れまわしているようである。(公式イラスト等)
- イベント中、ヒュトギンやオリエンス、アスラフィルと同様の新世代のメギドであることが明かされた。新世代の中では戦いの筋が良いとされ、ヒュトギンを従えていたマラコーダも彼の交渉でニバスを引き抜こうとしていた。
- メギド体は巨大なピエロ型ロボといった風貌。
奥義モーションではオルゴール音のSEもつき途中までは可愛らしいが、メギド体に変貌しきった瞬間かなりの勢いで攻撃行動に移る。怖い。
- 星5まではニバスのヴィータ体が操り人形に変化して手からぶら下がる。
- 星6で演出が変わり、宙返りしたニバスがメギド体頭部に着座する。パイルダーオン。
- 悪魔ニバスは『地獄の辞典』によると地獄の宮廷道化師長である下級魔神。メギドに置けるキャラ付けはかなり忠実と言えるだろう。
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真03:サキュバス †
- 【性能・キャラストーリー】
サキュバス・サキュバス(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
巨大なお菓子を武器に持つ活発な少女。
趣味は恋バナで、フォトンを利用した相性占いが得意。
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| | 詳細
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- ソロモン誘拐事件「女」チームの一員として登場。
リリムの構築した夢の中でソロモンを籠絡しメギドラルに連れ去る算段だったが、101年に渡る夫婦生活で彼女自身もソロモンを愛してしまった。
そこにリリム側のアクシデントで夢世界が崩壊の危機を迎え、この幸せな生活と記憶が消え去ってしまうことに耐えられず暴走する。
最終的に別離を受け入れ目覚めるが、「幸せな夢から醒めた感覚」は残り、涙を流すのだった。
(出典:イベント「ソロモン誘拐事件・悪夢編」)
- 夢のサキュバスの心情を歌った劇中歌「ふたりでみるユメ」がイベントの最後に流れる。
サキュバスを召喚している場合、アジトのBGMに設定することも可能。
サキュバスBの奥義演出でも流れ、その際手と口で「101」のジェスチャーをする。
- 夫婦生活の記憶は消えたが、その後の生活で再び好意が芽生えたのか、ソロモンをデートに誘ったりなど関係は良好。
(出典:サキュバスBのキャラストーリー)
- 朝目が覚めると涙が流れていることが時折あるらしい。
(出典:メギド72 the concert 〜プリンセス ヴァイガルド弾丸ツアー〜 パンフレット)
- 任意の2名から取り出したフォトンを混ぜ合わせ、その反応から相性を占う特技を持っている。
これはサキュバスの覚醒スキルとしても実装されており、イベントなどでも何度か言及されている。
(出典:イベント「夢見の少女が願う夢」、「ドキドキメギドの保健教室」、サキュバスBのキャラストーリー)
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| | 占い結果一覧
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- 青&黒:最悪
「わぁ最悪ぅ☆
難易度高そうで燃える~!」
- 水色:悪い
「仲わっる~い。
もすこし仲良くしよ?」
- 黄色:普通
「チョー普通だしぃ。
もっとアゲてこ!」
- オレンジ:良い
「良い雰囲気じゃん?
仲い~い!」
- ピンク:最高
「相性ばっちり!
チョーラブってる☆」
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- なぜかソロモンを「お兄ちゃん」と呼ぶ。
妹キャラというわけでもなく、由来は不明。
- インキュバス同様チャームの能力を持っているが、力を自身のアイデンティティとする彼とは違いどうしてもという状況にならない限り使おうとせず、専ら素の魅力で男を魅了する。
- ソロモンとの夫婦生活にもチャーム能力は使用していなかった。但し、夢の世界で怪我をした自分を親身に介抱してくれるソロモンの人柄に自分から惚れ込んだらしい。
- 夢を操る能力も使える。ただし力の強いリリムがいないと見た夢は忘れてしまう。
(出典:サキュバスBのキャラストーリー)
- 取るに足らない男は適当に利用して捨てるが、真摯に愛情を向けてくる男には最大限の愛を以て接し、別離に本気で悲しんだりもする。
アンドラス曰く、魔性の女。
(出典:サキュバスのキャラストーリー)
- 本人曰く「自分はアイムとキャラが被っている」。オセには「アイムが野の花ならキミは食虫花」と突っ込まれていた。
(出典:サキュバスBのキャラストーリー)
- 町人全員が悪夢にうなされるという事件解決の為にソロモン達と行動した際には、誘拐チーム3人で夢の中に入り真相究明に務めた。そのさなか、いつもの癖で男女の仲を占ったサキュバスは、町長の息子アランと隣村の村長の娘エリス、結婚を控えた二人の相性が良くないことを知ってしまう。更にアランと幼馴染フィオナの相性が抜群で二人が密かに想い合っていることも見抜く。
事件とは直接的な関係のない町の結婚話だが、相性も最高で想い合う二人が一緒になるべきというサキュバスと、二つの町村の皆の為に考えた上での結婚を邪魔するべきではないというアガリアレプトの意見が割れる。ソロモン誘拐の件でチームを組んで以来初めての対立にギクシャクする3人、そんな現実を変えたいと願ったリリムのリジェネレイトを発端に、それぞれの相手の立場も考えるようになるサキュバスとアガリアレプト、悪夢の原因であるフォトンスポットに巣食う幻獣との戦闘の際には、当初結婚式なんて無くなればいいと感じていたサキュバスも町の皆の祝福する気持ちを壊させないとリジェネレイトを果たす。再び結束した3人の「おせっかい」によって町の結婚にまつわるお話も幸せな結末を迎える。
(出典:イベント「夢見の少女が願う夢」)
- メギド体はいかにも「サキュバス」らしいセクシーでサディスティックな女悪魔の姿。
いわゆるゆめかわ系なヴィータ体とはなかなかギャップが激しい。本人曰くアダルトモード。
- 奥義使用時に変身する際は翼→胸元と1箇所ずつアップになって変わっていく。ちなみに胸は揺れる。
- 「サキュバス」と名の付くキャラクターにしては珍しく、メギド体はよく見ると胸元以外はほとんど露出していない。
- リジェネレイト後はヒーラーなのを反映してか全体的に白っぽい色合いに。
顔つきも若干優しげになっている。
- 元ネタはファンタジー作品などでもお馴染みの夢魔サキュバス。他人の夢に入り込んで男を誘惑する存在で、その点はメギドにおいても同じ。
- サキュバスとはラテン語で『下に寝る者』を意味する。
- 男の精力を奪う(方法についてはここでは伏せる)という部分は「夢で感情を刺激して溢れた余剰のフォトンを奪う」という形で穏当にアレンジされている。
(出典:プロフィール)
- これはメギドは通常の生物と違い繁殖しないという設定があるためだと思われる。
サキュバス自身も男を惚れさせることは大好きだが性的なアプローチは一切しない。
これはインキュバスも同様である。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- インキュバスとは対になる存在だからか奥義の演出や女/男三人組の一人という立ち位置など何かと共通点がある。
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真04:ユフィール †
- 【性能・キャラストーリー】
ユフィール・ユフィール(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
メギドラルでも重要な地位のメギドの健康管理をしていたというテルミナスメギド。
のんびりした性格だが医療において締めるところはしっかり締める、有能な医師。
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| | 詳細
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- 自分の意思でメギドラルを出てヴァイガルドにやってきた純正メギド。
あちこちに現れてヴィータの診察にあたり、絶望的な状況すらひっくり返すことから「厄災の天使」として噂になっていた。
ソロモンも彼女の診療によって命を救われ、その縁でソロモンの軍団の軍医を務めている。
(出典:ユフィールのキャラストーリー)
- 定期的に全員をアジトに集めて健康診断を実施している。
また日々健康についてのカウンセリングも受け付けている。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- 数が多いためか健康診断の内容は割と大雑把。
ニバスの投げたクラブを数えさせて視力検査としたり、身体能力を測るためクタクタになるまで幻獣と戦わせたり、と若干軍団員からも疑問の声が上がっていた。
- 季節の変わり目ごとに日常生活での注意点を広報してくる。
普段から健康指導に余念がない。
(出典:ログインボイス)
- 語尾をゆるく伸ばすのんびりとした話し方をする。おっとりした性格。
しかし医療に関しては一歩も譲ることなく、時に厳しい顔も見せる。
そして発展した「メギド医療」を駆使し、奇跡のような治療をやってのける。
- 幻獣による強力な感染症がヴィータの街に氾濫した際には、汚染された患者の血を浴びながら臆することなく治療にあたり、壊滅不可避と思われた街を救ってみせた。
同じ病に倒れたソロモンもユフィールの治療によって一命を取り留めている。
(出典:ユフィールのキャラストーリー)
- ブニの脳に取り付けられた装置も、どうやったのかあっさり取り外してみせている。
(出典:イベント「上書きされた忠義」)
- メギドの生態について独自研究しており、かなり詳細に把握している。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- 彼女の解説で疑問の多かった寿命や誕生の経緯について大部分の設定が明かされた。
詳細はメギドの生態についてを参照。
- 覚醒スキルを使用すると突如ひみつの診療室が出現、ユフィール先生の前に座らされる。
かなり現代的な雰囲気の清潔感あふれる診療室になっている。
- 診察を受けると元気がみなぎり(覚醒+99)一回無敵になる。効果がありすぎて怖い。
「副作用ないですからね〜」などと言われるが疑いたくなるほど強力な診療効果である。
- アジトの空きスペースにも「秘密の診療室」が作られているらしい。ユフィールの手によるものと思われる。
(出典:メギド質問箱・回答No.02)
- ヴァイガルドで医者として活動するに当たってヴァイガルド社会の医療ルールに合わせており、患者の情報を縁者以外に教えない、治療対象が多い場合に優先順位をヴィータ達の方針に合わせる、不審死があってもヴィータ間の事情なら追究しないなど、かなり厳しく律している。
職業倫理の高さは折り紙付きだが、事件性のある不審死の調査のような場面では好奇心を優先できるアンドラスの方が適任と判断されたこともある。
(出典:イベント「メギドラルの悲劇の騎士」、マスティマのキャラストーリー)
- ウンガン島でのコシチェイとの戦いでは、自身のヴィータ体を何度自爆させても蘇るコシチェイの不死身が骸体によるものだと見抜く。元はヴィータの身体であるその骸体を爆弾代わりとして粗末に扱うコシチェイに怒りをあらわにしたユフィールは、自身が骸体の完成に関わっていたことを明かす。
- かつて自分がヴィータの人体実験を行ってきた、その過去を伏せソロモンの軍団に身を寄せていたことに後ろめたさを感じており、ウンガン島での戦いの後はこの軍団を去ろうと心に決めていた。
島から戻る船でソロモンからその決意を見抜かれており、自分が抱える罪の一端を吐露する。例えそれが贖罪の為であったとしても、医療者としてのユフィールがどれだけ多くの人から感謝されているのかを知るソロモンは、それでも軍団の医師としてここにいて欲しいと伝える。罪の一端を明かし、受け入れて貰えた感謝の気持ちと共に、より一層軍団の医師として尽力することをユフィールは心に決めリジェネレイトを果たした。
(出典:イベント「暴走少女と呪いのシナズ島」)
- メギドらしく敵に対しては結構毒舌で容赦がない。
相手がガブリエルだろうがアスモデウスだろうが「ここがあなたの霊安室になります!」「頭に異常…手遅れですね」と医者としてのボキャブラリーを活かしたキレのある罵倒を見せつける。
(出典:ボス遭遇時台詞)
- バティン、アンドラスと共に140名以上になりつつある軍団の医療を支えている。ゲーム外企画のひとつであるが、Ajito Room Tourでは部屋の一つとして作られた「医務室」に配置されている。面白いのが時間割で、朝の8時~夜0時と非常に長時間、医務室の担当医として座っている。
- 他二人は追放メギドでヴィータの身体ということもあり、純正メギドのユフィールの労働時間は長い……ということだろうか……。
- ちなみに2時~4時の深夜帯の診療を受け持つのはアンドラスである。バティンは20時~22時にユフィールの隣に現れる。看護師サイドの立ち位置なのかもしれない。
- 原典の悪魔ユフィールは「ベルゼブフの主治医」とされている。
プロフィールで重要な地位のメギドの健康管理をしていたとあるため、メギド8魔星ベルゼブフと何らかの関わりがあった可能性は充分ある。
- 本人はメギドラル時代についても出奔理由もぼかしていて語らず、6章時点で彼女の出自は不明。
- 2019年でのメギドの日カウントダウンのこぼれ話では「医者として活動しながら謎の研究を進めている」と書かれていた。何かまだ裏があるのかもしれない。
- ベルフェゴール加入に伴い、ついに詳しい事情が判明。
上位メギドたちの「ヴィータ体の健康管理」をする医師であり、ベルゼブフ専属だったが外されてしまった。
- その後医師としての知識を利用して「ヴィータを使った人体実験」に参加させられていた。ヴィータの死体を用いる骸体の技術はこの実験の成果によるもの。
しかし骸体の完成度は低く次の方法の研究が進もうとする中、嫌気がさしたユフィールはヴァイガルドへ逃亡することを決意。今度は自らの知識と力でヴィータを助けることを志した。
(出典:ベルフェゴールのキャラストーリー)
- メギド体は天秤のような形をしているが、これは薬剤師の使う秤のイメージとのこと。(出典:デザイナーだより vol.31)
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真05:フリアエ †
- 【性能・キャラストーリー】
フリアエ・フリアエ(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
法と秩序を重んじるメギドラルの裁判官。
仕事熱心で行動力もある才色兼備。
+
| | 詳細
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- 「拒絶区画」の中央都市で、メギドラルの法を犯した罪人を裁く裁判官。
数名のメギドがヴァイガルドへ逃亡したのを幇助した嫌疑がかかったが証拠不十分により無罪となったガギゾンの件について、追加調査をするために証人となるシャミハザを探してヴァイガルドへ出張してきた。
(出典:イベント「二つの魂を宿した少年」)
- メギドラルの法というより厳密にはマグナ・レギオの法か。
マグナ・レギオに「司法局」という物が存在するためそこに属している可能性がある。
- 法という物を尊重、重視しており、これを軽視し遵守しない罪人には容赦ない。
分厚い法典を従者ヌリに持たせて常時携行している。
- 大変仕事熱心であり、プライベートでも罪人の告発や法律相談を積極的に行う。
- ガギゾンから迷惑を被った面々の怒りの声を聞き、「被害者の会を作るなら、わたしが法的な助言をしようか」とノリノリで提案している。
心底法廷闘争が好きらしい。これはこれでとてもメギドらしい。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- ヴァイガルドの法にも明るくなりたいと裁判の傍聴や判例の検証に励み、クエストの後に反省会を開こうとするなど意識が高く、日頃の研鑽にも余念がない。
(出典:2019年メギドの日カウントダウン・こぼれ話、クエスト中会話)
- 最近の趣味は温泉巡り。
拒絶区画暮らしのためか文化生活面は大変ヴィータ寄り。
(出典:フリアエのキャラストーリー)
- 見た目は華奢な美しい女性であるため侮られやすいが、メギド体に変身して暴れようとした罪人をヴィータ体のままでしばき倒し大人しくさせる程の武闘派裁判官。
- 判決を出した罪人から報復を受けたりする心配はないのかと聞かれ、「返り討ちにするから問題ない」と即答するくらいには腕に覚えがある。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- 法こそ正義であり、善悪よりは秩序を乱していないか、規律に従っているかが判断基準。
- とはいえ凝り固まって機械的という訳ではない。
追放刑を喜んで受け入れたアリトンの身辺を調査し、異なる価値観について考察したりする視野の広さも持ち合わせる。
(出典:フリアエのキャラストーリー)
- 論理的思考に寄っているため筋が通ると思えば交渉に応じてくれる。
そのため基本的には話が通じる、接しやすい純正メギド。
(出典:イベント「二つの魂を宿した少年」)
- ただし何分拠り所がメギドラルの法律であるため、素の価値観はとてもメギドらしい。
メギドラルでは私刑が許可(むしろ推奨)されており、刑で力を奪われたメギドが被害者から報復を受けて死ぬまでが正当な裁きと考えている。
そのため被害者が追ってこれないヴァイガルドへの追放は罪人にとって得なのでは?と疑問を抱いている。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- 自分はメギドラル側の者だと断りつつも、召喚後は護界憲章に則ってソロモンに従っている。
法の番人らしくアジトでも仕事には真面目で厳格。法的に色々とややこしいからか贈り物をした際に「賄賂なら受け取らんぞ」と言われたり「裁判官にものを送るな!」と怒られてしまうことも。
- しかし要求してくるものには妙に貴金属の延べ棒の類が目立つ。その上特に武器などに加工せずそのまま渡せることも多い。
やっぱり袖の下を要求しているのでは?
- 元ネタはローマ神話の復讐の女神フリアエ。人々の訴えに応じて復讐を遂行し罪を罰する神だとされる。ある種裁判官にも通じる存在かもしれない。
- 悪魔? と思われるかもしれないが、アダム・マクリーンの天使の魔術論(A Treatise on Angel Magic)には悪魔の9種類の位階の7種類目として挙げられている。
(ただし1982年初版で著者も2020年現在存命のかなり新しい書である)
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真06:アラストール †
- 【性能・キャラストーリー】
アラストール・アラストール(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
リボンで縛られた長く豊かな黒髪と、前髪に覆われて見えない目が印象的な少女。
人を甚振ることを好み、趣味と実益を兼ねて処刑人を務めている。
+
| | 詳細
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- マグナ・レギオの直轄組織でありルシファー率いる「懲罰局」に所属していた処刑人。
マグナ・レギオにとって不都合なメギドを次々処刑していたことでメギドラルでも有名だった。
- その技術は確かなもので、処刑は元より暗殺も得意と見られる。
(出典:アラストールのキャラストーリー)
- ガギゾンからシャミハザの口封じを頼まれ、幻獣化の処置を受けた上でヴァイガルドにやってきた。
(出典:イベント「二つの魂を宿した少年」)
- 結果、ソロモンたちに敗れシャミハザ処刑には失敗し、メギドラルへ戻っても始末されるだけだろうと考えてヴァイガルドに残る。
その後ソロモンの旅に同行するようになり、それなりに協力してくれるようになる。
- 詳しい経緯はイベントシナリオの「二つの魂を宿した少年」を参照。
- 処刑が生き甲斐であり、罪人の絶望的な悲鳴が何より好物。
- 二言目には「処刑」と言い出し、ログインボイスは古今東西の処刑博士状態。
ただし単なる口癖という側面もあり、実際手が出て殺してしまう場面は意外と見ない。
「処刑するわよ(怒るわよ)」「処刑してやる(痛い目見せてやる)」くらいのニュアンスだったりする。
- ヴァイガルドに来てからはヴァイガルドのルールに則って生活しようと努力はしており、処刑禁断症状に陥って悶々とするなどしている。
(出典:アラストールのキャラストーリー)
- クリスマス当日などは「流石に処刑は自粛する」らしい。
彼女なりに周りに気を遣っている様子。
(出典:ログインボイス)
- 言動と趣味嗜好はどう見ても危険人物なのだが性格は妙に律儀なところがあり、「処刑して良い」と決まった相手以外に辻斬りを仕掛けるようなことがない。(実際にしないだけで妄想はするが)
基本的に嘘をつかず正直で、約束を裏切ったりもしない。
- 人を無闇に殺めない事をソロモンと約束したため、自分が殺人鬼に襲われそうになっても反撃せず我慢して大人しくしていた。
(出典:アラストールのキャラストーリー)
- 嘘をつかれることも嫌いなのか、エイプリルフールの風習を理解した上で「でも私に嘘ついたら殺すから」とソロモンに釘を刺している。
(出典:ログインボイス)
- シャミハザ捜索中に出会ったチンピラたちを脅しつけて下僕にしたものの、意外と面倒見が良い彼女に逆に惚れ込んだチンピラたちは自ら舎弟になりたいと申し出ている。
チンピラ曰く「どんなに無茶な要求でも、俺たちにできることしか姐御は頼まない」らしい。
- そんな真面目な人物なのだが「耐える女と我慢できない女」ガチャで我慢できない女としてピックアップされてしまった。
ちなみに耐える女はボティス。
- 奥義を使うたびに「もう我慢できない!」と叫ぶのでしょうがないといえばしょうがない。
- メギドの塔探索中、ソロモンに揃って呼び出された際には隊長のボティスが責任感から耐えてその場に踏みとどまった一方で我慢できずに召喚に応じていた。
周囲はどちらかといえば耐えきったボティスの方に驚いていたが。
(出典:イベント「悪魔の塔を攻略せよ」)
- 擬態した幻獣を「処刑したい」気配で探せないかというあんまりな理屈でソロモンから召喚されたことがあるが、実際「できる」らしい。呼び出したソロモンまで驚かせていた。
(出典:イベント「悪魔の塔を攻略せよ」)
- 実際にこの処刑のカンで擬態幻獣フェルシュングが変身したバルバトスと遭遇している。
- 処刑したい対象がいる場所は「バラ色の光がほのかに指す」らしい。グシオンから処刑場がバラ色に光るんですか?いいセンスしてますねと皮肉を言われた際には照れていた。
- 懲罰局で共に処刑メギドとして活動していたナブールとヴァイガルドで敵対する形で再会することとなる。自身の手を汚さず、相手を痛めつけて殺すことを楽しむナブールとは根本的に処刑に対する思想が違っていたアラストールはナブールを自らの手で処刑することに執着する。
- フルカスから指摘された際には、自分がナブールに抱いている執着心が自身がヴァイガルドに来てから伝え聞いた「恋」であると認識する。他者からどう映ろうと、処刑メギドとして孤独に生きるアラストールがメギドラルの生の中で唯一、気を許して話せる相手こそナブールであった。ヴィータを操り、拷問にかけ恐怖の感情から生まれるフォトンを集めていたナブールは自身が追い詰められると命乞いを始める。ナブールへの恋愛感情も冷め切ったフルカスから譲られる形で、自身が信条とする「愛」をもってナブールを処刑した。
- メギドラルに残っていた最後の縁も自ら断ち切ったアラストールはどこか晴れやかな気持ちでソロモンに改めてよろしくと伝え、リジェネレイトを果たす。
少なくとも「恋」の相手であったナブールには、一連の事件の後、密かに墓を立ててやっていた。
(出典:イベント「恋は拷問、愛は処刑」)
- 何とかヴァイガルドに適応して生きていこうとかなり努力している様で、料理に取り組んだりもしている。
(出典:イベント「ソロモン王と悪魔の鏡」)
- 食材を処刑対象に見立て一人で盛り上がりながら切り刻んでいた。なお、やはり肉を切るのが一番楽しみらしい。
- 末端の暗殺メギドのため懲罰局の本拠地の場所は知らされていなかったものの、バビロン派のメギド達から懲罰局がアンチャーターを有するという情報を得ており、後にソロモン達に伝わる。
(出典:73話・4)
- このアラストールからもたらされた情報により、懲罰局のアンチャーター奪取が大目的のメギドラル遠征が計画される。
- ドラギナッツォの手でブネ達指揮官クラスのメギドが捕まった際には、アモンとオレイと共に独自行動を取り懲罰局本拠地に潜入している。
(出典:94話・END)
- ソロモン一行が懲罰局に侵入した際は懲罰局局長であるアンチャーター ロクスの闇討ちを先読みしていたアモンと共に、ロクスの「捕縛」によるフォトン分解からソロモンを庇い消滅する。
(出典:96話・5)
- ソロモンを信じ身を張った2人の行動を目の当りにしたことにより、ソロモンは捕縛のプロセスを瞬時に理解し、ロクスの捕縛を攻略してアラストールとアモンの救出に成功する。
局長からの攻撃を自ら受けたことを懲罰局を裏切る形になった自身の「ケジメ」として果たした後は、ソロモン達と共にロクスとの決戦に挑む。
- メギド体は美しい蝶の姿をしている。
そのためなのか、ヴィータ体の状態でもほんのり宙に浮いており、飛行属性持ち。
長いリボンを新体操の様にくるくると回して可憐なモーションで攻撃する。
言動に対して何かと細かくギャップがあるキャラ付けになっている。
- 元ネタとしてはコラン・ド・プランシー著の地獄の辞典においては地獄の刑執行長官を務める悪魔。悪魔は異教の神を悪魔に堕とすケースがよくあるがアラストールも例に漏れず、そもそもがゼウスの異名である。
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真07:ヒュトギン †
- 【性能・キャラストーリー】
ヒュトギン・ヒュトギン(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
平和主義者で、争いを治めるべく交渉官を務める変わり者のメギド。
入念な「仕込み」によって時には国ごと手玉にとる、策士としての一面も持つ。
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| | 詳細
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- 拒絶区画で生まれた「新世代」のメギドの一人。必然的にかなり年若く、バラムからは<「坊や」のくせに>などと言われている。
- そのためヴィータ体で戦う方が得意らしい。
古代戦争もよく知らず、「ハルマは問答無用で敵である」という認識も持てないでいる。
(出典:イベント「その交渉は平和のために」)
- 性別の意識もあるようで、女性メギドたちになるべく汚い仕事をさせないようにしたりと紳士的。
(出典:イベント「守りたいのは、その笑顔」)
- ソロモンをナンパに誘う、アジトに女性を連れこんでいいか尋ねるなど女好きのような一面も。
ただし作中で一度もナンパする場面が描かれたことはない(他のナンパ系メギドたちは女性を口説くシーンが少なからずある)。
- 議席持ちの上位メギド・マラコーダの命を受けた交渉官として登場。
ハルマゲドン派ではあるものの慎重派でもあるマラコーダは、万全の状態でハルマゲドンを迎えられるように現在のマグナ・レギオを牛耳る即時開戦派を抑えようと画策。
そのために必要なソロモン王との協力関係を築くことを目的にヒュトギンを使者に送り出した。
(出典:イベント「その交渉は平和のために」)
- マラコーダはソロモンがヒュトギンを殺せるくらいの非情さを持っているかどうかを交渉の前提条件に考えており、その試問としてヒュトギンはソロモンたちに戦いを挑む。
しかしたとえ少数であっても犠牲を良しとしないソロモンがヒュトギンを殺す訳がなく、逆にヒュトギンを召喚して仲間に引き入れ、ソロモン側の交渉官とすることでマラコーダと渡り合うことを選ぶのだった。
尤も、ヒュトギンはソロモンに生かされる可能性も読んだ上で事前に策を巡らせていたのだが。
- ソロモンに召喚される際にも、マラコーダに対して「今後の貴方のための忠言」を伝えることで、ソロモン配下に加わることがマラコーダへの裏切りではないことを示す交渉能力を見せる。
- マラコーダに仕える前は、ダンタリオン率いる「対話派」の一人だった。
非戦期間のヒュトギンは対話派に拾われて育ったため、ダンタリオンとは親子のような関係と言える。
ハルマゲドン派のマラコーダの下で働くようになったのは、ダンタリオンを含む対話派のメギドたちが全員粛清された中で、戦争を止めるためには少しでも生き延び、戦争を先延ばしにする必要があったから。
そしてマラコーダの側も理想のハルマゲドンを実現するため、ヒュトギンの巧みな弁舌を用いて開戦派を抑えたかったからである。
(出典:ヒュトギンのキャラストーリー)
- 戦争を嫌うのがその育ちゆえか、あるいはそういう「個」の持ち主ゆえなのかはヒュトギン本人にもよくわかっていない。
(出典:イベント「その交渉は平和のために」)
- コラフ・ラメルでダンタリオンと再会するも女児に転生していたため最初は気づかなかった。
転生前のダンタリオンのヴィータ体は成人男性の見た目なので、気づかないのも頷ける話である。
ただし装いや顔立ちなどは似通っているため、わずかに面影を感じてはいる。
(出典:ヒュトギンのキャラストーリー、イベント「見習い女王と筋肉の悪魔」)
- バラムが一人でメギドラルとのパイプを作ろうと活動していた際、メギドラル側の窓口としてバラムとの交渉に当たっていた。
(出典:イベント「その交渉は平和のために」)
- 交渉官という職業柄口が上手く、隠し事も多い。
バラムの皮肉も更に上手く混ぜ返して難なくやりこめてしまう。
- どちらも目的のためなら自らの手を汚すことも厭わない非情さを持ち、互いに油断ならない策士として理解しあえる間柄。
そのため軍団「メギド72」におけるダーティな仕事を担う役として共犯者めいた独自の関係を築いている。
(出典:ヒュトギンのキャラストーリー)
- もっとも本人曰く、バラムとは「水と油の関係」らしいが…。
(出典:ヒュトギンCのアジト台詞)
- メギドラル遠征の最初の足掛かりとなるマラコーダの抱える土地を提供するなど、遠征の立ち上がりにおいてその手引きをする役目を担っていた。
(出典:61話・冒頭)
- 土地を貸与する代わりに拠点の場所までは詮索しない。これが、マラコーダがソロモンから信用を得る為にヒュトギンが提案した条件であった。
それをマラコーダ配下であったヒュトギンが知ってしまうことはソロモンにとって都合が悪くフェアではないという理由から棄戦圏への案内が終わり次第、軍団からは抜けるつもりでいた。
(出典:61話・5)
- しかし、ソロモンにとってはヒュトギンはスパイではなく仲間であり、寧ろマラコーダを信用していないからこそヒュトギンがこの軍団で戦ってくれていることを信用しているとを伝える。
以後も遠征において、ソロモンが大物のメギドと交渉で渡り合う場面での心強い補佐役として活躍する。
- バールゼフォンとは5年来の付き合いで、芸術談義で話に花を咲かせるような親しい仲。
芸術にかぶれた罪で懲罰房に入れられていた彼を、ヴァイガルドの地図作成の任務を与えることで釈放させたのが出会いのきっかけである。
(出典:バールゼフォンのキャラストーリー)
- その縁ゆえにヒュトギンはバールゼフォンの「身元引受人(または身元保証人)」を自称し、トーア公国の一件が済んだ後も定期的に連絡を取り合うなど親交が続いている。
(出典:アバラムのキャラストーリー、イベント「美味礼讃ノ魔宴・後編」)
- バールゼフォンの側はヒュトギンとの仲を「ダチ」と呼称するが、ヒュトギンはそれについては否定的である。
- ヴィータ体に慣れておりヴァイガルドの文化にも仕事柄詳しいが、あくまでもメギドでありヴィータの感覚はよく分かっていない部分も多い。
食事にもあまり興味がなく、「そのままじゃ濃すぎるから」という理由でバラムもお気に入りの「牛乳の炭酸割り」を常飲するなどやや歪な行動が見受けられる。
(出典:ヒュトギンのキャラストーリー)
- バラムは意味不明な食材の組み合わせを探求し美味しさよりも楽しさを優先するタイプだが、
ヒュトギンは極端に薄味好みですべての味付けを少量の塩とオイルだけで済ませてしまうタイプ。
牛乳の炭酸割りでは偶然嗜好が一致したものの、その本質は全く異なる。
(出典:イベント「美味礼讃ノ魔宴・後編」)
- ただ周囲には大差ないと思われているのか、アミーは調理の手伝いを頼まないようにしている。
(出典:イベント「魔獅子と聖女と吸血鬼」)
- ベバルとアバラムはこの味気ない料理も普通に食べることができた。
バールゼフォンもヴァイガルドの料理に慣れてしまうまでは普通に食べられたらしい。
メギドラルの一般的な食生活はだいたいこんなもの(あるいはもうちょっと雑)のようだ。
- トーア公アイゼンによるマキーネを使った反乱以後もトーア公国にて交渉官のポジションで職務に当たっていた。新トーア公のシュタールのことはまだ幼く扱いづらいとソロモン達に愚痴をこぼしていたが、「鉄血祭」でのシュタール公暗殺阻止に奔走する中で、幼いシュタールなりに家臣を信じて命をかけて武勇を示そうとしている心情を知る。シュタールに対し、向き直ったヒュトギンは自身もまた命を賭してシュタールを守ることを誓う。
(出典:イベント「トーア公国御前試合」)
- また、このイベントにて対峙する魔弾の使い手ザミエルの能力から、メギドの中では直接的な攻撃力に劣る自分への新たな能力のヒントを得る。フォトンを弾丸に換える特訓をオリエンスに協力を願って実行。しかし弾丸を作成し自ら撃ち出すという能力は中々掴めず、特訓は難航する。行き詰ったヒュトギンに何気なく声をかけるバールゼフォンは「何でも一人でやろうとするな」と言葉を残す。
バールゼフォンからの「気遣い」を受けたヒュトギンは、考えを変える。自身の新たな能力は弾丸を生み出すことのみ、それを頼れる仲間達に撃ち出してもらうというものだった。こうして新たな能力を得たヒュトギンは「仲間に頼る」という変化と共にリジェネレイトを果たす。
(出典:ヒュトギン(カウンター)キャラストーリー)
- 様々な分野に造詣が深く、シナリオでは解説役を務めることも多い。
幻獣と戦争社会についてや、ゲートの分類について、ペクスについてなど。
- 奥義では照明に照らされる中、様々な演技を披露する。
おおまかに4つに分けられる演技は、喜・怒・哀・楽を表現したものだろうか。
- かなり独特なこの奥義演出は、「自分の感情すらもコントロール」してしまうヒュトギンのあり方を意味しているらしい。
(出典:デザイナーだより vol.16)
- 予定より実装が遅れ当初の案とはキャラクター設定が大きく変更されたらしく、ボイスが丸ごと録り直しになったとのこと。
(出典:アジトTV第2回)
- Hボムを支援するサポーターであり、水のエフェクトを持つ技を扱うが、本人の属性は雷である。
- 元ネタは地獄の宮廷にてイタリア大使を務める悪魔・ヒュトギン。
技名などにイタリア語が多いのはそれが所以だろうか。
- ラ・フォンターナ(La fontana)は「噴水」、サルーテ!(Salute!)は「乾杯」、ヴァンタジオルチェ(Vantaggio luce)は「恵みの光」、プレヴェンツィオーネ(Prevenzione)は「予防」を意味する。
プレパラツィオーネ(Preparazione)は「準備」、アッバットノ(Abbattono、abbattereの活用形)は「撃墜」、チェ・リ・ソーレ(C'è il sole)は「太陽がある」、アヴグーリ(Auguri)は「おめでとう」を意味する。
- また、戦闘モーションのモチーフとして取り入れられているクラシックバレエも、起源はルネッサンス期のイタリアと言われている。
- 余談だがイタリア人男性の平均身長は176.5cm*7で、ヒュトギンの身長177cmにほぼ一致する。
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真08:ロキ †
- 【性能・キャラストーリー】
ロキ
- 【キャラクター設定・小ネタ】
紅髪に黒衣が特徴の、クールなロックシンガー。
そっけない物言いが目立つが、歌うときは一転して情熱的な様子を見せる。
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| | 詳細
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- 嘘しか話すことができない、という非常に難儀な性質を持つ。
そのためロクに意思疎通ができず、軍団に所属しても周囲に疎まれ排斥されざるを得なかった。
- 「単語だけ」や「質問」であれば(嘘に置き換えるのが難しいためか)影響を受けにくいらしい。
- ただし、何故か歌の形でなら本音を口に出すことができる。
そんな自分の性質を知ったロキは、歌による言葉での繋がりを求めてヴァイガルドに降り立ち、そのまま歌手となった。
- 自分の性質に気付いたきっかけは、メギドラルで逃亡するプロメテウスと彼女の歌を偶然耳にしたことから。
「歌」をもう一度聞きたくて彼女の真似をしてみたところ、本当の気持ちを口に出せていたのだった。
(出典:イベント「この言葉、君に届け」)
- 「普通に喋る」を「歌うように喋る」形にただ置き換えることはできないが、誰かから伴奏となるメロディを貰えば歌うように喋って円滑にコミュニケーションをとることができる。
- 「『あけましておめでとう』…文章をそのまま読んだだけ、意味はない」。
何かとメタ要素の多いログインボイスゆえに確定情報として受け取っていいのかは微妙なところだが、歌詞や文章などの「自分の言葉」でなければそのまま口に出せるのだろうか?
(出典:ログインボイス)
- 性格としては、口調こそ荒いが至って素直で他人へのリスペクトを欠かさない好人物である。
しかしそれが災いして、口を開けば棘があり何かと否定的で他人を罵る最低なヤツにしか見えない。
- ただし、こんな体質ゆえに嘘だけは大嫌いである。
マネージャーに嘘をつかれ利用されたことを知った際には、実害の有無と関係なしに、これまで仲良くやってきた彼を本気で殺そうとしたほど。
(出典:イベント「この言葉、君に届け」)
- マネージャーと出会ったのはとある港町の酒場にて。
色々な歌を知りたいロキに対し、歌を教えて歌手としての道を示したのが彼である。
- 酒場の客たちのうち熱心なファンは「ロキ応援団」を名乗ってロキの追っかけをしており、またロキも彼らを大切に思っている。
- マネージャーがロキの知らないこれらの文化を軍団に例えて説明したことから、ロキは自らを軍団長、マネージャーを副官、応援団たちを軍団員として捉えているところがある。
- ちなみに応援団たちは彼の性質を知らないまま接しているが、本質的な素直さや人懐こさを理解している。
「素直じゃないところが可愛い」らしい。
- 応援団のヴィータ達を人質に取られる形でベロナの街の対立する名家の片方、ロッソ家が招いた人気歌手として登場する。「嘘」しか言えない性質の為か、ロッソ家当主マチネにも面と向かって怒りを伝えることができない。マネージャーが当主マチネとの人質を取り返す交渉を受ける形で渋々ながら音楽祭の出場を控えていた。
- そんな中で、ロキは対立するアッズーロ家側の迎えた歌手であるプロメテウスと出会う。プロメテウスの歌はロキにとって大きな刺激を与える存在であった。その刺激がロキ自身の成長に繋がるとマネージャーの計らいでロキとプロメテウスは会話をする機会を得る。
- プロメテウスはロキの嘘の言葉の「音色」を聴き取り本心を理解した。そして二人の歌で対立など関係なくこのベロナの街の音楽祭を成功させたいという祈りをプロメテウスは伝える。
- 過程で知り合ったソロモン王やルキフゲス、そして楽器の才能を持つアスラフィルと意気投合してロキは音楽祭へ向けて意欲を高める。人質を助け出す目的以外にもロキの中で歌に対して、そしてプロメテウスに対して本気でぶつかり合いたいという想いが目覚めつつあった。
- しかし、音楽祭の前日にソロモン達の行動に合流する形でロキは応援団のヴィータ達がマネージャーとグルでロキを大舞台に立たせるための火付け役として敢えて人質を買って出ていた事実を知る。
それだけではなく、マネージャーが秘密裏に人質を出すことで金銭を受け取っていたことも知ってしまう。ロキの応援の為に人質を買って出たヴィータ達はまだしも、マネージャーの私的な行為はロキにとって完全な裏切りであった。「嘘」をつかれることを何よりも嫌うロキはマネージャーに逆上し、一時ソロモン達とも交戦状態に陥ってしまう。
- 交戦後、落ち着きを取り戻したロキだが、マネージャーへの怒りは未だ収まっていなかった。そして、マネージャーもこの一件が終わったら自分はロキの元を離れるという悲壮な決意を抱えていた。それは裏切りを知られたこと以外にも、ロキがメギドとして歌手として新たな場所を手に入れようとしていることを傍で感じ取っていたからであった。すれ違いを抱えたまま音楽祭を迎えようとしていた。
- 音楽祭の当日、ソロモン達の画策で街の対立構造を人々に訴えかけさせる演劇が行われる。その最後に本来は別々で歌う筈だったロキとプロメテウスの歌を「ミックス」という形にした、対立を終わらせようという祈りを込めた歌をロキとプロメテウスは歌う。
- ロキにとって今まで歌うことは言葉を真っすぐ伝えられないというもどかしさも抱えていた。しかし、プロメテウスと歌声を重ねた瞬間、ただ純粋に歌うことが楽しいと思うことができた。
これからもこの世界でプロメテウス達と歌う為にも、ロキはソロモンに自身も召喚して欲しいという想いを歌で伝える。
- マネージャーはどこかへ姿を消した。しかし、この世界で歌い続けることでいつかマネージャーも戻ってくるとロキは信じ歌い続ける。
(出典:イベント「この言葉、君に届け」)
- ベロナの街の一件で重傷を負ったマネージャーは一命を取り留めていた。
後にマネージャーの所在をルキフゲスから伝えられる。危篤状態であったことを示す「遺髪」も届けられるがロキは受け取らなかった。
喧嘩別れとなっていたロキは、彼の入院している街へと向かいそこで再会を果たす。
(出典:ロキのキャラストーリー)
- 後遺症で記憶を失っていたマネージャーはロキとの関係を覚えていなかった。
その街の住民に向けて開催したロキのライブ、そこで彼の歌声を聴いたマネージャーは…。
ロキが街から離れる際、記憶の戻っていないマネージャーはリハビリを終えた後もこの医院を手伝う仕事をすると話をする。
- <俺…お前の記憶は戻ってねえと思う…>と言うロキに、そうだと返すマネージャー。
記憶は定かではないが犯罪に手を染めたであろう自分が、ロキの元にいるのは良くない。それでも身体が動くようになったらロキのライブの最前列で応援をしたい…と、言葉を詰まらせながらマネージャーは話す。
それでも「いつか」、いろんな「傷」が消えたその時は…。<…これで永遠のさよならだ!勝手にくたばってろ! お前なんかに俺の歌は二度と聞かせねえ… 覚悟なんてするんじゃねえぞ!>そう約束してロキは歌の旅へと戻っていった。
- メギド体はあえて言うなら「骨のクリーチャーのような本体の上顎から上が拘束された女性になっており、舌には目玉が並び、さらにラッパを携えた天使がいる」という非常に難解なデザイン。
- 女性や天使はモチーフ元のロキの逸話から、舌に目玉があるのはロキの嘘しか言えない性質、
本体が骨だったり女性が拘束されてるのがギターの台になってるのは「ロック」を意識したものか。
星6になると女性の拘束が解かれ全身がわかりやすくなる。
- 元になったのは北欧神話の神の1人、ロキ。北欧神話屈指のトリックスターで悪戯好き。
- その性質上嘘も頻繁につく。メギドのロキが嘘でしか話す事ができない性質はここから来ているのだろう。
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真09:インキュバス †
- 【性能・キャラストーリー】
インキュバス・インキュバス(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
女性に対する強力なチャーム能力を有する3馬鹿「男」チームの一人。
ヴァイガルドの女は全員オレの女だと豪語する。
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| | 詳細
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- 女性を意のままに操ってしまう強力なチャーム能力を有している。
インキュバスに命じられた途端女たちは自分の意思をなくし、インキュバスの言うことに喜んで従う。
- しかし理由は不明だがチャーム能力が通じない女性も度々存在する。
そのような女性に出会うとチャーム以外に女心を掴む技術は一切持たないインキュバスは動揺し、ムキになって連続でチャームをかけようと試みたり口説き落とそうとしたりなどする。
(出典:インキュバス、インキュバスCのキャラストーリー)
- 人探しで出会ったお転婆娘のロッジには能力が通用しなかった挙句、ロッジはメフィストに惚れてしまい、結果的に初めて「フラれる」事となった。
(出典:インキュバスのキャラストーリー)
- ある日出会った酒場のマスターの娘ウィスは、チャームで女性たちに囲まれるインキュバスを見て「寂しそう」だと看破する。ウィスにはロッジ同様インキュバスのチャームは通用しなかった。
(出典:インキュバスCのキャラストーリー)
- 魅了した女たちがインキュバス本人を見ていないのに対し、真っ直ぐ目を見て接してくるウィスにインキュバスは困惑する。
- チャーム抜きで酒飲み仲間として付き合えるウィスにインキュバスは心を開きかけたものの、不幸にも彼女は幻獣に襲われ命を落とす。
ヴィータは簡単に死ぬのだと思い知ったインキュバスは、女たちをちゃんと守らなければならないと決意し、リジェネレイトを果たす。
- メギドが持つヴィータ体も男女の性差があるが、メフィスト曰く「メギドラルに『女』はいない」らしい。
そのせいか追放メギドであるシャックス達にはチャームが効かなかった。
純粋なヴィータの女性にしか通用しないものと思われる。
(出典:イベント「ソロモン誘拐事件・悪夢編」、「ソロモン誘拐事件・逃走編」、「ドキドキメギドの保険教室」)
- 一方で、マモン親衛隊のタイガンニールなど、純正メギドでありながらチャームが通用したケースもある。
インキュバスの能力が成長していたのか、偶然通用したのか、それとも他の要因があるのかははっきりしていない。
(出典:82話・6)
- ソロモンに召喚されてもそれは変わらず、そのくせいつもの調子で女性メギドたちをも「オレの女」扱いするため、我が強い女性陣にはやや軽んじられている節がある。
- 性能面では「女性特効」として表現されているが、これはメギド相手にもしっかり通用するのでご安心を。
- かつてはサタンの配下として黒い犬に変身し、メフィスト、カスピエルと共に諜報活動を行なっていた。
(出典:イベント「悪魔の勝負師と幻の酒」、カスピエルCのキャラストーリー)
- いつも連んでいるメフィスト、カスピエルに比べてやや幼い印象の容姿をしている。
チャームが使えることもあってワガママで自己中心的なところもあり、二人からは年下のように扱われている節がある。
- そして本人はそれを気にしているのか、「インキュバスとメフィストはいい子で待っとれよ〜」というカスピエルの言葉に「ガキ扱いしてんじゃねぇ!!」とインキュバスだけがムキになって言い返している。
(出典:イベント「ソロモン誘拐事件・逃走編」)
- その割に3馬鹿キャラソン「俺らイケメン」ではカスピエルとメフィストが自らをイケメンと称する中一人だけハンサム「ボーイ」を自称している。
- こうした子どもっぽい印象と「インキュバス」というアダルトなイメージがある原典とのギャップからか、一部ユーザー間ではキュバ吉やキュバ太郎といった小型犬的な響きを持つあだ名が定着し可愛がられている。
- 全ての女は自分の物……だが流石にアスモデウスに命令する度量まではなかった。
- デカラビアに焚きつけられてアスモデウスの前まで出たものの、結局媚びだけ売って帰ってきたためサキュバスらに散々いじられた。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- 2019年でのメギドの日カウントダウンのこぼれ話によれば諦めずに操る方法を考えていたらしいが、考え抜いた結果ヤケ酒に走ってしまったらしい。
- 結局アスモデウス本人は諦め、彼女に気に入られているサラから篭絡しようとしたが、アナキスに阻止されてそちらも失敗した。
- 女好きで男はどうでもいいというような態度をしているが、楽しめる仲間や女に関わる男なら気にかける。
メギド72が潰れたら8魔星マモンの下に移籍しようか画策している時も、一緒に連れていく相手として誘拐組男女チーム・バルバトス達・堅物のボティス達・バールゼフォンら芸術組・クズども・ウァレフォルやオセ達・ソロモンと思いつく仲間をかたっぱし上げてしまい、軍団全員になってしまうので<女以外は無視するか…>と思い直す。
しかしベバルを呼ぶとアバラムも、マルチネを呼ぶとハックも、と結局無視できなかった。
(出典:73話・5)
- 戦闘の際には右腕を変形させて武器として使うが、その形状がどう見ても男性器をモチーフとしているためプレイヤーたちに衝撃を与えた。
- ラッシュの方は有機的でしなやかな形状をしており、鞭のように振るわれる。
カウンターの方はゴツゴツとした硬そうな見た目で、鈍器のような使い方をされる。こちらは射撃が可能で、バレットがあれば放つことができる。
- メギド体は長髪の男悪魔。結構な男前で、童顔なヴィータ体とはやはりギャップがある。
- ラッシュの方の奥義使用時にはサキュバス同様一箇所ずつズームアップして変身していく演出が入る。
- 元ネタはサキュバスと対をなす男性型の夢魔・インキュバス。
サキュバスが男を誘惑する女の悪魔なら、インキュバスは女を誘惑する男の悪魔である。
- 語源もサキュバスと対になっており、ラテン語で『上にのしかかる者』を意味する。
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真10:グリマルキン †
- 【性能・キャラストーリー】
グリマルキン・グリマルキン(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
猫の姿をしているメギド。猫師匠から「猫の女王」としての薫陶を受ける存在。
人々を「下僕」と呼び、おやつやナデナデを要求する。
+
| | 詳細
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- メギドというよりも猫としての自意識が強い節があり、ヴィータ体にもなれるものの、緑色の毛並みをした猫の姿で過ごしていることが多い。
- 容赦なくおもちゃにしてくる子供が苦手で過干渉しない老人に懐く、箱の中など狭くて暗いところで寝たがる、丸めた紙を投げて遊んで欲しがるなど、思考や言動もほとんどただの猫。
(出典:グリマルキンのキャラストーリー、クエスト内会話、アジト台詞)
- よって猫や他の野生動物を同胞と見なしているようで、
動物を改造しているネルガルの実験を止めさせるためにソロモンたちを誘導したことがある。
復刻版でもネルガルの元から猫を救い出そうとしているが、ネルガルが結果的に面倒見よく接していたため、猫の方に逃げ出す意思がなく失敗に終わる。
なお、ネルガルの側からは「いつの間にか研究所に紛れ込んでいた謎の生物」と認識されていた。
(出典:イベント「悪夢を穿つ狩人の矢」および復刻版)
- その在り方はあまりにも異色であり、にもかかわらず来歴に関する情報はろくに明かされず長らく謎だらけだったが、初登場イベント「悪夢を穿つ狩人の矢」の復刻大幅改稿によってようやく多少明らかに。
元々は猫の姿で護界憲章をすり抜けてヴァイガルドに来訪したメギドだった。
なのでヴィータ型の肉体を持たなかったが、ソロモン王に召喚されれば「メギドの姿」「ヴィータの姿」の2つを一挙に手に入れられると猫師匠に諭され、
棚の上のおやつを取れるようになるために召喚を目指すのだった。
(出典:イベント「悪夢を穿つ狩人の矢」復刻版)
- 猫語?を話すことができるようで、ヴィータの言語を話せない「癒猫軍団」の治療猫たちとの会話が可能。
(出典:イベント「獣たちの集う場所」「狩人よ、獣の前に跪け」)
- アジトには寄り付かず、猫として外で気ままに過ごしていた。
それでも一応は軍団の一員として働いており、街をパトロール中に猫の姿でヴィータ達を扇動するベルゼブフの間者を発見する。
- 一瞬躊躇ったものの猫師匠の励ましもあり、猫として生きてきた経験値の差を生かしてベルゼブフの配下たちに猫として戦いを挑み、人知れず撃破していた。
(出典:60話・4)
- 「猫師匠」の正体は不明。モブ中年男性のグラフィックで表現され、薄れて消えるように退場するなど謎が多く、実在するのかも疑わしい。
(出典:グリマルキンのキャラストーリー、6章3節、「悪夢を穿つ狩人の矢」復刻版)
- 猫だから霊感があるということなのか、他の者には見えないフォトンの霊体のような状態のフォルネウスを視認していた。
(出典:79話・序盤)
- 発生した時からヴァイガルドの猫の知識を有しており、「猫こそ最高の生き物」特に本場のヴァイガルドの猫こそ至高という個がグリマルキンをヴィータではなく猫の姿にすることとなった。
(出典:イベント「狩人よ、獣の前に跪け」)
- カトルスに何故かヴァイガルドの知識があったことになるが、古代においてはメギドはヴァイガルドとも行き来しており、その情報がカトルスにもたらされていると考えるとヴァイガルドに由来する「情景」を持つこともあり得るのかもしれない。
- メギドラル時代に癒猫軍団のキャット族とも知り合っており、メギドがこの幻獣達の軍団に入ってくれると舐められずに済んで助かると言われるが、この時既にグリマルキンはヴァイガルドで猫の女王となることを心に決めていた為、誘いを断る。
- そんな思想を持っていたためか他のメギドと違って戦争に参加していなかったようで、マグナ・レギオから「猫のままでもいいから戦争に参加するように」と迫られていた。
ここから色々あってヴァイガルドに逃亡し、前述の「悪夢を穿つ狩人の矢」に繋がり、今に至るようだ。
(出典:【2周年】メギド質問箱)
- メギド体は雲の中から顔を出した猫と言った感じの風貌。同じ猫型メギドのアイムと比べるとマスコットキャラ的なデフォルメが強い。
- 覚醒スキルのモーションで何故か見事な四股踏みと突っ張りを披露する。
「秘技!にゃん張り手」という可愛らしい技名から繰り出されるガチ張り手に困惑するプレイヤー多数。
- 「猫騙し」から相撲を連想した、あるいは「エレキ」を「貯めて」攻撃するため江戸時代の力士雷電爲右エ門(らいでんためえもん)が元ネタなのではないかという推察も。
- 元ネタはイギリスの伝承にある魔女の飼い猫にして使い魔・グリマルキン。
シェイクスピアの戯曲『マクベス』に魔女ともども登場することで有名。
- 本作のグリマルキンはデフォルメされた猫の頭部のような謎の生物を従えているが、その名が「マクベス」なのはそれが由来だろう。
- ちなみにこのマクベス、種族は「物体」。獣や精霊ですらない。
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真11:コルソン †
- 【性能・キャラストーリー】
コルソン・コルソン(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
「フォルマウスの4冥王」の1人で、「魂無き軍団の王」の二つ名を持つ。
ぬいぐるみにフォトンを宿し、意のままに操ることができる。
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| | 詳細
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- 気ままで自由な性格をしており、誰かに命令されることを嫌うがゆえにまつろわぬ王となった。
とはいえあれこれ命令を下すのも好きではなく、王の務めにも飽きている。
それゆえ指揮系統を委任でき、手を組んで戦争を終わらせれば後は好きに暮らせるというアマイモンからの誘いに乗り、彼と同盟を組むこととなった。
(出典:アマイモンのキャラストーリー)
- その性格ゆえに、コルソンが無邪気に戦い、他の冥王たちが敵の進路を塞ぐのがいつものやり方だったようだ。
(出典:イベント「魔を呼ぶ狂気の指輪」)
- 数百年間メギドラルで生き抜き、マグナ・レギオとの衝突を繰り返してきた猛者中の猛者であるが思考は見た目相応に幼く、正真正銘の幼女であるジズと仲良し。ブネ曰く、「シャックスの同類」。
(出典:イベント「死者の国の4冥王」「ドキドキメギドの保険教室」)
- 子どものヴィータ体を取っているのはこの姿が気に入っているため。
(出典:ベルフェゴールのキャラストーリー)
- マグナ・レギオにおいてメギドは生まれてからしばらくの間は経験の無さから戦争することを免除される非戦期間の特権を持つバナルマ期を過ごす。バナルマのメギドはそれと分かるよう、ヴィータの幼体の姿を取るのが慣習。
- しかしコルソンは戦争もしたくないし今の姿が気に入っているから成体に変わる気もない、とこの慣習を無視。その違反を咎められて中央から追われることに。
- そんな最中にマグナ・レギオから離反しているベルフェゴールに出会う。大人になりたくないというコルソンの独特な個を気に入ったベルフェゴールは何かと彼女を気にかけるようになる。
- なお、メギドの精神はヴィータ体の枷に当てはめられるため、バナルマには頭の回転が遅くなるという大きなハンデがある。
- その影響かアジトにアドラメレクが襲撃してきた際には挑発に乗ってしまい結果的に味方の位置を知らせる事になり、自身も動揺している間に攻撃を受け、大きなダメージを負ってしまった。
(55話・4)
- 一方で、ポータルの仕組みをグラシャ以上に理解したり、盟友であるガープの窮地を救う作戦を立案したりと、コルソン本来の知能は決して低くないと思われる。
(出典:6章3節)
- お気に入りのぬいぐるみやお人形さんたちは全てヴァイガルド産であり、ヴァイガルドに出入りしているベルフェゴールからのお土産。
(出典:ベルフェゴールのキャラストーリー)
- おねだり上手のコルソンにやられたベルフェゴールはマメに人形を持ち帰り続け、ついには一個の軍団が出来上がるような量に。一番のお気に入りのとらまるはベルフェゴールからの最初の贈り物である。
- フォトンを使って人形を操るコルソンの能力を見て「魂なき軍団の王」と名付けたのもベルフェゴールである。
- 皆をあだ名で呼ぶ。
自らをコーちゃん、ジニマルをジーちゃん、アマイモンをアモさん、ガープをガーくんといった具合。
- かつてメギド時代のシャックスと戦ったことがあり、その際にぬいぐるみを強奪されたため彼女に対し敵対心を抱いていた。
ソロモン王と同盟を結びに来た4冥王との話がこじれた一因である。
(出典:イベント「死者の国の4冥王」)
- 仲間になった今でもこの件は若干引きずっており、シャックスがぬいぐるみに興味を示すと警戒する他、あだ名も「鳥頭さん」とちょっと冷ややか。
(出典:イベント「悪夢を穿つ狩人の矢(修正版)」)
- シャックスとしては「借りていた」だけのつもりだったらしく返す意思もあったが、返す前に追放刑にあい持ち物は全て中央に奪われてしまった。
それを聞いたコルソンは「一緒にメギドラルの中央をやっつけてくれたら許す」として事実上和解することになった。
- アジトが襲撃された際には、メタルフィギュアを兵力として使い、ぬいぐるみたちで怪我人を運搬するなど八面六臂の働きをした。
(出典:55話・1)
- ファラリス領に失踪したフルカスを探すソロモン達に同行した際には、領主である拷問卿が喪った娘に買い与えていたぬいぐるみの数々に興味を示して彼に懐いていた。
ナブールの策略で脅されていた拷問卿はソロモンに対して敵対的な行動を取るが、コルソンだけは彼を庇い続けた。
(出典:イベント「恋は拷問、愛は処刑」)
- ナブールを倒した後、拷問卿の紹介で有名な人形職人の店を訪ねるコルソンは新しいぬいぐるみのお友達を増やそうと胸を弾ませていた。
しかし職人ペルーシュから、コルソンが連れているぬいぐるみ達がとても痛んでいて泣いている声が聴こえると伝えられる。
(出典:コルソン(ラッシュ)のキャラストーリー)
- ショックで店から飛び出すコルソンであったが、とらまる達の状態を見て、自分が軍団員のぬいぐるみ達の声を聴くことを疎かにしていたことに気付く。
店に戻ってきたコルソンはペルーシュに弟子入りを志願、自分でとらまる達を治してあげたい気持ちを伝え彼のもとで修業を始める。
- コルソンが頑張って上達した頃、ペルーシュはぬいぐるみの声に耳を傾けるようにと伝える。コルソンはとらまる達が何かを欲しがっているという声を感じ取る。
古い時代のまじないにぬいぐるみの中に石や獣の爪などを仕込む風習があったことをペルーシュは話す。コルソンはそれに倣ってぬいぐるみ達の欲しがっている素材を自力で集めた。
そして自身の力で仲間のぬいぐるみ達を治したコルソンがアジトに帰ってきた際、心の成長によってリジェネレイトを果たした。
- リジェネレイトしたコルソンはぬいぐるみの声を聴いて、望んだフォトンをぬいぐるみに与えることでより強い力にするという新たな能力を得た。
- メギド体のモチーフは古代植物の種とのこと。(出典:デザイナーだより vol.5)
- 悪魔コルソンはゴエティアによると四方を司る悪魔の一柱で、西方を司る。
- 白いトラのぬいぐるみ(とらまる)を連れているのは、中国の四聖獣で西を司る白虎からだろう。
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真12:ジニマル †
- 【性能・キャラストーリー】
ジニマル・ジニマル(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
「フォルマウスの4冥王」の1人で、「蒼海の滅王」の二つ名を持つ。
美を重んじる優雅な女性。
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| | 詳細
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- 特に爪の美しさに気を配っており、手入れには手間をかけている。
事故で爪が割れてしまった際には激怒して犯人を捕らえようとした。
(出典:ジニマルのキャラストーリー、コルソンのキャラストーリー)
- 軍団「アビスピアーズ」の王。
海上において負け知らずで、中央のメギドたちを深海に引きずり込む恐るべき軍団であったが、かつてのジニマルはあまり戦争に熱心でなく部下任せにしていた。
そんな中、戦場で部下たちの窮地を救ったガープの戦いぶりに美を見出したことで自らも戦場に立つことを決意した。
(出典:66話・3、ジニマルのキャラストーリー)
- 22年前のガープ追放により意気消沈したジニマルは再び戦場に立たなくなってしまうが、「死者の国の4冥王」の一件でガープと再会できたことで覇気を取り戻し、表向きは軍団を解散しながらも精力的に活動している。
- ウィチセ率いる新生「罵美優蛇」との取引の結果、牙の内海に中央を干渉させないための「道化戦争」を80年にわたって敢行していたが、ガープ追放により中央に属するウィチセとの信頼関係が崩れ、結果として牙の内海は中央に荒らされてしまった。
この状況の解決策を模索するために、あえてメギドラルに侵攻中のソロモンを弾き牙の内海の関係者4名を集めて会合の場を設けた。
(出典:66話・5)
- 自立して宙を泳ぐ魚の骨のような武器を操る。
本人曰く蛇腹剣とのことだが、一般に言うそれとはいろいろと異なる。
- この武器はコルソンからはジニマルを象徴するアイテムとして認識されており、
夢見の力でジニマルの夢を探す際の乗り物として活躍した。
(出典:59話・3)
- ちなみに夢の中でこれを演じた配役はクロケルである。
(出典:60話・END)
- 「現身」の状態で大型の幻獣を倒した際、幻獣と魂が融合する事故が起こってしまった。
ソロモンがメギドラルから元の体を召喚することで一命を取り留め、その恩もあって一行に加わることとなった。
(出典:イベント「死者の国の4冥王」)
- 自らの命が失われようという瞬間であっても、そのことよりもまずアマイモンとガープの和解を喜ぶなど、仲間思いで優しい一面がある。
- メギド体のモチーフはおそらくオウム貝。☆6になると貝殻部分の入り口から二本の腕が生えた形態となる。
- 「トーテンタンツ」「ギフトヴィアベル」「ティーフゼヴォーゲ」と技はいずれもあまり馴染みのない横文字となっているが、それぞれドイツ語でTotentanz(死の舞踏)、Giftwirbel(毒の渦)、Tiefseewoge(深海の波)と読むことができる。
奥義についてはオウム貝が深海の生き物であることなどとも関連しているのかもしれない。
- スキル名の「死の舞踏」は中世末期にたびたび美術の題材とされたもので、ペスト禍が背景にあると言われている。
敵を病気にしてしまうスキルということを考えるとなかなか意味深なネーミングである。
- 悪魔ジニマル(ジミマイ)はゴエティアによると四方を司る悪魔の一柱で、北方を司る。
- メギド体がオウム貝のような姿なのは、中国の四聖獣で北方を司る玄武が蛇の巻き付いた足の長い亀であるところから、殻と長い脚を持つ生き物が選ばれたのかもしれない。
なお、五行思想で水・北・玄武に対応する五虫(5種類の生き物)は「介虫」という硬い甲羅のある生物の総称で、オウム貝もここに入る。
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真13:バフォメット †
- 【性能・キャラストーリー】
バフォメット
- 【キャラクター設定・小ネタ】
知力と巧みな交渉術を武器に立ち回る策士。
世界征服という大いなる野望を抱えヴァイガルドに降り立った。
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| | 詳細
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- ヴァイガルドにやってきたのはメギドラルでの征服活動中マグナ・レギオの勢力に敗れたため。
追い詰められてしまったが、持てるフォトンの全てを使いゲートをこじ開けてヴァイガルドへ逃亡した。
(出典:バフォメットのキャラストーリー1話)
- このためバフォメットはメギド体に変身する力を喪失しており、純正メギドだがソロモンの助けなしにメギドの力を振るうことはできない。(出来たとして実行すると護界憲章に引っかかるが)
- 王都と沿岸部の中間地点あたりの地域で村を起こす。
塩の交易拠点として確固たる地位を築き、いずれ巨大な国にして経済面からヴァイガルドの覇権を握る算段をしている。
(出典:バフォメットのキャラストーリー)
- 世界征服というと冗談のようだが実のところ現実的な計画が立ててある。
- その手腕は伊達ではなく、村はあっという間に商業の街として賑わっていった。
- その後もネルガルの技術を管理流通させることで村に利益をもたらそうとしたり、ニスロクに村で作った香りつきの塩を売り込んで宣伝に使おうとしたりと新規事業に余念がない。
- メルコムのキャラストーリーにも登場、ヴァイガルドの経済戦争に触れていた先駆者としてメルコムの商売活動に時にアドバイスを送っていた。メルコムの商才を活かして更に香りつきの塩の取引相手を拡大中のようだ。
- なおバフォメットはこれらの営利活動を「野望」と呼ぶ。
野望に燃えるバフォメットはその悪巧みを隠しているつもりだが態度にだだ漏れですぐ周囲に怪しまれる。しかしその内容は大概何ら法に触れるものではなく関わる側にも一方的な不利益らしいものもないごくまともなビジネスであるため特に咎められることもない。
- 「ハーハハハハッ!」と特徴的な高笑いを響かせ支配者風を吹かせている。
全ては自分の野望のため、何もかも自分が駒として利用している……と口ではアピールするのだが根は相当な世話焼き体質ではっきり言って善人以外の何物でもない。
- 村を興した際には幻獣に追われた避難民たちをまとめ上げて村人第一号とした。
おかしなことばかり言う「村長」だが結果的に皆のために働いてくれる良き上司のような存在であり、村人たちは彼女を慕っている。
バフォメットはバフォメットで村民達を大事に思っており、ソロモン達に自身の野望が露見した際には村人達を見逃すよう嘆願している。
(出典:バフォメットのキャラストーリー)
- 村民には「いずれ世界の中心となる民として誇りを持て」と語り、自身も自分の指示に従って実際に村を大きくした村民を誇りに思っている様子が窺える。
- アジトでは「武力による制圧などヴィータの世界には合わぬ。民に支持されてこその支配者だ」と語っている。
(出典:アジト台詞)
- 迫害にあって村まで流れ着いたジズを保護しようとしていた。
村で保護するだけでなく逃げ出してしまったジズをわざわざ追いかけている。
(出典:イベント「嵐の暴魔と囚われの騒魔」)
- 悪の首領めいた露悪的な言動ばかりする一方、指導者としては大変真っ当で良心的であることから、一部では「逆フォルネウス」とも評されている。
- バフォメットの村をソロモン一行が訪れた際に、誤解から一悶着あったが協力関係を結ぶことになった。
(出典:バフォメットのキャラストーリー)
- イベント「嵐の暴魔と囚われの騒魔」はソロモンとバフォメットが知り合った後の時系列だった。
イベント開催時、バフォメットは未実装。
そのため、イベントシナリオ中では最初からソロモンの知り合いとしてバフォメットが初登場するという逆転現象が発生した。
- 誰も知らないキャラクターが旧知の体で出てくるシナリオにユーザーは困惑。
「前作メギド71のキャラクターが再登場した!」などというネタで盛り上がったりなどした。
(なお、当然ながら完全新規キャラであり、そのような「前作」は存在しない)
- 勝利モーションで突然号泣し始める。
これは懸命に頑張る皆の姿に胸を打たれてしまうため、らしい。
(出典:デザイナーだよりVol7)
- 殺伐としたメギドラルでは触れられなかった素朴な信頼感や地道な努力というものに弱いらしく、キャラストーリーでも村民達が力を合わせて自分を助けようとしてくれた際には大泣きしてしまっている。
- 星6イラストでも何故か涙目になっている。
- まだゲームタイトル画像がインストール直後の号泣イラスト版しかなかった頃、DeNAの株主総会で「ユーザー離脱に繋がりそうなので号泣画像は変えるべきでは」との意見が出されていた。
その直後にこのバフォメットが実装され、タイミングの良さ(悪さ?)が話題になった。
- メギド体はマンガチックにデフォルメされた白ヤギ。
- デザイナー曰く「とっつきやすいけどちょっと怖い」「スキップしながら近寄って尖った尻尾で突き刺すイメージ」とのこと。
実際コミカルながら中途半端に写実的に描かれており、見ようによっては少々不気味でもある。
- 星6になるとその点がさらに強調され、筋肉質な上半身に4つの赤い眼、鋭い牙に蛇の頭のついた舌を持つ露骨に禍々しい姿に変わる。
- 元ネタはキリスト教における有名な悪魔であるバフォメット。ヤギの頭を持つ両性具有の悪魔。
- 黒ミサを司る存在で、魔女に信仰されていたとされる。ヴィータ体が魔女のような身なりをしているのはこのあたりに起因するものと思われる。
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真14:サラ †
- 【性能・キャラストーリー】
サラ・サラ(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
王都近くに住む家事手伝いの女性。
とても長い髪を大事にしている。
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| | 詳細
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- 大変にのんびりとした性格。一言で言えば天然で、町の人々からも親しまれている。
地面に付きそうなほど長く伸ばした髪が自慢で、日々大切に手入れしている様子。
- クエストにもピクニックに行くかのような調子で付いてくる。
幻獣と接触しても警戒心は0。天然にも程がある。
- 王都侵攻作戦の最中に、作戦阻止に奔走するソロモン達と森の中で遭遇した。
サラの意識外から攻撃を仕掛けてくるアナキスと一時交戦状態となる。
(出典:イベント「プルフラス・復讐の白百合」)
- サラは幻獣ブラブナを再度追いかけ始める。アナキスの寄生効果なのか不明だが、脚力はソロモン達や周囲の幻獣から逃げ切れるほど速い。
サラ本人はブラブナを愛でたいという意識で追いかけていたが、アナキスが好物としている幻獣でもあり、こちらも意識に影響を与えている可能性がある。
- このブラブナこそサタナキアがヴァイガルドでロストした寄生メギド アナキスを捕獲する為に撒き餌とした幻獣であった。サタナキアはサラを自身の拠点へと案内し眠らせた後にアナキスを切除し、自身の研究を完成させる。
- 目を覚ましたサラは、サタナキアの真意を知らずお手伝いを引き受ける。ソロモン達をサタナキアの元に連れてきた後はソロモン達と行動を共にした。
- サタナキアのメギド体がソロモン達やプルフラスによって討ち倒された後は、ちゃっかりとアナキスがサラの髪の毛に再度寄生している。
サタナキアが潜伏していた屋敷が崩れた際にはアナキス達が瓦礫からサラ(とソロモン達)を守った。
- アナキスに寄生された影響なのか、森に入る前の記憶が曖昧であり、帰る場所すら思い出せなかった。
一同に心配されるものの、ひとまず王都近くの衛星都市で暮らすことになる。
よって、サラがこの後どうやってソロモンに召喚されたかは今のところ描かれていない。
- サラ自身はただの善良なヴィータなのだが、髪の毛には寄生型メギド、アナキスが住み着いている。
- 宿主の驚異となりうるものは、何であろうと排除しようとする危険な存在である。
守り方はかなり過激で、サラに気づかれない内にヴィータも躊躇なく殺害するほど。
- アナキスがどれだけ派手に活動しようと、サラはまったく気がつく様子がない。
せいぜいアナキスが暴れた後、髪が傷んでるよ~と嘆く程度。
あまりに天然で危なっかしい宿主に、アナキスも苦労しているようだ。
(出典:サラのキャラストーリー)
- 製作者であるサタナキアの言によれば、宿主の知能を操作し洗脳することも可能だと言う。
この能力が現宿主のサラに発揮されているかどうかは不明。
イベントシナリオで一時的にアナキスから解放された際にまるで様子が変わらなかったことから、サラの言動のほとんどは「素」だと考えられるが、アジトで触り続けたときには不穏なセリフも…。
(出典:イベント「プルフラス・復讐の白百合」・アジトセリフ)
- 戦闘時は常に敵に背中を向けているという驚愕の戦闘モーション。
- 戦闘行動はほとんどアナキスが行う。サラに戦闘している自覚はまったくなく、文字通り髪の毛に振り回されたり宙に持ち上げられたりしている。
- サラの方はごく普通のヴィータであるはずなのだが、最終的なHP・防御力はメギド全体で見ても非常に高い。
アナキスがダメージを引き受けているとしても凄まじくタフ。アナキスの進化でサラにも少なからず影響は出ているようだが…。
(出典:LvUP・進化時台詞など)
- 余談だが、ブラブナジュースを愛飲しているらしき発言がある。
中毒性があり危険な可能性があるのだが、飲んでいても大丈夫なのだろうか。
(出典:アジト台詞)
- 元ネタがかなり特殊なメギド。サラ自体はごく普通の人名だが、出典は旧約聖書(トビト記)に書かれる同名の女性と考えられる。
悪魔アスモデウスに取り憑かれ、嫁いだ先の夫を次々と死に至らしめたとされる。
- 本ゲームにおいてもメギドに寄生された一般の女性、という形でなぞっている。
寄生するアナキスもアスモデウスに由来するもので、☆6まで進化したメギド体はどこかアスモデウスを思わせる姿。
- アスモデウスからも、ヴィータとしては珍しく気に入られて召使いのように扱われているらしい。
アスモデウスはアナキスの存在には気づいているが、それが自身に由来するものなのかまで気づいているかは不明。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」・メギド質問箱)
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真15:サタナキア †
- 【性能・キャラストーリー】
サタナキア・サタナキア(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
自我のある幻獣のような鞄「ハイドン」を所有する、研究者メギド。
態度は一見穏やかに見える男性だが、己の目的のため冷徹な顔を見せることも。
+
| | 詳細
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- 元はメギドラルでメギドを幻獣化させる実験をしていた。
護界憲章に触れないようにしつつヴァイガルドで戦うための研究であり、ガギゾンらとアプローチは近い。
- 研究の協力者であり親友であったプルフラスの義兄アシュレイが戦争を避けてプルフラスと共にヴァイガルドへ逃げたいと言い出し、サタナキアの運命は狂い始める。
上位メギドのプルトンから研究を妨害され続けていることへの焦りも合わさり、サタナキアはヴァイガルドに行くためと唆してアシュレイを幻獣化の生体実験の被験体にした。
結果実験は失敗しアシュレイは廃人同然となってしまったため、サタナキアは自らの手で親友を始末した。
(出典:イベント「プルフラス・復讐の白百合」)
- その後無許可の実験による処罰を免れ研究を続行するためヴァイガルドへ逃亡。
復讐を望むプルフラスに追われ、ソロモンたちもそれに助力し敗北。
自死しようとするもプルフラスに阻止され、ソロモンに預けられる。
- なおサタナキアは「皮を継ぎ接ぎした服」を着ているとのこと。
デザイナー髙木氏「誰の皮でしょうかね?」
(出典:デザイナーだより)
- 優秀な頭脳を持ち作戦立案能力も高いが極度の合理主義であり、人命や倫理を度外視してでも大義や効率を優先する。
キャラストーリーで描かれた彼の一面は以下の通り。
- ある時訪れた村が、驚異的な繁殖力を持つ幻獣に襲われていたが、サタナキアはそれを無視して先を急ごうとした。
ソロモンの意向により幻獣を退治することになったが、サタナキアはこの幻獣をまとめて仕留めるため、広範囲を焼き払えるフェニックスの召喚をソロモンに進言。
そしてソロモンを幻獣退治に必要な薪を集めさせるという名目で村から遠ざけ、その裏で致命傷を負った人々を言葉巧みに犠牲となるよう説き伏せる。
サタナキアはフェニックスに幻獣を村人もろとも焼き尽くさせ、ソロモンの居ない間に全てを効率よく始末したのであった。
(出典:サタナキアのキャラストーリー)
- 但し、話術ありきではあるが人々の同意を得ており、あくまで立案者は自分としてソロモンへ敵意が向かわないようには立ち回っている。
- シナリオ上では冷徹な立ち回りをするが、戦闘時のモーションはシュールギャグじみた物が多い。
- 奥義では準備体操を行った上でハイドンへの全力ダイブを敢行する。ボイスも気合十分。
スキルでは手拍子でハイドンを味方にけしかけ、勝利モーションではじゃれつくハイドンと笑顔で戯れる、などなど。どうにもシリアスとは程遠い。
- 折に触れて的確なアドバイスもしてくれるのだが、ゲームシステムに踏み込んだメタな物も少なくない。
戦闘中には「使えるオーブ確認して!」、アジトでは贈り物について「エンブリオだけは慎重にね」など。
メギドの塔探索中には「スタイル揃えて!」なんて発言まで飛び出す。
- メギドクエストはバルバトスの命名という話もあり、ストーリー内で用語を使われる時はサタナキアが作ったもの(という設定)もあると思われる。メインストーリー106では「対臨界戦術」もサタナキアが命名している。
- 自らを改造した影響か、ソロモンの指輪の支援抜きでもフォトンの流れを多少ではあるが動かす事が可能。この能力によってソロモン不在の場においてフェニックスに短時間ながら力を行使させたり、ベリアルの点穴射撃のサポートを行った。
(出典:サタナキアのキャラストーリー、60話・5)
- 過去の因縁からかプルフラスとセットでの登場も多い。彼女に「サタナキアァ!」と食ってかかられるのもおなじみの光景。
- ニバスからは「ペットが悪趣味なだけの、クールでマッドなクソ野郎紳士」というトンデモ評価を食らっている。
加入経緯や普段の言動からして軍団の中では割と分かりやすく悪役寄りなためだろうか……。
(出典:59話・1)
- ソロモンに敗北してからは、プルフラスの監視のもと研究することも禁じられ軍団に参加していた。しかし、変装能力を持つオレイの協力を得てアジトの外に作った研究所で密かに新たな研究を続けていた。その研究に使用されていた金属化能力を有する「仮面」が侵入者により盗み出されてしまう。果てはステン領で起きるヴィータをプラチナに変えてしまう事件へと発展してしまった。
- 悪用される形ではあるが、サタナキアの隠れて行っていた研究が発端となりヴィータに犠牲者を出してしまう。そのことにどう責任を果たすべきなのか悩むソロモンであったが、サタナキアの研究所で見つけた手記を読み、彼なりの理論で軍団に貢献できる研究を続けていたことを知る。事件後、サタナキアにこの件の責任を負わせることと同時に、ソロモンは彼から研究そのものを取り上げてしまっていた自身の非も認めた。以後、自分の目の届くアジトでサタナキアの研究を認め、その内容もしっかりと監視することを決める。
- その後のアジトでは、サタナキアの研究が行われる様がたびたび描かれるようになる。(主に妙なブラブナが生み出されているようだが…)
- 軍団も研究を行う目的に過ぎないとサタナキアはずっと考えていた。しかし、悪事を働く貴族アルミンを守ろうとする執事クロムの最期の悪足搔きによってソロモンに迫る凶手を咄嗟に庇ったサタナキアは金属にその身を変えてしまう。薄れる意識の中で、理屈ではなく咄嗟にソロモンを助けようとした自分自身の行為に、定量的には推し量れない複雑な感情が自身の中にも存在することを知る。
サタナキアの機転により示されたプラチナ化の解除方法により、サタナキア自身も復活を遂げ、その際にリジェネレイトを果たす。
(出典:イベント「心惑わす怪しき仮面」)
- ハイドンやアナキスの餌としても使われる食用幻獣ブラブナの作成者でもある。
所詮食料ということでサタナキアからはかなり雑な扱いを受けており、ときに魚釣りの餌として使われることも。
(出典:ウェパルBのキャラストーリー)
- アジトの複数タップセリフではツボの解説をする。これは点穴の言葉が中国由来で東洋医術にも登場するからだろう。
- ハイドンのけしかけで味方が強化されるのもツボを突いているのだろうか…?
- 悪魔サタナキアはルシファーの配下とされる。ヨーロッパ・アジアに住むとも。
メギド体が象頭なのは、アジア→インド辺りからガネーシャのイメージか?
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真16:タナトス †
- 【性能・キャラストーリー】
タナトス
- 【キャラクター設定・小ネタ】
フードを被った、暗い雰囲気を持つ青年。
「死」について強い興味を持ち、延々と考察し続けているが、それ以外は面倒臭がる。
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| | 詳細
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- ミノソンに実力を買われ、持ちかけられたギャンブルの結果、用心棒として雇われた。面倒くさがりつつも最低限の仕事はこなしている。
(出典:キャラストーリー、「カジノ!-勝利の方程式-」)
- しかし、イベント内でもずっと死に関して考察し続けており、戦闘時に動かないことも。
- 亡くなったヴィータの髪を遺族に届ける事を生業としている。初めは偶然出会ったヴィータの願いに気紛れで応えただけだったが、届けられたヴィータの反応から死を考察することに楽しみを覚え、繰り返す内に遺髪を届けられたヴィータからお礼の品として報酬を渡されるようになった。「死」については非常に真摯である。
(出典:キャラストーリー)
- 純正メギドの為、報酬の金品等は持て余し気味である。
- 純正メギドは睡眠の必要がない為、夜は死に出会えないかとフラフラ出歩くらしい。
(出典:メギド質問箱)
- サキュバスのような、夢に干渉する能力の才能がある。
- メギドラル時代に同じ軍団に所属していたポベートールから、その才能を見出されてコツを教えられた。
しかしタナトス本人はあまり興味がなく、メギド72に加入するまで試したこともなかった。
(出典:イベント「君はもう、1人じゃない」)
- 「死」を重要視するあまり、誰も死なないのはつまらない、メギドよりヴィータの方がぽこぽこ死にそうだし楽しそうだとこぼすことも。純正メギドらしい倫理観である。
(出典:キャラストーリー、イベント「デカラビア、最後の咆哮」)
- ともすればヴァイガルド名物殺人鬼のような嗜好と発言だが、自分からヴィータに手を下すような事はない。
「死を見るために自分の手で殺すのは邪道だ… なるべく自然な死が見たい」
(出典:アジトセリフ)
- ただし自然とは言い難い、レアな死に方にも興味は深々。
- 元ネタはギリシア神話の死の神タナトス。夜の女神ニュクスの息子で、眠りの神ヒュプノスとは双子の兄弟である。
- 寿命が尽きた人間の魂を冥界に連れて行く前に、その人物の髪を切り取って冥界の神ハーデスに捧げるという逸話がある。
亡くなったヴィータの遺髪を遺族に届けているのはこれが元ネタと思われる。
- 前述した夢に関する才能も、眠りの兄弟としての属性から思われる。
- タナトスに夢に関与する能力を教えたポベートールも原典は女神ニュクスの子であり、タナトスとヒュプノスの兄弟だとされる事がある。
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真17:ティアマト †
- 【性能・キャラストーリー】
ティアマト
- 【キャラクター設定・小ネタ】
おたまを手に持ちエプロンを身につけた赤髪の少女。
ソロモンを慕い病的に執着する、いわゆるヤンデレ。
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| | 詳細
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- メギドラルからヴァイガルドへメギドを送り込み、生存できるか、力が使えるかという実験の被験者に選ばれたメギド。
鉄人形の中にフォトン化して押し込められ、小さなゲートを通して送り込まれた。
(出典:イベント「傀儡の王と操られた花嫁」)
- ソロモンたちに発見され鉄人形から解放された結果ヴィータ体の姿は現したが、「力は使えない」と言っており、自力でメギド体には戻れなくなってしまっている。
- 助けてくれたソロモンたちから一度は逃げ出したが、その後ソロモンが気になって仕方がなくなり、付かず離れずず……っと一行の後を追いかけ続ける。
- 転生を経ずにヴァイガルドに来たため当初はヴィータ的な「恋」という概念を知らず、自身がソロモンに抱いている感情が何なのかわからず混乱してしまっていた。
- そのため一度はソロモンと親しげな女性陣に対する嫉妬心をソロモンへの怒りと誤認し、彼に殴りかかってしまう。
それまでの挙動不審ぶりもあって一行と決定的に対立しかかるが、バルバトスの説得を受けたことで自身の恋心を認識し、その後は彼に尽くすことを決める。
(出典:ティアマトのキャラストーリー)
- ソロモンには一途に想いを寄せているものの、その愛情表現は相当に過激で時に歪。本人曰く「愛にやりすぎなんてないんです!」とのことだが誰がどう見てもやりすぎである。
- 価値観は完全にメギドのそれであり、ソロモンの敵を殺すことが彼への最大のアピールになると思っている節がある。
バーサークの有無に関わらず口を開けば「死ぬ」「殺す」と物騒な言葉が次々に飛び出す。
(出典:戦闘時台詞、クエスト内会話)
- 仲間の女性に対する嫉妬心もかなり強い。ソロモンの手前積極的に危害を加えることはなく、必要とあらば気乗りしない様子ながら支援や回復もする。
しかし「邪魔だから幻獣に殺されてほしい」くらいのことは普通に口走る。戦闘終了時に他の仲間がやられていると嬉しそうにしたりもする。
(出典:クエスト内会話、勝利時台詞)
- MEに「味方に確率でかばわせる」効果があるあたり謀殺する気満々。
- 6章2節では「ソロモンさんが大事にしてるわたしの仲間」を攻撃した純正メギドをバーサーク状態でボコボコにしていた。
戦闘セリフは一定なので仕方ないが、時間の経過とともに彼女なりに成長と理解が進んでいるようだ。
- 料理を作るなど真っ当な献身も見せてくれるが、何やら混ぜているようだったりしていちいち不穏。
ソロモンも何かを感じているようで彼女の料理は残しがちらしい。
(出典:アジト会話、クエスト内会話)
- まだヴァイガルドに来て日の短い純正メギドながら料理の腕はよく、彼女の作ったフルーツギフトの蜂蜜漬けはソロモン(とおねだりしてお裾分けをもらったキマリスほかアジトの子供衆)から絶賛されていた。
(出典:イベント「魔獅子と聖女と吸血鬼」)
- 一方ソロモンに作るとなると愛情が深すぎるあまりに暴走して材料も手順もレシピとはかけ離れた「とんでもない」料理になってしまいがちとのこと。
材料があるだけ作るために量も凄まじいことになるらしく、結果的に食べきれず残してしまうのだという。成長期の割に少食らしい彼の苦労が偲ばれる。
(出典:メギド質問箱・回答No.08)
- 「後から追う」のには慣れているらしい。何故、誰の後を追うのに慣れているのかはあまり考えたくない。
(出典:クエスト開始時台詞)
- 仲間達からはその恋心を微笑ましく見守られつつもちょっと怖いとも思われている。
ソロモンも打ち解けられたことを喜びつつ、やっぱりちょっと怖いと思っている。
(出典:ティアマトのキャラストーリー)
- 戦闘中は基本的にソロモンに健気に尽くすような物言いが多いが、特性等でバーサーク状態に陥ると狂気と殺意に満ちた台詞を吐きながら敵を殺しにかかる。
- 性能も一転してサポーターからアタッカー一辺倒に。覚醒スキル「念入りの下処理」使用時の鬼気迫るヤンデレボイスは必聴。
- 病んでいる間は顔に影が差し、目に光がなくなり、瞳がメギド体と同じ金色に変わる。
- 武器はおたまなのだが敵を殴りつける際には鈍器か何かのような重い音が鳴り血飛沫が飛び散る。星6になるとトゲトゲがつき見た目にも凶悪に。
- 指輪のサポートなしで純正メギドを叩きのめしたり、蹴り一発で幻獣を倒してしまうなど素の戦闘能力が非常に高い。一応純正メギドであることを差し引いても相当なもの。
(出典:6章2節、イベント「傀儡の王と操られた花嫁」)
- 青真珠の要求量が4つとやや多めだが、それを除けば真メギドとしては要求素材が軽く育成しやすい。女の子らしくお菓子や花、指輪の類を多めに要求してくる。
- が、それと同時に刃物やら怪しげな儀式道具やら人形やら、明らかに不穏なものも多数要求してくる。
特に星2.5までは毎回抜き身のナイフを欲しがる。何に使う気だろう。
- セリフやモーションには過去に流行したヤンデレ絡みのネットミームを意識したようなものがところどころに見受けられる。
- 奥義使用時に何かを切り開いたような隙間からティアマトがこちらを覗き込む構図は恐らくアニメ「School Days」のパロディ。中には誰もいない。
- PvP勝利時のセリフは某ネットゲームのコミュニティで発生した小事件が元ネタ。詳しくは「S県月宮」で検索してみよう。
- はっきりパロディと断言出来そうなものは上記の2つだが、他にも「これかな?」と思えるようなモーションや台詞がちらほら。探してみるのも楽しいかもしれない。
- メギド体は巨大な一つ目を持った大蛇。ホラーじみた奥義の演出もありかなり不気味。
- 奥義モーションの前半部では可愛らしいポージングを見せる。
が、その途中指で何かをちょんとつつくような仕草をした際に画面をタップした時と同じエフェクトが出る。まさか第四の壁でも認識しているのだろうか……
- 元ネタはメソポタミア神話に登場する女神ティアマト。
ファンタジー作品では単に強大で邪悪な竜という扱いになることも多いが、本来は創世の女神の類で数多くの神や魔物を生み出しているという相当格の高い存在。
- 謎の多さや異様な強さなど、ゲーム中でどこか底知れない存在のように描かれているのはそのあたりが影響しているのかも知れない。
- メギド体が大蛇のような姿をしているのも、邪竜やウミヘビとされることが多いからだろうか。ただし神話の原典であるエヌマ・エリシュにはそのような記述は無く、基本的に後世の創作である。
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真18:ブニ †
- 【性能・キャラストーリー】
ブニ・ブニ(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
ブネの元部下で、盾と槍を使いこなす生真面目な少女。
ブネを素直に慕う一方で、ソロモンに対しては反抗期のような態度を取りがち。
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| | 詳細
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- 「メギドの魂よ…仲間を守る力を…!!」
(出典:ボイス「奥義・2」)
- 青髪に青い衣装と、青で同一された配色が印象的。
- 少女+騎士というスタンダードなモチーフではあるが、ストーリー加入メギドであるブネの部下という設定もあってか、ユニット設計の上で彼との共通点を持ったデザインとなっている。
- ブネとは覚醒スキルの効果がよく似ており、ダメージ無効特性も同じ。
- 奥義も敵の覚醒ゲージ増加量に比例してダメージが増えるブネに対し、ブニの奥義は覚醒ゲージ最大の敵に対して特効ダメージと、対象の覚醒ゲージが条件となる点で近い性能になっている。
命名の語感も近く(龍王天懐撃/閃光轟雷襲と、字の重複はない)、上官のブネを尊敬し、目標とする彼女のキャラクターを性能全体で表しているといえるだろう。
- 最大の相違点はスキルで、列攻撃のブネに対してブニはダメージカット型の「かばう」になっている。
- こちらも、ブネも認める忠義と情に厚い(少々へそ曲がりなところはあるが)ブニというメギドを演出する表現か。
- 他のメギドではザガンが似たスキルを持っているが、その関係なのか、ブニのキャラストーリーにはザガンも登場する。
(出典:ブニのキャラストーリー)
- ブネが追放刑を受けたあとの彼の軍団が辿った末路について、幻獣に餌食にされたこと、ブニだけが実験体として生き残ったことなど以外、あまり詳しいことは明らかになっていない。
(出典:イベント「上書きされた忠義」)
- ブニが40年もの間、死より重いとされる刑罰に処された上官の残した軍団を預かり続けた末に皆殺しにされたのだとすれば、仲間思いの彼女の味わった悲痛は察して余りあるところ。
- 一方でブネの追放直後に軍団のほとんどが処刑されたのだとしたら、何もかもを奪われて40年以上、ガギソンの預かりとなっていた可能性が考えられる。
- いずれにせよ、40年もの時を経て敬愛する上官と再会した彼女の心境たるや、いかばかりのものだっただろうか。
- 武器は盾と槍。
- 特に理由や原理は明らかにされていないが、盾はブニを乗せて飛行することが可能。
- 戦闘でも最もよく使われており、スキルでガードする時はもちろん、ブニは覚醒スキルでこれに乗って敵に突撃し、奥義でもこれに乗って突撃する。
勝利演出でもこれに乗って飛び、颯爽と着地して戦いを締めくくる。もはや体の一部といっても過言ではない。
- ソロモンによるフォトンの供給がなくとも飛ぶことができるようで、ブニのキャラストーリーではヴィネを乗せたまま飛び続けてアジトの窓を割ってフラウロスを轢くなどの暴走を見せた。
(出典:ブニのキャラストーリー)
- 飛行に関しての具体的な性能は不明だが、それぞれの演出を見る限りはかなり自由自在な飛行が可能なようだ。
- いっぽう槍は、槍といっても長さは剣と同程度の長さの、刃の部分が馬上槍の一種のような円錐状となっている。
- こちらはアタックで使用し、奥義で構えるのが目立つくらいに留まる。
- それでも幻獣体となった際には盾と対になるなどしているので、ブニの中では盾にも劣らないウェイトを占めているのかもしれない。
- 性格は実直そのもので、ガギソンの改造手術を受けてヴァイガルドに派遣されたせいもあってか、ヴィータの常識には未だに詳しくない。
- メギドラル時代に比べて「ヴィータの姿のブネ」の外見に違和感を覚えており、相談したユフィールに説明されるまではそれが加齢によるものだったと知らなかったことなどが代表的か。
- 当然ヴィータという生命体が肉体的な交接を伴う生殖活動を行うことも知らず、ユフィールから子供のつくり方を教わった直後、対面した彼の腹に強烈なパンチを見舞って昏倒させてしまうほど混乱していた。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- ボイスにおいても生真面目さが目立つ。メギドの塔から帰ってくると残念な成果しか出せなかったかのように恥ずかしげに弁解する様子を見ることができる。
(出典:ボイス「探索・成功」)
- ガギソンによるメギド改造実験の被験者であり、ブニはその中でも最初にソロモンたちに接触することとなった。
(出典:イベント「上書きされた忠義」)
- プルフラスとはガギソンの改造実験の被害者同士でもあり、リクルート元であるガギソンについて思うところは似通っているようだ。
(出典:第60話・4)
- ソロモンたちと敵対した際はガギソンの改造実験の作用で、「幻獣体」と呼ばれる形態に変身できるようになっていた。
- 幻獣体は彼女の持つ槍と盾がモチーフと思しい物体タイプの幻獣として登場し、槍状のパーツと盾状のパーツとの対になっている。
- 盾を前方に配置した状態が「盾の幻獣体ブニ」、逆の状態が「槍の幻獣体ブニ」として敵ユニット化され、イベントショップやドロップ報酬としてSSRオーブにもなった。
(出典:イベント「上書きされた忠義」)
- ブネの故郷で起きた戦いでは、その過程で彼のかつての家族にまつわる過去を知る。2人に因縁を持つアルマロスとの会話から派生した、ブニの「ブネさんは私のことも部下ではなく仲間だと思っているんですか?」というふとした質問をきっかけにブニが未だブネの部下だから軍団で戦っていること、ブネの命令であればヴィータを殺害することも何か意味があることとして実行してしまう危うさを指摘される。ブネはそれが、自分で答えを見つけるしかない酷なことだと理解しつつも「自分自身が戦う目的を見つけられないならソロモンの元から去るべきだ」とブニに言葉を向ける。それまでブネの命令が絶対として生きてきたブニにとってこの言葉が与えた動揺は大きく、ブネの真意を汲むアルマロスが更にその後押しをしたこともあり、ソロモンやブネの元から姿を消してしまう。
- 出奔し、雨の中あてもなく彷徨うブニは身体を冷やし体調を崩してしまう。そんな彼女を助けたのが、シオという少年と医者を営む両親であった。
今まで触れたことの無かったヴィータの家庭、ブニはその生活の営みに暖かなものを感じる。彼らと過ごすうちにシオが父親と血が繋がっていないこと、更にはかつてブネが捨てた妻と子であることを察する。
ブネが去った後も決して彼への悪口をシオの前では言わなかった妻、そんな彼女が再婚した後も懸命に今の生活を守っていることをブニは知る。その矢先、村を侵略メギドが襲う。村を守ろうとするブニを応援するシオの声に力を得るように、「ブネさんは関係ない、私自身の意思で守りたいと思った」心の変化により、ブニはリジェネレイトを果たし侵略メギドごとソロモンの前に引きずり出すことに成功する。
(出典:イベント「不死の幻獣と失いし過去」)
- ブネの故郷で巻き起こった戦いが終わった後もブネを慕う姿こそ変わりはしなかった。ただ、シオ達の今の暮らしの為に自分が2人に出会ったことをブネに秘密にしたり、「今でも2人を守りたいという気持ちに偽りは無い」というブネの気持ちを聞き出すなどブネに対する接し方には少しばかりの積極的な変化が起きた。
- 特に「ヴィータの子供」に対する守りたい意思はシオの影響もあってか飛び抜けて強く、半裸で巨漢のブネが不用心に近付き子供を怯えさせた際にはブネを叱り飛ばす程、自分の中で守りたいものができたようである。
(出典:イベント「メギドラルの悲劇の騎士」)
- メギド体の形態は、大まかに表せば岩のような形状をしている。岩には呪文のような文様が描かれた長い布が何周か緩やかに巻き付けられており、岩の亀裂からは青い硬質な地肌と、そこに開いた孤眼が覗く。
☆6への進化では石でできた2対の翼がその周辺を舞い、巻き付いていた呪符も宝玉の代わりに単眼が埋め込まれた巨大な指輪へと変わる。
- 元ネタの悪魔としてのブニは、ブネが召喚者に使い魔として紹介したりもする配下の悪魔。元ネタどおりの関係はメギドの中では珍しいかも知れない。
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真19:オリエンス †
- 【性能・キャラストーリー】
オリエンス
- 【キャラクター設定・小ネタ】
「銃」で武装を統一した異端の軍団を率い、実力で議席を獲得した新世代の「王」。
ソロモンに気があるような素振りを見せる。
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| | 詳細
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- 新世代のメギドであり、感性はヴィータの若者に近い。ヴァイガルドには度々「買い物」で訪れていた。
軍団で武器として扱っている銃の新調の為に、職人のいるデオブ村を訪れ、そこでソロモン達と出会う。
不意の遭遇に、戦闘状態になってしまうが、求めている鉱物が同じであることを知りソロモン達と行動を共にすることになる。
(出典:イベント「折れし刃と滅びの運命」)
- 目的の洞窟に入るも、洞窟内に充満していた幻覚を見せるガスによって、軍団の仲間達から攻撃を受ける幻を見てしまう。
取り乱すオリエンスを助けたのがソロモンであった。恐怖に陥っていた自分を安心させてくれたソロモンに対して、次第に好意的な感情を向けるようになる。
逆にソロモンが、デオブ村の滅びの運命に介入するべきか否かに迷っていた際には、<「他者を重んじる」って言うけど…そのために自分が軽くなったら本末転倒じゃん 「他者」っていうのはね「自分」がしっかりと確立してるからこそ存在するもんなの ヒトのこと考えすぎて自分が不安定になるくらいなら、最初からワガママ通してりゃいいのよ>とオリエンスらしい観点から言葉をかけ、思い悩むソロモンが意志を貫くきっかけを与えた。
- その後もソロモンに同行し最後まで協力した。村の危機が去り、銃の制作依頼を終えてメギドラルに帰ろうとするオリエンスをソロモンは引き留める。
オリエンスと一緒にいて楽しかったこと、そういうメギドとならこれからもやっていけると思ったことを伝え召喚を受ける気は無いかとオリエンスに尋ねる。
照れ隠しにツンとした態度を取るも、オリエンスも「いいわ」と承諾しソロモンの召喚を受けた。
- 一般的なメギドと同様に基本的にヴィータのことは見下している。ただし、ソロモンと知り合ってからの今後どうなるかは不明といったところ。
- 幻覚に怯えている時に寄り添ってくれたソロモンに好意を抱くが、自分のソロモンに対する好意を素直に認められない様子。
- 悪夢を見るはずのお茶を飲んでも、ソロモンが近くにいると何も夢を見ないほど、内心ではソロモンを信頼している。
(出典:イベント「折れし刃と滅びの運命」
- かつてニスロクと同じ軍団にいた頃、ニスロクが軍団長を殺害したことによる混乱を奇貨として自分の軍団を旗揚げした。
(出典:イベント「美味礼讃ノ魔宴・前編」)
- 自分の軍団に全く同じ威力、性能の銃を全員に装備させている。
- 一人一人が部品となることで「一つの武器」となって戦うことを目指している。
- 全く同じ攻撃をすることで自軍の位置を敵に悟られないようにするという、戦術的な意味もあるが、それ以上に戦場で「個」を消したいと考えている。本来はデザインまで全く同じ物にしたいが、銃職人であるネビロスにそこだけは譲ってもらえない。
- 戦場では「個」を消したがることに執着する様子から、それこそがオリエンスの「個」なのではないかと推測されている。
- 基本的に軍団員は若く弱いメギドであり、軍団自体も数十人の小規模。軍団内にはメギド体であったのは生まれた時の一度きりという者もいる。
- しかしそれ故、銃を活かした徹底的なチームプレイによって「個」を消した戦術によって連戦連勝し、中央に議席を持つに至った王である。本人は一対一なら武闘派メギドとも戦える実力はある。
- むしろ強い者は突出してしまい、却って陣形を乱す隙になってしまいかねないため、それとなく注意を促している。
- 軍団内の空気は非常に緩く自由で、簡単に言うと全員ノリが「ギャル」っぽい。意図してかは不明だが、どうやら軍団員全員が女性メギド。
- 軍団長だが部下からは気安くそれぞれ自由に呼ばれている。例として「オリエっち」「オーリー」など。
- オリエンスがソロモンに召喚されて以降は、軍団ごとメギド72の傘下という扱いなのか、時にはメギドラルで協力して作戦に当たることもある。
(出典:イベント「ソロモン王と悪魔の鏡」)
- メギドとは自由なものであると考えていて、古くさい考え方を嫌う。
- 軍団の所属も「自由にうちにきて良いし、またよそに行ってもいい」と部活動くらいのノリで考えている節がある。
- とはいえ、それは個人の自由を尊重しているためで、敵にとどめを刺すことより負傷した味方の治療を優先する、幻覚の仲間を殺すことで深い精神ダメージを負って泣いてしまうなど、仲間を本当に大切に思っていることが窺える。
(出典:オリエンスのキャラストーリー)
- 気に入った相手のヘッドハンティングには熱心。チリアット配下のグンシーは戦場で勧誘して軍団に加えた他、メギドラルではスコルベノトに、アジトではべバル・アバラムに声をかけている。
(出典:オリエンス、スコルベノトのキャラストーリー)
- ハルマゲドンに反対していないが「メギドラルのフォトンが枯渇しようがヴァイガルドにもヴィータにも興味がない。興味があるのは『楽しいこと』だけ」とハルマゲドン派の上位メギドであるマラコーダに堂々と語る。
メギド達から自由と本来のメギドらしさを奪っているように感じる中央と、それに従う頭の固いメギドに批判的。
- 中央の意志に従わない考えを議会で発言すれば懲罰は免れない、とマラコーダに忠告を受けたが、上のように反発した。
- 戦争をする相手のことを全く調べない。おそらく「楽しくない」ので興味がないのだろう。議席持ちのメギドの顔と名前も記憶していない様子。
(出典:オリエンスのキャラストーリー)
- 堅物のメギドに対し、メギドなら欲望に忠実になるべきだと説き、
<なんかさ、無理してない? メギドだから、真面目に戦争しなきゃ… みたいなこと考えてさ>と、戦争社会自体への否定を含んだ説得をした。
- 古い価値観から自分のやり方や考えに口を出されたり、「楽しくない」提案をされることが嫌いなようで、そういった相手には「古くさい」と言い、挑戦的で不遜な態度を取る。
- マラコーダに対しては<こないだ煽ってやったし>と話している様子から、ある程度意識してやっていることがわかる。
- 「楽しそう」かどうかが判断基準であり、戦争自体が嫌いなわけではない。「頭の固い」考えを延々聞かされるより、闘争で決着をつける方が「楽しそう」であるらしい。
- 他者の考えに染まらないのは、それだけ自分をしっかり確立させているからだと考えられる。「他者を重んじて自分が軽くなっては本末転倒」だとソロモンに説いた。
(出典:イベント「折れし刃と滅びの運命」、オリエンスのキャラストーリー)
- 虫やネズミなどが「見た目がキモく」て苦手。幻獣も「キモい」が怖くないし、慣れているのでまだいいとのこと。
- 森が危険だと聞かされていたために、まだ害意を見せていないオセに攻撃を仕掛けてしまった。強者に対して不遜であるものの、臆病な一面も持っている。
- ヴィータ体の見た目相応の女の子っぽさがあるとも言える。
(出典:イベント「折れし刃と滅びの運命」)
- 「新世代」であることに誇りがあるのか、旧世代への当てつけか、得意気に若さを自慢してくることがある。
(出典:贈り物、進化時ボイスなど)
- 追放メギドを束ねて本気でハルマゲドンを防ごうとしている「ソロモン王」と、それに従う追放メギドを馬鹿にしていたが、逆に敵としての興味もなかったため実際に会った時は利害の一致で自然に協力できた。
- 銃職人のネビロスが「栄光の手」を探索しにヴァイガルドに訪れた際には、友人のよしみで同行した。
道中の森で幻獣を発見した際には、ヴィータの住む村が近いこともあり幻獣を討伐しようとした。
(出典:イベント「この手にかつての栄光を」)
- ソロモンの見ていない場所でも、彼の信頼を裏切らないためにヴィータを守ろうとするオリエンスに「ソロモンのため」なんだ?とネビロスはからかう。オリエンスは顔を真っ赤に否定し、ただプライドが許さないだけと話すが、幻獣との戦闘で弾丸が尽きた後もツルハシを担いで懸命に幻獣と戦おうとしていた。
- ダゴンとは親しい友人関係で「ダゴっち」と呼び、屋敷に遊びに行く仲。ヴァイガルドでも会話している。
(出典:イベント「折れし刃と滅びの運命」、オリエンスのキャラストーリー)
- 悪魔オリエンスは東を司る悪魔で、その名前はラテン語で日が昇る方角=東を意味する。
メギド体がウサギで奥義演出に月が出る、と東洋文化である月の兎を思わせる面があるのはそこからだろう。
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真20:アリオク †
- 【性能・キャラストーリー】
アリオク
- 【キャラクター設定・小ネタ】
機械仕掛けの義手を持つ女性。
今は稼働を停止している、東の理術研究院の長を務めていた。
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| | 詳細
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- アガシオンとアンドレアルフスの元上司にあたる研究者メギド。
- 東の理術研究院の長を務めていたが、コシチェイの陰謀によりその座を追われ、行方をくらませることとなる。
(出典:イベント「この手にかつての栄光を」、アガシオンのキャラストーリー)
- イベントにおいてはその存在を言及されるにとどまったが、アガシオンのキャラストーリーにてシルエットが登場。
黒塗りで詳細は分からないが、2021年5月現在では固有のグラフィックと思われる。
(出典:アガシオンのキャラストーリー)
- イベント「狩人よ、獣の前に跪け」のラストにてついにグラフィックが明らかになった。
ローブを纏った暗い雰囲気の女性の姿をしている。
(出典:イベント「狩人よ、獣の前に跪け」)
- 過去に研究していた古き災厄の魔女がヴァイガルドに逃亡していた件の責任を糾弾され、マグナ・レギオから更迭の指示が出される。
結果、東の理術研究院は実質廃院されてしまった。
(出典:イベント「この手にかつての栄光を」 、アガシオンのキャラストーリー)
- アリオク自身は魔女の処遇については確実に処分されたと報告を受けていた。
また、糾弾するにはあまりにも過去のことであるため、何者かの意思によるものではないかとアガシオンと共に推測している。
- 事実、アリオクの更迭はコシチェイの策略によるものだと本人から語られている。
- 地位剥奪後に当時から北の理術研究院の長であったコシチェイから接触があり、同行を要求される。
(出典:アガシオンのキャラストーリー)
- アリオクは自分の処遇を決めることができるのはマグナ・レギオだけだと言い、これを拒否。
問答の末戦闘に突入し、その過程で右腕を失う。
- これは右腕を捕らえて自爆しようとしたコシチェイから離れるため、自ら切断した結果。
- このことが原因なのか、現在右腕は機械のようなものになっている。
(出典:イベント「狩人よ、獣の前に跪け」)
- 油断している相手の隙を見逃さずすぐさま近寄り攻撃する、幻獣やコシチェイの自爆をいち早く察するなど、研究者メギドにしては珍しく戦闘にも長けている。
というよりはガギゾンやコシチェイが一際ヴィータ体の身体能力が低いだけかもしれない。
- アガシオンの抵抗により逃走には成功するが、その後の行方は不明となっている。
(出典:イベント「この手にかつての栄光を」 、アガシオンのキャラストーリー)
- アガシオンは簡単に死ぬような人物ではないと評し、現在も生存していることを信じている。
- 後にイベントに登場したことからその生存が確認された。
身を隠しながらコシチェイの身辺を探っているらしく、北の理術研究院が人員不足になっていることを利用して密偵を送り込んだ。
最終的に密偵はコシチェイに殺されてしまったが、体内に仕込んだミュトスの存在に気付かれなかったことを幸いと述べ、死んでしまった彼に感謝の言葉を送っている。
(出典:イベント「狩人よ、獣の前に跪け」)
- またこの時に自分の復讐はまだまだこれからとも言っており、コシチェイには並々ならぬ怒りを覚えているようだ。
- かなりの潔癖らしく、かつてのアガシオンがアンドレアルフスに逃げ出した実験体を処理する時は現場をなるべく汚さないように注意していた。
(出典:イベント「この手にかつての栄光を」)
- 血まみれになったミュトスに対してもかわいそうと言い、言葉を聞く前にまずは体を浄めようと言っていた。
(出典:イベント「狩人よ、獣の前に跪け」)
- イベント「復讐の悪魔と怨讐の魔人」にて、機械の義手を作ったのがネルガルと判明。
腕を失って衰弱していたアリオクを救ったのがネルガルであり、機械の腕の改良のためしばらくの間2人で研究を行っていた過去も明らかになった。
(出典:イベント「復讐の悪魔と怨讐の魔人」)
- 名前の由来は「地獄の辞典」などに名前の見られる復讐の悪魔アリオクから。
コシチェイに対し復讐に燃えているのも元ネタ由来なのだろう。
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真21:リヴァイアサン †
- 【性能・キャラストーリー】
リヴァイアサン
- 【キャラクター設定・小ネタ】
大罪同盟の元メンバーにして大軍団「罵美優蛇」の初代総長。
母なる海を象徴するメギド、ということから「みんなのおかーさん」を自称する。
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| | 詳細
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- 海魔リヴァイアサンと呼ばれる有力なメギド。
しかし近年は雲隠れして長らく姿を見せていなかった。
- その穴を埋める形で並び立つ暴魔ジズが表に立ち、「何でもする」と言ってしまった結果最終的には作戦として追放される。
(出典:55話・4)
- 「罵美優蛇(バミューダ)」という軍団を築き、フォトンの豊富な海を擁する一帯「牙の内海」を勢力下に置いていた。
- メギドラルで最も長い歴史を持つと言われる最古の軍団。
(出典:65話・1)
- 罵美優蛇の構成員は海洋生物系統のメギド体を持つ、牙の内海周辺で生まれたメギドたちである。
- 軍団長は「総長」と呼ばれ、基本的にリヴァイアサンまたは現総長の指名で次の総長に代替わりさせていくという独特の運営がされている。
- メギドラルからフォトンが失われていく中、牙の内海はリヴァイアサンの活動でその豊かさを保ち続けていた。
(出典:68話・3)
- その方法はフォトンを自身の身に溜め込んで海を回遊、フォトンが薄くなってきている場所で自爆しフォトンをばら撒くという大雑把かつ危険なもの。
- 自爆後は活動不能になってしまうが、再びフォトンを蓄えれば元に戻ることができてしまう。
そのため十数年ほど「雲隠れ」をした後ひょっこり戻ってくるということを繰り返していた。
この行為については秘密にしており、知っていたのはそれに偶然立ち会ったことのある副総長カイルだけ。
- 魂がフォトンとして大地に分解吸収されないよう、魚のような擬似生命の群を生み出すことでリヴァイアサン自身の情報を維持していた。周囲のフォトンによって魚を増殖させ、リヴァイアサン一人分に足るまでになったところで魚群を物理的なリソースとし復活する、という仕組み。
- 100年程前に自爆によるフォトンの補充を行なった後、復活に必要なフォトンが不足してしまい今までにない長期間の雲隠れとなってしまった。
周囲からは死んだものと認識され、外部には「ずっと雲隠れし続けている」と事実の隠蔽(結果的には「正解」)が為されることとなった。
そこへソロモンがやってきたことで指輪での召喚による情報の再構成を果たし、復活を遂げる。
- 時折昔の地が飛び出し、ヤンキーのように口調・態度が非常に荒々しくなる。ベルフェゴール等の元大罪同盟と会話する際に顕著。
- クエストでも、奥義発動時にはドスの効いたボイスが飛び出す。ボスに勝利した際には「元ヤン」なんてワードが出てくることも。
- 自称「みんなのおかーさん」というのは、言ってしまえば
「ひとたび身内と認識すれば誰彼構わず母親ヅラをし、余計なお節介を焼きまくってくる」ということである。
身内によるリヴァイアサンの人物評は、実に生温かい。
- おかーさんなだけあって好んでバナルマの幼護士になっており、ウェパルやサルガタナス、カイルもその一人。
現在では不可侵軍団の俗称の一つである「子育て旅団」も、元々はリヴァイアサンを揶揄したものだったとか。
(出典:65話・2、68話・3)
- なお、子育ての方針はヴァイガルドから流れてきた本に記されていた「親は寝てても子は育つ」というもの。
<雑に世話した金魚が、ひどい環境下で逆にタフになって驚くほど成長した、とでもいうようなズルイ成功体験>のため、ヴィータには参考にならないという。
(出典:69話・1、【メギドの日】メギド質問箱)
- 「(疑似)親子」であるということからか、奥義モーションは前半がウェパルB、後半がサルガタナスに少し似た動きとなっている。
- 一部のメギドをあだ名で呼ぶ。
身内のウェパルやサルガタナス、クツロギンやウィチセ以外にも「ウチにほしい」と宣い、あだ名で呼び勧誘する場面があった。(71話・2)
- 判明している呼び名についてはあだな一覧に記載。
- 初期から悪魔の時計に名前があり、メギド体の姿は判明していた。
長い時を待ち7章2節でようやく実装、仲間入りとなった。
- 七つの大罪で嫉妬に相当する悪魔であり、予想されていた通り大罪同盟の元メンバーと判明した。
- 大罪同盟のうち、アスモデウスとは犬猿の仲。
自分勝手なところは似た者同士だが、ノリと直感で生きるリヴァイアサンと一本気で熟考派のアスモデウスはとことんウマが合わない。
- というよりも大罪同盟同士でウマがあう描写がほぼない。ベルフェゴール・マモンに対してもよく喧嘩している。
(出典:リヴァイアサンのキャラストーリー)
- マモンとは言い争いをすることはあるが、一方で息ぴったりな対応をしたり、リヴァイアサンのノリにマモンがノリノリで乗ったりと、相性はいい部類。
(出典:86話・3、6)
- 元ネタは旧約聖書に登場する、海の怪物。陸の怪物であるベヒモスと二頭一対、または空の怪物ジズも含めて三頭一鼎の怪物とされる。
- 前述の通りジズとはメギドラル時代に何らかの関係性を持っている。ベヒモスとは不明。
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真22:カスピエル †
- 【性能・キャラストーリー】
カスピエル・カスピエル(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
関西弁とスーツ姿が特徴の伊達男。
その整った容姿と話術で女を魅了し、手駒にすることを得意としている。
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| | 詳細
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- ソロモン誘拐事件「男」チーム(通称「三馬鹿」)の一員として登場。
上位メギド・バルバリッサの指示を受け、同じく「男」チームの構成員であったメフィスト、インキュバスと共にソロモン誘拐に乗り出すものの、あと一歩のところでメギドラルから切り捨てられ作戦は失敗する。
失意の中ソロモンから<俺なら、カスピエルを捨て駒みたいに扱わない…俺がアンタを生かしてみせる>と説き伏せられたことで、ソロモンの人柄に惚れ込み仲間に加わることとなる。
(出典:イベント「ソロモン誘拐事件・逃走編」)
- かつてはバルバリッサの下で黒い犬としてヴァイガルドでの諜報活動に励む下級メギドだった。
とはいえ成果は芳しくなく、同じく落ちこぼれていたメフィスト、インキュバスとチームを組まされる。
無鉄砲なメフィストと協調性のないインキュバスとを取りまとめる緩衝材としての役割を期待されての人員配置だった。
(出典:カスピエルCのキャラストーリー)
- 真メギドの中では珍しく、れっきとした追放メギドである。
ベルゼブフ派閥のガギゾンが実験のために私的な追放を繰り返して懲罰局から怪しまれている中、サタン派閥のバルバリッサがサタン側からも追放を依頼してガギゾンの企みをカムフラージュし、貸しを作ろうと画策。
その数合わせとしてカスピエルは追放された。
(出典:カスピエルCのキャラストーリー)
- 罰としての追放ではなく、記憶を取り戻しメギドラルに帰ってこれれば重用するという方便も示された。
その後記憶を取り戻したカスピエルはメフィストとインキュバスを伝手にメギドラルへと帰還、再びバルバリッサの下で尽力するが、前述の通り再び切り捨てられてしまう。
- 転生後は貧民街の孤児として生まれ、ならず者たちに殴られながら暮らす日々を送っていたが、
とある組織のボス・アーバインと出会ったことで彼に憧れるようになる。
特徴的な関西弁は憧れゆえに彼の話し方を真似たもの。
(出典:カスピエルのキャラストーリー、カスピエルCのキャラストーリー)
- 手駒にした女たちを平気で使い捨てられる冷酷さを持つ一方、忠誠心がとても高く、尽くす相手には徹底的に尽くす。
特にソロモン相手には見ようによっては病的にも見える尽くし方をする。
これはソロモンを慕う気持ち以上に「もう2度と捨てられたくない」というトラウマから来るものが大きく、それゆえなるべく迷惑をかけないよう1人でなんでも抱え込んでしまう癖があった。
ソロモンとの対話でその不信を払拭し、一方的な奉仕ではない真の信頼関係を築けたことでリジェネレイトを果たす。
(出典:カスピエルCのキャラストーリー)
- 弱者を利用して踏みにじるメギドやヴィータが嫌い。生き残るために「利用される側からする側になろう」と決心した結果ではあるが、女性を手駒として利用する自分のこともまたクズだと思っている。
(出典:56話・1、カスピエルのキャラストーリー)
- アドラメレクに対し「どうせ上位メギドなんやろ?」と「上位メギド」という言葉を「碌でもないやつ」という意味合いで使った。
- 普段は女にモテるためのキャラ作りをしているが、根は変わらず真面目で使える女と使えない女のリストをマメに更新しているらしい。
(出典:一周年開発者コメントリレー、メギドの日(2019)カウントダウン「カスピエルC」)
- 黒い犬時代は「ダメだって!」「……まあ、好きに言えばいいよ」など関西弁抜きにしても言葉遣いが違う。
(出典:カスピエルCのキャラストーリー)
- バーストの勝利モーションは普段表に出すことのないパッションを表現しているのだとか。
- インキュバスとメフィストに30年前に会っているカスピエルであることを伝えると、「雰囲気が違いすぎる」と言われた。
- ソロモンが一人になりたがっている時はそれとなく察して人払いをするらしい。
(出典:2周年質問箱)
- ソロモンへの愛が重い勢筆頭のティアマトとは、ソロモンを陰から見守る時にしばしば鉢合わせている様子。
(出典:メギドの日(2019)カウントダウン)
- 仲は良いようでティアマトにソロモンと仲良くするためのアドバイスなどもしている模様。
(出典:リヴァイアサンのキャラストーリー)
- インキュバスの魅了はメギドとしての先天的なチャーム能力によるものだが、カスピエルの魅了はヴィータに転生して以降後天的に身に着けたテクニックである。
- 元ネタは月を司る天使にして悪魔・カスピエル。
ピアスや武器の鎖鎌に月のモチーフがあったり、色は違えどハルマたちのようなスーツ姿をしているのはそこが由来だと思われる。
また、カスピエルという名前は「神に閉じ込められた」という意味があり、メギド体が檻に入った姿をしている所以であると考えられる。
- デザイナー曰く「ヴィータ体は自由奔放に見えるキャラ、でも真の姿は檻に閉じ込められていて、抑圧されていたイメージ」。上位メギドに利用され、女性を利用することにも葛藤を持つカスピエルらしいデザインだろう。
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真23:ネフィリム †
- 【性能・キャラストーリー】
ネフィリム・ネフィリム(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
神のごとき巨体のヴィータ体を持つ巨人のメギド。
他のメギドやヴィータを「小さい人」と呼んで見下ろす規格外の存在。
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| | 詳細
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- ヴィータ体を形作る際、どういうわけか通常のヴィータから大きく逸脱した巨大さになってしまったメギド。
- 登場したイベントシナリオでは文字通り足だけしか映らない立ち絵から始まり、画面の前のソロモン王たちに絶大なインパクトを残していった。
- まともな非戦期間(バナルマ、生まれたてのメギドが他のメギドに世界や生き方をレクチャーしてもらう期間。その間は戦争への参加を免除される)を過ごしていないらしく、ヴィータ体をとる方法もよく知らない人に教わったというだけらしい。
- ヴィータ体の作り方を教えたのは恐らくダイダロス。
教える際に大きさの説明をし忘れて形だけ説明した結果、ネフィリムは巨大なヴィータ体になってしまった。
ダイダロスは困惑していたものの、<そんな風になるのは簡単じゃねェ><いい想像力だ 面白いじゃねェか>と好意的だった。
(出典:ネフィリム(バースト)のキャラストーリー)
- おかげでメギドが普通にヴィータ体をとるだけで彼女にとっては「小さい人」となってしまうサイズ差ができてしまうことになった。
- 本人は戦争を始めとした争いごとに非常に消極的な性格ながら、コストの低いヴィータ体ですら少し歩き回るだけで他のメギドを潰してしまうような「戦力」を持つことになる。武闘派で鳴らしていたメギドを撫でただけで誤って殺してしまったというから正に規格外の力である。
- そうした悪目立ちもあった結果、理術研究院に囚われ実験台になってしまう。怪力で拘束を破壊し研究所から抜け出した後は、逃亡者として過ごしていたらしい。
(出典:イベント「守りたいのは、その笑顔」)
- 争い嫌いを始めとして、優しい……を通り越して、他人に優しくしすぎてしまいついつい依存させてしまうタイプ。
- 争い嫌いにも関わらず、他人や物を簡単に壊せてしまう力があったせいか、反動で卑屈っぽく他人を優先しすぎてしまうきらいがある。押しの弱い性格も相まって、依存させたままの関係への改善も先延ばし先延ばしにしているようであった。
- メギドラルにいた名もなきヴィータの少女(後にネフィリムから「キノミ」と名付けられる)も「可哀想だから」という理由で助けようとし、ゲートを通じてヴァイガルドへ渡そうとした。
- そうした態度のせいでキノミに強く依存されてしまうものの、「このままではいけない」と脅すようなことを言って追い払ったり、無理矢理離れて行動したり、今後のためを思ってキノミの依存心を解消させようとしてもいる。
(出典:イベント「守りたいのは、その笑顔」)
- 結果的に元は名もなき少女だったキノミも、マルコシアスの孤児院で育てられることになった。最初はほとんど言葉を話さなかったキノミもだんだんと言葉を覚え始め、孤児院の一員として暮らしている。
(出典:ネフィリムのキャラストーリー)
- 非戦期間を経験しなかったせいか、メギドにとっての一般常識をほとんど有していない。ハルマの存在すらあやふやであるため、ソロモンに出会わなければ護界憲章に引っかかるような行動を起こしていた可能性が大いにあり得る。
(出典:アジト台詞)
- その大きさを戦争に利用されてきた過去からか、自らの巨大さを厭い、小さくなりたがっている。
- 「かばう」を持つキャラは複数あれど、「盾や障壁も無しに本気で体を張って他人をかばう」というタイプは彼女が初めてである様子。
- このことにはソロモンも驚きを隠せず動揺していた。
ただしこれは、ずば抜けて耐久力のある彼女の身体と、自分自身を大切にせず、他人を優先してしまう傾向からそういった行動に出てしまっていたものらしい。
(出典:イベント「守りたいのは、その笑顔」)
- ちなみに、ゲーム性能的には耐久力はそこまで高い数値ではない。ただし「全域かばう」をするのに必要な奥義(巨大化)で各ステータスを上昇させる、という形でこの設定が性能に取り入れられている。
- サレオスとの出会いで規格外の巨大さからある程度人間規格のヴィータ体をとることができるようになるものの、他のヴィータやメギドのヴィータ体と比べればまだ大きいほう。
(出典:守りたいのは、その笑顔)
- 巨大化はメギドとしての能力であり、ネフィリムはそれをうまく制御できていないということらしい。サレオスの助言を聞き、ソロモンの召喚を受けて尚、制御は不完全。
- デザイナーズだよりによると、奥義では興奮して意図せず巨大化してしまい、メギド体になって小さくなるが残り香的に大きい状態になるのだとか。つまり力を発揮するための奥義ではなく、力を抑えるための奥義ということらしい。
(出典:デザイナーだよりvol.27)
- アジト画面で彼女を立たせてみると、あまり姿勢を崩さないこともあって同値もしくは彼女以上の身長を持つメギドより頭の位置が高い。耳のサイズまで含めれば、全メギド最高と思われていた195cmのブネをも余裕で上回る。
- このことは本人もかなり気にしている様子で、「こんな場所にいたら邪魔じゃないかって心配」と口にしている。
(出典:アジト台詞)
- 小さい人が困っているのが放っておけず、捨て猫を拾うが如く見ず知らずの拾いメギドをアジトに連れ込み隠れて世話をしていた。そんな隠し事がソロモンとマルバスに見つかったことを発端に、壷に収まったメギド アガシオンとその裏で糸を引くコシチェイとの戦いに再び巻き込まれる。「栄光の手」を巡るネビロスも仲間に加えた探索の冒険の間も、壷から出ると震えが止まらないアガシオンを抱きかかえたり、過保護にアガシオンを守っていた。
- アガシオンは自分をこんな身体にしたコシチェイに一矢報いるために道連れ自爆し、瀕死となってしまう。
一命を取り留めたコシチェイは怒りに染まり、アガシオンにトドメを刺そうとする。
それを許さなかったのがネフィリムであった。「アガシオンさんをそれ以上いじめないで!」と今度は誰に奮起されるでもなくコシチェイに攻撃の意思を示す。
仲間達も思わず唖然とする巨大化したネフィリムの踏み潰しを受けコシチェイのヴィータ体は圧死する。
アガシオンの命を助けるべく治療メギドを召喚しようとするソロモンに、ネフィリムは自分がアガシオンを癒したいと訴える。
その願いを受けてネフィリムはリジェネレイトを果たし、新たな癒しの力を得てアガシオンの命を救った。
(出典:イベント「この手にかつての栄光を」)
- 大きくなることは依然として消極的だが、仲間を守る為の力としてメギドラル遠征中も度々ネフィリムの巨大化能力が活躍している。
- 遠征当初はアスモデウス隊の一員として参加しており、懲罰局から差し向けられたアスモデウスの複製メギド体達を相手に巨大化したヴィータ体で戦った。
多くの仲間を守ることができた反面、当戦闘ではウァレフォルと並んで重傷者となってしまった。
最優先の治療が必要だったこともあり、ソロモンの召喚でいち早く合流を果たす。
(出典:88話、89話)
- 治療を受けて早々、イレーザーとしての活動を行うアムドゥスキアスを止める為にプルソン、オレイ、ヤブレカブレと共に立ち向かっていく。巨大な身体による攻撃を受けたアムドゥスキアスの「完全無敵バリア」が大きな衝撃には効果があることを決定づける勝算の一手にもなった。
複製アスモデウスによってズタズタに裂かれた脚はまたもや完全無敵バリアを踏みつけたことで再治療必至となってしまった。
(出典:89話)
- アムドゥスキアス奪還後は今度は2人で協力してフライナイツのエウリノーム達が仕掛ける砲撃戦を切り抜けるべく砲撃の「眼」となっているレーダー機能を持つ飛行型の幻獣をはたきおとすことで撃破している。
(出典:91話)
- 元ネタは聖書に現れる「巨人」、ネフィリム。
いくつかの聖書に登場するが、他キャラクターとの兼ね合いや設定を見るに某問題ないゲームで有名な「堕天使と人間の間に生まれた巨人」の話準拠であろう。
- 巨大化状態時には数々のバフを自身に盛るが、その中には「アタック全体化」という能力も存在する。こちらはステージ47で相対したガブリエルも特性で同じ能力を持っているため、天使(ハルマ)と関係のある要素…とも言えるかもしれない。
- ヴィータ体の耳や尻尾・メギド体に鹿のモチーフが採用されているが、天使→神の使い繋がりで奈良の鹿などと関連づけたのだろうか?
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真24:ミノソン †
- 【性能・キャラストーリー】
ミノソン
- 【キャラクター設定・小ネタ】
メギドラルの軍団「カジノ」に所属するギャンブラー。
計算高く確率に基づいた合理的な賭けを得意とする。
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| | 詳細
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- かつては「渡り」のメギドとして合理的な戦術で常勝を誇り、「百戦百勝のミノソン」と呼ばれていた。
しかし戦争は勝つのが分かり切っているために魅力を感じず、軍団への所属の誘いは断り続けていた。
(出典:イベント「カジノ!―勝利の方程式―」、ミノソンのキャラストーリー)
- そんな時、軍団「カジノ」に所属していたメフィストに出会いギャンブル勝負を行う。
確率計算を用いて賭けを優位に進めていたが、メフィストの大胆すぎる一点賭けにより逆転負けを喫し、絶対の無いギャンブルの楽しさに目覚める。
- しかしメフィストはイカサマが露見して「カジノ」を除名され、彼に影響されてイチかバチかの賭けをするものもいなくなり、予測できない負けは減っていった。
確率通りに賭けて総合的に勝ち続けるだけの退屈な日々を予感し、ミノソンは自分を退屈させない「勝ち目のない戦い」でも無いものかと考えていた。
- メフィストが去った後の軍団カジノでギャンブルに興じる生き方を続けていたミノソンの前にメリディアナという新入りのメギドが現れる。
彼女は軍団カジノを乗っ取り、自身の持つ他人を操る能力によって軍団カジノを理念とは反する戦争を行う為の手駒として扱おうと画策していた。
メリディアナの掟破りのイカサマによってミノソン達は命令を強制される操り人形となってしまう。
(出典:イベント「カジノ!-勝利の方程式-)
- メリディアナの企みでミノソンはソロモンに接触する。その折にメフィストとも再会を果たす。
ミノソンは操られている仲間を救うことを願った。ソロモンはそれに協力し、グザファンやタナトス達を解放していく。
しかし、ミノソンを操っているのはメリディアナ自身であり、メリディアナと対峙するということはミノソンとも戦うということであった。
- ミノソンはメリディアナの下に戻り、戦力として操り人形にされてしまう。
しかし、彼女がメリディアナの洗脳下に置かれる前に話した「ブラフ」とメフィストの機転により、メリディアナはギャンブルではなく戦闘による戦いを選んでしまう。
状況がソロモン達に有利に働いたことにより、メリディアナは討ち倒される。ミノソンも洗脳から解放され、軍団カジノを建て直した後にアジトに向かうことを約束し軍団入りを果たした。
- 戦争社会の中で、自分だけの価値観を持てたことを誇りにしている。
「百戦百勝」と称される程の強さ持ちつつも、戦争社会の中でその強さを誇る生き方をしないミノソンに対して戦闘能力に恵まれなかったメリディアナは彼女の在り方を強く非難する。
(出典:イベント「カジノ!-勝利の方程式-)
- ミノソンにとって戦争は「勝利」という結果しか伴わない虚しい存在であった。
<メリディアナ…あんたの言う通りギャンブルなんて本当に、本当にくだらないものだと思う。 どれだけ周到に準備したって確実に勝てるわけじゃないし、本当に理不尽よ、ギャンブルは でも、それがいいのよね くだらないもの、理不尽なもののために一所懸命になれる… 「生きてる」ってたぶん…そういうことなのよ 少なくともわたしにとってはね>と、理不尽で欠けているからこそ、そこに生き方を見出せる持論を説いた。
- このミノソンの言葉はメリディアナの中に残っており、メフィストの揺さぶりに対して「ミノソンを操ってギャンブル勝負を挑んでも万に一つ負けてしまうかもしれない」という不安から最終的にはメギド同士の戦闘による決着を選択し、それが敗北のきっかけとなってしまう。
- 軍団カジノに降りかかる荒事の全てをミノソンがほぼ一人で片付けていた。
その強さを鼻にかけない態度からミノソン自身がギャンブルに負けた腹いせに報復を受けることも多かったが、全て返り討ちにしている。
(出典:グザファンのキャラストーリー)
- グザファンも当初はミノソンに戦闘による勝負を挑みに来た一人であったが、上手く言いくるめてギャンブル勝負を行い完膚無きまでに負かしている。
「100年以上、手下として従う」という約束は実はこのボロ負けしたギャンブル勝負によるものである。
- 負けず嫌いなグザファンはミノソンの行動を追ううちに、次第に彼女がギャンブルに向ける勝負への真剣な思いを理解するようになった。今では用心棒として良き親友としてミノソンに付き従っている。
- ある時、そんな荒事に巻き込まれる形になったタナトスも、ミノソンとグザファンの前で戦闘力の高さを見せ、ミノソンから荒事専門の用心棒としてギャンブル勝負の負けた代償としてスカウトを受ける。
(出典:タナトスのキャラストーリー)
- タナトスもあるヴィータの「死」から、人を熱中させるギャンブルというものに少なからず興味を持っており、ミノソンの勝負を二つ返事で受ける。ゲームの結果こそ描かれていないが、今の関係を見てもタナトスが負けたことはまず間違いない。
- 真正奥義書によると、悪魔ミノソンは誰であろうとあらゆるゲームで勝たせることができるという。
常勝のギャンブラーというのも納得だろう。
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真25:ニスロク †
- 【性能・キャラストーリー】
ニスロク
- 【キャラクター設定・小ネタ】
料理を追求すべくヴァイガルドを渡り歩いている純正メギド。
美食家の間で伝説の出張料理人と呼ばれ広く知れ渡っている。
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| | 詳細
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- 料理に全霊を注いでいる料理人。
- 「食べることは生きること」という信念を持ち、食を疎かにする者を厳しく叱る。また食べ物を粗末にする者を「生きる気がない」と断定し問答無用で殺害しようとする過激さも持ち合わせる。
- 食材の調達から調理法の開拓まで全て独力で行い、幻獣の肉すらニスロクにかかれば絶品に変貌する。
- あらゆる物は料理人の腕次第で美味な食材に変えられるという信念をもっており、何日もかけて仕込みをするなど手間暇をかけることで通常食材として考えられていなかったものや不味いと思われていたものも使用する。
金属や宝石すら何とか料理できないかと思案中である。
(出典:クエスト中の会話・3)
- 料理に目覚めたきっかけは非戦期間(バナルマ)の頃に出会ったフルフルに与えられた料理。
それもあって料理人として彼女には一目置いているが、転生して睡眠を知ってしまったフルフルの怠惰さに振り回されている。
本人も料理への情熱でフルフルを振り回すことがあるのでお互いさまといったところか。
(出典:イベント「師の想い、弟子の想い」、フルフルCのキャラストーリー)
- 自分の店は持たず、客から予約を受け付けては客の元に赴いて料理を提供する。そのあまりの美味さと定住していないが故の出会いにくさから「伝説の出張料理人」と呼ばれている。
- 美食家のシトリーも当然ニスロクの料理を求めていたが、こういった事情のためにニスロクがソロモンに召喚されるまで彼の料理を堪能する機会に恵まれなかった。
- フルカネリ商会の会長から依頼を受け、会長の別荘で調理を行っていたところで商会を捕らえに来たソロモンたちと出会う。
- そこでニスロクの料理をダメにしてしまったため、激怒したニスロクは本気でソロモンたちを殺しにかかる。
その後何とか和解し、食材を狩るのにメギドの力が使えると便利だ、ということで制約についてろくに確認もせず自らソロモンと契約、召喚される。
- 詳細をちゃんと把握した後ではさすがに多少後悔しているが、「しかし認めたのは自分だし、力が使えれば食材の選択肢も増えるので言うことを聞いてやってもいい」というスタンス。
(出典:イベント「美味礼讃ノ魔宴・前編」)
- ニスロクが作る料理は食材に含まれるフォトンが非常に活かされており、美味のみならず食べた者に並々ならぬ力を与えうる。
- 身体がなまりきっていたオリアスを回復させるどころかリジェネレイトまでさせたり、ラウムをメギド体に変身させ暴走させる一因を作ってしまったりもした。
(出典:イベント「美味礼讃ノ魔宴」)
- ラウムの件では毒を盛ったと勘違いされ投獄されてしまうトラブルになった。
そこを助けられたソロモンには少し心を開いた様子で、協力する姿勢を見せるようになった。
- ヴァイガルドには「なんとかいうメギド」に教わった修練で移住に成功し、既に10年ほど過ごしている。
初めのうちは金銭の概念を理解しておらず無銭飲食などのトラブルを起こしたこともあったとか。
(出典:ニスロクのキャラストーリー)
- 現在は金銭についてもしっかり心得ているのみならず、広くヴァイガルド中を旅する中で貧富の差というものがあることも理解している。
- 金持ちの金と貧しい者の金では当人にとっての重さが違うことを意識しており、個々人にとって等しい価値を要求することを良しとするため、金持ちの依頼では一食50万という高額を要求することもある一方、貧しい者にはほとんど金銭を要求せずに料理を振る舞うこともある。
(出典:イベント「美味礼讃ノ魔宴・前編」)
- 良い食材に対しては相応しい対価を払うべきと考えている様子。
売れないからと低価格で提供されそうになった肉(内臓)に5000ゴルドを支払ったり、バフォメットから売り込まれた香草塩を製造の手間を考慮してもっと高値をつけるべきだ、と言い値の3倍となる3ゴルドを提案したりなどしている。
- 料理に関しては非常に厳しい姿勢を見せる為、勘違いされがちだが相手の食に対する「好き嫌い」はきちんと尊重する。
- アマゼロトが辛い食べ物を「食べた上で」苦手であることを明かした際には、その嗜好を尊重し別の料理を作ろうとした。
(出典:イベント「師の想い、弟子の想い」)
- 元はオリエンスと同じ軍団に料理長として所属していたこともあったが、作った料理を粗末にした軍団長(ベロバッカ)に激昂し彼を殺害した。
- ベロバッカは下っ端時代、追放前のフルフルと同じ軍団で戦争をしていたことがある。「肉を焼く」という変わった行いにハマりはじめたフルフルに対し、目を付けられるからやめた方がよいと忠告していた。
(出典:フルフル(カウンター)のキャラストーリー)
- オリエンスはこの事件にドン引きしつつも軍団長がいなくなったことを好機と見てちゃっかり自分の軍団を旗揚げしたらしい。
(出典:イベント「美味礼讃ノ魔宴・前編」)
- 職人気質で神経質な話し方をし、自分の拘りに反する者には大変厳しいこともあってテキストでは人当たりがキツく見える。
- しかしボイスはテキストから受ける印象よりもやや柔らかく聞こえる。
特に料理を始めようとする類のセリフはどこか嬉しそうに弾んでいるものが多い。本当に心の底から料理をすることが大好きらしい。
- 元ネタは「地獄の辞典」にも登場する魔神ニスロク。
- ベルゼビュート(ベルゼブブ)に仕える料理長とされていることから料理人というキャラクターになっていると思われる。
- 同じくベルゼブブに仕えるとされているユフィールは当作品のベルゼブフとも関係があることが判明しているが、ニスロクについては今のところ特にそういった情報はない。
- アッシリアの農耕神ニスロクは鷲の頭と翼を持ち、その名前も「偉大な鷲」を意味するという。メギド体が鳥の翼を持つのはこれが由来だろうか。
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真26:オレイ †
- 【性能・キャラストーリー】
オレイ
- 【キャラクター設定・小ネタ】
相棒のカルコスと共に「怪盗オレイカルコス」として巷を騒がすメギド。
盗品しか盗まない、破壊や殺しを行わないなど犯行には独自の美学がある。
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| | 詳細
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- ヴィータ体を自在に変形させる能力を持ち、様々な人間に成りすますことで高度なセキュリティを掻い潜ることができる。
- ただし女性に化ける場合は変身が長くは保たない。
ちなみに最も化ける労力が少ないのはアシュレイの姿である。
(出典:イベント「心惑わす怪しき仮面」)
- サタナキアの知人であり、サタナキアに化けることで彼をプルフラスの監視から一時的に逃し、研究を行う時間を確保するのに協力していた。
(出典:イベント「心惑わす怪しき仮面」)
- サタナキアの研究を理解し、共同研究者として働けるほど頭も良い。
(出典:サタナキア(バースト)のキャラストーリー)
- 便利アイテムの「怪盗7つ道具」を持つ。すべてサタナキアの発明品で、彼を監視から逃がす見返りとして要求したもの。
- 怨念の砂時計:幻獣をすり潰した粉末が入っており、対象に絡みついて足止めをすることができる。
- 黒白の怪煙:詳細は不明だが、幻獣の嗅覚を奪うために使用された。
- 眠り蜜の香水:嗅がせることで獣すら一撃で眠らせることができる。
- 記憶が一部欠けているため、なぜ・どのようにヴァイガルドに来たのかは本人の知るところではない。
ただ「大切ななにかを盗まれた」感覚があり、この世のすべての盗品を手に入れればそれを取り戻すことができると信じて怪盗をしている、とのこと。
(出典:イベント「心惑わす怪しき仮面」)
- プラチナ・マスクの一件でフリアエの裁判を受け、罪を償うため(という口実で潜入しお宝を拝借するため)孤島の監獄ゼークナストに収監されたが、大した宝ではなかったらしくあっさり脱獄してきた。
それ以降は盗みの方向性を変え、オレイの求める宝の情報をじっくり集めるためソロモンたちと行動を共にするようになった。
またフリアエを納得させるべく、今までの罪の賠償金を支払うという名目のもとトレジャーハンター業にも乗り出した。
(出典:イベント「暴走少女と呪いのシナズ島」)
- 記憶を失いながらも、プルフラスについては自分でもよく分からないうちに庇護欲のようなものを感じている。
またプルフラスも、そうしたオレイの振る舞いにアシュレイとしての個を見出しつつも困惑している。
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| | その所以は…
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- その所以は、オレイこそがかつてのアシュレイの正体であるため。
かつて懲罰房から脱獄したオレイは、身を隠しつつヴァイガルドへと逃げる方法を探るために下級メギドに化けて研究者として潜伏していた。
だが偶然の出会いからプルフラスの幼護士となり、優しい兄としての振る舞いを続けるうちに、
プルフラスと生きることが彼の目的でありヴァイガルド逃亡はその手段へと変質してしまい……。
その後は実験の失敗、暴走、始末があるのみである。
(出典:サタナキアBのキャラストーリー)
- 差し向けられた暗殺者の攻撃から生き延びることができたのはアナキスを体内に取り込んでいたから。
そのアナキスがサタナキアによって切除されたことでアシュレイは死に、その死体はゲートを通してヴァイガルドへと遺棄された。
ただしアナキスは完全に取り除かれたわけではなく、わずかに残った断片がオレイを蘇生させ、
また切除の際にオレイの魂の一部も引き剥がされたが故に記憶を失った……と、サタナキアは推測している。
現在アナキスはサラの髪に寄生しているため、記憶が戻ることはないだろうとも。
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- 「オレイ」と言う悪魔については原典となる記述がほとんどなく、レラジェの別名とされる事が多い。
- なお、「オレイカルコス」はオリハルコンの別名。
初出のイベント「心惑わす怪しき仮面」のNPCは鉱石からのネーミングが多かったことも踏まえ、ダブルミーニングだと思われる。
- 2020年5月10日に召喚実装となったが、かなり派手で大掛かりな演出つきだった。
- アジトに予告状を送りつける
- メギドの日の招待状などと同じく実装後の初回ログイン時、強制的に表示された。
- アジトをプラブナ他財宝置き場にする
- アジト背景が記念日の飾り付け同様変更されており宝箱やプラブナが配置される。
ついでにBGMもオレイの歌になっていた。
- シャックスに化けてもぐりこむ
- シャックスをアジトに配置してボイス付きセリフが表示されるまでタップするとシャックスの様子が……?
後ろにカルコスも飛んでいる。
オレイのセリフを話す時はしっかり表情まで変わる。
一度「見破る」とキャラクター選択欄に予告カードが追加され、これを選択するとオレイシャックスを配置できるようになる。
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真27:マルチネ †
- 【性能・キャラストーリー】
マルチネ・マルチネ(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
牛たちとの意思疎通が得意な、心優しい牛飼いの少女。
戦闘になると荒くれ者のような口調が垣間見えるが…
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| | 詳細
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- 追放メギドであり、辺境の小さな村の牛飼いの少女として生まれ育つ。
母親に何らかの働きかけが起こったことで同じ「マルチネ」の名を与えられて生まれたが、出生後はメギドとしての自覚も能力も一切持たずに育った。
現在は両親ともに死亡しており、一人で牧場を切り盛りしている。
(出典:イベント「見習い女王と筋肉の悪魔」)
- マルチネという名前はヴィータの感覚では「古い感じ」ではあるが、不自然な名前ではない。
そのために、そのことには何ら違和感を抱かれることなく生まれ育った。
- 同じ村に暮らすクセルクセス少年から好意を寄せられているが、片思いである。
名前に「片思いのクセルクセス」と書かれているので間違いない。
- 何の変哲もない、可憐で心優しい少女である。少なくともメギドとしての記憶を取り戻すまでは。
- メギド時代はハック軍団の「特攻隊長」であり、生まれて間もない時にハックに拾われて育てられた最古参の部下であった。
ハックのことを尊敬しており、やがてヴィータ文化に準じて「オヤジ」と呼び慕うようになった。
(出典:イベント「見習い女王と筋肉の悪魔」)
- しかし、ハックの教えを正しく学ぶことができず、その結果「休戦季」中に独断で軍団を率いて「議会」を襲撃する下剋上を試みてしまう。
その場に居合わせたハック一人によって全員が鎮圧されてしまうほど、その力の差は明らかであった。
理術研究院が進めようとしていた「複製メギド体」の実験に処刑予定のハック軍団で唯一適応したため、マルチネだけが追放刑に処された。
(出典:イベント「見習い女王と筋肉の悪魔」)
- ちなみにメギド時代の一人称は「オレ」(転生後の一人称は「私」)。
加えてハックが転生後のマルチネについて「か細い体ゆえ出会ってもマルチネと気づくのは無理」とコメントしていることから、
メギド時代は体格の良い男性形のヴィータ体を持っていたと思しい。
(出典:イベント「見習い女王と筋肉の悪魔」)
- 母方がエルプシャフト王家の遠縁であり、「シバの指輪」を扱える才能を持っていたため、一時はシバの女王の後継者候補として王都に連れて行かれている。
しかし、事件の最中でメギドの記憶を取り戻した結果、魂が変質したことでシバの指輪を扱えなくなってしまった。
(出典:イベント「見習い女王と筋肉の悪魔」)
- その血筋のため、うっすらとだがフォトンが見える。
(出典:イベント「美味礼賛ノ魔宴・後編」)
- イベント合わせの召喚(ガチャ)実装でありながら、そのイベント内では事実上全編にわたってメギドではなくヴィータとして登場しているという稀有な存在である。
- 「見習い女王と筋肉の悪魔」以降は、マルチネを再び導くことが目的だったハックと共に故郷に戻り、牛飼いとして過ごしながらハックを師と仰ぎヴァイクラチオンの修行を積む日々を送る。
メギド時代の記憶はおぼろげであり、ある程度具体的な記憶を取り戻すまでにしばらく時間がかかった。
牛飼いとしてのハードワークで見た目よりは体力があるものの、いかんせん幼い少女の体では十分な筋肉が付けられず、なかなか強くなることができなかった。
(出典:マルチネのキャラストーリー)
- この時点ではまだ召喚を受けていない。
ハックが、マルチネが十分に戦える力を身につけるまでは召喚されることをよしとしなかったためである。
- 早くハックと共に戦えるようになりたいと逸る気持ちの中で思い悩んだ結果、ヴァイクラチオンの流儀に反してでも武器を手にすることを決意する。
そしてソロモンからネルガルを紹介され、オーダーメイド品の「噴射式加速装置」でか弱い肉体を補う戦闘スタイルを獲得し、それで立派に戦ってみせたことでハックもマルチネが召喚を受けることを認めた。
(出典:マルチネのキャラストーリー)
- なお、真っ先に目を引く「巨大な盾」は、戦闘アニメで確認できる限りの用途は「2つに分離され、その中間に待機したマルチネをレールガンのように射出する」「変身プロセスで強制分離させて地面に叩きつけ、逆立ち状態で歩く(!?)」であり、盾として使われないのはもちろん直接攻撃にも使われない。(そもそも上記の通り「噴射式加速装置」であり盾ではない)
- 贈り物としては「グレートライドオン」という名前がついている。
- アタックの動作は素手であるが、なんとスカートの中にバーニアを仕込んでいる。
- 記憶を取り戻してからは元々の性格に若干メギド時代のノリが混ざり、強くなるため好戦的に振る舞う。
普段の口調は変わらないが、戦闘中などは「ブッ込みます!」とか「おんどりゃあああ!!」とか時々言い出す。
- ME「ツッパリハート」や奥義「祖弐苦武羽霧(ソニックブーム)」など、そこかしこヤンキーノリ。
メギド時代のノリはどちらかというとヤクザの舎弟だが。
- シナリオ登場時の立ち絵が少々特殊。
通常、メギドは☆3時の姿がそのまま会話時の立ち絵に使われるが、マルチネは武器を持たない立ち絵が用意されている。
ソロモン達と出会った時点ではメギドとして未覚醒だったため、武器を持って登場すると矛盾が生じるための措置と思われる。
- なぜかメギドとして戦うようになってからのシナリオ登場でも、武器を持たない立ち絵が使われ続けている。
- マルチネはハックと共にソロモンの軍団で戦うようになってから、二人の戦い方の「スタイル」の違いに悩むようになる。攻撃の技を瞬時に繋げる自分の戦い方はハックのように強力な一撃を受け切るには脆く相性が良くない。ハックからそのことについて「今のままで良い」という言葉しか得られず、最近はどこかへ出かけるようになってしまう。一人で過ごすマルチネはハックと共に戦う為にはもっと筋肉が必要だと焦りを募らせるようになる。
そんな矢先、ヴィータの筋肉を鍛えることに情熱を燃やす妙なメギド オキタエルと出会う。ハックの教えとは異なり食べ物は肉しか食べず、トレーニングは身体を苛め抜くその鍛え方に、当初のマルチネは疑問を抱く。しかし、楽しそうにトレーニングに励むヴィータ達や言葉巧みなオキタエルのアドバイスに、今の自分にはオキタエルのトレーニングが必要なのではないかとマルチネは次第に感じるようになる。そしてオキタエルが拠点とする「筋肉の町」に通い始めてしまう。
- だが、オキタエルの化けの皮は少しずつ剥がされていく。二度目の来訪時に疑念を持っていたバティンによりオキタエルの鍛え方では徐々に身体が瘦せ細り、そのことを隠すために地下室に瘦せ細ったヴィータを閉じ込めていたことが明るみに出る。
- ハックも合流し、オキタエルを追い詰める中で、マルチネはバティンに1人引き留められる。バティンはオキタエルが間違っていることに確信を持っていた。それは誰よりも筋肉の知識を豊富に持つハックに医療者としてバティンが教示を受けていたからであった。ハックの確かな知識を嘲笑い否定して見せたオキタエルが偽物であるとすぐに見抜いたバティンはマルチネへ静かに言葉を続ける。どうして弟子であるあなたがこんなに簡単に騙されてしまったのか。ハックの教え方だけでは足りないと思ったのか。純正メギドであるハックが何故ヴィータについて知識をつけようとしたのか。それは決して当たり前のことではない。そのことをあなたはもっとよく思いはかるべきだ…と。
- 「どうして私にここまでしてくれるのか」そのことを考えながらハック達と行動するマルチネは、オキタエルを見限ったプーパ達を追いかける戦いの中で、自分もあのプーパ達のようにかつてオヤジを裏切った記憶を遂に思い出す。そんなマルチネの目の前でハックは自分がマルチネと共に戦える為に、「繋げる」技を編み出し披露する。共に戦えない悩みを抱えていることを見抜いていたハックは、山に籠り新技の開発を行っていたのであった。マルチネと色合いも合わせた衣装に身を包み共に戦おうとしてくれる師匠に、自分は裏切ったのにどうしてそこまでしてくれるのか、マルチネはとうとう抱えた気持ちを言葉に出してしまう。そんなマルチネに対し、ハックは共に鍛えた者の間にこそ強い絆が芽生えること、それは例え途中で道を違えたとしてもまた交わることができるという信念を説く。
それはオキタエルも同じであった、突如現れたモグラ幻獣に襲われた自分を見限ったプーパ達をオキタエルは必死に助けようとする。ハリボテの筋肉でしかないオキタエルが幻獣の猛攻に気力で耐え抜く姿を見てマルチネはかつてメギドラル時代に教えられた耐久力を得る為に必要なのは気力だという当時のハックの精神論を思い出す。オキタエルの教えは確かに間違っていたが、自分に大切なことを思い出させてくれた彼をもう一人の師匠だと感じたマルチネは彼と彼の弟子たちを救うべく幻獣に立ち向かう。
防御面は脆いマルチネであったが、それを気力で耐え抜いた瞬間リジェネレイトを起こす。堅牢な力に転じたマルチネは師匠を連想させる衣服に身を包み、オヤジと同じスタイルで戦えるようになった。
(出典:イベント「険しく長き筋肉の道!」)
- ハックから教えを乞う修行の日々を送っていたが、今ではシバや王宮のメイド達にヴァイクラチオンを教えられるようになった。
一度はシバに無理をさせてしまい、ガブリエルから中止を言い渡されるが、マイネのサポートもあって再び指導を行えるようになっている。
教える側に回ることで自身の成長にも繋がっている。
(出典:マルチネ(カウンター)のキャラストーリー)
- ちなみに師匠譲りの指導力は確かなものであり、ダイエット目的で鍛錬に参加したメイド達が王都の騎士に匹敵する力を持ちつつある。
- メギド体は牛の頭+ガトリング砲といったところ。
イベントに登場した「獣殺し」は敵対者を無惨な蜂の巣にしていたためガトリング砲部分が使われているはずだが、奥義ではそのまま突進する。
- 『悪魔の偽王国』のマルチネはスイス大使の悪魔とされる。
スイスは牛乳が主要な農産物であり、徴兵制のある武装中立国家。
牛と兵器のメギド体、乳牛を育てる農家という設定はスイスのこれらのイメージを取り入れたのかもしれない。
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真28:アザゼル †
- 【性能・キャラストーリー】
アザゼル
- 【キャラクター設定・小ネタ】
暗殺を専門とする、どこの軍団にも属さなかったメギド。
その姿を見たものはほとんどおらず、不死身とも言われているが…?
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| | 詳細
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- 「アザゼル」というメギドの正体は、「個」をアザゼルに上書きされたメギドたち。
生まれたてのメギドを洗脳し、同じ名前・同じヴィータ体を強要し、メギド体を封じることでアザゼルを作り出していた。
完全に洗脳されたアザゼルは自分の元来の名前を思い出すこともできなくなる。
- 他のアザゼルも自分であるため、彼らには死を恐れる感覚がない。姿そのものが情報にもなるため、自爆用の「発破」というアイテムを常に携帯している。
- 仲間となったアザゼルは、そんな「アザゼル」の在り方に疑問を持った「半端物」。
「アザゼル」から逃げようとして追われ死にかけていたところを、ビフロンスとソロモンたちに助けられる。
(出典:イベント「生と死と、それぞれの個と」)
- 「アザゼル」は姿を見られないことを大前提としていたため知識を得る機会がなく、仲間になった直後のアザゼルの知識レベルは子供以下。
しかし模倣力が高く真面目な性格なので、知識の吸収速度も凄まじく速い。真面目過ぎてインキュバスに余計な知識を与えられそうになっていたが。
(出典:アザゼルのキャラストーリー)
- ヴァイガルドに来て以降の職業としては庭師をしている。
高所に登って繊細な作業を行うため、アザゼルとしての技術が活かせるだろうとビフロンスが紹介したもの。
(出典:アザゼルのキャラストーリー)
- その後も食事や雑談、風景など日常全てを学びとしている様子が言及されている。
カードゲームなどの遊びも覚え始め、持ち前の記憶力を活かしてそれなりに強いらしい。
(出典:【3周年】メギド質問箱)
- 「アザゼル」たちが持つ奇妙な形の暗器、掟を絶対として隠れ里に潜む、情報漏洩を嫌い「発破」で自爆する、などの特徴は、
古くから日本に存在し暗躍している集団「忍者」がモデルだと思われる。
- 派手に動き回る奥義モーション、技術の継承により複製される自我、死ぬと爆散する点などフィクションのニンジャものへのオマージュ要素も多い。
- デザイナーだよりではっきりとコンセプトが忍者であることが明かされた。
- 複数の顔を持つ筋骨隆々の禍々しい魔人のようなメギド体だが、腹部からは女神めいた白い腕が生えている(☆6では白い顔を含む上半身ごと生える)。
この白い身体こそが、アザゼルに塗りつぶされる前の本来のメギドの姿なのではないかと示唆されている。
(出典:デザイナーだより)
- ちなみにアザゼルと同時に実装されたSSRオーブ「シノビン」は、頭巾と顔の左半分が白いほうによく似ている。
- 元ネタの堕天使アザゼルは、アブラハムの黙示録によると蛇の頭を7つ・顔を14・翼を6対持つとされる。
いくつもの仮面をつけたメギド体は「複数の顔」という点が由来だろう。
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真29:アルマロス †
- 【性能・キャラストーリー】
アルマロス
- 【キャラクター設定・小ネタ】
節約を旨とする、車椅子に乗った老婦人のメギド。
老獪で抜け目ない歴戦の古強者で、メギドラルでもかなりの地位にあった。
+
| | 詳細
|
- 議席持ちの大物メギド。
かつては複数の軍団を統括する総司令として名の知れた存在だった。
- ブネの軍団は彼女の傘下の軍団の更に傘下の軍団だった。
ブネからしたら上司の上司ということになるが、ブネ自身はその層構造も知らずアルマロスの存在も知らなかった。
- デミウルゴスというメギドの策略でブネの軍団をはじめとした傘下の軍団を全て失い、ソロモンと同盟を結ぶためにヴァイガルドへと来訪した。
- 初登場イベント「不死の幻獣と失いし過去」後の時点では、ソロモンとの同盟の条件として指輪の契約は受けてはしても、まだ準備が整っていないため正式な共闘関係にはなかった。
イベント「変わる心、変わらぬ心」の一件を経て、チェルノボグの記憶を取り戻せたことで正式にメギド72へ加わることとなる。
- 無駄を嫌う性格であり、「もったいない」が口癖。
フォトンを浪費するばかりである現在のメギドラルに辟易しており、若い世代のために今はフォトンを蓄積するべきだという考えを持つ。
ただしそれは戦争社会のメギドラルで戦争を控えるということでもあり、傘下の軍団を全て解体させられてしまったのもその考えを疎まれたため。
- 年齢を自在に変化させられるヴィータ体でわざわざ老婦人の姿を取っているのも、若干とはいえフォトンの消費が抑えられるため。
戦闘時には若い姿になって戦う。興奮してつい若くなってしまうことも。
- メギド72の面子を指して「古い大物の多い軍団だねえ アタシなんてまだ若いよ」と言っている辺り、実年齢としてはアスモデウスやアイムよりは若いメギドなのだろうか。
(出典:アジト台詞)
- ただ貯蓄するだけではなく、使うべき時には使うという考えの持ち主。
「アタシはねぇ、ただのケチじゃないのさ。力を使うべき時はわかってる!」
(出典:奥義台詞2)
- チェルノボグにメギドの記憶を取り戻させるための立ち回りで、貯蓄をほぼ全て吐き出してしまったらしい。
彼女にとってそれこそが「使うべき時」だったのだろう。
(出典:イベント「変わる心、変わらぬ心」)
- イヌーンこと、ウトゥックの元上司。(正確にはサタンからの出向先)
(出典:マモンのキャラストーリー)
- ヴァイガルドの酒を気に入っており、大変な酒豪。
- 「無駄遣いは嫌いなんだが、酒ばかりは飲んじまうね あれはいい『無駄』さ」
(出典:アジト台詞)
- チェルノボグが懲罰局に囚われた当時、「即時開戦に否定的なハルマゲドン派」はアルマロスの一派だけだった。
(出典:ダンタリオンRのキャラストーリー)
- 元ネタはエノク書に登場するグリゴリの堕天使アルマロス。「魔法使いを無効化する方法」を人間に教えたとされている。
- スキルブレイクを扱うのは「魔法の無効化」からの連想だろうか。
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真30:バラキエル †
- 【性能・キャラストーリー】
バラキエル
- 【キャラクター設定・小ネタ】
発生して2年の非戦期間(バナルマ)。
捨てられたヴァイガルドでソロモンに保護されてからも戦いを求めて暴れまわる、世界最強の2歳児である。
+
| | 詳細
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- かつて純正メギド中最も若かったスコルベノト(バナルマ明け後3か月)より年下で、転生メギド中最年少のジズ(10歳未満)と比べても更に幼い。
- 子育て旅団の幼護士フィロタヌスの元で教育を受けていたが、紆余曲折ありメギド72で預かることになる。今日も元気に現・幼護士ソロモンを振り回す。
(出典:イベント「暴走児バラキエル!」)
- 雑魚を始めとし、ブッ殺すなど口が悪い。元・幼護士の影響か?
- しかしながら性能は全体的に防御寄りで、覚醒スキルセリフでは「ちんぱいちゅんな! あたちが守ってやる!」「弱いヤツを守るのが強いヤツのちめいだからな!」と、ただ暴れるだけの子供ではない様子を伺わせる。
これが彼女本来の個なのか、ちぇんちぇいの教育の賜物か。将来が楽しみな2歳児である。
- 彼女のメギドクエストは、パイモン・アモンR・ニスロク・アイムR・アマゼロトが出てくる。どことなく怒らせてはいけない相手が多いように思える。
- 2才児故か舌っ足らず。特にさ行が難しいようだ。
- ソロモンはチョロモン、せんせー(フィロタヌス)はちぇんちぇい、最強はちゃいきょう、アスモデウスはアチュモデウチュとなる。
- 元ネタはグリゴリの堕天使バラキエル。「神の雷光」という意味の名を持つ。
- しかし属性は雷ではなく氷。バラキエル(バルディエル)は雹や霰を司る天使であるともされ、氷属性はこちらに由来するのであろう。
- これまで登場した他のグリゴリの堕天使をモチーフとしたメギドは特徴的な形状の金の腕輪を付けていたが、彼女はそれを付けていない。
- メギド体のデザインには白バラがあしらわれている。バラキエルという名前ネタだろうか。
- かと思いきや、白いバラを抱えた姿で描かれる、正教会の大天使バラキエルの要素を取り入れたデザインという可能性も考えられる。
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真31:フルーレティ †
- 【性能・キャラストーリー】
フルーレティ・フルーレティ(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
本に魅せられ、ヴァイガルドへやってきたブックハンター。
メアリー・チェリーという筆名で活動する小説家でもある。
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| | 詳細
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- 芸術系メギド「アルテ・アウローラ」の一員であり、文学を愛するメギド。
- 夢見の者が持ち帰った情報を元に複製されたヴァイガルドの本を目にし、その魅力に取り憑かれた。
本を読みたいがためにヴァイガルドへの潜入任務を志望し、異世界へやってきた。
(出典:イベント「死を招く邪本ギギガガス」)
- 本を読むうちに自らも執筆することを志すようになる。
蒸気機関による印刷技術を導入し、儲けると共に本という文化を発展させることを考えている商人アキナイの目に留まり、彼の支援を受け「メアリー・チェリー」の名前で本を出版することになった。
- これがマグナ・レギオの知るところとなり、懲罰局に拘束されアルテ・アウローラの同志たちと出会うことになる。なお、「アルテ・アウローラ(芸術の夜明け)」はフルーレティによる命名。
- 作家「メアリー・チェリー」としてヴァイガルドで活動している。
- メアリー・チェリーは駆け出しの新人で無名だったことから著作は少部数しか刷られなかった。
しかし本は大変評判になり欲しがる人は多く、彼女の本は希少本として高値で取引されるようになった。
(出典:イベント「死を招く邪本ギギガガス」)
- 拘束され執筆から離れてしまい新作が出せなかったこともあり、希少性はますます上昇。入手困難になっていた。
しかし潜入メギドとしてヴァイガルドに戻ってきた本人はそんな評判を全く知らず、無名だからあんまり売れていないと言っている。
- 彼女の作品の大ファンであるアムドゥスキアスはその認識を聞いて驚いている。
アムドゥスキアスは高い金額を払ってまで商人に本の入手を依頼している。
また、アンドロマリウスもファンであり、本市場で必死に探し回っていた。
- 名前の元ネタはフランケンシュタインの著者メアリー・シェリーと思われる。
- フルーレティの代表作の「ジョンドウの怪物」はシェリーの代表作「フランケンシュタインの怪物」と要素が似ている部分もあり、遅れて評価されたという部分もシェリーの経緯と重なる。
- 偶然か意図したものか、イベント「死を招く邪本ギギガガス」の開始日8月30日は、メアリー・シェリーの誕生日である。
- 趣味兼収入のため締め切りの間を縫い、依頼を受けて希少本を捜索する「ブックハンター」のバイトもしている。
- ヴァイガルドの印刷技術の限界から現存数の少ない本が多いらしく、 仕事の内容はほとんどトレジャーハンターに近い。
- その経験から情報収集、分析、推理の能力も高く非常に有能。
- ベリトたちの邪本ギギガガス捜索に当たり、アキナイから邪本の行方を掴んでいるブックハンターとしてたまたま紹介されたのがフルーレティだった。
(出典:イベント「死を招く邪本ギギガガス」)
- 本当に全くの偶然であり、ソロモンの指輪を見たフルーレティは内心大パニックを起こしていた。
- ボロを出さないためにクールな態度を取っていたが人の良さは滲み出ており、ソロモンたちからすぐに信頼される。
- 潜入メギドとして任務を課されており、拘束されていた事情もあって黒い犬に監視されていた。フルーレティはソロモンたちとの出会いをメギドラルから逃げるチャンスと捉え、黒い犬の前で自分を殺す芝居をしてほしいと頼む。
- わざわざ芝居を打ちたい理由はそのまま召喚を受けるとメギドラルを裏切ったことになり、あちらに居るはずのアルテ・アウローラの同志の身に危険が及ぶ可能性を案じたため。
- 計画は成功し、黒い犬がフルーレティ死亡をメギドラルに報告した後、黒い犬も排除完了する。
フルーレティはアジトへ迎え入れられた。が、まだ召喚は受けていなかった。
何でも締め切りが迫っており、召喚されて戦うと気が散って執筆に影響が出るため。
他人の監視があるアジトは絶好の作業場であり、フルーレティは執筆完了までアジトに缶詰になることを決めた。
- なおこの時のブックハンターは腕組をしている若い女性のモブグラフィックだったが、これは変装などではなくフルーレティが取れるもう一つのヴィータ体。
ヴィータ体を複数持てることはメギドラルでも比較的レアな技術のようで、潜入工作員にはうってつけの能力だろう。
(出典:【5周年メギド質問箱】)
- グレモリー領にあるメギドラルへのゲート と アジトのポータル のハブ(中継地)の監視員を任されている際、ヴァイガルドで発生した成り損ない幻獣と遭遇。
伝達のためブエルを逃がしたが、メアリー・シェリーの読者だったグレモリー領守備隊を見捨てられずその場に残る。
自分を囮に守備隊を逃がそうとするも守備隊は逃げるのを良しとせずフルーレティに同行したため、作戦を変更して守備隊改め不滅隊を指揮して成り損ないを迎撃した。
(出典:77話・2,3、78話・冒頭,1,2)
- 新作の本の締切を3回も伸ばして、もはや後が無いフルーレティは気分転換も兼ねてソロモンの幻獣討伐に同行する。大した仕事ではないはずであったが、追い込まれたフルーレティは架空の設定の「背後で幻獣を操るヴィータ」の存在をネタ出しも兼ねてぶつぶつと呟く。しかし幻獣に張り付けられたチラシから、本当に幻獣の出没が人為的なものである疑いが浮上する。そうしてベロナの街を舞台にしたアッズーロ家とロッソ家の長きにわたる確執が招いた事件に巻き込まれることになる。
(出典:イベント「この言葉、君に届け」)
- 黒幕である両家の現当主がこの街に抱く「恨み」によって計画されたプロメテウスとロキを招いた演奏会、その本当の目論見は街人全員を演奏会に集め幻獣を放ち皆殺しにするという殺戮であった。幻獣から街人を守ろうとするソロモン、そして恨みを抱くに至った経緯を知ったフルーレティはこの街の対立構造を解消するきっかけを作る為にある台本を書き上げる。
それは街に今も僅かに伝わる、かつて両家の和解に向けた縁談話と、それが街中から反対を受けて未来ある男女の死へと発展した悲劇の実話であった。その顛末をフルーレティは「実は生きていた」という陳腐なハッピーエンドに書き換える。「なんだ…」と落胆する街人達は同時に「これがお話でよかったじゃないか」という安堵、そして「もうこんな憎しみ合いはたくさんだ」という思いにも気付く。それこそがフルーレティの狙いであり、文章に込めた祈りでもあった。
- フルーレティの用意した演劇により、和解への兆しを見せたベロナの街、しかしアッズーロとロッソの二人の当主は憎しみの灯を消すことなく自死を選んだ。
幻獣討伐を終え、一人になったフルーレティは死を選んだ二人の当主に対して、この物語で一番救いたかったのはあなた達だったという悔恨の想いを口にする。自分の文章ではまだ救えないものがあるということ、そして、それでも自分の物語で今度こそ「生きさせてやる」ことを誓ったフルーレティは言葉を紡ぎ続けることに熱意を燃やす。
- そうして、無事に新作を入稿し終えて次の仕事に取り掛かる頃にはバーストの姿で登場する。描写こそ無いが、上記の決意や帰還後おおいに燃えたであろう締切までの執筆を乗り越えた果てにリジェネレイトしたのだと思われる。
リジェネレイト後の能力は「炎上」及び「狂炎」、作家としては洒落にならない能力である……。
(出典:フルーレティ(バースト)キャラストーリー)
- メギド72において、初めて実装された「眼鏡を外さない眼鏡キャラ」である。
- ただし伊達眼鏡。
(出典:【3周年】メギド質問箱)
- 悪魔フルーレティはベルゼブブの配下とされる。アフリカに住むとも。
仕事を命じると夜のうちに終わらせるという。出典の時点で徹夜からは逃れられない運命のようだ。
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真32:ガギゾン †
- 【性能・キャラストーリー】
ガギゾン
- 【キャラクター設定・小ネタ】
元フライナイツの戦術メギド研究隊長で、様々なメギドや幻獣の改造などを行なっていた研究者。
ベルゼブフに対し強い忠誠を誓っている。
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| | 詳細
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- 戦術メギドとは戦況を変えうる特殊能力を改造により得たメギドであり、場合によっては幻獣も含む。
それを研究、開発し実践投入を通してテストするのがフライナイツにおける主なガギゾンの役目だった。
(出典:常設イベント「二つの魂を宿した少年」)
- メギドの改造技術はフライナイツに所属する以前から身につけた技術であった。
経緯は後述するが、技術を学んだきっかけは“自分より下のなにをしてもいい存在”を作るという発想から。
(出典:ガギゾンのキャラストーリー)
- フライナイツに所属して以降も改造メギドの研究を続けており、護界憲章の判断基準などを探るためシャミハザをはじめ多くのメギドを改造しヴァイガルドに送り込んで実験を繰り返していた。
(出典:常設イベント「二つの魂を宿した少年」)
- その成果もあってかヴァイガルドに侵入可能なメギドの改造レシピを作成しており、それを公開することによってハルマゲドンに貢献したとしてマグナ・レギオから高い評価を受けている。
- これを用いて元ハルマゲドン派で失脚したメギドたちが大量にヴァイガルドへ侵略を仕掛けてくることとなる。
(出典:6章1節)
- 2章終盤の護界憲章襲撃作戦(王都攻略戦)に関わっており、それが失敗に終わったため立場が苦しくなった。
(出典:常設イベント「上書きされた忠義」「二つの魂を宿した少年」)
- よく間違えられるがフォトンバースト自体には関わっていない。
ガギゾンの役割は洗脳幻獣(エリミネーター)を用いて王都の扉を開けさせること。また、本人の口ぶりからみるに彼の役割は幻獣の提供だけであり現地には居なかったようだ。
- 作戦を指導したのは異世界侵攻作戦総指揮官であるプルトンであり、その彼女も提案された作戦を精査・承認・調整することが役割であるためこの作戦の立案者が彼女であるとも限らない。
- また、この作戦自体サタン派の“赤い月”計画の支援作戦であり、議会への造反にならないためにベルゼブフ派の人員として作戦を任されていたようだ。
- この作戦での失敗やソロモン達との私的な争いでの敗北が原因なのか、最近では侵略計画についてはなにも担当していなかったらしい。
(出典:98話・5)
- ガギゾンの研究は秘密裏に行われており、隠蔽工作なども駆使しているため詳細を知る者は少ない。
- しかし幻獣化のレシピを公開して名を上げたり、裁判にかけられていたりと何かと本人の動きが派手。
- メギドラルから侵略に来た純正メギドたちに一撃を加えたプルフラスが「文句なら(こっそり研究して自分に改造を施した)ガギゾンあたりに言ってくれないか」と言ったところ彼らもすぐにピンと来ていた。当然の如き悪名高さに、ブニとプルフラスは「あいつ悪いやつだなぁ」としみじみ呟いている。
(出典:60話・2)
- オリエンスも名前を知っており「態度は最悪、組織の威を借りて個全混同やりたい放題」としてレジェ・クシオでは有名で、フライナイツの評判を1人で悪くしていると言われている。
なお当の本人はそれを聞いてもどこ吹く風。曰く「バカのひがみには慣れっこ」
(出典:85話・5)
- ソロモン達とは間接的に2度(王都攻略戦を含めれば3度)敵対している。
- 彼の初出はイベント「上書きされた忠義」にて。
体調が悪化したベルゼブフのため、かつての専属の医者でありヴァイガルドに逃亡したユフィールを、改造を施したブニを利用して連れ戻そうとした際にソロモン達と敵対することになる。
(出典:常設イベント「上書きされた忠義」)
- 元々はベルゼブフが陣頭指揮を行う際に護衛用の生ける盾として提供するつもりでブニを改造したが、彼の体調悪化に伴い話が立ち消えたため用途をユフィールの確保に切り替えた。
- 結果的にブニの洗脳が解け、ユフィールの確保とソロモン王討伐という目的はどちらも達成できなかったが、狂獣化のデータを取れたこととベルゼブフの完全なる自我を復活させるためのデータが得られた可能性に満足し決意を新たにしている。
- なおこのイベントは復刻されるたびに内容がいくらか変わっている。
常設化によって確定したと思われるため以上の内容は全て常設化されたものに基づいている。
- 2度目の登場はイベント「二つの魂を宿した少年」にて。
ソロモン王に戦力を提供しているのではないかと冤罪をかけられ、その際に話題にあがったシャミハザを暗殺するため懲罰局の処刑人であるアラストールに仕事を依頼する。
しかし運悪く同時期にソロモン達がシャミハザと接触していたこともあり、作戦は失敗に終わってしまう。
(出典:常設イベント「二つの魂を宿した少年」)
- ソロモン達がガギゾンの名前を知り、明確に敵として認識するのはこのイベントにてフリアエから名前を聞いてからである。
- 冒頭の裁判は派閥闘争による茶番だとガギゾンは考えていたが、少なくとも検察官メギドは中立的立場からガギゾンの真意を怪しんでおり、彼の権力を奪うためフライナイツから引き離そうとしたようだ。
前述の通りレジェ・クシオでの彼の悪評は名高いので、普段の態度も裁判にかけられた理由なのだろう。
- 仕事を依頼したアラストールには本人の同意を得たうえで改造を施している。しかし切り札の幻獣化を使ったアラストールは暴走、理性を失い暴れまわる。
このリスクをガギゾンがアラストールに説明していたかは不明。なお、ガギゾンは理性を失うことにより強大な力を引き出せるというデータが取れたことに満足していた。
- こちらのイベントも復刻時に内容が修正・整理されているが、以降は細かい表現の変化のみにとどまる。
- 先にも述べた通りある時期から侵略計画に携わらなかったためか途中からイベント、メイン共にめっきり出番が無くなってしまったが、8章4節の最後にて久々に登場。
いきなり地位を失いフライナイツに追われ少しぶつかっただけで倒れるほどボロボロの満身創痍の状態で登場した。
(出典:84話・END)
- これはルシファーを連れて逃亡したため。
元々ルシファーと会わせることでベルゼブフの精神状態が改善するかの実験のため連れ出したが、それより前にベルゼブフが目覚め暴走。フライナイツはそれで良しとしたがガギゾンはそれに反発したのだ。
結果的にフライナイツに追われる身となる。
(出典:94話・6)
- なお、ガギゾンは懲罰局が流した噂を信じルシファーが自我を失ったのはエルダーになり損ねたからと思っており、エルダーについて分かればベルゼブフを戻せると考えていたようだ。
また、情報を聞き出すためにルシファーを元に戻す方法としてソロモンの指輪を用いようとしていたようで、メギドラルのソロモン王に接触するつもりだった。
(出典:86話・4,6)
- その後は紆余曲折を経てその場に居合わせたアモンに救われ、ルシファーと共に彼に同行することとなる。
(出典:9章1節)
- レジェ・クシオから脱出をする際、交換条件として懲罰局本部の場所を教えている。
これはソロモン達が懲罰局を壊滅させることができた要因の一つである。
(出典:86話・1)
- アモンと共に後続隊がいる場所までやってきたところ、アスモデウスを殺そうと暴走しているベルゼブフと合流。アモンにアスモデウスを助けるための魂のランタンを渡し、さらにルシファーの身柄を預けた上で彼と共に何処かへと去って行った。
(出典:88話・冒頭)
- その後の二人の詳しい動向は不明だが、ガギゾンがベルゼブフのために幻獣にまざってまで肉体労働をしてフォトンを手に入れている間に、ベルゼブフは母なる白き妖蛆の元に行ってしまい見失ってしまう。
(出典:94話・冒頭)
- ベルゼブフがいなくなった事で母なる白き妖蛆が何らかの干渉を行ったことを察知したガギゾンは自身も何らかの干渉を受ける事を危惧し、ダミー意識に体を預けることで自らは精神世界に待避し、次の行動を考えるための時間稼ぎを行う。
(出典:99話・END)
- このダミー意識は何かを考えることをしないため、外の体は何も話さず何の反応も示さない状態となり、非常に無防備となる。
その状態のガギゾンを議会に向かっていた通りすがりの軍団が見つけ、善意でレジェ・クシオまで連れて行ったことでフリアエの所属する裁判所の関係者に見つかり身柄を預けられた。
(出典:99話・冒頭)
- 時を同じくして自身のせいでガギゾンが失脚したと思った妄戦ちゃんはベルゼブフの力を借り、メギド72に彼を移籍させることで命を助けようと奔走する。
結果、ペリピッド(ゲーム)の賞品という形でガギゾンはソロモンに召喚されることとなった。
(出典:10章1節)
- ガギゾン自身もベルゼブフが尽力したことと、彼を救うための手段としてソロモンに自身を召喚「させてやる」という形で了承した。
- 性格は一言で言えば傲岸不遜。
ごく一部の相手を除き他人を見下しバカにしている。というかそもそも他者が嫌い。
(出典:図鑑プロフィール欄)
- 彼に対し恩義を感じている妄戦ちゃんにすら「酷いメギドですけど… さらに、いいところも全然ないとか逆に珍しい貴重なメギドなんです」と言われる始末。
(出典:99話・END)
- 他人を見下しているだけあって口も悪く、罵倒の語彙も豊富。
最もよく使う罵倒は「バカ」。二言目くらいには大体この言葉を言っている。もちろんボイスにも収録されている。
(出典:ボイス「進化・3」、「挑発スキル」等)
- ただし、この性格は本人の元来のものであると同時に病弱であったことや下級メギドとして蔑まれてきたことが由来でもある。
また、相手が大メギドであろうが上司であろうが関係なく、さらに大抵の状況でも同じ態度で接するため、ある意味自分の意見に率直で物怖じしないと言えるかもしれない(それが良いことかはまた別の話だが…)
(出典:ガギゾンのキャラストーリー、イベント「見習い女王と筋肉の悪魔」「険しく長き筋肉の道!」等)
- 基本的には誰に対しても最悪の態度しかとらないガギゾンだが、唯一ベルゼブフだけに対しては絶対の敬意と忠誠をもって接する。
- ベルゼブフのためならば組織から追われ地位を失うことも、敵にお願いをすることも、幻獣のもとで苦手な肉体労働をすることも厭わない。
自らのプライドを投げ捨ててまで尽くす姿は紛れもない忠臣と言えるだろう。
(出典:84話・END,88話・冒頭,94話・冒頭)
- ガギゾンはヴィータ体の不調が原因で戦うことすらままならず、下級メギドとしてぞんざいに扱われ蔑まれてきた。
ある日、所属していた軍団から逃げ出し気絶していたところ、夢の中でベルゼブフと出会う。その後、幾度かの邂逅を夢で繰り返しヴィータ体に対するアドバイスをもらったことで不調は和らぎ、ある程度まともに過ごせるようになった。
これらのことや、ベルゼブフがガギゾンに対して初めて蔑まず、敵意を持たず接してくれた存在だったことから、他の者へとは違う特別な感情を抱くようになる。
(出典:ガギゾンのキャラストーリー)
- この感情を母なる白き妖蛆は尊敬や感謝、愛情であると表現した。
またガギゾン自身もベルゼブフがゴミ呼ばわりされた際には彼を『もっとも正しい存在のメギドであり、自分とは違いゴミではない』(要約)と述べ反論している。
- このガギゾンの様子を見た母なる白き妖蛆は、彼が明確な目的を持っていなかったことに漬け込み、“ベルゼブフに会う”という目的を与えると共に、ベルゼブフと自身に“様”をつけ敬意を表すように促した。
結果、ガギゾンは母なる白き妖蛆にかしずき目的をもらうことにする。
- 経緯だけを見れば素朴な好意を母なる白き妖蛆によって忠誠に塗り替えられたと言えるかもしれない。
ただ、ガギゾンの目的は母なる妖蛆が与えようとしたベルゼブフに“会う”ことではなく当初から“救う”ことを念願に置いており、ただの傀儡ではない本来のベルゼブフを取り戻す姿勢は今に至るまで変わっていない。
また、ガギゾンへの贈り物には“忠誠のブーツ”“摩頂放踵のブーツ”の二つがある。忠誠というものが彼のキャラクターにおいて重要な要素であることは間違いないだろう。
- 摩頂放踵とは『自分の身を犠牲にして、天下や人のために働くこと』という意味である。
- なお、先にも述べたがガギゾンが初登場したイベントのタイトルは上書きされた忠義である。
- また、ベルゼブフのことをハルマゲドンを成功させクソみたいな世界を変えてくれる存在だと信頼しており、そんなベルゼブフを手助けし共に新しい世界を作り上げることを望んでいる。
- あくまで世界を変えるというのは副産物であり、主目的はベルゼブフの手助けをすること。
- 長らく他者から見下され続けてきたためか、軽蔑や敵意に敏感。
頭の悪いメギド達が自分を見下すことにイライラしており、そんな輩が幅を利かすメギドラルをクソだと評している。
(出典:ガギゾンのキャラストーリー)
- そのため他者から侮られないために自らの地位を向上させようと方法を模索していた。
作戦立案や改造技術など自らの能力を活かそうとする他、捕虜や下級メギドなどを改造し自分より下の存在を作り出すことで相対的に立場を上げるといったこともしている。
- またそんな環境で過ごしていたためか、本心での自己評価は意外と低い。
普段の偉そうな態度はそんな本心の裏返しなのかもしれない。
- 一方で自身を正当に評価する存在や見下さない存在に対しては普段よりも幾分かマシな態度で接する。
任務に失敗した妄戦ちゃんにチャンスを与えたのも自身に対し軽蔑や敵意を持っていなかったため。
(出典:99話・6)
- 母なる白き妖蛆の中に混ざってしまったベルゼブフを、彼女と区別し認識できる存在でありながら「白き世界」に来れた例外的な存在である。
(出典:ガギゾンのキャラストーリー)
- ベルゼブフに対してとは違い、ガギゾンは母なる白き妖蛆に対して感謝や尊敬、愛情と恐怖を持ち合わせておらず、それがベルゼブフと分けて認識できる理由のようだ。
- 母なる白き妖蛆に対しては敵意ほどではないが警戒心を抱いている一方、蔑まずに正当に評価する点はありがたいと感じている。
また彼女からも頭の良さとメギドラルに対する評価については気に入られている。
- ヴィータ体に不備があり、不調になりやすいうえに体力もない。
そのため肉体労働に向いておらず、体力を使う仕事を指示されると悪態をつく。
(出典:ガギゾンのキャラストーリー、ボイス「探索・出発」等)
- これはヴィータ体を教わる際にヴィータという種族に対し悪意のある者から教わったため。
ガギゾン自身がその思想に共感したことで模倣したヴィータ体にもそれが反映され、常にどこかしら不備のあるヴィータ体になってしまった。
- ベルゼブフからアドバイスを受けて以降はただ生きているだけで不調に悩まされるということは無くなったが、それでも他のメギドより虚弱なヴィータ体らしく、戦闘後は急激に疲弊する。
- その弱さは勝利モーションで息切れを起こし自身の体を支えきれず尻餅をつくほど。
長期戦はもちろん1ターン1順目で戦闘が終わろうが関係なく疲弊する。
(出典:勝利モーション)
- この虚弱っぷりは自身も把握していて召喚時のボイスでは本人自ら病弱だと申告してくる。
他のボイスでも自身が病弱であるとこれでもかというほど主張する。アジトの台詞では「外に出たら野蛮なヴィータに殺される」という純正メギドにはあるまじき発言も。
“虚弱”ではなく“病弱”と言っているのはボイスの収録が初期に行われたためか。
(出典:ボイス「召喚」等)
- 一方で何度も戦争に負けたりハックに足蹴にされたりフライナイツにボロボロにされたりしても何だかんだしぶとく生き残っている。
悪運は強い方なのかもしれない。「適当なことをでっちあげるな 運の存在を証明してから言え」
- マモンからは「まだ坊やなんだから」と言われてしまっているため、若いメギドであると思われる。
(出典:イベント「見習い女王と筋肉の悪魔」)
- もっとも、マモンはベリアル現役時代から生きる大メギドであるため大概のメギドが若く見えるというところはあるかもしれない。
- ガギゾン曰く彼が発生したのはルシファーが偽物と入れ替わって以降であり、また偽物の方が局長歴は長い。
ヴィータ体での戦争が一般的であったことも考えるとガギゾンの年齢は最大でも200~250歳未満と考えるべきか。
(出典:85話・5、ガギゾンのキャラストーリー)
- 戦闘での性能は新たな強化地形である凍土を所持して実装。
地形が有効であれば問答無用で全ての能力を下げることができ、耐性次第で複数の弱体が入る。スキルで気軽に付与できるのが強み。
- また奥義では新たな弱体である覚醒増加量低下も所持している。実装したてであるため耐性を持っている敵は少なく、有効な相手が多いのは嬉しいところか。
- リーダーMEでは全快時、自身の素早さが40%上昇しかなりの素早さ(最大レベルでの実数値は701)となり先手を取って相手の攻撃力を下げることが可能。地形が延長されるのも地味に有用。
逆に言えば少し小突かれただけで激減するので運用の際には注意が必要。
- 様々な悪行を働き軍団メギド72内にも遺恨を残すメンバーが複数居る中、悪魔の時計・真に名前が記載されていたことがあり、将来的に仲間入りすると目されていた。
いったいどんな経緯でどんな顔をして召喚されることになるのかとプレイヤーの間でも話題にされていた。
- 軍団員との因縁としては改造されたブニ、シャミハザ、アラストール。
バルバリッサとの密約により間接的に追放されることになったカスピエル。
懲罰局の依頼で追放のための必要な処置を施したマルチネと自身の顔を足蹴にしたハック、その際に借りを作ったマモン。
連れ戻されそうになったユフィールに、法を軽んじているために嫌われているフリアエやヴァイガルドに来るための処置を施したらしいプルフラス、顔見知りのティアマトなどというように多岐にわたる。
- 最も、ブニに関しては放っておけば他の軍団員のように処刑されていたであろうしシャミハザの改造については実験メギドである以上、メギドラル的には責められる謂れはない。
他の事柄に関してもガギゾンがルールを逸脱している点はそれほど多くなく、結局のところ彼が恨まれる理由は本人のどうしようもない態度の悪さと他者を顧みない性格の悪さが原因といえる。
- 当初時計に記載されていた頃は真8に記載されていた。
そのためロキがそこに収まった際には「加入が無くなったのか」「第三の時計に異動したのか」と、一部で騒然としていた。結果的には真32として実装されることとなる。
- 10章1節にてついに軍団入りを果たす。
経緯は前述の通りであり改心したわけでもなく、態度も敵だった頃そのままである。
また、扱いも正式な加入というよりは一時的な保護というものに近い。
- 担当声優は間接的な被害者であるジルベールと同じである。
- 元ネタであるガギゾンは「アベラメリン(アブラメリン)の魔道書」第2書19章において語られるオリアクス配下の低級魔。元はヘブライ神話の疫病神だったとも。
- 元ネタでは疫病をもたらす存在だったが、こちらでは自身が病弱で虚弱となっている。
覚醒スキルでは敵にも病気や虚弱をまき散らすことが可能。
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真33:ハック †
- 【性能・キャラストーリー】
ハック・ハック(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
鍛え抜かれた肉体での戦いを好む、大柄で筋肉質なメギド。
独自の格闘技術「ヴァイクラチオン」を世に広めることを使命とする。
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| | 詳細
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- 一個の軍団を一人で撃破することができる程の強大な力の持ち主。
マモンからは「望めば8魔星にも入れた」と言われている実力者。
(出典:イベント「見習い女王と筋肉の悪魔」)
- おそらく8魔星や元大罪同盟に匹敵する期間を生きている大メギドと思われる。
ガギゾンをガキと呼び、生意気な態度で挑発してきた彼を軽く足蹴にしている。
- 元々は軍団に属さず軍団を持つこともしない「流れ」のメギドだった。
根っからの「流れ」であるアマゼロトの闇討ちをこの時期に受けたが、結果は長丁場の末の痛み分けで、以後特に交流はなかったがお互い戦士として認め合っていた。
(出典:イベント「師の想い、弟子の想い」)
- 生まれたてのマルチネを拾って育て上げ配下に加えて以降、その人柄に惹かれ次々と
舎弟部下になるメギドが現れ、好戦的な肉体派軍団を築き上げた。
- 「戦いに手段は問わない、勝てばそれでいい、負ければ何もない」という信条を掲げ部下たちにもそのように教育してきたが、その結果ハックに無断で休戦季のマグナ・レギオに不意打ちを仕掛けるという無謀に走らせてしまう。
この言葉にはいわゆる「命あっての物種」という意図もあったのだが、それが部下にはまるで伝わっていなかったのである。
- ハックは彼らを正しく導けなかった後悔を叫びながら自ら部下たちを撃破。実験台として適性を見出されたため追放に回されたマルチネを除き彼らは処刑され、ハックは部下を全員失う。
- ヴィータとなったはずのマルチネを追い自らヴァイガルドへ赴く。
ヴィータ体で戦う技「ヴァイクラチオン」を考案し、伝道しながらマルチネを探す旅を続けていた。
- その過程でとある村に流れ着き、姿勢の悪さから体調不良を引き起こしていた村人を鍛え上げ活気を取り戻させている。絶望から救われた恩を感じた村人はハックを慕って全員ヴァイクラチオンを学ぶ弟子となり、村長の老婆に至っては村で右に出るもののない最強の使い手となる。
(出典:ハックのキャラストーリー)
- その後村長はヴィータを襲いメギドラルへ物資として連れ去ろうとする賊二人をヴァイクラチオンによって一人で倒す功績を上げている。
(出典:ニバスBのキャラストーリー)
- トーア公国の御前試合にも出場し、健闘するものの腰をやってしまいリタイア。
なお、この時「オバーバ」という名前が明かされた。
(出典:イベント「トーア公御前試合」)
- 同じ村の出身者かは不明だが、別の場所では大量発生した成り損ない幻獣に襲われるおしゃれなオープンテラスで戦う女性も登場。
ヴァイクラチオンで成り損ない幻獣を押し返しているところに、弟子の仕上がりを見に来たハックが救援として現れた。
(出展:78話)
- やがてウァプラの領内で起きた「獣殺し」事件に関わり、マルチネとの再会を果たす。
詳細はイベントシナリオの「見習い女王と筋肉の悪魔」を参照。
- ヴァイクラチオンの元ネタは古代ギリシャの格闘技パンクラチオンと思われる。
- 何故か広島弁風の口調で話す。
「なンじゃぁ?」という調子で「ん」が全部カタカナの「ン」表記になる。
- 広島弁というより任侠映画弁か。
- マルチネ始め部下たちにも全員この話し方が移っている。
また、マルチネが仕入れたヴァイガルドの知識から部下たちはハックを「オヤジ」と呼んだ。
やっぱり任侠めいている。
- マルチネは記憶を取り戻した後ハックを時々「オヤ…」と呼びかけては「ハックさん」に修正する。
- 筋肉を磨き上げることに対して全力で取り組んでおり、そのためにヴィータの人体についても勉強、研究を重ねている。
- 体に触れることで筋肉の状態を瞬時に見抜くことができ、整体師のようなこともできる。
- 効率的な鍛錬のため、筋トレ法は勿論、食事を通じた栄養管理にも詳しい。
- ただし筋肉のことしか頭にないため、心理面や男女の性差には無頓着。
鍛えた筋肉は見せつけるべきとの信条から、良い筋肉を持つ者に対しては男女問わず服を脱げ!と迫るなどややはた迷惑な面も。
- マルチネの情操教育に期待がかかるところ。まあ彼女は彼女で進化すると露出が増えていくが…
- スキンヘッドに半裸の筋骨隆々な男(それもどう見てもプロレスラー)というアクの強いルックスにいい笑顔でポージングを決める奥義モーション、トンチキ感のある初出イベントタイトル……ととにかく初見のインパクトが強いキャラだったため、情報公開当初はかなりのイロモノが来たと話題になった。
- が、シナリオにおいてはマルチネの所業について思い悩みながらも彼(彼女)のために奔走する姿がプレイヤー達の心を打ち、ネタやギャグ以外の面でも大きく株を上げることになった。
- 一方で見込みのある相手を片端から弟子に誘ったり、召喚時にまるでプロレスのリングコールのような口上が挟まるなど、ネタ面でのインパクトもさらに強まった。
- メギド体は巨大な赤子が3人寄り集まったようなもの。良くも悪くも筋肉に対しひた向きでストイックな面やマルチネへの思いなど、その内面の純粋さを表した姿と言える。
- 「地獄の辞典」に於いてのハックの記述は非常に少ない。しかし、大物である、ということだけはわかっている。メギドラルで8魔星に匹敵する大物描写もおそらくはそれを受けてのこと。
- 「何も記述がない」ことを受けて「何も身に付けないで戦う」肉体派になった…というのは流石に考えすぎだろうか。
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真34:マスティマ †
- 【性能・キャラストーリー】
マスティマ
- 【キャラクター設定・小ネタ】
「悲劇の騎士」を自称し、あらゆる悲劇を避ける事に全力をかけているメギド。
まるで舞台劇のような大袈裟で格式高い話し方をする。
+
| | 詳細
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- 悲劇の騎士を名乗るものの悲劇的な出来事を好んでいるわけではなく、むしろ「悲劇とは許しがたいもの」と語って積極的に阻止しようとする。
(出典:イベント「メギドラルの悲劇の騎士」)
- ただ物語としての悲劇は求めているのか、悲劇が題材の本や舞台劇を称賛している。
アジトの吟遊詩人(恐らくバルバトス)に悲劇をリクエストしても幸福な結末を語ってくると不満を述べている。
(出典:アジト台詞)
- 話し方に違わず大袈裟で、「道に迷った」「贈り物が贈られていない」「ボーナスタイムが終わりそう」など小さなことでも悲劇と称して大仰に嘆く。
(出典:アジト台詞、イベント「メギドラルの悲劇の騎士」)
- アマイモン・ヴェルドレとは同じ子育て旅団「秘密の古戦場」でバナルマを過ごした幼馴染。
バナルマの終わりに起きた2人との悲劇的な別離が、自身を悲劇の騎士と称することとなったきっかけである。
(出典:イベント「メギドラルの悲劇の騎士」)
- 統一議会に奉仕するメギドラルの騎士だったが、ヴァイガルドに来るに当たってその身分は失っている。
(出典:イベント「メギドラルの悲劇の騎士」)
- ヴァイガルドの根本的な常識に疎く、ヴェルドレを探し最初に訪れたイナカーン地方では牛に言葉が通じると思い熱く語り掛けていた。また顔と手足のあるカカシをヴィータと認識し、無口なうまくヴィータ体を形成できない個体だと思い込んでいた。
- この顔と手足の有無でカカシをヴィータと認識してしまう一幕は、後に痛烈な皮肉となってヴェルドレと再会する場面に繋がる。
- 大袈裟な言い回しがどこかコミカルになることが多い。「まさに悲劇!」の台詞も同様であるが、悲劇を止めるという想いはとてもシリアスなものである。また、本来持つ洞察力や理解力は優れており、会って間もないヴィータという種族にも高い共感を示す。イナカーン地方で起きた幻獣被害に起因するヴィータ同士の諍い「ヨニゲマンの悲劇」では、激情にかられて一人の男をリンチしようとしていた村人に部外者だからこそ冷静な視点で言葉をかけて場を収めた。
- <恐怖に突き動かされ… あるいは焦燥にかられ、怒りが、嫉妬が、閉塞感が、私たちの「魂」を突き動かす。それを、衝動のままに許すとき 悲劇は生まれるのだ>、マスティマが村人たちに投げかけた「悲劇」の本質とも呼ぶべき言葉である。そして、この言葉が皮肉にも後にマスティマ自身に降りかかることとなる。イナカーン地方の一件は小さなエピソードなのだが、後の展開を示唆するやり取りが非常に多い。
- 諍いの発端となった置き去りにされた子供達はソロモン達が発見し無事保護して村に帰ってくる。村人同士で取り返しのつかないことになる前に場を収めてくれたマスティマに村人達は感謝の言葉を述べる。
言葉は無用だとマスティマは言う。<ただ私にとって少々……悲劇というものはね、キミ 許しがたいものなのでね>
- ヴェルドレが追放先のヴァイガルドで生きているという情報を入手した為、自身の騎士の身分も放棄して単身ヴァイガルドへ訪れた。偶然出会ったプルフラスの導きもあって、ソロモン王と行動を共にする。
(出典:イベント「メギドラルの悲劇の騎士」)
- 行く先々で出会ったヴィータ達にマスティマは好意の共感を覚えるが、マスティマの「現状」を目の当たりにしてしまったことからメギドがヴィータに共感できてしまうことこそが悲劇であると感じ取る。
- ヴィータを許せないという気持ちが上回りヴェルドレの「縁の者」をあわや殺害する手前であったが、かけつけたプルフラス達によって悲劇は阻止された。
- かつての「遠い情景」の中で幸せな時間を過ごした3人の仲を最後には自分の手で切り裂いたことをずっと後悔しており、リリムは彼女が死にたがっていることを夢を通して察していた。
- マスティマもヴェルドレも救うと決意したソロモンによって死んだと思い込んでいたアマイモンと対峙、過去の決着をつけた後にようやく罪の意識から解放されることとなる。
- マスティマ、アマイモンの導きによって「遠い情景」の場所へ辿り着いたソロモンによってヴェルドレも完全再生を遂げる。晴れて昔のように顔を合わせたマスティマはソロモンの軍団に仲間入りを果たす。
- グレモリー領で起こった村の幻獣被害に立ち会った際は恋人を失ったメアリという女性と知り合う。
マスティマは悲しみに暮れる彼女に寄り添うことで悲劇を取り除こうとする。
しかし、メアリの行動は次第に不可解な様相を見せ始める。
(出典:マスティマのキャラストーリー)
- マスティマの中に一生残りたいと考えたメアリは、ある行動を取る。
その顛末によって、メアリはマスティマの中の悲劇という概念に忘れ得ぬ体験として残ることとなった。
- 本当にトラウマになってしまっているようで、フルーレティが作家名である「メアリー・チェリー」と呼ばれるとビクッとしてしまうとのこと。
(出典:2022年メギド質問箱)
- 元ネタはヨベル書に登場する天使、もしくは神に仕える悪魔マスティマ(マンセマット)。
その名はヘブライ語で「敵意」「憎悪」を意味し、人々を害する事で神への信仰心を試す必要悪の役割を持つとされている。
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真35:ブリフォー †
- 【性能・キャラストーリー】
ブリフォー
- 【キャラクター設定・小ネタ】
「面白い」トップの下で「面白い」戦いを求めるメギド。
だが「面白い」と語る割にはその表情は冷めており…
+
| | 詳細
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- 「面白い」戦いを求めるのは、彼女自身が戦争を含め様々なことを「面白い」と感じたことがなかったため。
多くのメギドが熱中する何かを求めて戦争を繰り返すも、やはり何も感じない自分の事を「空っぽ」と評する。自分にはメギドとしての『個』がないのではないかと悩む場面も。
- 初出のイベントタイトルからして「虚無のメギド」呼ばわり。
- そんな性分のために醒めた思考をしてはいるが、周囲に話や態度を合わせるなどの処世術は意外と得意。
また、軍団のナンバー2であった時は求められる以上の仕事ぶりを発揮したり、裏方仕事に不平を漏らす部下の能力を認める気配りも見せている。
- かつて所属していた軍団の長ウボムが「8魔星もブッ潰してテッペンを取る」と野望を語った時には、考えが甘すぎると言いつつも「心動かされた」「面白いと感じた」と独り言ちている。
(出典:ブリフォーのキャラストーリー)
- メギド72に加入する際にも、普通に考えれば無謀すぎるソロモンの目的を聞いて心惹かれている。
加入後も「戦いを面白いと思うなんて久しぶりだぜ」「お前と一緒なら『なにか』を感じるようになる気もする」と前向きな発言が見られる。
(出典:イベント「虚無のメギドと儚い望み」、アジト台詞)
- 軍団加入後、いつものメンバーに同行した際に「この軍団のナンバー2になりたい」と告げている。
彼女自身がはっきりと自覚していないと言うだけで、本質は野望を抱く者の副官や補佐にあるのだろう。「他者の目的を叶える」「他者を支える」のような『個』を持つと考えられる。
(出典:ブリフォーのキャラストーリー、アジト台詞)
- そんな「初めて面白いと思えた」ウボム軍団での戦争の日々は、戦争中に敵味方ともども地面に呑まれて消失することで突然の終わりを迎える。
別動隊だったブリフォーは生き延びるものの、犯人に復讐しようという気持ちもウボムの死を悲しむ気持ちも自分の中にはない事を自覚し、空虚な失望を抱く。
- この軍団消失事件の犯人はインプ。
ウボムの軍団を壊滅させたインプならあるいはまたオレの心を動かす事ができるかも知れないと、夢見の者を通じてインプの事を探ったことで彼女の時は動き出した。
(出典:ブリフォーのキャラストーリー)
- 軍団壊滅の犯人がインプと言うのは同じく生き残りであるメガイーの入手した「懲罰局がその件でインプを捕えた」と言う情報によるもの。
インプの追放からメガイーの情報入手まで100年ほど経過していることと、インプ自身がメギドラル時代の記憶を失っていることから、真偽は不明。
- 現在のインプとの関係は親分と手下。たまに彼女のイタズラを手伝ったりしているらしい。
- ヴァイガルドまでインプを追いかけて接触を果たすも、インプ本人はイタズラにばかり興じていた。インプが記憶を失っていることを知らなかったブリフォーは彼女の望みに乗っかりたいが為に<お前の望みを言えよ>とインプに持ち掛けた。適当にあしらうつもりだったインプは恐る恐る望みに「イタズラを手伝え」と言うのだが、ブリフォーはそれがインプの望むことならとイタズラを手伝うこととなる。
(出典:イベント「虚無のメギドと儚い望み」)
- その後もブリフォーがイタズラを手伝う奇妙な関係が続くが、ブリフォーの中に燻っていたインプと軍団を立ち上げたいという願望が消えることは無く、事あるごとにインプにそのことを聞き返していた。リリーが生きたまま動かなくなった一件で内心穏やかではなかったインプはブリフォーが何度も軍団立ち上げの話を持ち掛けることに苛立ち、「だったらソロモンのとこ行けば?」と自身の今の所属を明かしてしまう。
- その言葉を受けて、ブリフォーはソロモンの軍団の門を叩く。たまたま知り合ったアクィエルに連れられてアジトに入ってきてしまい、ソロモン達を驚かせるのがイベントシナリオの序章のお話となる。
- インプとは別に病に伏せる少女リリーと交流をしていた。インプの前ではイタズラに屈しない無邪気な面を見せていたリリーにとってブリフォーは、自身の病気がちで友達もできない悲観や、インプに嫌われたらどうしようという不安を明かせる「2番目の」友達であった。<…「2番」か まあ1番よりゃ好きだな>と言うブリフォーは、インプのいない時にもリリーの様子を伺いに度々訪れるようになる。
(出典:イベント「虚無のメギドと儚い望み」)
- 元気になったら自分もインプちゃんのお手伝いをしたい、もっと強くなって3人で「悪いヤツ」をやっつけると、身体の調子が良くなってきたリリーはブリフォーに数々の望みを話した。
- しかし、リリーはその後急激に衰弱していき、ある夜にブリフォーの前で息を引き取ってしまう。リリーの死を前にしてもブリフォーの「空っぽ」な心に何かを感じることは無かった。ブリフォーはリリーに別れを告げて去っていく。
- その後、ブリフォーはソロモン達と行動を共にしトランジの街へまた戻ってくることとなる。街で起こる幻獣被害と墓に埋められた遺体が消える謎から、ソロモン達は一連の事件に所領の騎士団長ブラックと医師エンバーが関与していることを突き止める。
更にブリフォーはリリーが亡くなった夜に、同時にリリーの家族も死んでいたことや、その場にエンバーがいたことなどを知っていた。エンバーに最初から疑念を持っていたブリフォーはリリーが彼の「故意」によって死なされたことを確信する。
- エンバーの所業に激昂したのはインプであった。死んだら消えるべき、それを腐らない死体として弄んだエンバーに向けてインプは拳を何度も振り上げる。それを止めたのはブリフォーであった。このまま本当にエンバーを殺せばインプが罰せられる。だから代わりにその望みをオレが叶えてやる、とブリフォーはエンバーを拉致していく。同時にリリーの死体も担いで持ち去った。
- ソロモン達から逃れ、近隣の森を進むブリフォーは担いだリリーに語り掛ける。<お前にはたくさん望みがあった やりたいことがたくさんあるってのはな、それだけですげぇことなんだ オレには…なにもねえ 空っぽなんだよ>だけど誰かの「望み」に乗っかることはできる。空っぽの自分に夢を語ってくれた少女の望みを叶えることを、ブリフォーはリリーの骸に約束する。
- リリーの望みはインプ、ブリフォー、リリーの3人の軍団で「悪いヤツ」をやっつけること。
ブリフォーが行おうとしたのはリリーに寄生した菌種の効果で寄ってくる幻獣を仕掛けて、彼女の命を奪った「悪いヤツ」であるエンバーを殺害することであった。
ブリフォーに追いつくソロモン達、そしてインプは死んでしまったリリーの身体で幻獣を呼ぶ行為に、そんなことは止めろと命令する。ブリフォーはインプの命令を拒否する。これはリリーの望みでもある。<…嫌だね これは「オレたち」の戦争だ リリーがいなきゃ意味がねえ>そう言ってブリフォーはソロモン達に戦いを挑む。
- 戦闘の結果、ブリフォーは敗れる。意識を取り戻したブリフォーは、ちょうどリリーに電撃を浴びせ「終わらせてやる」インプの姿を見届ける。そして、迷惑をかけてしまった皆の前から去ろうとする。
彼女を引き留めるソロモンから、ブリフォーを仲間にしたい意思は変わっていないこと、更にハルマゲドンを止めるという途方もなく大きな「願い」をブリフォーに話す。
ソロモンにテッペンを取らせてやると約束をしたブリフォーは召喚を受け正式に軍団入りした。
- 軍団入り後もインプとは親分と子分の関係を続けており、ソロモンのことは「親分の親分」という認識。
- 実はメギド初のオレっ娘。
また、素早さ依存の攻撃手段も彼女が初。
- 元ネタは魔神ブリフォー。
- …なのだが、「首領だがあまり知られていない」と言う記述くらいで具体的な情報が殆どない。
どの悪魔の配下に当たるのか、姿形、どのような能力を持っているのかも不明。
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真36:メフィスト †
- 【性能・キャラストーリー】
メフィスト・メフィスト(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
女と酒とギャンブルが大好きな享楽主義者で、3馬鹿「男」チームの一人。
一見軽薄だが、時に駆け引きや仲間への熱い感情を表に出す事も。
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| | 詳細
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- 元サタンの配下としてインキュバス・カスピエルと組み黒い犬姿でヴァイガルドでの諜報活動を行っていた。
ヴァイガルドに出入りする中でギャンブルという遊びを覚え、すっかりハマる。
- 元上司バルバリッサがガギゾンとの取引で黒い犬を使わずヴァイガルドに出入りする方法を手に入れており、インキュバスとメフィストはその試用でヴァイガルドを訪れている。
この時はヴィータ体のためギャンブルや酒の味はこの時期に覚えたと思われる。
(出典:カスピエルCのキャラストーリー)
- ギャンブルの技術は後述する軍団「カジノ」に所属していた際に培ったもの。
(出典:ミノソンのキャラストーリー)
- 再び三人で組み、ソロモンを誘拐する任務を任されたものの上手くいかず、最終的にはメギドラルから切り捨てられてしまう。
詳しい経緯はイベントシナリオの「ソロモン誘拐事件・逃走編」を参照。
- ソロモンに召喚されたカスピエルを残し、インキュバスと共に黒い犬時代に使っていたゲートでメギドラルへ帰ろうとした。が、場所を完全にド忘れしてそのまま迷子になる。その後の詳しい経緯は不明だが、結局インキュバス共々軍団メギド72に身を寄せることとなる。
(出典:イベント「ソロモン誘拐事件・逃走編」)
- ギャンブルこそが生き甲斐であり、自分の命を賭けるくらいの最高にリスキーな勝負を好む生粋の賭博師。
- 命すら躊躇なく賭けてしまえる理由は、<明日生きているかわからねーのに今日命を賭けられない理由はねーよ>という信条故。
今の一瞬を楽しめなければ人生に意味などないという究極の刹那主義。
(出典:メフィストCのキャラストーリー)
- ギャンブルを遊びとして楽しんでいるため金にはさほど執着がない。
- そのため金を荒稼ぎしたいだけのギャンブルクズとは違い、実力もきちんと伴っている。
へらへらした態度の裏でしっかりと手札の状況を見極め確率を計算している。
(出典:イベント「悪魔の勝負師と幻の酒」、メフィストCのキャラストーリー)
- ただしイカサマも平気でやる。賭けに勝ちたいのは当然のことながら、イカサマが通るかバレるかという勝負を同時に楽しんでいるところがある。
また、同じ理屈で他人のイカサマもよく見抜く。イカサマ込みで駆け引きをしている。
- ドン・ペリーとの命がけの勝負を終え、金よりも自由が好きだということを再認識する。
自由に生きている実感に快楽を覚えいい気分に浸っていた所リジェネレイトの兆候が発現し、ソロモンに召喚され颯爽と賭場から姿を消した。
(出典:メフィストCのキャラストーリー)
- 一方で自身の好きな女、酒、ギャンブルには常に金が必要な為、ギャンブルで負けた日にはイワン達に気前よく渡した大金の夢を見てうなされる事があるらしい。
(出典:メギドの日カウントダウン)
- サタンの下で黒い犬になる前は軍団「カジノ」に所属しており、ギャンブルの腕前やイカサマの手管はその頃に培ったもの。
以前の「親」*8にも気に入られていたが、それを疎ましく思ったのか新しい「親」からの扱いは悪かった。
(出典:ミノソンのキャラストーリー)
- 前「親」はイカサマもバレなければOKというスタンスだったが、新しい「親」はイカサマを禁止していた。
ある時ヘマをやらかしてイカサマが露見したメフィストは、それを理由に「カジノ」を除名処分になった。
- イチかバチかの無茶な賭け方で大勝ちするメフィストが見られなくなったことで、その姿に夢を見て派手な賭け方をする者がいなくなり、「カジノ」では堅実な賭け方が主流になった。
- ヴィータ体の見た目年齢はカスピエルとそう変わらないくらいの男。
しかしくだけた態度が原因なのか、子どもたちから「おじちゃん」と呼ばれがち。
- 賭場で働かされていた少年ブレッドくらいの小さな子から呼ばれるのはともかく、そこまで小さい子どもという訳でもないハーゲンティにまでおっちゃん呼ばわりされるのは心外だったようで「俺はおっちゃんじゃねえ!」と言い返している。
(出典:メフィストのキャラストーリー)
- しかし改められることはなく、ハーゲンティからはメフィストのおっちゃんと呼ばれ続けている。
(出典:ハーゲンティBのキャラストーリー)
- すっかり定着したろくでなし三馬鹿トリオの一角だが、基本的に一人でギャンブルを楽しんでいるだけのため他二人に比べるとあまり他人には迷惑を掛けていない。
- ギャンブル面以外はかったるそうにしているもののそこそこ真面目で、与えられた任務は普通にこなそうとする。特にソロモンには拾ってもらった恩を感じているため、面倒だと愚痴は垂れても拒否はしない。
(出典:54話・冒頭)
- 他者に対する態度はいたって「イイ奴」であり、三馬鹿以外の仲間たちとも愉快に過ごしている。
- 酒好きのブネとは特に馬が合うらしく、よく連れだって飲んだくれている。
酒の肴に自分の武勇伝でも話しているのか、マキーネのことはメフィストから聞いたとブネが言っている。
(出典:ハーゲンティBのキャラストーリー、イベント「その交渉は平和のために」)
- ちなみにブネとバルバトスとは初対面からして酒場での相席だったりする。
(出典:イベント「ソロモン誘拐事件・逃走編」)
- シャックスの不運能力を利用して賭けの相手をハメようとした際、それに気づいた相手とシャックスの押し付け合いになり、お互いにシャックスを貶しあう状態になってしまった。
しかしシャックスが泣きそうになっているのを見てメフィストは我に返り、これ以上傷つくのは見ていられないとシャックスをフォローする方に回っている。
(出典:メフィストのキャラストーリー)
- サキュバスの言葉づかいを真似して遊ぶのにハマっている。
「ガルド(ヴァイガルドの意味)」はその一環で誕生した言葉。
雑な物真似だがソロモンは思わず微笑んでおり、場を和ますのに一役買った。
(出典:イベント「悪魔の勝負師と幻の酒」)
- 純正メギドだがフォトンをほとんど視認できない。
目を凝らしてようやくギリギリ見える程度らしい。
(出典:メフィストCのキャラストーリー)
- 女好きであり、それなりにモテる描写もあるがナンパが特技のカスピエルやチャーム能力を持つインキュバスほどナンパの成功率は高くはない様子。インキュバスが初めて女性にフラれた際には「メフィストはいつもこんな気持ちを味わっているのか」と軽口を叩かれた。
(出典:インキュバスのキャラストーリー)
- 大人びたイメージだが身長は168cmとやや小柄で、インキュバス(164)と大差なく、カスピエル(183)が三馬鹿では一人突出する格好となる。
(出典:メギドの日(2019)カウントダウン)
- 奥義モーションではカッコ良く決めたあと何故かいちいちコマネチやグリコなどの一発ギャグを披露してからメギド体に変身する。
- 元ネタはファウスト博士と契約したことで有名な悪魔、メフィストフェレス。
ゲーテの戯曲「ファウスト」ではファウストの魂を堕落させられるか否かという賭けを神に持ちかけており、ギャンブラーというキャラ付けはその点を意識しているとも推察できる。
犬に似たメギド体も、同作でファウストの前に黒い尨犬の姿で現れたことに由来するのだろう。
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真37:ネビロス †
- 【性能・キャラストーリー】
ネビロス
- 【キャラクター設定・小ネタ】
オリエンスの軍団の武器である銃を制作したメギド。
師匠と仰ぐメギドの作った制作物を求めて、ヴァイガルドに降り立った。
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- 銃工としての能力に強い自信を持っており、「メギドラルに銃工が増えないのは自分という超えられない壁があるから」と豪語する。
(出典:オリエンスのキャラストーリー)
- 一方で、職人としての強い拘りを持ち、全く同じ銃は作ろうとしない。顧客の注文を無視してでも、デザインなどを使い手に合わせて調整してしまう。
- 全く同じ性能・デザインの銃を要求するオリエンスは当然文句を言うが、言葉巧みに丸め込まれてしまう。
- 軍団メギド72に所属する前は特定の軍団に属さない「渡り」のメギドであり、オリエンスの軍団に限らずマモン親衛隊などにも銃を提供していた。
(出典:イベント「この手にかつての栄光を」)
- これは師匠と仰ぐメギドのダイダロスが軍団に所属していなかったことをリスペクトしていたため。
- 指輪の召喚を受けてからは、ヴァイガルドの資源が豊富な点や戦闘で銃の性能テストができる点から、メギド72に所属することを決めた。
- メギドラルの資源事情はかなり厳しいらしく、資源の消費を前提としている銃はどうしても肩身が狭い様子。画一的な結果しか生まない銃がメギド好みではない点も大きい。
(出典:イベント「この手にかつての栄光を」)
- ネビロスがヴァイガルドに降り立ったのは、ダイダロスが作成した工具「栄光の手」がヴァイガルドにあることを知り、それを破壊するため。
- この「栄光の手」、何故か自己修復機能や銃撃すら防ぐ防壁など多くの機能を備えており、使い方によってはほぼ兵器と変わりない代物。実際、コシチェイはその武力を求めて栄光の手を求めていた。
- 何故そんな機能を付けたかと言うと、ダイダロス曰く「俺も若かったんだ その方が『便利』だと思った」とのこと。
- マモンの情報提供を受けてヴァイガルドへ来たが、土地勘は皆無のためオリエンスに案内を頼んでいた。
- ダイダロスの弟子を自称していた。「道具は手の延長でなくてはならない」という信念を掲げるダイダロスは、使用者の力を超える銃を作ることに没頭したネビロスを破門している。
- 設定上は銃工ではあるが、見た目は完全に西部劇のガンマンかカウガールである。ただし星6では角が生える為、ハットは被らず首から下げるだけである。
- 覚醒スキルでは見事なクイックショットを見せてくれる。相手より「遅い」時に威力が上がるのも正に早撃ちらしい。
- 初出はオリエンスのキャラストーリーであり、その時点で固有の立ち絵を持っていた。が、それ以降は音沙汰が一切なく、オリエンス実装から実に1年半もの月日を経て実装されている。
- 元ネタはグリモワールの一部に記述のある悪魔、ネビロス。
金属や鉱物の効能を知っているという点から銃工のキャラになったのだろうか。
- 銃製作の報酬に金や銀を要求するのも、この点が関係していると思われる。
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真38:アガリアレプト †
- 【性能・キャラストーリー】
アガリアレプト・アガリアレプト(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
綿密な計画を得意とし、無駄なく効率的な作戦を遂行する有能な女性。
周囲の時を減速させる懐中時計を武器に持つ。
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| | 詳細
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- 冷静沈着で頭脳派。
フォトン不足からメギド体に変身できないことが増えることを予測し、ヴィータ体のままで立ち回れるよう褒賞として要求した「時を止める懐中時計」を武器にしている。
(出典:アガリアレプトRのキャラストーリー)
- 時計で時を止め、カポエラを思わせる足技主体の格闘技で攻撃するのが基本。
- 上位メギドであるバルバリッサの指示を受け、サキュバス、リリムと共に「女」チームとしてソロモンの誘拐計画を実行する。
作戦は失敗に終わったが、ソロモンの人柄と実力を認めたアガリアレプトはメギドラルに見切りをつけ、ヴァイガルドに残ることを決めた。
(出典:イベント「ソロモン誘拐事件・悪夢編」)
- かねてから個人的な交流のあった「男」チームと違い、「女」チームは任務開始時まで面識もなく実時間での付き合いも浅いが、夢の世界で同じ目標の為に数ヶ月共にし、それが夢から醒めた後も意識に作用している為か互いに深く信頼しあっている。
- 一見冷たそうに思えるがとても情に厚く面倒見の良い性格。
- リリムの失敗で夢に閉じ込められかけた時には任務よりもリリムとサキュバスを守ることを優先し、即座に計画を中止して脱出する選択肢を取った。
(出典:イベント「ソロモン誘拐事件・悪夢編」)
- アジトが襲撃を受けた際には「子供達が危ないわ!」と叫び、計算抜きで助けにかけつけようとしている。
(出典:55話・6)
- ある時自分の夢の深層に囚われ、時計が壊れ自分以外の時が全て止まったまま戻らなくなる悪夢を見る。
夢はこの先に待ち構えるメギドラルとの凄惨な戦いを示し、そんな過酷な未来なら見ない方がいいのではないかという葛藤に直面する。
しかしアガリアレプトはそれでも自分は未来へ進むと葛藤を振り切りリジェネレイトを果たし、悪夢から脱出した。
(出典:アガリアレプトRのキャラストーリー)
- 夢の中で体感40年にも及ぶ長時間を過ごし、複雑精緻な時を止める懐中時計の修理を試みた。
その記憶は持ち越したまま目覚めているため、そこで得た技術を用いポータルキーの修理を買って出ている。
(出典:57話・6)
- この懐中時計だが、ネビロスの師匠であり卓越した技巧を持つメギド ダイダロスが作り出した物だとアガリアレプトの口から明かされる。東の理術院から押収された品の中に紛れており、自身の道具としていた。その経緯からアガシオンもこの懐中時計については知っていた。
(出典:イベント「この手にかつての栄光を」)
- 時計ではあるものの、その針は時間を示してはいない。この懐中時計が時間を止める力は有限であり、使用時に進む秒針は「使用制限」を可視化する為のものである。これはあくまでアガリアレプトの見解ではあるが、機能から考えればほぼ間違いない有限の力であるとして、余程の事態でない限りは時計の使用は控えている。
- アジトで締め切り間際に部屋から脱獄したフルーレティを捕まえたのはその「余程の事態」ということである。
(出典:フルーレティのキャラストーリー)
- ラッシュ版の奥義では華麗なタップダンスを披露する。
- 悪夢編の復刻時、サキュバスのキャラソンが追加されるのに合わせてタップダンスを踊らせたいという希望を持っていたとプロデューサーレターで語られていた。
工数の関係でお蔵入りとなったが、後に奥義モーションとして実現した。
(出典:プロデューサーレターvol.8)
- 『真正奥義書』では悪魔アガリアレプトはルシファーの配下で、アジア・ヨーロッパに住むとされる。
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真39:ウコバク †
- 【性能・キャラストーリー】
ウコバク
- 【キャラクター設定・小ネタ】
青く燃える長髪を靡かせる儚げな風貌の女性メギド。
その髪と憂鬱そうな眼差しは過去に起きた悲劇が関わっている。
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| | 詳細
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- 海辺の廃村ボダン村で長年1人で灯台に火を灯し続けていた転生メギドにして長命者の女性。
近場の遺跡の調査をしていたソロモン達が灯台の火を見て村に訪れたことで出会うこととなる。
(出典:イベント「そして灯火は静かに消える」)
- 彼女が火を灯し続けていたのは兄と再会することが目的だった。(後述)
本人曰く30~40年ほどの間とのことだが、正確な年月は分からないらしい。
- 真メギドの長命者はヴェルドレに次いで2人目。
- ソロモン達の目的は遺跡にあったはずの遺物で、ウコバクはその遺物を用いて灯台に火を灯していた。
そのため遺物を渡す条件として灯台が照らす離島に行き、兄の死の証拠を見つけてくるように言った。
(出典:イベント「そして灯火は静かに消える」)
- 当初は灯台の火種となる幻獣をソロモン達が倒してしまったために我を忘れ敵対したものの、対話後は自身のことと事情を冷静に説明している。
- 転生メギドにも関わらず遺物などの補助なしでメギドの力が使用できる。
不死者とは異なりこの力は後天的に得られたもので非常に稀有な例。
(出典:イベント「そして灯火は静かに消える」)
- ソロモン達が離島に向かってしばらくしてから、灯台の遺物に十分なフォトンが蓄積され、一時的にメギドラルと繋がるゲートが開く。そしてウコバクは遺物の力を使いメギド体となり離島へとやってきた。
実は彼女の兄モノバゾスもまた転生メギドであり、数十年前にゲートを開いたときにメギドラルへと渡った。ウコバクはその時に転んだことでヴァイガルドに取り残され、それ以降彼女は兄に会うことだけを夢見て灯台に火を灯し続けていたのだ。詳しい内容はイベントシナリオの「そして灯火は静かに消える」を参照。
(出典:イベント「そして灯火は静かに消える」)
- 兄に対しては一般的な家族愛以上の好意を抱いている。
しかし生まれた時からメギドの意識に目覚めていたこともあり、2人の様子と関係は村の人々から奇異の目で見られ疎まれていた。
(出典:イベント「そして灯火は静かに消える」)
- これは2人とも幼少から意識がメギド寄りであったために周りから疎外感を抱いており、それだけに異世界で唯一お互いだけが同じ境遇の仲間だったのも影響していると思われる。
追放理由も同じく冤罪であり、同じ家に生まれたのは宿命だったと感じていた。
- モノバゾス側が彼女をどう思っていたかは明確に語られていないが、少なくともウコバクは互いに愛し合っていたと思っている。
- 村の周囲の森は兄との思い出の場所だったらしい。森の環境を壊さないため薪を調達する際も枯れた樹かどうか選別して伐採していたという。
(出典:ウコバクのキャラストーリー)
- そのためアジトでも薪の調達という仕事を自ら志願している。
ちなみにこの心がけはウァプラからも森の保全の観点でよい評価を受けている。
- ログインボイスや戦闘ボイスでも兄に言及したものが複数ある。
(出典:ログイン・戦闘ボイス等)
- ジェヴォーダンの策略によりモノバゾスに殺されかけるも、彼女はそれを受け入れていた。
しかしその状況を見たソロモン達によってモノバゾスは殺され、彼女は助かるものの生きる気力を失ってしまう。
(出典:イベント「そして灯火は静かに消える」)
- フォラスの説得を受けるも心が変わることはなく、当初は兄と夢見た地であるメギドラルで死ぬことを望み幻獣に襲われそうになっても抵抗しなかった。
しかしフォラスが彼女を助けるために重傷を負うと、自分のために「残される者」を作るわけにはいかないという思いから遺物の力を使い彼をソロモンのところに運ぼうとした。
またその時フォラスに「誰かを愛した自分を誇れ」と言われたことで、誰にも認められなかった自分たちの愛が「この世界」(=ヴァイガルド)に認められたように感じ、まだ生きることを考えてみようと思うようになった。
- 後に召喚を受けた彼女は救える命を救い、「残される者」が生まれるのを防ぐためにできる限りのことをする決意をした。
(出典:ウコバクのキャラストーリー)
- 黒い猫であるジェヴォーダンは自身の興味のために彼女たち兄妹を利用していたが、それを知っても恨む気にはなれなかった。
(出典:イベント「そして灯火は静かに消える」)
- これは生きているか分からない兄に会うため孤独に火を灯し続けることに耐えかね、死すら考えていたところをジェヴォーダンが兄の生存の知らせ、最後まで側にいて孤独を紛らわせてくれたため。
自分が生きているのはジェヴォーダンのおかげと言い感謝を述べ、せめて死ぬときに孤独ではないようにと彼の死を側で看取った。
- 長年一緒にいたためか猫がそばにいないと落ち着かないらしく、アジトで猫を飼わないかと願い出ることも。
(出典:アジト台詞)
- 彼女の一番の特徴は青く燃える髪。
- これは魔女として火炙りの刑に処されたとき、メギドの力が目覚めて以降消えることなく燃え続けている。
前述のメギドの力を扱えるようになったのもこの時から。
(出典:イベント「そして灯火は静かに消える」)
- この火は本当に燃えており物に燃え移ることもある。
自身の意思である程度温度は制御できるため何にでも燃え移るわけではないが、万一燃え移らないようにあまり近づかないように警告することも。
なお、アミーからは便利だと評価されており、そのようなことは考えたこともなかったと驚いていた。
(出典:ウコバクのキャラストーリー、アジト台詞)
- 召喚後は故郷の村に戻る場合もあるが基本はアジトで生活している。
(出典:ウコバクのキャラストーリー)
- アジトに常駐するメギドは何らかの仕事担うのが規則であり、彼女は火に関する仕事を任されることとなった。
- 灯台で火を灯し続けていただけあり火の扱いは非常に上手く、料理で鍋の火の番をした際にはニスロクに、風呂番をした際にはフリアエにそれぞれ働きを絶賛された。
- 1人で生きてきたため大抵のことはこなせるが、前述の燃える髪で人々を驚かせたり迷惑をかけたりする可能性を考え買い出しは辞退している。
- 村では疎まれて生きてきたためか「ありがとう」と言われたことがなく、ソロモンから感謝されたときには驚いていた。
(出典:イベント「そして灯火は静かに消える」)
- アジトでも誰かに頼られることが嬉しいらしく自ら進んで仕事を行っている。
一方、誰かのために働くことで辛いことを忘れようとしている部分もあり、1人になると兄の事を思い出してしまうようだ。
(出典:ウコバクのキャラストーリー)
- ソロモンはそんな彼女を気遣ってアジトの外に連れ出し、自分たちのような仲間がいることを思い出して時には頼って欲しいと伝えた。
- ガープの結婚式の際には花火を打ち上げることを提案した。元ネタである悪魔ウコバクの設定を考慮したものだろう。
花火自体は火薬の問題で打ち上がらなかったが、祝砲に合わせ炎の蝶を飛ばし音楽組に合図を送った。
(出典:イベント「ガープの結婚」)
- 戦闘では燭台を武器に戦う。
本人曰く火を持っていると落ち着くらしい。
(出典:クエストボイス)
- 気炎のオーラの使い手であり、特性のおかげて立っているだけで仲間の火力が上がる。特に火属性ダメージの伸び幅が大きい。
時間をかけるごとに威力が増すさまは長年火を灯し続けた彼女によくあった戦闘スタイルと言えるだろう。
- 元ネタは地獄の辞典に記載される悪魔ウコバク。
ベルゼブブの命で地獄のボイラーに油をつぎ足し続ける下級悪魔で、フライ料理や花火の発明者でもあるという。
- 火属性攻撃の使い手という点やベルゼブブの配下である黒い猫と関りがあったのはこの元ネタに準じたものであろう。
- 悪魔ウコバクの挿絵では油を継ぎ足すための大きなスプーンを持っており、これを反映してウコバクの武器でもある燭台にもスプーンの意匠がある。
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真40:グザファン †
- 【性能・キャラストーリー】
グザファン
- 【キャラクター設定・小ネタ】
ミノソンに代わって荒事を引き受ける用心棒。
思ったことをすぐ口に出してしまう性格で、人を小馬鹿にした言動が多い。
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| | 詳細
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- メギドラルでは自分より少し強い相手を探しては勝負を吹っ掛け勝利する辻斬りまがいのことをやっていた。
ある時、ターゲットとして選んだミノソンにギャンブルで連敗し、最後に<100年でも200年でも手下になってやる>と宣言した勝負で敗北。
それでもギャンブルを<くだらない遊び>と見下し踏み倒そうとしたが、ミノソンを追い回すうちに彼女のギャンブルへの情熱を理解し、ミノソンのギャンブルの時間を守る用心棒となった。
(出典:グザファンのキャラストーリー)
- 加入時の<口悪き武闘派スナイパー!>とあるように女性メギドの中でもかなり口が悪め。
ただし贈り物を渡された時には素直にお礼をし、仕事を受けた際には文句は言いつつもこなそうと努める義理堅い面もある。
- 用心棒としてミノソンのギャンブルの時間を守ることを矜持としている。
- 大抵の相手には見下した態度を取るが、ミノソンには割と素直に懐いている。
- ミノソン曰く<口は悪いけど意外とあれでカワイイところもあるのよ>。ミノソンに構って貰えない時間は退屈そうにし、そのことを指摘されても特に否定しない。
- 超えるべき目標として命を狙うことと、人物として好意を持つことが全く矛盾しない辺りの価値観がとてもメギドらしい。
- 同じく用心棒として雇われたタナトスの「死」を眺める趣味に関しても理解できないとグザファンは歯に衣着せぬ物言いで一刀両断する。
- タナトスが面倒な言い合いは適当に流してしまうため喧嘩にはならないが、よくグザファン側から突っかかることは多い。どちらかと言えば姉弟喧嘩のような感じである。
ソロモン達と行動を共にした際にも口悪く言い合っていたが、幻獣が近くまで迫ってきた際には誰よりも速く反応し、息の合ったコンビネーションで撃破している。
(出典:イベント「カジノ!―勝利の方程式―」)
- 軍団カジノに加入してきたメリディアナによって、歴戦のギャンブラー達は瞬く間に敗北していく。そしてミノソンまでもがメリディアナとのギャンブル勝負に負けてしまう。こうしてメリディアナは軍団カジノの親(=軍団長)となった。
(出典:イベント「カジノ!―勝利の方程式―」)
- 実はメリディアナは限定的だが強力な契約と強制の能力を持っており、それを発揮してイカサマ上等の勝負を仕掛けていた。純粋にギャンブルを楽しむ目的ではなく、カジノのメギド達を戦争の戦力として掌握するためにカジノに加わったのである。
- 負けて命令を強制されるミノソンを救うべく、グザファンとタナトスも勝ち目のない勝負を挑むが敗北、3人はメリディアナの手駒となってしまう。
- その後、ヴァイガルドに進出したメリディアナは軍団カジノを表向きはヴィータの経営する豪華なカジノとして運営した。真の目的はヴァイガルドにいるソロモン王と接触してその軍団も自身の契約で戦力とするものであった。グザファン達はその偽装したカジノで働かされる。
- そんなグザファンを助け出したのが、ミノソンと旧知の仲のメフィストであった。負けるギリギリの博打で救われたグザファンは、嘯きながらも後に<はいは~い感謝してま~す>とメフィスト本人に伝えた。グザファン曰く嘘はつけないタチなので感謝の気持ちは本物のようだ。
- ソロモン達の協力もあり、メリディアナを倒した後は、軍団カジノの後始末もあったミノソンの代わりとしてソロモンの召喚を一足先に受ける。
- 「地獄の辞典」のグザファンは、ルシファーに味方して地獄に堕とされた堕天使。
ふいごで地獄の釜の炎を吹き続ける罰を受けているといい、このふいごから風を送る道具→扇を使うメギドになったのだろう。
…単にグザファン、という名前ネタの可能性もあるが。
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真41:アマイモン †
- 【性能・キャラストーリー】
アマイモン・アマイモン(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
「死を紡ぐ策王」の二つ名を持つ「フォルマウスの4冥王」の盟主。
中央「マグナ・レギオ」への反乱者であり、メギドラル一の大軍団を築く野望を秘める。
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| | 詳細
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- 「逆らった…君は逆らった…! つまり断罪されたいってことですね!!!」
(出典:ボイス「奥義・2」)
- ヴィータの姿は、柔和に微笑む理知的な印象の青年。
- 古代日本の角髪(みずら)を彷彿とさせる髪型が特徴的。
- 肌と髪の色がコルソン、ジニマルとも共通しているのは、初見のプレイヤーにも彼らとガープとの関連を想起させるためか。
- 「死を紡ぐ策王」の二つ名と、メギドラルの中央政権に対して反逆していることで有名。
- 更に他の、中央に対して叛意を持つメギドたちを糾合し、併せてフォルマウスの4冥王を称した。
- たとえ部下に対しても丁重な話し方は崩さず、敵であろうともそれは変わらない。
(出典:アマイモンのキャラストーリー)
- ただし奥義ともなると高ぶった状態なのか、やや崩れる。
(出典:ボイス「奥義・1」「奥義・2」「奥義・3」)
- 平素は温和で心優しいメギドであり、部下のメギドも「忠誠を誓っている限りは本当に優しい」と語っている。
彼の下には副官のライカを始め、そうした性格のアマイモンを慕うメギドたちが集まっているのだろう。
- 敵や裏切り者、味方を貶める者には容赦のない断罪を下す。
- 部下のメギドたちが評しているように、こうなったアマイモンはとにかく恐ろしい存在。
(出典:アマイモンのキャラストーリー)
- 普段は優しく温和、しかし裏切り者には徹底的な断罪を。普通に考えると恐怖政治のような状態を想像してしまうが、彼の部下たちは普段から怯えているような様子はない。
アマイモンは自身のキャラストーリーの最後でも、副官にかなり気安く軍団の留守を預けているので、彼の軍団では恐怖政治ではなく、メギド同士の健全な関係がおおむね構築できていると考えていいだろう。
- 一度は中央の離間工作にかかってしまい、4冥王はその一角のガープと彼の軍団を喪失する。
- 更にアマイモン自身はガープが裏切って同盟を瓦解させたと解釈してしまい、24年後、ヴァイガルドに転生してソロモン王と合流したガープがアマイモンたちと再会・衝突の後に和解するまで、この誤解は続いた。
(出典:イベント「死者の国の4冥王」)
- 信頼していた盟友であるガープに裏切られた日から先述の「断罪」を行うようになった。
誤解が解けた現在も各種台詞に断罪に関するものが残っている。
(出典:アマイモンのキャラストーリー、アジト台詞)
- 現在ではフォルマウスの4冥王は若干形を変えながらも復活し、アマイモンはジニマルとともにメギドラルで準備を進め、ガープとコルソンはヴァイガルドでメギド72としても行動する状態になっている。
- 夢見の者であるリリムの協力でガープたちの危機を知らされたアマイモンとジニマルは、綿密な計画で戦力を分断するというメギドラルの作戦を、あまりに変則的かつ驚異的な連携で破ることができた。
アマイモンにとっては、連絡ができなかったがために分断されガープとその軍団を失い、あまつさえガープを離反者だと誤解することになってしまった過去の屈辱を、ガープを助けつつ見事に晴らす結果となったことだろう。
- バナルマ時代はヴェルドレ、マスティマと共に子育て旅団「秘密の古戦場」に所属していた。ヴェルドレの言動に強い影響を受け、ヴェルドレと逃走を図るも、マスティマとの決闘で死にかける。
(出典:イベント「マスティマと悲劇の騎士」)
- その後まつろわぬ者に命を救われ、「中央」に戻るのも難しいと判断し、バナルマをやめると同時にまつろわぬ者となる。
- かつては現在と異なる戦術を使っていたのか、「宙を舞う無数の刃」でマスティマを切り刻むことを考えていたという。リジェネレイト後はバレットアーツ使いになり、束縛をはじめとしたアマイモンらしい妨害効果のあるバレットを作成できるようになる。
- ヴェルドレの「現状」を救う為に、暗躍してソロモン達とマスティマを引き合わせる。
(出典:イベント「メギドラルの悲劇の騎士」)
- 話のクライマックスにソロモン達はアマイモンとリリムが裏で動いていた事実を知る。
- アマイモン自身も過去に蓋をしていた。その因縁の相手であるマスティマとの決着をアマイモン自身も望む。
- マスティマとの決着後、過去の情景を今でも大切に思っていることを再認識したアマイモンは、ソロモンを「遠い情景」の場所へと誘う道標となった。
- ソロモンの召喚を受けた後も基本的にはメギドラルでまつろわぬ者として活動をしている。但しジニマルやコルソンと共にヴァイガルドにはよく訪れており、親子連れの客だと勘違いされている。
(出典:4周年カウントダウン)
- 個人的な趣味として最近は観劇を嗜んでおり、再会を果たしたマスティマを連れて行ったこともあるようである。マスティマからは「悲劇的に面白いね」と感想を貰った。
- アマイモンは自らの束縛攻撃について、コルソンに対して「フォトンの吸収の阻止」であると説明している。
(出典:アマイモンのキャラストーリー)
- 覚醒スキルでは正面に構えた剣から魔法陣が、更にその魔法陣からフェルニゲシュ(オーブにもなっている竜)が出現するが、そちらは特に説明されていない。
- 奥義の際は抜いた剣で虚空にZ字を描き、宙に飛び上がって着地の瞬間、憤怒と共に剣を大地に突き立てる。
光と共に、アマイモンは左手首を失った龍へと変身し、口から吐き出された瘴気が敵に向かって広がってゆく。
- ノワールアヴェルスとは、黒い豪雨(Noir Averse)を意味するフランス語か。
- 致命的で焼けつくような有毒の息を吐くため、彼と話す時は魔法の文字を記された指輪を口の前に掲げることが推奨されている。
奥義の演出は恐らくこれに対応していると思われる。
- 「アブラメリンの書」では、アマイモンは8柱のSub Princesとして他の7柱のとともに格上に挙げられており、更にそのうちのパイモン、アリトン、オリエンスとセットで4つの方角をそれぞれ分担して(分担については書によってバラバラ)司るともされている。
- メギド72における4冥王の名前は「ゴエティア」で記述されており、「ゴエティア」においては72柱よりも上位の存在として位置づけられていたようだ。
- ただそうなると、72柱に数えられるガープと四方を統べる王の一人のガープは別人なのか、それとも兼任しているのかという疑問が湧いてくるが、そちらは説明されていない。
ご存知のとおり、メギド72では同一人物ということになっている。
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真42:ルキフゲス †
- 【性能・キャラストーリー】
ルキフゲス
- 【キャラクター設定・小ネタ】
常人とは異なる視点で物の価値を見出す「奇妙な蒐集家」。
言い回しは奇抜だが度量は大きく、その人柄と趣向に憧れる者も少なくない。
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| | 詳細
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- 物に対する価値観が非常に独特で、彼が<お宝>として愛する蒐集品は他人にはゴミにしか見えないようなものが多い。
単にガラクタなら良いというわけではなく、何かしらのエピソードが付随している物に惹かれている傾向があるが、その基準は他人には理解し難い。
- <目にした時の感動が本物で、それ以上のものはない>のだそうで、だからこそどんなものでもまず直接目にするのが大切だと考えている。
(出典:イベント「奇妙な蒐集家ルキフゲス」)
- 自分の価値観が一般的ではないことは理解しており、価値観を押し付けるようなこともしない。
彼の薫陶が活きているのか、これは後述のルキフゲスガイズに於いても同様である。
- ヴァイガルドに来るまではこの感性を「芸術」なのだと思っており、同じようにお宝に感動するヴィータが溢れていると思っていた。
芸術の罪で懲罰局に入れられていたバールゼフォンら芸術組には一方的に仲間意識のようなものを感じており、彼らとは違うと知ってもその芸術への姿勢へは敬意を持っている。
- 自身の価値観とは別に世間一般の価値観も理解しており、金細工の鑑定をしたことも。
意匠が凡庸なため原材料費以上の価値はない、という判定だった。
(出典:アルマロスのキャラストーリー)
- 物事を評価する語彙も非常に独特で、バルバトスが<詩人のよう>と称するような比喩表現を用いる。
(出典:イベント「奇妙な蒐集家ルキフゲス」)
- 褒め称えているはずなのにあまりポジティブでない表現が出てきたり、かと思えば普通にイマイチな物にイマイチな例えが出てきたりするため、喜んでいるのか落胆しているのか分からない場合もある。
- <朝から並んだ食堂の人気メニューを食べる直前にひっくり返したとき>などという、それほど食にこだわりが無く並んでまで人気メニューを食べようとするとは思えないルキフゲスから出てくる比喩とは思えない表現も飛び出す。
- 価値への対価、謝礼の感覚も非常に独特で、とんでもない金額をあっさりと積み上げる。
自分の懐事情などは考慮に入らず、飽くまで自身が<相応の対価>と考える金額を渡そうとする。
- <ヴィータの間でわかりやすく価値を表すにはまず金><それがなければ、こうした金の代わりになりそうな物*9を使うものなのだろう>と語っていることから、
本人としてはヴィータのやり方に合わせて自分がどれだけ品や厚意に価値を感じたかを伝えようとしているだけなのだろう。
(出典:ルキフゲスのキャラストーリー)
- 相手のやり方に合わせて気持ちを伝えようとするのは純正メギド相手でも同様で、歌でしか本音を伝えられないロキに対して歌で応えたことも。
(出典:ロキのキャラストーリー)
- とはいえ金銭で動くような相手でないと見ればそれに合わせた対価を提示する。
ソロモン一行にヨンゴを救出するための協力を要請する際は、自身のメギド72への加入を対価とした。
(出典:イベント「奇妙な蒐集家ルキフゲス」)
- 長く仕えてくれたゼロゴの遺髪がタナトスから届けられた時は、ヴィータが死者へ示す行動に詳しくなかったため、
遺髪をアクセサリーに加工する職人や墓守であるビフロンスなどから話を聞いて回った。
結局、ルキフゲス自身がヴィータの故人を偲ぶ行動を理解することはできなかったが、
それがヴィータのやり方であるならばと遺髪にゼロゴが好むだろうコーヒーと自分のコーヒーを淹れ、語らうように話しながら飲むことにした。
<贈り物には相応の対価を… 常識だよ>
(出典:ルキフゲスのキャラストーリー)
- 彼を主人として活動する者達は<ルキフゲスガイズ>と名乗っている。
その独特の感性に惹かれ、彼の世話やサポートをする<押しかけ弟子>のような存在である。
彼らはその一員になった時からゼロゴ・サンゴ・ヨンゴ・ナナゴ・ハチゴ・ジュウニゴ・ジュウゴゴといった通り名を名乗るようになる。
(出典:イベント「奇妙な蒐集家ルキフゲス」)
- 蒐集品を探し審美眼を磨く過程で、価値のある品を売り買いする古美術商のようなこともしている。
ルキフゲス及びガイズの収入源であり、一時的に予算がゼロになろうとまたすぐに莫大な資金が入ってくるため本格的な資金難に陥ることはあまりないようだ。
(出典:イベント「奇妙な蒐集家ルキフゲス」)
- 自分のために働いてくれる人々、その感性に共感してくれる人々、蒐集したくなるような興味深い品々を生み出すヴァイガルドや数多のヴィータ達を大切に思っており、守りたいと思っている。
(出典:イベント「奇妙な蒐集家ルキフゲス」)
- 共感者はルキフゲスガイズばかりではなく、様々なジャンルの愛好家・コレクター達もおり、お互いに自分達のお宝の感動を語り合っているようだ。
- ヴァイガルドには調査、特に遺物の探索と回収という任務で滞在していた。
しかしメギドラルとしてもあまり重要度の高くない仕事のため、定期報告だけしていれば好き勝手に行動していても咎められることはなく、
趣味である「宝」の捜索に励んでいた。
(出典:イベント「奇妙な蒐集家ルキフゲス」)
- そもそも自分からそのような任務を割り振られるよう仕向けていたらしく、ヴァイガルドで好きにするための口実が欲しかっただけだという。
- かつてメギドラルにいた頃、たまたま拾った1本のティースプーン。その造形がルキフゲスに価値観を目覚めさせた。ルキフゲスは当初それが「芸術」なのだと思っており、懲罰局に投獄されていた芸術メギド達に一方的に親しみを感じていた。
- しかし、その頃のルキフゲスにメギドラルを捨ててまで芸術に傾倒するまでの気概は無かった為、その感情を伏せて生きてきた。
そして、ヴァイガルドへ任務を口実に蒐集活動を始めるに至り、自分が「お宝」と称するそれらは一般的に芸術と呼ばれるものではないことを理解する。同時に、自分がアルテ・アウローラの面々に感じていたシンパシーも同種のものでは無かったことを自覚する。
- 「壁画」を巡る一件で、芸術メギドの一人であるバールゼフォンと出会う。彼に自分がかつて持っていた感情をルキフゲスは明かす。自身の価値観に対して「何をいいと思うかはそれぞれだ」とバールゼフォンは言う。
そしてバールゼフォンが自分の仲間のヴィータを救おうと壁画に色を塗る姿を見て、その助けにと所持していた遺物を彼に渡す。<今は別物だとわかったとはいえど、かつて一時的にも、一方的に仲間だと感じていた相手への… そうだな…贈り物さ>
バールゼフォンは遺物のフォトンを糧に壁画の最後の仕上げを行い、彼の仲間であるヨンゴとジルベールから切り離されていたシャミハザを救った。
(出典:イベント「奇妙な蒐集家ルキフゲス」)
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| | 劇中で言及されたお宝
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- ヴァイガルドからメギドラルへ持ち帰られ、特に意味なしとされて廃棄された1本のティースプーン。
ルキフゲスの最初の<お宝>。
(出典:イベント「奇妙な蒐集家ルキフゲス」)
- 発見した時には<砂漠の真ん中に取り残された 絶望感とオアシスを見つけた 達成感>を感じたという。
- 民家の狭い庭に生えた、どこにでもある種類の木の枝。
赤ん坊が生まれた日に折れた枝で、幼い兄が弟の誕生を祝って歌いながら振り回していた。
(出典:イベント「奇妙な蒐集家ルキフゲス」)
- <春の息吹の中に 少しの暴力的な夏の暑さ、 そして寂しい秋の気配がある>
- 槍の蒐集家ヤリスキーが、趣味が高じて初めて自作した槍。
本人曰く<見よう見まねで作った槍モドキ>。
(出典:イベント「奇妙な蒐集家ルキフゲス」)
- <社交界デビューの1歩目で 躓いたときの痛みとそれを慰める 1杯のアルコールの香り>
- 遺物である壁画に一度取り込まれて解放されたヴィータ、ルキフゲスガイズのヨンゴ。
(出典:イベント「奇妙な蒐集家ルキフゲス」)
- <ドブの中に沈みかけた 片方だけの靴下のような 危うさ>
- あるデザイナーが初めてのスランプに陥り、焼却場に廃棄した服をフェニックスとアリトンが着て、
傷つけないよう気を遣いながら戦ったものの僅かに傷やほつれがついた状態。
(出典:イベント「奇妙な蒐集家ルキフゲス」)
- <まるで炎の中にくべられた薪が、 焼け残り、その姿をなおも しぶとく主張している>
- 服そのままや二人が着ただけでは物足りなかったらしく、それぞれ違った表現で語っている。
- デザイナーから服を購入した時
<収穫にはまだ早いコーヒー畑が 2日後の嵐でぐちゃぐちゃにされる とわかったときのごとく>
<着る者がいなければ完成せず、 来るはずのない完成の機会に それでも心待ちにする切なさ>
- 二人が着たところを最初に見た時
<朝から並んだ食堂の 人気メニューを食べる直前に ひっくり返したときの 一瞬の空白時間>
<虫食いで空洞になっていた木を 叩いたときの音のような空虚さと その虫を踏みつける虚無感>
- ボタン工房のごみ捨て場を漁り、ルキフゲスが手ずから厳選した欠けたボタンを詰めた瓶。
(出典:イベント「奇妙な蒐集家ルキフゲス」)
- 先述のデザイナーのインスピレーションを刺激したらしく、二着の服を買い取る代金と共に譲った。
- バールゼフォンが壁画に色を着けている最中に跳ねた絵の具が僅かに付着した石。
(出典:イベント「奇妙な蒐集家ルキフゲス」)
- <年に一度の祭りでハメを外した 男たちが暴れて飛び散らせた汗>
- 最初のルキフゲスガイズにしてその最初の死者、ゼロゴの遺髪。
とても丁寧に手入れされた綺麗な黒髪とのこと。
(出典:ルキフゲスのキャラストーリー)
- <その輝きは、永遠に届かない場所に 宝物を放り投げてしまった少年の 人知れず流す涙のようだよ>
- 最初にコーヒーの素晴らしさを広めたと言われる伝説のコーヒー農家バーリスタタ自作のコーヒーカップ。
その筋の者から究極のコレクターズアイテムと言われているが取っ手が少し欠けており、その欠けがなければより価値が上がったとされている。
しかしルキフゲスにとってはその欠けた取っ手こそがなんとも言い難く感動的に見えて仕方がないとのこと。
(出典:ルキフゲスのキャラストーリー)
- <まるで丁寧に洗濯して干した シーツから香る、生乾きの においのように蠱惑的>
- 虫に食われて<不安を煽るような意匠>と化した、死んだ富豪の邸宅にあった絨毯。
持ち主の死や、その邸宅を守ろうとする幻獣との絆の物語も含めてお眼鏡に適ったらしい。
(出典:アルマロスのキャラストーリー)
- <枯れ葉の裏に張り付いた芋虫の 干からびた死体が崩れ落ちていく ときのような物悲しさを感じさせる>
ジュウニゴ曰く<大絶賛>の表現で、ルキフゲスも100万Gでは安すぎたかもしれないとご満悦。
- ブネの顔が描かれた玉。(エイプリルフールイベントであり、フルーレティの夢の中での出来事)
(出典:イベント「メギド?? ~個にして全~」)
- <完成前に衆目に晒されてしまった 詩編の一部のような面映さ>
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- 悪魔ルキフゲ・ロフォカレ(別名ルキフグス)は大奥義書などに登場する悪魔で、ルシファー、ベルゼビュート、アスタロトに仕える上級精霊の1柱。
- ルシファーに命じられて世界中の富と宝物を管理しているとされ、富豪なのはこれを反映しているのだろう。
- その名はラテン語のLux(光)とFugio(逃げる)から成り、光を避ける者を意味する。
メギド体はこれを意識して砂漠の砂の中で生きているようなデザインになっている。
(出典:デザイナーだより vol.43_01)
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真43:サルガタナス †
- 【性能・キャラストーリー】
サルガタナス
- 【キャラクター設定・小ネタ】
メギドラルの海と、それにまつわるとある「約束」を守ることを軸とする研究者メギド。
非常に高い知能を持つと同時に非常に怒りっぽい性格。
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| | 詳細
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- その知能の高さゆえ、メギドラルでは「全知のサルガタナス」の二つ名を持つ。
(出典:サルガタナスのキャラストーリー)
- 特性の「オムニッセント」は「全知」を意味する英単語。
- ウェパルとは幼い頃からの親友で、共に海を愛する2人は「メギドラルの美しい海を取り戻すため、ハルマゲドンを起こす」「サルガタナスがその方法を研究し、ウェパルがそれを手伝う」という約束を交わした。
(出典:ウェパルのキャラストーリー)
- やがて研究者となったサルガタナスは、メギドラル製の人工ソロモン王を作り出すため、ヴィータの死体を用いて追放メギドに偽装したウェパルをヴァイガルドに送り出し、古き血筋のヴィータを連れ去る画策をした。
加えて幻獣をウェパルにけしかけ、ヴァイガルドでメギドの力を使わせることで護界憲章に抵触した場合の検証も済ませる腹積もりだったが、自らの命および恋する相手ジオを犠牲にする計画を裏切りと判断したウェパルは離反するに至った。
(出典:ウェパルのキャラストーリー)
- ただしサルガタナスのこれらの行為は上述の約束には一切抵触せず、サルガタナスの価値観では裏切りでもなんでもなかったのだろう。
- <護界憲章によってメギド体が破壊されても寸前で魂を回収して元の体に戻すための準備は整えられていた>らしい。
(出典:プロフィール)
- ジオとウェパルを離れ離れにするため100年の凍結処理を行ったが、それがきっかけでウェパルはハルマゲドンを止める意思に目覚め、ソロモンにも巡り会えた。
- 手に持つ魂のランタンはかつて破棄されたウェパルのメギド体を材料とした特別製。
死によって肉体を離れた魂がかつてのメギド体に引き寄せられることで、ウェパルの死を確認し、またウェパルの魂を閉じ込めておける仕組み。
(出典:49話・END)
- このランタンはサルガタナスの研究成果であり、100年前の任務の失敗により剥奪されてしまったが、後に他の研究者メギドの実験場に任務で侵入した際に取り戻している。
(出典:サルガタナスのキャラストーリー)
- 実験場では、疑似魂を用いたメギド複製実験を行うため、オリジナルの魂を保存する用途で使用されていた。
またその際に<魂という形而上的概念の完璧な保存なんて、この私にしかできないことよ>というサルガタナスの発言があった。
「ウェパルのメギド体を材料としている」以外にも、何か特別な仕様があるのかも知れない。
- 本来は護界憲章のテストを行った上でランタンを用いてウェパルの魂を回収、メギド体に戻す算段だったと思われる。
- 奥義のモーションでは、ランタンから立ち上る煙を身にまとうことでメギド体へと変身する。
- サルガタナスへの贈り物「麗しき溟海の乙姫」、執着する相手を遙か未来に送り込む、煙を浴びて変身などの要素から、童話「浦島太郎」をモチーフとしているという推測もある。
- メギドラルの海を愛しているため、大いなるバビロンによってヴァイガルドの海と融合してしまうのを厭い、アンチャーター派によるソロモン暗殺計画を阻止するためにヴァイガルドを訪れた。
またその際、時間遡行ゲートにウェパルの魂を放流し17歳の転生メギドとして復活させることで、もう一度約束を果たす機会を与えようとした。
(出典:51話)
- 結局の所、転生を果たしヴィータとなったウェパルにとっての故郷はやはりヴァイガルドなので、ハルマゲドンの阻止にはより意欲的になったのだった。
(出典:53話・3)
- メギドラルの侵略計画の本命が「海が落ちてくる」ことだと見抜き、ソロモンに伝言を残すことで計画を阻止させようとしたが、アドラメレクの「呪い」による民衆の迫害に追放メギドたちが妨害されたことで対応が遅れ、海が落ちてきてしまい激高。
怒りの対象をヴィータたちに向け虐殺を行おうとしたところをソロモンたちに力ずくで諌められる。
戦闘後、まだ阻止が間に合う可能性をブネに指摘され、ソロモンたちと協力して空のゲートを塞ぐため召喚を受け入れる。
(出典:59話)
- サルガタナスは事前にメギドラルのソロモン王の召喚を受けていた。召喚テストと言う名目で複数のメギドが契約をしていたようで、サルガタナス自身もあちらのソロモン王とはほぼ面識が無い模様。
ソロモンやウェパル達と戦闘時にはメギド体になれたのも、この契約のおかげである。
(出典:73話・2)
- 戦闘後に上書き召喚される形でソロモンの指輪と契約する。
- マスターの意向によりメギドとヴィータの中立地点となったコラフ・ラメルの店には愛着を抱いており、襲撃を受けた際にはアドラメレクを追い払うとともにアンドラスに備蓄の携帯フォトンを託すことで怪我人の治療を促した。
(出典:56話・4)
- 「海が落ちてくる」計画阻止のための戦力を失わないため、というのも理由の一つではあったようだが、気に入っているのも事実。
ペルペトゥム支店開店のために王都の本店が半休業状態になっている状態では落ち着いて酒を飲む場所が無いことを悩んでおり、ペルペトゥム支店に赴くために仕事の手伝いを申し出るほどである。
(出典:イベント「其は素晴らしき戦士の器」)
- コラフ・ラメルの店で知ったのか、純正メギドにしては珍しく酒を好む。
マスター曰く何度か来店し1人で飲んでいたとのこと。
アジトでは「ヴィータの文化で数少ない美点」「1人で静かに飲みたい」などという発言もある。
(出典:56話・4、アジト台詞)
- ヴィータ並びにヴィータに転生した追放メギドたちを下等生物と見下す。
だがマルファスやバラムなど、知性を感じさせる振る舞いをした存在には僅かながら一目置いた対応をする。
- 結局の所種族はあまり関係なく、知性に欠ける存在や「約束」を蔑ろにする存在を見下す傾向にあるようだ。
- 「バカじゃないの?」が口癖。
ちなみにウェパルの口癖は「バカなの?」である。
ウェパルとサルガタナスの関係を知らなかったバルバトスも、<(…ウェパルみたいなこと言うな、このメギド…)>と反応している。
(出典:51話・5)
- 転生を経たウェパル曰く、<サルガタナスって正直、重いのよね もっとカジュアルに生きられないのかしら>とのこと。
(出典:53話・3)
- ウェパルと仲違いしてから100年経ってもまだよりを戻そうとしている、さらに味方に加入してみればウェパルのメギド体を素材にしたランタンを武器にしている、プロフィールの文章の半分以上がウェパルへの記述で占められている、アジトの待機台詞でもウェパルを気にかけている、果ては奥義モーションでは前述のランタンで陶酔してメギド体に変身するなどウェパルへの愛(?)の重さは尋常ではない。
- ウェパルのことを抜きにしても、「約束」を至上のものとし<血のように命に刻み込まれるもの>とまで言ってのけるその精神を「重い」と表現するのは適切だろう。
(出典:サルガタナスのキャラストーリー)
- 生き方の真逆とも呼べるメフィスト達、三馬鹿とはコラフ・ラメルで酒を嗜む間柄でもある。
基本的に当たりはキツいのだが、彼らのおふざけなやり取りに少しだけ微笑んで見せるなど、おかーさん目線でも良い影響があるようだ。
(出典:82話)
- メギド時代のモラクスの上司でもあった。
役に立つ存在はちゃんと評価してくれるとのことで、悪いやつとは思えないそうだ。
(出典:53話・3)
- そのこともあってか、サルガタナスが一行に加入した際モラクスはそれなりに喜んでいる様子であった。
(出典:59話・END)
- 『真正奥義書』の悪魔サルガタナスはアスタロトの配下で、アメリカに住まうとされる。
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真44:タムス †
- 【性能・キャラストーリー】
タムス
- 【キャラクター設定・小ネタ】
フルカネリ商会が販売するマキーネの修理を行なっていたテルミナスメギド。
機械類が好きで、戦闘にも火炎放射器などの機械を用いる。
+
| | 詳細
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- メギドラルでマキーネに触れて以来、その魅力に取り憑かれたメギド。しかしメギドラルにはマキーネがほとんど現存していないため、古代大戦の舞台であるヴァイガルドにやって来た。
- メギド体封印等の改造を何一つ行わずにヴァイガルドに来ている純正メギドの1人だが、タムスは護界憲章のことすら把握していなかった様子。
(出典:デカラビア(バースト)のキャラストーリー)
- マキーネを求めて旅をする最中、デカラビアと遭遇する。手持ちの金が少なくなっていたこともあり、デカラビアについていく。
(出典:デカラビア(バースト)のキャラストーリー)
- その後はソロモンと出会うまでフルカネリ商会が使用・販売しているマキーネの修理を担当していた。
- 技術の一部はカンセにも受け継がれ、タムスの知らない内にマキーネに改造を仕込んだり、ボルケリオンを作成したりとかなりヴィータ離れしている。
(出典:イベント「デカラビア、最後の咆哮」)
- デカラビアの一件で最終的には手を組んだソロモンの軍団にそのまま身を置く。現在は「空飛ぶ船」の開発に熱意を注いでいるようである。
(出典:イベント「デカラビア、最後の咆哮」)
- 空飛ぶ船は10章1節実装時点ではまだ鋭意製作中、本編時空なのかは不明だが2022年に開催されたメギコンの第2弾では先んじてその姿が登場している。
(出典:メギド72 the concert 〜プリンセス ヴァイガルド弾丸ツアー〜)
- マキーネの機体毎に名前をつけたり、破壊された際には本気で悲しんだりと、まるでペットの様にマキーネをかわいがっている。その入れ込みようは随一。
- 特にルッキオラと名付けたマキーネは、ヴァイガルドで初めて見つけたマキーネと言うだけあってかなり気に入っていた様子。
(出典:デカラビア(バースト)のキャラストーリー)
- ルッキオラは召喚SSRオーブとしても登場しており、特性の地形ダメージ増加の特性に火属性3連続攻撃と、相性の良さはかなりのもの。
- マキーネの「個性」を引き出すための修理を心がけているらしく、「道具」と見られることを良しとしない。そのため、カンセの改造により「個性」も何もない自爆特攻をさせられた際は本気で怒っていた。
(出典:イベント「フルカネリ、最後の計画」)
- 一方で、マキーネ以外の物事に関しては無関心、時に残酷。
メギドとしての本能もあるだろうが、幻獣に埋め込まれたマキーネの部品を取り出す為に幻獣を容赦なく殺害していた。
(出典:イベント「デカラビア、最後の咆哮」)
- 「空飛ぶ船」の制作に難航していたところをサタナキアの計らいでソロモンと共に幻獣討伐に出かけている。そこでワイルド・ハントとの戦いに巻き込まれる。
オセが危険な囮を買って出た際には自身の作ったルッキオラを一緒に囮に使ってくれと渡している。
(出典:イベント「獣たちの集う場所」)
- ルッキオラはオセを庇って破壊されるのだが、<ルッキオラも本望さ 仲間を庇って死ねるならな>と、マキーネを生きた相棒のように想う面が描かれていた。
同時に、パーツを回収して生き返らせると話すタムス。彼がマキーネへの愛情と技術者的な観点の両方を兼ね備えていることが伺える。
- 相変わらずマキーネ以外には興味を持たないものの、グリマルキンと癒猫軍団を逃がす為にワイルド・ハント軍団員カカルドゥと死闘を演じた。
(出典:イベント「狩人よ、獣の前に跪け」)
- この一幕をきっかけに癒猫たちから懐かれるようになる。メギドラルへ帰るはずだった猫たちだったが、タムスが通っている王都近郊の工房に一緒についてきて入り浸っている様子。
- マキーネに限らず、機械の類は大好き。
ネルガルの機械やセーレの養父ダディオの設計したボルケリオンを見て子供のようにはしゃいでいた。
(出典:イベント「デカラビア、最後の咆哮」)
- デカラビアと遭遇する以前に立ち寄った村では、虫を戦わせる「闘虫」という伝統の遊びを機械の虫で行い、結果として伝統の復活のきっかけを作った。
(出典:タムスのキャラストーリー)
- 元ネタはシュメール神話に登場する神性、タンムズ。
さまざまな要因から太陽神であると推測されており、火属性の技を数多く使うのはこれが理由と考えられる。
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真45:チェルノボグ †
- 【性能・キャラストーリー】
チェルノボグ
- 【キャラクター設定・小ネタ】
ギャング「オブラ・ファミリー」のボス「パパ・オブラ」として活動してきた男。
アルマロスの手引きで約70年振りにメギドの記憶を取り戻した。
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| | 詳細
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- かつて、アルマロスと同盟を結んでいた強豪軍団の軍団長であった。しかしアルマロスを貶める「何者か」の策略により、懲罰局から無実の嫌疑をかけられ軍団員の命を盾にその身を差し出すことを強いられる。
この取引そのものが罠であり、チェルノボグが取引に応じたにも関わらず軍団は懲罰局から総攻撃を受け壊滅、副官のアロケルを残して軍団員は死亡してしまう。
(出典:チェルノボグのキャラストーリー)
- 追放後はメギドの魂を覚醒させることなく「パパ・オブラ」として裏社会で生きてきた。ギャング「オブラ・ファミリー」のボスとして裏の世界では名を馳せている。
(出典:イベント「変わる心、変わらぬ心」)
- 70歳という高年齢でありながら、若い妻2人と結婚している。(街の法律で重婚が認められている)
寝室も一部屋という現役っぷり。
- この妻リータとエレナは、実はかつてパパ・オブラへ復讐を遂げようと潜入した抗争相手のギャングの縁者であった。彼に近づくにつれてかつて自分達のギャングを滅ぼした抗争がパパ・オブラの命令ではなく部下の暴走であったことが判明し、また彼の懐の大きさに絆されたこともあり、今では本心からボスを愛する妻としてギャングを支えている。
- 過去にイポス傭兵団とウァレフォル盗賊団が全面抗争をするきっかけとなった人物でもある。二人にとってこの抗争は利用された挙句、互いに戦死者を多数出した戦いとして反省すべき過去となった。
このように他勢力を利用して、狡猾にしかし敵を全面的には作らずに利口に立ち回っていた。
- パパ・オブラ自身には勢力を拡大する意欲は無く、あくまで盗賊などの脅威から街を守る為の手段として存続すれば良いと考えていた。彼のその保守的なスタンスはボスの後継者の座を狙う幹部達からは快く思われておらず、ボスの暗殺計画が練られていた。
- 結果的に暗殺は未遂に終わり、幹部達は牢屋に入れられる。オブラ・ファミリーの後継者はパパ・オブラの妻二人が引き継ぐことになる。
- 旧知の仲のアルマロスの策略によって70歳にしてメギドの魂を覚醒させる。チェルノボグとしての記憶が蘇り、かつての副官アロケルとも再会を果たした後は、オブラ・ファミリーのボスを退いた後ソロモンの召喚を受けた。
- ブネ以上にブランクのある身体であった為、アルマロスの支援の下、かつてのフォトンを用いた戦闘を身体に叩き込む為に猛特訓を開始する。その過程で妻2人にも自分の正体がメギドであることを明かした。
(出典:チェルノボグのキャラストーリー)
- メギド体は白い頭巾を被った骸骨の翁のような風貌。死神や冥府の神といわれる元ネタにも繋がる。
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| | 星6の姿
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- 星6になると頭巾がそのまま顎となり、大きく口を開けた禍々しい姿へと変化する。その口とも取れる頭巾の奥には若い人の顔のような青いシンボルが僅かに確認できる。
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- 元ネタはスラヴ神話の悪神チョルノボーグ。
白い神ベロボーグとともに世界を創り上げた創世神だが、後に対立・敗北し地上に堕とされ悪神と成ったとされる。
- ウクライナでは「チェルノボグに殺されてしまえ」と言う罵倒の言葉があるらしい。
- メギド72では旧い戦友として描かれるアルマロスとは、特に神話上の繋がりはない。
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真46:アガシオン †
- 【性能・キャラストーリー】
アガシオン
- 【キャラクター設定・小ネタ】
東の理術研究院の元警備長であり、アンドレアルフスの元上司。
かつては巨漢であったが、故あって現在は子供のヴィータの姿をしている。
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| | 詳細
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- かつては「砦のアガシオン」と呼ばれた歴戦の古強者であり、200年前に起きた肋骨荒野での戦争で砦を守り抜いたことにより一部で名を馳せた。
(出典:イベント「この手にかつての栄光を」)
- イベントを通して「古いメギド」と呼ばれており、それなりに長生きしたメギドのようだ。
- 一方でバナルマの頃から幻獣を屠っていたとも言っているためバナルマ制度ができてから発生したメギドである。
長生きとはいえども大メギドほどではないということか。
(出典:アガシオンのキャラストーリー)
- アガシオンの本領は一つの所を守り抜く事であると自負しており、砦は戦争において重要、水は籠城の要であるといった発言からも窺がえる。
(出典:Bネフィリムのキャラストーリー)
- 戦争での腕を評価され、アリオクに引き抜かれる形で理術研究院の警備長になる。
(出典:アガシオンのキャラストーリー)
- アガシオンの所属していた軍団は弱小だったらしく、自分を評価してくれたアリオクには大きな恩義を感じている。
- その実力は確かなもので、実験体の幻獣が逃げ出した際にはヴィータ体の状態でありながら一撃で葬りアンドレアルフスを感心させている。
(出典:イベント「この手にかつての栄光を」)
- また自身の武勇伝を語るのも好きらしくメギド時代にアンドレアルフスは何度も聞かされたという。
- そんな彼だが、現在は子供の姿になっておりかつての巨体は見る影もない。
また壺を砦と呼びその中で生活している。逆にそこから出てしまうと周りの状況すら認識できないほどパニックを起こし逃げ惑う。
(出典:イベント「この手にかつての栄光を」)
- 壺を砦としているのは初めてヴァイガルドに来た時ヴィータに襲われ(勘違いだが)逃げ込んだ先が壺の中だったため。
壺の中なら動転しない事に気付いた彼はそれ以降壺を自らの砦とすることに決めた。
(出典:アガシオンのキャラストーリー)
- ネフィリムのような背の高い人物に抱えられていると壺の中にいるのと同じ安心感を得ることができるのか平静を保てる。
また現在はアジト内部でも少々の震えはあるものの出歩ける様子。曰くアジトは砦のようなものだから。
(出典:アジト会話)
- アガシオンに最適なイノセラムスの壺が発見されたが、フォラスが調査を終えるまで譲られない事になった。
その際いつまでもネフィリムに頼る訳にはいかない、せめてアジトの中は砦だからと一人で歩こうとするが、
ネフィリムに抱きつかずとも一緒に歩かないとパニックになっていた。
(出典:Bネフィリムのキャラストーリー)
- とある理由でヴァイガルドを訪れ王都の路地裏に居たのをネフィリムに拾われアジトに連れ帰られたことでソロモン達と出会う。
(出典:イベント「この手にかつての栄光を」)
- とはいえネフィリムは自室にアガシオンを隠していた他、出会ったときは壺が割れた状況だったためまともに会話もできずゲートからどこかへ行ってしまったのだが。
- 出会った当初は自身の名をダイダロスと語り本名を隠していた。
理由はかつての自分を知る者に自身の肉体や状況について知られたくなかったからと名を明かしたときに語っている。
(出典:イベント「この手にかつての栄光を」)
- 紆余曲折を経てソロモン達ともにダイダロスの残した工具「栄光の手」を探すことになる。
しかしそれを手に入れた瞬間アガシオンはそれを壺の中に詰めて逃亡を図る。その理由は……
(出典:イベント「この手にかつての栄光を」)
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| | 以下イベントのネタバレ、また残酷・センシティブ描写があるため注意
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- 実はアガシオンはコシチェイと取引をしており、「栄光の手」を入手するためにヴァイガルドを訪れたのだった。
- 前途の偽名にダイダロスの名を使ったのも元々彼の工具を回収するのが目的だったため思い浮かんだのだと思われる。
また自身の本当の目的を知られないためという側面もあったのかもしれない。
- その取引の内容とは「「栄光の手」を回収すれば元の肉体に戻してやる」というもの。
アガシオンの肉体が子供のものになっていたのはコシチェイの実験によるものだったのだ。
- コシチェイの陰謀により窮地に陥ったアリオクを助けるため戦い、敗北したことで実験体として身柄を拘束された。
(出典:アガシオンのキャラストーリー)
- 元のヴィータ体から魂を取り出し、子供のヴィータの体に無理やり押し込められたのが今のアガシオンの状態。肉体が完全なヴィータであるためメギド由来の力は使えず、メギド体にも戻れない。
つまり実質転生メギドと変わらない状態ということになる。
- それが理由なのか純正メギドにしては珍しく睡眠をとる。
イベント中でも疲れから居眠りをしたり、クエスト会話で昼寝をするという発言をしたりすることも。
(出典:クエストボイス)
- また実験はそれだけにとどまらず、生身のまま電撃を浴びせる、意識があるまま脳をいじる、切断して繋ぎ直すなどといった半ば拷問に近い仕打ちを来る日も来る日も受けていた。
- 壺のような狭いところでしか平静を保てないのもこの実験のため。
実験後は狭い培養液の器に入れられており、いつからかその中だけが安心できる空間となっていたことが理由。
- 以上の事からアガシオンは元の肉体を取り戻すため行動していたが、「栄光の手」を入手したにも関わらず次はソロモン達の足止めを指示されたこと、元の肉体は存在はしているもののバラバラにされ幻獣に移植されていることなどからコシチェイには返還の意思はなく元には戻れないと悟った彼は、ソロモン達の手助けを得て自爆幻獣を用いた相打ちを狙う。
- 結果的には幻獣が幼体だったため威力が足りず討ち損ねたが、そのおかげで自身も死なずに済んだ。
またこの行為はコシチェイの討伐やネフィリムのリジェネレイトのきっかけになっている。
- 最終的にはソロモンの召喚を受けることになったが、壺がなければ震えが止まらないことは変わらなかったため、まずは戦闘にも耐える堅牢な壺を手に入れることを目的にするのであった。
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- 戦闘では執心を付与することで疑似的な盾として運用することを想定している。
また奥義で初の強化解除無効を付与することが可能。
- その執心を付与するスキルには自身にレイズギフトを付与する効果もある。
つまり倒れては蘇生する運用を想定しているわけだが、彼の背景を考えると心が痛むところがある……
- 理術研究院に属していたためヴィータ体での生活には慣れており、また頭もよく回る。
(出典:イベント「この手にかつての栄光を」)
- ダイダロスの作った仕掛けを見抜く、嘘と真実を織り交ぜ真意を隠す、とっておきの移動法を切り札として隠しソロモン達を出し抜く、こっそりと持ち出した自爆幻獣を使用し特攻を仕掛けるなど例を挙げれば枚挙にいとまがない。
- 自身でも頭脳には自信があるらしくアジトでの会話でも膂力は不足しているが策略は衰えていないと語る。
変わり果てた姿になってもできることを見極め実践できる強さを持っている。古強者は伊達ではない。
(出典:アジト会話)
- 自身を「小生」他者を「貴君」と呼び、敬称には「殿」を用いたりするなど特徴的な話し方をする。
普段の言葉も時代がかったものが多く、さながら武士のよう。戦争においては「やあやあ、我こそは」といった名乗りを上げることも。
(出典:イベント「この手にかつての栄光を」、アガシオンのキャラストーリー、戦闘ボイス等)
- 声を担当している杜野まこ氏曰く、見た目は子供ながら魂は古参の強者という部分をどう表現しようかと考えていたところ、歌舞伎のような口調をスタッフから提案されその通りにしてみたところスムーズに収録できたとのこと。
アガシオンの特徴的な話し方と非常にマッチしている。
(出典:アジトTV2021.4.23)
- 元ネタは西洋において使い魔として扱われる存在、アガシオン。地獄の辞典にも名前が見える。
小瓶や指輪などの中に入れられることがあるとされ、壺の中に入っているデザインはこれが理由だと思われる。
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真47:ヴェルドレ †
- 【性能・キャラストーリー】
ヴェルドレ
- 【キャラクター設定・小ネタ】
踊るのが何よりも好き、と語るテルミナスメギド。
ヴィータの間では「伝説の踊り子」として評判だったが、長期間に渡って姿を眩ませていた。
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| | 詳細
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- 元は壊滅させられたまつろわぬ者の軍団から拾われ、子育て旅団に預けられたメギド。しかし、最終的には追放されることが決まっており、実際その通りになった。
(出典:イベント「メギドラルと悲劇の騎士」)
- ヴェルドレの考えに影響を受け、共に逃げたアマイモンを粛清したことで、マスティマは長年憧れていたメギドラルの「騎士」になる資格を得た。
- ビルドバロック時代から伝えられている「紡ぎの舞」を会得している。<メギドがヴィータの姿を取ったとき、動きを理解する「型」から進化したらしい>とのこと。
- 「この舞を踊れるのは私しかいない」と自白しており、先の戦争によってヴェルドレ以外の舞を踊れるメギドは全滅したと思われる。
- ヴァイガルドに追放され、メギドの記憶を取り戻してからは、各地を転々としながら舞を披露していた。
- その過程で、ベリアルに会うために同じ街に訪れていたダムロック・パイモンらと、不死者の情報を探していたバラムに遭遇している。
(出典:イベント「ダムロックと4人の不死者」)
- パイモンは、ヴェルドレとの遭遇とバラムの説明によって不死者と長命者の差異を知ることになる。
- 記憶を取り戻した際は、踊りたくなる衝動が止まらなくなり、全裸で建物を飛び出している。婚約者もいたようだ。
- パイモンやバラムはヴェルドレを死んだものと思い込んでおり、メギド72発足の際には、バラムが把握している追放メギドの中にヴェルドレは入っていなかった。
それにはとある事件によってヴェルドレが姿を消したからであり––––
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| | 以下イベントネタバレ、残酷・センシティブ描写があるため注意
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- ある街で、ヴェルドレは街の有力者2人から求婚され、それを拒否。彼女がタブー視している「細身の騎士」と「優男の策士」だったため、舞を踊らずに街を去ってしまう。
- これに群衆は怒り、その怒りが有力者2人に向けられたことで街を二分する大騒動になる。ついには有力者同士の決闘沙汰になるが、そこへヴェルドレが戻り、舞を踊って2人と群衆を和解させる。
- しかし、これに怒ったのが有力者を狙っていた女達。逃げるヴェルドレを捉えて四肢を切り落とし、彼女から「踊り」を、松明で顔を焼いてその美貌を奪った。結果、ヴェルドレは心が壊れ、廃人同然になる。
- 怒り狂った有力者2人は女を処刑して回ったが、ショックのためか自らも早死にすることになる。
- 策士の男はヴェルドレに治療を施し、遠くの家屋に隠した。更にその世話をする様に遺言まで残していた。しかし、ソロモンたちが訪れた際には幻獣に襲われ、世話係は全滅していた。
- ソロモン達が発見した時点では、糞便を垂れ流し、背中の傷から腐臭を発しており、マスティマやプルフラスは初見ではそれがヴィータだとわからなかった。
- あまりにも昔に受けた負傷のため、そのまま召喚してもウァレフォルの目やモラクスの傷のように、ただ召喚しただけでは四肢が治らない可能性があった。
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- 最終的には、夢見の者であるリリムの協力とソロモンの指輪の力で復活を果たす。しかし軍団に所属する気はさらさらなく、再び踊れる事に歓喜して去ってしまった。
- マスティマが軍団入りしたのは、この穴埋めの側面もある。
- テルミナスメギドのため召喚は難しいが、召喚できればちゃんと戦ってくれるのでご安心を。
- テルミナスメギドに名を連ねる者の中では初となる追放メギド。また、真メギドでは初の長命者でもある。
- ヴァイガルドに追放されてから100年以上経っている真メギドにはインプが該当するが、彼女はヴィータとしては既に死亡しているため長命者に該当するかは怪しい所。
- 地獄の辞典におけるヴェルドレは地獄の宮廷の儀式長(maître des cérémonies)で、サバトに魔女を運ぶ仕事も担当している。
Jolibois、Vert-Joli、Saute-Buisson、Maître Persilなどの名を騙って女性を誘惑し罠に嵌める。
参考(外部リンク、フランス語)
- 性別は違えど異性関係に奔放な点は誘惑の要素だろう。
儀式の長という点は、儀式にも付き物である踊りを好む点に反映されている。
- サバトに縁があるから魔宴(サバト)召喚でしか出ないテルミナスになった……ということは流石に無いだろう。
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真48:ウトゥック †
- 【性能・キャラストーリー】
ウトゥック
- 【キャラクター設定・小ネタ】
イヌーンという偽名を持ち、8魔星マモンの側近を務める白い犬。
モフモフで愛らしい外見とは裏腹に、周囲に厳しい諌言を繰り出す名参謀。
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| | 詳細
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- マモンの命を受け、ソロモンをマモンのもとへと連れていくためメギド72およびソロモンと接触。その過程でソロモンに力を貸すために召喚を受ける。
(出典:8章前半)
- 初登場時から名前表記がイヌーンで一貫されており、あからさまに犬すぎる外見と名前からプレイヤーの多くがNPCだと思い込んでいたが、召喚の際にウトゥックの名を明かしたことで加入キャラであることが判明し衝撃を与えた。
- メギド体が老人のヴィータのような姿をしており、オロバスに次ぐどっちがヴィータ体だと言いたくなるメギド。
- 犬の姿ではない通常のヴィータ体も取るが、そちらは彼自身のメギド体に酷似している。詳細は不明だが、ヴィータ体をメギド体に似せているのかもしれない。
通常は白い犬の姿で背中の大砲を使って遠距離で戦いつつ、ヴィータの姿になることで接近戦にも対応できるという戦い方をする。
- 召喚時はヴィータの姿で召喚される…と思いきや、まさかの白い犬の姿で仲間になる。
ベヒモスのようにシフトしてヴィータの姿になるというわけでもなく、戦闘中もアジトでもずっと白い犬の姿。
- 元黒い犬で、当時のナンバーは148号。
他の黒い犬と違わずかなり犬っぽい部分があり、友好の証として撫でられるのが好き。
- ウトゥック(ウドゥク)は古代メソポタミア神話における精霊もしくは悪霊の総称で、神話中でもはっきりした定義が少ない存在である。
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真49:サタナイル †
- 【性能・キャラストーリー】
サタナイル
- 【キャラクター設定・小ネタ】
ヴァイガルドの文化である芸術、特に音楽を愛する女性の姿をした純正メギド。
厳しい上官としての顔と、たおやかで上品な女性の二つの顔を持つ。
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| | 詳細
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- 任務でヴァイガルドを訪れた際に音楽に出会ってしまい、その魅力を他者にも伝えていた。
芸術は死と破壊が日常のメギドラル(マグナ・レギオ)の価値観に反する物であり、それに心酔したこととヴァイガルド来訪に骸体(カダヴル)を無断利用したことを咎められ、懲罰房へ送られた。
(出典:サタナイルのキャラストーリー)
- 骸体の詳細は不明だが、4冥王が用いた現身に近い技術かと推測されている。
- 故郷であるメギドラルを愛しているが、同時にこのままでは滅びは免れないと感じており、「創造」を用いてメギドラルを変えたいと願っている。
- 同じように懲罰房に入れられた芸術系メギドたち(画家のバールゼフォン、音楽家のアスラフィル、べバル、アバラム、文学家のフルーレティ等)と互いに励まし合い、「アルテ・アウローラ」を結成。
いつか牢を出ても同志を忘れず、お互いの理想の実現のためお互いを支えようと約束した。
(出典:サタナイルのキャラストーリー)
- フォトンを操作する能力を持っていたことから恩赦を得て、ヴァイガルドでフォトンを回収する任務を与えられる。
- その際、他の「芸術かぶれ」たちも皆それぞれ特有の能力を持っており、利用しないのは勿体ないと進言。結果サタナイルに続いて全ての同志たちが何らかの理由で牢から出されている。
(出典:サタナイルのキャラストーリー)
- 指揮棒を駆使して幻獣を操り、上に隠れてヴィータを殺さずフォトンを回収し続けていた。
しかしその思想に賛同していたかのように見せていた部下アリキノが裏でヴィータを殺しており、ソロモンたちの知るところとなる。
アリキノを倒した後、ソロモンもメギドラルを変えたいと思っていると知り、軍団への加入を申し出る。
詳細はイベントシナリオの「キミに捧げし大地のソナタ」を参照。
- 部下に対しては厳しい態度、口調で接する凛々しい上官。
しかし音楽を楽しんでいる時や、軍団の仲間との普段の会話では上品で柔らかい話し方に変化する。
- 元々は堅苦しい話し方しかしなかったのだが、「メギド的な思考から抜け出す」ためにヴィータの真似をしてはどうかとバールゼフォンに言われ、ヴィータ女性の話し方を真似るようになったため。
(出典:サタナイルのキャラストーリー)
- 臨戦態勢に入った際も口調が変わる。
(出典:イベント「忌まわしき「蒼の組曲」」)
- バルバトスのことは噂で知っていたが、自分が生まれる前に追放されていると語っている。
バルバトスの追放は約80年前なのでサタナイルの年齢はそれ以下となる。非常に若いメギド。
(出典:イベント「キミに捧げし大地のソナタ」、バルバトスRのキャラストーリー)
- 楽器を演奏することは好きだがあまり上手くはないと思っている。
その代わり耳は非常に良く、足音を聞き分けることも容易い。
(出典:イベント「キミに捧げし大地のソナタ」「忌まわしき「蒼の組曲」」)
- 但しアスラフィルの演奏を聞いたのが理由。作中全てのキャラで1.2を争う彼女に比べれば当然と言え、実際どれくらいの腕前かは不明。(サタナイルのキャラストーリー)
- 凛とした立ち居振る舞いから王都に住む女性たちの憧れの的であり、彼女たちからバレンタインのチョコレートを複数贈られている。
(出典:イベント「カカオの森の黒い犬」)
- サラについで二人目の、敵に背を向けている戦闘モーション。
- 指揮者であるため、他の仲間たちの方を向いている。
彼女のマスエフェクト1枠目はスタイル問わずスナイパーにかかる。
協奏ユニットであり、彼女を真ん中に置き、楽器を持ったメギドたちを並べることが想定されている。
- ちなみに、サラはメギドクエストの画面でも相手に背を向けるが、サタナイルはメギドクエストだとちゃんと相手の方を向く。
- 元ネタはキリスト教の悪魔サタナエル。しかし旧約聖書にはその名は登場せず、伝承によってサタンの別名とも、イエスの兄であるとも、グリゴリの一員であるとも、サタナキアの別名ともされる。
- これはキリスト教で異端とされた分派が、旧約聖書とは異なる形の救世主伝承を創り出した事が主な要因。
砕いて言うと、本編よりも二次創作界隈で有名なキャラクターみたいな存在。
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真50:シャミハザ †
- 【性能・キャラストーリー】
シャミハザ・シャミハザ(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
ガギゾンによる実験でヴァイガルドへ落とされてきた勇猛なメギド。
しかし転生に失敗し、ヴィータの少年ジルベールと融合してしまっている。
+
| | 詳細
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- メギドのシャミハザがヴィータのジルベールの肉体に同居しているという、二心一体のややこしいキャラクター。
- ぱっと見た感じは二重人格。
しかし完全に別人の魂が同居している状態。
- 魂だけでヴァイガルドへ送られたメギドは通常胎内の赤子に憑依するが、シャミハザは何らかの原因により幻獣に襲われ瀕死になっていたジルベールに引っ掛かり混ざってしまった。
(出典:シャミハザのキャラストーリー)
+
| | 8章で明らかになった情報
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- ヴィータの魂とメギドの魂が融合することなく同居する転生の完全成功例。
転生して即座にメギドの意識が覚醒し、不死者のような力も使え、宿主のヴィータの魂がなくなった際にはメギドの魂が肉体を乗っ取ることができる。彼らの存在の発見がきっかけに第一次エクソダス計画は推し進められた。
(出典:80話・4)
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- シャミハザはガギゾンに騙されて被験体となってしまい、かなり不本意な形でヴァイガルドへやって来た。
(出典:シャミハザのキャラストーリー)
- そのため話題の中でガギゾンの名前が出た時は「二度と聞きたくない名」だと言っている。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- 幻獣に襲われたジルベールの街をシトリーが救ったことをきっかけに、ジルベールがシトリーへの弟子入りを志願した。
その後幻獣を倒す一人(二人)旅をしていたところソロモンたちと出会う。
- シャミハザは非常に好戦的な戦士タイプ。
- 一人称は「我」で全体的に尊大な印象。
- 巨体で正面からぶつかっていく肉弾戦を行う。
ジルベールに同化してからも変わらず、ジルの持つ杖は無視して素手で殴りかかる。
- イベントオーブ青竜号はシャミハザが騎乗していたものらしい。
(出典:リアルイベント掲示物)
- すでに成長したヴィータの体に収まった性質上、「転生メギドの容姿は基本的に元のヴィータ体と似る」という法則に逆らっている可能性があったが、実際にはシャミハザのヴィータ体はジルベールによく似ているとのこと。
(出典:メギド質問箱・回答No08)
- 宿主となってしまったジルベールは穏やかな優しい性格。
- プルソンなど一部の仲間たちやシャミハザからは「ジル」と愛称で呼ばれる。
師匠のシトリーは「ジルクン」。
- シャミハザに乗り移られた当初は塞ぎこみ、シャミハザに体を明け渡しそうになった。
(出典:シャミハザのキャラストーリー)
- しかし芯は強い方で、幼馴染みのアーシャの言葉で自分を取り戻しシャミハザとの共存を受け入れる。
- シャミハザのことは乱暴だとは思っているものの現在は悪くは思っておらず、相棒として頼りにしている。
- なお、そんなシャミハザへの想いをソロモンにも話してくれるのだが精神が繋がっているのでシャミハザにも筒抜けである。
やや天然が入った性格のジルにシャミハザはしばしば振り回されている。
(出典:アジト台詞)
- シャミハザの方もジルのことは「自分が唯一認めたヴィータ」と思っている。
危機に陥った時は自分を犠牲にジルを逃がそうとする姿勢も見せる。
(出典:イベント「二つの魂を宿した少年」、シャミハザのキャラストーリー、戦闘不能時台詞)
- 二人で体を共有しており、両者とも意識があって互いに会話できる。
つい声に出して普通に会話するので周りからは一人言を言っているように見られがち。
- ただし前面に出ている方が入れ替わると表情や態度が一変するため分かりやすい。
- 体の主導権はややジルベールの方が強いようで、シャミハザが悪態をつきだしたら無理矢理引っ込めるなどジルベールにコントロールされる場面がしばしばある。
(出典:イベント「二つの魂を宿した少年」)
- シャミハザ&ジルベールはそれぞれ別の声優が担当している豪華仕様。
ヴィータの体は完全にジルベールなのだが、どこから別人の声が出ているのかは謎。
- 身体共有の苦労話について赤裸々な秘密が暴露されてしまった。下のネタ故注意。
(出典:メギド質問箱)
- そんな複雑な内面を持つ彼だが、性能は攻撃に超特化したシンプルなパワータイプ。
二重人格どころかシャミハザ100%である。
- とはいえシトリーへの弟子入りを望んだのも幻獣討伐の旅への意欲を語っているのもジルベールであり、ジルベールも戦意は高い方。
- シャミハザとジルベールは単独行動中に洞窟の中で壁画に語り掛ける怪しげな男を発見する。
その男に襲い掛かる幻獣を倒そうと壁画に近づくジルベールは謎の力に晒される。咄嗟にジルを守ろうと入れ替わるシャミハザ、そしてジルベールの意識は遠のいていく。
- その後、ルキフゲスと名乗るその男に保護されたジルベールはいつも通りシャミハザに語り掛けるが、シャミハザの口数は少ない。そればかりかシャミハザは「アジトに戻れ」「お前では力不足だ」と言い放つ。先程遭遇した幻獣くらいなら自分とシャミハザで十分だと考えていたジルベールはシャミハザの物言いに不満を持つ。
- 恩人のルキフゲスではあるが、彼が見ていた壁画に描かれたもの、そして使用人に自分の監視を伝えていたことを耳にしたことでジルベールは彼へ不信感を持つ。
そんな矢先、屋敷に幻獣が入り込んでくる。応戦するジルベールはいつものように力が入らず幻獣を苦戦の末倒す。そこで初めてシャミハザの魂が自分の中から消えていることを認識する。
- シャミハザが殆ど喋ることができない状況でアジトに戻って救援を求めるように言おうとしていたことをジルベールはシャミハザが消え去った後に理解する。ジルベールは今やただのヴィータに過ぎない、しかし気持ちの焦っていたジルベールは力の宿らなくなった左手にガントレットを付けて武器を新たに単独でシャミハザを救い出そうとする。ルキフゲスが見ていたあの壁画に再び近づけばシャミハザを取り戻す何かがわかるかもしれないという希望から壁画の洞窟へと向かう。
- 一方でルキフゲスはソロモンと接触し、その正体が純正メギドであることを明かしていた。壁画の正体はそれそのものがあらゆる生物を取り込む遺物であった。ルキフゲスは取り込まれた自身の仲間のヴィータを助けようとしていた。遅れて合流したジルベールは当初ルキフゲスへの不信感から語気を荒げてシャミハザを早く壁画から出すように詰め寄るが、ことはそう簡単では無いことを聞かされる。
- 壁画の奥のヴィータとシャミハザを救い出す為に壁画に色を塗るバールゼフォン、そして壁画から先に出さざるを得ない幻獣を各個討伐するソロモン達、しかしメギドの力を失ったジルベールは後方で待機するしかなかった。一度離れたシャミハザの魂が再び自身の身体に戻ってくるのかの確証も無い。
- 彩色を進めるバールゼフォンの元でジルベールはルキフゲスと話し合う機会を得る。シャミハザが消えてから焦ってばかりいたこと。壁画の強力な幻獣を出してでも協力して欲しいと躊躇いなくソロモンに願い出たルキフゲスに対して、自分の非力さ故にソロモン達に迷惑をかけてしまうことをほんの一瞬でも躊躇ってしまった自分、そのふがいなさを感じている心の内を吐露する。
- 焦りのまま色々なものを省みずに行動してしまったのはルキフゲスも同じであった。自分もそうしていたように、例え壁の中でも声は聞こえているはずだとルキフゲスは言い残す。
- 壁の中のシャミハザと二人きりになるジルベールは、シャミハザの忠告を聞かず焦って空回りしてしまっていた自分の気持ちを話す。<同じ原因を探るってことをするにしても、ただ不安に駆られて衝動的にするんじゃだめだった。自分になにができるかの判断、なにかが起こった時に冷静でいるための覚悟…そういうものが、なんだかとても中途半端だった。>一旦冷静になりジルベールは自身が果たすべきだった行動を省みる。
そして同時に、シャミハザがいなくなっても一人でやっていける強さが欲しい。シャミハザがいらないのではなく、これからも相棒として頼り頼られるためにそういう強さを持たなくてはいけない。「不安だから戻ってきて」ではなく「シャミハザは僕の相棒だ、だからはやく戻ってこい」と堂々と言える自分でありたいと壁画のシャミハザの前でジルベールは誓う。
- 壁画のヌシ幻獣との最終局面、シャミハザの復活を阻止するべくバールゼフォンを狙うヌシに戦えなくとも注意は引き付けられるとジルベールは囮となる。ヌシを食い止める中でジルベールに凶爪が届く後寸前、<(まったく、情けない…)>シャミハザの声と共に召喚の光に包まれるジルベール、こうして二つの魂は再び同じ身体を共有しリジェネレイトを果たした。
(出典:イベント「奇妙な蒐集家ルキフゲス」)
- 後に自分たちのリジェネレイトについて見解を持つユフィールから、リジェネレイトはあくまでメギドの魂が発端となって起こるものであり、ジルベールの精神面の変化が引き起こしたものではないことを知らされる。ただ、ジルベールの相棒を想う気持ちと言葉が壁画の中のシャミハザに届き、彼自身の心にも変化をもたらしたと考えると、二人で引き起こしたリジェネレイトだと言える。
(出典:シャミハザ(ラッシュ)キャラストーリー)
- 雷ダメージの技を主体に戦うアタッカーだが、進化素材やプロフィール画像、サキュバスの占いなどから分かるようにゲーム内の属性は水である。
明確に特定の属性の要素を持ったメギドがそれに反しているのは珍しい。
「ジルベールが水属性なのでは?」と推測されることも。
- リジェネレイト後は水属性らしくハイドロボムの使い手となっている。雷アタッカー→Hボム使いというリジェネレイトは師匠のシトリーと同様。
- 原典におけるシャミハザ(シェムハザ・シェミハザ)は人間の娘と結婚した堕天使。
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真51:プルフラス †
- 【性能・キャラストーリー】
プルフラス・プルフラス(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
敵の弱点を見抜く「心眼」を持つ剣士のメギド。
王子様然とした男装の麗人だが、素の性格は純朴でやや人見知り。
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| | 詳細
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- 兄と呼び慕うメギドを殺害した仇、サタナキアへの復讐のためヴァイガルドへ降り立った。
紆余曲折あって研究者たる彼から研究を奪うことが最大の復讐と判断し、軍団の仲間となったサタナキアの監視をする毎日を送っていたが、
プラチナ・マスクの一件を経て彼の研究の理念と意義を認め、復讐から解放された自分の人生を送ることに決める。
(出典:イベント「プルフラス・復讐の白百合」「心惑わす怪しき仮面」)
- 復讐以外のやりたいことを見つけるため、現在は王都で日雇いの仕事をこなしながら一人暮らしをしている。
(出典:プルフラスBのキャラストーリー)
- ヴィータ体は男装の麗人とも言うべき女性の姿で、一人称は「僕」。
- 立ち振る舞いや一人称が男性的なのは、元来気弱で力も弱く、兄に庇われていた自分からの脱却を図り意図して変えたもので、本来の一人称は「私」。
(出典:戦闘台詞、プルフラスのキャラストーリー)
- 中性的で整ったルックスや言動もあってアジトの女性陣からは人気らしく、お茶会に誘われるなどしている。バレンタインには大量にチョコをもらいホワイトデーのお返しに苦慮している。
(出典:アジト会話、ログインボイス)
- イベントストーリー本編ではシリアスだったが、復讐が一段落した後はアジトの仲間たちとの交流やヴァイガルドの文化を満喫している。
- 春にはタンポポの綿毛を追いかけて隣町にまで行く、梅雨には蛙を追いかけて気付いたら腰まで池に浸かっていた、夏にはかき氷を食べた際に頭がキーンとして死ぬかと思ったとこぼす、冬には仲間全員分の雪だるまを作ろうとし、クリスマスには早く寝ないとプレゼントが貰えないと発言するなど、さながら幼い子供のようである。
(出典:ログインボイス)
- ヒマな時には一人でポーカーをしたり一人でパーティーを開いたりしているらしい。
プロフィールによれば「密かに友達を作りたいと願いつつも、誘うのが下手で1人でいることが多い」とのこと。
他人との交流はまだまだ苦手なようだ。
(出典:ログインボイス、クエスト内会話、プロフィール)
- 一人遊びは兄から教わったものらしい。当時のプルフラスは家で一人兄の帰りを待つ生活を送っていたので、その退屈しのぎとしてだろうか。
(出典:プルフラスBのアジト台詞)
- 「復讐の白百合」で、サタナキアから研究を取り上げた後も復讐の生き方を捨てきれずサタナキアの監視を続けていた。しかし「プラチナマスク」の一件を経て、サタナキアは軍団で正式に研究を認められる。プルフラスがサタナキアを監視することも無くなった。そして、プルフラスは悩み始める。「この先何をして生きていけばいいのか」と。
- そんな悩みを抱えていたプルフラスだったが、ソロモンとの相談から一人暮らしを始めるという着想を得て、単身アジトから飛び出して行ってしまう。ヴァイガルドの常識を持っていないプルフラスは案の定、あからさまな詐欺師に騙されかけるなどヴィータ社会の洗礼を受ける。しかしソロモンに頼まれたという体で様子を見に来たサタナキアや、一人暮らしを始めたと聞いて手伝いに来たアイムなど軍団の仲間の助力もあり何とか家賃の安い廃屋を借り受け一人暮らしを始めることとなる。
- 次に探し始めたのはお金を稼ぐ為に必要な「仕事」であった。しかし酒場や大工の仕事では持ち前のそそっかしさで迷惑ばかりかけてしまい、日雇いの仕事は長く続かない。
そんな折、追っ手に襲われる運び屋の男ユーリを助けたことをきっかけにこの運び屋の用心棒として雇われることになる。
- 道中はユーリを幻獣から守りつつ、滞在する町々で詐欺に騙されそうになるプルフラスを逆にユーリが助けながら旅を続けた。旅の中でプルフラスはユーリに妹がいたことを知る。
目的の街へやってきたプルフラスとユーリであったが、待ち構えていたかのように衛兵に取り囲まれる。
また、その中にはサタナキアの姿もあった。ユーリを逃がしつつも不意を突かれ眠り薬を嗅がされたプルフラスは意識を失ってしまう。目覚めたプルフラスはサタナキアに詰め寄るも、彼から運び屋ユーリこそ領主ルドリスを殺そうとしてる復讐者であることを知らされる。
- 領主としての立場を得る為に恋仲であったユーリの妹リーリエを一時とは言え捨てたルドリス、その後妹は兄の元にも戻らず身体を弱くし亡くなってしまった。そして妹を失ったユーリは今まさにルドリスを亡き者しようとしていた。話を聞いたプルフラスは復讐を止める為にルドリスの元に向かう。そして復讐と共に死のうとしているユーリの命も護ろうとする。聞く耳を持たないユーリは激昂しルドリスにナイフを向けるがそれを身を挺して庇ったのがプルフラスであった。自分の復讐に妹を思い起こさせたプルフラスを巻き込んでしまったこと。ルドリス自身から過ちを悔いる気持ちと本心から妹のことを愛していた言葉を聞いたこと。ユーリを守る者としてこの先も生きて欲しいと願うプルフラスの言葉にユーリはその場で手に持ったナイフを手放す。重傷を負ったプルフラスに直ちに医者を呼ぶルドリスだがプルフラスの身体は突如として光に包まれて消えていった。
- ユーリは領主ルドリスの元で服役することとなった。情状酌量もあり処刑は免れ、かつてリーリエが愛した屋敷の庭園に足を運ぶことも許された。そしてプルフラスは復讐を止めたいと願った意識がきっかけとなりリジェネレイトを果たし一命を取り留めていた。白百合を思わせる白いコートに身を包んだプルフラスはまたもやアジトを飛び出して行く。ユーリやルドリスの「その先」を確かめる為に道を進むプルフラスの心は晴れやかであった。生きていれば沢山の時間があって、その中で沢山の経験をして仕事をして、その積み重ねが「その先」を形作っていく。ここにプルフラス自身の復讐の生き方も真に終りを告げた。
(出典:プルフラス(バースト)キャラストーリー)
- その後のプルフラスは精神的にも成長を見せる。過去に囚われたマスティマと出会った際には、彼女のヴァイガルドへ来た真意は知らずとも自身の過去と重ねて理解を示した。ヴェルドレを軸に復讐に燃えるヴィータ達を相手にした時にも冷静に点穴の技でヴィータを無力化し、「復讐をさせない」側として描かれた。
(出典:イベント「メギドラルの悲劇の騎士」)
- 一人暮らしを始めた情報はアジトでも周知となり、他のメギドと一人暮らしの話題で以前より溶け込めるようになった。ちょうど良い溜まり場としてメフィスト達3馬鹿メギドがしばらくおしかけたりもしたがプルフラス自身は新しい生活を楽しんでいるようである。
(出典:3周年 質問箱)
- ブニがリジェネレイトを果たした後、自分の意思で働いて稼ぎを得たいと願った際にも一人暮らしを順調にしていたプルフラスが良き導き役となった。
(出典:ブニ(バースト)キャラストーリー)
- メギド体は2つ1組のトーテムポールと言った感じ。
- 他のメギド達とはまた別ベクトルでギャップが大きく、男装の麗人が木彫りの民芸品に変身する様はなかなかシュール。
- スキルや奥義、マスエフェクトはいずれもフランス語で命名されている。
- 実在する性別不明の騎士シュヴァリエ・デオンや漫画「ベルサイユのばら」の主人公オスカルなど、著名な「男装の麗人」のイメージの多くがフランスと結びついているのを意識しての命名だろうか。
- マスエフェクト名「ルヴァンシュ」はそのまま「復讐」の意。耐久力を高めつつ確率反撃と強化した単体攻撃でやり返す、復讐者のイメージに沿った性能となっている。
- スキル「ラピエル・フルーリ」は「花咲くレイピア」、覚醒スキル「クゥ・デ・グラース」は「とどめの一撃」、奥義「ヴォロンテ・ド・フ」は「炎の意思」と言った感じ。見目麗しくも復讐に燃え、弱点に狙いすました一撃を加えるプルフラスに相応しいネーミングである。
- 元ネタは「悪魔の偽王国」という文献に記述のある悪魔プルフラス。
- 「悪魔の偽王国」には69柱の悪魔についての記載があり、そのほとんどが「ゴエティア」のソロモン72柱に含まれているのだが、唯一プルフラスだけは72柱の中に名前がない。
これについては「悪魔の偽王国」にプルフラスの記載が欠けた版があり、それを元に「ゴエティア」が書かれたのではないかという説がある。
つまり、ある意味でプルフラスは祖メギドになり損なったとも言える。
- メギドでは兄の仇であるサタナキアだが、原典のプルフラスはサタナキアの部下とされている。
- フクロウ頭の姿で現れ、かつてはバベルの塔にそれを取り巻く炎の姿で住んでいたという。
メギド体が鳥のトーテムポールのような姿なのは、フクロウ要素に加えて塔のイメージを反映したのだろうか。
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真52:ジズ †
- 【性能・キャラストーリー】
ジズ・ジズ(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
獣のような耳と尻尾が生えており、その異形の姿から迫害を受けていた幼い少女メギド。
ソロモンのことを「おにいたん」と慕う。
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| | 詳細
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- 暴風を巻き起こす力を持ち、過剰なストレスを受けると幻獣体に変身して暴走し全てを吹き飛ばしてしまうため、「嵐の暴魔」と呼ばれ恐れられていた。
(出典:イベント「嵐の暴魔と囚われの騒魔」)
- 疎まれながらも心優しい両親の庇護のもと生きてきたが、力をコントロールできなかったために一人村を追い出されヴァイガルドを放浪することになってしまう。
しかし行く先々でもその姿のせいで迫害され、そのストレスから暴走してしまい悪名がさらに広がる…という悪循環に陥っていた。
- 真メギドとしては珍しい追放メギドだが、メギドとしての記憶はおぼろげにしか残っていない。
ハルマゲドンを起こすための策の一つとして追放されており、フォトンに干渉されると完全に幻獣化してしまうという細工がなされていた。
- 名前だけは覚えており、ジズと呼んでほしいと両親にも申告している。
自分でも自分のことをジズと呼ぶ。
- フォトンへの干渉に関しては、迫害により無自覚に暴走したジズに対して、ハルマがフォトンを用いた攻撃を行うことを想定したメギドラルの罠。
ジズがハルマを倒せれば戦力が削れるので良し、ジズが倒されたとしても「メギドとハルマの争い」が起きることで、護界憲章の休戦協定が無効化される可能性を狙っていた。
- イベント中では保護を目的とした召喚が「フォトンの干渉」の引き金となり幻獣体へと変化したが、何年も前に追放された=ソロモンが王となる前からの計画であり、これはメギドラルにとってのイレギュラー。
幼い子供が迫害され、ハルマに攻撃を受け、倒されることさえも平然と利用するというメギドラルの悪辣さには普段温厚なバルバトスでさえも怒りを露わにしている。
- この件を企図したのはアドラメレク。イベント初回開催時は単なる「上位メギド」の表記でグラフィックもモブヴィータのものだったが、復刻時には名義はそのままにグラフィックがアドラメレクのものに差し替えられている。
- 致し方なく一度はソロモン一行もジズを討つ決意をするも、一行の思いの強さから力を得たプロメテウスの助力によってヴィータ体に戻ることに成功する。
その上で再度召喚されたことで力もコントロールできるようになった。
- 引き離されていた両親も王都で待っていることがわかり、再会が示唆されている。
少なくとも6章時点では王都に住んでおり、無事に両親と暮らせている様子。
- 心身ともに幼く愛らしい少女が容赦のない迫害と虐待に晒される、というイベントシナリオの展開は多くのプレイヤーに強い印象を残した。
- その境遇と庇護欲を掻き立てられる言動からPvPにジズを単騎で出して良心の呵責に訴え降参を狙うというメギドラル並みに外道な戦法を編み出したプレイヤーも。
当然普通にPvPを楽しみたいプレイヤーからすれば迷惑極まりないのでフリーバトルでは真似をしないように。
- 迫害されていた時は怯えていたが、ソロモンたちに保護されてからは優しい両親にのびのび育てられていた時の元の性格を取り戻していっている。
- 元気いっぱいでやる気に満ちており、「ふんすふんす!」と息も荒く敵へ突撃していく。
子ども慣れしたマルコシアスでさえ「あの子大人しそうに見えて意外とわんぱくですよ!」と焦るほど。
(出典:58話・1)
- 仲間たちにはすっかり懐いているが、そのせいでモラクスの「げげー」やラウムの「オラァ!」を真似して喜ぶなど親御さんに心配されそうな語彙を増やしつつある。
- 猫のような耳と尻尾を生やし、奥義使用時も猫のような仕草で縦笛に飛びかかる。
だがそうして変身するメギド体はツノの生えた巨大な猛禽。猫の要素は皆無である。
- ベヒモスと同じく、幻獣からメギドになった存在。
(出典:イベント「小さな君に、伝えたいこと」)
- 設定が明かされたのはベヒモスが先だが、時系列的には「ベヒモスがジズと同じく」になる。
- メギドになってからも幻獣と通じ合い、幻獣を守りたいという意識があり、アドラメレクの策略に取り込まれたのにもそのことが関連していると思しき様子がある。
- 実は「嵐の暴魔」というのはメギド時代のジズの異名そのままだった。
少なくとも両イベントの(ベヒモス以外の)登場人物はそれを知らなかったことになるが、認知度がどのくらいなのかは謎が残るところである。
- メギドラル時代のジズの魂も彼女の内面に眠り続けており、このもう一つの魂の存在がジズを再び嵐の暴魔の危機と不安、そして「ジズは生まれてこなかった方がよかったの?」という心の傷を呼び起こしてしまう。
ソロモンとプロメテウス、仲間達のジズの夢の中を巡る彼女を救う為の探索の末、メギドラル時代のジズと対峙することとなる。リジェネレイトへ至るお話の詳細はイベントシナリオのあらすじを参照のこと。
(出典:イベント「小さな君に、伝えたいこと」)
- 仲間達からの「生まれてきてありがとう」の祝福の言葉と、ジズを育ててくれた両親との絆がジズを再びこの世界でみんなと一緒に生きたいという願いの力となった。
- 幼く小さな心と身体に大人も言葉を失う程の迫害と暴力を受けてきたジズを、もう一人のジズは自分が主人格となり守ろうとした。しかしベヒモスの認める今のジズの持つ強さ、それを知ったかつてのジズは今のジズがこれからも強く生きていけることを認識する。人格の統合の末かつてのジズは消え去るのだが、「おねえたん」は今までジズが負った心の傷を抱えて消えていった。
- リジェネレイト後、ジズは縦笛よりも難しいフルートを習い始めた。実装順の関係から全てがというわけではないが(「ソロモン王と悪魔の鏡」など)、後の時系列ではリジェネレイト後の姿のジズが基本的には登場する。上述の、もう一人の自分との別れや少し難しい楽器を扱えるようになった成長の表れなのかもしれない。
- 元ネタはユダヤ教の伝承に登場する空の怪物。ベヒモス、レヴィアタン(リヴァイアサン)と並び称される怪物だが、この2体と比べると記述が少なく、知名度も低い存在。
- 温厚な性格で自ら人を襲うことはしないが、「立てば頭が天につき翼を広げれば太陽も覆い隠してしまう」と言われるほど巨大なため時に無自覚に災害を引き起こすこともあるという。
害意はないのにその力のせいで大きな被害を周囲に与えてしまう作中のジズと重なるところもあるだろう。
- ジズの異名の一つにレナニン(Renanin、天上の歌い手)というものがあり、笛を扱ったりプロメテウスの歌で落ち着いたりするのはこれが関係しているのだろう。
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真53:ベバル †
- 【性能・キャラストーリー】
ベバル・ベバル(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
音楽を愛する自称「双子」のメギドの片割れ。
ピアノの演奏とマーチングバトンで奏者を鼓舞することが得意な少女。「カワイイ」ことが好き。
+
| | 詳細
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- ほとんど同時に同じ場所で生まれたアバラムと双子を名乗っている。
(出典:イベント「さらば哀しき獣たち」)
- メギド体は隻腕の左右、見た目の性別、その他細かい部分に違いはあるものの、それ以外はほぼ単なる色違いというレベルで似ている。
- ヴィータ体はそれ程似ていない。
- 双子を自称するようになったのは、軍団長のチリアットから双子の概念を聞き「そう名乗りな」と言われたため。
- ヴィータの双子の存在自体には半信半疑だったようで、初めて双子を見た時は驚いていた。
(出典:イベント「さらば哀しき獣たち」)
- 所属していた軍団の長であるチリアットには懲罰房から出してもらった恩と、実際に「いいヤツ」であることから裏切るわけにはいかないという思いを抱いていた。
- 初めて音楽を披露した時、<イイじゃねェか…俺は嫌いじゃないぜ>と音楽を認めてもらえていた。
- チリアットの軍団は強者相応の規模の大きさがある描写をされていたが、双子はチリアット本人の近くにいることが多く、信頼のされ方からも明らかに幹部級の扱いを受けていた。
- 軍団長とその部下であるが距離はかなり近く、タメ口で話し、本人の目の前で迷いなく「バカ」「かっこつけが空回りしている」などと評している。
(出典:イベント「さらば哀しき獣たち」)
- 他の軍団のメギドであればちょっとした悪口一つでも激怒するというチリアットが、「身内である」というだけでそれを笑って許していることも信頼する理由の一つだったのだろう。
(出典:イベント「さらば哀しき獣たち」)
- チリアットに対し、<アンタって…不器用よね><…でもまあ、そんなヤツだからアタシたちも一緒にいるんだわ>と言っている。アバラムとの会話で「バカなところがちょっとだけカワイイ」とも評している。
(出典:イベント「さらば哀しき獣たち」)
- 大切なものを問われた時、アバラム共々チリアットのことを思い出していた。「友達という関係ではなかったが、友達のように仲良くしてくれた」とのこと。
(出典:アバラムのキャラストーリー)
- ヴァイガルドでヴィータの子どもから「カワイイ」の概念を知ると、すっかり可愛いもの好きになった。自分の可愛さにも自信を持っていてそれを誇る台詞が多い。
(出典:ベバルのキャラストーリー)
- 贈り物をもらった時、成長した時、アジト台詞、クエスト道中など可愛さに言及する台詞は本当に多い。
(出典:アジト台詞、道中台詞、強化台詞)
- 自分の強さより可愛さを主張することの方が多い。ただし、「アタシがいるんだから、負けるはずないのよ」などメギドらしく強さにも自信を持っていることは窺える。
(出典:覚醒スキルボイス)
- アバラムとは互いに「自分の演奏こそがメギドラル一の音楽だ」と言い合っている。
(出典:ベバルのキャラストーリー)
- 子供に見える外見だが、チリアットの台詞や本人たち自身も積極的に戦争をしていることからも非戦期間(バナルマ)は過ぎているらしい。
(出典:イベント「さらば哀しき獣たち」
- 「大きすぎるとカワイくない」と言う理由で好き好んで今の体でいるとのこと。
(出典:バロールのキャラストーリー)
- ただし、思考はまだまだ子どもっぽいところが多く見られる。成熟しきってはいないということか、もしくはコルソンのようにヴィータ体に精神が引っ張られているのかも知れない。
- マグナ・レギオのルールによりバナルマが明けたメギドは大人のヴィータ体の姿を取ることを義務付けられている。各メギド達の目線から見て双子の取るヴィータ体は「ギリギリ」セーフらしい。
(出典:イベント「暴走児バラキエル!」)
- 骸体(カダヴル)が使った者の半分は帰ってこれない不完全で危険な技術だと知った時には、過去の自分達の行動に恐怖している様子が見られた。
(出典:イベント「さらば哀しき獣たち」)
- ピアノの演奏が得意だがピアノは持ち運べないため、外で演奏する時は(おそらくフォトンを使って)鍵盤の幽体をスカートから引っ張り出す。
(出典:デザイナー便りvol.22)
- ベバルの演奏はテクニカルに寄らずパフォーマンスとして自身も楽しみながら魅せるコトに重きを置いているとのこと。
- 対立するなら戦争するのは当然のこと、戦争するなら死者が出て当然、というメギドらしい価値観を持つ。
(出典:イベント「さらば哀しき獣たち」)
- 「戦争を早く終わらせるために手を貸す」ということでとった手段が「戦争に協力してどちらかの勢力が壊滅するのを早める」というもの。
- <戦争なんだから、どっちかが勝たないと終わらないだろ?><どうせ仲直りしたってまた戦争するんだし>と話すアバラムとベバルを見て、ソロモンは<こういうところはややっぱりメギドなんだな>と認識を改めた。
- 大切な存在を失う悲しみを理解しているが、「戦争の結果」であればそういうものだとしてすぐに割り切ってしまえる。
- チリアットが死んでしまったことを悲しんでいたが、すぐに割り切った。とは言え戦争とは直接関係がなかったエンキドゥを死なせてしまったことを気にしたり、後述するオリエンスとの初対面ではチリアットの件で反発するなど、決して情がないわけではない。
- 「戦争するよりも芸術をしていたい」という者が多いアルテ・アウローラの一員だが、戦争を嫌っている様子はなく対立しているならヴィータの殺害も抵抗がなさそうな様子を見せる。
- (どうせ殺すつもりなら)<別にこっそり刺しちゃえばいいじゃない、寝てる隙に>とさらりと言ってみせた。
(出典:イベント「さらば哀しき獣たち」)
- 「双子」の片割れであるアバラムとはとても仲が良く、息もピッタリ。
- 二人の主張していることが一致していると、「んねーっ!」と仲良く揃って言う。
(出典:イベント「さらば哀しき獣たち」)
- 今のところ唯一お互いに理解できないのが「カワイイ(カッコイイ)よりカッコイイ(カワイイ)方が良い」という価値観のようだ。
(出典:イベント「さらば哀しき獣たち」、ベバルのキャラストーリー)
- アバラムがサタナイル相手に顔を赤くしているのを指摘するなど、「思春期直前の男女の双子」のように見える。
- お互い負けず嫌いなのか、口論になると負けを認めようとしないところがある。
- アバラムがサタナイルから貰ったチョコを悪気はなく食べてしまったことから双子の今までにない大喧嘩へと発展してしまう。
(出典:イベント「商売人たちのブルース」)
- 家出してしまうアバラムに当初は怒り心頭のベバルであったが時間が経つにつれて、アバラムともう仲直りできないのではないかという不安に駆られるようになってしまう。
- 仲直りの為に自分の手作りをチョコをアバラムに贈ろうとすることが発端となりソロモン達と共にイベント「商売人たちのブルース」の一件に巻き込まれることとなる。
- その中で出会ったメルコムや、言葉を交わしたジニマルとの会話の中でベバルは、例え嫌われてしまってもアバラムは自分にとって特別な存在なのだと自信を持って想えるようになった。ベバルがそう想いを強めたことがきっかけでリジェネレイトを果たした。
- 後に家出から戻ってきたアバラムと手作りのお菓子を贈り合って仲直りを果たす。
(出典:イベント「負け犬たちのバラード」)
- チリアット配下時代に敵対関係だったオリエンスには当初当たりが強かったが、王都のヌイグルミ店の話題に釣られて態度を軟化させた。
(出典:スコルベノトのキャラストーリー)
- 原典のベバルはパイモンの臣下であり、パイモンを生け贄によって召喚した際、精霊の楽団を先導として同じくパイモンの臣下であるアバラムと共に現れるという。
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真54:アバラム †
- 【性能・キャラストーリー】
アバラム・アバラム(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
音楽を愛する自称「双子」のメギドの片割れ。
マーチングドラムの演奏が得意な少年。「カッコイイ」ことが好き。
+
| | 詳細
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- べバルの双子を名乗る少年の姿をしたメギド。
「アルテ・アウローラ」の一員であり、マーチングドラムを携えている。
- べバルとは性格も言動もよく似ており、外見相応に子どもっぽく、わんぱくな印象。
ただし非戦期間(バナルマ)は終えており、上位メギドのチリアットの元でべバルと共に任務にあたっていた。
(出典:イベント「さらば哀しき獣たち」)
- 「カワイイ」が好きなべバルに対し、アバラムは「カッコイイ」ものを好む。
- その基準は不明だが、もふもふした獣系の幻獣より、鱗のある爬虫類系の幻獣の方がカッコいいらしい。
(出典:イベント「さらば哀しき獣たち」)
- 「派手な服着た傭兵」もカッコいいらしい。イポスのことか。
(出典:イベント「ソロモン王と悪魔の鏡」)
- 軍団長のチリアットには素直に懐いている。
(出典:イベント「さらば哀しき獣たち」、オリエンスのキャラストーリーなど)
- チリアットからの接し方も「自分に懐いている生意気な弟」に対するもののようで、軍団長とその部下という以上に良好であった。
- 軍団にも帰属意識や義理を感じていたようで、「チリアットの死を知らせないと召喚は受けられない」と一度メギドラルに帰った(軍団員達は軍団の大事な局面に不在だった上、迎えに行った軍団長の死を報告しても快く送り出してくれたのだろうか)。
- 大切なものを問われた時、ベバル共々チリアットのことを思い出していた。「友達という関係ではなかったが、友達のように仲良くしてくれた」とのこと。
(出典:アバラムのキャラストーリー)
- ヴィータ体の髪のお下げもメギド体の頭部と同じく、手足のように扱えるようで、演奏時は髪の毛も駆使してドラムスティックを操る。
- 味付けや料理といったものと無縁であるメギドラルの食事に慣れているため、ヒュトギンの味なし料理も違和感なく食べていた。バールゼフォン、サタナイルなどの他のアルテアウローラはヴァイガルドの食事に慣れているため、味なし料理に苦痛を感じていた。
- このほか様々な面でベバル共々メギド72の「変わり者」の純正メギド達と比べると、「一般的な」メギドらしさがある描写をされている。
(出典:イベント「美味礼讃ノ魔宴・後編」)
- 「双子」の片割れであるベバルとはとても仲が良く、息もピッタリ。
- 「大きすぎるとベバルとのバランスが悪くなっちゃう」と言う理由で、ベバルに合わせるために少年のヴィータ体を選んでいる。
(出典:バロールのキャラストーリー)
- 二人の主張していることが一致していると、「んねーっ!」と仲良く揃って言う。
(出典:イベント「さらば哀しき獣たち」)
- 今のところ唯一お互いに理解できないのが「カッコイイ(カワイイ)よりカワイイ(カッコイイ)方が良い」という価値観のようだ。
(出典:イベント「さらば哀しき獣たち」、ベバルのキャラストーリー)
- 初めて姿を見たサタナイル相手に顔を赤くするなど、「思春期直前の男女の双子」のように見える。
- お互い負けず嫌いなのか、口論になると負けを認めようとしないところがある。
- 困っていても、お互いに強がって困っていないふりをしてしまう。
(出典:ベバルキャラストーリー)
- 実は甘いものが大好きで取り分けチョコレートは好物である。しかしベバルから「カワイイ」と思われたくないという見栄から、ベバルにはチョコを好きではないと言っていた。
そしてサタナイルから貰ったチョコをベバルが(苦手な食べ物という善意から)食べてしまったことが発端となり、かつてない程の双子の大喧嘩へと発展した。
(出典:イベント「商売人たちのブルース」)
- 興奮のあまりベバルに酷いことを言ってしまったアバラムは、勢いのままアジトを飛び出し家出してしまう。すぐに召喚でもして戻されるだろうと思っていたアバラムだったが、ソロモンとベバルはまた別の事件(イベント「商売人たちのブルース」)に巻き込まれており、アバラムは中々呼び戻されないことに苛立ちと焦りを募らせる。そんな時、偶然知り合ったダラという少年、そしてその仲間の子供達とアバラムは行動を共にするようになる。
(出典:イベント「負け犬たちのバラード」)
- 彼らは「炉の兄弟団」と自称する身寄りのない子供達の集まりで、それでも逞しく力を合わせて生活していた。素性は不明だが、仕事でお金を得ており大人の力を借りずに生活しているダラ達を見てアバラムは彼らに対して仲間意識を芽生えさせていく。
- そんな矢先、贋金にまつわる事件で同じ町に辿り着いていたソロモン一行とアバラムは偶然鉢合わせしてしまう。思わず逃げてしまったアバラムはまたも意地を張って帰らないと言うが、アバラムを追いかけてきたガミジンから<「一人になりてぇ」なんて願望はよ…「戻れる場所」があるヤツの特権なんだぜ>と諭される。本当に1人だけになってしまった後に「それ」に気付いても遅い。特に「大事なヤツ」がいる場所は失ってしまえば二度と戻らない。
それだけ伝え去っていくガミジンの言葉を受けて、アバラムは本当に帰るべき場所と、本心ではベバルに謝りたいという気持ちを素直に自覚する。
- ベバルとの仲直りをしたいという相談を炉の兄弟団の少年ポンドとするうちに、ダラ達が森でお菓子屋の仕事をしているという話を聞きつける。アバラムはそのお菓子屋を見つけて仲直りのお菓子を分けて貰おうと行動を開始する。
- しかしダラ達が行っていた仕事は、実はソロモンが追いかけていた贋金作りであった。
ダラを巧みに騙して贋金を作らせていた黒幕こそ「経済ハルマゲドン」計画者であるメギドのグレシャムと、その副官テダイであった。彼らに騙されていたことを知った茫然自失のダラにテダイが襲い掛かる寸前アバラムが駆けつける。
一度はアバラムを拒絶するダラだが、アバラムは仲間になりたいと思ったダラ達を守りたいんだとテダイに立ち向かう。
- テダイの攻撃を凌ぎ、ソロモン達も駆けつけ形成は逆転する。傷付いたアバラムに代わり仲間のメギド達がテダイにトドメを刺そうとする。しかし、それを黙って見ているアバラムではなかった。ダラ達を騙し、傷付けたこの相手は絶対にボクが倒す。その闘争心がこれまで広範囲に音の攻撃を得意としてきたアバラムに新たな能力を芽生えさせた。ダラと協力して集めた重なる「音」を一気に一点に放出する新たな力。その桁外れの破壊の音の力にテダイは蒸発するかのように討死した。こうしてアバラムは新たな能力と共にリジェネレイトを果たした。
- 贋金にまつわる事件が解決した後、故郷に帰ったダラ以外の炉の兄弟団はアマゼロトの計らいで王都のお菓子屋で働くことができるようになった。このお菓子屋で今まさに双子が互いの為に作ったお菓子を持ち寄り、無事仲直りが果たされるシーンで当イベントは締め括られる。
(出典:イベント「負け犬たちのバラード」)
- 喧嘩をするのも早ければ仲直りも早いらしい。バルバトスの考察では、仲良くすることも争うことも当人達にとって遊びだが、それら一つ一つに手を抜かないのだとされた。現在は外の音楽団と共に生活しているが、アジトで暮らしていた時は、フォカロルの説教も合わせて騒音問題化するほどうるさかったとのこと。
(出典:アバラムのキャラストーリー)
- 「ソーシャとベバルアバラム楽団」では「カッコイイ隊」のリーダーで子供達の兄のように振る舞っている。
(出典:ベバルのキャラストーリー、アバラムのキャラストーリー)
- 存在を気づかれていなかった時<ちっちゃくて見えなかったとか言わせないぞっ!>と怒るなど、身長が低いことを気にしている様子がある。
(出典:アバラムのキャラストーリー)
- チリアット配下時代に敵対関係だったオリエンスには当初当たりが強く、ヌイグルミ店に釣られたベバルを(裏切り者…!)と思っていたが、
王都のスカイエンパシーをやる友達の話題に釣られて態度を軟化させた。
(出典:スコルベノトのキャラストーリー)
- 原典のアバラムは、ベバルと同じくパイモンの従える臣下。
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真55:アリトン †
- 【性能・キャラストーリー】
アリトン
- 【キャラクター設定・小ネタ】
あらゆる仕事を完璧にこなす万能の執事。
元暗殺者であり、自ら望んでヴァイガルドへ追放されてきた。
+
| | 詳細
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- メギドラルでは依頼を受けて様々なメギドを始末してきた凄腕の暗殺者だった。
ある時暗殺対象のメギド、領主シアエガに近づくため執事として仕えたところやり甲斐を感じ、自分の望みは暗殺者としてではなく信頼できる主人に奉仕することだと思い至った。
- シアエガ亡き後やってきた新領主は悪徳なメギドだったためアリトンはこれを暗殺。
それを理由に出頭し、フリアエによって追放判決を出されて晴れて新天地ヴァイガルドへと旅立った。
(出典:アリトン、フリアエのキャラストーリー)
- アリトンのキャラストーリー内では戦争をせず法に従って生活する描写がされており、その文化はヴィータに近い。
「拒絶区画」に相当する場所の話と推定される。
- ソロモンと出会った経緯は不明。
ソロモンは主として納得のいく相手だったようで、甲斐甲斐しく身の回りの世話をしている。
- 仕事ぶりはかなりやりすぎの部類。
外へ出るのにフカフカの敷物とティーセットまで常備しており、休憩の際には森の中とは思えないテーブルセッティングを披露した。
(出典:イベント「キミに捧げし大地のソナタ」)
- 勝利モーションでも紅茶を取り出し、淹れたてを差し出してくる。
覚醒スキルでもなぜかティーカップが宙を舞う。
- 普段アジトには常駐しておらず、折を見てやってきては掃除洗濯食事の用意といった使用人の仕事全般をこなして帰っていくらしい。
(出典:イベント「キミに捧げし大地のソナタ」)
- 軍団員たちから概ね好評だが、中にはかえって落ち着かず、アリトンが居る時にはアジトに寄り付かない者も居る。
常駐しないのはそういった者たちに配慮してのことだという。
- アジトに居ない時にどこで何をしているのかは謎に包まれている。
- 後にシバの女王がソロモンを王宮に出入りしやすい王都民とするため用意した屋敷の管理を任されていると判明。
アジトに居ない時はそちらの手入れをしていると思われる。
なお屋敷の存在はシバがソロモンに伝え忘れており、アリトンも何も言わなかったため誰も知らなかった。
(出典:イベント「その交渉は平和のために」)
- 長らく存在だけ出てきて謎のままだったソロモンに提供された屋敷だが、アリトンが完璧な状態で主であるソロモンに入居してもらう為に、ずっと手入れを重ねてきたことが判明する。ソロモンに完璧な状態の屋敷を見せる日が遂にやってきたのだが、不運にも石垣の塀が猫の仕業で僅かに欠けてしまう。その様を知ったアリトンはショックを受けていた。
(出典:イベント「奇妙な蒐集家、ルキフゲス)
- ソロモンは屋敷の広さに驚いていたが、アリトンは「世界に大きく貢献しているソロモン様には狭すぎるのではないか」ともっと大きな屋敷こそ相応しいと思っている様子。
ちなみにこの屋敷、それなりに管理費もかかっているようで、アリトンにとっても悩みの種となっている。
- 当のソロモンは外に出払っていたり、戻ってきてもメギド達のいるアジトを好んで寝泊まりしている為、この後もあまり屋敷が登場する機会は無い。
- 1周年イベント「ドキドキメギドの保健教室」において、アリトンが登場しジズにお菓子を分けてあげるエピソードに「ありがとアリトン」というダジャレサブタイトルがついていた。
- 「キミに捧げし大地のソナタ」ではウェパルが、「悪魔の塔を攻略せよ」ではプルフラスが直接「ありがと、アリトン」と言っている。
- 奥義モーションではバレエを思わせる華麗なダンスを披露する。かなり激しい動きではあるがもちろんお茶はこぼさない。
- 彼への贈り物の中にもダンスシューズがある為、普段から嗜んでいるのかもしれない。
- メギド体や奥義名、星6になると犬耳を思わせるパーツが付くことからナベリウスやベヒモスの様な犬系のメギドともいえる。ソロモンに完璧に付き従うその姿は忠犬という言葉を思い起こさせる。
- 悪魔アリトンは「アブラメリンの書」では8人の下位王子(Eight Sub Princes)と総称される有力な悪魔の一角で、オリエンス、パイモン、アマイモンと共に四方を司るとされる。
- アリトンの司る方向は西と北の二説があるが、メギドでは水属性であることから「777の書」の「四代元素『水』に対応する西」説を採用しているのだろうか。
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真56:バロール †
- 【性能・キャラストーリー】
バロール
- 【キャラクター設定・小ネタ】
古き良き戦争を愛する、昔気質の隻眼メギド。
義理を重んじる、不器用で実直な性格。
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| | 詳細
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- 法よりも自分の中で筋が通っているかを重視し、恩を受けたと思えば相手がヴィータであれメギドであれ借りを返すために働く義理堅さを持つ。
半面、気に食わない事柄があれば軍団長であろうとぶち殺す。
- サラシや短刀などの装飾品や、その立ち振る舞いなど、我々の世界で言う任侠者を体現している。
- また、その手の人らしく他人の事をお兄ちゃん・お姉ちゃん呼ばわりすることが多い。
- ソロモンの事は「ソロモンちゃん」呼びである。この呼称はウァラクに次いで二人目。もちろんボイスも実装済み。
- かつてヴァイガルドに作戦任務で来訪した際、味方のメギドからの裏切りに合い深手を負った状態でヴァイガルドに置き去りにされてしまう。
幻獣に襲われてあわやと言うところで当時のトーア公アイゼンに命を救われ、恩義を感じながらもゲートを通ってメギドラルに帰還。
しかし前述した裏切りの件や、政治的取引などが絡み仁義のない戦争が繰り返されるメギドラルに嫌気が差してしまい、軍団長を殺害して懲罰房に入れられることとなった。
(出典:イベント「トーア公御前試合」)
- チリアットとは、最初に所属した軍団が同じだったことからの腐れ縁。
上述の軍団長殺害の罪で懲罰房に入れられていたバロールに対して、チリアットが掛け合って出所することになった。
(出典:イベント「さらば哀しき獣たち」)
- しかし前述のイベントの顛末としてチリアットが戦死、軍団も解体。
バロールの出所手続きをしていた部下のメギドにより出所することはできたが、その借りを返すべき相手がいない状態となってしまう。
- ソロモン王に対してはチリアットの仇として認識しており、紆余曲折の末に戦争を挑む。
戦争の結果として勝者であるソロモンの要求を飲み、軍団に加入する運びとなった。
(出典:イベント「トーア公御前試合」)
- 「チリアットの忘れ形見」として、ベバル・アバラムを守ることが果たすべき義理であると認識している。
と同時に、守る必要はないくらいの力を持った一人前のメギドであるとも理解しているようだ。
(出典:バロールのキャラストーリー)
- 過去にアイゼン達に救われた際は、ヴィータが集団戦闘において幻獣を退ける様を目撃して、弱い下等生物という認識を改めている。
古い感性を持つメギドではあるが上記の一件から、決してヴィータを見下したりはしておらず、トーア公国の「鉄血祭」に出場したヴィータ達にも「戦士」であるという評価を送っている。
- そんなヴィータの戦士達に混じって、ボティスの後ろに隠れているだけのマケルー・ジャンに対して痛烈な言葉を浴びせる。
<「今」戦わねェヤツァ生涯戦わねェんだよ 俯いて言い訳を探すだけさ>
その後ボティスが遮るが、マケルーにはそれ以上言い返す言葉が無かった。
- バロールの存在は、かつて「不敗の騎士」と名乗っていたマケルーに微かに残っていたプライドを呼び起こした。
本戦で勝ち上がってきたマケルーと対峙したバロールは、自身の弱さを認められたことで戦士の顔つきになったとマケルーの成長を認める。
- アイゼンのことはダチやダチ公と呼び、友人として認めているようだ。
- 見送りの際には「お前が一緒に来いと言やァ、俺はお前について行く」と発言するなど名残惜し気な様子を見せた。(出典:イベント「トーア公御前試合」)
- また、アイゼンからの情報でハルマのアジト襲来を防衛している。(出典:メインストーリー10章)
- 元ネタはケルト神話に登場する巨人族であるフォモールの王、バロール。
「魔眼のバロル」の異名を持ち、魔眼から毒または石化の力を発揮して敵を打ち倒すと言われるが、その瞼は重く配下の巨人が4人がかりで持ち上げなければ開かれないとされる。
- いわゆるサイクロプスのような単眼の巨人であり、メギドのバロールが隻眼なのはこれを踏襲しているようだ。
- 「魔神」と呼称されることはあるものの伝承としては一貫して巨人族扱いであり、神格や悪魔として扱われることはないと思われる。
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真57:ベヒモス †
- 【性能・キャラストーリー】
ベヒモス・ベヒモス(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
狼のような耳と尻尾を持つ青年。
戦いと強者を好み、獣のように欲望の赴くまま生きている。
+
| | 詳細
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- ハルマゲドンに備えて赤い月で待機していたメギドの1人で、赤い月が墜ちた際にヴァイガルドに降り立った。
その後ライオ隊長率いるキャラバンに拾われ、番犬としてキャラバンに加わることとなる。
(出典:イベント「呪いの指輪と猛き迅狼」)
- ヴィータの姿と狼の姿、2つのヴィータ体を持つ。
この2つは本人の意志で自由に切り替えることができる。
- 元々は幻獣であったものが、プーパを経てメギドへと進化した存在。
2つのヴィータ体を持つのはその名残りであるらしい。
その生い立ちゆえに、メギドになりたい夢を持つプーパたちから強い憧憬を抱かれている。
(出典:イベント「暴走少女と一つ目幻獣の島」、「さらば哀しき獣たち」)
- 赤い月が墜ち、ハルマとの戦いを阻まれたことに憤る一方で、赤い月を破壊できるような強者――すなわちソロモンの存在に心躍らせ、本気の勝負に挑む。
ソロモンが戦いを制し、ベヒモスを仲間に勧誘した結果、ハルマゲドンを止めるためにメギドラル全体を相手取るスケールの大きい戦いに惹かれ、召喚を受け入れる。
(出典:イベント「呪いの指輪と猛き迅狼」)
- とはいえ旅の一行に加わるわけではなく、普段は変わらずキャラバンの番犬として働いている。
- 人の名前を覚えるのが苦手で、独特のあだ名を付けて呼ぶ。
ソロモンをピカリン(ピカピカの指輪を身に着けているため)、モラクスをモーモー、ダンタリオンをダーン、ライオ隊長をオットーなど。
主人公のことをソロモン関係でもヴィータ等でもない名で呼ぶかなり珍しい存在。
(出典:イベント「呪いの指輪と猛き迅狼」「魔を呼ぶ狂気の指輪」)
- 判明している呼び名についてはあだな一覧に記載。
- ライオ隊長のあだ名は作中でも変遷が見られる。イベント前編の時点ではオットー、後編では本人から叱られるもライオットに変わっただけで、結局そのまま定着した。
- 定着したあだ名や、ライオ隊長の金銭感覚の変化などに鑑みると、キャラストーリーはイベント後編の更に後の出来事だと推察される。
- 勘が鋭く、嘘のニオイを感知する能力を持つ。
単純で知性は低いため、他人にいいように言いくるめられることもしょっちゅうだが、この点から嘘には騙されない。
- 勝利ポーズでは枝のようなものを投げられ、思わずそれを追いかけている。
ちなみに投げている人物はシャックス。
(出典:イベント「キミに捧げし大地のソナタ」)
- 甘いものが好きで、辛いものや苦いものが苦手。
- ライオ隊長に付いていくのも、拾ってくれた恩と甘い果物をくれるから。
たまに躾として香辛料入りの辛い果物を食べさせられたりもする。
(出典:イベント「呪いの指輪と猛き迅狼」)
- 欲しいものは力づくで奪うという生活を送ってきたため、ヴァイガルドの貨幣経済には全く馴染めず、暴力沙汰を発生させたこともあった。
しかしローザという少女と出会い、彼女の中に「強さ」を見出したことで、ベヒモスの考えは変わっていく。
今では街でお金を払って物を買うということも抵抗なくできるようになったようだ。
(出典:ベヒモスのキャラストーリー)
- メギドの塔で隊長となった場合、全くと言って良いほどゴルドが出てこなくなるが、この無関心さは彼の性格を反映させたものではないかと思われる。
- ローザとの「約束」を果たす為に、仕事で稼いだお金で花を購入し雑な植え方ではあるが植花活動を行っている。
「みんなで一緒に」の歌詞にはこのベヒモスがローザとの約束を果たそうとしている想いが伺えるフレーズがある。
- 元ネタは旧約聖書に登場する、陸の怪物。海の怪物リヴァイアサンと対として扱われることが多い。また、某大作RPGで有名なバハムートは、元来ベヒモスの別名。
- 「地獄の辞典」などでは象または象の頭を持つ人の姿で描かれる。メギド体の垂れ下がるような前髪(?)は象の鼻がモチーフか。
- ジズの項目にもある通り、海のリヴァイアサン、空のジズ、陸のベヒモスとして三頭一対として扱われることもある。
- メギド72においてはジズとはメギドラル時代、幻獣時代からの一方的な好敵手。当時はまだ幻獣だったベヒモスに対してメギドと成っていたジズの方が格上で、「自分と同じくメギドになり得る存在」として一目おかれながらも軽くあしらわれていた。
(出典:イベント「小さな君に、伝えたいこと」)
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真58:ダゴン †
- 【性能・キャラストーリー】
ダゴン
- 【キャラクター設定・小ネタ】
巨大なパンを武器に携えた少女。
食べることが大好きで、メギドラル一の美食家を自称する。
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| | 詳細
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- ハルマゲドンに協力する振りのため適当に放った幻獣が持ち帰ったパンを食べたことがきっかけで、料理の素晴らしさに目覚めた。
料理を存分に味わうにはヴァイガルドに行くしかないと思い立ち、メギドラルを出奔する。
(出典:ダゴンのキャラストーリー)
- 戦闘モーションでは待機中、奥義、勝利ポーズなどでひたすらに何かしら食べ続けている。
たとえ瀕死・状態異常になろうとも止まらない。
- わがままな性格とヴァイガルドでの常識のなさゆえに現地のパン屋でトラブルを起こしてしまうが、フルフルに執りなされ弟子入りする。
弟子入りに至ったのは美味しい料理を生み出すフルフルへの尊敬と、自分も料理を身につければいつでも美味しいものが食べられると目論んだため。
しかし料理の腕はまだまだ未熟で、作るパンは黒焦げの失敗作(真っ黒パン)ばかり。
フルフル曰く毒物、殺人兵器。
(出典:ダゴンのキャラストーリー、アジト台詞、イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- ただし、食べてもらう相手のことを考えて真剣に作ったパンだけは、美味しく食べられる普通のパンになった。
もっともダゴンはそのことに気付かず、その相手がいなくなった後はまた真っ黒パンしか作れなくなってしまうのだが。
- 現在はフルフルの下を離れ、美味しいものを食べる旅の途中。
- 実はメギドラルの「貴族」。
当時すでにフォトン枯渇気味で省力体のヴィータ体が使用されていたメギドラルにおいて、
常時メギド体が許されるなどの特権を持っていた。
(出典:イベント「メギドラルの悲劇の騎士」)
- ヴァイガルドにおいては食べることが好きな面が目立つ彼女だが、戦争が始まると普段からは考えられないほどメギドとしての強者な彼女を垣間見ることができる。戦争についてアモンに説く等メギドの貴族の風格を感じられる。(86話・1)
- ハルマ信仰の強いエンゲルシュロスにて、名物のハルマパイのメニュー名が気に食わずメギドパイに改名しろという意味不明なクレームを店につけていたところをマルバス・ヴィネに遭遇。
メギドパイは自分で作ればいいというマルバスの説得を受け、幻獣のはちみつなどを使用した特製のパイを考案、マルバスとヴィネにも振る舞おうとした。
(出典:イベント「ハルマを夢見た少女」)
- 以上が初出イベントの出番のすべてなのだが、本筋に関係ない上活躍する場面でもないので、プレイヤーからは「通りすがりのクレーマー」と呼ばれるに至った。
- ヴァイガルドの常識に疎く、メギドらしく直ぐに力による行動に向きがち。但し根はとても素直な性格をしており、ヴァイガルド来訪直後にフルフルに料理の弟子入りをした後も、教えられたヴァイガルドの善悪をきっちりと守る姿勢を見せた。
(出典:ダゴンのキャラストーリー)
- 怠けたがりのフルフルだったが、ダゴンが根は素直なメギドであることを知った為、彼女にしては非常に辛抱強くダゴンへヴァイガルドの常識そして接客態度を教え込んでいく。
- 一方でダゴンは自分がダメにした黒焦げパンを味見もせずに捨てていた。自分でも失敗作の酷い味は理解をしていたからである。
しかし、そんなダゴンを叱り飛ばす老婆が現れる。路地裏で残飯を漁って暮らす貧しい身の老婆であった。
ダゴンは常連客からも避けられるようになった自作の黒焦げのパンを食べて「食べられないこともない」と言うその老婆に面食らいながらも、毎日失敗作を捨てようとしては怒られて食べられるという妙な関係が続く。
- 誰かの捨てた残飯が無ければ生きていけない老婆の身の上を聞いたダゴン、同情なんてしないと言うもののダゴンの中に次第に、あの老婆にもっとまともなパンを食べさせて「美味しい」と言わせたいと思う気持ちが芽生え始める。以来、熱心にパンを焼き続けるダゴンはある日、老婆がこの街から出て行こうとしていることを知らされる。
最後にこの失敗作も食べれば?と渡されたパンを一つまみ口にした老婆はそれをダゴンへ返す。「ゴミじゃないもの」を食べるわけにはいかない。これは作った本人が最初に食べるべきだと老婆は言い、立ち去る。
- その返された「失敗作72号」パンを一口食べるダゴン、その味はかつて自分がメギドラルで初めて口にしたあのパンと同じ味だった。
初めて作れた「普通のまともなパン」に自分でも驚くダゴン、そんなダゴンにフルフルは料理は食べて貰う相手に喜んで欲しいから上達することを教える。
- まだ、間に合うはずとダゴンは再びオーブンでパンを焼く。そして焼き上がった「完成品1号」パンを街から離れる直前であった老婆の元まで届けた。
気迫に押されそのパンを食べ終えた老婆は、まだ焼き加減も甘く店に並ぶには「及第点」だとダゴンの完成パンを評価する。
しかし、こんなに優しく美味しいパンは生まれてはじめて食べたと涙を流した。
- <あんたに「美味しい」って言ってもらいたくて、あたしはそのパンを作った やっとあたしは自分の手で美味しいものを作れるようになったんだわ あたしのほうこそ、お礼を言わせて あんたは、あたしにとってもう1人の美食の先生だわ!>そうヴィータの老婆にダゴンは心からの感謝を伝えた。
- しばらく経って、フルフルからヴァイガルドを1人でまわっても問題が無いと認められたダゴンは美食を求めて旅立つ。
あの時の会心の出来のパンはその後、再び作れなくなってしまった。まだまだ未熟で不安定な腕前で「たまたま」作れただけだとフルフルは言う。
その後もフルフルとは交流を持ち、今では同じ軍団に所属するに至る。料理の修行はまだまだ継続中である。
- オリエンスとは友人関係。オリエンスに相談されることがあるようだが、食べ物に気を取られている時は話が頭に入っていない様子。
(出典:イベント「折れし刃と滅びの運命」)
- ソロモンに召喚された現在もメギドラルの拒絶区にある屋敷には帰っており、軍団員との関係も続いている。
- 屋敷ではいつもメギド体だが、キッチンで身動きが取れないため料理する時は諦めてヴィータ体になる。
(出典:オリエンスのキャラストーリー)
- ソロモンも知らないところで「伝説の美食家」として(少なくとも王都においては)かなりの有名人になっていた。
彼女の勧める店にハズレなしとしてその界隈ではカリスマ的扱いを受けており、「うまい」と評した店は数日中に大行列ができるという。
(出典:ニスロクのキャラストーリー)
- 元ネタは地獄のパン管理長の悪魔・ダゴン。パンを持っているのはそこが由来と考えられる。
- 大元はメソポタミアやウガリットで信仰されていた神。
クトゥルフ神話にも取り込まれ神性の一つとして登場するが、メギド作中の彼女はキリスト教における悪魔としてのダゴンがモチーフのためかそちらの要素は特にない。
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真59:スコルベノト †
- 【性能・キャラストーリー】
スコルベノト・スコルベノト(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
「カワイイ」ものを好む、少女と見紛うような少年のメギド。
「カワイくない」ものには苦手意識があり、徹底的に拒絶する。
+
| | 詳細
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- 非戦期間(バナルマ)明けから3ヶ月とかなり年若いメギド。
- 戦争は嫌だという本人の希望を聞き入れたストリガ軍団長の元で雑用をしていたらしく、非戦期間を終えた後も実際の戦争の経験はないと思われる。
- 初登場時はプレイアブルキャラクターの中で最も若いメギドだったが、その後バラキエルが実装され最若メギドの座は彼女に譲った。
- 「カワイイ」を志し絶対に曲げない強い信念を持つが、それ故にメギドラルでは戦争を拒否して「カワイイ」に傾倒する態度を周囲から批難されていた。
- 批難されても応えるような性格ではないため、多少申し訳なさそうな挙動をしながらもカワイイへの追求は一切やめようとはしなかった。
- カワイイものに対するセンスは良いらしく、マルバス・ベバル・オリエンスなど、カワイイことにこだわりあるメギドからも高く評価されている。
- 他に彼のことを「カワイイ」と評したのはブエル・フルカス・ストラス、ヴィータの少女エーコなど。
(出典:イベント「カカオの森の黒い犬」、スコルベノトのキャラストーリー)
- 戦うのは嫌いだが、自分のことをカワイイと言ってくれた少女エーコや、ブエルのために幻獣に立ち向かっていく気概はある。
(出典:イベント「カカオの森の黒い犬」)
- だがオリエンスがヒュトギンに賠償請求された際には彼女を置いて帰ってしまい、「マジ薄情じゃない!?」と抗議された。
もっとも、スコルベノトを侮辱した男達にキレたとはいえ、街中で銃を乱射して損害を出したオリエンスに非があるので仕方ないが。
- 「ヒラヒラしてる感じがしたので雰囲気で選んだ」とのことだが、武器としているのは「バラ鞭」「キャットナインテイル」などと呼ばれるれっきとした拷問器具。
用途はあまりカワイイものではない。
- そのせいでフルカスに拷問仲間と間違われた。
あまりにカワイくない用途だったため、別の武器に変えようか検討している。
(出典:イベント「ソロモン王と幻獣図鑑」)
- 彼に「カワイイ」という言葉を教えたのはオリエンス。
戦場で出会った彼女に言われたことで、自分や自分が好きなリボンやフリルは「カワイイ」のだと認識した。
(出典:スコルベノトのキャラストーリー)
- 強面なニスロクでも腕に布を巻いているのが「リボンっぽくてカワイイからいい」と言うなど、
とにかくヒラヒラした布で飾られていれば「カワイイ」らしい。
(出典:ウコバクのキャラストーリー)
- むしろ「ヒラヒラしたリボンやフリルで飾ること」が個の主体であり、
それで飾られていたり似合っていることを「カワイイ」と呼んでいるだけなのかもしれない。
- 地獄の辞典におけるスコル・ベノトは嫉妬の悪魔でありベルゼブブに仕える地獄の宦官長。
宦官とは去勢を施された官吏であり、そこから男の娘というキャラ付けに繋がったのだろう。
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真60:メルコム †
- 【性能・キャラストーリー】
メルコム
- 【キャラクター設定・小ネタ】
赤縁メガネと猫耳のような髪型が特徴の関西弁の少女。
ヴァイガルドでは「メルコム商会」を営んでいる。
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| | 詳細
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- メギドラルでは戦闘力の低さゆえに他のメギドから虐げられていたが、軍団長グレシャムからは計算能力を評価され、軍団の物資の管理を任されていた。
戦闘向きではない自分の個を認めてくれたグレシャムには恩義を感じており、彼の計画「経済ハルマゲドン」のためにヴァイガルドへ渡る。
戦闘は苦手と自負している一方で、自分の個を活かせる場で戦いたいとも願っており、「経済ハルマゲドン」は自分の力を見せる絶好の機会と考えていた。
(出典:イベント「商売人たちのブルース」)
- 実際にその商才は高く、幻獣を用いた卑劣な手段の後押しがあったとは言え短期間で大きな財を築いていた。
メギド72加入後、真っ当な手段でもきちんと稼げている様子。
- また商談に用いる話術や清濁併せ吞んで活用する商人としての心得もしっかり身に着けており、
メルコムが素寒貧になった際には、武器商人ボッタクルやマッコイ商会の元締めであるモーカリ・マッコイから「先行投資」として様々な便宜を図ってもらえるほどに高く評価されている。
- 同じ商売を執り行うメギドとしてバフォメットからの評価も高い。
今のところは経験とヴァイガルドの知識全般から、バフォメットの方が上手の様子。
(出典:メルコムのキャラストーリー)
- 猫耳のような髪型と八重歯は商売=招き猫のイメージから。
また、会計係というコンセプトから学生服に生徒会のような腕章を着けている。
(出典:デザイナーだより vol.54_01)
- 関西弁は生まれつき。イベントよりも前にヴァイガルドを訪れた経験はなく、カスピエルとの関係も特にないようだ。
(出典:アジト会話)
- となると、ヴァイガルドの妙な方言が彼の世界に持ち込まれていることになってしまうが……
- 元ネタはコラン・ド・プランシー著「地獄の辞典」に記される悪魔メルコム。
「地獄の公務員給料の支払い係」という設定だが、メギド体の財布は鎖でぐるぐる巻きになっている。
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真61:フィロタヌス †
- 【性能・キャラストーリー】
フィロタヌス
- 【キャラクター設定・小ネタ】
生まれたてのメギドを保護し、教育する「養護士」のメギド。
丁寧でゆっくりした話し方をするが、たまに辛辣な物言いもする。
+
| | 詳細
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- 非戦期間(バナルマ)の教育を務めるメギド。作中ではバラキエルを含む数人の幼メギドを引き連れメギドラルを回り、戦場を間近で見せていた。
(出典:「暴走児バラキエル!」)
- 「テスト」、「補習」、「授業」などいかにも教育者といったワードが目立つ。 戦闘の掛け合いも命のやり取りというよりも実戦演習といった趣が強く、「〜」を多用する喋り方もあって緊迫感はあまり感じられない。
- ただし「死にたくなければ冷静に」など歴戦のメギドらしいクレバーなセリフもあり、実力も相成ってむしろ威圧感すら醸している。格下などには「クソザコですね」など優しそうな見た目とは裏腹に容赦がない。
(出典:戦闘ボイス集)
- ソロモンの召喚を受けた後はヴァイガルドをまわって家庭教師などの仕事をしながら自身もメギドとは違うヴィータ達の教育方法を学んでいる。
(出典:フィロタヌスのキャラストーリー)
- 豪農の息子ガーキーの家庭教師になった際には、主人のゴーショに奴隷のように働かせられていた使用人達にも秘密裏に授業を行った。学ぶことに飢えていた彼ら彼女らの学習意欲にフィロタヌスも感激していた。
- 最初は使用人達に代わりに授業を受けさせておけば良いと考えていたガーキーも、授業内容はしっかりと耳に入っており、ある時、自分達の農地の「大地の恵み」が枯れかけていることに知識を持ったことから気付く。しかし、代々受け継いできたやり方を変えるつもりはないと言う父親ゴーショには聞く耳を持たれない。「このままでは本当に自分達は終わってしまう」その危機感が、ガーキーや使用人達の変革を促した。
- 一丸となって農地を良くしようとするガーキー達の姿を見て、対抗心が成長を促すメギドと、連帯感が学習に対しても良い結果を生むヴィータとの違いをフィロタヌスは興味深そうに観察していた。
学習により「知識」を得た彼らが現状を変える為に、「変化」していく様を見るのが何よりも楽しいのだとフィロタヌスは言う。
- 最終的にはガーキー達が掴んだ不正の証拠で、説得を重ねても最後まで変化を拒み続けた父ゴーショを排斥、ガーキーが使用人達の力と知恵を借りて農場を良くしていくことを誓う。
もう自分がいなくても教え子たちがこれからも学び、生き残る為に変化し続けていくことを確信したフィロタヌスは、ことが収まる少し先にガーキー達の元から去り、次の教え子を探すために旅立って行った。
- メギドラル時代のグラシャラボラスのお世話をしていた。またウァラクとは友人だったらしい。
(出典:イベント「暴走児バラキエル!」)
- 元ネタの悪魔フィロタヌスはベリアルの部下にあたる魔神で、人間を男色に走らせる悪魔として知られる。他に情報が少なく恐らく文献も少ない。
- 現状ベリアルとの関係はタクティカルソート上でしか共通点がなく、男色といった要素も際どすぎるゆえかゼロである。
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真62:インプ †
- 【性能・キャラストーリー】
インプ・インプ(ラッシュ)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
翼と尻尾、三又の槍と、いかにも小悪魔な容姿をしたメギド。
幼稚にして微妙にシャレにならないイタズラを好み、日々「プチマゲドン」を起こそうとしている。
+
| | 詳細
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- 100年前に追放されたメギド。ヴィータ名はローゼ。
ローゼは幼くして亡くなったが、別れを惜しんだ両親により遺体が防腐処理され、街の墓地に作られた小屋の中に安置されていた。
(出典:イベント「怒れる勇者とプチマゲドン」)
- おそらく同じ追放メギドだったと思われる医者の手により、普通の防腐処理ではなくフォトンを用いた特殊な処置をされていた。
そのため100年経っても当時の姿を保ち続けており、その人形のような美しさから街の人々からも慕われ大切に保管されていた。
- ローゼは亡くなる直前にメギドとして覚醒していた。しかしタイミングが悪くヴィータの肉体がほぼ死亡していたため、仮死状態のような形でそのまま眠り続けることに。
その後保管された身体が100年をかけて少しずつフォトンを蓄えたことでメギドとしての意識が実体化。解放された喜びのままに、過激なイタズラを開始する。
- まるで創作のような話だが、「防腐処理を施され100年経っても生前の姿を保つ少女の死体」については実例が存在しており、ヴィータ名も含めてそれを基にしたキャラクター造形だと推察される。
- 興味を持った人は「ロザリア・ロンバルド」で調べてみよう。
- 本人はハルマゲドンを起こすつもりで積極的に活動しているが、ハルマゲドンにはほど遠い幼稚なイタズラを繰り返しているだけ。
- インプはこれらのイタズラによる混乱を「プチマゲドン」と呼ぶ。
- 意図が意図だけにかなり本気で危険なイタズラではある。死人は出ないまでも怪我人は出る。
とはいえメギド相手には不発に終わることも多く、バレれば三倍返しのお仕置きを受けることになるが。
(出典:インプのキャラストーリー、マルコシアスBのキャラストーリー)
- ローゼの故郷で引き起こしたイタズラのせいでシトリーが楽しみにしていた料理を台無しにし、彼女の逆鱗に触れる。
(出典:イベント「怒れる勇者とプチマゲドン」)
- ついに捕まった際にはシトリーから勇者の全霊をかけたお尻ペンペンの刑にあい、それ以降シトリーはインプの天敵。
- 自分の呼んだ雷に打たれて悶絶する、お尻に槍が突き刺さって飛び上がるなどモーションが非常にコミカル。
昭和のギャグマンガを彷彿とさせられるというプレイヤーも多数。
- ソロモンの交友関係を横から見ていて「男が好き?」「お前が好きじゃなくても男には好かれる気がする」と素朴な疑問をぶつけている。
割と否定できないところがなんとも言えない。
(出典:アジト台詞)
- このようにコミカルな描写の多いメギドだが、その実自身が死体であることに対して大きな苦悩を抱えている。
- 食事をとる必要もなく、本人曰く心臓も動いていない。
自分が既に死体であるということに虚無感を覚えており、時折静かに冷たく自分を俯瞰するようなことを言う。
(出典:アジト台詞・イベント「虚無のメギドと儚い望み」・【2周年】メギド質問箱など)
- 過激なイタズラは「生きている実感」を得るための刺激を求めていると思われる節もある。
また、生者に対する嫌悪感も持っており、それも理由の一つであろう。
- 各地でイタズラを重ねるインプはある時リリーという少女と出会う。リリーはどれだけイタズラをしても嬉しそうに笑うので、インプは躍起になり毎晩リリーが住む部屋の窓からイタズラをしに現れた。そんな折、メギドラルから追放前の自分のことを知ると言うメギド ブリフォーがやってくる。ブリフォーはインプの軍団でオレを戦わせてくれと願い出るが、当のインプはメギドラルの記憶を覚えていない為、適当にあしらいつつブリフォーにイタズラの手伝いをさせる。
- リリーは余命いくばくも無い病弱な少女であった。そんな彼女の元にやってきたイタズラ好きのインプは、外で遊ぶこともできず友達のいなかったリリーにとって大きな存在であった。インプもまた、リリーをどうやってイタズラで恐怖に陥れるかを考える毎日を楽しむようになっていた。
- しかしインプとリリーの二人の時間は終りを迎える。インプはリリーが少し会わない間に死亡していた事実を知る。この物語の表面でカギを握る「キノコ」、その死体を腐らせない効果によってリリーはまるで生きているような死体として医師エンバーの手により処置を施されていた。何の因果か、かつて「この世で最も美しい死体」として復活する前のインプを目にした医師エンバーは腐らない死体という存在に狂おしいまでに魅せられていた。この街でキノコを使って危険をもたらしていたエンバーと黒幕達はヴィータの手によって裁きを受けることとなる。しかし、なおも「美しい姿」のままでいられることの素晴らしさを語るエンバーにインプは<そうじゃないんだっ!「死んだら消える」べきなんだよ!誰だってそうなんだ!>と怒りをあらわにしエンバーに手を上げる。
- リリーには2番目の友達がいた。それがブリフォーである。生前にリリーが望んだ、いつか病気が治ったらインプとブリフォーと一緒に悪いヤツをやっつけるという望み。そしてインプのエンバーへの憎しみを果たす為、ブリフォーはその願いを代行する。リリーとエンバーを連れ去ったブリフォーを追いかけるソロモンとインプ達はブリフォーと対峙する。死んだら何も残らないことを知るインプは死んだリリーの目の前でエンバーを裁こうとするブリフォーに、そんなことにリリーを使うな!と叫ぶ。ブリフォーとの戦闘の末、ソロモン達は勝利する。
- ブリフォーが目覚めた頃、インプは今まさにリリーの死体に電撃を浴びせ寄生した菌糸を死滅させ「終わらせる」手前であった。インプの心には様々な記憶が蘇ってきた。イタズラをいつも笑顔で受けるリリー、プチマゲドンが成功したらご褒美のリボンを用意していたリリー、最後までインプのことを「友達」だと言ってくれたリリー、そんなリリーが用意してくれていたリボンを握りしめてインプはリリーへの最後のプチマゲドンをおみまいした。
こうしてトランジの街で巻き起こった事件は幕を閉じる。街から去るソロモン達へインプの盛大なイタズラが炸裂する。一際派手なイタズラの喧噪がもしも大地へ還るリリーの魂へ届いていれば、インプはそんなことを想うのであった。
…それはそれとして、イタズラで散々な目に遭ったソロモン達も黙ってはいなかった。逃げ去るインプも「仲間」であることに変わりはない。つまり召喚で引き戻すことが可能なのである。シトリーに代わりお仕置きを敢行するガープとシャックス、そして軍団入りしたばかりのブリフォーによってインプはこってりと絞られることとなった。
(出典:イベント「虚無のメギドと儚い望み」)
- 「生者とわかりあえることはない」と心の奥底に抱えていた憎しみは、リリーとの出会いで軟化する。その心の変化により、リジェネレイトを果たす。…おしおき召喚のタイミングではあるが。
- メギドラルにいた頃、ブリフォーの所属していたウボム軍団とその交戦相手の軍団を壊滅させた犯人として懲罰局に捕らえられた。
(出典:ブリフォーのキャラストーリー)
- ただしインプがそれを行った描写は無く、インプも追放前のことを覚えていないため、本当にインプがやったのかは不明。
そもそも(闇討ちに近いとはいえ)他所の戦争に介入して攻撃することがメギドラルで罪になるのかも怪しく、
まだ明かされていない裏事情がありそうな事件である。
- 元ネタは「挿し木」=インペット(Impet)を語源とする、イギリス民話に登場する妖精。
挿し木が園芸技術として確立される以前は魔術的な手法だと考えられ、インプも妖精から悪魔に転化した。
- 悪魔に分類されてからその外観は黒い肌に蝙蝠の羽、尖った耳や尻尾に小さな体を持つとされ、「小悪魔」と呼ぶに相応しいものになった。
- 悪戯好きだが、その悪戯は必ず失敗するとも言われる。大抵は上手くいかずにシトリーにお仕置きされるのはこれを踏襲してだろうか。
- 「挿し木」は植物の茎を両断して植え直すことで株を増やす園芸または農業の手法。サツマイモやパイナップルなどの栽培に利用されており、意外と身近。
- 本来の体から離れて活動するインプの性質と近いものがある。
- 挿し木繋がりなのか、イベントや勝利モーションで共演する小悪魔系の幻獣の名前はモンステラ・パキラ・アイビー・プテリス・ドラセナ・セローム・ガジュマル・サンスベリアと、いずれも観葉植物の名前。
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真63:アマゼロト †
- 【性能・キャラストーリー】
アマゼロト
- 【キャラクター設定・小ネタ】
鍛え上げた肉体を持つ武術家のメギド。
屈強な戦士だが、辛い物が苦手で甘いものが好きという意外な一面がある。
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| | 詳細
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- エリゴス(B)のキャラストーリーで初めて姿を表した。ストーリー中での表記は一貫して「ゼロ」であり、劇中の5年前に熊に襲われやられかけたエリゴスを助け、紆余曲折あってエリゴスの師を務めることになる。
(出典:エリゴス(B)のキャラストーリー)
- エリゴス伝手にソロモン王の存在も認識していたが、暗殺メギドの悪名を持つ自分を軍団に入れることはソロモン達にとっても不利益となるという理由で軍団との接触は控えていた。
しかし、偶然にもソロモンと仲間のメギド達の戦闘している場面を目撃する。アマゼロトは軍団の最大の弱点がソロモンであることを即座に察知した。エリゴスはそれでもソロモンは頭も切れるし頑張っていると擁護するが、アマゼロトが問題としたのは単純な「強さ」の話であった。
そして、アマゼロトはソロモンに対して鍛錬を施す為に、あるやり方で接触を試みる…。
(出典:イベント「師の想い、弟子の想い」)
- ソロモンがドンノラ兄弟との戦闘で勝負を決めた直後の隙を突き、彼らを強襲する。咄嗟に避けるも刺し傷を受けるソロモンは急なアマゼロトの襲撃に対応するが、モラクス、マルコシアス、ボティスの3人を相手にしてアマゼロトは互角以上の戦いをする。アマゼロトは傷を受け動きが鈍っていたソロモンを執拗に狙い、そしてメギド3人を前にソロモンの首元に槍の切っ先を突き付ける王手をかけた。流石にこれ以上は口を出さずにはいられないと、エリゴスが姿を現し仲介することで場は収まる。
- 困惑するソロモン達に非礼を詫びつつも、このままではソロモン王は早々のうちに死ぬことになるとアマゼロトは警告する。
敵が仮に、複数人でソロモンだけを狙ってきた時、守りきれずにソロモンへの攻撃を許したとしたら…。現状、その戦術に対抗する手段が無いことをアマゼロトは身を持ってソロモンへ突き付けた。
- ヴィータという貧弱な種族だからと甘んじるのではなく、その身が軍団の弱点であることを理解し、少しでも強さを手にするべきだ。ソロモンは自身が強くなる必要性を理解し、アマゼロトの鍛錬を受け入れることとなった。
- そこにハックも加わり、当イベントではソロモン王が鍛錬をする姿が本筋に沿う形で描かれている。
直ぐにソロモンが強くなったわけではないが、後にバラキエルが放った氷塊を咄嗟に避けたり、懲罰局に残っていたヴィータ体のメギドにソロモン自ら一撃の蹴りを食らわせて倒すという着実に強くなっている姿が描かれている。
(出典:イベント「暴走児バラキエル!」、96話)
- 落ち着きながらも冷徹な雰囲気と、ところどころ物騒かつスパルタな言動が目立つもソロモンに対する姿勢は真摯であり、「師」としての器は大きい。
- 好物に対する欲求が高く、自分の好物である行きつけの店のケーキを買い占めたギャングの根城に単身で乗り込み、ボス以外を皆殺しにしている。
(出典:アマゼロトのキャラストーリー)
- その正体はメギドの「個」を優先するあまり数々のメギドに対して闇討ちによる殺害を行ってきた暗殺者。
強いメギドを狙う上に軍団を無視して闇討ちを行うため、殺された相手は「誰に殺されたのか」という栄誉すら残せず死んでしまう。
- それでも噂は広まっているようでメギドラル内で各所から恨みを買い、現在はヴァイガルドへと活動場所を変えている。
(出典:イベント「師の想い、弟子の想い」)
- 名有りのメギドでアマゼロトの闇討ちを受けたのは「高潔なるエリゴス」時代のエリゴスとガンコナー。エリゴスには正体を知られないまま撃退されておりアマゼロトもその事を強く覚えているようである。
- 未だ気付かれていないがソロモンや転生したエリゴスの師となり教えているのもいつか強くなった彼らを自身が殺すためと思われる。
- アリトンはアマゼロトの素性を知っているようで、彼のことをかなり警戒している様子が見られる。
(出典:イベント「生と死と、それぞれの個と」)
- 過去のメギドラルでヴィータ体を取ることを推奨していた老メギドのガンコナーとも闇討ちの縁で知り合っている。
ガンコナーはヴィータ体を熟知しており、アマゼロトと互角の戦いを繰り広げる。
(出典:イベント「師の想い、弟子の想い」)
- しかしガンコナーの強さは寄生幻獣パラジスを取り込んだことによってもたらされたものであり、その力の代償によってガンコナーの身体は蝕まれていきアマゼロトとの戦闘中に限界を迎えてしまう。
死に瀕したガンコナーはパラジスを身に宿した自身の愚かさを語り、トドメをアマゼロトに託して息絶える。
- そんな真相を知らなかったガンコナーの弟子リャナンシィはアマゼロトこそ師父の仇であると復讐に燃え、ヴァイガルドで対峙することとなる。
たとえどのような相手であってもアマゼロトは手加減するつもりはなかった。だが、リャナンシィが師であるガンコナー同様にどこからか手に入れたパラジスに手を出していることを知り、ソロモンの協力のもとパラジスの力で暴走したリャナンシィを無力化し救い出す。
- 師と同じ過ちを繰り返そうとするリャナンシィにアマゼロトはガンコナーの死の真相を明かした。
しかし、リャナンシィの肉体は暴走したパラジスの影響で既に限界を迎えており、それを悟ったリャナンシィは姿を消し人知れず命果てようとする。
- アマゼロトはそんなリャナンシィの前にソロモン王を連れて現れる。彼女にとってやり残したこと、つまり自分との決着を果たし戦いの中で死ぬというメギドの本懐を果たさせるために勝負を挑む。
護界憲章が機能するヴァイガルドの地で、リャナンシィに対して全力の力で応えるためにも、ソロモンに自身の召喚を願い出る。
リャナンシィの最期を看取った後、ソロモンの軍団に加入を果たした。
- ハックとも旧知の仲であり、馴れ初めはやはりというか暗殺。互いにまだ駆け出しのメギドの頃から良き殺し合いの相手として幾度となく戦っている。ハックが軍団を持ってからは疎遠となっていたが、ソロモンに関わった折に偶然にも再会を果たす。
(出典:イベント「師の想い、弟子の想い」)
- アマゼロトはエリゴスの、ハックはマルチネの師匠として今ではヴィータの体で戦いを教える立場となっている。その後も二人で登場する機会が多い。
(出典イベント「トーア公国御前試合」「険しく長き筋肉の道!」)
- ハックが弟子マルチネと共に戦えるように新たな技を編み出そうとしていた時にも現れて特訓のお手伝いをした。特訓後にアジトにやってきた二人は血まみれの姿であった…。(ちなみに軍団内の私闘は禁じられている…)
- メギド体は氷のような鋭い角の生えた白馬である。俊敏な動きをするアマゼロトのキャラクターに沿って馬のイメージになったとのこと。
(出典:デザイナーだよりvol.30)
- 元ネタは60の軍団を従える地獄の公爵……とされるが、あまりにも資料がなくそれ以外の情報が出て来ない。
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真64:プロメテウス †
- 【性能・キャラストーリー】
プロメテウス・プロメテウス(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
「自称」メギドのプロデューサーに誘われ、軍団長の座を降りて歌手として歌い続けていたメギド。
その歌声は他者を力付け、暴れる幻獣をも鎮める力がある。
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| | 詳細
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- 「他者の感情が音になって聞こえる」という能力の持ち主であり、歌手になると決めた理由はスカウトしてくるプロデューサーから他のメギドのような平坦な音ではない「すごく綺麗な音」が聞こえたため。
- 「嘘しか口にできない」ロキに対しても、この能力によって彼の本心を誤解することなく意思疎通することができた。
ロキにとってもプロメテウスは本心を正しく伝える手段としての「歌」という存在を教えてくれた、ある意味「恩人」と言うべき存在である。
(出典:イベント「この言葉、君に届け」)
- ヴァイガルドを旅しながら各地で歌い、幻獣を歌の力で鎮めて街を救ったりもしていた。
そんな中でとある街の領主に目をつけられ軟禁されてしまい、その街にやってくる幻獣を追い払う仕事をさせられていた。
(出典:イベント「嵐の暴魔と囚われの騒魔」)
- プロメテウスの歌がメギド体になって暴走しているジズを救う手段だと見込まれ、バフォメットの交渉により街から解放された。
その温かい歌はジズのヴィータとしての記憶を呼び起こし、ジズの命を救った。
- 元はメギドラルで軍団を率いて戦っていた。
部下たちを元気付けるため「軍歌」を取り入れようと自ら作詞作曲する。
それを披露していたところに居合わせた自称メギド(プロデューサー)がその歌声と能力を見込み、自らの才能に気づいていないプロメテウスを導く決意をする。
(出典:プロメテウスのキャラストーリー)
- プロデューサーの見立てによるとプロメテウスは<歌で生体の持つフォトン量を操作>する能力を持っている。
体内のフォトンが高まることで気持ちよく感じるらしい。
使いようによってはメギドラルを支配することもできるとプロデューサーは見ている。
- プロデューサーはヴァイガルドでフォトンを回収する任務を任されており(
幻獣の仕事では…?)、ヴァイガルドに出入りする中で「歌手」という職業があるという知識を得ていた。
そこでプロデューサーはプロメテウスに、その才能を最大限活かすため「歌手」にならないかとスカウトをかけた。
(出典:プロメテウスのキャラストーリー)
- スカウトを受けたプロメテウスはプロデューサーが覚悟を試すつもりで言った「歌手になるには軍団をやめなければいけない」という話を鵜呑みにし、あっさり軍団を抜けてきた。
「歌手は軍団長よりもすごいポジションらしいので皆のためにも歌手になってくる」という話で部下もやはりあっさりと承諾してくれたとのこと。
軍団員はトップに似るのか……とプロデューサーもあっけに取られている。
- プロデューサーのプロデュースを受け、衣装を着て中央地で歌を歌っていた。
すれ違いからプロデューサーと別れた後も、他者が自分の歌で感動している時の美しい音色が聞きたいと思うようになり、一人歌い続けていた。
(出典:プロメテウスのキャラストーリー)
- それがメギドラルの秩序に反した行いと見なされ、フライナイツに拘束される。
その際「自分の中にある大切な何か」を破壊されたことでメギド体に変身できなくなった。
- 拘束されたことを知ったプロデューサーが決死の覚悟でプロメテウスを救出、普段使っている(多分幻獣用の)小型ゲートを使い、二人でヴァイガルドへ亡命する。
- なかなか感動的なドラマが展開されるのだがプロメテウスは「プロデューサーと出会ったきっかけ?ん~…なんだったっけ?」と悲しいリアクション。キャラストーリーがプロデューサー視点なので盛られていたのか、覚えているがボカしているのかは不明。
(出典:アジト台詞)
- 無事ヴァイガルドへ到着した後は歌酒場へ飛び入り、そこの歌手たちに
ライブバトル歌で勝負を挑み勝利、街一番の人気歌手となる。
- プロデューサーはメギドを自称しているが、プロメテウスは正直なところそれを信じておらず、「ほんとは幻獣なんでしょ?」と思っていそうな態度を取っている。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- とはいえアジトでは「プロデューサーもれっきとしたメギド」で一応通してあげている。
(出典:アジト台詞)
- 元ネタは人類に火をもたらしたとされるギリシアの神プロメーテウス。主神ゼウスに背いてでも人類の味方をした、純然たる神格。
- ライブ効果の火属性支援や、奥義の火属性はここからか。
- 神であってもキリスト教にとっての異教であったり、司るものが死や病などの不吉なものであるために「悪魔」として見做される例は多く存在するが、プローメテウスはそうではなくむしろ人類の発展に最も貢献した神として語られる。
「主神を騙して天界を追放された」「火が人に与えられたことで戦争(武器)が生まれた」と語られる面はあるにはあるが、それらの行動も人間を想っての事と言うこともありプロメーテウスを悪魔とする説はほぼない。
- ただしコラン・ド・プランシーの地獄の辞典にはProméthéeとして名前の記載がある。
ヨセフの時代の占星術師と記述されており、ゼウス(ユピテル)にコーカサス山に張り付けにして鷲などに内臓を食い荒らされる罰を受けた神話や、
解放時にコーカサス山の岩から作った指輪を嵌めることになった神話にも言及がある。
- 実装当初は立ち絵の枠が土属性の茶色となっていたが、のちに修正され火属性となった。
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真65:ベルフェゴール †
- 【性能・キャラストーリー】
ベルフェゴール
- 【キャラクター設定・小ネタ】
元大罪同盟の一員にして現マグナ・レギオに敵対する反逆者。
自らをオジサンと称し「憂鬱」が口癖だが、油断のならない戦争巧者。
+
| | 詳細
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- 初出は「暴走少女と一つ目幻獣の島」再復刻で名前のみ登場。
噂話を好み、真偽不明の様々な情報を辺りに吹聴しているというようなことを言われていた。
- ベヒモスが元々幻獣であり、蛹体からメギドに進化したと証言していたらしい。
(出典:イベント「暴走少女と一つ目幻獣の島」)
- 大罪同盟の元メンバー。
名前が出た「暴走少女」のイベントでも「8魔星」だとは言われていなかったが、それどころかマグナ・レギオに反逆し、軍も持たず単独で活動し続けている大メギド。
- その目的はメギドラルを滅ぼそうとしている「真の敵」を見つけ出し、これに対抗すること。
メギドより上位に位置しメギドラルを支配している「意志」を感じており、正体を探ろうとしている。
(出典:ベルフェゴールのキャラストーリー)
- 戦闘能力はかなりのものであり、実力者の揃うゲート・エクスプローラー相手にも全く遅れを取らず圧倒する。
ただし流石に単独行動のため大規模な戦争は仕掛けにくく、手練手管に策を駆使して暗躍している。
- フォトン操作に関して特殊な能力を持ち、ゲートの開閉はもちろんのこと、フォトンスポット自体を閉じて休眠状態にすることが可能。
(出典:ベルフェゴールのキャラストーリー、64話)
- フォトンが失われつつある土地のフォトンスポットを先に閉じてしまい一時的に不毛の地に変えることで棄戦圏となるように仕向けていた。
こうすることでフォトンの表面的な浪費を抑え、土地のフォトンを回復させるのが狙い。
- 事実、マラコーダの土地にある棄戦圏では急激にフォトン量が回復しており、小規模な森がいくつか出来上がっている。
- マグナ・レギオよりも早期に精巧なヴィータ体を作れば護界憲章を欺きヴァイガルドに渡れると知っていた。改造等の特殊な手段なしにヴァイガルドへ渡ったユフィールは彼がゲートから出てきた事で自身の考察が正しいと確信した。
(出典:ベルフェゴールのキャラストーリー)
- ヴァイガルドへ出ても憲章のチェックを通過できる程の「精巧なヴィータ体」とはつまり「ヴィータと区別がつかない程のヴィータらしさ」を備えた状態のこと。精神は肉体の枷から影響を受けるため、思想や仕草がヴィータに近ければ近い程憲章からも見逃される確率が高くなる。
- 何の改造もなくヴァイガルドを出入りするベルフェゴールのヴィータ体は相当に本物のヴィータに近くなっている。
変化を厭い、疑り深い自身のことをしきりに「オジサンだから」と自らの見た目に結びつけて言うのもそれ故か。
- 「疑わしきは抹殺がメギドラルで生き抜く鉄則」だと言い、事実そのようにするが、気に入ってしまった相手は葛藤しながらも見逃してしまったりする。
- 特に個人的な付き合いの長いコルソンは(勘違いだったとはいえ)明確な過失があるにも関わらず「個人的な付き合いまでやめる気はねえ」とまで言っている。
- バールゼフォンからも<一度気に入ってくれるととことん面倒見がいい>と言われている。
(出典:ベルフェゴールのキャラストーリー)
- 本来メギドはヴィータ体の年齢を自由に動かせるが、彼は腰痛に悩まされながらもオジサンの姿を常に使用している。
その理由は2020年のメギド質問箱にて詳しく語られている。
この件はイベント「悪魔の塔を攻略せよ」でバルバトスが語った、フェルシュングの逸話の原典そのものであることが後に判明した。
(出展:メギド質問箱・イベント「母なる海とメギドたち」)
- かつてヴァイガルドで暮らしていた際には、船乗りとして生活していた。海運を営むその街の名前は「フェルシュング」、その名は紆余曲折あって「サンミゲル」と現在は変わっている。かつての住み慣れた港町が幻獣に襲われた際は、伝説となっているサンミゲル号の船長の縁者であると名乗り、町長から借り受けた船を操舵した。純正メギドであるベルフェゴールが巧みに船を操る様を目撃した軍団の仲間達からは驚かれていた。
(出典:イベント「母なる海とメギドたち」)
- 騒動が終息した後、サンミゲルの町長からかつてサンミゲル号の船長が着ていたという船長服を譲り受ける。その服の丈はベルフェゴールにぴったりと合っていた。
- 元ネタは七つの大罪の怠惰を司る悪魔ベルフェゴール。
- 名の知れた大物悪魔だが、地獄の辞典では牛の尾・捻じれた二本角・長い髭を持った悪魔がトイレに座っているという衝撃的な姿で描かれている。探索前にトイレがないことを気にする台詞があるのはそれが由来だろう。
- 「幸福な結婚というものは果たして存在するのか?」と言う議論が魔界で起こり、それを確認するためにベルフェゴールが人間界に来て様々な結婚を観察し、「そんなものは存在しない」と結論付けるという逸話がある。
この逸話に基づき「ベルフェゴールの探求」はあり得ないもの・計画を指す慣用句として用いられる。
- これに因んでか、上記の質問箱の件やアジトセリフ・期間限定ログインボイスで結婚についての言及が複数見られる。
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真66:マモン †
- 【性能・キャラストーリー】
マモン
- 【キャラクター設定・小ネタ】
メギド8魔星の一人であり、シトリーの古い友人。
ヴィータ体で過ごすことを好み、二丁のライフルを構えたセクシーな美女の姿を取っている。
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| | 詳細
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- メギド8魔星の一人。
(出典:シトリーRのキャラストーリー8話)
- シトリーをヴァイガルドに送り出した張本人。
(出典:シトリーRのキャラストーリー1話)
- ヴァイガルドへと向かう幻獣を倒すシトリーに対して、それはハルマゲドンへの反逆ととられかねないと指摘した上で、追放されヴァイガルドで戦うことをシトリーに提案。
メギド8魔星マモンに処罰されたという体裁でシトリーをヴァイガルドへ送り出した。
- マモン自身の真意は不明であり、シトリーはいつかマモンと戦う日も来るのかもしれないと考えている。
- 後に再会したときに本人が語ったところによると、友だちである彼女をマモンなりに助けたつもりだったようだ。
(出典:83・6)
- かつての副官であったというサレオスからも<追放メギドを増やした仕掛け人>と言われている。
(出典:66話・2)
- 実際、不死者の6人は本来懲罰局に追放されるところを横入りの形で追放された様子。
(出典:81話・3)
- ベリアルの転生が判明した直後、最低でも3〜400年以上前の時点で既にヴィータ体を好んで使っており、シトリーに対しても自身と会う際にはヴィータ体を使うよう要求していた。
(出典:シトリーRのキャラストーリー1話)
- ヴィータ社会の模倣を目指す拒絶区画(レジェ・クシオ)においてもヴィータの姿をとらない限り入場を許可しないという規則が存在している。
(出典:ベヒモスのキャラストーリー4話)
このため拒絶区画の管理を行なっているのは彼女である可能性がある。
- (相手の)唇に指を当てるジェスチャについて「エレガントな行為でしょ?ヴィータの身体ならではの表現」と言っているなど、ヴィータ体だけではなくヴィータの文化などについても関心を持っていると考えられる。
(出典:シトリーRのキャラストーリー1話)
- 昔からヴィータの文化を調べたり姿を真似たりしていたらしく、次第に影響されたらしい。
(出典:82話・冒頭)
- 一方で、ヴィータそのものへの関心は非常に薄く、気に留めてもいない。
友人であるシトリーからは「ヴィータを雑草のように気にしていないメギド」と称されている。
メギド72との決戦の際は、自身は基本的にヴィータ体で戦い、「そっちのレベルに合わせてあげた」とまで発言した。
(出典:81話・1、83話・END)
- マモンに忠誠を誓う「マモン親衛隊」は全て美しい女性のヴィータ体を持つメギドで構成されている。
- カソグサがエクソダスを探り得たという話を聞いた時も彼女が女性の姿であったなら親衛隊に引き入れたかったと語っている。
(出典:83話・END)
- これはヴィータの女性の姿を形として好んでいるため。
「戦争」のようなよっぽどのことがない限り壊すことはないとまで言われているほど。
(出典:82話・4)
- 自身がメギドラルに発生したての頃、音楽を奏で遠い異世界の話を語るヴィータの女性の姿をした、エルダーらしきメギドと遭遇しており、その時初めて「美しい」という価値観を得た。
マモンはこの時のを思い出を「遠い情景」と称しており、女性のヴィータ体を好むのはこれが理由だと思われる。
(出典:83話・冒頭)
- メギド8魔星の一人であるサタンとは同じハルマゲドン派に属し母なる白き妖蛆に対抗するべく同盟関係にある。
(出典:キャラクター相関図、79話、83話、84話)
- 第三計画エクソダスを立案・実行した張本人。
- 自身が受け継いだ秘密である魂の炉を使い、ヴィータの体を乗っ取ってヴァイガルドに亡命、移住するのが目的の計画。詳しくはエクソダスの項目を参照。
- 「第三計画」とは三番目に作られた計画という意味ではなく、ハルマゲドンやバビロンが失敗した場合に備えた最後の計画という意味がある。
またマモン自身「一番なんて疲れるだけ」「三番目くらいがちょうどいい」と語っている。
(出典:79話・4、マモンのキャラストーリー)
- メギドラルでは「損得勘定のマモン」と呼ばれている。
(出典:81話・冒頭、マモンのキャラストーリー)
- その二つ名の通り利益が出ることを最良とし、戦闘ボイスなどでも度々言及する。
(出典:掛け合いボイス)
- メギドの二つ名としては似つかわしくないのか、侮られる事も多いらしく8魔星の中では大して強くないという噂が流れている。
- 当の本人は8魔星の中でベルゼブフとサタンに次いで強いのは自分だと思っているらしく、他の五人に自分が劣るはずもないとイヌーンに語っている。
- 貸し借りの概念も持ち合わせているらしく、過去の統一議会ではガギゾンやハックに対しても貸しを作っており、覚えておくよう伝えていた。
(出典:イベント「見習い女王と筋肉の悪魔」プロローグ)
- 継承した「秘密」により、「母なる白き妖蛆」の存在を初めから認識していた。
ベリアルやアスモデウスをヴァイガルドに逃し、世界を蝕む上位存在への反撃を今に至るまで繋げた発端と呼べるメギドである。
(出典:92話)
- 大罪同盟に蛆が介入していることをマモンが確信した頃には、同盟は蛆の狡猾な策略により内部崩壊していた。マモンはルシファーに自身の思惑を明かし8魔星に恭順した振りをして、蛆への反撃の機会を逃がさない為の独自の戦いを始める。
- 自身の持つ魂の炉を使った「ギミック」により処刑寸前であったアルス・ノヴァの巫女ベリアルを追放刑とし、メギドラルの外側へ逃がした。同様にアスモデウスやその他の有力なメギドの追放刑にも横槍を入れて「ギミック」を仕込んだ。後に彼ら彼女らは「不死者」と呼ばれる存在となる。
- これはマモンにとって将来いつか共に戦い、蛆への反撃を行う為の仕込みであった。しかし、中央議会に伏せた独自の行動だったこともあり、ギミックを仕込まれた不死者達にもマモンの一連の思惑は与り知らぬものとなる。この齟齬が後に対立の遠因にもなってしまう。
- マモンからすれば、追放メギドもメギドラルに戻れることが至上の喜びの筈だと思っていた。しかし実際にソロモン王の下に集った追放メギド達はヴァイガルドに帰属意識を持つ別の勢力となってしまっていた。
更に第三計画「エクソダス」実行中に、ソロモン側より伝えられた「エクソダスは失敗した」という情報もマモンからしてみれば信じるべきか疑わしい情報であった。そんなマモンの損得勘定に発生した「ノイズ」は、ソロモン率いる軍団メギド72がフライナイツと結託した勢力である可能性を捨てきれず、結果的にソロモンとの戦争状態に陥ってしまう。
(出典:81,82,83話)
- マモンの勢力圏でソロモンの軍団と対峙する。そこにはかつての友人シトリーや副官のサレオスの姿もあった。彼女達からそれぞれヴァイガルドと敵対するべきではないという意思を、エクソダスの失敗が真実であることをイヌーンから伝えられた。更にマモンを驚かせたのはそのことで未だエクソダスを中止しないマモンに対してのソロモンの怒りであった。ソロモン王は決してメギドラルに敵対的な人物では無く、ヴァイガルドに移り住むメギド達の存在を尊重することのできるヴィータであるとマモンは認識を改める。その上で、メギドとヴィータの未来、そのどちらの可能性も摘んでいるのがエクソダスであることをマモンはこの時初めて理解する。
- しかし、それでもマモンはエクソダスを諦められずにいた。マモンにとっての「利益」とは、あくまでメギド側の救いの道である。滅びる運命にあるメギドラルを捨て新天地に移り住むには確実な方法を探し出してでもエクソダスを敢行するしかない……。そう考えるマモンに確実な方法ならあるとソロモンは言う。<歩いてこいよ!>それがソロモンがマモンに示した道であった。
敵味方関係なく唖然とする中、ソロモンは言葉を続ける。先んじてイヌーンが果たしたようにヴィータ体であれば直接ヴァイガルドを訪れても問題はないこと。移り住むメギド達を受け入れる為の国ペルペトゥムを今復興させている最中だということ。魂の炉の情報も知っており、その便利さ故の危うさ、そして一つの方法に固執しては本来の目的がズレてしまわないか、やり方はいろいろあっても良いのではないか、とソロモンは意思を明らかにする。それはマモンにとって「悪くない」提案であった。だからこそ真に魅力的な誘惑は「極めて危険なこと」だとしてマモンはソロモンとの戦闘による決着を望む。
- トップ同士の戦い、またマモンはメギド体を取らなかった為、両軍全面衝突とはならなかった。そして勝負の結果、ソロモンはマモンに膝をつかせた。マモンを倒せるこの状況に姿を現さない、つまりソロモンとフライナイツが手を組んでいないこと、そしてフォルネウスから提供された「ヴァイガルドのカトルス」の一部となったカソグサからの情報もあり、ようやくマモンの中で引っ掛かり続けていたノイズは解消される。こうして軍団メギド72との戦争は終結し、両軍はフライナイツの思惑を止める為に同盟関係を結ぶ。
(出典:83話)
- 既にフライナイツの手が伸びていた「魂の炉」を目の当たりにし、サタンからの進言もあり、マモンは魂の炉を破壊することを決心する。マモンは自身の命と引き換えに炉の破壊を行うつもりであった。魂の炉とはメギドが魂もろともキーとしなければ崩壊させられない装置だったのである。そこへインガセクトがインキュバスと共に現れる。マモンの意図を察していたインガセクトは、その役目を代わりに果たさせて欲しいと懇願する。それは慕う相手の為に命を輝かせたいというインガセクトのメギドとしての願いであった。その想いを果たさせてやって欲しいとインキュバスもマモンに頭を下げる。マモンはインガセクトの唇へ唇を当てるというヴィータの「真に親しい相手」にするといわれる行為をする。そして一人のメギドの意思を聞き届けた。
- <いつかオマエに一撃を食らわす 魂はオマエの奴隷じゃない それを、必ず思い知らせてやる>、マモンがカトルスへ放った宣戦布告をインガセクトに託し、自身は前へ進むことを決めた。マモンは第三計画エクソダスを完全に放棄した後、ソロモンと今後も共闘を続ける保証として召喚を受け入れる。
(出典:84話・END)
- メギドの塔での性能は戦闘が苦手、宝探しと効率が得意となっている。
戦闘が苦手なメギドは大罪同盟の中で彼女が初。
- 元副官だったサレオス曰く彼女は自身が動くより配下を効率的に動かく戦争を好むという。
もしかしたら彼女が指揮するにはメギド72の面々は個が強すぎるのかもしれない。
(出典:83話・1)
- メギド72に所属してからはインテリアに興味を持ち、家具を見繕ったり部屋のインテリア計画を趣味としている様子。
- マモン城もエレガントに仕立てられていたものの、こちらは全体が「砦」であることが前提だったため、アジトにて各メギドに与えられる「部屋」が自由に飾り立てて良い個室であることにカルチャーショックを覚えたのだとか。
- ウァサゴやヴィネ、マルバスなどヴィータとして上流階級な面々にインテリア知識を教授して貰っているとのこと。
(出典:5周年メギド質問箱)
- 元ネタは七つの大罪において『強欲』の罪を司る悪魔『マンモン』。
- その名は富を表し、金銀を採掘する術を人間に教えた悪魔とされる。また、名前の相似からアマイモンやアモンと関連があるのではないかとも言われている。
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真67:ルシファー †
- 【性能・キャラストーリー】
ルシファー
- 【キャラクター設定・小ネタ】
巨大なハンマーを携えた、生真面目で実直な少女。
メギド8魔星の1人で、追放刑を取り仕切る懲罰局の長。
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| | 詳細
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- 古き時代の「裁定者」。
社会の秩序を保つため、個のぶつかり合いを収め裁定を下す者。
- ベリアルとは知己で、共に軽口を叩き合ったり、下手な音楽を奏でて遊んだりととても友好的な関係を築いていた。
追放後の再会当初はヴィータの体で生きる苦しみの元凶として恨みを向けられることもあったが、なんだかんだで元のような交友関係に落ち着いた。
- ちなみにベリアル追放を画策・実行したのはルシファーではなくマモンのため、ベリアルからの恨みは完全にとばっちりである。
- 懲罰局を設立したのは、蛆に対抗するための戦力を追放刑によって異世界に確保しておくため。
世界と魂について造詣の深いマモンの提案を受け、表向きはメギドラルの秩序を維持するための組織としてベルゼブフ側の同盟にねじ込む形で設立された。
(出典:92話・5)
- 本来はルシファー抜きで7魔星だったところを、ルシファーが加入したことで現在の8魔星の形になった。
- メインストーリー初登場時点では、意思のない人形のような状態でガギゾンに連れられていた。
これは懲罰局の所持していたアンチャーターに魂を捕縛されていたため。
そのアンチャーターがルシファーの姿を模倣し、長らく懲罰局の長として振る舞っていた。
- 8魔星や裁定者と言う肩書らしからぬ、あざとさ全開の勝利ポーズはマルバスやベバルの仕込み。
- 遥か昔にプルトンに教わりヴィータ体の模倣はしていたものの、前述の捕縛期間もあってヴィータらしい立ち振る舞いと言うものを学ぶ機会がなかったため、ルシファーの側から教えを請うた形。
まだまだ笑顔などもぎこちないものの、その振る舞いはアンチャーターによる偽ルシファーの印象を払拭するのにも一役買っている模様。
- メギド72に所属した後も、アジトにて裁定者として活躍中。
夕食の決定や施設の使用順・仕事の優先度、インプのイタズラに対する罰則など様々な裁定に呼ばれる。
- ただし裁定のための分析情報から周囲が裁定を待たずに決定してしまうことや、裁定に不満があった場合に周囲が気遣って変更したりすることもあるようだ。
メギド72と言うものがそう言う軍団・集団である事は理解しつつも、裁定が絶対であった頃とは違う時代であることに寂しさも覚えるらしい。
(出典:【5周年】メギド質問箱)
- 立ち絵の横にいる黒い魂?のようなマスコットは9章4節の段階では謎の存在。
ストーリー面ではセリフなども存在せず他者から一切語られることもなく、またルシファーの戦闘中の3Dモデルにも存在していない。
- 質問箱にて明かされた。ルシファーが自身を無意識的に切り離したものであり、知覚・操作することはできないとのこと。オリアスのサンムーンに近いもののようだ。
- 元ネタは七つの大罪で傲慢を司り、堕天使の長とも言われる悪魔ルシファー。読みによってルシフェルとも。
ベリアル、サタンなどと並んで様々な作品に登場する有名な悪魔。
- 語源は「明けの明星」を表すラテン語で、「光をもたらすもの」「輝くもの」とも呼ばれる。
そのためファンタジー作品に登場する場合は悪魔・堕天使でありながらも、光の属性を持つことが多い。
- メギド72においても秩序を重んじる裁定者であることや、奥義で光球となりながら天高く昇っていく姿はこの辺りを踏襲していると思われる。
- 本人の性格は謙虚で思慮深く、傲慢とは程遠い。
裁定者として、他者を裁くと言う行為自体が傲慢と言う事なのだろうか。
- ちなみに他の7つの大罪に相当するメギドもなぞらえられているとは言い難いものも多い。むしろ正反対の位置付けをされている可能性もある。
- 教義や伝承にもよるが、サタンと同一の存在として語られることが多い。
ルシファーが堕天した姿がサタンであるとも。
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真68:ネルガル †
- 【性能・キャラストーリー】
ネルガル・ネルガル(バースト)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
ウルマフという小さなライオンを従え、機械の外装を身につけた少女。
「偉大な発明家」を自称し、フォトンを用いた技術を研究している科学者。
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| | 詳細
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- フォトンが豊富に存在するヴァイガルドを研究拠点とすべく単身ゲートを通じてやってきた純正メギド。
人里離れた山奥に研究所を構えている。
- マッドサイエンティストの気があり、やや一般的な常識や倫理に対して無頓着。
山に住む野生動物を捕えて機械化改造を施すなど危険な実験を行なっていたこともある。
(出典:イベント「悪夢を穿つ狩人の矢」)
- 自分の身体まで約80%も機械化しているらしく、ソロモンにも時々機械化を勧めている。
(出典:アジト会話)
- ただし悪意があったわけではなく、ヴァイガルドの倫理観を理解していなかったところも大きい。
ソロモン達の説得と交渉の結果、現在は無秩序な研究活動はしないようにしている。
(出典:イベント「悪夢を穿つ狩人の矢」)
- 復刻版では、改造したのは幻獣の死体のみ。機械の肉体の開発のために実験体として利用していたが、用済みで放逐した実験体が山の生物たちを脅かしていたことには気づいていなかった。それをソロモン一行から知らされた時は衝撃を受け、<ワタシノ過チダ> とし、本来自分がすべき実験体の処理をソロモン達が手伝ってくれることに感謝していた。オーマ討伐後も一人で残りの実験体の処理を続け最後の一体まで責任を持って破壊した。
(出典:イベント「悪夢を穿つ狩人の矢(修正版)」)
- イベント復刻時の修正に伴い、この辺りのネルガルの背景にも大幅に変更が入っている。(後述)
- ヴィータ体に代わる機械の体を作り出し普及させようとしたが、メギドラルでその考えは受け入れられなかった。そのためメギドラルを出てヴァイガルドへ移り研究を続けていた。
(出典:イベント「悪夢を穿つ狩人の矢(修正版)」)
- 本人曰く1934日活動しているとのことで、約5年前からヴァイガルドに居る。
- フォトン不足からヴィータ体で戦争を行うことが増え、本来相応しくない脆弱な肉体のまま死んでいくメギドたちの状況を憂いたネルガルはメギドの魂を収めるに相応しいもっと頑強な器が必要と考え、機械の身体の開発を始めた。
- 魂こそが個の核であるならばそれを覆う物は何でもよいはずであり、それならば生存にフォトンを必要とせず再生も可能な機械の身体が最適だと考えた。しかしこれはメギドの「理念」に反するとされ否定されてしまう。
その不合理な回答に納得はできず、愚かな行いを繰り返すメギドたちをやがて冷めた目で見るようになり、メギドラルを見限った。
肝心の目的を失いながらもネルガルは研究を止めることはせず、ヴァイガルドで研究を続け、自らが発明した技術の利用価値を見出そうとしていた。
- モーゼスとイチゴウという二匹の猫を可愛がっていた。
動物を飼う、可愛がるという概念は理解していなかったが、食事を与え保護し怪我も治すなどきちんと世話をしており、猫からも懐かれていた。
- モーゼスはつけていた首輪に記された名前を引き継いだ猫。
脚を怪我で欠損していたためネルガルが義足を開発し取り付けている。
- イチゴウは山に拠点を作った時、最初に遭遇したヴァイガルドの野生動物だったためそう命名された。
- イチゴウは既に死んでしまっており、ネルガルは無自覚ながらこのことに心を痛めていた。
そして自分の研究で生物を全て機械化させることで「死」の概念をなくし、安定した世界でイチゴウを蘇生しようと思うに至り、それが新たな「目的」となった。
- 「死を克服」するという思想だが、機械化すれば新たな命は生まれず、それは停滞でしかなく未来がないとガープに喝破される。またレラジェから死んだ者の魂は大地に還り戻って来ず、死体を蘇生させてもそれはもうイチゴウではないと諭される。
イチゴウの死を受け入れたネルガルはレラジェに教わり、イチゴウを土の中に埋葬した。
- 方法に問題こそあったが、機械の肉体を作ろうとするのも命や「個」をネルガルなりに尊く思うからこそであることが様々な描写から窺える。
- ヴァイガルドにやってきた際上空に開いていたゲートから落下し、その様子を偶然目撃したヴィータの少女ステラに、物語に登場する「星人(ほしびと)」だと誤解されてしまった。
- その後しばらくは彼女に匿われ協力を受けながら研究を進めていたが、最終的に自分よりもヴィータの友達が必要だと判断して彼女のもとを離れた。
- 今でもその存在は「怪獣から子供達を救った星人」として語り継がれている。
(出典:ネルガルのキャラストーリー)
- 余談だが、ステラのもとにいた期間は87日間。
(出典:イベント「悪夢を穿つ狩人の矢(修正版)」)
- ステラが危ないと知って自分から助けに向かい、あえて正体を明かさず「星人」を名乗って友達との仲を取り持つなど、根は義理堅く善良。
(出典:ネルガルのキャラストーリー)
- 召喚後は武器屋で働いている。店主曰く「ギルド」の紹介で雇った模様。
(出典:マルチネのキャラストーリー)
- 基本的には客の無茶な注文に対応したオーダーメイド品の作成を担当している。
開発品の中には、フォカロルの武器を参考に開発した自動回転鋸…いわば量産型フェイタルブレードとでもいうべきものもある。
(出典:マルチネのキャラストーリー)
- フォカロルの武器(エクス・マキナ)そのものについても破損に伴い修繕に協力している。
(出典:フォカロルRのキャラストーリー)
- なお、ネルガルの技術力はヴァイガルドの一般的なそれとは比べ物にならないほど高度なため、彼女の発明品の流通は適度な量に管理される必要がある。
その管理役としてバフォメットが名乗りを上げていたため、この武器屋もバフォメットの村にある可能性はある。
(出典:イベント「悪夢を穿つ狩人の矢(修正版)」)
- 抑揚のない機械的な口調で話すが、実は機械っぽいキャラ付けでやっているだけであり普通に話すこともできる。
ボイスでもそれらが混在している。
- 自分でやっている割に聞き取りづらくないか気にしているようで、時折普通に喋ったほうがいいかと聞いてきたりする。
(出典:アジト会話、クエスト内会話)
- じゃあ何故そんなことをしているのかと言うと、
ヴィータ体を精巧に模倣しすぎたせいで機械化したことを理解してもらえないためらしい。
完全な機械の身体を実現できていないため「不完全な部分は模倣によって補完する」という考えらしい。
なお、ネルガルは感情が外部に現れてしまうことを「不完全」と捉えている。
(出典:イベント「悪夢を穿つ狩人の矢」および修正版)
- <やはりこの喋り方は疲れる… たまには普通に喋るか>というボイスつきの台詞が追加された。
(出典:アジト台詞)
- 軍団加入後も研究を進めており、リジェネレイトにまつわるエピソードでは顔・体型・筋肉の全データを模倣したメカソロモン・マスター2を披露。
発声機能こそない物の、肉体は強靭で真メギドの強行停止をものともせず動き回る、攻撃も受け止める、と暴走機関車とでも呼ぶべき強靭性を発揮していた。
一方で「電源スイッチを切ろうとする行動を攻撃とみなして抵抗する」など、判断や融通の面ではまだまだ。
- 結局このメカソロモンを止めるために、ソロモンに再召喚<アップグレード>を依頼する。
それは先の戦いで取り扱った、「弾丸を生成・発射する能力」であった。
(出典:ネルガルBのキャラストーリー、イベント「復讐の悪魔と怨讐の魔人」)
- 食には関心が薄く、栄養さえ摂れればいいというスタンス。エナジーフードで十分らしい。
(出典:イベント「師の想い、弟子の想い」)
- メギド体は大口を開けた異形のライオン。どことなく太陽を連想させるような姿をしている。
- 奥義使用時はまるでスーパーロボットのようなド派手な変形合体シークエンスが挟まる。曰く「科学の真骨頂」。
奥義名も「グランドコンバイン」と何処かで聞いたような響き。
ピックアップ時の「超電磁妖精」という肩書きと合わせると、某アニソンの帝王のV!V!V!という声が聞こえてきそうである。
- 元ネタはメソポタミア神話の神の一柱であるネルガル。太陽神として扱われ、ライオンの姿で描かれる点がメギド体のデザインモチーフとなっている。
- メギド側に置かれているのはキリスト教から見て異教の神にあたるからか、あるいは冥府の王・疫病と戦争の神などやや「祟り神」的な扱いをされているからか。
- 名前繋がりのみのネタではあるが、アニメ「機動戦艦ナデシコ」には「ネルガル」という企業グループが登場する。
ツインテールの小柄な少女という外見、「超電磁妖精」というピックアップ時の肩書き、勝利モーションでの演出等、ゲーム内でのネルガルには同アニメの人気キャラ「ホシノ・ルリ」を意識しているようなキャラ付けもいくつか散見される。
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真69:バールゼフォン †
- 【性能・キャラストーリー】
バールゼフォン・バールゼフォン(カウンター)
- 【キャラクター設定・小ネタ】
描いた絵を実体化させる能力を持つ、江戸っ子口調の画家メギド。
自由を愛する風来坊だが、義理人情に厚い一面も。
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| | 詳細
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- 絵画の追求を志してヴァイガルドに渡り長く滞在したことで、芸術に被れた罪でマグナ・レギオの懲罰局により捕らえられていた。
- そこで出会ったサタナイルらと芸術を志す同志たち「アルテ・アウローラ」を結成する。
(出典:サタナイルのキャラストーリー)
- サタナイルの進言もあって同志たちが徐々に牢を出る中一人拘束され続けた。
のちにヒュトギンの交渉によってヴァイガルドへ密偵として赴くという形で解放される。
(出典:イベント「その交渉は平和のために」)
- バールゼフォンはこれに恩を感じており、ヒュトギンを「ダチ」だと思っている。
ヴァイガルドに来てからもヒュトギンの立場が危うくなることを案じて逃亡することなく任務にあたっていた。
- 実際のところバールゼフォンらが牢に入れられた原因は芸術ではなく「ヴァイガルドに渡ったこと」であるらしい。
ヒュトギンによると、問題のある技術である骸体を使ってヴァイガルドに赴くことは、マグナ・レギオの統制を失わせ、ハルマゲドンのための戦力を減らす結果につながるとして禁じられていたそうだ。
サタナイルたちは上層部の命令でやったに過ぎないためすぐに釈放されたが、バールゼフォンはどの軍団にも所属しておらず、禁忌とされる骸体の技術を広めようとする何者かとの関与が疑われていたために長らく釈放されなかった。
(出典:バールゼフォンのキャラストーリー)
- バールゼフォンに骸体を教えたのはベルフェゴールである。
芸術を求めヴァイガルドに行きたがっていたバールゼフォンの動向を危うく思ったベルフェゴールが、リスク付きの方法を使わせることでヴァイガルドへ行きたいという欲求を満たさせつつ彼の無茶な行動を制限する目的で採用した。
(出典:ベルフェゴールのキャラストーリー)
- その口調から来る印象に違わず、義理人情に厚い性格。
- 自分をヴァイガルドへ送り出してくれたベルフェゴールを師匠と呼び、懲罰局に追われる自分から遠ざけ巻き込まれないようにしようとしたり、自分を救い出したヒュトギンに恩義と友情を抱き任務のために死のうとした彼を案じて行動したりなどしている。
(出典:ベルフェゴールのキャラストーリー、イベント「その交渉は平和のために」)
- もっとも、この口調は生まれついてのものではなく、ヴァイガルドの辺境を旅した際に影響されて身についたもの。
(出典:ベルフェゴールのキャラストーリー)
- メギドラルにおいて芸術は罪だが、バールゼフォンの絵画に価値を見出す者はいる。
ヒュトギンの上官であったマラコーダはバールゼフォンに自らのメギド体を描かせ、飾っていた。
(出典:イベント「その交渉は平和のために」)
- ヴァイガルドで5年ほど、ヴァイガルドの地図を書き起こしマグナ・レギオへ送る密偵活動を続けていた。
そんな中個人的に趣味で描いていたメギドラル風の前衛絵画が一部のヴィータに注目されてしまい、トーア公国の公主アイゼンの目に留まってお抱えにされてしまう。
- バルゼィというヴィータ風の偽名を名乗っていたが、トーア公から上級市民の称号を与えられたせいで「バルゼィ・フォン・トーア」とかえって本名に近い名前になってしまった。
- ヒュトギンの思惑通りにトーア公国の問題が片付いた後は、晴れて密偵も卒業しヴァイガルドで自由を謳歌する生活に戻っていった。
- 典型的な芸術家肌であり、自分を攻撃したブネに向かってスケッチしたいからもう一度メギド体に変身してくれなどと迫った。
- あまりの勢いにウェパルからは「新たなタイプの変態がきた」と言われてしまっている。
(出典:イベント「その交渉は平和のために」)
- ソロモンに召喚された後、アスモデウスのメギド体を描いてみたいと本人に頼み込んだ。
実力を計るためにまずヴィータ体を描くことになったが、アスモデウスからの壮絶なダメ出しの嵐を受け、最終的に出来上がったのは黒い渦のようななにかであった。
(出典:バールゼフォンのキャラストーリー)
- 物を食べているダゴンを描くため、アミーに料理を作らせそれを与えるものの食べずに寸止めすることを要求した。あげくに途中で現れたシャックスの偽物に惹かれダゴンをほっぽり出してそちらを描こうとし始める。我慢させられて苦痛に呻くダゴンを見て思わず同情したアミーから悪魔と呼ばれている。
(出典:イベント「ソロモン王と悪魔の鏡」)
- 絵を実体化させるには、フォトンと「特殊な顔料」が必要になる。
「顔料が足りないから採取を手伝って欲しい」という旨のアジト出迎え台詞もあり、自力で調達・作成している模様。
(出典:イベント「その交渉は平和のために」)
- 壁画(=遺物)に取り込まれた仲間を助けるべくルキフゲスから画家としての仕事を頼まれる。当初は「バルゼィ」としての仕事のつもりであったが、ソロモン達も巻き込む幻獣との戦いへと発展する。
壁画からヴィータ、そしてシャミハザを助け出す為には、先に幻獣に彩色し取り出す必要があった。
更に壁画の奥には凶悪な殺気を放つ幻獣が待ち構えていた。
(出典:イベント「奇妙な蒐集家ルキフゲス」)
- バールゼフォンは壁画に刻まれ緻密に描かれた「絵」に強く感銘を受ける。そして壁画に自分が色を塗る大仕事に憑りつかれたかのように打ち込む。一度は疲労で倒れかけるも、ジルベールの支えとルキフゲスが「対価」として差し出したフォトンの籠った遺物によって体力を回復させ、最後の仕上げを果たす。
ルキフゲスガイズのヴィータと仲間のシャミハザを助け出したバールゼフォンは、自身の中にも新たな境地が目覚めたことを感じリジェネレイトの兆候を発するが、その後疲労から眠り果ててしまう。
- 壁画の彩色という大仕事を遂げたバールゼフォンは、その圧倒的な創作物に取り組んだせいで、その後何を描いてもうまく描けないスランプに陥ってしまう。
サタナイルの助言を受け、気分転換に街に繰り出すも気持ちの晴れないバールゼフォンは全盲の女性パルマとうっかりぶつかってしまう。更に不運にも彼女が歩く為に必要な杖を折ってしまう。
パルマを家まで送り届けるバールゼフォンは杖を弁償しようとする。
(出典:バールゼフォン(カウンター)のキャラストーリー)
- パルマの両親は既に他界しており、彼女は残された遺産を少しずつ切り崩して1人慎ましく暮らしていた。パルマの身の上を聞き、バールゼフォンは画家として多少は得ている稼ぎで金銭面の援助も申し出るのだが断られてしまう。しかし、パルマは一つだけお願いがあると、バールゼフォンの顔を触らせて欲しいと言う。生まれつき目が見えない彼女にとって両親以外の人がどのような顔をしているのか興味があったのだ。
バールゼフォンは自身の顔に手で触れるパルマがちゃんとこちらを「見て」いること実感する。そして、あるものをパルマに贈ることを決めた。
- アジトに戻ってきたバールゼフォンは、パルマが「見る」ことのできる絵を描こうとする。
意欲は戻ってきたものの、いいアイデアが浮かばないバールゼフォンの元にニスロクが食事を持ってくる。
ニスロクの料理は凝っており、食べる順番で山や海の香りまで味わえるものだった。それを食べていたバールゼフォンはある手法を閃いた。
- パルマの元へ再び訪れるバールゼフォンは、彼女に「絵」を「見せる」。それは、凹凸の波や本物の木々や動物の毛で描かれた作品であり、触感に優れたパルマが「見る」ことのできる絵であった。言葉でしか知らなかった海や森や動物をパルマは肌で感じ、感動する。
更にバールゼフォンは杖の弁償代わりにと彼女に粘土を贈る。陶芸品であれば目が見えないパルマでも手で触れて形を作れる。独創的な作品なら芸術かぶれは飛びつくはず、ダメもとだがうまくいけばパルマが出歩かずとも仕事を見つけられるかもしれない。
なぜここまでしてくれるのかと問いかけるパルマにバールゼフォンは、目の見えない彼女に伝えられる絵を描けたことが自信を失いかけていた自分にとっても成長のきっかけになったという感謝を伝える。
- パルマに感謝を伝えたバールゼフォンはリジェネレイトの光に包まれた。次会うときはパルマの作品を見せてくれ、そう言い残すとバールゼフォンは姿を消す。
ソロモンに召喚されたバールゼフォンは気分も晴れやかにリジェネレイトを果たした。
- 地獄の辞典のバールゼフォンは地獄の歩哨・衛兵の指揮官で、奴隷の逃亡を防ぐ力があり、エジプトで信仰されていたとされている。
他の神々の彫像が天使に破壊された時、バールゼフォンの彫像だけが破壊されず残ったとされており、芸術関連になったのはこの彫像の逸話からか。
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真70:アスラフィル †
- 【性能・キャラストーリー】
アスラフィル
- 【キャラクター設定・小ネタ】
多数の楽器を同時に操る天才音楽家。
口下手のため音を鳴らして感情を伝える癖がある。
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| | 詳細
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- かつて音楽に被れた罪でサタナイルの隣の独房に囚われていた「アルテ・アウローラ」の一員。
サタナイルの進言によりその後牢から出された。
(出典:サタナイルのキャラストーリー)
- ヴァイガルドにやってきていたアスラフィルは「蒼の組曲」事件を経てサタナイルと「初対面」を果たす。
実はそれ以前にも、サタナイルの任務においてニアミスを起こしていた。
(出典:アスラフィルのキャラストーリー、イベント「忌まわしき「蒼の組曲」」)
- 一人楽しく演奏していたところ巡回楽団の団長カナデルに発見され、行くあてがないなら是非うちに来てくれとスカウトされる。
名を聞かれた際、流暢に話すことが苦手なアスラフィルが「アスラ…」まで言ったところでそれが名前だと勘違いされてしまい、楽団の仲間からは「アスラ」と呼ばれることになった。
(出典:アスラフィルのキャラストーリー、イベント「忌まわしき「蒼の組曲」」)
- 複数の楽器を同時に演奏するため、手が数本あるようだと言われている。
グシオンからも「本来なら口が3つ、手が7つ必要な動き」と言われており、アスラ=阿修羅(3つの顔と複数の腕を持つ仏教の守護神)ともかかっているかもしれない。
(出典:イベント「忌まわしき「蒼の組曲」」)
- 天才的な音楽の才能を有している。
- その才能はサタナイルが自ら楽器を扱うことを諦め、負けず嫌いの天才・グシオンも負けを認めるほど。
(出典:サタナイルのキャラストーリー、イベント「忌まわしき「蒼の組曲」」)
- ギターをメインに演奏するがそれだけではなく、背中に背負った太鼓やトランペットなど複数の楽器を連動させて同時に演奏する常人離れした技術を持っている。
超絶技巧の曲も難なく弾きこなすが、周囲のレベルに合わせて演奏することもできる。
- ただしハープに関しては「そんなに上手くない」と言っている。
(出典:イベント「忌まわしき「蒼の組曲」」)
- 作編曲も可能。即興もこなす。
人を死に至らしめる幻覚を見せる程のおぞましい曲「蒼の組曲」を「楽しい曲」に編曲している。
(編曲されたものが覚醒スキルで演奏する「#青の組曲」になっている)
- 口下手のため言葉で話すよりも音を出して感情を伝えることを好む。
- 話す時は途切れ途切れ、かつゆっくり言葉を選んで話す。
- 寝息も「すぴー♪」とまるで節がついたようになる。
(出典:イベント「忌まわしき「蒼の組曲」」)
- ヴァイガルドに渡って楽団に拾われてから、聞き手の事を考えた音楽表現を学ぶ。
メギドラルでは学びえなかった新しい音楽の知見を得たこの時のアスラフィルは、非常にハイテンションな様子を見せた。
(出典:アスラフィルのキャラストーリー)
- 近づく幻獣の足音を離れた位置からでも察知できるほどに「音」には敏感。
また音楽を介して感情を伝える癖ゆえに、「噓しか口にできない」ロキの本心も正しく読み取っている。
(出典:イベント「忌まわしき「蒼の組曲」」「この言葉、君に届け」)
- 反転した言葉ではあるが、ロキはよっぽど素直にアスラフィルを褒める為か、彼から「お前の演奏最低だぜ」などと言われるととても嬉しそうに笑う。
「むふ、むふふ…」と笑い方は少し独特。
(出典:イベント「この言葉、君に届け」)
- 懲罰局から釈放後は、その巧みな音楽が人の心を操れるのではないかと考えたある軍団長によってヴァイガルドへ送り込まれることとなる。そこでお目付け役のメギド シオハオと出会った。
(出典:アスラフィルのキャラストーリー)
- 言葉巧みなシオハオと、無口で考えを全く口に出さないアスラフィルは水と油のような関係で、当初はシオハオもアスラフィルのことを邪険に思っていた。
- しかし、無口で不器用なアスラフィルは「アスラ」としてカナデル団長や楽団のヴィータ達、そして演奏を聴くヴィータ達の心を掴んでいく。シオハオはアスラのマネージャーとしてヴィータ達を観察する中で、自分には理解不能な感性によってアスラがヴィータ達と交流を持つことを危惧していたが、次第にアスラフィルの直向きな音楽への姿勢を好意的に見るようになっていく。
- 特殊な指揮術で幻獣を操り辺境の村からフォトンを回収していたメギド(正体は互いに知らなかったがサタナイルである)が訪れていた村に近づいた際には、アスラフィルが音を鳴らし幻獣達を追い払った。それは完全なメギドラルの作戦への背任行為であった。シオハオはアスラフィルが任務中に死亡した扱いとして、それを報告するべく彼女の前から姿を消した。
- その後もアスラフィルは戻らぬシオハオを今も待ち続けている。行く先々で演奏で音を鳴らしていれば、いつか彼女が帰ってくることを信じて。
- 天才的な音楽の才能を持つ反面、言葉の扱いは壊滅的であり本人も口に出すよりは音で伝えようとすることが多い。
- そのせいか他者とトラブルになってしまうことも多く、言葉で他人同士を取り持つことのできるグシオンやシオハオのことは本心から凄いと思っている。
- 芸術的な感性から縁遠いシオハオに伝えたい「気持ち」を音で伝えられたことをきっかけに、音楽を「言葉」にして気持ちを伝えるという自分の手段に自信を持つようになる。
- シオハオのプロファイルによると、ヌボーっとしているようでも内面は承認欲求に飢えていて、とてもガツガツしている自分の欲望に忠実なメギドらしい人物と分析されていた。
(出典:アスラフィルのキャラストーリー)
- 元ネタはイスラム教における天使『イスラフィール』。
音楽の天使とされ、ラッパを吹いて終末を知らせる。また、非常に心優しい性格で、地獄で苦しむ罪人の姿を見て悲しむ彼(?)の涙が雨になったのだと言う。
- 『アスラフィル』という名は「地獄の辞典」に書かれている。こちらでは最後の審判でラッパを吹き全ての死者を目覚めさせる天使とされており、先述のイスラフィールが死の天使アズライールと混同されてこの名前になったと考えられる。
- それ故か堕天使という訳でもない天使を元ネタに持つにも拘らず、ハルマではなくメギドとして登場している。
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真71:アクィエル †
- 【性能・キャラストーリー】
アクィエル
- 【キャラクター設定・小ネタ】
大きな棺桶を背負った血色の悪い物静かな少年。
「友達」の存在を何よりも大切に思っており、献身的に尽くす。
+
| | 詳細
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- パエリ商会が仕切るとある街に近い森の中にある古城で暮らしていた少年。
記憶喪失で名前以外何も覚えておらず、自分を友達と呼んでくれるヴィータに盲信的に付き従っていた。
(出典:イベント「魔獅子と聖女と吸血鬼」)
- メギドラルでの戦争の最中あるメギドの策略(後述)にかかったことから長期間棺桶の中で眠り回復を待っていた。
目覚めて棺桶の外に出たアクィエルは空腹であり、居合わせた古城荒らしの盗賊を襲いかけたところ、盗賊が咄嗟に提案した「友達になる」という言葉に惹かれてしまう。
- 何も知らないアクィエルは「友達」の言うがままに行動し、友達が喜んでくれることに幸せを感じていた。しかし「友達」はアクィエルの化物じみた力を利用するだけ利用し最終的にその力を恐れて去っていった。
- そうして何人ものヴィータに裏切られ続けてなお友達を求め、イポスの傭兵団に恨みを持ったある男にも「友達」として利用されることとなる。多くのヴィータを手にかけてしまったもののアクィエル一人の責任ではないと考えたソロモンは棺桶ごとアクィエルをアジトへ引き取り、融合してしまっている混成体から引き剥がして召喚するためしばらく棺桶で寝かせることを決めた。
- かつては強力な力を持った凶暴なメギドであり、敵味方の区別なく全てを殲滅していくことから「殲血のアクィエル」と呼ばれていた。
(出典:イベント「魔獅子と聖女と吸血鬼」、アクィエルのキャラストーリー)
- そんなアクィエルに挑んだのが「鉄塞のイオド」と呼ばれていたメギドだった。
二人の実力は伯仲しており、決着がつかないまま幾度となく殺し合いに興じた。
- そこへアザトというメギドが二人に近づいた。アザトは特製の棺桶「レナトゥス」にメギドや幻獣を入れ魂を混ぜ合わせる研究を行なっており、強い力を持つ二人をも取り込もうとした。
二人はアザトを撃破したもののアクィエルが混成体に侵食されてしまい、イオドはフォトンを貯め込んでいるレナトゥスにアクィエルを入れ眠らせることで回復させようとした。
400年眠り続けた果てにアクィエルは目を覚ますが、全ての記憶を失い人格も様変わりしていた。
- アクィエルとイオドはいわば好敵手のような間柄であり、友達という概念のなかったかつてのメギドラルにおいてイオドはある意味一番アクィエルの「友」に近い相手だったのかもしれない。
- 決着をつけるという悲願を成すためイオドは棺桶の隙間からアクィエルに語りかけ、メギドの記憶を取り戻させようとした。しかしアクィエルはその話を気に入ったものの自分のことだとは認識できなかった。
それどころか、イオドの言葉に従って自分に暴力を振るう「友達」に反撃したことで彼が去ってしまったことを恨み、アクィエルはイオドの言葉に二度と耳を貸さなくなってしまった。
(出典:アクィエルのキャラストーリー)
- アクィエルは語りかけてくる「棺桶くん」が話に出てくるイオドだとは知らぬまま、対話を絶ってしまった。
- アクィエルは友達を<隣で肩を並べ合う者><対等でいられる唯一の存在>と考えている。
その意味でも背中に背負っていたイオドはまさに最初の友と呼べる相手だった。しかしそれは既に、永遠に失われてしまっている。
- メギドラルで戦っていた時イオドに対して対等であることを求め、名前を尋ねていた。ソロモンの問いかけをきっかけに当時のことを少し思い出したアクィエルはイオドを<僕の「友達」>と表現している。
- 棺桶(レナトゥス)はメギドラルから破棄されてどういう経緯かヴァイガルドに流れ着き古城に放置されていた。
- 自我を取り戻し棺桶から出てきたアクィエルは「自分は棺桶から生まれた」と思っている。
- 棺桶は「大切な物が入っている気がして、どうしても置いていけない」とのことで最初から持ち歩いている。
(出典:アクィエルのキャラストーリー1話)
- 友達のことは「○○くん」と呼ぶ。
- リヴァイアサンのことはおかーさんという自称を名前と誤認してしまったのか「おかーさんくん」などと呼んでいた。
(出典:イベント「ソロモン王と悪魔の鏡」)
- 食事は生き血を好み、むしろ普通の食べ物は受け付けない、とまさに吸血鬼。
- 調理された肉を口にしたところ不味く感じて吐いてしまっている。
(出典:アクィエルのキャラストーリー)
- 400年前の時点から凍結されていたようなものなので、おそらくメギド時代の食性そのままなのだと思われる。
- ヴィータとして生活していくには問題があるため、アジトに来てからは普通の食料を口にできるよう訓練中の模様。ただし血をかけたり混ぜたりしてようやく……といったところらしい。
(出典:アジト台詞)
- 噛む力を強くする方法として、ベリアルが食べている噛み菓子が有効ではないかとアンドラスは睨んでいる。
(出典:イベント「生と死と、それぞれの個と」)
- 現在の仕事は「森の守護者」。二人目の「トモダチ」であるイェーガーから狩りを教わっていた経験を活かしたものだろうか。森林保護官のようなものと思われる。
後のイベントで雇い主がウァプラであることが判明、ウァプラの領内の森で幻獣討伐等を行っている模様。
(出典:アジト台詞、イベント「ソロモン王と幻獣図鑑」)
- 元ネタは1496年に出版されたヘプタメロン(Heptameron)に記述のある天使アクィエル(Aquiel)。ヘプタメロンとはラテン語で7日の書を意味する。この題名の通りに1週間の7日のそれぞれの日を司る天使を召喚するグリモア(魔導書)である。
- 天使アクィエルはこの7日のうち「日曜日」を司る天使のうちの一人である。(日曜を司る天使ミカエルが支配する第4天のうち北を司る天使の一人)
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真72:ゲイボルグ †
- 【性能・キャラストーリー】
ゲイボルグ
- 【キャラクター設定・小ネタ】
槍の姿をしたメギド「ゲイボルグ」と、それを操る獣人型の幻獣「セタンタ」のコンビ。
口喧嘩こそ絶えないが、コンビネーションは抜群。
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| | 詳細
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- 武器の方がメギドとしての主体であり、槍を振るう幻獣の方はおまけという異例の組み合わせのメギド。セタンタの立ち位置はプロデューサーやカルコスのようなお供ポジションに近い。
- ゲイボルグは「アニマ・アルマ計画」によってメギド体を改造され、姿を変えられてしまったメギド。
- アニマ・アルマ計画とは、理術研究院にて行われていた研究の一つ。メギドや幻獣の力を武器として利用することを目的としていた。
(出典:イベント「獣たちの集う場所」)
- その結果生まれたのが「魂装武器(アニマ・アルマ)」。武器にメギドの魂を装填することで、既存の鉱物で作った武器以上の力を発揮することを期待されていた。
武器にはメギドの魂が定着しづらいという問題も、メギド体を改造し、メギド体の持ち主の魂を利用することで解決している。
- しかし、確固たる「個」がなければ武器に魂が定着しづらく、さりとて「個」が強すぎる武器は使い手にとっては扱いにくい。
結果としてメギドの魂入りの武器をメギドが使うよりもメギドが2人で戦った方が遥かに強いため、計画は早い段階で頓挫し、以降はヴィータの魂を使う「弐型」の研究に移行してしまった。
(出典:イベント「狩人よ、獣の前に跪け」)
- 改造の影響でメギド体やヴィータ体に変身することができなくなっている。武器の状態ではフォトンの操作もセタンタの腕を通さないとできない様子。
- デフォルメされたサメのような姿に変身することはできる。この姿では自律して動くことが可能で、地中を掘り進んで移動することもできる。
護界憲章が反応しないことから幻獣体に似た扱いのようだが…
- ちなみに水棲の魚ではなく、砂地生まれの砂魚。地中を泳ぐのは得意らしい。
(出典:イベント「狩人よ、獣の前に跪け」)
- 自身の使い手に対してはかなり口うるさく指摘する。プライドも高く自分の意見を曲げようとはしない。
- それを疎まれてか、十数年ほど理術研究員の倉庫に仕舞われていたが、倉庫の壁が破壊されたことで脱出した。
脱出時の「複製体」「メギド体が見えない」と言うセリフから察するに、西の理術研究院の壊滅事故のようだ。
(出典:サルガタナスのキャラストーリー、ゲイボルグのキャラストーリー)
- 当然のようにセタンタとも口論が尽きない。しかし戦闘時のコンビネーションは抜群のため、「喧嘩するほど仲がいい」と言うべきコンビだろう。
- セタンタは狼の獣人型の幻獣。言葉を理解する知能を持つことから蛹体(プーパ)に分類できる。
- 元はメギドラルの西端「野獣の森」で暮らしていた。
弓矢と猟犬による狩猟を行う軍団「ワイルド・ハント」に群れを皆殺しにされ、自身も死にかけるがゲイボルグによって一命を取り留める。
(出典:イベント「獣たちの集う場所」)
- ワイルド・ハントに襲われて槍が折れてしまい、武器を欲していたセタンタと、使い手を求めているゲイボルグの望みは合致。以降コンビを組むことになる。
- その後はヴァイガルドに向かったワイルド・ハントの足跡を辿ってヴァイガルドへ突入。近くの村で狼男として名が広まり、調査のために訪れたソロモン一行と出会う。
- 言葉は理解しているが難しい熟語や交渉などはわからないので、その際はゲイボルグに丸投げしている。
- 戦闘になるとメギド顔負けのスピードを発揮する。レラジェの矢も難なく回避してみせた。
<セタンタは、速い!攻撃、全部、無駄にする!>
(出典:イベント「獣たちの集う場所」)
- 一方で猪突猛進に突っ込んでしまう弱点もある。退き際という概念も理解していないようで、どんなに不利な状況でも自身が倒れるまで戦おうとする。
- ヴィータだが獣の匂いがするという理由で、オセには早い段階で心を許している。
- セタンタは幻獣のため、本来はソロモンの指輪で召喚することができない。
しかし、軍団「ワイルド・ハント」との戦いでゲイボルグとセタンタの魂に確固たる絆が生まれ、セタンタの召喚を可能にした。
- 時折召喚に失敗してゲイボルグだけが召喚されるケースもあり、完全とはいかない様子。
- サタナキアのハイドンやプロデューサー、カルコスにはそのような現象は見られない。これに関しては、自分の主に服従しているかが影響しているのではないかと考察されている。
(出典:イベント「獣たちの集う場所」)
- セタンタは武器であるゲイボルグに服従するのはおかしいという考えを持ち、実際に命令を聞かない場面も多い。
ただゲイボルグはゲイボルグで、幻獣だからという理由でセタンタの立場を低く扱っていることがある。
一部のプレイヤーからは、お互いの扱いを改善しない限り、召喚事故の再発は防げないだろうとの意見も出ている。
- 名前の元ネタはケルト神話の英雄であるクー・フーリンが扱う槍、ゲイ・ボルグと、クー・フーリンの幼名セタンタ。
- ゲイ・ボルグは海獣の骨から作られたとされている。変身した姿がサメに似ているのはこのためだろう。
- 幻獣の名前が幼名のセタンタなのは、今後成長する可能性もある、ということか。
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メイン、イベント、キャラストーリーに登場するNPCについて。
※50音順
※後日プレイアブル実装されたキャラは実装後項目を移動してください。
メギド(NPC) †[編集]
アッキピテル †[編集]
- 牙の内海を巡る戦いで中央の軍を指揮する軍団長であり、数百年を生きる古メギド。
+
| | 詳細
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- 追放前のバラムの軍団に所属していた元部下。
- メギド体となった時は凶暴な性質を露わにし、幻獣やメギドを喰らうことでその能力を得る。
副官の狡猾そうなメギドはそのことを知らなかったらしく、迂闊に近付いてゴリゴリと捕食された。
- 名前の由来はラテン語のaccipiter(鷹)。
原典におけるバラムが拳に鷹を止まらせているとの記述が元ネタと思われる。
- 実際ラテン語で書かれている悪魔の偽王国では該当箇所にaccipiter(accipitrem)が用いられている。
- ちなみにaccipiterの語源としてはaccipio,-ere(取る、奪う)
に由来する(すなわち捕食者であることを示している)との説がある。*1
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アドラメレク †[編集]
- ハルマゲドン推進派の上位メギド。ソロモンたちの敵として立ちはだかった。
+
| | 詳細
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- 作戦展開が得意なメギドであり、これまでメギドラルから数々の作戦を実行してきたが、失脚してヴァイガルドの侵攻部隊を率いることになった。
- 54話ではアンチャーターを囮にソロモン一行と戦闘可能なメギドを誘導し、ガラ空きになったアジトで待機していた非戦闘要員の女や子供のメギド達を狙ってアジトを襲撃。
移動ポータルを破壊した上で指輪が使えないままの彼らをなぶりものにするというあまりにも衝撃的な戦略を展開してプレイヤー達を恐怖に陥れた。
- しかし指輪なしでも力を行使できる一部の純正メギドがアジトを防衛していたため、待機していたメギドほぼ全員を戦闘不能に追い込み重篤なダメージを与えるも間一髪のところで逃げられ殺害には失敗。その後コラフ・ラメルに戦場を移して激しい攻防を繰り広げ、指輪の使えないソロモン側のメギドを相手に終始優位に戦局を運ぶも、コラフ・ラメルを全てのメギドの中立地点であるとし休暇に来ていたサルガタナスの妨害に遭い一時撤退する。
- サルガタナスの妨害の入らないコラフ・ラメルの外で部下と共に包囲していたところ、単身アムドゥスキアスが現れて掴みかかられる。力の使えない子供相手と油断した瞬間、アムドゥスキアスがソロモンを呼んで彼女と共にソロモンの前に「召喚」されてしまう。
- 初対面のソロモンに戦闘が不得手であるために搦め手の作戦を展開せざるを得なかった弱みを看破され、逆上して単身ソロモンに挑みかかるも撃破された。
(出典:54,55,56話)
- ソロモンの手の届かないところで暴れまわるという凶悪なキャラクター性からプレイヤーからの嫌われっぷりもすさまじく、「アドなんとかさん」などフルネームで呼ばれないことが多い。
- その反面、作戦展開を得意とする割には「拠点としての重要度がペルペトゥムに劣るアジトを狙い」、しかも「非戦闘員メギドを標的とした」点について、戦略的に非合理であると指摘するプレイヤーも少なからず存在した。
結局、理不尽で理解不可能な暴力を振るっただけで終わるかと思われたのだが……
+
| | その真相(6章3節ネタバレ)
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- アジト襲撃のみならず逃げられたことすらも実はアドラメレクの作戦の内であった。
彼の作戦の真髄は、逃走した追放メギド達と王都の中で「ヴィータ体のまま」交戦・目撃されることで、追放メギドは化け物であるとの認識をヴィータ達に植え付けることにより、メギド72を迫害される存在へと追いやることにあったのである。
- 本来の作戦では適当なところで切り上げて撤退する予定であったが、上述の通りアムドゥスキアスの機転によって副官と分断させられ戦死した。しかし、彼の副官がヴィータ体のまま追放メギド達に袋叩きにされて死亡する様子が子供に目撃されたことによって、結果としてアドラメレクの「呪い」は首尾よくメギド達を、そしてソロモンを蝕むことになる。
- 結果的にはシバの迅速な対応、バルバトスの語り、グリマルキンの陰ながらの奮闘、そしてソロモンの「碑」としての覚悟が相俟って、むしろヴァイガルドが一丸となる契機とはなったものの、対応が遅れていればメギド72はヴァイガルドの敵であるとの認識が撤回不可能になりかねなかっただけに、元とはいえ上位メギドとしての格が、死後において示される形となった。
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- なお、アンドラスを追放したのも彼。そしてジズの一件の絵図を描いたのも彼である。
- アンドラスは「何人かの追放メギドは俺と同じなんじゃないかな 「ヤバそうなの」を送り込んでハルマを挑発したかったみたいだから」と発言しており、
アドラメレクもアンドラスを「「役に立たなかった」うちの一匹」と呼んでいることから、他にも彼によって追放されたメギドがいる。
(出典:56話・2)
事実、アンドラスと同年齢(18歳)である追放メギドには、
・「凶暴かつ残虐なメギドだった」「同じメギドを食事の対象とする「メギド喰らい」」ロノウェ、
・「メギドラルでも屈指の乱暴者だったメギド」「かつては狂犬のごとく、敵にも味方にも噛みついていた」ラウム、
・「言葉で他者を操り、メギドラルを二分する騒動を起こしたメギド」「ヴァイガルドをさらなる混乱に陥れることを期待され追放された」デカラビア、
と(元)ヤバそうなメギドが勢揃い。親友は含まれない
またレラジェとフェニックスも18歳である。
- ただし、コラフ・ラメルに居合わせていたラウムはアドラメレクに対して何の反応も示していない。
- 8章3節では、危険なメギドが同時期に追放されている理由の1つが明かされた。
(出典:80話・2、3)
+
| | 8章3節ネタバレ
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- 「メギド喰らい」だった頃のロノウェは、単独行動を行なっていた「上位メギド」を喰らうために襲いかかったが、護衛のレラジェに追い込まれ、懲罰局に送られた。
ロノウェは「上位メギド」を喰らうことこそ失敗したが、瀕死だった「上位メギド」はアンドラスによってバラバラに解剖され殺害された。そのため、護衛の役目を果たせなかったとしてレラジェも追放されている。
「上位メギド」本来の役割は暴れていたラウムの鎮圧であり、彼もメギド喰らいの共犯を疑われて追放されている。
- やがて追放されたメギドが巡り合い、ヴァイガルドで争うことでハルマの介入を促し、ハルマゲドンのきっかけを作ることがアドラメレクの目論見だったとアンドラスは推測している。
また、「上位メギド」をロノウェに襲わせる作戦をアンドラスにリークしたのはアドラメレクである。
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- ウェパル(ラッシュ)専用のEXオーブになっている。詳細な性能はこちらを参照。
装備することで最大HPが上昇しダメージ吸収能力を得て、技はアタック・スキルを強化しつつ攻撃力を上昇するという強力なもの。
- <この幻獣体は、とあるメギドから回収されたメギド体をベースに開発された>という。
女性的なフォルムと人魚を思わせるパーツ、技名の「ローレライスコア」、そしてウェパルの専用オーブとなっていることから、ウェパルのメギド体を材料としているのだろう。
(出典:メギドの日2019カウントダウン 6月9日(アドラメレク))
- ボスとしての強さはかなり貧弱で、アドラメレク本人からも「出来損ないの改造体」と言われてしまうほどのスペックの低さなので作成時に何かしらの問題があったのかもしれない。
(出典:57話・1)
- かつてウェパルのメギド体は、実験失敗の際にサルガタナスによって徹底的に破壊されたあと魂のランタンの材料となったはずである。
残骸からランタンの材料分を抜き取った更なる残骸から作られたのだろうか。
(出典:ウェパルのキャラストーリー14話、49話・END、サルガタナスのキャラストーリー4話)
- サルガタナスは実験失敗を口実として研究成果を取り上げられており、魂のランタンも理術研究院に保管されていたことからウェパルのメギド体の残骸も接収されていた可能性がある。
(出典:サルガタナスのキャラストーリー1話、4話)
- 原典を辿ると、サマリアの太陽神。子供を生贄に捧げる儀式があったとされる。*2
- 異教の神の常として、悪魔としても扱われる。プランシーの「地獄の辞典」では人間の体にラバの頭と脚に加え、孔雀の羽を持つ姿で描かれている。
地獄の上院議長・地獄の宰相・サタンの洋服係などの肩書を持ち、「呪い」に長けるという記述がある。
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アリオク †[編集]
- 今は稼働を停止している東の理術研究院の元長。
コシチェイの陰謀によりその座を追われ、現在は行方不明。
(出典:イベント「この手にかつての栄光を」 、アガシオンのキャラストーリー)
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| | 詳細
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- 女性のヴィータ体を持つ研究者メギド。
アガシオンとアンドレアルフスの元上司にあたる。
(出典:イベント「この手にかつての栄光を」)
- イベントにおいてはその存在を言及されるにとどまったが、アガシオンのキャラストーリーにてシルエットが登場。
黒塗りで詳細は分からないが、2021年5月現在では固有のグラフィックと思われる。
(出典:アガシオンのキャラストーリー)
- 過去に研究していた古き災厄の魔女がヴァイガルドに逃亡していた件の責任を糾弾され、マグナ・レギオから更迭の指示が出される。
結果、東の理術研究院は実質廃院されてしまった。
(出典:イベント「この手にかつての栄光を」 、アガシオンのキャラストーリー)
- アリオク自身は魔女の処遇については確実に処分されたと報告を受けていた。
また、糾弾するにはあまりにも過去のことであるため、何者かの意思によるものではないかとアガシオンと共に推測している。
- 実際にアリオクの更迭はコシチェイの策略によるものだと本人から語られている。
- 地位剥奪後に当時から北の理術研究院の長であったコシチェイから接触があり、同行を要求される。
(出典:アガシオンのキャラストーリー)
- アリオクは自分の処遇を決めることができるのはマグナ・レギオだけだと言い、これを拒否。
問答の末戦闘に突入し、その過程で右腕を失う。
- これは右腕を捕らえて自爆しようとしたコシチェイから離れるため、自ら切断した結果。
- 油断している相手の隙を見逃さずすぐさま近寄り攻撃する、幻獣やコシチェイの自爆をいち早く察するなど、研究者メギドにしては珍しく戦闘にも長けている。
というよりはガギゾンやコシチェイが一際ヴィータ体の身体能力が低いだけかもしれない。
- アガシオンの抵抗により逃走には成功するが、その後の行方は不明となっている。
(出典:イベント「この手にかつての栄光を」 、アガシオンのキャラストーリー)
- アガシオンは簡単に死ぬような人物ではないと評し、現在も生存していることを信じているようだ。
- 綺麗好きらしく、かつてのアガシオンがアンドレアルフスに逃げ出した実験体を処理する時は現場をなるべく汚さないように注意していた。
(出典:イベント「この手にかつての栄光を」)
- 名前の由来は「地獄の辞典」などに名前の見られる復讐の悪魔アリオクから。
地位を追われ自身の体の一部や部下を失った彼女が今後「復讐」のために登場する可能性は大いにあり得る。
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アリキノ †[編集]
- サタナイルの元部下。
サタナイルに憧れ、彼女と同じように幻獣を操る技術を身につけた。
(出典:イベント「キミに捧げし大地のソナタ」)
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| | 詳細
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- 力の弱いメギドだったが、サタナイルに部下として拾われたことで彼女に強い憧れを抱く。
ヴィータを殺さず、音楽を愛するという彼女の思想にも賛同し付き従っていた。
- 死んでもその場にフォトンがあれば蘇ることができるという不死能力の持ち主だった。
別の下級メギドにケンカの末殺害された際にこの能力に気づき、サタナイルの理想の限界を悟ると同時に己の能力に対する慢心が生まれてしまう。
- この能力の存在についてはベルフェゴールが噂として吹聴しており、バールゼフォンも知っていた。
(出典:イベント「暴走少女と一つ目幻獣の島・修正版」、サタナイルのキャラストーリー)
- ソロモンたちと接触したことを期に本性を現しサタナイルに反逆、敗北する。
蘇ろうとしたがフォトンは使い果たしており、そのまま死亡した。
- 戦闘中はサタナイルを踏み台にのし上がるようなことを言っていたが、死に際には「サタナイルさま」と呟きを残す。
また、音楽についても手段として完全に割り切っているような事を言いつつも、「情緒」を理解しているような発言も見られた。
戦争が全ての、よくいるメギドというだけではない複雑な内面を感じさせる退場となった。
- 本心では終始サタナイルを敬愛しており、全ての行動がサタナイルのためだったのでは?という考察もある。
- 状況的にサタナイルは処刑手前。
アリキノが「成り上がる踏み台にする」ことでサタナイルの責任での失敗ではない形に持ち込める
造反が失敗してもサタナイルはソロモン一行への心象が良い状態でメギドラルの作戦を失敗できる
勝っても負けてもアリキノはサタナイルを守れる形の造反だったのかもしれない。
- 名前の由来はマレブランケの一人アリキノ。
アルレッキーノに由来するといわれ、ラッシュオーブのアルルカンとも語源を同じくするが特に関係はないと思われる。
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- 鉄塞のイオドと呼ばれたメギドラルの旧い実力者。
アクィエルのかつての好敵手。
(出典:イベント「魔獅子と聖女と吸血鬼」)
+
| | 詳細
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- 虫型幻獣*3のシルエットで固有グラフィックは無し。
自称、「いずれ議席を得る」と息巻いていたが、実際議席持ちだったアイムが名前を把握するほどの為、思い上がりというわけでもない。
- アクィエルの好敵手ではあるが、彼もカウンタースタイルな描写(鉄壁・正確な反撃・鈍重など)があるため、もしデータが存在したならアクィエルと千日手の関係だったかもしれない。
- クトゥルフ神話において「妖蛆の秘密」或いは「イオドの書」で語られる存在。
「魂を狩る追跡者」と言われ、狩りにあった者は肉体の生命力を奪われるも、意識だけは生かされ続け、おのれの死体に意識だけ封じ込まれた状態になる。
- そんな元ネタと違って自身がメギド体を奪われ意識だけを混成体に封じられる役回りとなってしまった。
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エウリノーム †[編集]
- メギド8魔星の一人にしてフライナイツの団長を務めるメギド。
右目に眼帯をつけた屈強な肉体のヴィータ体を持つ。
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| | 詳細
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- 母なる白き妖蛆に仕え、意思を受けてメギドを消す者イレーザーの一人。
(出典:84話・END)
- 彼女の先兵たるフライナイツの団長でもあり、団員の勧誘や確保、他のイレーザーへの指示、新戦術の試験など積極的に行動している。
(出典:85話、90話・2、91話、プルソンBのキャラストーリーなど)
- 初めてメインストーリーに彼の正式な名前が出たのはカソグサとフォルネウスの会話内にて。
(出典:79話・5)
- それ以前からシャックスのキャラストーリー内でおそらく彼を表したあだ名であろう「ノムノム」という名前が登場したり、名前こそ明かされなかったがフライナイツの団長としてモブシルエットの状態でプルソンのキャラストーリーで登場したりしている。
(出典:シャックスのキャラストーリー、プルソンのキャラストーリー)
- 8章最後には成り損ないと化したホーコックに対して恭しく接し、その後イレーザー補充のためメギド72に接触する旨を近場にいたバールベリトに伝えている。
(出典:84話・END)
- この時のシルエットはプルソンのキャラストーリーと同じくモブのもの。
2021年11月29日時点で差し替えは行われていない。
- 9章1節にてついにその姿を現す。
マモンの意思を探りつつアムドゥスキアスの引き抜きや記憶の有無を確かめるためソロモン達と相対する。
(出典:85話・3)
- 突然の登場と専用グラフィックを引っ提げて来たことから多くのプレイヤーに衝撃を与えた。
- アムドゥスキアスに記憶がないことを確認すると、ソロモン達がわざとセンチュート戦争に参戦するようケーダシンの幻獣軍団と交戦するように仕向けた。
これはセンチュート戦争の範囲から逃げつつ拒絶区画に向かうにはアムドゥスキアスが発生した場所を通る必要があり、それによって彼女がメギドの記憶を取り戻し半身と融合するよう誘導することが目的。
(出典:87話・5)
- 彼の目論見通りアムドゥスキアスはイレーザーとして覚醒し、半身を受け入れた。
(出典:87話・END)
- 軍団を壊滅させるまでは予測していなかったようだが、彼女自身に意思があることを面白いといい、その判断力と攻撃性も含めフライナイツに相応しいと評した。
(出典:90話・2)
- 実はケーダシンの叛意を事前にウェスから聞いており、メギド72と争わせたのは彼の粛清も兼ねていたことが後に判明した。
(出典:91話・END)
- アムドゥスキアスを追放した張本人。
これは彼女に足りない意思をヴィータに転生させることで補おうとしたため。詳しくはアムドゥスキアスの項目を参照。
(出典:85話・5)
- 転生は必ずしも成功するわけではないため失敗のリスクはあったが、元々拾い物であり処分するよりはマシくらいの気持ちだったようだ。
- プルソンの追放にも深く関わっている。
フォトン解放区で戦争に明け暮れ楽しむプルソンを古き良き時代のメギドと称し、王になることを望む彼にフライナイツでは誰もが王であると述べ入団試験を待つように言った。
しかしプルソンは入団試験に落ちてしまい、妖蛆の指示により彼を追放することとなる。
(出典:プルソンBのキャラストーリー)
- プルソンに話しかけた際、試験を受けることができた時点でほぼ合格と言っていたものの、いざ落ちた際には覚えがないととぼけている。
- 元々プルソンに興味を持ったのは彼がこの時行っていた作戦を邪魔したことがきっかけ。
元々はまつろわぬ者を扇動し不可侵軍団である子育て旅団を潰すつもりだったが失敗したためエウリノーム達が自ら手を下すことになった。
この作戦によってシナナインとマセタンをイレーザーとして確保している。
- 自信家なところがあり自らの誘いが断られるという可能性を考えていない。
そのため想定と異なる答えが返ってくると大きなショックを受ける。
(出典:85話・4、プルソンBのキャラストーリー)
- ヴィータの文化に造詣が深いマモンには適性があると考えており、自分たちの側に引き込みたいと考えている。
砲撃戦中にこのまま死なすのは惜しいという発言も。
(出典:91話・4)
- マモンやソロモンからエクソダスや魂の炉の一件を問われた際はのらりくらりと追及を躱し、プルソンやアムドゥスキアスに甘言を用いて引き込もうとする一方、状況が変われば前言を撤回しとぼけるなど権謀術数に長ける描写が多く見受けられる。
また二重三重に策を練ったり自身の痕跡を残さず作戦を遂行するなど策略にも長ける。
(出典:85話・3、87話・6、91話・END、プルソンBのキャラストーリーなど)
- 一方で作戦に関係のない自身の感情や考えを言葉にするのは苦手らしく、プルソンに心情を吐露した際はかなり曖昧な言葉を用い、アムドゥスキアスに対する感情が保護欲や心配であることを部下から指摘され初めて気が付いていた。
バールベリトからも口下手と言われており、本人も考えを言葉にまとめるのが苦手という自覚はあるようだ。
(出典:86話・6、90話・3、91話・4,END)
- 昔と印象が異なるらしい。
かつては忠実かつ冷徹に行動を実行していたが現在は寄り道を楽しんでいる節があり、ヴィータらしさがあるという。
(出典:91話・冒頭)
- フライナイツ自体は思想の独創性を否定し個を押し殺して大いなる目的に殉じることを良しとしているが、エウリノーム自身は強い個を持つものを尊重し敬意を払う様子を見せている。
プルソンの強い精神を賞賛し自らの意思を貫いたアムドゥスキアスを喜ばしく思うところからもそれは伺える。
(出典:84話・6、90話・END)
- これは妖蛆の影響下にない本来のエウリノームの個に由来するのではないかとブネは推測している。
エウリノーム自身もいつ頃からか解放感を抱いていることに気付いている様子。
(出典:93話・END)
- 自らの作戦に対応してくるメギド72のことを敵として気に入っており、彼らとの戦争を議論に白熱するかのようと評していることから、拮抗した実力で戦うことに喜びを見出すことが彼の個なのかもしれない。
(出典:91話・1,4)
- この際「目をやられてそれでも強敵に勝たねばならんというギリギリの戦いを思い出す」と言っている。
右目の眼帯に関係しているのだろうか。
- マモンですら彼のメギド体を見たことがないという。
彼のメギド体を知る者がいないのは交戦相手が生き残っていないためであろうとブネは推測している。
(出典:87話・1)
- 8魔星が結成された頃はメギド体でいることが当たり前の時代であり、ヴィータ体はほとんど普及していない時代だった。
それにも関わらず結成当初から同盟に参加しているマモンが知らないことから、昔からヴィータ体を取っていたと思われる。
(出典:92話)
- 元ネタはギリシアの女神エウリュノメーがキリスト教において悪魔に貶められた存在エウリノームから。
地獄の辞典によると死の君主を務める上位の悪魔だという。
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ガギゾン †[編集]
- フライナイツの戦術メギド研究隊に所属し、様々なメギドの改造実験を行なっている研究者。
ベルゼブフに心酔しており、忠誠を誓っている。
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- メギドがヴァイガルドへ行ってもヴィータ体なら問題ないことを偶然知り、自分の野心のためそれを秘匿した上で改造メギドを持ち込む実験などをしていた。
(出典:イベント「上書きされた忠義」)
- 2章終盤の護界憲章襲撃作戦(フォトンバースト作戦)に関わっており、それが失敗に終わったため立場が苦しくなっている。
(出典:イベント「上書きされた忠義」)
- 最終的にメギド体には劣るが護界憲章をパスして力を使うことができる幻獣体を発明。
ヴァイガルドに侵攻することが可能になったことを高く評価された。
これを用いて元ハルマゲドン派で失脚したメギドたちが大量にヴァイガルドへ侵略を仕掛けてくることとなる。
(出典:6章1節)
- ガギゾンの研究は秘密裏に行われており、隠蔽工作なども駆使しているため詳細を知る者は少ない。
- しかし幻獣化のレシピを公開して名を上げたり、裁判にかけられていたりと何かと本人の動きが派手。
- メギドラルから侵略に来た純正メギドたちに一撃を加えたプルフラスが「文句なら(こっそり研究して自分に改造を施した)ガギゾンあたりに言ってくれないか」と言ったところ彼らもすぐにピンと来ていた。当然の如き悪名高さに、ブニとプルフラスは「あいつ悪いやつだなぁ」としみじみ呟いている。
(出典:60話・2)
- マモンからは「まだ坊やなんだから」と言われてしまっているため、若いメギドであると思われる。
(出典:イベント「見習い女王と筋肉の悪魔」)
- もっとも、マモンはベリアル現役時代から生きる大メギドであるため大概のメギドが若く見えるというところはあるかもしれない。
- 様々な悪行を働き軍団メギド72内にも遺恨を残すメンバーが複数居る中、悪魔の時計・真に名前が記載されていたことがあり、将来的に仲間入りする可能性も高い。
いったいどんな経緯でどんな顔をして召喚されることになるのだろうか……。
- 担当声優は間接的な被害者であるジルベールと同じである。
- 元ネタであるガギゾンは「アベラメリン(アブラメリン)の魔道書」第2書19章において語られるオリアクス配下の低級魔。元はヘブライ神話の疫病神だったとも。
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カソグサ †[編集]
- マルバスのメギドラル時代の友人。
(出典:マルバス(ラッシュ)のキャラストーリー)
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| | 詳細
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- 学者メギド。かつて傭兵としてマグナ・レギオの陣営に参戦するも学者肌なメギドということもあり簡単に追い込まれてしまった
……ところにマルバスが助けに入り、以後友人関係を築く。
- 「メギドがヴィータの文化を模倣しすぎている」という点に疑問を持ち、仮説だけで妖蛆の存在の影に気づいた頭脳派。それが元で追放刑に処される。
- ガギゾンのメギド逃亡幇助疑惑を問う裁判で、フライナイツが「懲罰局」に追放を依頼したメギドとして挙げられた5人の中に、カソグサの名前も存在した。
(出典:イベント「二つの魂を宿した少年」)
- 追放メギドとしてカソグサもヴァイガルドに転生しているはずだが、同じく転生したマルバスはそれから彼女に一度も会えておらず、痕跡もまったく見つからないため、何らかの理由ですでに存在していないのではないかと考えているようだ。
- 転生には成功しており、追放メギドとしてヴァイガルドに生まれていた。メギドラルを憎んでいたがそのうちヴァイガルドを愛するようになり、ヴァイガルドを守るために「盾の団」を結成。ハルマゲドンを止めることを目的とするようになる。
メギドの力を取り戻すためにソロモン王を探していたが、街を襲いに来た幻獣の大群を追い返すためにその命を散らした。
そしてその死を看取ったことでアイムはソロモン王への協力を決意する。
(出典:アイムRのキャラストーリー)
- マルバスがハルマを目指すきっかけとなった人物。
- 誰もに共通する価値観である「強さ」こそ美と考えているため、
メギドの戦士たちを無双の強さで圧倒したマルバスを「美しい」と言い切った。
そんなカソグサから見ても美しいらしいというハルマに、マルバスは憧れを持つことになる。
- のちにヴァイガルドの集合意識体に存在する追放メギドの意識の代表者として、第三計画エクソダスを始めとするメギドラルの情報を語った。
<何年も前に死んだ>と語っているため、カソグサの死から十年も経ってはいないと思われる。
(出典:79話・4〜6)
- 余談だがカソグサの名前の由来はおそらくクトゥルフ神話。
冒涜的外見をして美しいと言い切るそのメンタルにふさわしい出典な気がしなくもない。
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カルカとブリナ †[編集]
- 「対話派」に属していたメギド。その非戦思想により粛清された。
(出典:ヒュトギンのキャラストーリー)
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| | 詳細
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- ダンタリオン、ヒュトギンと同じく対話派でハルマゲドンを否定する思想を持っていた。
- ブリナは戦争を完全に拒否。カルカは最低限の義務は果たしていたというが、二人ともハルマゲドンを推し進めるマグナ・レギオにより処刑される運びとなった。
- 名前の由来はマレブランケの一人カルカブリーナ。
由来の都合上項目はひとまとめになっているが二人一組という訳ではなく別々のメギド。
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ガンコナー †[編集]
- 軍団に属しない傭兵である「渡り」として生きる強豪メギド。
フォトン枯渇を避けるためヴィータ体での戦闘を広めようと尽力していたが、志半ばで闇討ちにより倒れた。
(出典:イベント「師の想い、弟子の想い」)
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| | 詳細
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- リャナンシィの師父にして、フルフルに「美味しい」という言葉を教えた最初の人。フルフルが追放刑になるよう手を回してくれた恩人でもある。
- フォトン枯渇を憂い、ヴィータ体での戦闘術を広める活動に勤しんでいたが受け入れられず、発言力のために更なる力を求めて寄生虫幻獣パラジスに手を出してしまい、力は高まったが引き換えに余命幾許もない身となる。
- 彼がこの活動を始めたのはおよそ108年前であり、かなりの先見の明の持ち主であったと言える。
戦闘術のみならず、フルフルとのエピソードが示すように古参のメギドながら「味」を理解でき、メギドがヴィータ体を常用することでメギド体同士では困難な「『五感』という概念の共有」ができることに有意義さを見出すなど、ヴィータ体の扱いという点では総じて先進的なメギドだった。
- 元々は参謀タイプだったらしく、理念を広めるためには自ら実践するほかないという都合から武闘派に転身した模様。
- 最期はアマゼロトとの一騎打ちにより敗北。当初は優勢に立っていたものの肉体が限界を迎えてしまい、事情をアマゼロトに伝えたうえで、ただ殺すだけなど御免と言うアマゼロトの意思を汲んで最後の力を振り絞って戦い敗れた。
- 名前の由来はアイルランドの、若い男に化けて女性をたぶらかす妖精ガンコナー。一見ダジャレネームに見えるがそうではない。
ガンコナーに心を奪われた女性は彼を忘れられず、やがて恋に焦がれて死ぬという。
同じ異性をたぶらかす妖精だが、リャナンシイとは違い芸術の才などのギフトはくれない模様。
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コシチェイ †[編集]
- 北の理術研究院の長を務める、研究者メギド。
自分以外の全てを見下しており、倫理観と人望がない。
(出典:イベント「守りたいのは、その笑顔」「暴走少女と呪いのシナズ島」「この手にかつての栄光を」)
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| | 詳細
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- 言葉遣いは丁寧だが、その態度は慇懃無礼。
自分以外の存在は愚かで、研究する価値があるかないか程度でしか見ておらず、部下も研究や薬の実験台にする。
- 他者を見下している反動なのか自分を馬鹿にされると極度に反応し、激情して言葉や態度が非常に荒くなる二面性を持つ。
- 頭に血が上ると判断力が落ちる、と本人も自分の短所だとは自覚しているようだ。
- このような人物なので当然、とにかく部下からの人望がなく、それを本人も自覚している。
もちろん本人は気にしていない。曰く「脳みそが小さじ1杯程度しかないやつに好かれてもしょうがない」とのこと。
(出典:イベント「暴走少女と呪いのシナズ島」、メギドミー賞ベストエネミーコシチェイ詳細)
- いかにもなマッドサイエンティストの彼だが、「実験目的はヴァイガルド侵略」、「メギドラル流に力づくで」、「勝者に敬意を表する」など、根幹はメギドらしい部分が見られる。
- 自身の予測を越えた相手に対し侮った事を詫びたり、操作が複雑な「栄光の手」を用ていたダイダロスをたしかに天才と称したりというように、他者の実力を認める度量は持ち合わせている。
最も、あくまで自身はそれ以上であるという考えは変わらないため態度を改めることはないのだが。
- 幻獣の核を別の幻獣に移す、「骸体」を用いた魂の移送による擬似的な不死性、脳に寄生するカビの研究を転用して巨大な龍型幻獣の骨を動かして暴れさせるなど、研究者としては優秀なことが伺える。
- 知能を持ち自我を持つプーパをただの幻獣に戻す薬品も彼が開発したもの。
プーパに悩まされる軍団は多いらしく、好評とのこと。
(イベント「守りたいのは、その笑顔」)
- ダイダロスの残した「栄光の手」を即座に使いこなしたりもした。
天才と自称するだけの実力はある。
(イベント「この手にかつての栄光を」)
- 反面、ヴィータ体での運動能力はからっきし。
本人も自覚しているらしく走るのは苦手と言っている。
- 戦闘能力も特筆すべきものはないようだが、いかなる原理か異様に生存能力が高い。
改造メギド体で倒されても複数回にわたって逃げ延び、幻獣を自爆させると共に姿が消えて別の場所に現れるといった不可解な技も使う。
- 過去の事には拘らない性格。
大事なのは今であり研究者たる者、常に未来を見据えて生きていかなければならないという。
(出典:イベント「暴走少女と呪いのシナズ島」「この手にかつての栄光を」)
- なお、当の本人は後先考えずに部下を動く屍に変えた結果人員不足になっている。
全く未来を見据えることができていない……
- 彼にとって「実験」とは「どうなるか」という疑問の答えを求める行為であり、それ行うこと自体に意味があるもの。そしてその答えの積み重ねが新たな発見の礎になるといういう。
例えその内容がどうでもいいものであっても決して「無意味」ではない。
(アガシオンのキャラストーリー)
- 戦うことしか能がないバカどもに限って「意味」を求めたがるともいっている。
ようは何かの目的を実現するために実験をするのではなく、気の赴くままに行った実験の結果から新たな技術が生まれるということか。
- 実際にジェノサイド・フォーと命がリンクしている幻獣は思い付きで作ったもの。
あまり意味はなかったようだが彼らが任務に失敗したことを知らせる役割を担った。
(出典:イベント「守りたいのは、その笑顔」)
- 技術は日進月歩、常に絶え間なく進化と変化を続けているという発言も。
実験や研究に関することにはある意味真摯に打ち込んでいる。実験というもの自体が彼の個に大きく関わるものなのであろう。
(出典:イベント「暴走少女と呪いのシナズ島」)
- 実験目的以外では基本的に他者に対して執着などはしないが、アリオクに対してのみは並々ならぬ敵意を持っている。
(出典:イベント「この手にかつての栄光を」、アガシオンのキャラストーリー)
- アリオクのことを目障りだったといい、名前を出されることすら気に食わない。
- 彼女を失墜させたのも彼の策略。
地位さえ奪えば戦争で決着をつけるつもりだったらしい。
- ネフィリムも彼の実験対象。常軌を逸した巨大さの秘密を解明できれば、護界憲章に抵触しない巨大なヴィータ体でヴァイガルドを蹂躙できると考え、眠り薬を用いて捕らえたが拘束を破壊されて逃亡。
それを追っての一悶着でソロモンと邂逅することになる。
最終的に倒され死亡したと思われたが逃げ延びており、その後はウンガン島で発見した寄生カビの研究・実験に励んでいたが、成果である「シナズ」の被害が島の外に出てしまったことに端を発してソロモン一行が島を訪れ、再び鉢合わせることとなった。
(出典:イベント「守りたいのは、その笑顔」「暴走少女と呪いのシナズ島」)
- ウンガン島では部下に変装したオレイをその言動から偽物であると見破った。他者の事を気にも留めていないとはいえ観察はしているらしい。
なお見破った決定打は「衛兵メギドは“さすがコシチェイ様”なんて言わない」という人望の無さがよく分かるものだった。
- ダイダロスの遺した道具「栄光の手」を巡って三度ソロモン達と邂逅することとなる。
(出典:イベント「この手にかつての栄光を」)
- 前回のウンガン島で衛兵メギドがカビによってシナズ化していることに目を付けた結果、部下全員をシナズにしてしまい人手不足に陥る。
マグナ・レギオからも追加人員を回してもらえず、仕方がなく彼は実験台として利用していたアガシオンに「栄光の手」の回収を命じることとなった。
- シナズ化しているメギドは幻獣の脳が移植されており簡単な命令は聞くらしい。
とはいえ複雑な命令を理解することはできず、任務を与えたアガシオンも思い通りの結果を出せなかったことから自分がもう一人欲しいとぼやいていた。
- アガシオンの応援要請に応えヴァイガルドに訪れた結果、ソロモン達と戦闘になる。
今回は幻獣体を用いずに「栄光の手」を操作して戦った。
- 巨大化したネフィリムに踏みつぶされたが、カビを移植した幻獣の体を器としてまたもや生き延びる。
「栄光の手」は失ったもののその理論は掴んだらしく、自身ならばより優れたものを生み出せるという自信を持ちながらメギドラルへと戻った。
- この際はスプリガン系の幻獣の体を器としているが、動きが鈍くいつまで器にできるか分からないと言っているためおそらくメギドラルに帰還後はいつものヴィータ体に戻ったと思われる。
- 名前の由来はスラヴ神話に出てくる、老人の悪人。
厳重に保管された針の先に魂を移しているため肉体を普通に殺しても死ぬことはなく、「不死身のコシチェイ」と言う二つ名を持つ。
前述のしぶとさもこれが由来になっているのだろう。
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- 二大メギドと目されるメギドラルの大物。
ヴィータ体としては黒いロックスタイルの装束に金髪金眼の青年の姿をとっている。
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| | 詳細
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- ベルゼブフと共に大罪同盟を裏切ってメギド8魔星を立ち上げたメギド。
(出典:48話・4)
- 配下たちを黒い犬の姿に偽装してヴァイガルドに潜入させ、諜報活動にあてている。
5章で登場した黒い犬はソロモンの周囲に出没し、言葉巧みに一行を誘導した。
- メフィストとインキュバスはかつてサタンの配下であり、ヴァイガルドに潜入していたことがあり、その際も黒い犬の姿をとっていた。
(出典:イベント「ソロモン誘拐事件・逃走編」2話・END、カスピエルCのキャラストーリー)
- 自分自身も黒い犬のボディを持ち、過去ヴァイガルドに自ら潜入して活動可能なことを確かめていた。
(出典:イベント「ダムロックと4人の不死者」)
- 自らヴァイガルドにまで赴いたことについては〈ベルのため、オマエらのため、この世界のため…身体張ってこその8魔星〉と語る。
- 「ベル」はおそらくベルゼブフのことを指すと思われる。
- 黒い犬達からは慕われているらしく、今はマモンの配下であるイヌーンもサタンへの敬愛は変わらないと言う。
曰く、<8魔星いち、メギドができている>という。(出典:ウトゥックのキャラストーリー)
- 現在はメギドラルのソロモン王を連れている。役割は専ら精神が不安定で激昂しやすいソロモン王のブレーキ役。
(出典:81話・END)
- 議会に出席したメギドの顔を全て覚えている。メギド72と遭遇した際は、メギド1人1人に挨拶して回った。
- しかし、アムドゥスキアスだけは初対面らしい。
(出典:83話・1)
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ザミエル †[編集]
- かつてバロールと共にヴァイガルドへ遺物回収へ訪れたメギドの一人。
時を経て、自身の野心から再びヴァイガルドを訪れトーア公国のシュタール公暗殺を画策する。
(出典:イベント「トーア公国御前試合」)
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| | 詳細
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- 過去にバロールと数名のメギドで遺物の回収を目的にヴァイガルドのトーア公国近隣を訪れる。
帰還の際に複数のメギドでバロールに不意打ちし負傷させた後、遺物で呼び寄せた幻獣を襲わせヴァイガルドに置き去りにした。
- その後、メギドラルへ帰還したバロールが自身を陥れたメギド達にケジメをつけさせて回る中で、最後まで尻尾をつかませることなく行方をくらませていた模様。
- チリアットの仇打ちから「ソロモン王」を探していたバロールにケジメのことを忘れる代わりに、自身の作戦に参加することでヴァイガルドへの同行を約束、言葉巧みにバロールの協力を取り付ける。
- 謀略に長けたメギドで、自らの策でメギドラルで成り上がろうとする野心家でもある。
反面、他者を駒のようにしか見ておらず作戦協力者のバロールに関してもいずれは消すつもりだった。
- ヴァイガルドに再び訪れた際にトーア公国で失脚したアイゼンを解放し、自身の思惑のため手を組む。
その思惑とはシュタールを暗殺し、アイゼンを再びトーア公の地位に戻すこと。
そして、王都との戦乱を起こしヴィータを介したメギドとハルマの代理戦争を引き起こすというもの。
- 他者を見下してはいるものの、「自分の願望に合わせて裏の筋書きを作っていく、結論が先で理屈が後」とヴィータの民たちの心理や、トーア公国が二分する危うさを見抜いていた。
- しかし、アイゼンもまた別の思惑があり、このトーア公国を陥れる作戦はザミエルの思い描いたものとは違う結末を迎える。
- フォトンを弾丸のように変質させて撃ち出す能力を有しており、長距離からの狙撃を可能としている。
その狙撃能力は本物で、妨害工作を目的とした弾丸を戦闘中とはいえストラスの脚に当てるほど。
バロールがシュタール公暗殺を仕損じた際の奥の手として牢獄塔の屋根から狙撃を企てていた。
- ほとんど痕跡も残さない威力から殺傷能力を持つ威力まで調節が可能な反面、威力の高い弾丸の生成には時間がかかるようで、ヒュトギンに居場所を突き止められた際には弾丸の再生成まで時間を稼ぐ必要に迫られていた。
- 近距離戦闘がどれほど得意かは不明だが、ヒュトギンに詰め寄られた際にも弾丸に頼った反撃を行おうとしていた。
しかし、護衛のために同行していたオレイの意識外からの一撃によりその野望を散らせた。
- フォトンを弾丸に変えることで非力な者でも高い攻撃力を得られるという能力は、ヒュトギンに新たなる力を得るヒントとなった。
- 元ネタは戯曲「魔弾の射手」に登場する悪魔の名前。
魔弾を作り出し、7発中6発は射手の思いのままの場所に当てることができるが、最後の1発は悪魔ザミエルが望むものを撃ち貫く。
- 作中でもフォトンによる弾丸を生成、ザミエル自身がその弾丸のことを「魔弾」と呼称していた。
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ザリチェ †[編集]
- 軍団に属さぬ医者「渡り医者」と呼ばれ、噂通りの確かな腕を持つメギド。
(出典:ユフィール(カウンター)のキャラストーリー)
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| | 詳細
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- 特定の軍団に属しておらず、各地を転々としている医者のメギド。
- 当時、才能を燻ぶらせていたユフィールに自身の助手をさせ、ヴィータ体(人体)への理解を促すことでユフィールに効率的な治療術を教え、医者として成長させた。
- その正体はメギド8魔星にして現メギドラル最強と名高いベルゼブフの侍医の一人。
侍医ではなく渡り医者と名乗り、そうメギド達に認識させることで「ベルゼブフの容態が悪い」という事実を隠匿している。
- ユフィールの才能を見抜き、ベルゼブフの侍医に勧誘するも容態の改善には繋がらず、結果としてザリチェ(とユフィール)は侍医の任を解かれ、ヴィータの身体を研究するチームへ配属された。
- ユフィールが逃亡した際に追手として追跡、説得後に力ずくで阻止しようとするも敗北。最期に、ベルゼブフと再会したら「医者」として救うように託し、亡くなった。
- 元ネタはゾロアスター教に登場する悪神ダエーワの「ザリチェ」あるいは「ザリチュ」とされる。ヴェンディダードの大魔王の一柱とされ、名前は「渇き」を意味する。植物を枯らし、毒の草を蔓延させ人々を苦しめるという。キャラスト内で毒を得意とするのはこれが由来か。
- 余談だが、同キャラストに出てくるドゥルジもこの悪神ダエーワでヴェンディダードの大魔王とされている。
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シアエガ †[編集]
- (おそらく拒絶区画の)ある地方で領主を務めていた老メギド。
(出典:アリトンのキャラストーリー)
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| | 詳細
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- 非常に人徳の高い平和な人物であり、領民からの信頼も厚かった。
戦う力を持たない弱いメギドたちがヴィータ体のままで生きていけるように領主として彼らを守っていたらしい。
- アリトンは依頼を受け暗殺するために近づいたが、その人柄に感化され本格的に執事として仕えることになった。
- アリトンが仕えた時点ですでに高齢であり、寿命が目前だった。
アリトンに看取られ、穏やかに天寿を全うする。
- 名前はクトゥルフ神話に登場する旧支配者シアエガが元ネタと思われる。
- 設定は特に関係がない。
ただ、シアエガ亡き後「新しい領主=支配者」がやって来るため、「旧支配者」とは言える。
- なお、この新領主イゴールナクもクトゥルフ神話由来。
新領主だが実はシアエガに追い出される前に元々この土地を支配していた一族の末裔だと名乗っているため、こちらも「旧支配者」であった。
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シオハオ †[編集]
- アスラフィルの音楽を侵略の道具として使うための実験の監視、および促進の任を請け負ったメギド。
戦争に対して全くやる気を見せず、意思疎通すらまともに行うことができないアスラフィルの扱いに手を焼いている。
(出典:アスラフィルのキャラストーリー)
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| | 詳細
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- 他にも色々な任務を真面目にこなしてきたらしい、いわばエリートメギド。
- アスラフィル実験任務に際して、万が一の事態に対処するために幻獣体を与えられていた。
- 割と大きな失態を犯しても、上官メギドからの罰を謹慎で済ませられる程度。(本人は処罰房を覚悟していた)
- ヴィータ相手でも交渉や情報収集をそつなくこなし、アスラフィルを拾った楽団では「敏腕マネージャー」のポジションに収まって楽団員の信頼を得ていた。
- 最初こそアスラフィルの言動を全く理解できていなかったが、楽団で長く過ごすことでアスラフィルの『言葉』を含む音楽、そしてヴィータの持つ感情について少しずつ理解する。
- アスラフィルが街の人々の生活を守る為にフォトンを回収する幻獣を妨害、追い返してしまった為、彼女が裁かれる事を危惧したシオハオはアスラフィルは幻獣に襲われ死亡し任務は失敗したと虚偽の報告を行う為に人知れず楽団を去り、メギドラルに戻るのだった。
- 「師の想い、弟子の想い」の回想シーンにて再登場。
リャナンシィと同じ「子育て旅団」の出であったらしく、そのよしみで情報を提供した。
- 名前の出典はトランペットを指す中国語の「小号(シャオハオ)」だろうか。
神話由来でも、トンチキネームでもないメギドラル出身者は極めて珍しい。
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ストリガ †[編集]
- プルフラスとスコルベノトが所属していた軍団<ルクス・レギオ>の、元副軍団長にして現軍団長。
実力と人格を兼ね揃えた人物でメギドを見る目もあり、部下からの信頼も厚い。
(出典:イベント「復讐の白百合」、「カカオの森の黒い犬」、プルフラスのキャラストーリー)
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| | 詳細
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- <ルクス・レギオ>の軍団長が戦死した際、後釜として最有力候補となったのが当時副団長であったストリガ。
彼の就任に異を唱えたナンバー3のバイアンと決闘を行うことになるが、バイアンの策略により負傷したストリガが代理として指名したのは、軍団では落ちこぼれの扱いを受けていたプルフラスであった。
- システム的には「点穴」と呼ばれる才能をプルフラスが持っていたことを見抜いており、その才能を特訓によって引き出す助力も行った。
- その性質は「やればできる」「努力は応える」と言う若干熱血寄りのものであり、そもそも「やろうとしない」スコルベノトとは相性が悪かったようだ。
- 軍団員からは「メギドができている」と評されていたが、ヴィータにとっては悪魔同然であり、戦いこそが全てというメギドに対して「できている」とは一体…?と一部で話題になっていた。
(出典:プルフラスのキャラストーリー)
- 初出から一年半以上、イベント「カカオの森の黒い犬」にてまさかの再登場。
かつて自分を襲撃したメギドすら軍団に在籍させていたり、「個の尊重」をスコルベノトに説くなど、戦争社会メギドラルに適合したまさに「メギドができている」人物であった。
(出典:イベント:「カカオの森の黒い犬」)
- 先代以前の軍団長の功績なのか、ストリガ自身の功績なのかは不明だが議席持ちであるらしい。
(出典:イベント:「メギドラルの悲劇の騎士」)
- 出典はルーマニアの「深夜の悪霊」「死後の魔女」などと言われるストリガか。
深夜に叫び声を上げながら徘徊するとされる。
- 出典が「白百合」であることも含め、植物のストライガ(Striga)属の可能性も薄いながら残る。
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チリアット †[編集]
- 議席を持つ上位メギドの一人であり、べバルとアバラムの元上官。
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| | 詳細
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- 初登場は「見習い女王と筋肉の悪魔」冒頭、本編の数十年前の回想。議会にてダンタリオンやマラコーダに因縁をつける等苛立っている様子であったが、仲裁に入ったハックには格が違う、と手出しできず矛を収めた。
- 荒々しい態度をとりながらも格上には弱気になる、と議席持ちでこそあるがいかにも小物、といった印象を受ける場面だが、直後にハックの強さを知らずに喧嘩を売ったガギゾンが顔面に蹴りを貰い、フライナイツの威光も通じない事に恐怖し盛大に恥をかかされた為、引きどころを弁えているだけチリアットは聡明だったと言える。
- 戦功を上げ順当に上位へとのし上がったと思われる正統派の純正メギド。
血の気の多い若者といった風な態度ではあるが特に悪辣ということはなく、部下からも信頼されているようでメギドとしてはごく真っ当な人物。
- 戦争を挑んで勝たねばまともな戦功にならない、と熟睡していたソロモンたちを不意打ちすることなく見逃し、自分の目的だけを果たそうとする場面も。
手段を選ばない傾向にある最近のメギドラル情勢に反し、古くからあるメギドの価値観を持っている。
(出典:イベント「さらば哀しき獣たち」)
- 身内に引き入れた相手に対しては割と甘くなる性格らしい。
- それもあってべバルとアバラムはチリアットを「いいヤツ」と評していた。
- 懲罰房に捕らえられていたべバルとアバラムを引き取り配下に加えていた。
(出典:イベント「さらば哀しき獣たち」)
- メギドラルで毛嫌いされる二人の「音楽」にも一定の理解を示しており、ヴィータについての知識も持っていた。
このため二人はチリアットに恩義を感じ、彼の言うことにだけは従っていた。
- ヴァイガルドに残された兵器エリダヌスの一種、アンゲテナルを回収するためべバルとアバラムを派遣する。
しかし二人がいつまで経っても戻ってこないため、メギド体を封印して自らもヴァイガルドへ赴いた。
(出典:イベント「さらば哀しき獣たち」)
- 発見したアンゲテナルをメギドラルに持ち帰るため、アンゲテナルに乗り込んだところでやってきたソロモンたちと鉢合わせる。べバルとアバラムを率いて「戦争」を仕掛けたが破れ、アンゲテナルは暴走する。
- 後に引けないチリアットはべバルとアバラムが止める声には耳を貸さず、巻き込まれないよう離れてろとだけ伝えてソロモンたちに特攻する。
ソロモンたちは難を逃れて無事に済んだが、チリアットはアンゲテナルごと粉々に砕けて死亡した。
- リスクを負ってヴァイガルドに来たのは、オリエンスの軍団に奪われた領地を休戦季に入る前に取り戻そうと軍団の再構築を急いでいたため。
- この領地は元はマラコーダの所有地。
戦果を上げ議会での発言権を強めるハルマゲドン推進派のチリアットと急激に勢力を広げるオリエンスの両者を疎ましく思ったマラコーダとヒュトギンの策謀により、チリアットに領地を無償で与える条件としてオリエンスとの戦争をセッティングされていた。
チリアット自身も何か裏が有ると察しながらもこれを了承、戦争に入る。
- 当初は銃で武装した「新世代」のオリエンスの軍団に遅れを取るも速やかに対応し互角となり、長期的には備えの差で優位に立てる状況に持ち込んだものの、参謀であるグンシーがオリエンスに敗れ、寝返った事をきっかけとして敗戦。
追い詰められたチリアットはアンゲテナルの戦力を頼り、マラコーダとヒュトギンの思惑通りヴァイガルドで爆散することになったのだった。
(出典:オリエンスのキャラストーリー)
- グンシーが寝返ったという情報を受けるも彼女ならば内通者として活動すると考え、粛清を行わなかった。
本人も当初はそのつもりだったがあっさりオリエンスに絆されてしまい、裏切られる事となる。
結果的に「身内に甘い」性格も彼の死の遠因となったと言える。
- バロールとは最初に加入した軍団が同じだった縁があり、懲罰房から解放するために手を回していた。
解放後は軍団に加わる予定だったが、それに先立って戦死してしまったため流れてしまった。
(出典:イベント「トーア公御前試合」)
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ドラギナッツオ †[編集]
- 懲罰局のNo.2。サタナイルを懲罰房に送った上位メギド。
(出典:サタナイルのキャラストーリー)
- 名前はバルバリッサ等と同じくマレブランケが元ネタ。
バールベリト †[編集]
- メギド8魔星の一人にしてフライナイツの副団長を務めるメギド。
右目に眼帯をつけ全身にピアスをした細身のヴィータ体を持つ。
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| | 詳細
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- 母なる白き妖蛆に仕え、意思を受けてメギドを消す者イレーザーの一人。
(出典:84話・END)
- 初めてメインストーリーに彼の正式な名前が出たのはカソグサとフォルネウスの会話内にて。
その後8章の最後にてエウリノームと会話する形で登場。この時は声だけであり立ち絵は表示されていない。
(出典:79話・5、84話・END)
- 立場上エウリノームとは部下と上司の関係のはずだが、台詞からはそういった雰囲気は見受けられない。
二人とも同じ8魔星であるためそういう意味では対等だからだろうか。
- 9章3節にて専用グラフィックと共に登場。
エウリノームと共に新戦術である砲撃戦の実戦テストに参加した。
(出典:91話・1)
- 9章3節実装前に記念ログインボーナスが実施されたが、そのバナーにシルエットのみで先行登場していた。
- メギド72に執着し、戦争を楽しもうとするエウリノームにその姿勢はフライナイツの方針に背くと指摘し、注意を促していた。
(出典:91話)
- 「大いなる目的」を達成するための組織がフライナイツであり、それ以外の戦争には勝敗に関わらず固執するべきではないと説いている。フライナイツは戦争社会の外にあるべきだとも。
それを無視してフライナイツを動かすエウリノームを個全混同と言い、びっくりするくらいおかしいと述べた。
- その一方で砲撃戦を利用したメギド72との戦争を通じてそれが楽しいことを彼も認めており、そういう相手がいるのは戦争社会のいいところという考えも抱いた。
その様子を逆にエウリノームから叱責されたりしている。
(出典:93話・1)
- エウリノームに比べ忠実さが伺える一方、激昂しやすいところがあったり楽しそうにしていると自身もやりたがるなど、策略家な彼に比べどこか感情的。
- また、砲撃戦の後始末の方法や自分でも忌避する議会への攻撃を考えるエウリノームに対し敬意を示すなど、団長としてエウリノームのことは認めているようだ。
(出典:91話・END)
- 「ムカつく」が口癖なのか、エウリノームやメギド72に対して度々口にしている。
- 「え、やだ」「やってみるっ!」「時々消えちゃう」「撃っていいの?」など、見た目に反して時々幼さが垣間見える言葉遣いも見受けらえる。
- 元ネタは地獄の辞典を始め様々な書物に記される悪魔バールベリト。
契約や地獄のアーカイブを管理する悪魔であり、セバスチャン・ミカエリスに悪魔の階級を教えたことで有名。
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バルバリッサ †[編集]
- サタン派閥所属の上位メギドであり、アガリアレプトやカスピエルらを率いてソロモン誘拐を指示した者。
黒い犬たちを指揮する立場でもある。
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| | 詳細
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- アガリアレプト曰く「クズな上司」。
部下の下級メギドや蛹体たちを徹底的に見下し、道具のように使い捨て、自らの武勲の糧とすることばかり考えている悪辣な人物。
(出典:イベント「ソロモン誘拐事件・悪夢編」「暴走少女と一つ目幻獣の島」「知の幻獣と悲しき対話」、カスピエルCのキャラストーリー)
- もっとも、その人望のなさゆえに誘拐事件組の6人(+ベヒモス)はソロモン側につくこととなったので、プレイヤーからするとありがたい存在と言えるかもしれない。
- 赤い月が堕ちる前からソロモン王に目を付け誘拐を目論むなど、上位メギドらしい慧眼さを備えてはいる。
- ガギゾンに幻獣化技術の提供と見返りに黒い犬の技術提供を求められた際、カスピエルを追放することでガギゾンの私的な追放を怪しまれないようにするなど、結構な権力の持ち主である。
- 赤い月が堕ちた時に、そこで待機させていた軍勢をすべて失った。
その元凶がソロモンであることを見抜き、彼を始末することで再びメギドラルで返り咲こうとする。
しかしながらそこで捨て駒にした元部下であるカスピエルに倒されるという、因果応報な結末を迎えるのであった。
(出典:カスピエル(カウンター)のキャラストーリー)
- 赤い月に全軍を待機させるに至ったきっかけは、成り行きでベヒモスが軍団に加わることになり、武勲を立てる良い機会と逸ったため。
(出典:イベント「暴走少女と一つ目幻獣の島」)
- 彼のヴァイガルドでの活動ボディは幻獣化できる追放メギドの死体を材料としており、そこに幻獣強化の薬を服用することで通常よりも強力な幻獣化が可能。
それによって周囲のフォトンを吸い尽くし、指輪による召喚を封じる画策をしていた。
(出典:カスピエル(カウンター)のキャラストーリー)
- 元ネタはダンテの『神曲』にて、地獄で亡者たちを罰する12人の悪魔たち(マレブランケ)のひとり。
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不沈軍団マモランティス †[編集]
- ベルゼブフ派のメギドの軍団。軍団長はセメルーゼ。
団員は「侵略魔兵○○」という名称で表記される。
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| | 詳細
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- 「ヴァイガルドに領地を持っていた」という実績を得るため、ペルペトゥムに侵攻してきた。
(出典:58話・2)
- 強敵との戦いを望む非常にメギドらしいメギドたちであり、敵ながらかっこいい場面も多い。
- …なのだが、団員全員の名前がダジャレネームである。そもそもメギドのモブの名前は元ネタがあるかダジャレネームかのほぼ二択なので、仕方ないといえば仕方ないが。
- 軍団長のセメルーゼは味方をかばう盾役。点穴が乗った攻撃をかばっても平然としていたため、回数バリアか無敵を持っているのだろうか。
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プルトン †[編集]
- マグナ・レギオの異世界侵攻作戦総指揮官を務める女性メギド。
元夢見の者であり研究者でもある。
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| | 詳細
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- 大罪同盟が現役の時代から生きている大メギド。
夢見の者の掟で統一議会には参加できない身ではあるが、当時大罪同盟であったルシファーと交友を持っていた。
(出典:92話・2)
- 掟は厳しいものらしく元がつく今となってもそれに反すると消されるらしい。
- また地位というものに思うところがあるのか、掟のために立場が「上」にならないことを不満に思っているような様子も見せている。
- ルシファーから議会以外の場で新たな役割を作り、そこで力や有用性を示せばいいという話を聞き、更に異世界ヴァイガルドの存在から議会の「外」に敵を持てばそれに対抗する立場が必要になるのではないかという考えを得る。
(出典:92話・2)
- 事実現在の彼女はメギドラルの「外」であるヴァイガルドに対する侵略計画を立案・実行する異世界侵攻作戦総指揮官として君臨しており、彼女の望みは叶ったといえる。
- この時の会話では「外」の勢力としてまつろわぬ者を一例としており、侮るべきではないとルシファーに忠告している。
- ルシファーの仲介を経てベルゼブフと交流を持つようになる。
後に彼が大罪同盟から除名されて以降は「どうすればよいか」を助言しており、大罪同盟とは別の新たな同盟を作るというのも彼女の助言によるもの。
(出典:92話・2、5)
- ベルゼブフが欲した特別な共感性をヴィータでいうところの「愛」だとルシファーに教えたのも彼女。
(出典:92話・4)
- 他にもヴァイガルドの文化である音楽をルシファーに教えている。
(出典:88話・1、92話・5)
- 大罪同盟の分裂後、ルシファーに対して内密にベリアルの転生を伝え、彼女を救い、そしてヴィータの住む世界を維持するための協力を要請する。
(出典:92話・5)
- この際にヴィータ達の愛を素晴らしいと述べ、ハルマとの最終戦争は「起こすべきではない」と語っている。
- …が、現状の彼女の立場は上記の通りである。
ルシファーを引き込むために嘘をついていたのか、あるいは何らかの理由で考え方が変わったのかは不明。
- サタナキアが軍団に所属していた際に進めていた研究を凍結するように通告したのも彼女の仕業。
サタナキアがアシュレイを殺してヴァイガルドへ逃亡する原因となった。
(出典:イベント「プルフラス・復讐の白百合」、サタナキアBのキャラストーリー)
- この際軍団長のリビコから「自分の計画」以外の要素を一切許さない性格と評されている。
- 2章における王都攻略戦や6章における海を落とす作戦を計画・主導したのも、もちろん彼女の行い。
ケーダシン曰くあらゆる計画が彼女の頭の中で描かれているらしい。
(出典:59話・END、86話・2、END)
- 異世界侵攻に用いる幻獣の採用試験としてセンチュート戦争を起こしたり採用基準として積極的にヴィータを襲うよう人肉の味を覚えることを定めたのもプルトンである。
特に採用基準に関してはバティンに合理性でも冷徹さでもない「悪意」を感じると言われた。
- 議会に参加したメギド達のヴァイガルドに対する憎しみが増せば彼女が喜ぶとエウリノームに言われた。
(出典:93話・1)
- 自身の計画の邪魔になり得るとしてソロモン王を殺すために追放メギドを送ったりしている。
(出典:デカラビアBのキャラストーリー)
- 失敗する可能性がある追放刑を利用したものであることから成果を期待したものではないとデカラビアは推測している。
ただし、任務を任されたメギドの追放時期を考えると随分前からソロモン王を警戒していたことは伺える。
- 黒い犬のほとんどがハルマゲドンのために貸し出されており、今ではプルトンの走狗らしい。
そして使い捨て同然の扱いを受けているようだ。
(出典:ウトゥックのキャラストーリー)
- 元ネタはギリシャ神話の冥府神『ハーデス』と同一視されるローマ神話の神『プルトーン』から。
創作作品では冥府神と言う関係上、神ではなく悪魔として登場する事もしばしば。(「悪魔くん」など。)
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ベルゼブフ †[編集]
- サタンと共に大罪同盟を離反し、アスモデウスを追放した大物メギド。
全身を包帯で覆った異様な姿のヴィータ体をとる。
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| | 詳細
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- 母なる白き妖蛆に仕え、蛆を守るためにフライナイツを組織している。
過去に蛆に相対し、1兆回を超える殺戮の末、心を折られ従順にさせられた模様。
(出典:46話、48話)
- 精神が完全に破壊されてしまっているようで、現在は意思の疎通もまともにできない状態らしい。
(出典:ベルフェゴールのキャラストーリー)
- ザリチェやユフィールが治療していた頃はヴィータ体で安静にしていたという。
(出典:ユフィールCのキャラストーリー)
- 現状を知るサタンからは精神的に死んだも同然と言われている。
(出典:83話・2)
- 2章の王都攻略計画においてヴィータの操作を指揮していたのがフライナイツのガギゾンと判明している。
つまりは王都攻略計画を率いていた張本人であった可能性も高い。
本人は意思疎通不可能になっているとのことのため、計画立案自体フライナイツによる自発的な行動か。
(出典:イベント「上書きされた忠義」プロローグ)
- 常設化された「上書きされた忠義」では、赤い月計画とそれに付随する王都攻略計画はハルマゲドン派であるサタン派の計画であり、ガギゾンが手を貸したのはベルゼブフ派側から人員を出さないのは議会への造反になるからであると説明されている。
(出典:常設イベント「上書きされた忠義」プロローグ)
- ベルゼブフ派のメギドはヴァイガルドでの活動用偽装ボディとして黒い猫を用いる。
広範囲を捜索する黒い犬と比較して、都市部の細やかな情報やかく乱を得意とする。
(出典:60話・4)
- 黒い猫と本物の猫を区別する手段として、水をぶっかけて驚かせるというものが流布したことがある。
メギドである黒い猫は思わず変な言葉が出てしまうので有効な判別法らしいが、議会からベルゼブフの名をもって<猫全般への虐待ともいえる行為で決してやってはならない>という警告が全メギドに通達された。
(出典:【3周年】メギド質問箱)
黒い犬を全力でナデナデするサタンといい、周りを美しい者で固めているマモンといい、元大罪同盟の8魔星は自分の趣味に正直すぎるのではなかろうか。
- 9章1節のラストでついにその姿を表す。
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| | 9章1節ネタバレ注意
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- 後続隊を率いていたアスモデウス隊に、かつて剥奪した彼女のメギド体から作った7体の複製体をけしかける。
後続隊は甚大な被害を受けながらどうにか殲滅するも、それすら囮であり油断した疲弊のアスモデウスに近づきとどめを刺した。
(出典:87話・END)
- 前述の通りまともな精神状態ではなく、口から発するのは「ぶぶぶ」というように“ぶ”の1音のみ。
しかもその音はボイスなどではなく虫の羽音のような奇怪な音となっている。
- そんな状態にも関わらず自分を殺しに来たことに対し、アスモデウスは自身がサタンとの「仲」を引き裂いた事をよほど許せなかったためだろうと推察した。
- 以前からエウリノームが「ベルゼブフは宿敵の元に向かっている」という話をしていたものの、長年議会にも姿を見せず、ヴィータ体で安静にしていたはずの彼が何故動くことができているかは不明。
(出典:84話・END)
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- ベルゼブブは七つの大罪で暴食に相当する悪魔である。
- …が、暴食という言葉に最も相応しいのはむしろメギドラルのフォトンを現在進行形で食らい尽くしている母なる白き妖蛆の方である。彼はその被害者筆頭。
ベルゼブブはハエの姿で描かれるが蛆はハエの幼虫であり、元ネタ的にもベルゼブフと母なる白き妖蛆は深い関係にあるように思われる。
- 紛らわしいが、メギド72での名前はベルゼブブではなくベルゼブフ。
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マラコーダ †[編集]
- ヒュトギンの元上官だった上位メギド。
マグナ・レギオの上層部を排除し上にのし上がるため、ソロモンと手を組みたいと考えている。
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| | 詳細
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- 「武闘派」のメギドでありハルマゲドンを望んでいるが、真っ当な戦争によって決着をつけたいと考えている正統派。
また現状ではハルマニアに対して勝算がないとも考えている慎重派でもあり、今ハルマゲドンを起こそうという考えには賛同できず、現在のマグナ・レギオ上層部の方針に不満を持っている。
(出典:イベント「その交渉は平和のために」)
- そのためソロモンと一時的に手を組み、上層部を排除しようと考えている。
いずれメギドラルに侵攻してくるだろうソロモンに対し、メギドラル内に拠点を作る手引きをするつもりでいる。
そこで部下のヒュトギンをヴァイガルドへ送り出し、ソロモンが手を組むに値する力を持っているか、情に流されたりしない冷酷さがあるかを値踏みしようとした。
- チェルノボグが懲罰局に囚われた当時(=70年以上前)、「即時開戦に否定的なハルマゲドン派」はアルマロスの一派だけだった。
(出典:ダンタリオンRのキャラストーリー)
マラコーダもアルマロス一派に含まれているのか、当時は議会に議席を持っていなかったのか、途中で慎重派路線に鞍替えしたのかは不明。
- ヴィータ体で過ごしていてはメギドである自覚を忘れてしまう、とバールゼフォンに描かせたメギド体の肖像画を飾っている。
- それは現在のメギドラルでは異端なことであり、ヒュトギンからは変に目をつけられかねないため止めた方がいいと警告されている。
- 7章以降で軍団メギド72がメギドラル側に拠点を設けるための土地として、所有する棄戦圏を提供している。
更に自身の財産である携帯フォトンも供与するなどかなりの便宜を図っており、ヒュトギンによると<事態はそこまで逼迫している>のだという。
(出典:61話・5)
- 名前の由来はマレブランケの一人マラコーダ。
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メリディアナ †[編集]
- 軍団「カジノ」を手中に収め、更なる勢力拡大を狙うメギド。
ヴァイガルドに表向きはカジノ施設として部下を配置し、ソロモン王とその軍団を我が物にしようと画策する。
(出典:イベント「カジノ!―勝利の方程式―」)
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| | 詳細
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- 「新世代」のメギドに見られる限定的な能力の持ち主で、相手の同意を得た上での「契約」を結ぶことで相手を意のままに操ることができる。
反面、戦闘能力は他のメギドに劣っているようで自身のコンプレックスとなっていた。
- 相手の同意を得なければならない困難な条件を、賭け事の勝負という特殊な状況において容易く達成できることに気付き軍団「カジノ」に接近する。
純粋にギャンブルを楽しむ集団だった軍団「カジノ」はメリディアナの手段を選ばないイカサマによって軍団長である「親」の座を奪われてしまう。
- ミノソンもメリディアナにギャンブルによる勝負を挑むも、軍団のカード全てに細工をするという掟破りのイカサマにより敗北、「契約」を結ばされてしまった。
- メリディアナの願望は戦争社会で認められることであり、自身の力は弱くとも「契約」により従えた軍団を駒に勢力を拡大しようと考えていた。
そんな折、ソロモン王の噂を聞き、その戦力を我が物にしようと罠を張り巡らせてミノソンにソロモン王を自身の前に連れてくるように指示する。
- 「メギドは戦争社会で認められてこそ」という価値観を戦争社会に生きる他のメギド同様に持っており
その戦争社会に価値を見出せずギャンブルという新たな価値観に目覚めたミノソンと論議になった際には激しい怒りをもって非難した。
- 操ったミノソンとギャンブル勝負を行わせ、負けたソロモンと「契約」を結ぶ計画でカジノ地下に待ち受ける。
しかし、ソロモンが頼ったメフィストの「ミノソンをイカサマで負かせたことがある」というブラフ(ちなみにメフィストはミノソンにイカサマをしたことはない)と、
ミノソンがメリディアナの支配を受ける前にギャンブルが如何に理不尽で、勝率を積み上げても負けることだってあるという言葉を聞かせていたこと
両者の仕込みにより、ギャンブル勝負を行うことに躊躇し結果的に戦闘による決着を受け入れる。
- ソロモンとの戦闘の末、敗北。再度、幻獣体となり襲い掛かるも返り討ちにされる。
最期はグザファンの手によりトドメを刺され、失意の中ミノソンの名を叫び絶命。
その死は「百戦百勝」に敗北を味合わせたとして、ミノソン自身によって見届けられた。
- 仮にギャンブル勝負を行っていた場合、メフィストがミノソンから勝ちを拾えた確率は極めて低かったとされる。
ブラフがあったとはいえ、メギドらしく戦いによって決着をつけることを望んだあまりの皮肉な敗北と言える。
- メリディアナの死後、ミノソンから「ギャンブルを誰よりも愛するべきだった」という言葉が添えられた。
- 名前の由来は、ウォルター・マップの『宮廷人の閑話』に登場する夢魔(サキュバス)。
また、この夢魔メリディアナに誘惑されたのが11世紀フランス人初のローマ教皇シルウェステル2世(Silvester II)とされ、幻獣体の名前であるシルヴェステの名の由来だと思われる。
誘惑する能力を持ったメリディアナが、逆に誘惑されて罪を悔いたシルヴェステに成り果てると書くと、メギドのメリディアナの辿った運命になぞらえているようにも見えてくる。
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リャナンシィ †[編集]
- ガンコナーの弟子で同じく渡りをしていたメギド。
闇討ちされた師の仇を討つ為、ヴァイガルドまで仇を探し追ってきた。
(出典:イベント「師の想い、弟子の想い」)
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| | 詳細
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- 師父の遺志を継いでヴィータ体での戦闘術を磨き上げている。
しかしメギドラルで大した実績を残せておらず、未だ下級メギド止まりであった。
- 彼女と同じように師を失って賊にまで落ちぶれたドンノラ流の兄弟弟子ムジーナ・イズーナに襲撃されて返り討ちにした結果、彼女を達人と見込んだ2人に自分たちの師匠になってほしいと懇願される。
それをいいことに復讐のための手下として利用することにし、危険な寄生虫幻獣パラジスを体内に入れさせて強化した。
- 仇と認めたアマゼロトを探すうち、たまたま同じ山に訪れて同じような行動をしていたソロモン一行を誤認して襲撃。
その後改めてアマゼロトと戦うが、最後の手段としてパラジスを大量に使い暴走。
暴走を止められた後に、師父が望まぬ死を遂げたわけではないこと、またパラジスは師父の死因でもあり、それに自分も手を出してしまった愚を知り戦意を失う。
- アンドラスなどの治療を受けて一命をとりとめ、散々に利用してきたムジーナ・イズーナから改めて師になってもらうよう頼まれ、それを承知……
したかに見えたが、実はかろうじて生きているだけで肉体はもはや手の施しようのない状態であった。
2人に身辺整理をすると嘘をつき別れた後、せめて戦士として死ぬべく、追ってきたソロモンとアマゼロトに最期の戦いを挑み、ひっそりとその生涯を閉じた。
- 名前の由来は師と同じく、アイルランドの異性をたぶらかす妖精リャナンシー。
恋した男性に詩や歌の才能を与える代わりに早死にさせると言われている。
|
- 星間の禁域のストーリーで登場したメギド。
ソロモンたちの前に姿を現し「星間の禁域を見守る者」と名乗る。
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| | 詳細
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- 外見はフードをかぶり、どこかリリムに似ている大人の女性。
夢見の者の長を務めた事もあり、リリムの育ての親だったという。
- 現在は星間の禁域(とリリムの行く末)を夢を通して見守っている。
- ソロモンたちの前には、リリムの事で日頃の感謝を述べるために登場した。
- なお星間の禁域を観測するだけなら、夢見の者にはそこまで難しくないとの事。
ただ「声をかける」「禁域に姿を表す」となると難易度が上がるそうで、
初登場時は禁域について詳しい話をする前に消えてしまった。
- ある程度大幻獣を片付けたら〜という話も出ていたので、今後マス制覇数などでストーリーが展開していくと思われる。
- 名前の由来は夜の妖怪や最初の女、アダムの1人目の妻とも言われるリリス。
アダムとの間に悪霊を産み、のちにサマエルやサタンの妻になったという俗説も。
なおリリスの子供たちはリリン、リリムと呼ばれる悪魔でもあり、人類の始祖とする説もある。
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ルシファー †[編集]
- メギド8魔星の一人。
巨大なハンマーらしき武器を持った少女のヴィータ体を持つ。
+
| | 詳細
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- マグナ・レギオにおいて追放刑を取り仕切る「懲罰局」を統括している。
- …が、下記の通り現在はとてもじゃないが組織のトップとして行動できる状態ではない。建前上はルシファーがトップだが、実際には別のメギドが総括している。
(出典:85話・5)
フライナイツが懲罰局と懇意にしているため、ベルゼブフとは協力関係にあるものと思われる。
- 前述の通り懲罰局は長らく別のメギドが統括しており、なおかつ組織そのものの裏にフライナイツがいるためルシファー自身がベルゼブフとどのような関係を築いていたかは現時点では不明。
アンチャーターを提供しなかったのもルシファーなのか現在の局長の意思なのか分からない。
(出典:86話・2)
- 8章4節ラストにて、フライナイツに追われるガギゾンに連れられる形でまさかの登場を果たす。
(出典:84話・END)
- どうやらガギゾンとフライナイツで身柄を取り合っている模様。
- 懲罰局の情報を探るために拒絶区画に潜入していたアモンがその場に偶然居合わせ、紆余曲折を経てフライナイツを撃退し二人を救うこととなる。
(出典:85話)
- 基本的に無口…を通り越して何も話さない。時折<…罪>と呟くだけ。
(出典:86話・6)
- そもそも自分の意思で行動することができなくなっているらしく、ガギゾンやアモンに言われなければ勝手に行動することはない。
フォトンを取り込むことすらできないらしく定期的に補給されなければ消えてしまう。
(出典:85話・5)
- ガギゾン曰く、このような状況になったのは「エルダーに成り損ねた」から。エルダーになるための条件を満たし、「呼ばれた」が失敗して個を見失った結果だという。
(出典:86話・6)
- ソロモンの指輪で召喚しメギド体を再生することで何らかの記憶が戻るのではないかとガギゾンは考えている。
- 一方、音楽に反応して自発的に動くことがありこれもまた意思を取り戻すために使えるのではないかと考察されている。
- まだ自我が明確だった頃にプルトンからヴァイガルドの文化として音楽というものを教わっておりベリアルにその詳細を尋ねたこともあった。
当のベリアルは自身をアルスノヴァの巫女という役割と共に「永久議席にしがみつくだけの遺物同然」と語り、音楽というものも分からないと言われ大した成果はなかったようだが。
(出典:88話・1)
- この際に音楽を「不思議な気持ちになる」ものと語っており、彼女にとっては強く魂に刻み込まれるものだったようで前述の通り音楽に反応して何らかのアクションを起こすことがある。
- かつてアスモデウスの処遇を決める際に彼女を救うために追放刑に処すことを懲罰局の長として決定している。
(出典:88話・1)
- この際「いずれくる反撃のときのためこちら側の一手となるべく彼女を生かす方法」として思案していること、追放刑自体マモン達が母なる白き妖蛆に対抗するための手段として復活させたことを考えると、少なくとも当時のルシファーは母なる白き妖蛆に対抗するつもりだったようだ。
- ルシファーは七つの大罪で傲慢に相当する悪魔であり、大罪同盟にも所属していた。
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ハルマ・ヴィータ・追放メギド †[編集]
アミーラ †[編集]
- 当代のシバの女王。タイトル画面で主人公の横で号泣しているのは彼女。
アプリのアイコンにもなっている。
公式サイトやゲーム内で「シバの女王」といえば基本的に彼女のことを指す。
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| | 詳細
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- まだ若いながらもしっかりとハルマたちを率い、守護者として活動している。
判断は迅速、的確でハルマたちからの信頼は厚い。
カマエルに至っては頭が上がっていない。
- 「妾は〜なのじゃ」といういわゆる姫さま口調で話す。
父である王さまはそこまで濃い役割語口調でもない。
教育等の結果ではなく、威厳を保とうと意識して選択している話し方なのかもしれない。
- 地震が極度に苦手。
いつも気丈なアミーラも地震の時ばかりはパニックを起こしてその場から動けなくなってしまう。
(出典:13話等)
- くまのぬいぐるみ「アンジュ」と姉妹同然に育ったマイネが大切な心の支え。
- 年齢はソロモンと同じ17歳、身長160cm。
(出典:メギド質問箱・回答No.01)
- アミーラはアラビア語で「王女」の意味。
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ウマスギーノ †[編集]
- 超絶技巧の腕を持った天才バイオリニスト。
(出典:イベント「忌まわしき「蒼の組曲」)
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| | 詳細
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- 通称天使の羽のウマスギーノ。
演奏を聞いたとある高貴な身分の人から「天使の羽ばたきのような指使い」と褒められたことからその二つ名がついた。
自分でも<「人」を越え「天使」となったウマスギーノです>と語っている。
- 引用した言葉の口調からすると彼を褒めたのはシバの女王と思われる。
- メギドミー賞の彼の詳細にてシバの女王が命名したと明言された。彼の演奏技術を「天使の羽の如き」と評したらしい。
(出典:メギドミー賞NPC(男性編)天使の羽のウマスギーノ詳細)
- ヴァイガルドで1,2を争うバイオリニストとして「知らなきゃモグリ」と言われるほどの人物だが、性格には難があるようで、自分の腕を非常に鼻にかけていた。
音楽祭で出会った初対面の楽団に対して前述の台詞に続き<…凡夫のみなさん、初めまして>と強烈な迷言を発し、そのひときわ雑な名前と合わせてプレイヤーに強い印象を残した。
- この会話の直後、殺人作曲家アントーンに体を乗っ取られてしまい、「蒼の組曲」を演奏する。
演奏の質は元の肉体に左右されるが、アントーンから見ても(自身には劣るとしながらも)満足のいく肉体であったようで、アスラフィルらの演奏同様、完全な異世界の錯覚を大規模な範囲に見せた。
ただし、体力はあまりなかったようで、逃亡する際には苦労していた。
- 最終的にアントーンに使い捨てられ、体内で直接「蒼の組曲」を流されたことにより内側から破裂して死亡するという凄惨な末路を辿った。
彼自身は性格が悪かっただけで何の罪もないヴィータであり、理不尽な暴力の犠牲者と言える。
- グラフィックは王子系、口調も上記のように礼儀正しい(というか慇懃無礼)なものなのだが、当てられたパートボイスはなぜかモブチンピラボイスであり、大変シュールだった。
- ニスロクのキャラストーリーにて回想の形でまさかの再登場を果たし、美食家でもあったことが判明。王都にある有名料理店「オーガスト」の常連であり、凡夫ならぬ「凡店」の料理人たちはみなオーガストで修行すべき、と絶賛していた。
(出典:ニスロクのキャラストーリー)
- シェフのエスコピエにキノコとガチョウの肝を合わせたステーキをリクエストし、音楽祭の優勝祝に食べに来ると言っていたが、音楽祭に向かった彼は上述の事件で帰らぬ人となる。
エスコピエはウマスギーノのためにレシピを考案して待ち続け、ニスロクとの料理対決に使うことを決めるまで客に出すことはなかった。
- このエピソードの元ネタと思しきものはロッシーニ風ステーキ。キノコとガチョウの肝とは即ちトリュフとフォアグラのこと。考案者のロッシーニは美食家であると同時に音楽家でもあった。
- メギドミー賞にてまさかの設定が追加。本名はウマスギーノ=ドッチーモ。貧しい農家の生まれながら稀代の音楽家ミルーメ=アルーに見込まれ音楽家になった過去を持つ。
(出典:メギドミー賞NPC(男性編)天使の羽のウマスギーノ詳細)
- 家名のドッチーモは音楽家であり美食家であったためか。先述の王子系のグラフィックながらチンピラボイスだったのも彼の出自に由来するのであろう。
- メギド3周年サウンドだより「架空のメギド72」の曲を作ってみたで、恋愛シミュレーションメギド72としてまさかのウマスギーノの曲「恋する天使の羽」が作成された。彼の伝説はまだまだ続く。
(出典:3周年サウンドたより)
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- グナーデ水源近くにあったヴィトヴェ村の村長の娘。
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| | 詳細
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- 村長は古き血筋を引き大地の恵み(フォトン)を見ることができたが、彼女にその力は引き継がれなかった。
村長は枯渇したフォトンを水辺の地中から引き出すための儀式に向かった先で幻獣に襲われ死亡。
ソロモンたちが遺体を村に届けた。
(出典:4話)
- 真 の ヒ ロ イ ン
- ……と言いたくなるほどに劇的な一枚絵と結末を用意されたサブキャラクター。
公式サイトではシバと並んで紹介があったり、本来汎用性の高さが求められるパートボイスの台詞に「エイル」という主人公ボイスまである。
(ヒロインと思わせるミスリードだとしたら酷な公式である)
普通の物語ならば救出が間に合うような場面でも淡々と生贄が処理されついには……、という流れはメギド72の世界観の象徴とも言える。
- 儚く散った筈だったが、まだフォトンの流れに還っていないのか主人公に声を届けている。
- 妖蛆の見せた夢では主人公の妻の座に収まっていた。
主人公にとって一番幸せな未来が想像しやすい相手だったのかもしれない。
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- 王都エルプシャフトを統治する王。アミーラの父。
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| | 詳細
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- 髭を生やした恰幅の良い男性でいかにも王様という雰囲気。
ソロモン一行にも丁重な態度を取る好人物。アミーラからも慕われている。
王都の治安は良く、為政者としての能力は高い様子。
- ハルマ勢と並んでOPアニメで回転している。
表記は「王様」でなく「王さま」が正しい。
- 名前は「フラム」。リリース一年以上経って初めて判明した。
(出典:イベント「その交渉は平和のために」)
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オーセル †[編集]
- オーフェンの街で自警団を率いていた人物。
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| | 詳細
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- 怪物と闘っていることを盾に街で物品を強奪するなど粗暴な振る舞いをしていた。
しかし「エリダヌスの影」により生贄にされそうになっている子どもたちを保護して匿い、その事実を知られないよう、わざと乱暴に振舞って嫌われることで街の人間を遠ざけていた。
(出典:19話)
- しかし当の街の人達もまた、死に行く土地から若者を離れさせようとしてわざと冷たく当たっていたのが実情。
このままならなさがメギド72流。
- 最後は無事に逃げ"おおせる"事が出来たようだ。
- 後に再登場した際はカトルス教団の教義に対して正面から疑義を唱えたが、宣教師の話術でそれすら利用されそうになる。
それでもなお死の先を説く宣教師を否定し生の大切さを訴え続けた。
- 論判の終わりかかった頃に村が幻獣の襲撃に遭い、居合わせたグレモリーらと共に被害を減らすため尽力。
ひと段落してからソロモンと再会し、元自警団の仲間と共に旧交を温めた。
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ガブリエル †[編集]
- シバの女王と共に王都を守るハルマの一人。
- ハルマゲドンを阻止するという目的のためには手段を選ばない冷徹な人物。
誰よりもハルマらしいハルマであるとのこと。
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| | 詳細
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- 犠牲者の数を一切考慮せず、王都数万人の命を犠牲にしてでも護界憲章を守ろうとした2章の行動が彼という人物を表す最たるものであろうか。
その思想の違いからソロモン王とは衝突し、一度は袂を分かつこととなる。
(出典:16話-END)
- ガブリエルの思考の埒外の行動にて幾つもの結果を残すソロモン王を高く評価していると同時に、彼の方法論から外れた手段にて正しい結果を導くソロモン王にハルマらしからぬ嫉妬という感情を抱いているらしい。
(出典:47話-END)
- そんなソロモンとの交流の影響もあるのか、少しずつ人間的な成長(変化)も見せている様子。
その結果、フラウロスに煽られてカチンと来たためブネとカマエルが始めた乱闘騒ぎに参戦するなど珍しい顔を見せることにもなった。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- 「完全性」と「多様性」。二つの異なる思想を持つガブリエルとソロモン王はついに5章終盤で直接激突することになる。
- ボスとしての彼の性能は、一定威力以下の攻撃を全て無効化する特性を有し、あらゆる攻撃が全体攻撃であるというまごうことなき強敵。
当wikiにも個別攻略ページが作成されているので苦戦している場合はそちらを参照のこと。
- カマエル曰く、これでもまだ本気ではないらしい。
- 武闘派のカマエルを差し置いてのまさかの参戦であり、新BGMを引っ提げての戦闘であるためかなり印象に残る。またハルマ組としては3Dモデル化一番乗りである。
- その端正な容姿から、王都の女性からは人気がある模様。
(出典:シャックスのキャラストーリー)
- ちなみにゼパルからは「ごめん、ないわ。清潔感だけね、バツ」とバッサリである。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- そんなハルマらしい彼だが、ウェパルだけは「メギドながら常に冷静かつ論理的」として一目置いている。
(出典:13話-END)
- そのため転生しヴィータとなったウェパルに対して「奇跡のバランスは失われた」と惜しむ様子を見せていた。
(出典:53話-1)
- 二つ名は「白き守護者」
(出典:12話-2)
- 古い記録にある遺物盗難事件についてカマエルから「ガブリエルが直接知らねぇってことは、少なくとも300年は昔ってことか」という発言がある。
300年程昔からヴァイガルドに滞在しているものと思われる。
(出典:バラムのキャラストーリー)
- 旧約聖書などに記されている三大天使の一人『ガブリエル』が元ネタか。
キリスト教においては受胎告知などのエピソードで知られ、イスラム教においては「ジブリール」の名でコーランをマホメットに伝えた天使として登場する。
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カマエル †[編集]
- シバの女王と共に王都を守るハルマの一人。
- ガブリエルとは打って変わって、武闘派のハルマであり粗暴な性格。口癖は「ぶっ殺す」。
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| | 詳細
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- 王都の騎士団からは慕われているようで「殺意の剛腕」という二つ名で呼ばれているようだ。
- 彼をモデルにした像も作られており、王都から盗まれたものが闇オークションに出品されていた。
題名は「ぶっ殺す男」。
(出典:ベリトのキャラストーリー)
- ブネとは相性が悪いらしく顔を合わせるごとに衝突し、殴り合いの喧嘩をしている。
シバの女王曰く「番犬と野良猫みたいなコンビ」
(出典:ブネのキャラストーリー)
- シバのことは「姐さん」と呼ぶ。
威勢よく喧嘩を吹っかけている最中でもシバの一声で大人しくなるなど、全く頭が上がらない様子。
- ハルマ(天使)とは……?と言いたくなるほど喧嘩っ早く感情的な面が目立つがその分やや冷酷とも言える面を持つミカエル、ガブリエルに比べて情の深さを思わせる場面も。
- 何の罪もないただの村娘に思えるマルチネを危険な存在となる「可能性」があるというだけで処分することに葛藤し、彼女がソロモンに召喚されてしまうことを望んだこともあった。
(出典:イベント「見習い女王と筋肉の悪魔」)
- 余談だが、ガブリエル、ミカエルの4大天使と比較するとあまり聞き覚えがない名前の天使かもしれないが、れっきとした聖書で出番のあるビッグネームの一柱である。
その名はヘブライ語で「神を見る者」を意味するが、彼にまつわる逸話や評価は物騒なものばかりで「ヤコブに試練を与えたと言うか闇討ちして格闘戦を繰り広げた」「天使の戦闘集団を率いる一軍の将たる天使」などがある。
要は「ぶっ殺す男」、のイメージそのまんまである。
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ゲスレオン †[編集]
- 剣闘士の青年。幻獣と戦う見世物の人数合わせに、ガープと同じ闘技場へ連れてこられた。
(出典:ガープのキャラストーリー)
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| | 詳細
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- ガープ同様「生え抜き」と呼ばれる歴戦の剣闘士。
- 言動はその名の通りゲスそのもので、世話係のイーナにチンピラ同然の絡み方をしていた。
- しかしこれは彼が物心ついてからずっと闘技場で剣闘士をさせられていたことが原因。
暴力的な態度で女を侍らせていた前の闘技場のボスを見て、そうすれば女性に振り向いてもらえるらしい、と誤った学習をしてしまったため。
- それでは逆効果だと教わると驚き、闘技場の「外」の価値観を身に付けたいと意気込みを見せた。
事情が分かってみれば素直で純粋な青年である。
- 村喰らいの双貌獣が場内で暴れる中生き残っていた。
元剣闘士の老人ジラと共に残って時間を稼ぎ、イーナとガープを外へと送り出す。
- 長く剣闘士として生き抜いてきていることもあってか、幻獣相手にもそれなりに通じるだけの戦闘力を持っていた模様。
- しかし二人が脱出し双貌獣が去った後調査に入った騎士団によると、残念ながら生存者は「見つからなかった」。
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| | かくして──
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- 彼の人生は幕を閉じた……かのように思われていた。
しかし。
- いるんだろ、「ゲスレオン」!!
- 59話終幕直前、潜伏メギドに不意を突かれソロモンが襲われかけたその時、バラムが突然その名を叫んだ。
彼はメギドにも追いつけない速度で間合いを詰め、必殺の一撃を刺客に叩き込む。
姿を現したゲスレオンは、「二代目・噛み鏃(アローヘッド)」を名乗った。
- ゲスレオンは村喰らいに全身を齧られ瀕死だったものの一命を取り止めており、闘技場を訪れたバラムに発見され救助されていた。
救助ついでにフォトンを含む水で傷を治癒することで身体を強靭にする「初代・噛み鏃」が用いた治療を施したらしい。ゲスレオンも初代と同じくヴィータを遥かに凌駕する脚力を得ていた。
- 「噛み鏃」は300年前アスモデウスに挑んだ暗殺者の一人。
先制攻撃と一撃必殺に特化した技を磨き、敗れたもののアスモデウスにもその腕を認められた。
(出典:アスモデウスのキャラストーリー)
- 瀕死から再生したことを受け、グラフィックも変化。
ダムロックタイプの青年グラに衣装と髪型が描き足され、固有とまではいかないが個人を識別できるキャラクターに昇進した。
- 宣言通り外の世界で着々と経験を積み学習したらしく、助けた女性に花を差し出すなど当時より態度の面もだいぶ成長が見られる。
ただしどう考えてもそういうタイミングではないので女性は思考停止していたが。また身内にナンパ男が増えた。
- なお、一応師匠となるはずのバラムに対しては「クソバラム」とあまり敬っていない。
二人の会話からどんな雰囲気の修行生活を過ごしたかは大体察しがつくところ。
- あいにくガープは最前線ではなくペルペトゥム防衛中のため今回は叶わなかったが、いずれ再会する日も近いのかもしれない。
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コラフ・ラメルのマスター †[編集]
- 王都でメギドに協力する地下組織「コラフ・ラメル」を率いているリーダー。
表向きはレストランカフェ「コラフ・ラメル」のオーナー。
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| | 詳細
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- 初出はシャックスのキャラストーリー。
メギドを信仰しており、「メギド様」と呼ぶ。
ヴァイガルドに来ているというメギドに協力するため、メギドの協力者であることを示す古い符丁を看板とした店を出している。
- 当然バラムにも目をつけられており、色々と便利に使われていた。
- 地下組織を運営しているだけあって人脈や洞察力に優れ、6章では大活躍を見せる。
副産物だが料理の腕も確かでキノコパスタは絶品。
- 料理の腕についてはニスロクからも一定の評価をもらっている。
(出典:ニスロクのキャラストーリー)
- 3周年質問箱で過去が軽く触れられており、なんでも自身をメギドだと信じてこんでいた時期があったらしい。いわゆる中二病である。
- 相当周りに言いふらしたのか、メギドとしてバラムにもマークされていた(もちろんただのヴィータであった)。
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- バエルが名乗っている偽名。
プランシィと行動するようになる以前に養父から与えられた名。
(出典:バエルのキャラストーリー)
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| | 詳細
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- その由来はベリアルのヴィータとしての唯一の友人だったツイーユの孫の名。
ベリアルがメギドであることを理解し、ベリアルが長い時をかけて成そうとしている何かを手助けするために、ツイーユが残した古き血筋を引く子どもである。
(出典:ベリアルのキャラストーリー)
コランは街を起こして長となり、アウクトルの谷へ隠れたベリアルとコンタクトを取る方法を秘伝していたが、いつしか街はなくなり直接の血筋は絶えたらしい。
(出典:バエルのキャラストーリー)
- 名前の元ネタはプランシィと合わせて数々の悪魔について記した著作「地獄の辞典」で有名な「コラン・ド・プランシー」と思われる。
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- メギド72の世界には多数の殺人鬼が登場し、物語を彩っている。
単なる通りすがりのヴィータだったり、追放メギドだったりと正体や動機も様々である。
- この項では今まで登場した殺人鬼をまとめて紹介する。
※ストーリーのネタバレにならない人物のみ記載。ここには書けない殺人鬼も多数存在している。
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| | 詳細
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- 連続殺人鬼(出典:マルコシアスのキャラストーリー)
- マルコシアスのキャラストーリーに登場した名無しの追放メギド。
その名の通り街を騒がせていた連続殺人鬼であり、ヴィータを見下し殺人を繰り返していた。
- 彼はいつものように、夜に一人出歩く女性を見つけ殺そうとした。
…しかしそこに「正義」の追放メギド、「魔物ハンター」マルコシアスが現れる。メギドの価値観で対話を試みるも、ヴィータに対する大量殺人の罪でマルコシアスに(勝手に)殺されてしまう。
- 殺されて当然の極悪人なのだが、微妙にマルコシアスの思い込みに巻き込まれていること、追放メギドである彼が殺されていなければソロモンに召喚されて「メギド73」になっていた可能性があったなど、何かとプレイヤーの話題に上がるキャラである。
- また、バラムが72人以外の追放メギドは「みんな寿命か、内輪揉めで死んじまった」と発言していることから、連続殺人鬼がマルコシアスに殺されたことも把握している。
(出典:48話-END)
- しかし彼女がやらなければいつかバラム自ら動く予定であった事が発覚。メギド73は結局無かったようだ。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- ヤバそうな男(出典:バエルのキャラストーリー)
- 子供を狙って誘拐し、拷問から惨殺していた卑劣かつ残虐極まりない殺人鬼。
だが、次なるターゲットの知り合いがたまたま不死者バエルだったのが運の尽きで…
- 不気味な男(出典:アラストールのキャラストーリー)
- 女性を狙った連続殺人を繰り返し隣町から追われてきた男。
女の悲鳴を聞くのが何よりの生き甲斐であり、新たに女性を監禁して更なる殺人を犯そうとしていた。
そこに偶然「処刑」の代わりの趣味を探していたアラストールが通りがかり…。
- 囚人シス、囚人ハイル、囚人ルケィ(出典:オレイのキャラストーリー)
- 殺人の罪を犯し、ゼークナストに収監された囚人たち。
その贖罪に見合う過酷な労働環境に身を置き、看守たちから虐げられる日々を送っている。
- 虐げられる様は哀れにも見えるが、犯した罪が罪なので理不尽な待遇とも言い難い。
- シスは死刑のない領地を狙って無差別快楽殺人を繰り返した凶悪犯。
ハイルは詳細不明だが2人殺したらしい。
ルケィは馬を盗み、追ってきた商人を殺した。
- それぞれ特別反省したり悪びれたりする様子もなく、刑の過酷さをぼやきながら日常を過ごしている。
- 興奮した男(出典:73話・1)
- ペルペトゥムに訪れた歴戦の殺人鬼。内臓コレクターで、集める部位にも拘りがあり「筋肉質の男は精巣、若い女は直腸 子供は心臓って決めてるんだ」との事。
- コルソンを追い詰めて殺そうとするが、そこに現れたガープとの一騎討ちに敗れて死亡。
- 彼の存在をきっかけにペルペトゥムにおける自警団の設立が提案される。
- その他の殺人鬼が登場するキャラストーリー
- 殺人鬼の多さはヴァイガルドでも周知のようで、「メギドは恐ろしい」という意見に対して、
「ヴィータにだって女や子供を襲うような殺人鬼がいるじゃない!」と反論がなされた。
(出典:第59話・3)
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- ベリトの幼馴染であり、彼に長年仕え続けた老執事。
ジルベールではない。
(出典:ベリトのキャラストーリー、イベント「死を招く邪本ギギガガス」)
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| | 詳細
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- 非常に優秀な人間だが、ただ優秀というだけでなくベリトの意を酌む能力に特に長けており、二人の関係は破天荒なベリトを的確にサポートするジルという理想的な相棒関係であった。
(出典:ベリトのキャラストーリー)
- ベリトの欲しがるであろうものを先回りしてリサーチしておいたり、ベリトが何かミスをしてしまった場合でも即座にリカバリーできる策を用意しておいたりなど。
- 傲岸不遜なベリトに対し、ジルの態度は基本的に慇懃無礼。
直接的な嫌味を浴びせるだけでなく、時にプールに突き落とすといった実力行使に出ることもある。
(出典:ベリトのキャラストーリー)
- ベリトがジルを買い上げ執事としてからは、基本的に「所有物」として扱われてきた。
(出典:ベリトのキャラストーリー)
- ベリトのキャラストーリー内では殊更に「所有物」という単語が強調されるが、実際のところベリトからもジルからも互いに深い親愛がある。
そもそもベリトがジルを所有するに至ったきっかけも、奴隷として売り払われそうになっていたジルを助けるためだった。
- 晩年は「世界最高齢の金持ち」としてベリトの表向きの身代わりを買って出て、自らが老衰で果てることでベリトが今後自由に活動できるようすべての手配を済ませていた。
(出典:イベント「死を招く邪本ギギガガス」)
- 「永遠意光~Twilight」の歌詞からして、「死を招く邪本ギギガガス」のエピローグ直後、ベリトに看取られて死亡したものと思われる。
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- 本編より前の時間軸でヴァイガルドを幻獣の脅威から守ることを目的としていた傭兵団。
幻獣の存在が今ひとつ知名度がなかった頃の為か「胡散臭い集団」として敬遠されていた。
一時期は20名前後だったが、戦死・逃亡が相次ぎ最後には3名しか残っていなかった。
(出典:アイムRのキャラストーリー)
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| | 詳細
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- 団長(エミリア):やや大雑把なところの目立つ女性。細身の剣とヴィータの細腕でありながら、一点を刺突し続けることで大木を貫ききる技(点穴?)を習得している武闘派。
- ハンクス:団員その1。銀髪の青年。恋人を幻獣に襲われた復讐心から盾の団として活動している。
- ドーガ:団員その2。金髪の青年。同じく家族を失った復讐心から盾の団として活動している。
- エミリアの正体は追放メギドのカソグサ。学者肌だった彼女だがヴィータとなってからは武闘派へと転向したのか、汎用キャラグラフィックがメギドラル時代の淑女風のものと違い女戦士風のものに変わっている。
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ダディオ †[編集]
- セーレの義理の父であり、稀代の冒険家。
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| | 詳細
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- 天才的な発想力と技術力の持ち主。
- 彼が発明・製作した地底探検車ボルケリオンは、前面に巨大なドリルを持ち、地盤の振動から空間を探知する機能まで備えているハイスペックメカである。
- ダディオ曰く<ヴァイガルドには軽く100年は早いであろう発明が搭載されている>。
- 冒険が大好きなセーレをして<(冒険なんかにうつつを抜かさなきゃ、天才発明家として1000年語り継がれるのに…)>、<(いずれヴィータがみんなこの人のレベルに達したら、ハルマゲドンも三つ巴で戦えるよ)>とまで言わしめるほどの才能である。
(出典:セーレのキャラストーリー)
- 冒険以外のことへの興味関心はほぼない。
- ヴィータの女に対し騒音発生機やら粗大ごみの代表格やらというとんでもない女性蔑視発言をかましたり、味や栄養を完全に度外視した凄まじくまずい携帯食「圧縮食料」を好んで食べたりなど。
- 救出した遭難者ソナンによるまともな食事を口にした際には<「味」などというのは、オカルトだと思っていた…>と驚愕し、もう二度と圧縮食料は食べたくないと漏らしていた。
(出典:セーレのキャラストーリー)
- ただしセーレのことはそれなりに大切に思っているらしい。冒険の次に大事、とのこと。
- 地下世界からの帰還の後は、ソナンさんと結婚し子供を設けたらしい。
- 生まれた娘には「マーレ」と名づけている。
セーレというメギドの名前と近い響きにすることでセーレが浮いてしまわないようにとの思いでソナンさんが考えたもの。
(出典:ベリトBのキャラストーリー)
- ベリトの古い悪友の一人、アドバンチの息子であると判明。
(出典:ベリトBのキャラストーリー)
- アドバンチは未知の世界をうろつき回る冒険家であり、ベリトに依頼されて宝を探したりなどもしていた。人呼んで冒険貴族アドバンチ。
(出典:ベリトのキャラストーリー)
- なお息子ダディオは父を冒険王と呼んでいる。ベリトの知らぬ間に階級が上がっていた。
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ダムロック †[編集]
- 主人公の祖父。
- ソロモンの指輪を所持しており、若い頃に偶然パイモンを召喚することに成功した。
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| | 詳細
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- 指輪を手に入れた経緯からか、メギドの存在も知っていた。
その後アルスノヴァ血統を名乗る女性マーグラと知り合い、パイモンと三人でオーパ山の小屋に暮らす。
パイモンがたびたび<先代の嫁>と発言しているためマーグラとはその後結婚したらしい。
- 若い頃の性格は軽く、女好き。ひたすらナンパを繰り返していたのが、当初は女に興味もなかったパイモンにまで伝染することに。
ただし、それは同じアルスノヴァ血統の伴侶を探し当てたいという無意識の衝動が原因でもあった。
- その衝動が災いしてかマーグラに対しての一世一代のプロポーズは玉砕に終わっている。
その理由はマーグラの「ナンパはやめる?」という質問に即答できず、オマケに眼が泳いでいたから。
マーグラ曰く「裏切る確率100%」とのこと。
まあ、結局は結ばれたようであるが。
(出典:パイモンのキャラストーリー)
- 研究熱心な妻マーグラが隠遁していたベリアルとコンタクトを取る方法を発見し、パイモンを連れてベリアルと対面している。
(出典:41話-1)
しかし主人公とは違い、<メギドラルを敵とした強い「戦う意思」>を持たなかったことから、ソロモン王とするのは早いと判断された。
(出典:46話)
- 以上のことからどう考えても重要人物と言えるが、グラフィックは汎用モブキャラクターで
あるあった。後述するイベントを機に、専用グラフィックを貰えることとなった。
- 本作の命名傾向からすれば彼にも何かしら名前の由来がありそうなものだが、今のところ有力な説はない。
- 一周年コメントリレーのコンポーザー回では「ダムロックが主人公だった時代のシナリオボス戦」なるおまけの曲がひっそり発表された。
ここで聞くことができる。
懐かしのピコピコ音で流れるアレンジ戦闘曲にドット絵で戦うダムロックとパイモンの鮮明な幻覚を見たソロモン王が多数発生した。
- 「化身舞闘-血統と指輪-」というタイトルでサウンドトラック(「メギド72 -ost- 」disc2)にも収録された。
- 本編の前日譚にあたる2020年のメギドの日イベント「ダムロックと4人の不死者」では主役に抜擢。
魔王の礼装姿での新規固有グラフィックとキャラクターボイス(CV:多田野曜平)を貰い、更にはクエスト時にソロモンではなくダムロックが走り掛け合いをするという演出もなされた。
BGMも化身舞闘-血統と指輪-であり、ドット絵でこそないものの幻覚が現実となる形となった。
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ツルムガ †[編集]
- 旧グロル村の村長の息子。
(出典:75話)
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| | 詳細
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- 自身が村長の息子でありながら、フォトンが見えないことを気にしているのか、「古き血筋」であるソロモンを妬んでいる。なんなら本人の目の前で堂々と宣言している。
- 一方で、村長の息子という立場故か人望はあり、おまけにモテた様子。ソロモンには逆にその点を妬まれている。
- 文面だけ見ると犬猿の仲の様に見えるが、実際はお互いに子供じみた悪口を言い合う仲。
- ソロモンの服装をプロデュースした「悪友」の1人の可能性もある。
- 突如村中のフォトンが消失したことを危惧したソロモンについて行こうとしたが、ソロモンが大ごとにしたがらなかったために村に残る。結果として、ツルムガはグロル村壊滅時の際に死亡する。
- ソロモンは村を出発する直前のツルムガとの会話という情景を心で見続けていた。しかし、戦争社会を経験し、そこにもう戻れないことを悟った「グロル村の少年」は、ソロモン王として「前に進む」ことを決意する。
- 魂はヴァイガルドのカトルスに渡ったらしく、フォルネウスが伝言を預かってきている。その言葉に、ソロモンは涙を流した。
- 名前の由来は「つるむ」から来ている。
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- 山で狩りをして暮らしていた弓の名手。レラジェの育ての親にあたる人物。
(出典:イベント「悪夢を穿つ狩人の矢(修正版)」)
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| | 詳細
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- 女だてらにブネを上回るとてつもない長身、ただし身長が高すぎて細身に見える体型。弓の使いすぎで両腕の長さが違う。切れ長の鋭い目に濡れ羽のような長い黒髪。
怪力の持ち主であり、石を素手で粉々にすることができたという。
長身である自身の身長以上の弓を使う。また、弓のみならず剣や槍の才も持ち合わせている。
――という、何もかもが常人(ヴィータ)離れした人物である。
口調も「あたい様」「~だねェ」といったいかにも豪放磊落な雰囲気だが意地が悪く、レラジェに対しても常に厳しく当たっていた。
- ある日、「オーマ」と交戦し、重傷を負ってレラジェに発見される。
恐怖を超えた先にあるものを得るべく、そしてレラジェと共に過ごした日常への愛着から、逃げることをよしとせず単身決着をつけることを選び、この時を最後に消息を絶った。
一方で、オーマもこの戦いによって確かに絶命しており、実際にこの戦いがどのような決着を迎えたのか――ナスノが本当に死亡したのかは判然としないままとなっている。
- エルプシャフト文化圏より東の地域の出身であり、和風の服装に和弓を構えていた。
リジェネレイトしたレラジェの服装はナスノをイメージした結果ということらしい。
- ナスノのグラフィックはRレラジェのシルエットが使われている。
- バフォメットによると東から来る商人が似た格好をしていることがあるとのこと。
- 初回開催時の「悪夢を穿つ狩人の矢」には影も形もなかった。
- 弓の達人という点から、名前の由来は間違いなく「那須与一」であろう。
- キャラの造形としては「源為朝」を彷彿とさせる面が多い。
身長七尺(210cm)ほど、左腕が右腕より四寸(12cm)ほど長いといった特徴がナスノと合致する。
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- グリマルキンが猫師匠と呼んでいる存在。
グリマルキンが道を違えようとすると現われ、猫の女王の使命を果たすよう導く。
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| | 詳細
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- …なのだがモブヴィータの姿で唐突に現れ、彼が一体なんなのかが一切わからない。種族不明はままあれど出身世界すら不明なキャラは彼ぐらいだろう。
(出典:グリマルキンのキャラストーリー)
- 果ては(グリマルキンの活躍に際して)メインストーリーにまで出てくる。本当になんなんだ…
(出典:60話・4)
- グリマルキンのキャラストーリーでは虚空からフェードインで登場しフェードアウトで消えていく。メインストーリーでは画面外からスライドして現れる。
この差異にどういう意味があるのかは不明。そもそも意味があるのかどうかも不明。
- エイプリルフール企画「人ビト72」の嘘★魔違(まちがい)召喚では、ヴィータとして召喚される。ただしエイプリルフール企画なので真面目に受け止めてはいけない気がする。
- 復刻版「悪夢を穿つ狩人の矢」のエピローグでも登場。登場方法はフェードイン。
この時点で猫師匠と面識はあるようだが、グリマルキンがメギドであると指摘した結果「なぜそれを」と驚かれている。
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プランシィ †[編集]
- ソロモン一行に同行するヴィータの女性。
学者であり、アンチャーターの捜索を目的として義弟のコランと共に未踏地を訪れていた。
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| | 詳細
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- 護界憲章の存在を看破する、バビロン起動の目的を言い当てるなど論理的思考力や直感に優れ、学者としては優秀な模様。
(出典:25話、26話、48話)
- 一方で自由奔放かつ知的好奇心を至上とした独自の価値観を持っており、かなり掴み所のない性格。
それゆえ友人が少なく、ベレトやアスモデウスなどむしろメギドと気が合う場合の方が多い。
(出典:43話、48話)
- コランに負けず劣らず重度のブラコンであり、動揺すると弟を抱きしめて落ち着く習慣がある。
優秀な弟を頼りつつも事あるごとに心配し持ちつ持たれつの関係を築いている。(実際は持たれっぱなしであるが)
現在描写されている範囲ではコランの正体には気付いていない模様である。
(出典:30話、32話、41話)
- いざという時の生存力は高いが、基本的に身の周りのことは弟に任せっぱなしであり生活力には欠ける模様。
余談だが、バエルへの贈り物には食物と呼べないような代物が時々混ざっている。誰の仕業なのであろうか…
(出典:バエルのキャラストーリー)
- ちなみに、彼女が発表したアンチャーターの存在を示唆する論文の影響で、「名もなき遺跡」にはアンチャーターを狙う盗掘家が多数侵入した。
ベレトはそのうちの一団との出会ったことで、追放メギドとして、ひいては不死者として覚醒することとなった。
間接的ではあるがベレトとは出会う前から関わりがあったことになる。
(出典:ベレトのキャラストーリー)
- 指輪にばかり興味があると思いきや、持ち主ごと持ち帰ってでもいいと発言。
その際の発言は主人公への好感度自体も(意外と)そこそこ高そうな口ぶりだった。
- 学者としては掛け値なしに有能だが、(獣の軍勢との戦いが控える状態で指輪を自分のもののように言い出したり、好奇心を優先して危険に飛び込んだりなど)時と場合をわきまえない行動が目立つトラブルメイカータイプ。
しかしその勢いが話を先に進める原動力にもなる。
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フルカネリ会長 †[編集]
- フルカネリ商会の会長。
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| | 詳細
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- フルネームは「コルネリオ・フルカネリ」。独身。
- 椅子に座って猫を膝の上に乗せているハゲオヤジといういかにも悪の親玉な容姿、そして人を食ったような言動が特徴で、無防備な状態でソロモン一行に刃を向けられてもまるで動じない。
その言動には部下のセリエですら散々に振り回されている。
- この椅子は自走機能を備えており、捕縛する気満々のソロモン一行相手でも逃げ回ることすら可能な凄まじい俊敏性を発揮する。
- 猫の名前はシャンパーニュ。あまり懐いていない様子。
- フルカネリ商会の行動は概ね彼の意向で、単なる金儲け目的という節がしばしば伺えるが真意には謎を残す。ソロモンに対してもっともらしい理由を上げへつらったこともあるが、反論されると「これ以上話を続けて論破されても困る」とさっさと話を切り上げている。
- 弱みにつけ込んで損害を与えられそうでも「(気晴らし目的の攻撃なので)別に殺したいわけじゃない」と言ったり、ソロモン一行に敵対する意志は乏しい様子。
(出典:イベント「美味礼讃ノ魔宴・前編」)
- 食事の邪魔をされた私怨でソロモンを襲撃する一方で、私闘に市民を巻き込まないために金を掴ませて人払いをするなど本人なりの筋を通すところが伺える。
時にはソロモンに手を貸してマキーネで幻獣を相手取ることも。
善人ではないが一概に悪人とも断じ難い、捉え所のない人物である。
- 民を守ることを優先し自身を見逃したグレモリーを見て<我が「国」も、あんな立派な 人物が上に立っていてくれれば 良かったんだがねぇ…>と独白した。
(出典:イベント「美味礼讃ノ魔宴・後編」)
- フルカネリ商会のモットーは「愛と平和」とのことだが、その真意は不明。
セリエと二人きりの場で<「大前提」を見失ってもらっては困る><…「愛と平和」さ、セリエ君 私たちはそのために動いている>と語っていることから、単なる口先だけの謳い文句でもなければ言葉通りのニュアンスでもないことは伺える。
(出典:イベント「美味礼讃ノ魔宴・後編」)
- この時セリエが出した「幻獣に襲われる街を見捨てる」「ソロモンを助けず後ろから急襲する」というような案を「1ゴルドの得にもならない」と却下したが、
食い下がったセリエを<…そんなことをして「あの方」が 許してくれると思うかね?>と背後にいる何者かの存在を示唆する表現で制した。
- 前後編イベント「DECARABIA」にて、彼の背後にいた「あの方」がデカラビアであることが明かされる。
ヴィータの自立した世界を作り上げるデカラビアの計画に賛同し、また祖国であるヴェステン公国を腐敗貴族から解き放った英雄としても評価している。
- アルスノヴァ形質の持ち主であり、そのこともデカラビアの戦略に貢献した。
デカラビアに心酔しているために伝達が起こった可能性もある、とベリアルに推測されている。
- 計画が失敗した後、デカラビアに代わって自身を黒幕と偽り罪を背負ったことからも、彼への情は本物であったことが窺える。
デカラビアの方もガブリエルに対してフルカネリが処刑されないことを念押ししたり、<私は… 君の良き相棒であれたかね>という問いに<そうあり続けるために精進しろ>と彼らしい言葉で肯定するなど、互いの絆の深さが垣間見える。
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マーグラ †[編集]
- ダムロックの妻で主人公の祖母。
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| | 詳細
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- 自分がアルスノヴァ血統であることを知っており、伝承などを調べ回っていた市井の研究者。
血統の影響もありそうだがかなり熱心かつやや強引な性格で、ハルマゲドン阻止に必要なソロモンの指輪をダムロックから強奪するなどしていた。
- フォトンが見える古き血筋の末裔でもある。
主人公の力は祖母からの遺伝。
(出典:パイモンのキャラストーリー、49話)
- 6章で100年前ウェパルと駆け落ちしようとした王子ジオの子孫であることが明かされた。
つまりその孫である主人公もジオの子孫である。
- ベリアルに会う方法を見つけ出すなどシナリオ上重要な功績を数多く持つ。
が、やはりグラフィックは汎用である。
- 名前は、主人公の「祖母」=「グランマ」からだろうか?
もっと語感が近い言葉として「グラマー」があるが、特に容姿に関する言及はないし、汎用グラフィックなので我々からは評価のしようがない。
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- シバの女王(アミーラ)の親友。ほぼ家族のような関係で、その結びつきは「彼女が死亡したらシバが戦えなくなる」とガブリエルが断言するほど強い。
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| | 詳細
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- アミーラを幼い頃から可愛がっており、街へ遊びに連れ出すなどしていた。
その時店で見かけたクマのぬいぐるみ(アミーラ曰く「愛おしき者」)を手作りで再現してアミーラにプレゼントしている。
(出典:9話)
- ハイルング村に避難していたところをアミーラが王都に連れ戻そうとした際、運悪く幻獣の王都襲撃に巻き込まれてヒルフェの地下道で行方不明となった。
その後森の奥で他の避難民と共に拉致されていたところを発見される。
(出典:12話、14話)
- 聡明な女性。地下道ではパニックに陥った住民たちを冷静に導いていた。
6章で再登場し、とある出来事で心が折れかけたソロモンに立ち直るきっかけを与える。
指輪の同士であるシバや仲間のメギド達ではなく、ごく普通のヴィータである彼女が言うからこその重みがそこにはある。
(出典:第50話・冒頭)
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ミカエル †[編集]
- ヴァイガルドに滞在しているハルマの一人。3章から登場。
- ガブリエルやカマエルでは太刀打ちできない実力を持つ上級ハルマである。
(出典:22話-5)
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| | 詳細
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- その評価に違わず、アルタートゥムに集った3体のエリダヌスのうち1体を単独で撃破している。
(出典:23話)
- アスモデウスとは追放以前のメギドラル時代から旧知の仲であったことが明かされた。
ガブリエルらも知らなかった事実であり、アンチャーターの事実も知っている等、かなりの機密に通じている様子。
- アスモデウスからは「未来編纂者」と呼ばれていた。
(出典:21話-END)
- と、ストーリー上まぎれもない超重要人物なのだが、見た目や行動がただひたすらに胡散臭い。
半裸の上半身の上にハルマ御用達の白いスーツの上着を羽織った姿は怪しさ満点だが、それに加えてイエス!カモン!エクセレント!イグザクトリー!ノンノンノー!といった妙な横文字交じりの言動が胡散臭さに拍車をかける。
- ミカエルに初めて会った時のマルコシアスの第一声が「想像以上にヤバそうなのが出てきましたね」であり、あのガープにすら「俺の知っているハルマとかなりイメージが違う」と言われるほど非常に濃いキャラクターをしている。
(出典:17話-END)
- シバは揃いのスーツ姿をイメージすることでハルマたちをまとめて召喚しているとのこと。
そのためミカエルがこのように一人スーツ姿を着崩しているのは、シバからの召喚を免れる意図もあるらしい。
(出典:イベント「悪魔の塔を攻略せよ」)
- ヴィータの間では「半裸だとモテる」という流説がある(出典:53話-2)が、その都市伝説は彼が発祥と思われるという。
ソロモンや追放メギド、モブグラの若い男性などは、それとは知らず彼の真似をしている可能性がある。
(出典:【3周年】メギド質問箱)
- しかも専用BGM持ちである。
- ミカエルの初登場時に流れるあのBGMはオリアスのキャラストーリー等でも使用されているため
完全に彼専用というわけではないのだがミカエルの衝撃的な容姿も相まって非常に印象に残るのは確かである。
- 王都の教育機関に(滅多に姿を現さない)永久顧問として在籍しており、ヴァイガルドの教育制度の発展は彼の尽力によるもの。
(出典:【2周年】メギド質問箱)
- 余談だが、我々の世界で言う天使ミカエルに由来する人名の一つに「ミハエル」というドイツ・オランダ語圏の男性名があるが、
ヴァイガルドではこの名前が当世風の流行りの名前の一つだという。(出典:イベント「見習い女王と筋肉の悪魔」)
ヴァイガルドのミハエルが彼に由来するとは言及されていないが、長年ヴィータ達に寄り添って活動してきた彼にあやかって名付けられた者もいるのかもしれない。
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メギストス †[編集]
- 幻獣の姿や生態などを記した「幻獣図鑑」の著者。
幻獣の記録に強い執着を持つ。
(出典:イベント「ソロモン王と幻獣図鑑」)
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| | 詳細
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- 本名「セプテム・メギストス」。
ゲーム中で「図鑑」から見ることのできるオーブの説明文を書いた人物の1人である。
- 自分の探究心に素直で、とにかく強引。一度出禁を食らったにも関わらずプロデューサーにしつこく詰め寄ったり、ソロモンやベヒモスを質問攻めにしたり、ベローナにベタベタ触って怒ったベレトにぶっ飛ばされたりと、難のある性格。
- バルバトスはプランシィの同類と見ているものの、バエルは否定している。
- イベント「逆襲のバンキン族」においても、変異したヴァイガルドの在来生物を幻獣ではないと知るや放り捨てたり、
バンキン族をしつこく弄り回して観察したり、足の形状を確認するため靴を脱ぐよう迫ったりと
相変わらずの自由さであった。
- 彼がここまで幻獣の記録に熱心になる理由は、それが当たり前だから。鳥が空を飛び、人が呼吸するのと同じで、「そういう風に生まれたから」と語る。
- 後述するが彼の先祖は追放メギドであり、それが彼の魂に何かしらの影響を与えた可能性は高い。ギガスのように、追放メギドの魂が子孫に影響を及ぼしている事例はある。
(出典:イベント「死を招く邪本ギギガガス」)
- 一方で、彼の祖母が作成した辺境の地図(かなり正確な逸品)の価値をわかっており、地図が流通すれば余所者が辺境に訪れると推測し、図鑑と異なり販売はしていない。
もっとも、幻獣の調査に邪魔だからという彼らしい理由ではあるが。
- 出版された幻獣図鑑には幻獣かどうか怪しいレラジェのピーターやオリアスのサン&ムーン、幻獣どころか生物ですらないコルソンのぬいぐるみも書かれており、彼の中での幻獣の定義ははっきりしない。
極端な話、物珍しかったらなんでもいいのかもしれない。
- 記録はメギストスの先祖が代々続けてきたものであり、彼は7代目。
- 初代メギストスは、彼のひいひいひい祖父さんであり、追放メギドの「タブラ」。「記録魔タブラ」と呼ばれ、誰に頼まれたわけでもなく様々な記録を残し続けたメギドだった。
メギドとしての記憶が戻ることはなかったが、各地を巡り生物の記録をしていたこと、メギドラルの話をすんなり受け入れたことなどから、アスモデウスは旧知のメギドであるタブラだと確信した。
メギドとしての「個」だけが発露し、メギド時代の「個」に従って動いていたとアスモデウスは推測している。
- アスモデウスは推定200年前に初代であるタブラと、バラムは約100年前にタブラのひ孫である4代目のメギストスとそれぞれ接触している。4代目が「亡くなったひい祖父さん」と語っていることから、タブラは既に世を去った可能性が高い。
- タブラが自身の研究を世に出そうとしなかったのにも関わらず、セプテムが幻獣図鑑の販売に踏み切ったのは、単純に記録費の捻出のため。
- タブラの出身は裕福な貴族だが、代が進むにつれて私財は減り続け、セプテムの父の代で破産した。
- ベルフェゴールは「地図の方が金になりそうだ」と言ったが、上記の理由で地図の販売はしていない。
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メギドラルのソロモン王 †[編集]
- メギドラルが擁立する、本物のソロモンの指輪を持ったソロモン王。
- 当初は「メギドラルが本物のソロモンの指輪を持っている」という情報から推測された仮説上の存在で、既にいるのか今後誕生するのかも定かではなかった。
(出典:46話・冒頭)
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| | 詳細
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- 死に際のアドラメレクの言葉によって実在が示唆された。
また、姿は確認されなかったが、黒き門の封印を解いてアンチャーターの運搬とペルペトゥム侵攻作戦を支援した。
(出典:57話1、2)
- メギド72がメギドラルへ進出してからもその存在は常に警戒対象であり、特に後ろ盾の大きさと指輪の性能差からソロモンより格上とみなして注意すべき相手となっている。
(出典:61話・3)
- フォルネウスが彼に召喚されたことで遂にその姿が確認された。
顔に傷や縫い痕のある粗暴な青年で、白い髪・白い服・白い肌・右手に指輪という風貌はソロモンと正反対の存在という印象を与える。
(出典:81話・END)
- 胸や手の甲に刺青が見られるが、既にアルスノヴァの儀式を行ったのか、
或いは彼がアルスノヴァ血統なのか、それ以外の要因なのかは明らかになっていない。
- アルスノヴァの巫女であるベリアルの助力が得られない以上、アルスノヴァの儀式を行えるとは考えにくく、
事実ソロモンらが先に儀式を終えたからこそマグナ・レギオの議席がソロモンのものになっていることからも、
儀式以外の何らかの技術で指輪を扱うための形質を得ていると考えるべきか。
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- バルバトスの別名……ではなく、とある村に住む老女の息子の名。
- イベント「紡ぎ紡がれし想い」で名前だけ登場した男性。あらすじはイベントシナリオを参照。
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| | 詳細
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- 老女いわく子どもの頃から病弱であったために厳しく育てたという。
強く逞しかった父親のように育てたいという母の思いから、何かと父を引き合いに出して叱られていた。
母の期待に応えるため騎士団に志願したが、そのために命を落としたらしい。
- バルバトスは老女から息子だと思い込まれ、数日ほどヨハン扱いされることとなった。
このイベントが元でユーザー間ではヨハンがバルバトスのあだ名として定着した。
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ライオ隊長 †[編集]
- ベヒモスを拾ったキャラバンの隊長。
(出典:「呪いの指輪と猛き迅狼」「魔を呼ぶ狂気の指輪」)
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| | 詳細
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- 金にがめつく生き汚いが意外と世話焼きで、部下やベヒモスからも信頼されている。
かなり強気で、金稼ぎおよび自分や仲間を守るためには危険も厭わない。
粗暴な男だが根は悪いヴィータではない。
- 金にがめつい割に金遣いは渋く、得た金を何に使っているのかは判然としない。
- 偶然押し付けられることになったハーゲンティにも丁寧に商いを指導しており、「ボス」と慕われていた。
- 見た目は老人だが、本人が言うには見た目よりずっと若い。
これはかつて借金をチャラにしてもらう約束で「若返りの薬」の実験台になったら、実際は老ける薬だったため。
それによって肉体的にはだいぶ弱ってしまっている。
- ベヒモスに「オットー」「ライオット」などと名前を間違えられるシーンがあり、
ライオット(奔放)が名前の語源か。「おっとう(父親)→オットー」という説もある。
- と、このようにイベント前編までは玉にキズのある普通のヴィータ、だったのだが…
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| | 詳細
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- 後編でその素性が「アモンを虐待していた実父」だと判明。
(なお、前編においてアモンは影も形もなく、後編からの登場である)
何だかんだで周囲には慕われる現在の彼とは結びつき難い事実だが、この事実と「当時は金欠が原因で荒んでいた」ということを差し引いてみると、現在の彼の「いささか粗暴で高圧的」な一面もまた違った印象に映る。
- 別人のように老け込んでいたためにアモンは当初気付かなかったが(ライオも気づいていなかった)、彼の怒鳴り声から父親のことを連想していた。
- 過去については悔いており、許される罪ではないという認識を持ちながらも、万が一息子と再会できたらせめて金だけでも与えられるようにと、備蓄を目的とした金策に励んでいたのが彼の行動の真実であった。
少なくとも、劇中の描写においてその贖罪の意思に偽りは見られない。
- しかし、被害者であるアモンにとってはやはりどのような贖罪も決して認められることではなく、その思いは否定されることになる。
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- 王宮に仕えるシバの女王付きのメイド。
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| | 詳細
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- 公式Twitterの看板娘として日々最新情報の告知を行なっているが、公式サイトにも紹介がなく、初期のツイートでメイドであると自己紹介したのみであり、ユーザー間では長らく「ゲームのどこに居るの?」と疑問のままだった。
- 5章でようやくシバの口から身内として名前が出た他、バラムのキャラストーリー内に登場した。
(出典:39話-6)
- アップデートで起動時ユーザーアンケートが実装され、その案内人を務めるようになった。
だがやはりストーリーでの登場は5章なので新規プレイヤーにはこの子誰?状態がしばらく続く。
- ふんわりしていておっちょこちょいだが仕事の腕は確かで、バラムの口車にも迂闊に乗らない芯がある。
シバにとってはマイネに並ぶ悩みを打ち明けられる者であり、街で流行りのおやつを買ってきてほしいとこっそりお願いするなど仲が良い様子。
(出典:バラムのキャラストーリー)
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その他動物等 †[編集]
アナキス †[編集]
- 寄生型メギド。サラの髪に寄生している。
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| | 詳細
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- サタナキアの製作物の一つ。死に際のメギドを再利用してできた原型に、アシュレイが手に入れたアスモデウスの細胞を混ぜ込んで作られた。
- 悪魔アスモデウスの伝説にサラという娘に取り憑く話があるのでその辺りが元ネタか。
- メギドラルからヴァイガルドへ行く手段として開発されたもの。
寄生型メギドなのでメギドというくくりだが「個」として発生したわけではないため、定義的に微妙な立場。
- この点はプロデューサーがメギドを自称したり、幻獣はメギドのなり損ないであるという説があったりなど境界線が曖昧な話題でもある。
- 幻獣は突破できないメギドの塔のゲートをくぐれる、知性や能力はメギド相当にある、奥義演出でわかる通り「メギド体」がある、などメギドと呼ばれるだけの条件は満たしている。
- 細胞だけのくせに「個」を発現しているらしく、一つのメギドして成立するだけの存在感がある模様。分裂して複数のメギドになった例などを考えるとやはりアナキスもアスモデウスから分裂したメギドとして定義出来そうである。
(出典:イベント「プルフラス・復讐の白百合」、オーブ図鑑「ゴライアスボール」)
- メギドとしての能力を封印した状態ならばヴァイガルドへ行ける。
では脆弱なヴィータと大して変わりがない状態で持つ戦力はどういう扱いになるのか?という疑問を解決しようとしたものらしい。
- 髪メギドA、B、Cと表記される人格らしきものが3つ存在し、宿主のサラが寝ている間などに会議を行ったりする。オーブで見られる彼らの姿は三つ首の竜。頭一つに各々の意思があるようだ。
- 性格も各々異なり、Aは暴力で解決しがちなメギド寄りの思考、Bは合理性やリスクリターンを考慮する計算タイプ、Cはヤドヌシ至高主義者。
(出典:サラのキャラストーリー、イベント「悪魔の塔を攻略せよ」)
- ちなみに被験者から死者を出している。(マッドな)研究に犠牲は付き物か……。
- 本来は体内に寄生するらしく、取り出そうとするなら宿主を殺さなければならないはずであったが、何故かサラの頭の上を気に入っている。
(出典:イベント「プルフラス・復讐の白百合」)
- アスモデウスに対しては恭順を見せ、アスモデウスもそれ故に存在を無視している(アナキスにとってその方が望ましいと察して)。「威厳のある家長の前では礼儀正しく振る舞う若者のような関係かもしれません」とのこと。
(出典:2019年メギドの日 メギド質問箱No.8)
- 宿主としてのサラを守る為ならどんな犠牲も厭わず、戦いの時も常にサラを気遣って力をセーブしている。奥義を発動する時はサラを安全な体内に取り込み眠らせ、危険がない状態にした上で本気を出す。
(出典:一周年開発者コメントリレーNo.21)
- 知能を操作する事が出来たり寄生先への洗脳能力があるらしいが現宿り主のサラに発揮されてるかは不明。
- 名前の由来は英語で無政府主義者を意味する『anarchist』か。混沌から生まれた反秩序。
- 命名者はプルフラスの兄、アシュレイ。
『ア』シュレイ、サタ『ナキ』ア、プルフラ『ス』からそれぞれ取った名前らしい。
(出典:サタナキア(バースト)のキャラストーリー)
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ウルマフ †[編集]
- ネルガルのお供を務める小型のライオン。
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| | 詳細
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- 普段はネルガルのそばでのほほんとしているだけだが、ネルガルが戦闘不能になりオートパイロットが起動するとウルマフがネルガルの体を制御するようになる。
- オーブとしても実装されており、HP50%以下の時確率でダメージを無効にする特性と、自身をかばう状態にして攻撃力を上昇させる技を持つ。
特性は確率かばうや自動蘇生によってHPが低く保たれやすいネルガルを守ってくれ、技は反撃スキルを持つネルガルの攻撃機会を増やしてくれる。ネルガルと相性の良いオーブ。
- ライオンなのにウルフみたいな名前だが、別に狼とは関係無い。
名前の由来はメソポタミア神話に語られるウルマフール(urmahlullu)という獅子人間だろう。
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エンキドゥ †[編集]
- ベヒモスのようにメギドになりたいと願う蛹体の幻獣。
知識は少ないが流暢に言葉を話すことができ、とても人懐こい。
(出典:イベント「さらば哀しき獣たち」)
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| | 詳細
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- 幻獣としては弱く、メギドラルでは他の蛹体たちに蔑まれ虐げられていた。
そこへたまたま現れたベヒモスに成り行き上助けられた形になり、蛹体から強いメギドに進化したベヒモスに憧れを抱く。
- 力は弱いが知性は十分に高く、メギドになるため様々な知識を欲しており貪欲に質問する。
新しい言葉を覚えると賢くなったと大喜びする。
- 「オイラ」という素朴な口調と「それなあに?」と次々に質問してくる様子が合わさり、素直な子どものような印象を受ける。
- 心優しい性格であり、牢に囚われていたグラシャラボラスたちを可哀想に思って鍵を持ってこようとした。
- ベヒモスがソロモンの仲間になったと噂を聞き、自分もソロモンの仲間になりたいと頑張ってヴァイガルドまでやってきた。
- 偶然ソロモンと出会うことが出来たエンキドゥは自分もベヒモスと同じようにソロモンの仲間になりたいと強く願い出る。メギドになれたら仲間にしてもらえると聞き、より賢く強くなるため献身的にソロモンに協力した。
- チリアットが操っていた兵器アンゲテナルが暴走し、ソロモン一行を道連れに自爆しようとしたのに対し、咄嗟に前に出て皆の盾となる。
- 爆心地にいたチリアットが跡形もなく消し飛んだほどの威力からその場にいる全員(敵方についており離れていたであろうベバル・アバラムまでも)を無傷で守るという、「弱い」幻獣とは思えないほどの力を発揮したものの、自分自身を守ることはできなかった。
(咄嗟の判断ゆえにしそびれただけで能力的には不可能ではなかった可能性も示唆されている)
重傷を負ったエンキドゥの体はそのまま消滅し、代わりにオーブが一つ残された。
- オーブとなったエンキドゥの精神は消滅してしまった訳ではないようで、「真っ暗」な中にいるがなんとなくソロモン仲間にはしてもらえたことを感じて喜んでいる様子が描かれている。
- ゲーム上でのオーブの効果もダメージ無効付与(単体だが)となっている。
- その活躍は特別な一枚絵が用意された程力の入った描写で、エンキドゥの献身とその末路に心を打たれる演出となっている。
- エンキドゥのオーブは使用するとボイスが再生される特別仕様。
モーションは頭上に蝶を見つけて嬉しそうに捕まえようとするが、失敗して転んでしまうというもの。
- 蝶(メギド)に憧れたが届かなかった「蛹」を意味していると考えられる。
- 元ネタは「ギルガメッシュ叙事詩」に登場するギルガメッシュの友人「エンキドゥ」。
- 対ギルガメッシュ用に神々が生み出した獣人で、シャムハトとの交流で人間を知り、獣性を失っていった。獣のような姿をしていたり、質問を繰り返すのもこういったエピソードが元ネタと思われる。彼もまたギルガメッシュと冒険を繰り返す内に成長していくが、ギルガメッシュがイシュタルの求婚を断った事、フンババの森への遠征に参加した事が原因で呪い殺されてしまった。
- 2020年より公式ツイッターにて開始したシリーズ4コマの主人公として登場(作:てとり)。
「さらば哀しき獣たち」より前の時系列で、友達のルカオンと共にメギドになる為に奮闘する姿を非常にゆるく描いた作品である。
正式な作品タイトルは無い模様だが、ツイッターのハッシュタグでは「#メギドになりたいエンキドゥ」とシリーズ名が付けられている。
2021年時点で3rdシーズンまで展開中。
◆作品まとめ
1stシーズン・新年特別編・2ndシーズン
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カルコス †[編集]
- オレイの相棒を務めるフクロウ型の生き物。シルクハットを被っている。
2人あわせて怪盗オレイカルコス。
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- 「怪盗オレイ…」「カルコス!」という名乗りが特徴。
オレイのことが大好きなようで、献身的にサポートしたり、何かと褒め称えたりする。
- オレイが記憶を失うきっかけを作り、またオレイの秘密を共有するサタナキアには恨みを覚えながらも共犯めいた関係が続いている。
一方オレイが変質した理由となったプルフラスには当たりが強く、相当湿っぽい感情を向けている。「アホの小娘」「プルフラス『なんか』」などなど。
(出典:サタナキアBのキャラストーリー)
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サン&ムーン †[編集]
- オリアスが連れている使い魔の猫二匹組。
- (ΦωΦ)がサン、(´ω`)がムーン。
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| | 詳細
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- サンはしっかり者でオリアスのお目付け役。
ムーンはおっとりしていて漢字を使わない喋り方をする。(ただし言うことはメタい)
二匹とも一人称は僕。(ムーンは「ボク」)
- 当たり前のように喋り、当たり前のように使い魔として存在している。猫とは似て非なるその造形に、しばらくの間正体不明の謎生物として扱われていたことも。
- グリマルキンの猫姿や、6章で見られる野良猫はおはぎ体型のサンムーンとは違い普通にリアルな猫の形で描かれていることも疑いに拍車をかけていた。
- なおオリアスの方針により、喋れることは一般人はおろかアジトの面々にも秘密にしているようだ。
(出典:オリアスCのキャラストーリー)
- イベント「美味礼讃ノ魔宴・前編」でついにその正体が判明。
自身が追放されることを予知したオリアスが、追放後スムーズに記憶を取り戻せるために作り出したオリアス自身の分離体であった。
リジェネレイトオリアスのキャッチコピー「サンとムーンだって私の一部なんだから!」は文字通りそのままの意味だったわけである。
- ただしその際、オリアスのしっかり者としての部分がサン&ムーンに多く分けられてしまったため、オリアス本人は自堕落なダメ人間になってしまったのでは……とサンは考えている。
再融合することも可能なようだが、家事をサン&ムーンに任せっきりにしているオリアスには融合する気は毛頭ない。
- 奥義時にはサンとムーンがオリアスに統合されてメギド体になっているようにも見える。
- イベント「怒れる勇者とプチマゲドン」の交換アイテムであるファミリアクッキーは幻獣の形をしたクッキーとのことだが、その中にどう見てもサンの形をしたものも混じっていた。
- オーブにもなっており、使用するとニャーニャーと鳴きながらくるくる回って踊る。可愛い。
技名は「黒猫のタンゴ」。名曲である。
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チビックス †[編集]
- モラクスの一部……に成りそこねた物。
(出典:イベント「ソロモン王と悪魔の鏡」)
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| | 詳細
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- 正確には、メギドラルに生育している特殊なインテリキノコ(知恵のキノコ)の副産物。
- 食われることで捕食者の体内にフォトン器官を生成し共生関係を得るキノコがソロモンの召喚により引き剥がされ単体で召喚されてしまった。
- 外見はピヨピヨ、デビマル、フェルシュングに続く初期メンバーのメギド体のデフォルメ版のような外見。
- しかしながら性能は異様に高く、問題視されがちだったモラクスのHPを補い、本人のスキルの効果を引き上げ、召喚効果は短CTで敵全体に地割れとモラクスの性能を一段回引き上げる存在。
- モラクスに他のオーブを回す事を躊躇わせるレベルの共生具合である。
- モラクス側もチビックス実装の2年後、専用霊宝で破断を習得。共生具合が更に高まった。
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デビマル †[編集]
- マルコシアスがリジェネレイトに失敗した姿。デビルマルコシアスの略。
(出典:イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
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| | 詳細
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- メギドとヴィータの正義観の違いに苦しみ、自らの行いに罪悪感を抱えていたマルコシアスが、
具体的なビジョンがないままリジェネレイトを敢行した結果、「悪」が形を成したかのような姿へと変貌してしまった。
倒すことでもう一度リジェネレイトをさせるというサタナキアの策により、元の姿に戻ることができた。
- 見た目はマルコシアスのメギド体を1頭身にしたようなもの。
女子メギドたちからは可愛いと評判で、ザガンは「飼ってもいいかな?」などと言っていた。
- しかし性格は凶暴で、焼き菓子を分けてあげようとしたジズをぶつなど邪悪な振る舞いをする。
- <「もう一度あの姿になって」と周囲に言われマルコシアスも努力したが当然無理だった。>とのこと。
(出典:メギドの日2019カウントダウン 6月6日(デビマル))
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伝言獣ミュトス †[編集]
- 伝言の能力を持つ幻獣。伝言が完了すると死ぬ。
希少な存在であるらしい。
(出典:60話・5、サルガタナスのキャラストーリー)
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| | 詳細
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- 見た目はスプリガンなどの色違い。
- 「ミュトス(Mythos)」とは、ギリシャ語で「語り伝えられるもの」「伝説」「神話」などを意味する。
脆弱な生態に対しあまりに大仰なネーミングである。
- そんな貧弱な彼らが重宝される理由の一つは、移動速度が非常に速いから。
移動先の人や場所の匂いを先に覚えさせておくことで、たとえメギドラル-ヴァイガルド間であっても正確に超高速でそこに向かい、伝言をする。そして死ぬ。
- 死んでしまう理由も伝言は直接的には関係なく、長距離を高速で移動した結果力尽きる。
つまり自身の移動速度に体が追いついていないのである…
(出典:イベント「不死の幻獣と失いし過去」)
- 伝言の精度にはかなり個体差があるらしい。伝言の途中で力尽きる事例もあるのだろう。
「伝言させると死ぬくせに、伝言させるまで出来の良さがわからねぇとか、ひっでぇよな」とはフラウロスの言。
(出典:イベント「メギドラルの悲劇の騎士」)
- その一芸に命を懸けるが如き生き様から一部のユーザー間でネタ的な人気があり、「伝言獣ミュトスふせん」なる公式グッズが作られるに至った。
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とらまる †[編集]
- コルソンが抱えている白い虎のぬいぐるみ。
フォトンを与えることでコルソンの意のままに動き、時に巨大化までする。
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| | 詳細
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- ベルフェゴールからコルソンへの最初の贈り物。
寂しがりなコルソンのために、ヴァイガルドのおみやげとして調達された。
(出典:ベルフェゴールのキャラストーリー)
- 単純な道具や傀儡とは違い、ある程度自律した精神・知能があるかのような振る舞いを見せる。
斥候を務めたり、偏った綿を自力で整えたりなど。
(出典:イベント「悪夢を穿つ狩人の矢」)
- コルソンが進化すると顔つきが大きく変わる。
星3ではキリッとした顔つきだが、星6では全体的にふっくらとして顔つきも穏やかになる。
- 額の模様はガープの戦化粧と少し似ている。
- 四周年を記念して作られた4th Anniversary Special Movieでは、コルソンと共にシバの女王のダンスメンバーとして登場。
正確に振り付けをこなす他、小さな体を活かして飛んだり跳ねたりしていた。
- ムービー内ではコルソンが他のメンバーより一拍遅れるシーンがあるのだが、とらまるは正常なリズムでダンスをこなしていた。
やはり自立しているのだろうか?
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- モグラ型の幻獣。ウゴロモチなどとは異なり、デフォルメされたような小さな見た目をしている。
(出典:イベント「守りたいのは、その笑顔」)
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| | 詳細
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- 幻獣どころか普通の動物としてもあまりにも弱い生態をしている謎の幻獣。
- 繁殖力は高いが、他の幻獣に簡単に捕食されてしまうため絶滅しかけている。
- 美味である上に他の幻獣を誘引する物質まで発する。食べてくれと言わんばかりである。
- そのため、メギドラルでも最近になるまでトーポの存在は認知されていなかった。
- 生活力も低く、食事と排泄時以外はずっと寝ている。
- 戦闘力も皆無。それどころか魚を獲るのにも屁っ放り腰で、挙句の果てに流れの強くない川にも流されてしまう始末。
- そんなトーポだが、物理ゲートを「掘る」ことができる。
- 異世界間を物理的なトンネルで繋げてしまえるこの能力は非常に希少で価値が高い。
- しかし本人たちは積極的に掘ろうとはせず、言うことを聞かせるのも難しい。
そのため、トーポたちにトンネルを掘らせることができているプーパのルカオンは不可侵軍団扱いになっている。
- ヴァイガルドに逃亡した個体の1匹がヒュトギンに捕獲され、飼育されている。
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- フリアエの所持する杖型の生命体らしきもの。
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| | 詳細
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- 杖形態と騎士形態が存在し、騎士形態は兜に直接手足が生えたかのような形。
- フリアエから粗雑な扱いを受けているようだが、椅子にされてもむしろ嬉しそうだったりと、その、少し特殊な上下関係なのかもしれない。
フリアエのスキル・覚醒スキル発動の際にはヌリを通して(メギドラルの法の)力が行使される。
- 奥義の際には主人と一緒に上体反らしジャンプをキメるなどしてなかなか可愛い。
- 杖形態では人探しをする際に立てるとその方向へ倒れたり、騎士形態では飛んだり戦ったり(カウンター狙い)フリアエに殴られたりとこの手の役としては非常に優秀。
- メギド体の能力が使えないヴァイガルドではフリアエがヌリの能力を信じて任せる一面もあったりとかなりの信頼関係。
- 何代目かのメギストスにより、「メギドラルでは無機物に魂を注入し、意思を持った武器を生み出す研究が行われているらしいがその一種なのだろうか」との考察がなされている。
その後実装されたゲイボルグでも同様の研究について語られたため、彼もいつかこの線で掘り下げられる日が来るかも知れない。
- ゲイボルグの話では実験はすぐに凍結されたらしいが、その理由の一つとして「メギドの魂を武器に封じても、我が強すぎて使い手と上手くいかないことが多い」ことが挙げられた。
仮にヌリが同じ実験の末に生み出された武器メギドであるなら、理想の使い手の元に届けられたのかも知れない。
- かなり優秀なヌリだがそれらを一気に覆す「性格」がある意味ヌリ最大の特徴かもしれない。
- 「特に若い女性の攻撃は大歓迎ですぞーーーっ!」 (ヌリの発言より抜粋)
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ハイドン †[編集]
- サタナキアの所持するアタッシュケース……のような幻獣のようななにか。
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| | 詳細
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- 好物はブラブナシロップ。
- サタナキア曰く「鞄」。しかし、物を入れても消化されてしまうため収納はできないらしい。
- サタナキアの武器代わりであり、彼の勝利時モーションでも噛み付いてじゃれつくなど猛獣のような行動が目立つ。
- しかし飼い主(?)のサタナキアが言うには命令しない限り餌以外には襲い掛からないらしい。
- また、彼のスキルでは対象者の頭に噛み付かせることで点穴値を上昇させている。その光景はかなりバイオレンス。
- しっかりと生物であるらしく、サタナキアの口から「鞄がお腹を空かせている」という発言も出ている。
- オーブとしても実装されており、使用効果は使用者にダメージが入るものの味方単体に高めの攻撃バフを与え、特性は戦闘不能時一度だけHPが1%の状態で復活するというどちらもユニークなもの。
- 特性はサタナキアやオロバスの特性、及びマスエフェクトと組み合わせると手軽に二度の効果発動が狙える。バティンのマスエフェクトとの組み合わせも同様。
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ハニワキング †[編集]
- ハーゲンティの頭の上にいる謎の……ハニワのような何か。
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| | 詳細
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- オーブにもなっている。
その能力は8割以上の防御無視を装備者に付与する強力なもの。
カウンターアタッカーへの付与としては一つの最適解となりうる。
- ハーゲンティの呼びかけに応じ、大挙して敵を押し流してくれるが100G請求される。
所持金が足りていないと来てくれないビジネスライクな関係。
- オーブ辞典によるとハニワ自体は普通に「死者の副葬品」としての文化がヴァイガルドに存在しているとのこと。しかしオーブ辞典の筆者をもってしても土人形であるはずのハニワが動くのは不可解であり結局正体不明っぷりに磨きがかかってしまった
- ハーゲンティによると、埴輪の中には稀にフォトンを吸収して不思議な力を備えたり自動的に動く物があるという。
(出典:3周年カウントダウン)
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バンキン族 †[編集]
- アライグマ型の幻獣。非常に流暢に話せるプーパで、語尾に「モフ」をつけて喋る。
(出典:62話)
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| | 詳細
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- かつて、追放前のサブナックと共生関係にあった幻獣の一族。
手先が器用で、サブナックのメギド体を補修する代わりに住処にさせてもらっていた。
- 当時の「モフ長」であるツヤダシは彼を追ってヴァイガルドへ渡ったが見つけられず帰還し、子にサブナックとの再会を悲願として託した。
子のアーライは、後にメギドラルへ遠征に来たサブナックと再会を果たすこととなる。
- 現在、バンキン族は軍団メギド72と協定を結び、共闘関係にある。
- また、自然豊かなヴァイガルドへの移住も彼らの目的の一つ。
ツヤダシと共にヴァイガルドへと渡ったバンキン族の一部はヴァイガルドへと残り、安住の地を探していた。
- 彼らはウァサゴの実家が統治しているルナール領の森で生活していたが、密猟者の手によって森を焼かれてしまった。
その後は彼らとも同盟関係となり、アジト周辺の森に住むこととなる。
(出典:イベント「逆襲のバンキン族」)
- メギドへの憧れもあってか非常に影響されやすい
- アーライ率いるメギドラルのバンキン族は大罪同盟に似たランドリーシンク・アライグマンズを名乗る
- ヴァイガルドのバンキン族はフルカネリ商会に似たモフルカネルカ小隊、シバの女王に似たキバの女王を名乗る
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ピーター †[編集]
- レラジェが連れているカメレオン。
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| | 詳細
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- ただのマスコット系カメレオンかと思いきやこのピーター、矢に宿りレラジェの放つ矢を強化する。
- 言葉を話すことはないものの知能は高いようで、レラジェの狩りの相棒として働く。
- スキル攻撃時にはレラジェの頭の上でエア弓を引いていたりしてお茶目。
オーブのピーターは召喚すると華麗なダンスで魅せてくるハイスペックカメレオン。
(ちなみに効果は列化+攻撃無効という驚異の性能)
- いったいどういう生物なのか、幻獣なのかどうかもわからない。レラジェ本人も「私にもわからない」とのこと。
(出典:ピーターのオーブ図鑑)
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ピヨピヨ †[編集]
- 時々、シャックスの周りを飛び回っているヒヨコのような生き物。
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| | 詳細
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- 「ソロモン王と秘密のアジト」においてソロモン王たちを利用し、「森の主」に収まろうと暗躍。
その結果、フォトンの影響で強大な力を手にしてハイになったピヨピヨは、
「ヴァイガルドの主」になるとの巨大な野望を抱きソロモン王たちに牙を剥いた。
(ピヨピヨに牙などないが)
- どうにも動物とも幻獣とも違うらしい。ピヨピヨはピヨピヨである。
- マルファス曰く「熊どころかアヒルにも劣る」とのこと。
- ちなみに普通に喋れる。
(出典:イベント「ソロモン王と秘密のアジト」)
- ゲーム内ではシャックス専用のEXオーブとして実装されている。
性能は禁断の書に類似した雷ダメージ+感電特効という強力なもの。
- 2周年イベント「ソロモン王と悪魔の鏡」にてついに正体が判明。
ゲートエクスプローラーの報復戦争に敗れて死亡したシャックスの軍団員達の魂だった。追放されたシャックスの魂についていき、記憶と自我のほとんどをなくしながらもシャックスを慕って無形のまま付き従っていた。
ソロモンに召喚され、シャックスがメギド体を得る際にフォトンのおこぼれで小さいシャックスのメギド体のような肉体を得た姿だった。
(出典:イベント「ソロモン王と悪魔の鏡」)
- シャックスの号令に「イエス!シャックス!」と応えるノリがよくて気のいいメギド達で、極めて高いリスクを伴うゲートエクスプローラーへの戦争にも躊躇せず、全員が参加していた。また、メギドラルの軍団は数十人でも小規模とされる中、描写的に数人しかおらず超々小規模な軍団だった模様。それでも高い戦力を保持するとされるゲートエクスプローラー(しかも負けた事実が拡がればメンツが保てないと判断される程度には有力な部隊)に勝利していることから、少数精鋭の実力者達だった可能性が高い。
- 『知恵の茸』のフォトン切れの落差でたまに会話もままならなくなるシャックスに、すぐ新しい茸を食べさせるなど世話も慣れていた。
- 実は同じ幼護士の下で育てられたメギド達がそのまま旗揚げした軍団だった。つまり、シャックスとは兄弟や幼馴染みに等しい関係。軍団員としてはシャックスを「軍団長」と呼んでいたが、バナルマの時は「シャックスちゃん」と呼んでいたようだ。
- シャックスはピヨピヨたちの正体には気づいていない様子。ピヨピヨ達も自分達がメギドだったことを覚えていないのでおそらくずっとこのままの関係だろう。
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F・F・P(ファンキー・ファット・ファランクス) †[編集]
- メギドラルで暴れだした幻獣のみの武闘派軍団。自意識を持つプーパ達で構成され、
マグナ・レギオに自分たちを認めさせるために暴走を繰り返す。
(出典:8章1節)
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| | 詳細
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- リーダーはフトルー三巨頭を名乗るサイクロプスのドカグイ、ネテバッカ、ウゴカーズ。
- 他にはフトランゼ6武獣の最後の1人を名乗るオークのブタトン、
(死んだ5人はアルキメデブ、アリフトデブブ、ソクラデブ、フトレイマスグ)など
名前の出てくるメンバーは全てダジャレネーム。
- 恐らく足りないもう1人はステージ73ボスのブタゴラスか。
- 所属する幻獣は種族も様々だが、リーダーを含め全員プーパとしてもかなり知能が低く好戦的。
- 対話と称してコール&レスポンスを繰り返す、動けなくなるまで駆け抜けるなどノリや名前のコメディさに反し、獲物を探して走り回りメギドを見かけたら問答無用で殺す、とやっている事は非常にタチの悪い集団。
- 元々はまつろわぬ者たちの食糧確保のために家畜として育てられた幻獣たちの群れだった。
そうした環境から逃げ延びた連中がF・F・Pの始まりである。
自由への希求とメギドたちへの強い敵意はこの生育環境が原因で、単純なトンチキ集団では済まない社会の闇のような存在と言える。
太っていることが優れているという家畜の価値観から抜け出せていない点もまた痛ましさを感じさせる。
(出典:75話・3)
- 不可侵軍団である「野戦病院」を虐殺してしまったためマグナ・レギオに問題視され
ソロモン王の軍団メギド72に討伐命令が下された。
- なおまさかのボーカル付き専用BGMまで持っている。ステージ75-4はぜひ音声有りで戦おう。F・F・P!F・F・P!
- あまりに印象的だったせいか、バラムが一度分断されたロノウェを本人か判定するために<F・F・Pを率いていた フトルー三巨頭の名前は?>というクイズを出した。
ロノウェも即答できていたことを見ると、メギド72の面々にとっても忘れ難い存在感だったようだ。
(出典:80話・5)
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フェルシュング †[編集]
- 擬態能力を持つ幻獣。現在はバルバトスのメギド体に擬態している。
(出典:イベント「悪魔の塔を攻略せよ」)
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| | 詳細
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- ヴァイガルドの古い伝承に登場する生き物。
- 夫が出稼ぎに出て不在の中、重い病に侵された妻のもとに、夫に化けたフェルシュングが現れ献身的に看病をした。妻が全快したのち、フェルシュングは姿を消して二度と戻らなかったという。
回復した妻は夫が出稼ぎに出ていることを思い出し、あれは偽物だったと気づく。
ちょうどそこへ帰ってきた本物の夫を偽物の化け物だと思い込んだ妻は夫を殺してしまうのだった……。
- グシオンやラウムからは「モヤモヤする…」と不評のこの民話だがフルカスだけは「期待通りの展開!」と絶賛していた。
- メギドラルから来た幻獣かどうかははっきりしないが、伝承に残るくらいには古い時代から認識されていた妖精のような存在。
フォトンを食べることもなく普通に生きており、王都にも長く住み着いていたらしい。
- フェルシュングの伝承が2020年の質問箱で明かされたベルフェゴールの過去と非常に似通っており、由来となった可能性が示唆されていた。
- 約一年半後となる四周年イベント「母なる海とメギドたち」ではこの話の掘り下げが行われた。
イベントの舞台となった港町の旧名が「フェルシュング」だったことや、夫を斬り付けた妻は町から追放されたと言う顛末が語られ、伝承が事実に基づいたものであろうと言う事が明らかになった。
- バルバトスのメギド体に擬態しようとしたはいいものの、よく見ていなかったのか1.5頭身のゆるキャラのような見た目になってしまった。
- ソロモンたちのもとに姿を現した理由は不明。
- フェルシュングが逸話通りの行動をとったと解釈するならば、「夫(=メギド)」が「出稼ぎ(=メギドの塔)」に出て不在の中、「重い病(=ソロモンの精神状態)」に侵された「妻(=ソロモン)」の元に「夫(=バルバトス)」に化けたフェルシュングが現れた、となる。つまりは、落ち込んでいるソロモンを慰めにきたという動機を推測するプレイヤーもいた。
- その場合、「悪役を演じて、メギドが居ない状態でグロル村の一少年に戻った彼をソロモン王に戻した」、つまり「殺された夫」に当たるのは……という残酷な推測も見られた。おのれメギドラル。
- フェルシュング(Fälschung)とはドイツ語で「偽物」のこと。エピソードも踏まえるとドッペルゲンガーが元か。これ自体もドイツ語である。
- フェルシュングはある意味「幻と思われていた獣」そのもの、字義通りに立ち戻った珍しいケースともいえる。
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ブラブナ †[編集]
- サタナキアが育成している食用幻獣。ハイドンの好物らしい。
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| | 詳細
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- サタナキアからの扱いはペットというより食糧のそれであり、かなりぞんざい。
釣りの餌にされる、食糧として普及しようとされるなど。
(出典:ウェパルBのキャラストーリー、イベント「ドキドキメギドの保健教室」)
- 間抜けな顔立ちの楕円形のボディに細い4本脚、上に伸びた長い尻尾からまるで提灯のようにぶら下げられた「蜜袋」が特徴。
- 幻獣を食べるという発想自体はクエスト中の掛け合いでも存在する。
最初から食用に開発されたというブラブナのシロップは実は相当美味なのかもしれない。
- サラはアジト台詞で貰ったブラブナジュースをおすそ分けしてくれようとする。
どうやら加工して試供されているらしい。サラ曰く、美味しいのだとか。
- ハーゲンティはブラブナの蜜を飲んだことがあるが、その際の様子とサタナキアの台詞からして、薬物のような中毒性があり多量に摂取すると危険であるらしい。
(出典:ウェパルBのキャラストーリー)
- なんと、サタナキアによる餌やりの結果、野良ブラブナが普通に繁殖して増えているらしい。
「幻獣の卵」と言う素材アイテムもあるので不思議なことではないのだが、外来種(それも幻獣)の繁殖とは、自然保護官に露見すればただでは済まないであろう案件である。
(出典:メギドの日2019カウントダウン 5月13日(プルフラス)、5月14日(サタナキア))
- 無人島漂流の際、ウァプラは生態系を守るため島にブラブナを置いていかないようサタナキアに忠告している。
繁殖させているのは島の外なので一応約束は守られている。
(出典:ウェパルBのキャラストーリー)
- 幻獣としては非常に弱いのだが、環境適応能力は非常に高い。
- プラチナを取り込むと金属色に変化し、パワーアップするとともに攻撃的に。通称「プラ」ブナ。
プラブナの状態で採れる蜜は「プラチナ化」してしまった生物を元に戻すことができ、大いに役立った。
- 追い込まれたときには合体能力まで発揮。
某世界一有名な「最弱なモンスター」を彷彿とさせる。
(出典:イベント「心惑わす怪しき仮面」)
- ハイブラブナ、ムタチオンという色違いの種も存在する……が、その関係性ははっきりとは語られていない。
- さらにその後、イベント「カジノ!―勝利の方程式―」にてメタルメ、硬派ドーダイと言う亜種も確認された。
こちらはサタナキアが関連しないイベントでの登場であり、しかもメタルメはイベントの文脈的にヴィータを食う危険な幻獣であるようだ。
- イベント「見習い女王と筋肉の悪魔」EXステージにて、サタナキアとプルフラスの二人組が「ブラブナラバーズ」として参戦。
サタナキアからの扱いは前述の通りで、プルフラスはブラブナに対するスタンスが不明(初出イベントでは普通に殺していた、無人島漂流の際も釣りの餌にされているのを止める様子はなかった)のため、チーム名の「ラバーズ」は果たして適切な表現といえるのだろうか…?
- 珍獣を売る闇オークションで商品として出品された際は、5万ゴルドから開始して14万ゴルドで落札されていた。
(出典:イベント「復讐のバンキン族」)
餌用に養殖されたり野生化して定着してしまうような生き物なので、少々騙されてる値段のような気がしなくもない。
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古き災厄の魔女 †[編集]
- ヴァイガルドの一地方で語り継がれていた幻獣。
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| | 詳細
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- イベント「背中合わせの正義」で登場した。
ローブをまとう口の裂けた女性のようなシルエットでまさに不気味な魔女。
- やや時系列があやふやな存在。
様々な場面で「幻獣が現れるようになったのは比較的最近の時代」と思われる描写がされているが、それ以前から存在が確認され伝承として謳われているように解釈できる。変わり種の幻獣。
- ただし(汎用背景のせいか)、魔女の住み着いていた場所は古臭さを感じさせないものになっている。
- 長い時代を経ていることから大戦時代の兵器として送られた幻獣の一種と考えられるが、このイベント以降の登場はない。
メギドラルでも忘れられている代物なのかもしれない。
- イベント復刻時に加筆修正が有り、その正体は強化幻獣だと判明した。
(出典:イベント「背中合わせの正義」2019年4月復刻版)
- かつてメギドラルにあった理術研究院で扱われていた強化幻獣の一種
アンドレアルフスはその研究所で警備の任務を任されていた。
- フォトンの豊富なヴァイガルドで育成され、高い知性と感情を備えていた。
しかし物言わず不可解な行動を取り、研究者のメギドたちからも不気味がられていた。
- 自身のクローン体を作る能力を持ち、クローンは森の木に擬態させていた。
クローンを作るには「恐怖の感情」から生み出す特殊なフォトンを必要とし、そのために子どもを攫って集めて恐怖を与えていた。
- ヴァイガルドに逃げ出した魔女は自己分裂と自己保存を繰り返し、メギドラルに復讐しようと行動していたのではないかとアンドレアルフスは見ている。
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プロデューサー †[編集]
- プロメテウスの後ろで飛んでいる鳥らしき生命体。その口調から恐らく性別はオス。
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| | 詳細
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- ゲーム内ではSSRオーブとして実装されている。回復+状態異常防止という効果に加え、装備すると素早さが上昇するためなかなか優秀な性能。
- プロメテウスのアジトの自由台詞より、なんとれっきとしたメギドであるとの衝撃的な事実が語られる。
- その姿はメギド体なのか?メギド体であるのなら護界憲章はどうなっているのか?疑問は尽きない。
- メギドラルでは上司の指示でフォトン集めをさせられている、ゲートを普通に通れる、個体差で喋れる者もいるなど幻獣の設定と合致する内容が多く、そもそも鳥の姿もメギド体ではない為単なる自称メギドであると思われる。アジトでの発言はプロデューサーの俺はメギドだ発言を鵜呑みにしているだけかと。
(出典:プロメテウスのキャラストーリー)
- 「幻獣は「自我」「知性」は殆ど持たない」が、強い意志を持ち会話もしており知性を持ってプロメテウスを助けたり…とかなり特殊な位置づけ。
- なお作中では「メギドとしての力がない」「(ヴィータの姿でなくてもヴァイガルドに来れたので)護界憲章がメギドと判断してない」と言われている。
- 一文に加えてる単語からしてプロメテウス本人は「メギドではない」という認識の様子…?
- プロデューサーという肩書きはヴァイガルドで仕入れた知識であり、「歌手を導く者の称号」だと思っている。軍団長などには到底なれない自分でもプロデューサーにならなれる気がするという理由で、プロメテウスにそう呼ばせるようにした。
(出典:プロメテウスのキャラストーリー)
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マクベス †[編集]
- グリマルキンの周囲を跳ね回る謎の物体。
猫の頭部のような見た目をしている。
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| | 詳細
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- アタック時に突撃したり、奥義での変身時にグリマルキンを覆う煙になったりする。
カウントダウン時の画像配置からして、他のお供系生命体とは違って武器扱いのようだ。
- グリマルキンのお供のようについてきているのは慕っていたり従えているというわけではなく、杖の先から出ているマタタビに釣られているらしい。
(出典:「アジトTV」メギドの日記念放送)
- しかしながら、グリマルキンが瀕死になると気遣うような様子を見せる。
- オーブとしての性能はダメージを最大22%軽減する特性と、そこそこの火力の雷ダメージ4連撃を放つ技を持つ優秀なもの。
特性は必然的に耐久戦となるエレキ戦術と相性が良く、また技もエレキを一度に4も稼ぐことができる。
エレキを使わず滞水や雷耐性低下と合わせて高火力をお見舞いするもの強力。
総じてグリマルキンとの相性がとても良いオーブといえるだろう。
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レヴィエル †[編集]
- リリムが手にしている人形。
アタック時には飛んでいって相手を攻撃する。また、奥義の時には巨大化してリリムとダンスする。
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| | 詳細
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- 元ディレクターの宍倉氏によると、リリムが苦痛から逃れるための別人格であり、彼女の守護者。
ゲーム中のどこにも描かれていないのが勿体なさすぎる設定が語られているためリリムファンは特にリンク先のコメント必見。
- リリム実装時にオーブとして同時実装されている。
守護者としてリリムに装備することを想定されているのか、 スキル確率追加特性に睡眠中の相手を即死させる技を持つという凶悪な性能。
- 普段はリリムの遊び相手として、ダンスの練習などをさせられているようだ。
(出典:リリム(ラッシュ)のキャラストーリー)
- 2019年9月27日のアップデートにて、リリム(ラッシュ)の奥義演出に
夢見の力が具現化したような「目」に怯えるリリムに対し、
「大丈夫、ボクがキミを守るから」
というボイスが追加された。
(出典:リリム(ラッシュ)ボイス 奥義・7)
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その他キャラクター情報一覧 †[編集]
シナリオ登場グループ・由来別グループ一覧 †[編集]
シナリオ上で登場する集団・グループの構成員、またはネーミングの出典元が同じグループに属するメギドの表。
※グループ名50音順
アルテ・アウローラ †[編集]
芸術にかぶれた罪で、同時期に懲罰房へ入れられていたメギドたちのグループ。
命名はフルーレティ、意味は「芸術の夜明け」。
表は登場順。名前の出てきたメギドは全員が実装済み。
クトゥルフ神話 †[編集]
ラヴクラフトらによる創作神話に登場する邪神が元ネタになっているメギド。
ほぼ名前の引用のみであり、設定上の共通点などもないと思われるが多少原典を意識していると思われる点もある。
名前 | 登場箇所 |
アザト(アザトース) | 「魔獅子と聖女と吸血鬼」(復刻前) アクィエルのキャラストーリー |
イオド | 「魔獅子と聖女と吸血鬼」 アクィエルのキャラストーリー |
イゴールナク | アリトンのキャラストーリー |
カソグサ | マルバスRのキャラストーリー |
シアエガ | アリトンのキャラストーリー |
ダゴンという神性も存在するが、こちらはキャラ造形からしてプランシーの「地獄の辞典」などが出典元と思われる。
七つの大罪 †[編集]
七つの大罪に相当する悪魔が原典のメギド。
大罪同盟だったのはアスモデウス・サタン・ベルゼブフ・ベルフェゴール・リヴァイアサン・ルシファー・マモン
メギド8魔星に数えられているのはルシファー・サタン・マモン・ベルゼブフ。
まつろわぬ諸王4名からなる同盟。
悪魔の偽王国やゴエティアではこの4柱が東西南北を統べる王として挙げられており、それが由来となっていると思われる。
悪魔の偽王国ではAmaymon(東),Gorson(南),Zimimar(北),Goap(西)、
ゴエティアではAmaymon, Corson, Ziminiar, Goap (東,西,北,南)。
書物によってはパイモンやバエル、アリトン、オリエンスなどが挙げられていることもあるようだ。
メギドではこの4人のデザインに四神をモチーフとした部分が見られる(アマイモン:青龍、ガープ:朱雀、コルソン:白虎、ジニマル:玄武)ことを踏まえると、ゴエティアの方位を採用していると思われる。
マレブランケ †[編集]
ダンテの神曲に登場する12名の悪魔「マレブランケ」が元ネタになっているメギド。
一貫してモブグラフィックが用いられており、ドラギナッツオとマラコーダに至ってはグラフィックが同一である。
おそらく名前の引用のみであり、キャラクター設定は原典とほぼ無関係。
個々のメギド同士の間にも(大罪同盟などと異なり)設定上の関連はないものと思われる。
メギドラル内の組織・勢力図早見表 †[編集]
マグナ・レギオ管轄地 †[編集]
マグナ・レギオ非従属 †[編集]
時計に名前のあった未実装メギド一覧 †[編集]
2019年7月29日のアップデート以前は悪魔の時計-真には未実装のメギドの名前がいくつか表示されていた。
アップデート以降、未実装(未発表)メギドは表示されなくなったが、この中にはストーリー内で既に登場済み、もしくは言及されているメギドも確認されていた。
以下その一覧。
※全て実装される保証はありません。
+
| | 時計に名前のあった未実装メギド一覧
|
※未だストーリーで言及のないメギドの名前は綴りから推測される日本語表記の一つであり未確定。
番号 | 綴り | 名前 | 登場 | 備考 | 真08 | Gagyson | ガギゾン | ○ | フライナイツ所属の研究者メギド。幻獣体を発明した。 | 真16 | Magot | マゴト? | | 蛆(Maggot)が語源とする説あり 真16はタナトスに割り当てられ、かつてMagotの枠で表示されていたメギド体もタナトスのものとして変更された。 | 真32 | Lilith | リリス | ○ | 星間の禁域にて登場。夢見の者の長だった過去があり、リリムの育ての親のような存在。 |
|
追放メギドたちのヴィータ名 †[編集]
一部の追放メギドはキャラストーリー等でヴィータの両親からつけられたヴィータとしての名前が判明している。
以下、その一覧。
※転生の影響で、メギド名と両親からつけられたヴィータ名が同一の場合、ヴィータ名を灰色で表記。
+
| | ヴィータ名一覧/50音順
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メギド名 | ヴィータ名 | 備考 | アガレス | 「羽ばたく鰐」 | 特殊な名付けをする部族の出身。部族最強の戦士となった者に「黄金の王」の聖地である森の守護者の名にあやかり、『アガレス』の称号を与えてきた。 | アムドゥスキアス | ソーラ | ブルナース家のベリト(ボルフ)が曾祖伯父に当たる | アモン | リュカ | 現在この名は既に捨てている(イベントシナリオ参照) | アンドラス | エミー | | インプ | ローゼ | | ウァサゴ | エリザ | | ウァプラ | グリプス | 姓はランパント | ヴィネ | サミア | エンゲルシュロスの王女。 | ウヴァル | ノイン | ドイツ語で「9」 | ウェパル(バースト) | マナイ | 転生を経て得た名前。通常のウェパルはヴィータ名を持たない。 | ガープ | セクトル | | カスピエル | カスピエル | 「この名前だけは親が残してくれた唯一のものやと思っとった」 | カソグサ | エミリア | | キマリス | エディリ | 故郷の「ウンガン島」の言語で話す時、一人称が「エディリ」になることがある。 | グシオン | アネット | | グレモリー | イゾルデ | | ザガン | ザガン | | サブナック | アーサー | | シャミハザ | ジルベール | 正確には宿主の少年の名。 | ゼパル | アンナ | | ダンタリオン | クレア | | チェルノボグ | オブラ | | デカラビア | セーマン | | バエル | コラン | 最後の名前。コランの項も参照。 | フェニックス | ルイゼット | 姓はヤミダ | フォルネウス | フォルス | | フラウロス | ユーゴ | 美しい魂を持つ人、という意。ユーゴと呼ばれるとキレる。 | ブエル | モニカ | | ブネ | フガ | | プルソン | エルデ | | ベリアル | フラウ | | ベリト | ボルフ | 姓はブルナース 本人はこのヴィータ名もメギドの魂に影響されたものと考えている。 | ベレト | ムクチ | 奴隷商人や元奴隷仲間からのあだ名。 | マルチネ | マルチネ | | モラクス | モラクス | 赤子の頃に自分で名乗ったため、厳密にはヴィータ名無し。 | ラウム | アルフォンソ | | レラジェ | レラジェ | | アナキス(髪メギドA,B,C) | サラ | サラと言うヴィータの少女にメギドが寄生している。 |
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シャックスのあだ名一覧 †[編集]
シャックスは大概の他人に適当なあだ名をつけて呼ぶ。
名前の一部から取った二字を繰り返す事が多いが例外は有り、ブネのようにかえって元より長い名前になる場合も。
メインメンバーはほぼあだ名だがパイモンにはなく、イベント等ではウェパルやモラクスも普通に呼ぶことがある。
上記のように必ず守るルールのような物はなく、シャックスらしい大雑把さが現れているのかもしれない。
以下、判明しているものの一覧。
※情報募集中
※不明またはあだ名なしは除外
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| | シャックスあだ名一覧/50音順
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対象 | 呼称 | 備考(出典等) | アイム | アイアイ | 「魔獅子と聖女と吸血鬼」 | アクィエル | アクアク | 「魔獅子と聖女と吸血鬼」 | アスラフィル | スラスラ | 「忌まわしき「蒼の組曲」」 | アスモデウス | アスモン | 42話・3 | アラストール | アラアラ | アラストールのキャラストーリー | アンドラス | ドラドラ | 「ソロモン王と悪魔の鏡」 | アンドレアルフス | ドレドレ | アンドレアルフスのキャラストーリー | イポス | ポスポス | 「魔獅子と聖女と吸血鬼」 | インプ | イプイプ | 「虚無のメギドと儚い望み」 | ウァプラ | プラプラ | 55話・END | ヴィネ | ヴィネヴィネ | 「ハルマを夢見た少女」 | ウヴァル | ウヴァウヴァ | 「其は素晴らしき戦士の器」 | ウェパル | パルパル | 普通にウェパルと呼ぶ場面も多い | オリアス | オリオリ | 57話・2 | ガープ | ガプガプ | | カイム | イムイム | カイムのキャラストーリー | カスピエル | スピスピ | カスピエル(カウンター)のキャラストーリー | ガミジン | ガミガミ | 【2周年】メギド質問箱 | キマリス | キマキマ | 「ソロモン誘拐事件・悪夢編」 | グシオン | グシグシ | 「忌まわしき「蒼の組曲」」 | グリマルキン (猫の姿) | ネコネコ | 「悪夢を穿つ狩人の矢」 | 獣の軍勢 | ケモケモのグングン | | 幻獣 | ゲンゲンかジュウジュウ | 「ソロモン王と秘密のアジト」ではゲンゲン | コラン(バエル) | コララン | 42話・3 | コルソン | コルコル | 悪夢を穿つ狩人の矢(修正版) | サキュバス | サキュサキュ | 「ソロモン誘拐事件・逃走編」 | サタナイル | サタサタ | 「忌まわしき「蒼の組曲」」 | サタナキア | キアキア | サタナキアのキャラストーリー | ジズ | ジズジズ | 「嵐の暴魔と囚われの騒魔」 | シバ | シバリン | 44話・6 | シャックスの父 | パパパパ | 王立学校の学長 シャックスのキャラストーリー | ソロモン | モンモン | | タイガンニール | タイガンガン | 83話・1 | タナトス | トストス | 「虚無のメギドと儚い望み」 | ティアマト | ティアティア | 「傀儡の王と操られた花嫁」ティアマトのキャラストーリー | デカラビア | デカデカ | 57話・2 | ネルガル | ガルガル | 「悪夢を穿つ狩人の矢」 | ハック | ハクハク | ハック(バースト)のキャラストーリー | バティン | バティバティ | 「カカオの森の黒い犬」 | バフォメット | バフォバフォ | 「嵐の暴魔と囚われの騒魔」 | バラム | バラバラ | 72話・6 | バルバトス | バルバル | | ヒュトギン | ギギギン | 61話・6、バラム「ヒューヒューかギトギトかと思った」 | フェニックス | フェニフェニ | 「忌まわしき「蒼の組曲」」 | ブネ | ブネブネ | | ブニ | ブニブニ | 「上書きされた忠義」 | ブリフォー | ブリブリ | 「虚無のメギドと儚い望み」 | プルソン | プルプル | 「ソロモン王と秘密のアジト」 | フルフル | フルタン | 「魔を呼ぶ狂気の指輪」 | プロメテウス | プロプロ | 「嵐の暴魔と囚われの騒魔」 | ベリアル | ベリベリ | | ベレト | ベレベレ | | マルコシアス | シアシア | | マルバス | ルバルバ | 「ハルマを夢見た少女」 | マルファス | マルマル | シャックスのキャラストーリー | メギド8魔星 | タンタン | サタン? シャックスのキャラストーリー | ゼブゼブ | ベルゼブフ? シャックスのキャラストーリー | ノムノム | エウリノーム? シャックスのキャラストーリー | メギストス | メギメギ | 「ソロモン王と幻獣図鑑」 | メフィスト | ストスト | メフィストのキャラストーリー | モーリィ | モリモリ | シャックスの学友 シャックスのキャラストーリー | モラクス | クスクス | ユフィールのキャラストーリー | ユフィール | フィルフィル | ユフィールのキャラストーリー | ラウム | ラウラウ | 50話・END | ラフネル | ネルネル | シャックスの学友 シャックスのキャラストーリー | リリム | リムリム | 「ソロモン誘拐事件・悪夢編」 | レラジェ | レラレラ | 「悪夢を穿つ狩人の矢」 |
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ダジャレネーミング一覧 †[編集]
メギド72のモブキャラクター名は由来が簡単に分かるような安易なネーミングが多く、
ギャグシーンでもシリアスな場面でもお構いなしにそれらが登場するため、時として笑いや脱力を招く一種の名物となっている。
以下、ダジャレネーミングと目されるモブの名前一覧。
※情報募集中
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| | ダジャレネーミング一覧
|
名前 | 由来(と目されるもの) | 出典 | ゴルド | ゴールド | キャラストーリー:アガレス | イニエ | 生贄 | キャラストーリー:バルバトス | マーグラ | グランマ | キャラストーリー:パイモンなど | シヌーン | 死ぬ | キャラストーリー:ベレト キャラストーリー:アマゼロト イベント:見習い女王と筋肉の悪魔 | ズルコス | ズルい、コスい | キャラストーリー:ベレト | セコナー | セコい | キャラストーリー:ベレト | イキガル | 粋がる | キャラストーリー:エリゴスB | クジーク | 挫く | キャラストーリー:バティンB イベント:デカラビア、最後の咆哮 | ノミー | 呑み | キャラストーリー:バティンB イベント:デカラビア、最後の咆哮 | ナンパス | 軟派 | キャラストーリー:バティンB | コブー | 瘤 | キャラストーリー:バティンB | オーシェ | 教え | キャラストーリー:プルソンB | ヨゴシ | 汚し | キャラストーリー:プルソンB | コマルゼイ | 困るぜ | キャラストーリー:プルソンB | イジー | いじめ | キャラストーリー:モラクスR | シタパ | 下っ端 | キャラストーリー:モラクスR | ダーリー | リーダー | キャラストーリー:モラクスR | アキナイ | 商い | キャラストーリー:ベリト イベント:死を招く邪本ギギガガス | アドバンチ | アドベンチャー | キャラストーリー:ベリト | ヌースム | 盗む | キャラストーリー:ベリト | (故)レクティブ | コレクティブ | キャラストーリー:ベリト | レフト兄弟のカーリーとコージー | ライト兄弟 コント「ばか兄弟」のいかりや長介・仲本工事 | キャラストーリー:ベリトB | コムス | 息子 | キャラストーリー:アスモデウス | ゲスレオン | ゲス | キャラストーリー:ガープ | ボーチャ | 坊ちゃん | キャラストーリー:ガープ | ポスドーク | ポスドク | キャラストーリー:フォラスC | ハクガク | 博学 | キャラストーリー:フォラスC | ウルサ | 五月蠅い? | キャラストーリー:マルコシアス | コーフ | 興奮? | キャラストーリー:マルコシアス | キイ | キーキー? | キャラストーリー:マルコシアス | ババ | 婆*10 | キャラストーリー:マルコシアス | コシギン | 腰巾着 | キャラストーリー:フェニックスC | ジオ | 王子 | キャラストーリー:ウェパル | オットー | 夫 | キャラストーリー:ビフロンス | オバサ | おばさん | キャラストーリー:ビフロンス | ジオヤド | 親父 | キャラストーリー:ビフロンス | ジョセ | 女性 | キャラストーリー:ビフロンス | ツマリア | 妻 | キャラストーリー:ビフロンス | バーシャ | 馬車 | キャラストーリー:ビフロンス | ヤードヤ | 宿屋 | キャラストーリー:ビフロンスC キャラストーリー:タムス | クレーマ | クレーマー | キャラストーリー:ビフロンスC | デーバ&ガーメ | 出歯亀 | キャラストーリー:ビフロンスC | コリーヌ | 懲りぬ | キャラストーリー:ビフロンスC | アイジーン | 愛人 | キャラストーリー:ビフロンスC | ビョージャク | 病弱 | キャラストーリー:ビフロンスC | ザワーク&ラウト | ザワークラウト | キャラストーリー:ハーゲンティB | ジニィ | ジーニアス(天才)? | キャラストーリー:グレモリー | ドン・アルカ&ドン・ポーネ | アル・カポネ | キャラストーリー:アミー | マルーサ | マル査 | キャラストーリー:ウァプラR | シーエヌ&ディオ | C、D、…N、O、… | キャラストーリー:ウァプラR | フーホウ | 訃報 | キャラストーリー:ウァプラR | ツリム | ムッツリ | キャラストーリー:アムドゥスキアス | ダミクス | 見下す | キャラストーリー:アムドゥスキアス | レキア | 呆れ | キャラストーリー:アムドゥスキアス | ツイーユ | 唯一 | キャラストーリー:ベリアル | トルメ | 泊める(宿屋) | キャラストーリー:ベリアル | アウラ | 洗う(洗濯屋) | キャラストーリー:ベリアル | ソナン | 遭難 | キャラストーリー:セーレ | ダディオ | ダディ | キャラストーリー:セーレ | プーロ | ロープ | キャラストーリー:ニバスB | マノリ | 玉乗り | キャラストーリー:ニバスB | ポリン | トランポリン | キャラストーリー:ニバスB | カドワッカ | 拐かす | キャラストーリー:ニバスB | サライ | 攫う(人攫い) | キャラストーリー:ニバスB | コレンボ | 横恋慕 | キャラストーリー:アラストールB | カオニィ(メガクラム家) | 顔に目がくらむ | キャラストーリー:アラストールB | チーニ(メガクラム家) | 地位に目がくらむ | キャラストーリー:アラストールB | ウィス | ウィスキー | キャラストーリー:インキュバスC | リモウム | もう無理 | キャラストーリー:サタナキアB | イライシャ | 依頼者 | キャラストーリー:タナトス | エンジャ | 縁者 | キャラストーリー:タナトス | ホリヌーク | 掘り抜く | キャラストーリー:ブニB | ホルナ | 掘るな | キャラストーリー:ブニB | グンシー | 軍師 | キャラストーリー:オリエンス | バレリコ | バレル(銃身) | キャラストーリー:オリエンス | トリゲン | トリガー | キャラストーリー:オリエンス | ハンミー | ハンマー(撃鉄) | キャラストーリー:オリエンス | アタッカス | アタッカー | キャラストーリー:オリエンス | カバウス | かばう | キャラストーリー:オリエンス | コネル・ハンバルグ | 捏ねる・ハンバーグ | キャラストーリー:ニスロク | グルマーン | グルメ | キャラストーリー:ニスロク キャラストーリー:ビフロンスC | カンゴック | 監獄 | キャラストーリー:オレイ | ロック | lock(錠前・閉じ込める) | キャラストーリー:オレイ | キンコ | 禁固刑 | キャラストーリー:オレイ | ルケィ | 流刑 | キャラストーリー:オレイ | ハイル | 配流 | キャラストーリー:オレイ | ドローボ | 泥棒 | キャラストーリー:マルチネ | アルコ | 歩こう | キャラストーリー:ハック | ウボム | 無謀 | キャラストーリー:ブリフォー | サンボーン | 参謀 | キャラストーリー:ブリフォー | モーブ軍団 | モブ | キャラストーリー:ブリフォー | ノーキン | 脳筋 | キャラストーリー:ブリフォー | ヨワキム | 弱気 | キャラストーリー:ブリフォー | ソレナリィ | それなり | キャラストーリー:ブリフォー | ソコソッコ | そこそこ | キャラストーリー:ブリフォー | コザイク | 小細工 | キャラストーリー:ブリフォー | メガイー | 目がいい | キャラストーリー:ブリフォー | タクラーム | 企む | キャラストーリー:グザファン | テゴワーイ | 手強い | キャラストーリー:グザファン | バーリスタタ | バリスタ | キャラストーリー:ルキフゲス | ユーリ | 百合 | キャラストーリー:プルフラスB | サギーシ | 詐欺師 | キャラストーリー:プルフラスB | フルー&ルドリス | フルール・ド・リス | キャラストーリー:プルフラスB | ハン&バート | ハンバート・ハンバート (ウラジーミル・ナボコフの小説「ロリータ」の主人公) | キャラストーリー:ジズ | キド&ナップ | kidnap(誘拐) | キャラストーリー:ジズR | ソーシャ | 奏者 | キャラストーリー:ベバル キャラストーリー:アバラム | ゴーショ | 豪商 | キャラストーリー:フィロタヌス | サクシュ | 搾取 | キャラストーリー:フィロタヌス | ガーキー | ガキ | キャラストーリー:フィロタヌス | ウィート | wheat(小麦) | キャラストーリー:フィロタヌス | ノビル | 伸びる | キャラストーリー:フィロタヌス | コサック | 小作 | キャラストーリー:フィロタヌス | パシリーン | パシリ | キャラストーリー:アマゼロト | ギンチャック | 腰巾着 | キャラストーリー:アマゼロト | ウデガー | 腕が | キャラストーリー:アマゼロト | ビビール | ビビる | キャラストーリー:アマゼロト | パッシター | 下っ端 | キャラストーリー:アマゼロト | テッキトゥ | 適当 | キャラストーリー:マモン | シタイヤク | 死体役 | キャラストーリー:マモン | トークス | talk(話す) | キャラストーリー:マモン | ドネ&ルケ&バフ | ドネルケバブ | イベント:暴走少女と一つ目幻獣の島 | イワン・スラッグ | ワイン・slug(一息に飲む量の酒、または一息に飲むこと) | イベント:悪魔の勝負師と幻の酒 | ドン・ペリー | ドン・ペリニヨン | イベント:悪魔の勝負師と幻の酒 | ロマネ(コンティ村出身) | ロマネ・コンティ | イベント:悪魔の勝負師と幻の酒 | マケルー=ジャン | 負けるじゃん | イベント:悪魔の塔を攻略せよ イベント:トーア公御前試合 | ウマスギーノ=ドッチーモ*11 | 上手すぎ・美味すぎ どっちも | イベント:忌まわしき「蒼の組曲」 キャラストーリー:ニスロク | カナデル | 奏でる | イベント:忌まわしき「蒼の組曲」 キャラストーリー:アスラフィル キャラストーリー:アバラム | ソノータ&オーゼイ | その他大勢 | イベント:忌まわしき「蒼の組曲」 キャラストーリー:アバラム | ナラス | (パーカッションを)鳴らす | イベント:忌まわしき「蒼の組曲」 キャラストーリー:アスラフィル キャラストーリー:アバラム | ヒック | (バイオリンを)弾く | イベント:忌まわしき「蒼の組曲」 キャラストーリー:アスラフィル | フイトル | (オーボエを)吹いとる | イベント:忌まわしき「蒼の組曲」 キャラストーリー:アスラフィル | ナジム | 馴染む(幼馴染) | イベント:死を招く邪本ギギガガス | キヤック&ハヤック | 脇役・端役 | イベント:さらば哀しき獣たち イベント:不死の幻獣と失いし過去 | グローマ | マグロ | イベント:美味礼讃ノ魔宴・前編 | ベロバッカ | ベロ+馬鹿(馬鹿舌) | イベント:美味礼讃ノ魔宴・前編 キャラストーリー:フルフルC | ソキン | 側近 | イベント:心惑わす怪しき仮面 | ゲンチ | 現地+言質 | イベント:心惑わす怪しき仮面 | アダマン | アダマント | イベント:心惑わす怪しき仮面 | リリアン | ブリリアント (ブリリアントカット?) | イベント:心惑わす怪しき仮面 | モネル | もう寝る+モネル合金 | イベント:心惑わす怪しき仮面 | トラレル | 盗られる | イベント:心惑わす怪しき仮面 イベント:フルカネリ、最後の計画 | カイーヌ | 飼い犬 | イベント:暴走少女と呪いのシナズ島 | マエーニ | 前に | イベント:暴走少女と呪いのシナズ島 | ウシローニ | 後ろに | イベント:暴走少女と呪いのシナズ島 | サグール | 探る | イベント:不死の幻獣と失いし過去 | テガツメ | 手が爪 | イベント:不死の幻獣と失いし過去 | アカゲイ | 赤毛 | イベント:不死の幻獣と失いし過去 | カマセイン | 噛ませ犬 | イベント:ダムロックと4人の不死者 | ラチルス | 拉致する | イベント:ダムロックと4人の不死者 | アレスルト・クロースルー | あれすると苦労する アレイスター・クロウリー(イギリスのオカルティスト) | イベント:ダムロックと4人の不死者 | サメーン | 鮫 | イベント:生と死と、それぞれの個と | 司書リフレット | リーフレット | イベント:知の幻獣と悲しき対話 | チセッカ | せっかち? | イベント:知の幻獣と悲しき対話 | ネーネ | ねぇねぇ(呼びかけ) | イベント:知の幻獣と悲しき対話 | リモノシ | 物知り | イベント:知の幻獣と悲しき対話 | ローヴァ | 老婆 | イベント:知の幻獣と悲しき対話 | サンシタン | 三下 | イベント:暴走児バラキエル! | アヤトゥール | 操る | イベント:暴走児バラキエル! | ハッコブ | 運ぶ | イベント:暴走児バラキエル! | グローシタ | 愚弄した | イベント:暴走児バラキエル! | オーメニミル | 大目に見る | イベント:暴走児バラキエル! | アッコ&ガレル | 憧れる | イベント:暴走児バラキエル! | マテヨン | 待てよ | イベント:メギドラルの悲劇の騎士 | モブノフ | モブ+農夫 | イベント:メギドラルの悲劇の騎士 | ヨニゲマン | 夜逃げ | イベント:メギドラルの悲劇の騎士 | コダクサ | 子沢山 | イベント:メギドラルの悲劇の騎士 | アンガ婆さん | anger(怒り) | イベント:メギドラルの悲劇の騎士 | ナブール | 嬲る | イベント:恋は拷問、愛は処刑 | ナオスカヤ | 治す | イベント:奇妙な蒐集家ルキフゲス | ヤリスキー | 槍好き | イベント:奇妙な蒐集家ルキフゲス | ガメツイ | がめつい | イベント:この手にかつての栄光を | モーウォラン | もうおらん | イベント:この手にかつての栄光を | シュサイ | 主催 | イベント:逆襲のバンキン族 | ミッツ&リョーン | 密猟 | イベント:逆襲のバンキン族 | ポーチ | poach(密猟) | イベント:逆襲のバンキン族 | カチン | かちん(擬音) | イベント:ガープの結婚 | シューワイ | 収賄 | イベント:ガープの結婚 | ウォシエル | 教える | イベント:ガープの結婚 | ケイジ | 自警団?刑事? | イベント:虚無のメギドと儚い望み | ハリコム | 張り込む | イベント:虚無のメギドと儚い望み | ワッパ | 手錠の隠語 | イベント:虚無のメギドと儚い望み | ブラック&マーク | 黒幕 | イベント:虚無のメギドと儚い望み | シンダー | 死んだ | イベント:虚無のメギドと儚い望み | エンバー | embalming(死体の防腐処理) | イベント:虚無のメギドと儚い望み | ミハル | 見張る | イベント:トーア公御前試合 | オバーバ | おばば | イベント:トーア公御前試合 | ウゴーノシュ | 烏合の衆 | イベント:トーア公御前試合 | ヒトカラゲ | 一絡げ(十把一絡げ) | イベント:トーア公御前試合 | ドロジャイ | 泥仕合 | イベント:トーア公御前試合 | カズアワーセ | 数合わせ | イベント:トーア公御前試合 | ボッタクル | ぼったくる | イベント:トーア公御前試合 | ギバップ | ギブアップ | イベント:トーア公御前試合 | ジャッジス | ジャッジ | イベント:トーア公御前試合 | カイメッツ | 壊滅 | イベント:トーア公御前試合 | デモセーン | 出もしない | イベント:トーア公御前試合 | コローシャ | 殺し屋 | イベント:変わる心、変わらぬ心 | アッサシ | アサシン | イベント:変わる心、変わらぬ心 | ラギル | 裏切る | イベント:変わる心、変わらぬ心 キャラストーリー:アロケルR | ニーガス | 逃がす | イベント:変わる心、変わらぬ心 キャラストーリー:アロケルR | コゴトン | 小言 | イベント:其は素晴らしき戦士の器 キャラストーリー:モラクスR | オキタエル | (筋肉)を鍛える | イベント:険しく長き筋肉の道! | トナ&カイ | トナカイ | イベント:獣たちの集う場所 | ニコル | 聖ニコラウス(=サンタクロース) | イベント:獣たちの集う場所 | ルガルー村長 | ルー・ガルー | イベント:獣たちの集う場所 | ツガエル | 番える | イベント:獣たちの集う場所 | イコロス | 射殺す | イベント:獣たちの集う場所 | ハズサーン | 外さん | イベント:獣たちの集う場所 | カカルドゥ | 懸かる胴 | イベント:獣たちの集う場所 | ギョフノリィ | 漁夫の利 | イベント:獣たちの集う場所 | ヒトーカウ | 人を買う | イベント:母なる海とメギドたち | ジョーゼツ | 饒舌 | イベント:母なる海とメギドたち | サーガス | 探す | メイン:6章2節 | ジージョ | 次女 | メイン:6章2節 | レイデン | 伝令 | メイン:6章2節 | ラレール | やられる(「やぁ、ラレール」) | メイン:6章2節 | セメルーゼ | 攻めるぜ | メイン:6章3節 | サブブカ | サブ+部下 | メイン:6章3節 | ケイカ | 「敵を警戒してるってことだろ」 | メイン:6章3節 | ナランゾン | 「わからんってことが、いないってことにはならんぞ」 | メイン:6章3節 | ボヤーク | ぼやく | メイン:6章3節 | メンドーサ | 「面倒だし、反対だ」 | メイン:6章3節 | ツギガル | 「それと「次」があるだろ、次が」 | メイン:6章3節 | アキレテス | 「呆れるぜ、何が「決」だ」 | メイン:6章3節 | イタンダ | 居たんだ | メイン:6章3節 | アーライ | 洗う | メイン:7章1節 | ミガク | 磨く | メイン:7章1節 | ツヤダシ | 艶出し | メイン:7章1節 | ウィチセ | セイウチ | メイン:7章2節 | カイル | イルカ | メイン:7章2節 | ハヤイカ | 速い+イカ | メイン:7章2節 | タシード | どうした | メイン:7章2節 | クツロギン | 寛ぎ | メイン:7章2節 | ホルン | 掘る | メイン:7章3節 | クダクター | 砕く | メイン:7章3節 | ケズリナ | 削る | メイン:7章3節 | イヌーン | 犬 | メイン:7章3節 | リコレッキ | これっきり | メイン:8章1節 | サッキーノ | さっきの | メイン:8章1節 | タクサタベル | たくさん食べる | メイン:8章1節 | クイジハットリ | 食い意地張っている+鳥 | メイン:8章1節 | ブタゴラス | ピタゴラス+豚 | メイン:8章1節 | ブタトン | プラトン+豚 | メイン:8章1節 | アルキメデブ | アルキメデス+デブ | メイン:8章1節 | アリフトデブブ | アリストテレス+太い+デブ | メイン:8章1節 | ソクラデブ | ソクラテス+デブ | メイン:8章1節 | フトレイマスグ | プトレマイオス+太れ今すぐ | メイン:8章1節 | ドカグイ | ドカ食い | メイン:8章1節 | ネテバッカ | 寝てばっか | メイン:8章1節 | ウゴカーズ | 動かず | メイン:8章1節 | ツルムガ | つるむ | メイン:8章1節 | タイガンニール | 対岸にいる | メイン:8章3節 | ホーコック | 報告 | メイン:8章4節 | シナナイン | 死なない | メイン:8章4節 キャラストーリー:プルソンB | ギーメイ | 偽名 | メイン:8章4節 | ケーダシンの幻獣軍団 (牙軍団) | 武田信玄 (騎馬軍団) | メイン:9章1節 | ウェス技研の侵略軍団 | 上杉謙信 | メイン:9章1節 | センチュート (センチュート戦争) | 川中島の戦い | メイン:9章1節 | マセタン | ませた | メイン:9章2節 キャラストーリー:プルソンB | ドコカーノ軍団 | どこかの | メイン:9章2節 | ヤブレカブレ | 破れかぶれ | メイン:9章2節 | サイゼン | 最善 | メイン:9章2節 | オードル=アーホル &トーミル=アーホル | 踊る阿呆と見る阿呆 | メイン:9章3節 |
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